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初日を拝見した感動のお礼に!出演者について まとめたブログを書いたらお陰様でわかりましたと喜んでいただけたので気を良くして(単純!)全部の演目をひとつに索引のように まとめました。ツィッターの登録をしていないと画像が表示されない場合もあるようなのでサムネイル、indexかわりに小さくして添付させていただきました。『廓三番叟』・『連獅子』の出演者紹介はこちらから音幸さんのTwitter 左は傾城の彌光ちゃん今日のお写真 pic.twitter.com/sA9qMcCiDk— 尾上音幸 (@otoyukiii) August 11, 2023『菅原伝授手習鑑』序幕 吉田社頭車引(ヨシダシャトウクルマビキ)の場の出演者紹介はこちからから国立劇場小劇場で開催中の #稚魚の会・歌舞伎会合同公演。今回は、歌舞伎俳優研修生たちも舞台で勉強させていただく機会を頂きました。特に1年目の28期生にとっては、初めての舞台経験になります。懸命に頑張る彼らへも、ぜひご声援をお願いします! pic.twitter.com/fJbqRZUVRc— 国立劇場養成所 (@kokuritsu_yosei) August 12, 2023遅くなりましたが!!先月車引メンバーで太宰府天満宮へ第29回稚魚の会歌舞伎会合同公演の『菅原伝授手習鑑』吉田社頭車引の場の成功祈願と合同公演の成功祈願に参りました!#市川河松 #中村梅大#片岡市也 #坂東家之助チケット承ります!#歌舞伎 #太宰府天満宮#稚魚の会歌舞伎会合同公演 pic.twitter.com/0UJQGArzC9— 坂東 家之助 (@yanosuke_bando) July 7, 2023三日目の稚魚の会も無事に終えました。明日も一生懸命勤めて参ります‼️#歌舞伎 #稚魚の会歌舞伎会合同公演 #車引 #梅王丸 pic.twitter.com/TFmIw4IKTG— 坂東彌紋 (@yamon_bandou) August 13, 2023車引、彌紋さん力強くて大きなやる気を感じる梅王丸。金棒引の河松さん、声が良かったなあ。そして家之助さんの破壊力がすごい。去年に続き裏切らない。大向こうさんからの支持も大きかった。 #稚魚の会 #国立劇場— hanakosweet2011🌈💙💛 (@hanakosweet_x) August 13, 2023二幕目 佐田村賀の祝(サタムラガノイワイ)の場の出演者の紹介はこちらから東京・国立劇場の「第29回稚魚の会・歌舞伎会合同公演」(8月11~15日)で「連獅子」に挑む #尾上音蔵 さんと #尾上音幸 さん。お二人に話を伺った記事をアップしました。https://t.co/bBb8FLaqsp#歌舞伎— JIJIPRESS ENTERTAINMENT NEWS/時事通信エンタメニュース (@jijicom_ent) August 10, 2023
August 12, 2023
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毎年、「稚魚の会・歌舞伎会合同公演」には、セリフがたくさんあるお役を観たい!と役者さんのご親戚、お友達の方もたくさんいらっしゃいます。うしろの方に一門の方の姿をお見受けすることも多々です♥歌舞伎を見慣れていない方にはお化粧した顔を見てもたとえ、友人でも探せなかったり、「あら。あの人じょうずね」と舞台上の熱演に好感を持っても「誰なんだかわかんない!」状況になってしまって普段の公演の時よりも、皆様 暗がりで筋書(プログラム)の小さな文字を目で追っていらっしゃいます。ごひいきをたくさん見つけてほしくて へたっぴだけどご鑑賞のお役にたてましたら 嬉しいです。
August 11, 2023
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初日です。おめでとうございます。出演者のこと わかってほしくて書き始めたけれどもう家を出なくちゃならないので説明が後回し。とりあえず写真だけでも。追記:初日の後、編集しているので「車引」と逆になってしまいました。「賀(ガ)の祝い」の出演者の紹介。 稚魚の会が初歌舞伎になる方がわかりやすいよう 僭越ながら 書きました。お父さんの白太夫(しらたゆう)さんのお祝いに3つ子とそれぞれの妻が揃いました。お父さんの白太夫は、成田屋の市川新蔵さん。松王丸に成田屋の新十郎さん(廓三番叟に出演の米十郎君は息子さん💓)奥さんの千代役に嶋之亟(シマノジョウ)さんとベテランの珠玉の演技が観られるのは国立劇場建て替えを控え、これが最後の合同公演となるから又五郎門下の蝶十郎さん、東蔵門下の東三郎さんも『連獅子』の後見で力を貸してくださっています。ご指導の時蔵さんをはじめとするたくさんの皆様、ありがとうございます。
August 11, 2023
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1.廓三番叟(クルワサンバソウ)五穀豊穣を祈り、感謝を捧げるおめでたい舞として歌舞伎ではポピュラーな三番叟(サンバソウ)。※家にあったポストカード ご参考までにこれは舞台を吉原に置き換えた色っぽいバージョン。なので傾城(人気・実力ともにNO.1の遊女です)と若い遊女(なので傾城のような打掛は着ていません)とお座敷を盛り上げる太鼓持ち(芸人さんと思ったらいいかしら?)の三人が登場します。米十郎君も彌光ちゃんもちょっとぽっちゃりして可愛い感じ。一昨年の曽我モノの時は化粧坂の少将と喜瀬川。ワ~キレイ!となるところ、ふたりが並んでいるのを観たらワ~カワイイ!と思わずニッコリしちゃった。同い年のふたりは踊りが上手なところもいっしょ。今年のお役は期待大!蝶也さんは昨年は角力場で初々しい若旦那。ムズカシイお役、大丈夫?と初日はハラハラして観ていましたが楽には堂々と間も良く愛嬌もあって成長の跡が(^-^)今年は太鼓持ちに挑戦してくれるので楽しみです。※写真は第13回伝統歌舞伎保存会研修発表会の『廓三番叟(クルワ サンバソウ)』彌光ちゃんと米十郎さんの着物の違いが分かりやすいかと拝借しました。写真では太鼓持が二人だけど、今回は太鼓持が一人です。蝶也さんは黄緑の着物を着ています。 3.連獅子(レンジシ)『連獅子』がこの会でかかるのを観るのは私は初めて。珍しい気がします。白い毛のほうがお父さん、音蔵さんが演じます。音蔵さん達の第20期は、養成所の頃から観ているので贔屓して観ちゃう。音蔵さん、毎回チャレンジャーで最初の頃はハラハラ観ていたのに今では頼もしい先輩なんですね。第20期、今年は音蔵さんだけでちょっとサミシイ。赤いほうが子どもの獅子、音幸さんが演じます。昨年の『俄獅子』で二人とも魅せてくれたのでその二人の連獅子はどんなにカッコイイかと💓ワクワクします。そうなんです。音幸さん、優しそうな感じなのに所作がキレイで素敵なんです。連獅子は大切り(最後の演目)なので盛り上がるだろうな!ユーモラスな僧の二人。蝶也さんは昨年『俄獅子』にも出ていて与五郎さんで緊張した分を払しょくするような溌溂とした動き、ああ、こっちが本領なのね。楽しそうにしているのを見るこちらも楽しかったです。河松さんと同期なんだ。河松さんは、初稚魚の会です。蝶也さんと息を合わせて丁々発止、たくさんのセリフとの格闘ですよね。團蔵さんのお弟子さんになってくださってありがとう。團蔵さんはお芝居にニュアンスや深みを与えてくれる大切な役どころをなさる方ですからそんな役者さんがふえるのはウレシイ。成長をぜひ見守りたいです。音幸さん、忙しいのに初日が終わってすぐあげて下さった。今日のお写真 pic.twitter.com/sA9qMcCiDk— 尾上音幸 (@otoyukiii) August 11, 2023お写真は左から『連獅子』音蔵さん、音幸さん。右の写真は『廓三番叟』廓三番叟の傾城の彌光ちゃんと後見の音幸さん。この気さくな笑顔と本番の端正な美しさのギャップ萌え💓
August 10, 2023
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とりあえず写真だけ。感想はまた時間がある時に(^-^;■演 目 「仮名手本忠臣蔵・五段目-山崎街道の場」早野勘平:中村橋三郎斧定九郎:中村橋吾千崎弥五郎:中村蝶八郎百姓与市兵衛:中村蝶三郎 ■日 時令和4年11月23日(水・祝)開場予定:午後2時30分 開演予定:午後3時 終演予定:午後3時30分
November 23, 2022
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「引窓」は、やゑ亮さんは誠実な与兵衛を好演、老け役が素晴らしかった市也さん、健気なお嫁さんの好蝶さん(好蝶さん、たとえば足を濯ぐにしても最後まで丁寧で、どのシーンも優しさに溢れてました)後列 左から彌紋 貴緑前列 左から 市也 松三 やゑ亮 好蝶画像は好蝶さんのインスタから拝借(*- -)(*_ _)好蝶さんのInstagram そして この場の長五郎の松三さん。前の場と長五郎が違うとお客様も戸惑うしご本人もさぞやりづらいだろうと思っていたらこれが、この場の憂いのある長五郎にピッタリはまって、ふたりの長五郎の良いところをそれぞれ観ることが出来たので得したような気分でした。(こちらも好蝶さんのインスタから拝借)来年は、どんな演目でしょうか?稚魚が鯨になるまで(^O^)成長ぶりをずっと見守っていきたいです。がんばっている稚魚のみんなを観てほしかったので都合がつく方、ぜひぜひとお誘いしてその方の都合に合わせてチケットを取ったので4日間、国立劇場に通いました。若い人たちは、初日の初々しさ、心もとなさから一日一日濃い時間を過ごしていく中で千穐楽には4日前とは別人のような堂々と板についた確かな演技を見せてくれます。いちばん油に乗った時がオシマイって毎度のことながら千穐楽は切ないですがその後、歌舞伎座で、南座で、博多座でお弟子さんの務めを果たしながら舞台に立つことで基礎体力をつけてる姿を観るのも楽しみです。そして観劇前のランチ、観劇後にカンパイ合同公演の感想を語りながら 長い時間過ごせて楽しい毎日でした。コロナ禍とお互いの多忙でなかなか会えない日々なによりの夏休み(お盆休み)となりました♪来年、どんな演目で どんなお役で再会できるのでしょうか?今から楽しみです。
