全28件 (28件中 1-28件目)
1
多摩丘陵は寒風が吹き寒いので、多摩川まで降りて行けば、寒さも和らいで春の気配もあるだろうと府中郷土の森博物館に行ってみることにしました。豈図らんや、今回の寒波は強く、途中の多摩川土手にも雪が残っていて、府中郷土の森博物館も春の気配は殆どありません。郵便局の古民家を移築した広場は、未だ雪原、寒々としていましたが、小学校の社会科教室が開かれていて、小学生の歓声が春を感じさせるばかりでした。梅林に行ってみても、積雪が融けていませんで、梅の開花は殆ど進んでいません。それでも、梅林からの坂道で、右に八重寒紅、左に鹿児島紅と言う紅梅が見える処、10年以上前から定点撮影の様にしている処があります。2008年までは家内と毎年来ていましたので、亡くなって9年も経ちますが、家内を偲ぶ場所の一つとなりました。よく二人で食べた「ハケ上団子」を頬張り、散策を続けますと、何とか早咲きの八重野梅が見頃を迎えていました。此処も定点撮影場所の一つです。今週末から「梅祭り」が始まりますので、園内は鋭意準備中ですが、1週間程延期しませんと梅の観賞は出来そうもありません。
2018.01.31
コメント(0)
大雪から1週間経ち、ずっと晴れの日が続いているのですが、寒波が留まっていて、積雪が融けてくれません。連日、朝方は氷点下、昼になっても4℃にしかなりませんので、融けようもないのです。北側の法面は白いままですし、道路でも日陰となっている処はアイスバーンになっていますので、タイヤが滑りやすく、運転には細心の注意が必要です。関東地方は、冬は通常乾燥した空風が吹き晴天が普通ですので、偶さかの雪には至って脆弱な地域なのです。其処に加えて、明後日の木曜日、金曜日に降雪予報が出されてしまいました。私は、タイヤのチェーンもスタッドレスタイヤも持っていませんので、安全を期すべく、雪の日は運転中止としています。毎日の買い物には車を利用していますので、生活に不便とはなりますが、これも自然現象で致し方ありません。来週には立春になりますし、此処はじっと、寒波の過ぎ去るのを待つばかりです!我家の小さな、白加賀の梅の木の未だ固い蕾のままで、開花は当分望めません。
2018.01.30
コメント(0)
仮想通貨取引所大手のコインチェック社が、仮想通貨NEMの不正流出を受けて記者会見をし、被害額580億円には自己資金により不正流出相当額を日本円で返金する方針を明らかにしましたが、「補填を自己資金で!」と言う所に胡散臭さを感じてなりません。仮想通貨は国際的に流通するもので為替リスクもありませんので、取引のセキュリティが安定しますれば一挙に利用拡大するのでしょうが、現状投機対象になって不正流出が起き、価格変動が激しい現段階では、一般庶民にはギャンブルに似て恐ろしくて手が出ません。仮想通貨という「得体の知れないもの」に厳しい目を向ける大手メディアと、仮想通貨の可能性に期待を高めるテクノロジー業界との間に、大きなギャップを感じた。社会の中に益々テクノロジーが溶け込んでいく中で、テクノロジー業界の責任に厳しい目が向けられ、メディア側に十分な専門知識を持った人材がいないことで、新たな技術や変化を適切に伝えられていないという事実に、双方が十分に対応しきれていない現状によって生じている問題だと言える。今や、テクノロジーが現実社会に与えるインパクトは、嘗て無い程大きくなっている。既存産業や規制当局と摩擦を生み出している企業が台頭し、GoogleやFacebook、Amazonなど巨大テック企業が社会に与える影響は計り知れない。最早インターネットは、全ての産業で変化の源泉となり、企業が抱える説明責任はこれまで以上の規模になりつつある。記者会見で質問をする記者には、テクノロジーに対してあまり知識が無い様にも見え、コインチェック社の株主構成や財務状況を尋ねることを否定的に見る声があったが、コインチェック社に資金を預けていた消費者には、当然知り得るべき情報ではある。もし流出した資金をすぐに取り戻せなければ、コインチェック社は自らの流動的資金か外部からの資金によって、保証しなければならない。コインチェック社に保証をおこなう余力があるのか、また出金はいつから可能なのかを知りたいと考えるのは自然だ。580億円もの被害が出ており社会的影響も大きい中で、同社に求められるのは適切な情報開示で、コインチェック社が未公開企業であることや、仮想通貨に関する法整備が整っていないことは、同社の情報非公開を後押しするものでは無いだろう。
2018.01.29
コメント(0)
五木寛之著 「百歳人生を生きるヒント」 日経新書著者は、ローマの哲学者セネカの言葉を90代の人達に贈るとしているが、日本の僧釋月性が漢詩で読んだ「人間到る処青山あり」として、良く知られる言葉でもあります。著者は現在85才で、人生百才時代を迎えるにあたり、過去への懐古と将来の展望を込めて50才代から90才代までの生活のあるべき姿を提示するのです。70才代への提言として、著者は「腹八分」と言うことを以前から薦めます。伸び盛りの十代までは、腹十分でしっかり育つ二十代に入れば、腹九分で良い三十代は、腹八分で基準四十代になると、少し控えて腹七分五十代では、腹六分、以下十才増える毎に一分ずつ減らし六十代で、腹五分七十代に達すると、腹四分八十代で、腹三分、一日あたり一食半九十代で腹二分百才代で、腹一分と言うのは酷でしょうか?80才代では、現在頻発し問題とされる孤独死を社会の歪みとして悲観的に考えるのではなく、本来、人間とはそう言うものではないかと言うことを振り返ってみる必要がありますとし、資金的な経済不安に対しては、若い時から貯蓄しなさいと勧めるのですが、85才の自分のザル感覚を反省していると自戒します。そして、90才代には「君は至る所で死を待ち受けよ」とし、思い悩むのを止めて、先ず今日一日を生き抜く覚悟をしなさいと提言するのです。平易な文章で、200ページ足らずの新書版ですので、読み応えはありませんが、生きて行くヒントにはなりそうな気がします。
