最近なかなか本が読めませんでしたが、病院の待ち時間でやっと読み終わりました。
昨日「ためしてがってん」で速読のコツを特集していましたが、本も慣れると早く読めるようになるものです。私はじっくり読む派ですが。
この本は、タイトルを見て面白くて役立ちそうだと思わず買ってしまいました。
この本を書いた南里秀子さんは「キャットシッタ-」を初めて立ち上げた人です。
猫の留守番サ-ビスなんてと言われたこともあったそうですが、思ったより需要があるようです。
猫の気持ちや習性、飼い方について、いろいろな猫と接した経験から書かれているので、とてもわかりやすく良く知っているなあと感心しながら読みました。
そしてこの本の構成が、6匹の猫たちと飼い主が話しているように書かれているので、又さらに猫の立場がわかりやすくなっているのです。
ただ猫がいいたい放題ではなく、質問に対してナンリさんが答えているので、こういう時はどうしていいのかという飼い方の問題にもヒントがもらえて勉強になりました。
子猫、成猫、老猫にわかれているし、飼い方でちょっとわからない事、病気の事を調べるのにも役立ちます。
自分も飼っているのでなるほどなあと思うこともありますが、知らなかった事、反省すべき事、役立つ事、いろいろありました。
不妊手術で必ず太るわけではないし、猫の砂も一種類だけではなく他の種類の物と混ぜると使いやすいそうです。
今まで猫に関する本をいろいろ読みましたが、初めて飼う人には一番わかりやすいのではないかと思いました。困った時に辞典代わりにも使えると思います。そしてエッセイとして読んでも面白いです。
南里さんは、飼い主の亡き後の猫を引き受ける「猫の森」システムも作ったそうです。このシステムがあれば、自分が猫より先に死んだらという心配がなく、シニアになっても安心して猫が飼えそうです。「猫の森」に関しては、ホ-ムペ-ジで詳しく見れるそぅです。
この本を読んで猫とさらに楽しく暮らせればいいなと思いました。
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