August 16, 2022
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さて、主人公の濡髪長五郎登場もともと長身の喜楽君さらに恰幅良くて風格在り私が「濡髪」と聞いてパッと思いつくのは当代芝翫さんか白鸚さん。喜楽君のは白鸚さんを彷彿とさせる、と思ったら高麗屋さんのご指導を受けたそうな。角力を取る場面はないのに強そうにそして大人物に見せるのはセリフ以上に難しそうところが喜楽君も堂々と濡髪を生きていた。澤瀉屋から出演するのは稀だから応援してあげたいの、と誘った私としては元気に頑張っている姿を観られたらそれだけで満足だけどお誘いした方が皆さん口を揃えて「(体躯だけじゃなく)大きいね」「立派だったね」とほめて下さって本名の頃から観ているので音蔵さんの「紅翫」の時もそうだけど養成所の20期の活躍は感無量
August 15, 2022
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片肌脱ぎの彌紋ちゃん、初敵役。愛されキャラのイメージが邪魔をしてまだ憎らしく見えない(貴緑さん共々、イイ人にしか見えない問題は 千穐楽までには解決しました。場数って必要!)一方、からむ放駒長吉は家之助さん第一声から衝撃的!本日無事に第二十八回稚魚の会・歌舞伎会合同公演が千穐楽を迎えました。誠にありがとうございました。崇拝する十五代目市村羽左衛門旦那と同じ形で写真撮らせて頂きました。#歌舞伎 #国立劇場#稚魚の会歌舞伎会合同公演#角力場 #双蝶々曲輪日記#放駒長吉 #放駒 #長吉#橘屋 #坂東家之助 pic.twitter.com/xIVjAhnbHS— 坂東 家之助 (@yanosuke_bando) August 16, 2022昨年のあの麗しい大磯の虎 この方はビジュアルが身上の役者さんかと思っていたら 本日無事に第二十七回稚魚の会歌舞伎会合同公演は千穐楽を迎える事が出来ました。足をお運びくださいました皆様、誠にありがとうございました。今後とも末永いご贔屓の程よろしくお願い申し上げます。#歌舞伎 #国立劇場#稚魚の会歌舞伎会合同公演#大磯の虎#橘屋 #坂東家之助 pic.twitter.com/taaWsr8PLz— 坂東 家之助 (@yanosuke_bando) August 22, 2021声も良く達者なこと!こういう発見があるのが この会のいいところ!さて 「なんじゃい なんじゃい」と言いつつちょっとも怖くない 優し気な若旦那どなたでしょう、と思ったら蝶也さん登場早々の長セリフ吾妻と恋仲であること今去った侍が恋敵であり、若旦那が贔屓する濡髪のライバルを応援していることを詳しく説明する前段がないのに 負け犬の遠吠え的なひとりごと伝えるのタイヘン!とハラハラ見守る次第に調子があがってきた蝶也さんお客さんを見方につけちゃうとこ、与五郎さんの真骨頂今月の16日稚魚の会の千秋楽を終えました。無事にこの公演を終えることが出来ましたのは、これもひとえにご来場頂きました皆様方のおかげです。誠にありがとうございました。#歌舞伎 #稚魚の会歌舞伎会合同公演 #国立劇場 #千秋楽 #やゑ助 #松三 #好蝶 #米十郎 #市也 #貴緑 #蝶也 pic.twitter.com/xWN2wzJBcX— 坂東彌紋 (@yamon_bandou) August 19, 202213日、この日 ご一緒したのは仕事でご一緒したことある3人とは言え、それぞれは初対面ニザ様ファン、前回観たのはいつだったかしら?、全く初めて!と歌舞伎に関してのキャリアはみごとにバラバラ若い人を応援しよう!ということで大雨の中付き合ってくれました。駅で別れる時に手を振りながら言ってくれた「今度また誘ってね」の言葉に思わず 心の中でガッツポーズ!
August 13, 2022
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『角力場』演出だいぶ変わっていた小屋のまわりにたくさん人が集まって当時の相撲人気を表したり、吾妻と与五郎が茶店でじゃらつくところもないから相当難度があがっていたのはコロナ禍ゆえ?「長吉勝った!」「長吉勝った!」と興奮した人々が次々に飛び出てくるお馴染の場面もない(予習で観た平成30年高麗屋襲名時の「角力場」ではニコニコした彌紋ちゃんとまだ初々しい喜楽君が「長吉 勝った!」と手をたたきながら出てくる)そんなことを思い出していると すぐ脇を米十郎さん@吾妻を連れた竹蝶さんが通り過ぎる(米十郎さん、可愛らしいコト。筋書の表紙も描いてくれました)昨年の「おはま」ですっかり惚れてしまった竹蝶さん、もう出番がオシマイ竹蝶さ~ん( ;∀;)この短い場面なのに、汗がにじんでいるのが見えた新町の雰囲気を出したら、後は裏で若い人を支える側にまわるのですね12日、稚魚の会は、はじめて、と言う方をお連れしてドキドキ迎えた初日。花外とセンターお席が2枚ずつ別れたけれど初歌舞伎の方に臨場感を味わっていただきたく(歌舞伎通のお二人には集中できるお席に(^O^))想像以上の熱演に皆さん驚かれていました。筋書を買って出演者のこと もっと知りたいと熱心におっしゃってくださって お誘いして良かった。明日は、素敵な女性3人と一緒に観ます。
August 12, 2022
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August 12, 2022
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毎年お盆の時期の愉しみは「稚魚の会・歌舞伎会合同公演」今年、20期は音蔵君と喜楽君なにより嬉しいのは『角力場』の濡髪長五郎の喜楽君初登場もうすぐ10年 初めてのことに挑む喜楽君7月公演も3日目終了。當月はなかなか大変ですが気を緩めず、歩みを止めず威勢良く舞台に立てたらと思います。写真は風の谷のナウシカよりクシャナ軍#歌舞伎座#坂東彌紋#市川瀧昇#並木敏郎 pic.twitter.com/phgqBKP7eG— 市川喜楽 (@ichikawa_kira9) July 6, 2022かたやレギュラーのような音蔵君は『俄獅子』の鳶頭 清松真摯に踊りと向き合うと決意も新たにひさしぶりに引っ張り出した「研修修了発表会」のプログラム。第17回稚魚の会・歌舞伎会合同公演 『壽曽我対面』対面の時、全員で並び大名だった時等間隔に並べなかった20期衝撃的だった並んでいるのが当然だと思っていたから慣れないと並べないんだ!名題さん達が整然と並んでいるのは切磋琢磨した成果だったんだ!応援し甲斐があるなぁ(≧▽≦) 20期!それから月日は過ぎて先月の『風の谷のナウシカ』やその前の「荒法師」でも舞台の華やかさを一段ともりあげる人になった喜楽君毎年の「稚魚の会」で『紅感』『魚屋宗五郎』などのムズカシイ役をりっぱに演じきった音蔵君和樂webさんに取り上げて頂きました。是非ご覧下さいませ😊歌舞伎でキレッキレのNiziUダンスも!アクロバティックな立廻りで大活躍「やゑ亮&音蔵コンビ」に注目! | 和樂web 日本文化の入り口マガジン https://t.co/XejypSiyDm— 坂東やゑ亮 (@yaesukebando) March 9, 2021捕手や四天の時は切れ味の良い動きで魅了してくれるけれど出番としては長時間じゃないから セリフも表情もジックリ観られる この会は私にとって毎夏、欠かせないものです歌舞伎のお弟子さんは、脇役とは言いながら歌舞伎の真ん中を支える実力者であることを実感する5日間です
August 12, 2022
