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昨日は、綾部原の丘陵に行き雑木林でのんびりとキンラン・ギンランでも探しに行くべく、野津田公園に行ってみましたが、祭日で野津田サッカー競技場での催し物があって、駐車場は800円の事前徴収とのことでしたので、諦めて帰ることにしました。其処で、自宅で何か料理をしようかと思い、テキサスチリを又作ることにしました。フライパンにオリーブ油を入れ、刻んだ玉葱を炒めつつ、牛の挽肉を加えて、玉葱が透明になるまで加熱し、キドニー豆と花豆を加え、缶詰のホールトマトも入れて炒め続けます。最後に多量のトマトケチャップ、チリパウダー、塩コショウで味を整えて完成です。夕食はDinnerではなくSupperとなりましたが、プレーンクラッカーとお隣から頂いたピクルス、ミルクティーでささやかなメニューとなりました。ミルクティーは、家内が亡くなって10年間使っていなかったRoyal Albert TeaPotに、やはり多分10年戸棚に仕舞われていたFauchonのOrange Pekoe茶葉を入れて、熱湯でPumpingさせて作りました。10年も経ちますと、賞味・消費期限は過ぎていたのでしょうが、ミルクティーとしましたので、味加減は分からず不明、違いが分からなくなった後期高齢者でした!
2019.04.30
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町田市のWebサイトに次の様に掲載されています。町田市本町田・UR藤の台団地南側の「町田市立博物館」が、施設老朽化等による展示事業終了に伴い、2019年6月16日(日)をもって閉館します。新館は、町田駅の近くにある芹が谷公園に建築されるそうです。早速、行ってみることにしました。通常は、入館料は300円なのですが、最終展と言うことで無料、前期と後期に分かれて展示するとのことで、前期はガラス器や陶磁器が中心の様でした。種々の色ガラスの小瓶、何とも可愛いものです。古今東西の銘品が並び、透明ガラスの創始者とされるヴェネチアングラスから薩摩切子まで展示されていました。陶磁器では、柿右衛門様式の原点ともされる呉須赤江の皿、準宝石ともされるラピスラズリを使った青絵の皿もありました。中国の侵略に会い、抵抗したベトナム国でも、文化的には影響を受け、磁器の銘品が生まれたと思うと複雑な気分にもなりました!
2019.04.29
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昨日は、肌寒く気温が低かったのですが、やはり昼食は桜が丘公園に行って外食にしようと、ハムサンドにデコポン、スナックに珈琲を用意して出掛けました。四阿屋からは木々も草原も、新緑が雨に濡れて生気溢れる様子でした。此処からは、森の上に、丹沢山塊や富士山の高嶺が見える筈でしたが、厚い雲に閉ざされて姿を見せてくれませんでした。四阿屋の裏にある雑木林には、例年多数のキンランが咲いている筈だと、覗いてみましたら、4分咲きのキンランが、雨にもめげず、多数ありました。黄色は発光性があるのか、雨にも拘らずに。鮮やかに自己主張しています。此処は、公園の南端に近く、訪れる人が少なく、盗掘を免れているようです!大型連休では、休める方々は遠方に遠出する様で近郊は空いていますが、格差拡大が叫ばれる中、果たして働く人の何割がそれをエンジョイ出来るのでしょうか?