2018.01.28
コメント(0)
昨日はTBS金曜連続ドラマ「アンナチュラル」を拝聴しました。第3話だった様で、一発逆転の勝訴を井浦新演じる同僚に助けられるとストーリーでした。主演の石原さとみさんは、菅原文太の共演で「やくざの孫娘を演じた一生懸命なドジっ子で可愛いお嬢さん」のイメージでしたが、今回は「不自然死究明研究所(UDIラボ)」に所属する法医学者の専門家、一寸甘めさも残していて、結構楽しめました。この手のドラマは沢口靖子さんが演じる「科捜研の女」が、永らく法医学ドラマとして放映され親しまれていて、その二番煎じの様ですが、共演の薬師丸ひろ子さんが民事事件弁護士で母親でもあるとして叱咤激励する甘さもあり、其処が完全硬派の「科捜研の女」とは違った構成となっていて、魅力でもある様です。金曜夜10時から放送中の連続ドラマ『アンナチュラル』(TBS系)が視聴率好調だ。初回放送は平均視聴率12.7%で、第2話はそれを上回る13.1%を記録した。主演は石原さとみで、他に窪田正孝、市川実日子、松重豊、井浦新らが出演。「不自然死究明研究所(UDIラボ)」を舞台にした原作のないオリジナルドラマ。1話完結の医療ミステリーで、エンタメとして楽しめる医療ドラマ・刑事ドラマだ。石原さとみといえばぶりっ子だったり一生懸命なドジっ子だったりとにかく「可愛い役」でおなじみの印象があるが、今作では仕事人だ。第1話はウィルスを日本に持ち込み撒き散らした犯人が二転三転、第2話は殺人事件の犯人が登場、犯行動機は語らないバランス感覚も巧みで、ゲスト出演者がメインにはならず、主役はUDIチームであるところも、続けて視聴したいと思わせる。
2018.01.27
コメント(0)
世界に雄たるコングロマリット複合企業である米ゼネラル・エレクトリック(GE)社が珍しく赤字決算を計上したと言うことで気になりました。主力の電力部門は赤字決算、多分原子力発電を含み、工事遅延もあって東芝と同様に大幅な欠損もあったのでしょうが、ガスタービン火力発電で持ち応えているのでしょう!しかし、どうも第4半期では、米税制改革に伴う一時費用と保険事業の引当金の計上が響いただけらしく、通年では黒字決算で問題無いとのことで、決算発表を受けた1月24日の株式市場でGE株は続伸、前日比2.8%高の17ドル36セントを付けたとのことです。1981年に、7代CEOのジョーンズ氏から引継ぎジャック・ウェルチ氏がCEOに就任。弱小部門のケミカル出身だったのが幸いしたのか、組織改革は激烈で「どのビジネスもその産業分野でのシェアが1位か2位であることをビジネス存続の条件」としてケミカル部門を含む多数の不採算部門を閉鎖するに至りました。この方針はウェルチ氏以降も打ち出され、彼はその成果から“20世紀最高の経営者”と呼ばれています。その経営手法は、今でも脈々と生きていて健在の様で、部門益を背負った部門長を経営者として来た東芝(に限らず殆どの大企業)との彼我の差を感じてしまいます。米ゼネラル・エレクトリック(GE)の2017年10~12月期決算は98億2600万ドル(約1兆800億円)の最終赤字に転落、主力の電力部門の不振が続いた上、米税制改革に伴う一時費用と保険事業の引当金の計上が響いた。金融子会社GEキャピタルの保険事業で、引当金として62億ドルを10~12月期に計上、米税制改革に伴う費用については1株利益を0.40ドル引き下げたと言う。売上高は前年同期比5%減の314億200万ドルと市場予想(338億7000万ドル)に届かず、部門別では全体の3割を占める電力が15%減、鉄道車両を含む交通は20%減。一方、原油相場の持ち直しで、石油・ガスは69%増、再生エネルギーとヘルスケア部門も増収だった。電力に次ぐ主力事業の航空機は横ばいだった。昨年8月に就任したジョン・フラナリーCEOは決算資料で「電力部門は期中に大幅に落ちこみ、事業環境の厳しさは当面続くと予想する」と述べ、抜本的な経営再建に取り組んだ初期段階の成果が10~12月期に見られたと指摘した。
2018.01.26
コメント(0)
今朝の多摩丘陵は氷点下8℃以下に冷え込み、多分で確信はありませんが、観測史上最低温度を更新したと思われます。寒風吹き荒ぶ多摩丘陵とは言え、これほど冷え込むのは初めて、雪掻きで各所に積み上げた雪山も殆ど融けてはくれません。それでも快晴が続いて乾燥しているのか、車道での通行には支障が無くなって来ましたので、買い物等の生活に不便を感じなくなりました。25cmを超える積雪は珍しいので、2日前のことですが、自宅から多摩センター駅まで散歩することにしました。通常15分で坂道を下りて行き、駅に到着するのですが、滑って転んでは事故になりますので、小股でゆっくりと30分を掛けて行きました。隣の団地の北側には、大きな斜面があって見事なゲレンデになっています。20~30年前には、子供達が歓声をあげて橇遊びを楽しんでいたのですが、彼等も育って出て行って歓声も消えてしまい、高齢者ばかりになって寂しい限りです。多摩中央公園は、見事な雪原となっていて、家族連れが雪ダルマ造りを満喫していました。大きな池には、氷が張り出していて、鴨などの水鳥は窮屈そうに泳いでいました。駅に着いて、書店を覗いてみましたら、吉野源三郎著の「君たちどう生きるか」と言う書籍がベストセラーとして並べられていました。古い本が見直されている様で、出版界の不振が如実に感じられました。私は、又五木寛之の本、今回は2017年12月刊行の「百歳人生を生きるヒント」を購入することにしました。