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〇半蔵門駅 B1出口から坂道をあるくので日傘等お忘れなく〇B6出口ならエレベーターがありますが、ちょっと遠回り〇13時開演 開場は30分前 (※前日電話で確認したけれど初日があけ、変更があったら 気づき次第修正します)〇終演は16時予定 ➡️ 初日のタイムテーブルは16:15でした(※前日電話で確認したけれど初日があけ、変更があったら 気づき次第修正します)〇イヤホンガイドはありません。筋書(プログラム)は 購入できます。今年は米十郎さん画のステキな表紙〇早く着いた時の時間調整は劇場の敷地内の 「伝統芸能情報館」がおススメです。10時から18時、 歌舞伎や文楽の資料の展示をながめたり、動画も鑑賞できます(涼しいですし、おトイレも借りられます。炎天下、開場を待って 熱中症にならないように、皆様 お気をつけください)〇基本的なコロナ対策をなさってください。 マスクをしているからと、大声でおしゃべりなどは禁物です〇体調の悪い方は無理に観劇せず、事前にチケットセンターに 連絡して払い戻しの手続きをなさってください〇歌舞伎見物の愉しみの一つはお席での飲食にもありますが 現在、自分の席でも一階のロビーでも飲食は禁止です〇幕間(まくあい・休憩時間のこと)はたっぷりあるので トイレもあわてて 行かなくても大丈夫〇幕間に、2階、3階の休憩室で飲食できますが、 食べ終わったら席を譲る、マスクを外している状態なので 会話は控える等、配慮が必要です 「第28回稚魚の会・歌舞伎会合同公演に行きませんか?」とお誘いしても、無理かしらと危惧はあったの。お盆の時期だから、歌舞伎座の納涼歌舞伎を観るのでそんなにアレコレ観られないの、そして、コロナ禍で外出を控えている人それでも、趣旨に賛同して、来てくださる「一度、歌舞伎が観たかったの」とおっしゃるあなたへはじめての方に役立ちそうなこと メモしました備忘録と他にも、国立劇場がはじめて、と言う方へお役に立ったら ウレシイです
August 11, 2022
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雨が降っても 台風がきてもよいので中止にだけはならないで!とヒヤヒヤしたけど無事 初日を迎えられそうで ホッ!国立劇場の養成所の20期は、研修中から観てきたので音蔵君が今年はどんなかしら、というのも楽しみですしこの会では珍しい喜楽くんの出演が殊の外うれしいのですお弟子さんとしてのお仕事の中、限られた時間を稽古に勤しんだ皆様へエールを送りたいです 第28回稚魚の会・歌舞伎会合同公演
August 11, 2022
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「角力場(すもうば)」登場人物と役者さんがわかりやすいようにまとめたつもり1年ぶり?くらいにパワポにトライしたら だいぶ時間がかかっちゃった!私は毎年楽しみなんだけど今年はコロナで集客が苦戦している様子お弟子さん達の晴れ舞台なので ぜひ!と友達に声をかけまくったら 歌舞伎は観たことない!という人まで「観に行きたい」って手をあげてくれた(T_T) なのではじめての人向けに作ってみた!ウーン もうちょっと時間があれば(あっても たいして変わらないかな (⌒▽⌒)アハハ!)下の画像は 昨年千穐楽の 貴緑さんのTwitter 本日、無事、「稚魚の会・歌舞伎会合同公演」の千穐楽を迎える事ができました。この様な厳しい状況の中で無事舞台を勤めさせて頂けましたのは国立劇場の関係者様をはじめ講師の先生方、またご来場くださいました多くのお客様方のお力のお陰と深く感謝いたしております!本当に有難う御座いました🙇🏻♂️ pic.twitter.com/J4idLsHhmA— 尾上貴緑 (@pGSD6yqOmp475uK) August 22, 2021
August 11, 2022
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8/18 私の夏の風物詩である公演です(毎年、感想を書くのが遅いのも恒例です(;'∀'))一年に一度の晴れ舞台開催が決まってからも、いつ中止になるかわからない不安と背中合わせでお稽古を続ける皆さんのお気持ちは察するに余りあり、いつもの年に増してドキドキ!小劇場に一歩入って、すぐに旧知の顔を見つけそこで早くも感極まったリスクを考え、慎重になるから観劇回数もグッと減っている時にその大切な一回を、この回にあててくれた!!で、思わず声が出て駆け寄ってハグしそうになり係の方のご注意を受けるご迷惑をおかけし、すみませんそこで今は一人一人がちゃんと注意してお芝居を観ないといけない時代なんだと気を引き締めて、席へ第27回稚魚の会・歌舞伎会合同公演 千穐楽おめでとうございます。土曜日に2度目の見物。見違えるような成長ぶり、5日間では短すぎる。5日間ではもったいない。帰り道、友人の「やっぱり舞台に立つって特別」の言葉にうなづいた。普段歌舞伎を支えてくれる人達の晴れ舞台 #国立劇場 #13時開演 pic.twitter.com/JW9P3jZflW— じぇり☆ (@j_kikimimiya) August 22, 2021お盆の時期の開催なので毎年断念している人も含めお弟子さん達が活躍するこの合同公演は私たちにとってもかけがえのない公演ですが(期間が短いので完売にはなりますが)まだまだ存在を知らないお客様も大勢お弟子さん達が活躍する場所がもっと増えたらウレシイですし自由時間の少ないお弟子さん達ですから年に一度だとスケジュールを合わせづらいせめて二度、三度上演出来たら発揮する機会がふえるのにって思いますあと、せっかく観に来てくれて名前や顔を覚えたくて何度も筋書と舞台を見比べている方をよく見かけます私たちは慣れているので 腰元は右から左に順番に並んでいるとか主役なので基本、上手とかルールがわかるので探しやすいですがはじめて歌舞伎をご覧になる方にはなかなか難しいようです拵えの写真を配布していただけたら覚えやすくて、今後、他の劇場でも贔屓にしていただける良い機会になるかもぜひご検討よろしくお願いいたします♪21日にもう一度行きましたほんの数日しか経ってないのに見違えるように完成度が高く手がちぎれそうなくらい 拍手!コロナ禍で役者さんに会えないので今までのように ロビーのお見送りの時「素敵でした!」と伝えられないもの足りなさは否めないけれど無事上演できたことに感謝です今回もたくさんの感動があり好きな役者さんがふえ歌舞伎がますます好きになりましたありがとうございました昨日は稚魚の会の千秋楽を迎える事が出来ました。このような状況下の中開催出来ましたのも国立劇場の関係者様はじめ講師の先生方ご来場の皆様のおかげでございます。誠にありがとうございました。これからも精進して参ります。来月は南座にです。#緑丈 #彌風丈 #新八丈 #梅寿丈 #卯瀧丈 #左次郎丈 pic.twitter.com/Uq5byWQE2r— 坂東彌紋 (@yamon_bandou) August 24, 202120期は養成所に入った時から見続けているので舞台を観る度、今日は二人一緒、三人観られたと楽しみにしているのですこの舞台観ていたら泣いてたわ、きっと今月は同期が初めて同じ劇場に揃いました。出会って約10年。役者になって約8年。全員が揃うのは嬉しいです。皆、良きライバル、仲間、一言で言えない存在です。#歌舞伎 #20期 #尾上音蔵 #坂東やゑ六 #尾上松悟 #中村仲助 #中村仲弥 #市川喜楽 #神田祭 #若い者 pic.twitter.com/70EIWusOJo— 市川右田六 (@iBE6PYFhdhXQVG6) February 12, 2021開催までに尽力してくださった皆様に心からの感謝と出演者の皆様には心からの期待を!最後にコロナ禍の国立劇場の様子がわかるTwitterカルチャー終わる頃にはすっかり晴れ、次はワクチン接種と稚魚の会のお稽古のために国立劇場へ。2回目の接種会場は大劇場で、また舞台で接種⁉️と期待しましたが1、2階のロビーを使っての接種で、前回よりかなりスムーズでした😌後が稽古なので着物で行きましたが、接種に問題は無かったです🎵 pic.twitter.com/5BXinLRQB8— 藤間涼花 (@BellFlower522) August 10, 2021藤間涼花さんのお名前も筋書にありましたね、どうもありがとうございました。
August 21, 2021
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2021年今年は初日の18日と21日の2度拝見「釣女」で橋吾さんが醜女(シコメ)をするのを楽しみにしてました。(ビックリ。イマドキのPCは「しこめ」が変換できない。「こうのもろなお」をちゃんと「高師直」って変換するのに。差別用語なのかしらん。気が利きすぎ)与三郎の「お富」、修善寺物語の「かつら」の好演ですっかり私の周りの橋吾ファンが名前も顔もしっかり覚えた好蝶さん今回は上臈で三度目の共演山形コンビは来年はどんなお役で魅せてくれるのか今から楽しみです。大名はどなたでしょう。風格があって、お声も良くて大名がドッシリ決まっているから太郎冠者のコミカルさ際立って イイ感じ右左次さんでした。大名が右左次さんで良かった。そして、本日発表されましたが、今回、稚魚の会歌舞伎会合同公演に参加させて頂き、『釣女』 大名某を勉強させて頂く事となりました。 無事に開催出来るよう、精一杯努めて参ります。#稚魚の会歌舞伎会合同公演 #釣女#大名某 pic.twitter.com/gsk9j4buZD— 市川右左次 (@kinosuke57) June 4, 2021泣かせるより笑わせるほうが難しいってよく言うから太郎冠者プレッシャーハンパなかったはず新次さん、良く乗り越えてたと思うチームワークバツグンたくさん笑わせていただきましたさあ!明日はいよいよ千穐楽です!!このような状況下の中、満員御礼が続きました事、本当に有難い気持ちでいっぱいです。さあ、あと1日!!頑張ります!#合同公演2021 #稚魚の会歌舞伎会合同公演 #釣女#中村橋吾#市川新次#中村好蝶#市川右左次 pic.twitter.com/Um11v8nccR— 市川右左次 (@kinosuke57) August 21, 2021いつもは主役を支える側の役者さん達個々に力のあるお弟子さん達がいるから歌舞伎に魅力や説得力が増すんだとつくづく思う出演者の皆さん歌舞伎の世界にいてくださってありがとうございます稚魚の会歌舞伎会合同公演、本日無事に千穐楽を迎えることができました。皆様よりいただきましたご声援がどれだけ力になった事か!皆々様へ心より、大感謝を申し上げます。釣女 醜女 を勤めて中村橋吾 拝#稚魚の会歌舞伎会合同公演#合同公演 #釣女 pic.twitter.com/BflhrSmPxL— 中村橋吾 (@ha_shigo) August 22, 2021