2019.04.28
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昨日は会社時代の先輩宅にお昼のお呼ばれをし、特上ビフテキを頂きました。昔話をしていましたら、米国駐在時代にメキシコへはガスタービン拡販の為、ヒューストンから多数回出張した際、お世話になった当時の事務所長であった中村保氏が、「ヒマラヤの東」3部作を刊行、2004年に秩父宮記念山岳賞、2008に英国王立地理学協会バスク・メダル賞、を受賞すると言う快挙を成し遂げていることを知りました。「チベットのアルプス」と言う完結編が中村氏から寄贈された本があると言うことで、早速貸して頂き、読んでみることにしました。中村氏は登山先輩から得て座右の銘としている「登山家は読むこと、登ること、書くことの三つが揃って一人前と言える」は、全ての人間に言えることで、面白そうです!処で、先輩はステンドグラスを多数製作していて、気に入った作品を持ち帰ってくださいとのことで、25㎝角で青色が映えるステンドグラスを頂戴することにしました。これまで、4個も頂いているので、恐縮はしたのですが・・今朝、ガラス戸に掛けてみますと、空色と温色の配色が素晴らしく、何故かシャルトルブルーを思い出しました。世界遺産であるシャルトル大聖堂には行ったことは無いのですが、青を駆使したステンドグラスはシャルトルブルーと言われていて有名なのです。数百年掛けて経年変化した青色が微妙にオリジナルから変化した様子が、歴史を物語ると言うことなのかも知れません。
2019.04.27
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梅も少し実を付けていますが、葉に隠れて見分けが付きませんし、あれほど咲いた乙女ツバキも殆ど散ってしまいました。椿の根元で咲いていたシュンランやフリージアも盛りを過ぎて、春の進行が加速し出しました。今朝は雨上がりで、植物に生気が満ち溢れている様で、濃い紫色のミヤコ忘れも漸く盛りを迎えています。お隣が大事にしているクレマチスも、昨年は駄目でしたが、今年は何とか勢いを取り戻してくれました。五島から持ち帰って20年以上大事にしていた蕃茉莉、昨年は寒さで枯れてしまい、神代植物公園で購入しました若木が、白と紫の花を少なからず咲かせてくれました。1月に咲いたシンビジュウムは、春になって、2本の花芽が立ち上がって咲いてくれています。1月には花瓶に挿して、仏壇への供花としたのですが、今回は花鉢のままで楽しむことにしました。良く観ますと、羽衣ジャスミンや姫ライラックも蕾が膨らんでいて、開花も間近な様で春うららを感じたい季節なのですが、例年に無い暑さを感じることとなりました。
2019.04.25
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先日、NHKEテレ「100分で名著」番組で、万葉集の解説があった折、東歌の「多摩川に・・」が紹介されていました。万葉集の中でも、で、東国の風景を描きつつ、訛りもそのままで、率直に詠んだ和歌がありますし、又、万葉集には、九州沿岸の守りについた防人が詠んだ歌が収録されています。巻第14に、「東歌(あずまうた)」と銘打って、武蔵、相模など東国12国の歌として、230首が撰定されています。防人(さきもり)の歌は、巻13、14にも含まれていますが、巻20には最も多く含まれているとのことです。東歌の中で、東京都に関する歌は下記の2首が撰定されています。3373 狛江市 調布市多摩川に曝(さら)す手作さらさらに 何そこの児(こ)のここだ愛(かな)しき3377 府中市武蔵野の草は諸向(もろむ)きかもかくも君がまにまに吾(あ)は寄(よ)りにしを防人の歌では、防人見返り峠のある「よこやまの道」が歌われています。多摩市、稲城市、町田市赤駒を山野に放し捕(と)りかにて 多摩の横山徒歩(かし) ゆか遣(や)らむ特に多摩川を詠んだ歌は、「さ」と「こ」が重複して転がる様になっていて、リズム感の塊にも思えます。覚えているのは、多分高校の教科書に載せられていたからなのでしょう。万葉集以後、勅撰の和歌集は、貴族文化の象徴と化してしまうのですが、万葉集を勅撰した大伴家持は、広く国民の歌として纏めた功績は非常に大なるものがあります。
2019.04.24