2018.01.25
コメント(0)
2014年9月の御嶽山の噴火事故に続く、「水蒸気噴火」であるらしいと報道されています。一般的な「マグマ噴火」は地下マグマの上昇は地殻変動で前兆が現れて、警戒情報を出されるのですが、「水蒸気噴火」では地下水が熱せられて起こりますので地殻変動等の前兆が現れにくいとされています。1月23日午前10時、草津白根山の本白根山の鏡池付近の火口から1キロ以上離れた場所まで噴石が飛んだことが確認され、気象庁は「草津白根山の鏡池付近で噴火が発生した」として、噴火警戒レベルを「入山規制」を示すレベル3に引き上げました。近くにある草津国際スキー場で訓練をしていた陸上自衛隊の隊員8人に噴石が当たって病院に運ばれ、この内49才の男性隊員1人が死亡しました。水蒸気噴火では、火山弾等の噴石被弾と火砕流による熱波被災が主となり、御嶽山では50名を超える登山客が犠牲となりました。今回の本白根山は想定外、有史以降の噴火は全て北部の白根山の山頂付近で起きていて、今回は約2km離れた南部の本白根山で発生、北部と比べ形成年代が古く噴火は約3千年ぶりとされています。リゾートと言い、人気の登山場所と言い、火山国である日本列島では、何処でも噴火の可能性がある様です。47年前、社内旅行で訪れた草津白根の湯釜、尊敬する先輩と記念撮影、私は未だ20才代でありましたが・・
2018.01.24
コメント(0)
多摩丘陵では、午前10時に雪が降り始め、午後10時に降り止み、積雪量は20cm強となりましたので、天気予報の正確さを改めて認識することになりました。今朝は快晴、気温も10℃に上がり、明日は再び最高気温が4℃と予想されて玄関北側はアイスバーンになってしまいますので、今日中に車の通行に支障が無い様に除雪作業をしておく必要があるのです。しかしながら、正月以来抱え込んだ腰痛が回復せず、ぎっくり腰にならない様に、ゆっくりと除雪作業をしています。昨日は、気温が氷点下を上回ることが無く、雪は関東には珍しく、パウダースノーとなっていました。降り出して3時間、庭が白くなって来ました。5時間も経ちますと、木々は大きな雪帽子を被り出しました。7時間後、玄関を出て花水木通りを眺めますと、降り続く10cmの積雪で綺麗な雪景色となっています。結局、午後10時に降り止みました時は、20~25cmの積雪となっていて、歩きますと膝まで埋まる程になっていました。
2018.01.23
コメント(0)
1960年国会議事堂前で、文学部学生の樺美智子女史が圧殺された際は、東大駒場自治会委員長であった西部邁氏は、各教室を駆け回り、抗議デモを呼び掛けて嘗て無い程の学生運動の盛り上がりを見せることに成功しました。その頃は、既成の政党の指導を受けることの無いノンセクト・ラジカルで平和的な抗議運動で、後年の武闘派闘争とは違い、暴力的示威行動はありませんでした。彼は、それとは一線を画していたので、暴力的な安田講堂占拠闘争には沈黙を貫き、東大教授辞任と共に、「君子は豹変す」と、新保守派と論客として、世間に再登場したのです。彼の思いは、所謂「祖国愛」に近いものだったのでしょうが、保守派の対米追従・自由資本主義とは違ったもので、安倍政権に受け入れられることは無く、又失望を味わうことになってしまった様でした。カミュが言う如く「思想に死ぬ」と言うことは普通あり得ないことですが、今回は「自分の人生は矢折れ刀尽き」だと、書くことも出来ない体の変調も悲観しての覚悟の自殺だったのではないかと思わざるを得ません。保守派の論客で知られ、「朝まで生テレビ!」などでも活躍した西部邁(にしべ・すすむ)氏が1月21日、東京都大田区の多摩川で自殺を図り、溺死したとみられる。河川敷で、遺書が発見された。享年78才。西部氏は東大在学中、東大自治会委員長として1960年安保闘争で指導的な役割を果たした。1986年に東大教授に就任したが、1988年に辞任、その後は新保守派の評論家として活躍、代表的な保守論客として論壇を超えて知られる存在に。2014年ごろまで、安倍晋三首相とも会食した。2014年に妻が他界。その後は自身の死への思索を深め、著作などでも言及する機会が増えていた。昨年12月刊行、帯に「最期の書」と書かれた「保守の真髄」(講談社)は娘の口述筆記で書き上げ、「78才にして神経痛の為、書記を全く出来なくなった」と記し、後書きに「僕はそう遠くない時機にリタイアする。その後は、僕のことは忘れて人生を楽しんで欲しい」と娘に語り掛け、担当編集者に礼を述べるよう記すなど、出版前の「死」を示唆。長く主宰した論壇誌「表現者」も昨年、顧問を引退。近年は周囲にも自殺の可能性をほのめかす発言をし、翻意を求めても覚悟を固めた様子だったと言う。
2018.01.22
コメント(0)
昨日の新年会では、先輩の方から出席者全員に自作のカーディナル鳥のステンドグラスを頂戴することになりました。カーディナル鳥は、ショウジョウコウカンチョウ(猩々紅冠鳥 Northern Cardinal)と言うややこしい名前の鳥ですが、鮮やかな赤を纏うことで、全米7州で「州の鳥(State Bird)」に選定されて愛されている鳥です。ステンドグラスですから、窓際に吊り下げて、通って来る光を楽しむのが本来のあり方ですが、カーテンの開け閉めで落としてしまう懸念もありますので、壁に掛けて置くことにしました。「これまでに頂きましたステンドグラスも3枚となりました、有難うございます!」と先輩のお礼のeメールを発信しつつ、カーディナル鳥のステンドグラスは吊り下げ方には向きがあるのでしょうが、頭を室内の内側になる様に掛けました。その上には、27才の時に描いた家内、51才で描いたテキサス風景の油彩を掛けていて、壁が一杯になりつつあります。