August 21, 2021
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千穐楽の前の日に2度目の観劇。初日は自分が出るわけじゃないのにドキドキしてましたが、今日は安心して楽しめました妹を亡くした宗五郎宅を訪ねる弔問客梅乃さんのセリフの心地良さ最初にこの会を観始めた頃は梅乃さんが良く出ていらしたので梅乃さん観るのが嬉しかったこと懐かしく思いだしたりして梅乃さんの娘役がこの春デビューした新人の左次郎さん『稚魚の会・歌舞伎会合同公演』先日無事に千穐楽を迎えることができました!!春駒の後見、魚屋宗五郎のおしげの役、この経験は確実に自分にプラスになるものを得ることができました!ご指導くださった講師の先生方、先輩方、そしてご来場くださいました皆様へ心より感謝を申し上げます! pic.twitter.com/FbNRwK91Eu— 市川左次郎🥚新人歌舞伎役者 (@Sajiro_Predator) August 23, 2021先輩役者さんが手を差し伸べて新人さんを引き寄せて新人さんは精一杯背伸びして先輩役者さんに追いつこうと力を尽くすので1+1以上の舞台が出来るその奇跡がその輝きが客席から観えるから毎年、出来るだけ足を運びたくなる魅力があるのだと思います本日も無事に終えました❗米十郎君とはお芝居で絡むのは初めて!あと1日!一生懸命勤めます‼️#歌舞伎 #国立劇場 #稚魚の会歌舞伎会合同公演 #米十郎丈 pic.twitter.com/PkHGnSv3Ei— 坂東彌紋 (@yamon_bandou) August 21, 2021私達は、「彌紋ちゃん」「彌紋ちゃん」って若手役者として応援していたのですが今や、米十郎君たちの頼もしい先輩役者なんですね幸四郎さんチャップリンの時のコミカルな役がとっても良かったので今回のお役もね 楽しみにしてました重く沈みがちな物語を明るくしたり宗五郎との絡みでリズムを作ったり要の役をしっかり演じてくれて「ああ、彌紋ちゃんだな」って安心気風の良いセリフ回しと声が気持ちいいです花道を通って帰って来た宗五郎が音蔵さんと知って 「え!」彼は、毎年チャレンジャーですが😊善戦していることも!良く知ってますですが、恰幅の良い宗五郎を見慣れているので若くてスリムな宗五郎に拒絶反応😅しかも、姉さんにしか見えない女房だったのでところが女房いいな!誰でしょ竹蝶さん、え、竹蝶さん養成所15期同期のいてうさんとかなめさんと橋吾さんが口を揃えて「竹蝶がココに居たら」と言っていた竹蝶さん竹蝶さんは時蔵さんのお弟子さん時蔵さんのカッコイイおはまさん直伝だもの無敵に決まってるそのうえで竹蝶オリジナルの魅力も!音蔵さんだって菊五郎さん直伝の最強の宗五郎だんだん調子があがってきたらビジュアルは気にならなくなりました😄18日に観た時は、すっかりお似合いの夫婦そうそう、彌風さんの家老がカッコよかった!蝙蝠安も俊寛もなにを演じても自分のモノにして彌風さんってどれだけ引き出しあるんでしょ。三谷さん、やじゅさんのお弟子さんを大河ドラマに出してくれたら面白いのに忍者でも丁稚でも傾城でもなんでもござれだいいなー、世話物。歌舞伎は高尚なものだからと二の足踏んでいる人モッタイナイ先日仁馬さんと弁橋兄さんと国立劇場『稚魚の会・歌舞伎会合同公演』へ。春駒の音幸さんの五郎がとても似合っていてカッコよかったです🤩うちの師匠が酔っ払ってよく五郎の真似をしていますが、この真似をしているのか~!と理解深まる。本物はやっぱりスゴかった✨あと竹蝶さんのおはま素敵でした✨ pic.twitter.com/gIBjettylA— 三遊亭遊七 (@yuushichi7) August 22, 2021新人歌舞伎役者の左次郎さん、学ぶことたくさん、旦那のお世話もきっとあるでしょうからとっても忙しいはずなのに、興味を持ってもらう為マメに配信しているようですご自身のお勉強かたがた、演目のエピソードとか旦那の様子とか、いろいろ教えてくださると嬉しいです皆様お久しぶりです!左次郎です!!稚魚の会に向けてのお稽古のため投稿しばらくお休みしてしまいましたが、久々の舞台!茶屋の娘として、しっかりとお役を務めさせていただきます!この様なご時世ですが我々も感染対策を心がけ、安心して皆様が劇場にいらしてくださるのを心よりお待ちしております! pic.twitter.com/gMeGciNI2K— 市川左次郎🥚新人歌舞伎役者 (@Sajiro_Predator) August 17, 2021このテディベアが可愛いのでガラス越しでなくしっかり拝見したいといつも思います
August 18, 2021
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8月18日 第27回 稚魚の会・歌舞伎会合同公演 初日稚魚の会・歌舞伎会合同公演の初日を終えることが出来ました。役柄が真反対の2役、教えて頂いたことを大切に千穐楽まで精一杯勤めたいと思います。#稚魚の会歌舞伎会合同公演#合同公演2021 #国立劇場#対面花春駒 #釣女 #魚屋宗五郎 #瀧乃屋 pic.twitter.com/HkdtmGrXQE— 市川 卯瀧 (@Utaki_Ichikawa) August 18, 2021曽我兄弟の出てくる対面は見慣れているけれど今回は『対面花春駒』「対面」の場面の直前を舞踊仕立てにしたもの江戸時代はそれが慣習だったんですって筋書から情報収集、と、せりがあがって目の前に舞鶴キレイ!ウットリ!#稚魚の会歌舞伎会合同公演三日目も無事に幕が開きました😊写真は片岡市也(かたおかいちや)さんと📸片岡市蔵(いちぞう)さん門下のお弟子さんです。市蔵さんより御用命頂き、市也さんの唄のお稽古を私が付けております。何事にも素直で真摯に取り組む青年なのでこの先が楽しみです! pic.twitter.com/0ViC5LnxVG— 三代目 柏 要二郎 (@sandaimeyojiro) August 20, 2021いつもはどちらか一人なのに向こうに朝比奈も見えてお得なカンジ五郎、十郎が花道から登場する時の持ち物がいつもと違うこれがタイトルにもある「春駒」五郎は音幸さん、十郎は卯瀧さん大きな舞台で演じる二人のドキドキと敵と対面する兄弟が重なる初日の緊張を溶かしていくような客席の温かさふだんより若者の姿が多いのはお友達や兄弟、従兄弟などが応援に来てくれるから特に貫禄が必要だからたいへんだろうなと観ているほうがハラハラしちゃうのに工藤の福五郎さん立派だった同様に、大磯の虎、大役なのでさぞかし、とドキドキしながら観ちゃうけど、家之助さんがお若いのに傾城の艶やかさの中に気品があって正面から観たかった!本日無事に第二十七回稚魚の会歌舞伎会合同公演は千穐楽を迎える事が出来ました。足をお運びくださいました皆様、誠にありがとうございました。今後とも末永いご贔屓の程よろしくお願い申し上げます。#歌舞伎 #国立劇場#稚魚の会歌舞伎会合同公演#大磯の虎#橘屋 #坂東家之助 pic.twitter.com/taaWsr8PLz— 坂東 家之助 Official (@yanosuke_bando) August 22, 2021そして「ひとつなぎの会」で踊りの実力で観客を圧倒した彌光ちゃんが化粧坂少将で今までの少将のイメージとちょっと違っていたので気になって、気になってそしたら、なんとお隣の喜瀬川が彌光ちゃんと似た雰囲気で可愛らしいこと後で調べたら喜瀬川は新十郎さんの息子さんで米十郎さん今年20歳だから彌光ちゃんと同じ年 のびしろしか無いわ♪の皆さんを観られてホント 良かった!『第二十七回稚魚の会・歌舞伎会合同公演」本日初日。『対面花春駒』の立三味線を勤めさせて頂きます。世襲ではない環境からこの世界に入ってきた若手俳優さんたちの晴れの舞台。一生懸命演奏させて頂き、彼らが輝けるよう少しでも貢献したいです。#稚魚の会歌舞伎会合同公演 pic.twitter.com/4KNiz3YiY8— 三代目 柏 要二郎 (@sandaimeyojiro) August 17, 2021第二十七 #稚魚の会歌舞伎会合同公演 二日目も無事に幕が開きました。今日は開演前に #坂東彌光 さんと写真を撮りました🤳彌光さんは私のところに三味線のお稽古で通ってくれています。専門外の事も積極的に勉強する素晴らしき二十歳の若手俳優さんです!! pic.twitter.com/QH7Yzjnztp— 三代目 柏 要二郎 (@sandaimeyojiro) August 19, 2021私が初節句のお祝いでいただいた日本人形歌舞伎を観るようになってから「八重垣姫」や「汐汲み」の演目がわかって嬉しかったけれど「春駒」は謎だった今日、「春駒」は曽我兄弟だとわかってお人形への愛しさが増した((♡▽♡))
August 18, 2021
