いしけいからの穏やかな日常と伝えたい思い

いしけいからの穏やかな日常と伝えたい思い

July 7, 2009
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カテゴリ: 病気のこと
今日七夕は私にとって生涯忘れられない日です。
まず、16年前の今日、息子が誕生しました。
予定日は7月8日だったので、7月7日になればいいなと思っていたら、偶然思いが叶いました。
7月7日の時刻が変わる夜中に入院し、午前11時8分に出産し、3334グラムでした。
あと1グラムは何とかならないかとの医師の声が聞こえましたが、残念ながら3333グラムにはなりませんでした。
今消化器内科で通っている近くの大学病院での出産でした。
私はこの年の3月まで都内の病院で臨床検査技師をしていましたが、遠いので出産は家と実家の近いこの病院に決めました。
新人の助産婦さんが頼りなかったですが、つきっきりで看てくれました。
分娩台でのベテランの助産婦さんの掛け声の上手さに、上手く力が入りました。

この日の昼食も出たのですが、分娩後すぐで起きてはいけないと言うのに、そうめんでよけいに食べられませんでした。
この頃はまだ、お産が多くて産科病棟もとてもにぎやかで活気がありました。
森永乳業の人のミルクの説明会にも人数が多くて座りきれないくらいでした。
看護の学生さんたちが手作りの冊子を作ってくださり、大事に使い役立ちました。

息子は特に欲しいものはないそうで、でも本当は最新のパソコンが欲しいらしく、高いので買ってあげるかは試験の結果次第となっています。
本人は今日期末試験の結果が返ってくるので最悪の誕生日と言っています。
今日は赤飯を炊いてお祝いをします。

そして、3年前の今日は紹介された大学病院での卵巣、子宮などの全摘出手術の日でした。
朝一番の手術なので、8時半までには手術室に入りました。
早く終わる予定が癒着がひどいので剥がすのに時間がかかり、病室に戻ったのは2時頃でした。
さらに私は血圧が低かったのでなかなか回復室から出られなかったようです。

私は体や頭をちょっと動かしただけで吐き気がするので、痛みよりそちらのほうがつらかったです。
全身麻酔も初めての経験で、前日ももし目が覚めなかったらと思うと不安でほとんど眠れませんでした。
やはり最初の局所麻酔の手術に比べて事前の検査も多くて大変でした。
痛みはもっと痛い卵管捻転を経験していたのでそれからみれば耐えられました。
6月20日の手術でもう手術はこりごりだと思っていたのに又すぐに手術となり、どうなる事かと思いましたが、脅かされていたわりには今は元気でよかったと思います。

いい事悪い事どちらも忘れられない日です。

七夕飾りも小学校低学年までしかやりませんでしたが、願い事を短冊に書くというのは夢があってロマンチックでいいなあと思います。そして続いている事もうれしいです。
昨日から朝顔市が始まりました。
家の朝顔も少しづつ咲き出しました。
もう、ありが蜜を求めて寄ってきました。





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Last updated  July 7, 2009 02:39:48 PM
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