2018.01.21
コメント(0)
今日は新宿での新年会があり、午後2時に終わったので、途中「下高井戸」駅で降りて、下高井戸シネマで映画を観ることにしました。「下高井戸」は東急世田谷線の終点で、京王線との乗り継ぎ駅ですが、特急・準特急は停車しないのです。2時40分から始まるのは「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者」、本当ならば「ダンケルク」を観たかったのですが、まあ文句は言えません。主人公のパブロ・ネルーダがチリの文学者で、1971年にノーベル文学賞受賞者とは知りませんでしたが、酒と女を愛する凡人として描き、連れ合いを優れた女性としており、そのお蔭で彼が詩人として大成すると言うストーリーで、実情に近いのでは思わせました。警察官ペルショノーと主人公ネルーダとの逃亡劇は「レ・ミゼラブル」のジャベール警視とジャンバルジャンを思い起こさせますが、ペルショノーは部下の裏切りで負傷を負って取り逃がしてしますのですが、実際はどうだったのかは不明です。1971年にノーベル文学賞を受賞したチリの文学者で、生涯の大半を逃亡生活に費やしたパブロ・ネルーダのある1年に焦点をあてたサスペンス作品。第2次世界大戦終結から3年、米ソ冷戦の影響を大きく受けた1948年、チリでは共産主義が迫害されていた。上院議員で共産党員のパブロ・ネルーダは共産党が非合法との報告を受け、上院議会で政府を非難するが、ネルーダを弾劾したビデラ大統領は警察官ペルショノーにネルーダの逮捕を命じた結果、ネルーダの逃亡劇を叙情的に描く。チリ・アルゼンチン・フランス・スペインの合作映画ですが、次期監督作品は期待できる気がしています!
2018.01.20
コメント(0)
府中郷土の森博物館には「ロウバイの小径」が南斜面に作られていて、至って日当りも良いので暖かいので、春に先駆けてよく咲いてくれます。早咲きの梅がちらほらと綻んで来ていますが、殆どのが蕾のままで2月の梅祭りを望んでいる気配です。「ロウバイの小径」に行ってみますと、撮影隊が屯して、見頃を迎えたロウバイに三脚を立てて良いアングルを狙っていました。ロウバイは、3種類植栽されていて、原種のロウバイの他、ソシンロウバイと満月ロウバイがあって、原種は未だ蕾のままですが、改良種で蠟細工の様なソシンロウバイと黄色が鮮やかな満月ロウバイは見頃を迎えていました。あと10日もすれば早咲きの梅も見頃を迎えますので、梅祭りで混雑する前に再訪したいと思っています。
2018.01.19
コメント(0)
今朝は26年ぶりの株価回復と言うことで、証券取引所が賑わっている様ですが、国力の源泉とも思われる重厚長大代表格の鉄鋼・重工メーカーの株価は冴えません。重機械工業3社、三菱重工、川崎重工、IHIの株価は4000円内外と低迷して浮揚する気配も見えません。現状、株価を引っ張るのは軽薄短小の商業・IT産業ですので、雇用拡大から生活安定と言う訳には行かず、米国と同じくマネーゲームに終始している様にも見えるのです。労働集約産業は労働市場分野では不可欠で、自動車工業に加えて、重厚長大の重機械工業3社の飛躍的活動で雇用拡大を図ることが、中国に対抗するための国力・国益上の必須条件となる筈です。私自身は、三菱重工は8000円、川崎重工、IHIは6000円が妥当な株価と思っているのですが、三菱重工は得意とされた客船事業と航空機開発で頓挫、IHIは海外向け作業船とボイラー事業で大幅赤字を計上、川崎重工もブラジルでの造船事業で赤字を計上しましたが損失が多少少ないことで、重機械工業3社の中でトップの株価となりました。それでも、株価は4300円程度ですから妥当な株価からは程遠い状況、インフラ整備を担う重機械企業として、又中国に対抗して安全保障を担うべき防衛産業として浮揚して頂きたいものです。今日の東京株式市場で日経平均株価は反発して始まり、始値は210円59銭高い2万4078円93銭だった。2万4000円を上回るのは、1991年11月以来約26年2ヶ月ぶり。前日に米ダウ工業株30種平均が初めて2万6000ドルを突破、主要株価指数が揃って上昇。投資家が運用リスクを取る姿勢を強めている。外国為替市場での円安・ドル高も支援材料だ。
2018.01.18
コメント(0)
2年前に、NTTの紹介とも思われた光通信業者と契約しましたが、どうも「安くなります」と言う営業話に乗せられた気がしますし、実際はNTTとは関係が無かったらしい。その業者Marubeni光から「自動通信と更新期間に関するご案内」と言う郵便封筒が届きました。その中には、新たなプロバイダー「MarubeniBB」契約をすれば、5000円の商品券を差し上げますとの営業話が記載されていました。私はプロバイダーはインターネット開通以来NEC Biglobeでしたし、通信業者は常にNTT東日本、ADSLから光ケーブルに至る接続変化にも対応して来ましたので、今回プロバイダー契約の営業話には乗らないことにしました。今までも、ソニー系列のSo-net代理店が何回も「接続速度が速くなり、月額料金も安くなりますで、何故変更しないのか不思議です!」と、脅しにも似た攻勢を掛けて来ましたが、変更手続きで往生した知人も知っていましたので、一切応じることはありませんでした。今回の「Marubeni光」から従前の「NTT フレッツ光」に戻すことも考えましたが、So-net代理店の様なエゲツナサも無いので、不満も少なく、「Marubeni光」で新たに2年間更新することにしました。この手の営業話は、電力自由化での契約変更でも数々ありますが、電気は東京電力、ガスは東京ガスで良いと考え、応じないことにしています。
2018.01.17