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毎年、楽しみにしているこの会ですが、なんと!私、2020年の初歌舞伎!3月の明治座の花形歌舞伎は中村屋なので張り切って、先行販売で購入したチケットなんども買い替え、取り直し。払い戻しの前に何度も買うのでお財布共々悲鳴をあげていた 春を過ぎコロナ禍のために振り回され続け、祈るような気持ちで向かえた観劇日でしたソーシャル・ディスタンスを考えて対策アレコレ面倒はあれども、無事に観られるだけでもありがたいです。ここ数年続けての出演が楽しみな橋吾さん、桂太郎さんお久しぶりの梅乃さん、昨年から一段と魅力を増した好蝶さん等熱く、丁寧な、清々しい演技を観られて大満足。とりわけ、今年が合同公演最後となる新十郎さんを存分に観られたことがなによりでした。
August 19, 2020
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今年の稚魚の会・歌舞伎会合同公演は、二回だけ、しかも諸事情で、昨日と連日の観劇。ほんとうは初日頃に観て、数日後の変化を楽しんだ後、しみじみ千穐楽を観たいのが本音だけど。昨日とじゃ、あまり変化ないだろと思っていたらなんだか、今日は数段、完成度高いぞ!この人たちの一所懸命さは、多くを吸収している。たった5日じゃなく、もっと続けさせてあげたい。10日、20日と積み重ねたら、どこまで昇華するんでしょう。昨日も素晴らしかったけれど、今日はそれを超えていたと送り出しの時に、伝えたら、皆様、「千穐楽だから楽しもう」って決めたんだって。肩の力が抜けたことが良かったんですね。歌舞伎を愛する若者たちの想いがストレートに届きましたよ。附け打ちさんの青木さんも、新人さん。一緒に成長する姿を来年も楽しみにしていますね(^^)/昨日も、イイ女っぷりがお富さんにピッタリだった好蝶さん。平成八年生まれ、時蔵門下の女方さん。今日は、硬さが取れて、さらに色っぽかった!お富さんちのおよしさんは、尾上緑さん。番頭 藤八っつあんとのやりとり最高。桂太郎さんと緑さんはこの会の要です。毎年、いろんな役でお芝居を引き締めてくれる。今年はロビーで桂太郎さんの姿をお見かけできず残念でした。緑さんのSNS与三郎が橋三郎さんで良かった。芝翫襲名後の大切な舞台で、後見を務めているのを何度も観ていますが佇まいがね、清々しくて。日に日に洗練されていくのが手に取るようにわかるので、成駒屋さんを支えている人の晴れ舞台が嬉しかったのです。彌十郎さん、笹野さんが演じたので安も気になる役どころ。それが彌風さんだもの、面白くないわけはない。ただ、いつもの彌風さんの声じゃないみたい。声を役に合わせて作っていたとしたら、最後までその声で通していたので、さすがの役作りなんだけど「彌風さんのふだんの声でいいんじゃない?」なんて平成中村座の試演会での彌風さんのこともずっと観ている友達と観劇後はアレコレと。(個人の感想ですm(__)m)やごの会で「浮名横櫛」演ったらいいのに。その時は多左衛門がやじゅさんで新吾ちゃんがお富さんで…彌紋ちゃん、番頭さんとおよしさんのどっちがイイかな。(個人の妄想ですm(__)m)今年の稚魚の会、お席に恵まれていました。最初は全体が観られる後方で、翌日は最前列。「切られの与三」源氏店の場だけなら、前で観たいですから。書ききれないので、割愛しますが、どの演目も夢中で観てました。毎年、好きな役者さん、応援したい役者さんが増えます。そうすると本公演を観る時の楽しみも増えます。こういう機会がもっと増えますように。
August 19, 2019
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「稚魚の会」は国立劇場の歌舞伎俳優研修制度の修了生、「歌舞伎会」は俳優に直接弟子入りした役者のこと。一般家庭の出身の彼らは、歌舞伎の舞台に出演するだけでなく、師匠のご用もし、そのお子さんが小さければ、そのお世話もする大忙しの毎日。その皆さんが主役から脇役迄全部を演じるこの会は毎年のお楽しみ。特に養成所の頃から観ている20期の活躍を観たい捕手や四天、後見などセリフがない役でも、危険な役でも、日頃頑張っていても、出番が少ないわけですがこの会に来れば、タップリ観られるのが嬉しいです。https://www.pictame.com/media/2114191395123254366_3427380696今回いちばん楽しみにしていたのが「棒しばり」そして、ナイショですが、いちばん心配だったのも「棒しばり」だって、三津五郎さんと勘三郎さん、踊りの名手二人の「棒しばり」を観てしまったら、そんじょそこらの「棒しばり」じゃね。なんて生意気m(__)mいえ、何度かいろんな役者さんで拝見し、難しいな、楽しいなと思う分、じゅうぶんなお稽古時間もないのに、大丈夫なの?と贔屓なればこそ気がもめたのでした。だってね、毎年観ているので、松悟さんが腕を上げているのは知っていましたが真面目なイメージだったので、ヤンチャな次郎冠者の悪い奴だけど憎めない愛嬌みたいのはね、踊りのフリを覚えた上に相当難度高いんじゃない?って思ったし大名と太郎冠者だって、ね。いくら達者な桂太郎さんと橋吾さんだってね。松悟さんのインスタところが想像をはるかに超えて bravo!ムズカシイお扇子キャッチもビシッと決まり、おおらかな大名としょうもない家来のバランスも良くてのびのびと楽しそうに踊っている姿をずーっと観ていたいと思いました。松悟さん共々20期の音蔵さん。やゑ亮さんと音蔵さんは「三社祭」音蔵さんとやゑ亮さんはフレッシュでキレが良くって観ていて気持ちのいい 踊りでした。音蔵さんのインスタ松悟さんとやゑ亮さんが立師としても頑張っていると知って思い切って御園座まで(人生初御園座)八犬伝を観に行った私としてはここでも活躍するお二人が観られてカンゲキ。20期のやゑ六さんの姿がなくて、寂しいな。(後から知ったけれど、やゑ六さんは歌舞伎座でした)
August 18, 2019
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第24回 稚魚の会・歌舞伎会 合同公演今年が最後の出演となる芝のぶさんを見逃すまい!そして、初の老け役、今まででいちばん悪役の橋吾さんがどんな頓兵衛を見せてくれるか、先だって、金丸座で行われた伝統歌舞伎保存会の研修発表会芝のぶさんが静御前、橋吾さんが忠信を演じたのですが観られなかった悲しさ、悔しさを払拭してくれた今回の公演です。ただ、綺麗な芝のぶ御前に従順な忠信橋吾は想像できても、健気な娘に手にかける因業な父親とは、あまりにも非情すぎて思考停止!だから観なくちゃね!(^^)/この難役をお二人は日に日に深め胸打つ舞台を築き上げ初日はちょっと怪しかった音蔵さんの動きも格段の進歩となればもう一度観たい!となって、有給休暇と当日券のお世話のもと(^m^)千穐楽の国立劇場小劇場へ。(超プレミア、奇跡の3席のうちの一席)劇場の片隅でも!パイプ椅子でも!観られただけシアワセ!と、三回目の矢口渡でございます。(ここのパイプ椅子は座りやすいし、 一番後ろでもとっても観やすかったです。)(国立劇場で咲いてたヤマボウシ、可憐でお舟ちゃんを思わせます)初日から毎日進化し続けた舞台。この日で見納めなのが惜しい。25日の興行だったらいいのに。と、毎年思う!芝のぶさんの渾身の演技、恋する娘の健気さ、ひたむきさ、歌舞伎を観始めたころは気やすく芝のぶちゃん、可愛い!!なんて言ってましたがこの頃は素晴らしすぎて、芝のぶ様!とでも言いたいくらいです。ふだんの好青年のイメージをかなぐり捨てた橋吾さん。ガチャガチャ刀の鍔を鳴らしながら、怪しげな蜘蛛手蛸足のひっこみも見納め。子を持つ親は一谷嫩軍記~熊谷陣屋で演じてましたが同じく我が子を手にかけるにしても、直実と大違い。直実も非情だけど、他に選択肢のなかった時代に生きた武士には無理からぬことと、同情の余地がある。頓兵衛にはない。いえ、頓兵衛には彼なりの義があったのでしょうか。尊氏に対しては忠義になるのでしょうか。上演が少ない演目なのによくぞここまで頓兵衛を作り上げたものだと橋吾さんの熱心さに感動し憎らしさの塊の頓兵衛の内面の哀しみが見えるように感じた最期。あなたが手塩にかけて育てた二人がこんなに、こんなにりっぱに舞台を務めていますよ。大劇場のように客席を夢中にさせていますよ。と心の中で叫んで観ていましたが、きっと神谷町の旦那、幕だまりのあたりでご覧になっていたに違いない。きっと、たくさん、たくさん、褒めて下さっていたと思います。そうそう、芝のぶさんとからんでいた音蔵さんは、昨年も成駒屋の家の芸「紅翫」長丁場を演じてくれましたね。日に日に呼吸も合って、千穐楽の日の立ち回りは迫力があってお舟ちゃんの哀れさが引き立っていました。先代芝翫さんは音蔵さんもきっと褒めてくれてますね。さて千穐楽、ドキドキの初日から毎日真剣に務めた成果が表れていました。松悟さんと仲助君。すっかりお役を自分のものにしていた同期のお二人です。(音蔵さんともども20期)大きなお役をりっぱに務められる実力のある若者たちが歌舞伎座の舞台を支えてくれるのはウレシイ限り。来年も合同公演に出てくれたらいいのにな。成長ぶりを観続けたいです。中村芝のぶ、今も続く師・芝翫との対話『心霊矢口渡』は観たことがなかったので、どんな作品か検索していたら写真がたくさんで、あらすじも詳しいblogがありました。矢口渡 前半矢口渡 後半
August 20, 2018
