いしけいからの穏やかな日常と伝えたい思い

いしけいからの穏やかな日常と伝えたい思い

November 17, 2011
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カテゴリ: 卵巣がん体験記

又、間が開いてしまいましたが、術後から書きたいと思います。

術後翌日の8日午後には、ベッドから立ち上がる練習をしました。

頭がくらくらしてとても駄目でした。

看護師さんが血圧を測りながらでしたが、私の血圧は自動の携帯用の物では測れなくて水銀柱の聴診器で測っていました。

2回ベッドサイドに座る練習をしました。

この日はここまでで無理しなくていいという事でした。

おなかが張っていましたが、座薬と点滴の痛みどめで治まりました。

9日には、簡単に立ち上がる事が出来ました。

病棟の廊下を歩きまわる事も出来たので、尿の管も抜いてもらいトイレに行けるようになりました。

出産後にトイレに行った時には感覚が変でしたが、この時は普通に尿が出てほっとしました。

尿量はカップで測って記録するように言われ面倒でした。

夕方にはガスが出て夜から食事が始まりました。

夜は痛いので座薬をもらいました。

10日には、背中の管とドレーンを回診の時に抜きました。下痢をしてお腹がすっきりしました。

11日には傷のホチキスのような金具を取ってもらいました。入院は予定よりもっと長くなるかもと言われました。

12日にはシャワーが許可されてさっぱりしました。

シャワーは予約制で30分なので好きな時間を取るのと時間が短いのが大変でした。

15日には教授から説明があり、CTや摘出した細胞からは異常がなかったと言われました。ただし、前に摘出した細胞が悪性だったので、今後の治療があるとの事でした。

説明は先生に急用があり夕食後になりました。

癌細胞の大きさはほぼそろっているが、まれに巨大核細胞があるのと明細胞癌なので抗がん剤が必要で6クールやるとの事でした。

1クールやったら退院との事でした。

抗がん剤の一つはイチイという垣根に使われる木の皮を煎じて作った物で、一つは白金の電離を利用したものだそうでした。

1期で良かったと言われ、5年生存率は80%だと言われました。

末梢神経にしびれが出る事もあると聞いてそしてそれは治療法がなく仕方がないとの事で少し心配になりました。

16日には看護師さんからもっと詳しく説明がありました。

その時、アルコールは大丈夫か、お酒は少しは飲めるかと聞かれ、ほとんど飲めずアルコール綿でもかぶれる私は心配になりました。

それでしつこく看護師さんに聞きましたが、不安が現実のものとなってしまいました。

長くなるのでそれは又次回に書きたいと思います。






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Last updated  November 17, 2011 02:18:52 PM コメント(3) | コメントを書く


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