コメント(0)
家内形見の自転車を買い換えることにしました。家内が亡くなってから何回も修理して乗っていたのですが、遂に内装3段変速が機能しなくなり、坂道の多い多摩市では至極不便だからです。家内が乗ってから10年以上、若しかしましたら15年は経過しているのかも知れません。タイヤのリムがステンレス製、近頃は全てアルミ製ですので、こんな自転車は見掛けることがありません。唐木田駅前のケイヨーD2に、売れ残りの内装3段変速があって、変速機はギヤーメーカーとして定評のあるShimano製が組み込まれていて、中々の逸品に思えました。売り場の店員の方に聞いてみますと、「自転車を持ち込んで買い換えて頂きますと古い自転車は無料で引き取ります」と言うのです。売れ残り最後の1台と言うことで、色の選択は出来ませんが、約1800円程値引きされていて、古い自転車廃棄のシール費用400円を含みますと、2000円以上安くなりますので、我家から古い形見の自転車に乗って行き、交換することにしました。盗難防止手続き費用を含めて、合計2万8580円をクレジット払いして、我家に乗って帰りました。タイヤリムがアルミ製である所為か、変速ギアが軽快になった所為なのか、何れにせよ、ペダルを踏むのに随分と楽になった気がしました。
2018.01.16
コメント(0)
正月から腰痛で、始めは市販薬のサロンパスを貼っていましたが、一向に治らず、遂に以前に処方されて残っていたモーラスパップ30mgに切り替えました処、薬効が格段に違うのか、少しずつ腰痛が改善して来る様に感じられます。兎に角、ぎっくり腰にならない様に注意して生活しています。ぎっくり腰になりますと数日寝込むことになりますから・・手持ちのモーラスパップが残り少なくなりましたので、近くにある吉沢クリニックに行ってモーラスパップを処方して貰うことにしました。此処は、処方箋と共に薬を手渡してくれますので、わざわざ薬局に行く必要が無い便利な病院、内服薬と共に湿布薬をくれました。5年ぶりの処方で、湿布薬はモーラスパップではなく、ゼポラスパップ40mgに替わっていました。内服薬は別に必要ないと思い使わずに、湿布薬のみを使うことにしていますが、モーラスパップは市販のサロンパスと同様に久光製薬でしたので安心していましたが、替わったゼポラスパップはどんな薬効があるのか、未だ使っていませんが少し不安です。
2018.01.15
コメント(0)
昨日NHKBSで「シルクロードの野望」{西へ一帯一路の奔流 拡大する中国}の3時間番組が再放送されました。既に動き出しているプロジェクトではありますが、問題点も多々あることが分かりました。結局は、一帯一路関係国一路地域での経済発展は名目上出来るのですが、中国人が出向いて商工業地区を実質支配すると言う現実に、関係国が国益を損ねるのでは無いかとの懸念が強まり、中国内自治区での民族洗浄と同質の中華帝国支配体系が樹立されてしまうのでは無いかと言うのです。中国とカザフスタンの国境都市で、2017年5月から中国への抗議活動が立て続けに起こっている。彼らの抗議活動の焦点は主に2つで、一つは新疆ウイグル自治区政府が、カザフ人が所持しているカザフスタン政府が発行したグリーンカードを取り上げこと、他の一つは、中国国内のカザフ人に対する弾圧政策だ。カザフスタンは、中国当局の進める「一帯一路」大プロジェクトの中で、最も重要な国の一つとして位置付けられている。北京の中央政府は、中央アジアの中核国家が中国へ敵意がむき出しになっている状況を克服すべく、新疆自治区に対しカザフ人のグリーンカードとパスポートを返還する様に通達している。「一帯一路」で網羅される国の数は60ヶ国で、その内20カ国が重要国家に位置づけられている。一帯一路を実現させる為には、中国はどの国の機嫌も損ねる訳にはいかないのだ。中央政府が今後、この一帯一路構想の実現に向けて、どのような手綱さばきを取ろうとも、決して生易しいゲームにはならないだろう。又、この構想に反旗を翻した国はインドで、「アジア・アフリカ成長回廊」という構想を明らかにした。これは日本とインドが協力する構想である。インドは中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)や、BRICS会議などの主要メンバー。経済面では、日本や米国だけでなく、中国やロシアとも付き合ってきた国だ。インドが「一帯一路」構想に反対した背景、インドが日本と進めている対抗策は2つのことを気にしているようだ。1つ目は、多額のローンを中国が高い金利で貸している点だ。諸国を借金漬けにして中国の影響下に置こうとする、悪意に満ちた計画ととらえているのである。例えば、中国がスリランカのハンバントタ港建設で、借り入れ金利は6.3%。スリランカは80億ドルに及ぶローンを返却する目途が立たず、中国に今後99年運営権を渡す契約に合意することになり、同港は中国の港になってしまう。世界銀行や、日本が主導するアジア開発銀行から借り入れをする場合、利率は0.25~3%で、中国の6.3%というのは非常に高い。インドは、帝国主義時代に欧米列強が植民地を作ったやり方と同様だと考えている。インドの歴史を振り返ると、英国は税金を払えない農民の土地を差し押さえることで、インド人を英国人の支配下においていった。もう1つの理由は、「一帯一路」構想に、「中国・パキスタン経済回廊」が含まれる。中東産石油をパキスタンで陸揚げし、北上して中国へ運ぶルートで、パキスタンが管理するカシミール地域を通過するが、中国軍が駐留して建設している。インドが自国の領土と主張する処に中国軍が道路を建設するのは、インドにとって譲れない一線だ。こうした理由から、インドは「一帯一路」構想との対決を決め、代替案として注目すべき経済構想が実際に動いている。