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「対面」の後、二幕目は「勢獅子」踊りの名手の新十郎さんが鳶頭鶴吉。その姿を観られるだけで贅沢なのに若い鳶の亀吉に松悟さんが抜擢されていて仲助君同様、20期。(写真は松悟さん、後ろが仲助君)春に「ひとつなぎの会」で久しぶりに喜楽さんと右田六さんの成長ぶりを観た後なのでここで松悟さんをジックリ観られるのはほんとウレシイ。新十郎さんの踊りにウットリと見とれ、新十郎さんと対の役なので、追いつけ追い越せとと松悟さんのまっすぐな闘志が頼もしく、歌舞伎座でお名前を見つけても、動きの激しいお役だとその姿を追うのが難しいけれど、こんな風にジッと観ていられる稚魚の会は、ホントいいなぁ舞台で居並ぶ皆様の中でひときわ目を引くのは芝のぶさん。艶やかで、風を送る手つきも洗練されて麗しい。芸者さんの中に好蝶さんと蝶次さん。先ほど「対面」では緊張の面持ちで居並んでいたのにくつろいだ笑顔で話しているお二人が可愛いです。ホンワカするなぁ。好蝶さんは時蔵さんの、蝶次さんは、歌六さんの一門なんですね。そんな風に良い役者さんを見つけたり、お顔やお名前を覚えられる楽しみも、この公演の良さ。同じく景時で威厳を見せていた桂太郎さんは鳶なので、今度は威勢が良いお役、座っている時の色っぽい目つきもいいし、後半の踊りでは、手の先、返した足の高さなども完璧で、魅せてくれました。芝のぶさん、稚魚の会のご出演が最後なんですって。芸歴が30年になると卒業という決まりがあるそうです。決まりなら仕方ないですが、その代わりとなるもの、お弟子さんでも、大きな役に就く機会を設けて下さらないでしょうか。「勢獅子」は、瀬川如皐の作品。瀬川如皐と言えば、今年のまつもと大歌舞伎(コクーン歌舞伎)の「切られの与三」もそうですし、私の好きな「松浦の太鼓」「義民傳」の作者。6月は与三郎に明け暮れていたので、名前を聞くと親近感(^-^)江戸歌舞伎の年中行事、春の曽我(そが)狂言の当り祝いとして催された「曽我祭」を舞台に、鳶頭(とびがしら)2人が芸者や鳶たちをあしらって踊るもので、曽我兄弟の夜討ちの物語、「おどけ節」を使ったぼうふら踊り、獅子頭(ししがしら)をかぶっての勇壮な狂い、ひょっとこ踊りなど、内容は変化に富む。幕末から、背景を山王(さんのう)祭に改定。江戸情緒豊かな「祭礼物」の代表作として今日も流行している。(国立劇場にヤマボウシの木がありました)新十郎さん達は、たくさんの踊りを踊り分ける。後半、獅子舞が登場。音之助さんと梅寿さんの熱演。常磐津は明るくておめでたくて粋でいいなぁ。いろいろ調べて(皆さんの晴れ舞台をしっかりと目と心に刻むため)わかったら、前より「勢獅子」を好きになり、みんな、みんな、稚魚の会のお陰。ロビーに新十郎さんがいらしたので、緊張したけれど素敵、素敵!踊りを観て、興奮していたから(?)、勢いで、新十郎さんとお話出来ました。鳶頭が新十郎さん。配役を読んで知った時に一番に思ったのは亡くなった友人のこと。彼女が、「新十郎さんは成田屋の大事な人」だと常々語っていた。その思い出も背中を押してくれたかも。恐れ多くも、新十郎さん、勢獅子の踊りについて説明してくださった。ありがとうございます。新十郎さん、来年も出て下さらないかな。新十郎さんのなさりたい役で、ぜひぜひ。
August 18, 2018
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今年の稚魚の会は、チケットの売れ行きも好調のようでだいぶ浸透してきたのかな、観たら良さがわかるのに、空席モッタイナイ!とヤキモキしなくて済んだ(^-^;一幕目は「寿曽我対面」仲助君が、工藤左衛門祐経という主役を務めるのは嬉しいけれど、大役ゆえに心配でもあった。だけど、平成中村座の試演会の時に、彌風さんが立派に務めていたことを思い出し、仲助君、「切られの与三」でもコクーンの時から、まつもと大歌舞伎の終わるころまでの間、観るたびにうまくなっていたので、大丈夫だよね、と思ったりもしていた。果たして、堂々とした祐経さんの姿に安堵。そして、昨年、悲恋の中でホッとする存在、ご主人想いの奴さんだった桂太郎さんが、梶原平三景時の役でナマズと呼ばれる長いお鬚(三つ編みしている?)だった。景時は「石切梶原」以外では悪役なので、隈取も怖そう。桂太郎さん、迫力のある梶原でした。並び大名は、養成所でお勉強中の若者達。仲助君達が本名で出演していた頃を思い出して感慨深いです。終演後の送り出し、桂太郎さんと仲助君毎年、もう一度観たくなるので、稚魚の会だけは予め、もう一枚チケット取ってある。次は18日。変化が楽しみ。
August 16, 2018
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橋吾さんの播磨を観なくちゃね、と早くからみんなと約束していましたが出演者を観て嬉しかったのは、2015年の稚魚の会芝のぶさんの八重垣姫が一番の関心だったのですが濡衣役で好演していた京珠さんと美しい勝頼だった桂太郎さんの名前があったこと。イケメン揃い、京ジャニと呼ばれているお弟子さんたちのひとりの京珠さん、雀右衛門襲名のお練りの時の優しい対応に更に((♡▽♡))京珠さん、儚げなお菊さん。守ってやりたくなる楚々とした風情、播磨が惚れるのわかるなってカンジ。私の周りは、橋吾ファンが多いから、「どうして播磨の愛を疑ったの?」の声が多いけれどあの時代だもの、疑ってはいなくても不安だったあなたの気持ち、わかるよ!って味方したくなるお菊さんでしたよ。そうして、桂太郎さんは、お殿様をそれこそ命がけで窘める奴さん。もしかしたら、お菊さんに片想いしていた?でも、お殿様との仲を知って、自分の気持ちは隠していたの?なんて、想像しちゃうような熱い若者を熱演。こういうお役、合うね、これから楽しみが増えるな、って観ていたら幕間に大怪我の後の復帰と知ってビックリ。そんなことは微塵も感じさせず、堂々と大役を果たしていました!が、近くで見ると、まだ傷跡も痛々しく…よくぞ復帰してくれました!と感激もひとしお。初日に観た時、お二人の成長ぶりが嬉しかったので、この気持ちを伝えたい!と思い、いろいろ考えた挙句、花形役者にはお花かな~と決定。千穐楽でもう一度観た時に、ささやかな花束ながら、気持ちはたくさん込めてお渡し出来て満足(o^―^o)芝翫さんファミリーの襲名、連獅子の時、三人の息子さんの後見での真摯な姿が記憶に新しい橋三郎君や橋光君の活躍も見られ、ウレシイ、楽しい公演でした。スーツ姿のお見送りもあったりして、イイことたくさん。来年は、あなたもいかがですか?「稚魚の会・歌舞伎会合同公演」歌舞伎界にとって大切な女形さんの京紫さん、ご冥福をお祈りいたします。
August 20, 2017
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一枚、二枚『番町皿屋敷』は怪談だと思っていた。毎年楽しみにしている「稚魚の会・歌舞伎会合同公演」は今年は、『番町皿屋敷』。主演が中村橋吾さんと聞いた日から心待ちにしていたけれど、なんでよりによって怪談なの?お皿を割った腰元を斬る役なんて、嫌だな!ってほんとは内心思っていたの。せっかくの主役だもの、しっかり内容を把握する為、事前学習をしていきましょうと『播州皿屋敷』も併せてあらすじ、背景、調べていたら、歌舞伎の『番長皿屋敷』は違いました。お菊さんが命を落としたのは、高価といえども、たかだかお皿のために罰として、じゃなかった。播磨と腰元の自分。身分違いの恋の行く末を不安に思って彼の愛を確かめるためにわざとお皿を割ったのだ。何があっても彼女を愛し抜こうと固く決意していたのに自分の気持ちを疑われたことを嘆いて斬るのだ、青山播磨は。16日、初日。橋吾さんったら、なんともりっぱな旗本だった。平成中村座の「試演会」で熊谷や粂弾正の経験があるからちっとも心配はなかったけれど、想像以上お殿様だった。歌舞伎体操で知り合ったお友達と一緒に晴れ舞台鑑賞。「素晴らしいね!」と絶賛している彼女達にはナイショだけど気品とか風格は申し分ないけれどこんなに分別のありそうな人が純愛で死ぬって違和感あるよな、と。正直、感じたことは事実です。そうしたらね。5日目の千穐楽。変わっていたのでビックリしました。愛するお菊のためならどんな苦難も乗り越えていけるという気持ち心の底からあふれ出るような播磨。お皿を割っても、その粗相さえ許し、一人暮らしをしているお菊の寂しい母をこの屋敷に住まわせよう、誰はばかることないと嬉しそうに話す姿にはホロッとさせられましたし、一転、自分の愛情を疑ってわざと割ったと知った後の落胆する様子には、若い一途さ、危うさが感じられました。短い間に、播磨を生き抜いた橋吾さん。大好きな人を失うことになった播磨の切なさを想い!お弟子さんとして忙しい毎日を送りながら精進してここまで立派な役者さんになった橋吾さんを観ると胸が熱くなりました。あちこちから、すすり泣きが聞こえてくるのも無理ないね。毎日通って観たという人にも聞きましたが、日一日と、変化が見応えあったそうな。わ、その変化、私も観たかったなぁ。養成所出身の橋吾さん達にとって、里帰りのような国立劇場の舞台です。播磨役から早着替え、次の「紅翫」では後見で大活躍。「あら、忙しい」と思ったら、成駒屋さんだからですね。江戸時代に実在した踊りの名手、紅勘さん。成駒屋の芝翫さんの当たり役なので歌舞伎では「紅翫」と充てるのだそうです。音蔵さんが「紅翫」に挑戦してくれるのも可愛がっていた橋吾さんがりっぱに後見しているのも劇場のどこかで先代芝翫さんがご覧になって喜んでおられるでしょう。そう思うと、また涙が!