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4月とも思えない程、気温が上がって来ました。山道に咲く、キンランやギンランも開花したかも知れないと、稲城中央公園に行ってみることにしました。花を観に出掛けると言うのは、亡くなった家内に付いて出掛けたことの名残で、彼女の形見の趣味かも知れません。雑木林の中に、「山道」と名付けられた小径がありますが、例年数十本のキンランが咲いてくれるのです。絶滅危惧種とされるキンラン・ギンランですが、此処は管理されていて、盗掘で数を減らすと言う事態は避けられている様です。花芽が立ち上がっていますが、開花していないもの、開花直後のものが多かった様ですが、何とも可憐な花です。この公園には、ギンランもあるのですが、開花時期が遅いこともあって、見つけることが出来ませんでした。山道を抜けて、散策路を歩いて行きますと、法面にイチリン草の群落が咲いていました。木漏れ日の当たる此処も、例年咲いてくれる場所、健気なものです。
2019.04.23
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スリランカでキリスト教の教会の教会など6ヶ所で、4月21日、相次いで爆発があり、207人が死亡、多数のケガ人が出ていると言う。これは例によって、過激なイスラム原理主義者と犯行とされますが、同じ旧約聖書を報ずるキリスト教徒への攻撃ですから、その狭量さには、寒々しさを感ずるばかりです。イスラム国(ISIL)に名を借りた住民の弾圧支配や女性への結婚強要、世界各地で起こる残虐なテロや、教義に反したとされる処刑は、「一部の過激派」によるものだとするイスラム教徒に対して、平和とは正義が行使される状態だと定義し、平和的なイスラム教徒は存在するがイスラム教は平和的な宗教でないと結論づける講演が行われています。宗教徒として17億人を超え、キリスト教徒数より多く、世界最大の宗教となっていますが、排他的な原理主義がその根幹にあって、女性蔑視と言う教義もあって、男女平等を是とする世界に不安と脅威を広めて物議を醸しているのは、確かな様です。権威ある討論会と言われているオックスフォード・ユニオンでの、Anne-Marie Waters(アナ・マリー・ウォーターズ)の講演抜粋:私は常にイスラム教の考えを尊重すべきだと、言われ続けてきました。十分な理由は無かったのですが・・。しかし私は、他の信条以外にイスラム教を尊重する責任は全くありません。イスラム教のもと抑圧されている女性を尊重する責任もありません。平和的と思えないイデオロギーに対して妥協する責任もありません。イスラム教の平和は、イスラム教徒の心の中にあります。残念ながら攻撃的なイスラム教が目立ちますが、平和的なイスラム教徒はより創造的な解釈をしなければなりません。平和的なイスラム教徒は、認識を超えてコーランを理解しています。コーランにはない言葉を継ぎ足して理解しているのです。それこそがイスラム教に打ち克つことなのです。しかし、暴力を生み出している国々で、イスラム教徒が実際にやっていることがコーランなのです。平和でもなければ、正義でもありません。現在流布しているイスラム教は平和な宗教ではあり得ないのです。
2019.04.22
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昨日は会社OB会がありましたので、豊洲に出掛けましたが、其処に行きますと何故かトニオ・クレーゲルを思い起こしてしまいます。1960年代は、主な敷地は工場地帯、3Kなり4Kなりの職場でしたが、戦後の混乱期を過ぎて、先を行く米国製品に追い着こうと皆が努力した時代でもありました。製品の積出港のある運河も汚れたままでしたが、航空学科を卒業して、自分が望んだ職場でしたので、不満はありませんでした。優れた先輩にも恵まれ、エンジニアとして成長して行ったのですが、会社の期待は組織の一員として活躍することが望まれていたのです。営業も兼ねたセールス・エンジニアが主な役割となり、遂には米国駐在して先進国への輸出活動することが上司から命じられることになりましたが、果たして自分の望みはそうすることであったのかと、後期高齢者になった今になって自問・自答することになりました。トニオ・クレーゲルはトーマス・マンが文学者としてどうあるべきか真摯に思い悩んでいた自身の告白的な作品であって、難解な彼の作品群では比較的に読みやすい短編小説で、主人公のトニオが、「芸術家として生きるべきか、普通のプチブル小市民であるべきか」と悩み、変貌した郷里を訪れて、折り合いを見つける物語なのです。積出港のあった場所は、大学キャンパスとなって変貌、大きなユーカリの木は工場名残りとして、残されている様です。運河の水も綺麗になり、水際には遊歩道が設営されて、今や工場地帯から職住接近の地となったマンション群から、若い家族連れが散歩する場所となりました。豊洲交差点付近も、ゆりかもめ線、地下鉄有楽町線の駅となり、高層ビルも立ち並んで、昔日の面影は全くありません。変貌する豊洲を徘徊して、自分の過ごして来た過去を思い遣るのも、偶には必要なことかも知れません!