中国とではなく、日本と連携する構想だ。インドと東南アジアを陸路でつなぐインド北東部の道路建設プロジェクトで、インドと東南アジアを陸路で物流を活発化させることにあり、経済的目的の裏に、安全保障を含めた戦略的な思惑もある。中国が南シナ海で強引な行動を取っている原因の一つとして、安全保障に不安を覚えつつも、経済面で中国に強く依存していることが一因だ。この中国依存を緩和するのに、インドとの貿易拡大が貢献する。更に、インド北東部にはインドと中国の双方が領有権を主張しているチベットがある。インドは防衛力の増強を進めているが、インフラがないために軍を素早く移動させることができない。もし道路整備されれば、軍の展開を助ける結果になる。中国に対抗してスリランカに新港を建設日本とインドが協力してスリランカのトリンコマリー港の開発だ。日本とインドは、優れた港を作り、日本とインドの影響力を維持しようとしているのである。同港は天然の良港で、深さは25mもあり、商船も軍艦も利用できる。大英帝国時代には海軍の拠点であったし、第二次世界大戦で日本の空母機動部隊が爆撃したのもこの港である。スリランカ政府が利用して来なかったことから、日本とインドの計画が浮上、スリランカのウィクラマシンハ首相が来日した際、日本とスリランカは共同声明を発表し、トリンコマリー港整備に日本が10億円を無償提供することに言及した。
2018.01.14
コメント(0)
TVリモコンのボタンを押しても、反応しなくなりました。多分ボタン下の導電ゴムが劣化して通電しなくなったのだろうと思われます。ネット検索しますと、修理方法が紹介されていますが、分解と清掃が主なので、導電ゴムの劣化を戻すものではありませんので、買い増しすることにしました。TVはToshiba Regza、対応するリモコンをネット検索しますと2000円程度で種々販売されていますので、その内の一つを選んで、ネットショッピングしました。2日ほどで宅配されて来ましたが、一寸長さが長くなりました。新しいリモコンは反応が良くて、ボタン操作が愕くほど楽になりました。リモコンは時には放り投げられることもあり、普段使いが酷使となりますので、家電で言われる8年寿命は無理な様で、精々3~4年、我家ではTVは未だ寿命を向かえず、リモコンはこれで3台目となりました。
2018.01.13
コメント(0)
昨日は快晴、今年初めての墓参に行くことにしました。標高が600mと高い冨士霊園ですので、凍結を恐れて陽が高くなった午前10時に出発、圏央道と東名高速を使って大井松田ICから246号線を使って小山町から山道に入ります。途中、原野の山林だった処に「小山ハイテクパーク」と称する大規模な造成工事が行われていて、フェンスが連なる風景となりました。林が伐採され、フェンス越しに富士山がよく見える様になりました。冨士霊園には丁度正午に到着、管理棟で供花とお線香を買い求めて、墓所に向かいます。林は全て裸木となって明るい雰囲気となっていました。墓前に、コーヒーの入ったボトル、ハムサンドウィッチ、蜜柑、干し柿を並べて、供花を供えて香を焚きました。気温は僅か3℃で、墓所は霜が降りて霜柱がびっしりと映えていましたのは初めてのことかも知れません。墓前で家内に話し掛け、昼食を取ったのですが、陽が在っても痺れる様な寒さでした。食事を終えてから高台まで行き、桜並木と箱根連山を望みますが、桜は裸木、箱根連山は逆光で黒く観えるだけ、やはり此処は春が訪れる絶好の時期の様です。
2018.01.12
コメント(0)
韓国政府は1月9日、慰安婦問題の日韓合意で日本政府が拠出した10億円の代わりに韓国政府の予算を充てる新方針を表明した。合意の破棄や再交渉を求めない等、日本との決定的対立を避けるための配慮も滲むが、合意は事実上無効化して、又もゴールポストを動かすと言う愚策を取ってしまいました。問題は「解決済み」とする日本政府は強く反発。今後、北朝鮮の核・ミサイル問題への対応で足並みが乱れる恐れがあり、案の定、国連での経済制裁は中ロも賛成して強められ孤立しつつある北朝鮮はその突破口を韓国に求め、板門店で開かれた南北閣僚級会談を行って合意に達し、(1)平昌ピョンチャン冬季五輪への北朝鮮の参加(2)軍事当局間の会談開催(3)対話と交渉を通じた南北問題の解決、と世界が懸念する核・ミサイル文言は皆無で、北朝鮮の思惑通りとなった様にも思えてなりません。しかも、韓国も中国には反日共同戦線を提案するも冷遇され続けて経済制裁を解かれることもなく、更に今回の判断により日米から不信を招いたことで冷遇される懸念もあり、政治経済の未来が見えず、世界で嫌われる民族として何処に向かうのか危惧するばかりです。韓国の文大統領は1月10日、新年の記者会見見冒頭の「新年の辞」で、2015年12月の慰安婦問題に関する日韓合意について「韓日両国間の公式合意であることは否定出来ず、日本との関係も極めて重要だが、間違った結び目は解かなければならない」と述べ、改めて強い不満を示した。日本政府が合意に基づき拠出した10億円には「日本や元慰安婦、市民団体が同意し、問題解決のために使えるなら一つの方法だ」と述べ、日本政府と協議したいとの意向を示した。 文氏は慰安婦問題合意について「満足出来ないが、現実を見ながら最善の策を探らなければならない」と再交渉や破棄はしないと判断した理由を説明した。又、日本政府が拠出した10億円を韓国政府が充当することには、「癒やす金は韓国政府が出すことで、これまで受け取らなかったおばあさん達もお金を受け取れるようになる。日本が心から謝罪してこそおばあさん達も日本を許せるだろう」と述べた。文在寅大統領は、結局反日だけの扇動家、世界を見ない能天気振りには呆れるばかりです!