August 20, 2017
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「素襖落」(すおうおとし)太郎冠者 中村 又之助姫御寮 澤村 伊助次郎冠者 尾上 音近三郎吾 尾上 音蔵鈍太郎 中村 吉二郎大名某 坂東 彌風「素襖落」も初めてでしたが、松羽目もの、太郎冠者に大名とくれば楽しくないわけはないので(私の知っているかぎり)始まる前からワクワクしましたが「本朝廿四孝」を固唾を飲んで見入った後に体も心もほぐれて、なんて歌舞伎って素敵なんでしょ。又之助さんの太郎冠者の踊り、お声の良さに感嘆。次郎・三郎コンビの音近さんと音蔵さんはカラフルなチェックのお衣裳も良く似合って動きも声も揃えて楽しそうに演じていますし、伊助さんの姫御料と吉二郎さんの鈍太郎も皆さんお上手で「素襖落」ってこんなお話だったんですね。好きな演目増えました(^o^)最近では「阿弖流為」でも達者ぶりにうなった彌風さんですが、確か初めての「稚魚の会」へのご出演。平成中村座の試演会で数々の熱演を観ているのでとっても楽しみにしていたのですが、大名某想像以上でした。立ち回りの上手な人が第一印象でしたが踊りも上手なので、つまりは身体能力が高い。軽妙洒脱、いい具合に力が抜けていて、余裕の大名ぶり。師匠の彌十さんの大名をずっとそばで観つづけてきた彌風さん。体格は異なるけれど、観る側があったかい気持ちになるおおらかさは師匠譲りですね。「もう一回」いえ、一日観ていたくなるような「素襖落」チームでした。最後の「伊勢音頭」を見終えて外に出ると彌風さんがレアなスーツ姿で送り出しなのか、なにかのお役目か不明ですが立っていたのを発見。お隣に並んでいたのが、20期の錦次さんでした。こうして並んでいると、歌舞伎役者さんでなくてお二人とも嵐とかEXILEみたい(^o^)帰宅後、錦次さんが早くもブログアップ。数時間前に至近距離で観ていたあの若武者の写真。「稚魚の会」の資料が少ないのでご協力を仰げば「ブログ」に載せている写真はご遠慮なく」と快諾。この凛々しい若者が、お館様からの命を受け、誇らしく花道を駆け抜けて行ったのです。そして、下のイラストも錦次さん。ご自身のブログで稚魚の会記念?として公開。歌舞伎役者としての自分を知ってもらうこともさることながら歌舞伎に親しみを持ってもらおうと工夫しているところが歌舞伎好きとしてはウレシ!ありがとうございました。ますますのご活躍を!
August 15, 2015
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本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)長尾謙信館十種香の場八重垣姫 中村 芝のぶ花作り簑作実は武田四郎勝頼 大谷 桂太郎白須賀六郎 松本 錦次原小文治 尾上 音之助長尾入道謙信 市川 河童腰元濡衣 中村 京珠どんな演目でも、確実な演技でそのお芝居をより楽しませてくれる芝のぶさんが主演ということで、楽しみだった今回の合同公演。お姫様の姿が見られるだけで嬉しかったのですがせっかくなので、他の役者さんのしっかり拝見してお名前やお顔を覚えたいな~とチラシをもとに事前学習してからGO!「本朝廿四孝」の八重垣姫はお姫様の中でも大役と言われますが芝のぶさんがなさるなら、それくらいの役じゃなくちゃね(^^)/とは言え、実際に舞台の八重垣姫を見た時は待ち望んでいた分だけ、ジワッ(:_;)合同公演のある数日でなく、たくさんの歌舞伎ファン、芝のぶファンの方に観せてあげたい。お盆の時期は家族と過ごすからと、この公演を観たくても観られない人が多いので、ここにいられることに感謝し、大役に抜擢された役者さんの晴れ姿をシッカリ記憶に刻まないとね。芝のぶさんの八重垣姫。芝のぶさんという役者さんがその役を演じてると言うより古の八重垣姫が長い眠りから目覚めたよう、八重垣姫そのもの、に感じました。八重垣姫も腰元濡衣も芝翫さんが演じられたので芝のぶさんの体の中にきっと芝翫さんの教えもろとも宿っていたのかもしれません。私は残念ながら芝翫さんが演じた時を知りませんがきっとこうなんだろうなと思う古風で可愛らしいお姫様でした。恋に身を焦がす八重垣姫。赤姫の拵えの芝のぶさんを観られる果報に感謝。冒頭からのモノローグ、これも難しいお役でしょうね。桂太郎さんは、気品に満ちた若き勝頼を好演。一方、大人の女性の魅力、抑えた演技の中にも光る美しさの濡衣の京珠さんも印象に残りました。後半、河童さんの謙信登場。拵えが信玄入道のようなのは、イヤホンガイドの解説で「こういうところも歌舞伎の面白さです」と。よくわからないけれど、なんだか納得。お若い河童さんが八重垣姫のお父さん。風格を出すのにご苦労されたでしょうが、堂々と演じておられました。養成所20期ウオッチャーの私ゆえ、気づいたのは文箱を持つ手が小刻みに震えていました(^o^)謙信に呼ばれて駆け付けた若武者。(同じ20期の錦次さんでした)りっぱな拵えで、謙信の命を受け勝頼討伐に向かう姿が大役に武者震いする錦次さん自身と重なります。そして、先ほどの白須賀六郎が知ったら落胆するでしょうが心配なので、念には念。ベテラン原小文治も呼び出します。ここで登場が音之助さん。伝統歌舞伎保存会の御所五郎蔵の土右衛門でお名前覚えました。また拝見できて嬉しかったです。短いセリフなのに、信頼厚い部下の感じが良く出ていてさすが!渋くてカッコいい。花道七三のすぐ脇だったので、しっかり目に焼き付けました。「伊勢音頭恋寝刃」(いせおんどこいのねたば)古市油屋店先の場/奥庭の場福岡貢 中村 梅秋料理人喜助 坂東 八重之今田万次郎 中村 梅寿油屋お鹿 中村 吉六油屋お岸 澤村 伊助徳島岩次実は藍玉屋北六 市川 瀧昇藍玉屋北六実は徳島岩次 中村 翫祐藍玉屋次郎助 松村 悠輔仲居千野 高橋 悟仲居万野 片岡 松寿油屋お紺 尾上 みどりこの演目は今までご縁がなく、初めて観ました。貢さんは、ほんとに大変なお役ですね。色男でしょうけれど、頼りなくてイマイチな人なのにそれを素敵に魅せる。仁左衛門さんがお演りになるのがわかる気がします。梅秋さんも相当大変だったでしょうけれど熱演されていて、不器用だけど誠実な人柄で万野さんに執拗に意地悪されても、相手は女性だし抑えようと苦心している様子など心に残りました。男性陣の好演もさることながら、この作品は女形さんが個性的で面白いですね。万野さんはもう許してあげて。と思うくらい貢への好意の裏返しのように直球で意地悪ですし、お鹿さんのおおらかさ、お紺さんの儚げな風情、それぞれ素敵でした。長くなっちゃったので、素襖落の感想は次へ
August 14, 2015
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14日に観てきました。第21回 稚魚の会・歌舞伎会合同公演芝のぶさんの八重垣姫と彌風さんが観たくて行ったのですが収穫は思った以上で、もう一度観に行きたいくらいです。昨日は客席に芝雀さんや亀寿さんのお姿もあったようですし(*'▽')切々と感想を書いていたら文字数1万のところ142文字 オーバーして消えちゃいました。途中で仮保存しなかった私がいけないのですが。ま、帰ってきたら書きましょう。皆さん好演でしたゆえ。17日まで 13時から17時15分 帰りは東京駅と新宿駅行きの劇場バスあり。「よし、これから行こう!」という方へ当日券が少々あり。予約不可、直接国立劇場の小ホールへ。16日 ドブのあたりと8列目以降の上手に残席少々。17日 千穐楽 残席 1枚16日と17日はネットでもチケットセンターへ電話0570-07-9900でも予約可 (8月15日 12時半現在の情報です)
August 14, 2015
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東京メトロ、半蔵門駅で降りたのは国立劇場へ行くため。前は、文字だけだったのに、いつからイラストがはいったのかな?半蔵門(はんぞうもん)は、江戸城(現在の皇居)の門の1つで、まっすぐ甲州街道(現・国道20号)に通じているんだそうです。(Wiki参照)今日の目的は、コレコレ、稚魚の会。いつもは師匠のそばでいろいろサポートするお弟子さん達が大きなお役を務める貴重な舞台です。期間が短いので観る方も必死!晴れの舞台を一目見ようと、ご家族や友人の方も多くご覧になっているので客席の雰囲気も温かく、ひとつひとつの場面への思い入れも強く毎年、私も楽しみにしている大切な舞台です。このお花は、国立劇場へ行く途中に見かけました。いつもここで足が止まる気がします。丹精している方がいらっしゃるのね。今年は菅原伝授手習鑑、寺子屋は寺入りから。(これもウレシ!)歌舞伎会との合同なので、ベテランのお弟子さんのいぶし銀の演技と養成所を出たばかりの蕾のような初々しい若手の人たちの作り上げる熱い舞台です。こんなにたくさんのセリフを覚え、堂々と演じられる人たちが脇を固めているから歌舞伎って深いんだなって嬉しくなります。皆さん、すばらしいのですが、ずっと観てきたせいか、昨年卒業した仲助さんたちが特に気になります。仲助さんはまつもと大歌舞伎の時なども黒衣さんで活躍していましたが今日は、菅丞相の子どもの菅秀才の首を討てと迫る春藤玄蕃の役。爽やかな好青年に大きすぎる?の危惧も無きにしも非ず、だったけれど、堂々とした佇まい、セリフは朗々と素晴らしく、すっかり圧倒されました。音蔵さんは時平と下男。対極のような二役で苦労もあったでしょうがりっぱにつとめていました。