いしけいからの穏やかな日常と伝えたい思い

いしけいからの穏やかな日常と伝えたい思い

October 30, 2008
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カテゴリ: 病気のこと
私は生まれたときから、アレルギ-体質でした。
目も皮膚も鼻もアレルギ-があり小さい頃は喘息持ちでした。
近所の耳鼻科の先生から、「喘息ねえちゃん」とあだ名がつけられたこともあります。
中、高生の頃は少し良くなっていたのですが、検査技師学校の実習で消毒液を使うようになって、皮膚がひどくなってしまいました。
アルコ-ル綿もかぶれるので、今では採血の時には他の消毒液にしてもらっています。
卵巣がんの手術後には、抗がん剤、CT造影剤、血小板の輸血、睡眠薬の点滴と次々とアレルギ-を起こしました。
始めて行く病院では問診表を書くのが大変です。
一番怖かったのは抗がん剤タキソ-ルでした。
ほんの数分流しただけで、目から火花が出て呼吸が苦しくなり、目が回りおなかが痛くなり、もう死ぬのではとパニックになりました。すばやい処置で本当に命拾いしました。

W先生は、あとで急に変わって自分の非を求め悪かったと謝りましたが、事が起こってからでは遅いと思いました。
CT造影剤も1回目は大丈夫でしたが、2回目の時、終わった直後には、くしゃみが連発し涙が止まらなくなり、顔が腫れました。急いで放射線科に戻り医師に見てもらい点滴をして良くなりました。会計にいる間に具合が悪くなってよかったと思いました。
アレルギ-反応は本人でないとわからないので、ちょっとおかしいと思ったら必ず見てもらったほうがいいと思います。
私は数%しか起こらない副作用もあるようで自分でも気をつけています。
先生も気遣ってくれる先生もいますが、まさかそんなことはないと簡単に考える先生が多いことは確かです。
人によって医師によってはこんなの大したことないといっても、本人にとっては心配なのにと思うことがあります。
本当にそれぞれの立場に立って考えるのは難しいと思います。
私は抗がん剤の後、r-GTPが高く300を越えていたこともありましたが、少し下がり又上がっています。それでも、もうあと1回だからと簡単に励まされ抗がん剤をやってよかったのかと思うこともあります。
今まで便秘でなかったのに、すっかり腸の動きも悪くなりました。
薬は気をつけて使わないと本当に怖いと思います。
薬を飲んで変だと思ったら、必ず主治医に相談した方がいいと思います。


庭で自然に生えたサルビアです。生命の強さを感じます。





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Last updated  October 30, 2008 11:25:50 AM
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