2018.01.11
コメント(0)
先週の土曜日、1年振りに次男家族が来訪しました。昨年4月から名古屋に転勤になりましたので、会う機会が減ってしまったのです。上の孫娘は小学1年生になり、下の孫娘は4才で幼稚園に通園中、随分成長して来ました。上の孫娘が「1年半ぶりに町田リス園に行きたい」と言うことで、野猿街道にあるモスバーガーで昼食を取り、鎌倉街道に戻って町田リス園に行くことにしました。此処の売りは、台湾リスの放し飼い、モルモットやウサギへの餌遣り、ふれあい広場でのモルモットやウサギの抱きかかえ、等小動物との触れ合いなのです。一皿100円の餌をモルモットにあげるのですが、下の孫娘は手であげた餌を頬張るモルモットに、興奮して足をばたばたさせて小躍りにして喜ぶのです。1年半前は、しり込みしていたのに、何と言う変わり様でしょうか!そう言えば、最初に訪れたのは上の孫娘が4才の時で、最初はおずおずとしていましたが、慣れてからは十分動物と触れ合いを楽しんだ様で、その時は、台湾リスにも、ひまわりの種を一皿100円で何回も、飛び掛って来るリスに餌遣りしたのでした。今回、下の孫娘も4才となり十分楽しめた様でしたが、午後2時となり、「リスは満腹」との看板表示が出されましたので、リス広場には行きませんでした。町田リス園の入口で記念撮影、感情表現の豊かさは4才頃から発揮されるのかと感心させられました。
2018.01.10
コメント(0)
昨日は、年末に喪中葉書を受け取った方々に、寒中見舞いを出状して正月の仕事はお仕舞いとなりました。各所から頂いた物が残っていましたが、昨日で処理することにしました。モロゾフのチョコレート、鎌倉の鳩サブレー、ダルマイヤーコーヒー、孫娘の残した折り紙等でした。モロゾフのチョコレート実妹に頂いた干物、実兄に頂いたピーナッツ、等茅ヶ崎に届けましたら、お返しに頂戴。鳩サブレー正月に兄妹で会食した際、実妹からの頂き物。Dallmayr prodomo プロドモ 250g息子がドイツで買って来た物、エチオピアのコーヒー豆は世界最高の香りを誇ると言われ、フルーティーな香りと酸味が強いのが特徴で、他のコーヒーに比べ、苦味が少なく、コクはやや控えめ。Amazonでも販売されていますが、1200円程で手頃な価格でした!折り紙種々の折り紙を母親に教えられながら、作っていましたが、その中の鉛筆らしい。孫娘は9ヶ月ぶりに会いましたが、上娘は小学生、下は4才、成長著しくて愕きました。比例して、私も老齢化が加速して来るのは自然の摂理と認識することとなりました!
2018.01.09
コメント(0)
ハンバーガーに健康志向を求めないので、普段はもっぱらマクドナルドを利用していますが、一時は閑古鳥が鳴いていた店舗に、親子連れが増えて完全に復活した様に見えます。先日1年ぶりに孫娘家族が来ましたので、子供には安全と健康が大事だろうとモスバーガーに行ってみましたが、何か以前の活況が無い様に見えました。ネット検索してみますと、マクドナルドの完全復活とモスバーガーの低迷と言う様な情報記事がありました。モスバーガーは苦境に立たされている様で、以前の強みが弱みに変化していて、ビジネスとは難しいと思わざるを得ません。日本マクドナルドは2014年秋、中国供給業者の「賞味期限切れ食材」問題、中国政府による不衛生な工場摘発というダブルパンチに見舞われ、更に2015年正月の異物混入事件がダメ押しとなって、3期連続の赤字となり、その間で実に全店舗数の3割に当たる1000店舗近い閉店を余儀なくされた。しかし2017年度は、過去最高益となる営業利益を叩き出す見通しで、どん底から見事に這い上がった。その理由は、徹底したリストラと直営店のフランチャイズ化、そしてメニュー開発とマーケティングの刷新である。一方、「品質」「健康志向」を売りにして堅調であったモスバーガーは不振に陥っている。第一の原因は、モスバーガーの「強み」であったフランチャイズ・システム、全国約1500店で直営店舗は100店に満たなかったが、最近では直営店舗が300店舗以上に増えている。フランチャイズ・システムは、成長が続いた時代にはプラスに働いたが、人口減とデフレ経済の継続で、いつしかマイナス要素となり、個人オーナーの高齢化が進行して廃業する店舗を買い取る必要が生じたりして、直営店の増加につながっているのだ。もう一つ、大きく環境が変わった点が、「異業種」との戦いの激化だ。特に脅威となったのがコンビニの売り上げ増大と低価格戦略で、コンビニの「100円コーヒー」販売はマクドナルドに大きなダメージを与え、ドーナツの販売はミスタードーナツに壊滅的ダメージを与えたし、フライドチキンは、ケンタッキーフライドチキンの成長を止めている。更に今後、モスバーガーを脅かす存在が、続々と日本展開を始めた「黒船バーガー」である。ロッテリアやフレッシュネスバーガー、更にファーストキッチンを傘下に入れたウエンディーズ、バーガーキングなど、各社が一斉に態勢を刷新しつつある。海外からの「黒船バーガー」は、「品質」「健康志向」を最大の売りにしてきたモスバーガーと、真っ向からバッティングすることになる。モスバーガー復活の道は、意外にも長く険しいものになるのかもしれない。
2018.01.08
コメント(0)
