いしけいからの穏やかな日常と伝えたい思い

いしけいからの穏やかな日常と伝えたい思い

2008.10.10
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カテゴリ: 病気のこと
昨日のドラマ「風のガ-デン」を見ていて、麻酔の事を思い出しました。
このドラマは富良野の風景と花のガ-デン、医療の事、家族の事など複雑に織り込まれていて、奥が深いと思いながら見ていました。
医療の題材の本やドラマは興味があるので、緒方拳さんの事がなくても、見ようと思っていました。
中井貴一さんは麻酔科医の役でした。
麻酔科の医師も不足していると聞きました。
確かに表に出ることはないけれど、なくてはならない大事な仕事だと思います。
麻酔により手術も安全に出来るのだと思います。

私は、局所麻酔も全身麻酔も1ヶ月の間に両方経験しました。
前に書いたように、最初の手術は緊急で開業医の病院でしたが、局所麻酔で手術をしました。

腰から針をさすので痛いという人もいますが、私はそれどころでない痛みでしたので、痛いとは思いませんでした。
ただ、痺れて感覚がなくなるのと、自分で意識があって話も聞こえるのが妙な感覚でした。
もともと低血圧でしたので最高血圧が60ぐらいに下がっているのを自分でも見ましたし、90以上に戻るのに時間がかかりました。
頭を動かしてはいけないというのが、辛かったです。
麻酔後もあまり痛みや苦しさはなかったと思います。
次の手術は、全身麻酔でした。
前の日の麻酔科の医師が二人来て説明をしました。
喘息があるかどうか聞かれて、子供の時そうだったといい、心配になりました。
手術前日は寝られなくて、睡眠薬の点滴をしてもらいました。
ところが、少し入ったところで胸苦しくなり変なので、看護師さんを呼びました。
当直の医師も来てくれましたが、特に心臓に異常はないとの事ですが、点滴はやめてもらいました。楽になり、かえって薬で心配で寝られないのでは意味が無いと思いました。

手術室に運ばれて、名前を聞かれてマスクをしたところまで覚えていますが、あとは気がついたのは病室に帰ってからでした。患者さんの中には途中で話し声が聞こえたりした人もいるようでしたが、私はまったくわからないくらいよく寝ました。ずっと寝不足だったためかも知れません。
麻酔が醒めたときには、酸素マスクをつけていました。血圧などが上がらず回復室に長くいたようでした。
たんがからんで、吐き気もありました。又、震えもきました。
痛みよりも呼吸の苦しさと吐き気はきつかったです。
手術自体は自分ではわからないのですが、醒めたときのきつさとその前の下剤にはまいりました。

できれば、手術も麻酔ももうやりたくないものです。
話は簡単そうでも、実際は結構大変なものでした。





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最終更新日  2008.10.10 11:25:56
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