2019.04.21
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ソメイヨシノの花の季節は終わり、若葉の季節へと移っています。これは、4月3日、神代植物公園の芝生広場から見た、見頃となったソメイヨシノの林です。ソメイヨシノは美しく豪華な花並木を作ることで、最も親しまれている桜ですが、健康寿命が50年と短く、又病気に弱いと言うことで、その親戚とされるジンダイアケボノへの植え替えが進められている様です。ヨメイヨシノは“てんぐ巣病”に罹りやすいことが知られていて、この病気に罹った枝はそのまま放置しておくと徐々に蔓延し、枯れてしまいます。“てんぐ巣病”は伝染性の病気である為、ソメイヨシノを配布することが病気拡大になることを懸念し、日本花の会ではH17年度からソメイヨシノ配布を中止していました。根強いソメイヨシノの人気に応えるため、植栽地で定期的な管理を実施し、“てんぐ巣病”対策が出来る処は販売という形で対応してきましたが、H21年度からソメイヨシノの苗木の販売を中止し、神代曙(ジンダイアケボノ)への植え替えを推奨しています。ジンダイアケボノは、神代植物公園で発見されたサクラです。これは、4月3日の同日、桜林を隔てた、散策路に咲いていた神代曙です。ワシントンに送られたソメイヨシノ、ワシントンでソメイヨシノの種をとって育てた桜で、アケボノとアメリカで呼ばれた種類の桜があります。それが日本に導入されて、神代植物公園という所で、植えられたのですが、その内の1本が、アケボノとちょっと違う花を咲かせたことで、神代植物公園で生まれたアケボノと言うことで、ジンダイアケボノ、という名前がつけられています。母親はソメイヨシノ、父親はどこの誰だか分からない。何より、遺伝子操作で無いことが、安心感を与えてくれます!
2019.04.20
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個人や自国の利益ばかりを追求する、新資本主義が世界を吹き荒れています。中国も共産主義と言う万民庶民を豊かにする教義から逸脱して、新資本主義と変わらない国家資本主義を展開中ですから、何処に居ても安寧の場所はありません。明治以来の日本の政治経済の発展の歴史を学ぶことで、難局打開出来ないかと、授業やゼミを展開しているのが、知性・知識の殿堂とされるハーバード大学の日本史教室の様で、数々の提言が傾聴に値すると思われるのです。得てして、自国の良い処ばかり教えて愛国教育を施す。これでは「偽りの誇り」と「実体のない品格(Empty Diginity)」を持つ国民だけになってしまう。こうした動きが日本、米国だけでなく、ヨーロッパ、中国、韓国等に広がっていて、非常に危険な兆候です。日本には負の歴史に向き合う勇気を持ち、テクノロジー、環境政策の強みを生かし、高齢化社会問題を解決して、世界から更に尊敬される国になって欲しいのです。明治維新で、坂本龍馬、西郷隆盛は脇役で、大久保利通、木戸孝允が主役、主役の彼等は「西洋と日本のギャップ」に直面し、そのギャップを埋めようと必死に努力する明確な目標があったのですが、現代の日本には明確な目標がありません。日本の指導者は、江戸時代のサムライの考え方を受け継ぎ、「得た富は国民に分配されるべき」と考えたことで、明治以降、資本主義国家となりましたが、指導者は武士の精神を持ったサムライのままで、貧富の格差がそれ程拡大していないのです。世界は渋沢栄一に学ぶべきで、彼が理想として掲げていたのは、倫理的な責任感を伴った株主資本主義です。三菱の創業者岩崎弥太郎は個人が利益を追求して独占する資本主義に傾倒していて、渋沢とはしばしば対立しました。勝者と敗者の格差を助長する経済システムは、人々から支持されず、正当性を失います。貧富の格差は危機的状況で、早く彼の考えに目を向けるべきでした。日本の経済発展モデルはアジア諸国の模範となったのは、「教育水準を高めれば、社会や経済を良い方向に、短期間に実現可能」と証明してくれたからです。それには、仏教の影響が大きく、仏陀の信仰順位は1に知識、2に善い行い、3に信仰です。一方キリスト教やイスラム教では、1に信仰として、何より優先されるのです。仏教国の方が知識獲得に熱心なのは、その為です。世界に知性と知識を提供し、学校や病院を設立支援する等、既に実践して来たことを拡大し、日本は世界の良き模範となって欲しいのです。