今日は1月7日、松の内も今日限りですので、七草セットを買って来て、土鍋で七草粥を作りました。七草セットだけですと、野菜が少ないと思い台所に在った豆苗を入れ、チキンブイヨンとアゴ出汁スープで味を調え、焼餅を入れて食しました。天気は快晴、昨日より温かい陽気となりましたので、玄関ドアの松飾りを外し、正月花の花瓶から松と竹を抜き取って、近くの白山神社に出掛けました。文京区にある白山神社の支社だろうと思うのですが、元旦には初詣で長蛇の列も出来るほど近郊では親しまれています。でも、松の内最終日の7日ともなりますと、待つ人も少なく落ち着いて初詣となりました。持参した松飾りと松竹の枝を、境内にある焚き上げ場所に持って行って、火にくべて焼却してから、本殿に行き、別に願い事を祈願することではなく、新年のご挨拶に参りましたと言うことで、今年の初詣は終了とすることにしました。
2018.01.07
コメント(0)
「バガテル(Bagatelle)」は、つまらないものという意味で、面白いメロディーを作った、ピアノソナタに組み込もうとしたが出来なかった、仕上げようとしたが小曲のままだったとかの作品を言い、有名な「エリーゼのために」もバガテルに分類されています。ベートーヴェン最後のバガテル曲集(Op.126)は、組曲としての構成で作られていて、ドイツバイエルン州ドナウ川河畔にあるシュトラウビング(Straubing)市の市庁舎ホール(Historischer Rathaussaal)での“支援での喜び(Freude durch Helfen)”と題されたチャリティコンサートで、アンナ・ラドゥチェンコ女史(Anna Radchenko)によって演奏された動画が印象的です! L. van Beethoven - Six Bagatelles op.126 Anna Radchenko1823年から1824年にかけて作曲され、ベートーヴェンの晩年に書かれた最後のピアノ作品として知られる。またベートーヴェン自身が「自分が書いた最高のバガテル」と書き残している。6曲のバガテルから構成されており、1曲目のスケッチの欄外に「小曲の連作Ciclus von Kleinigkeiten」と書き込まれていることから、6曲通して演奏することを意図してある。演奏時間は6曲で約20分。
2018.01.05
コメント(0)
トランプ大統領の登場と共に、アメリカの凋落と中国の台頭が現実のものとなり、ロシアの復権、北朝鮮の核ミサイル実験強行、中東不安と世界騒乱が伺える状況となりました。習近平の中華覇権主義は、AIIBで資金確保し、「一帯一路」で陸路・海路で、世界を牛耳る野望を明らかにしていますが、自己資金では足りず、アメリカと日本への参加を呼び掛けて資金潤沢を目論んでいて、未だ先行きが読めません。トランプ大統領のエルサレムのイスラエル首都宣言を受けて、アラブ民族の反感を買っていますが、ペルシャ帝国の末裔たるイスラムシーア派の盟主イランに対抗して、スンニ派の盟主サウディアラビアがイスラエルと同盟を組むことになり、アラブも分断され、これも先行きが見えません。しかしながら、遂に経済制裁で生活が困窮しているイランで反政府デモが頻発、宗教指導者批判を叫んでいますので、ホメイニの帰国で確立したイスラム教国家体制の変化も危惧される情勢となりました。イランで続く反政府デモで、西部ロレスタン州ドルードで2人死亡と伝え、抗議デモは12月31日も続き、更に激化する恐れがあるとしている。英BBCによると、イランのイスラム体制護持が任務の革命防衛隊の幹部は、秩序の混乱には「鉄拳」で応じると語ったとイラン学生通信が伝えた。ジャハンギリ第1副大統領は、保守穏健派ロウハニ大統領に反対する政治勢力がデモに関与したと示唆している。 イランからの報道を総合すると、デモは12月28日に北東部マシャドで始まり、参加者は当初、物価上昇や失業者増加への不満を訴えていたが、29、30日には首都テヘランや西部ケルマンシャー、北部アブハルやアラクなど10都市以上に拡大。参加者は「独裁者に死を」「イスラム共和国はいらない」などと叫び、治安施設や最高指導者ハメネイ師の写真に火を放つなど、体制に批判的な言動を取り始めた。 治安当局の規制が厳しいイランで反政府デモが起きるのは異例、2009年の大統領選でアフマディネジャド大統領(当時)の当選に抗議する市民と治安部隊が衝突し、多数が死亡した騒乱以来の規模と伝えられている。国内ではインターネット接続が一部遮断された。 イランの雇用状況は深刻で、失業率は若年層に限れば3割近いとされ、こうした不満がデモ発生につながった可能性がある。 イラン情勢は米国も注視。トランプ米大統領は12月30日、「抑圧的体制が永続することはあり得ず、イラン国民が選択する日は来る」とツイート。今回のデモがイランの体制を揺さぶりかねないとの見方を示した。
2018.01.04
コメント(0)
年末年始は、TVでは特別番組が多くつまらないので、NHK教育番組を観ていましたら、香川照之氏が、カマキリのぬいぐるみを纏って昆虫採集をする「昆虫大好き」と言う、子供向けの番組があり、「タガメ」、「オニヤンマ」、「マレーシアのクワガタ」の3編を興味深く拝聴しました。昔は、何処にでもいた水生昆虫の王様「タガメ」、日本最大のトンボ「オニヤンマ」を、香川照之氏が実際にタモや昆虫採集網で捕獲するのです。香川氏は、子供時代に昆虫採集に熱中したことがある様で、昆虫に対する知識や薀蓄が深く、共演している子供達にも、その生態を親切に披露するので、教育番組として出色の出来栄えの様に思われました。私も、五島に行きますと、モンキ蝶を含む種々のアゲハチョウやトンボのヤンマが見られますので、楽しみにしています。オニヤンマのヤゴが、どぶ池から巣立って、成虫が家の中まで飛んで来る自然が残っているのです。しかし、どぶ池が汚れて来ましたのか、近年は綺麗な水辺を好むオニヤンマではなく、小型のマルタンヤンマになってしまっているのは寂しいことです。
2018.01.03
コメント(0)
全28件 (28件中 1-28件目)
1