そして、養成所時代のお稽古のシーンのTV放送と卒業時のコメント以来、気になってしかたない河童(かどう)さん。「寺子屋」で、こどもを迎えに来るお父さんの役をしていましたが、わが子を無事その手に抱き、安堵した時の表情が慈愛に満ちていてハッとするくらい素敵でした。そして、そして。稚魚の会の大きな魅力は梅乃(梅之)さん。中村屋中心に観ているため、なかなか梅乃さんのお姿を拝見できない私にとって、まばたきも惜しいくらいの貴重な機会。松王の妻、千代は親しみやすく、園生の前は気品に満ちて!わが子の代わりとなった小太郎を哀れに思う気持ちがにじんでいて、今まで観た中で一番、打たれました。園生の前がこんなに心に残ったことなかったです。梅乃さんに魅了されました。来年もお出になるといいなー。配役表真摯に取り組む姿に感動しますが、反面、経験の浅い役者さんが演じることでポピュラーな演目のよく知っているお役のどこが脚本通りでどこが役者の華で魅せているのか、までわかってしまいます。花形役者の巧さを改めて認識すると同時に今年背伸びして頑張っていた若手の方が一年後にグーンと成長のあとを観せてくれるのがますます楽しみになります。そうそう、嬉しかったこと、もひとつ。行きも帰りも、何度も中村歌女之丞さんと遭遇しました。「平成中村座」の試演会の時、養成所の卒業生や若手に大きなお役を演じる機会を与えてくれたと勘三郎さんに感謝を伝えていたのを思い出しました。いつでも、見守っていらっしゃるんだな、歌女之丞さん。ラッキーな偶然に感謝。ほかに、近くの席には市川右近さんが終始笑顔で(*^_^*)更に、後ろのほうでは優しく見つめる吉右衛門さんのお姿が見られました。終演後、春之助さんの姿をすぐそばにで発見。平成中村座ご出演の折には、幾度となくすれ違ったので(ビラ配りだったり、コンビニだったりと不思議と何度も)お名前を覚えていた春之助さんに親近感を感じたものでしたが。美しい腰元姿は度々拝見することが多かったのですが大役をつとめていたした今日の舞台。「寺子屋の千代、すばらしかったですね」と言いたい衝動にかられましたが、中村座の時に感じた気さくな春之助さんではなく、近寄りがたい雰囲気でした。春之助さんも他の皆さんも精魂こめた舞台だったんだと改めて思いました。お疲れ様でした。皆さんが大きな役を演じるこの会は、いつもお盆の時期なので観られなくてガッカリしているお客様がたくさんいます。もっと回数を増やしていただけたら、私たちも嬉しいです。
August 14, 2014
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歌舞伎俳優研修修了生の「稚魚の会」と直接入門の俳優さんが属する「歌舞伎会」の合同発表会。今年は「寿 曽我対面」と「一條大蔵譚」そして常盤津連中「戻駕色相肩」この三つの演目をA班とB班に分かれて演じられます。B班だけの予定だったのに、急遽、用事で観られなくなった方から譲っていただいて、A班も観せていただけることになりました。演者が異なると、同じものを観ていても、違うんだな~と今更ながら実感しつつ、その方の分もしっかり見届けなくてはと責任も重大。昨年は五段目。辰巳さんの勘平の熱演。京由さんが可愛らしく、梅之さんが素晴らしかったと思いだしながら、拝見しました。特に今年は譲ってくださった方の代理で研修生の応援のお役目もありハラハラ、ドキドキしながら、ね。現役研修生達は曽我対面のお大名。立派な装束をつけて居並びます。「大きく」見せるため、目をむいたように見開いている人静かに瞑想するように目を閉じる人、他の人の演技が気になって目をキョロキョロしている人一所懸命で初々しい若者たち!立ち姿も、並ぶ間隔もまだまだって感じ。たくさんのセリフを覚えて話すだけで精いっぱいなんでしょうね。ふだんの舞台では当たり前のように観ていた先輩役者たちのレベルの高さに気づき、ここから皆、スタートして精進したんだなと思うと研修生のどの人も歌舞伎の宝物と改めて実感。踊りとか楽器とか、歌舞伎と縁のあるお家の方ばかりじゃないのにね。もう、親の気持ちでウルウルしちゃう。20期生の彼、大きな声で堂々と出来て良かった!と胸をなでおろしたよ。試験に受かって養成所に入っても全員が卒業出来るわけじゃないからたゆまぬ努力を続け、残った人が今ここにいるわけです。平成中村座でおなじみの仲之助さんや橋弥さんと同じ13期生なのに昨年の主役の辰巳さんのお名前が修了生の一覧の名簿から削除されていました。ここでがんばった足跡も消されちゃうのはしのびない。中村座と言えば大阪の平成中村座の試演会。「白浪五人男」の南郷力丸役で好演した市川猿琉さんが大蔵譚で吉岡鬼次郎だったので、注目!男前の外見と堂々とした姿、よく通る声、と申し分なくニザ様の鬼次郎みたいに素敵で、ますます猿琉さんのファンになっちゃいました。この鬼次郎がカッコ良くないと、大蔵卿の作り阿呆だけがみどころの物足りない作品になると思う。それぞれの登場人物が拮抗してこそ、魅力的な舞台になる。泣き虫喜太郎さんがいないな~と思ったら、(平成中村座の赤星の時に大泣きしてた😊)喜太郎さんは演舞場に出てました!終演後は、友達の代理として持参した差し入れを預けるために受付に行ったら「喜びますから、どうぞ楽屋へ」と案内していただき、思わず😊出演者の方をねぎらうためにご家族やお友達が廊下にたくさん。ニコニコ、並んで一緒に写真を撮ったり、お花を渡したり和やかな楽屋の風景。大きなお役を勤めた側も、客席からそれを観た側もどちらにも、こんなに嬉しい日はないですものね。私達は澤瀉屋さんのご贔屓の方にチケットをとっていただいたのでその方がご挨拶するそばにいた為澤瀉屋さんの役者さんの顔とお名前を覚えることが出来て良かったです。澤瀉屋さんの皆様、気さくさと礼儀正しさのバランスがよくて、また中村座に来てほしいな、お待ちしてます!って、私はただのファンでしょうに😅ちょうど猿琉さんも通りかかって、コチラは緊張したけれど…みんなが投げかける質問に丁寧な口調ながらも忌憚なく応えてくれる猿琉さん素敵な和服姿の澤瀉屋贔屓の皆さんと帰りに乾杯。初対面の方が多いのに、歌舞伎の話で盛り上がり、和気あいあいと。楽しかった!また、ご一緒して歌舞伎談義したいです。
August 22, 2011
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国立劇場の小ホールへ行ったのは初めて。そして、歌舞伎の若手の役者さんが出演する会「稚魚の会」を観るのも初めて。第16回 稚魚の会・歌舞伎会合同公演・日時:2010年8月20日(金)~23日(月)・11時30分・5時 開演・劇場:国立劇場小劇場仮名手本忠臣蔵 五段目 山崎街道鉄砲渡しの場 同 二つ玉の場 六段目 与市兵衛内勘平腹切の場藤間勘祖=振付 八段目 道行旅路の嫁入 常磐津連中どうしても勘三郎さんが浮かんでしまう「仮名手本忠臣蔵」平成中村座の時、勘平も、戸無瀬も勘三郎さんだったから。ホントは素直に若手の方のお芝居に集中したいんだけどな。今、歌舞伎に夢中なのは、浅草で観た平成中村座の影響が大きいのでしかたないかしら。今日はオペラグラスのいらない席なので、くまなく鑑賞。私の前の席、(花外に座ってました)空席があったのだけど、開演と同時に、端のお客様がドッと花道寄りに詰めた。誰も座らないなら、観やすい席に移動、と躊躇なく。そこは、外国からのお客様だったので国民性かしら。合理的で、真似したいくらい。若手の熱演は清々しいものがあって、たぶん普段はセリフのない役が多いだろうに、溌剌としっかりした声を聴かせてくれて、素晴らしい!せっかくの機会だ、がんばって!と観る方も真剣になる。六段目になったら、各段、テンポが良くなった。締まった感じがするのはなぜ?梅之さんの「おかや」が良いせいじゃないだろうか。梅之さん、30代になったばかりの早速の老け役だそうだけど憎い娘婿への複雑な心情がよーく出ていて、イチオシでございます。「道行」は娘の恋のために婚約者をたずねる母と娘。慈愛あふれる母上にグッと来た。そして、小浪役の中村京由さんがたいそう可愛らしく。もう、ムスメ!ってカンジ。私の周りのおばさま達も絶賛!歌舞伎はやっぱり女形が楽しいもん。若手さん達の舞台を観ていたら、いつもは気づかない発見がいっぱい。たとえば、この演目ではどの役が要なんだとか、その役にはどんなことが求められているか、とかね。いつもは演じている人の個性の陰で観られない部分。その骨格のうえに、自分らしさという華を加えるのが幹部の人の大きさなんだと思った。歌舞伎の明日を支える若い人たちの舞台を観られてよかった。また、歌舞伎を観る楽しみがふえました。いつもは脇役のお弟子さん達の実力と個性を知ることが出来て良かったです。来年もきっと!私が観たのはA班(4日間をB班と交互に出演)平成22年8月青年歌舞伎公演国立劇場歌舞伎俳優研修修了生・既成者研修発表会第16回 稚魚の会・歌舞伎会 合同公演五段目 山崎街道鉄砲渡しの場 同 二つ玉の場六段目 与市兵衛内勘平腹切の場監修・指導 尾上菊五郎 中村 東蔵 市川 團蔵早野勘平 尾上 辰巳 女房お軽 中村 京珠 母おかや 中村 梅之 一文字屋お才 尾上 みどり 判人源六 中村 吉六 斧定九郎 松本 錦二郎 千崎弥五郎 中村 吉二郎 不破数右衛門 中村 蝶八郎八段目 道行旅路の嫁入 常磐津連中振付 藤間 勘祖本蔵妻戸無瀬 市川 喜昇 娘小浪 中村 京由 奴可内 中村 吉二郎
August 23, 2010
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