2019.04.19
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―昨日は、御岳神社に行って来ました。1976年夏に、小学校前の子供二人を連れて、御岳渓谷で涼やかな多摩川の清流を楽しんで、バスで御岳山ケーブルの滝本駅に行き、ケーブルカーを利用して、其処から徒歩で御岳神社に参拝したのが初めての訪問でした。米国から帰国後、小平市の社宅に住んでいましたが、翌年の1984年春に、家族皆で御岳駅からバス・ケーブルカーと乗り継いで、リフトで展望台に登って眼下の景色を満喫後、舗装された急登道路を歩いて、参拝して無事帰国したお礼参りをしたのでした。1992年には子供達も親離れしていましたので、家内と二人で、ロックガーデンを見物に行っていますので、今回は17年ぶりの訪問です。秩父多摩甲斐国立公園内ですので、山深く種々のトレッキングコースが用意されています。ケーブルカー頂上駅は820m、御岳山頂上は930mですので、100m余登るだけですのに、体力の劣化は酷くへばりました。折角だからと17年ぶりにロックガーデンまで行ってみようと、山道を行きますが45分過ぎても着きません。漸くその入口にある「天狗岩」に到着、ロックガーデンは周回2時間ということですので、今回は致し方なくGive-Up!天狗岩の下で、ラーメンを作って、買って来たお結びと共に昼食、引き返すことにしました。リュックにはGasBrennerとKochelを入れてありますので、何処でも暖かいラーメンを作ることが出来るのです。来た道を引き返して、御岳神社まで登り返し、漸くケーブルカー頂上駅に到着、広場では遅咲きの桜が咲いていました。 43年前の子供達、見守る家内も未だ若さ溢れる子育て時代の33才でした。合計3時間のトレッキングですが、昨日~今日は節々が痛いのです。
2019.04.18
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ニュースで、燃え上がるノートルダム寺院の映像が放映されたので驚きました。全て石材に依る建築物と思っていましたのに、何故燃え上がるのかも不思議だったのです。フランス・パリ中心部にあるノートルダム大聖堂で15日夕に発生した大規模な火災は、16日未明、発生から約9時間後にほぼ消し止められた。2棟の塔など大聖堂の主要な構造は焼失を免れたが、尖塔と屋根が崩落した。出火原因は明らかになっていない。消防当局は改修工事との関連について調べている。消火活動中、消防隊員1人が軽傷を負ったと言う。築850年になるゴシック様式の大聖堂は世界遺産に登録され、フランスでも特に有名な名所の一つ、大聖堂は老朽化が進み、壁に亀裂が入るようになった為、フランスのカトリック教会が昨年、改修のため寄付を募っていた。寺院正面の尖塔の何方かには、屋上まで行ける階段があって登れ、多分尖塔屋上に近い回廊部分を歩き廻れるのですし、通路も含めて全て石材製ですから、木材部分があるとは思っていませんでした。4年の米国駐在を終えて帰国途中の家族旅行中の1983年10月1日の写真、家内は40才、豊かな黒髪で数年後に出て来る白髪も未だ見えず、若さを失ってはいません。新聞でチェックしてみますと、傾斜のきつい切妻屋根は、千年を超える木材で構成され、永らく「森」と呼び慣わされていたとのことです。そうなると、ウィーンのステファン寺院の屋根も急傾斜で、模様のある瓦で葺かれていますが、其処も木材製なのかと疑念を抱かずにはいられません。兎に角、上記写真に見える屋根に据え付けられていた鋼鉄製若しくは青銅製の尖塔も焼け落ちてしまいましたのは残念ですが、復旧は困難ではないと思われます。
2019.04.17
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昨日は会社時代の先輩宅にお邪魔して、種々談笑をして旧交を温め、午後6時から文京区役所ビルの展望階で会食をすることになりました。レストランに入った頃は、東京ドームの天井も白く見え、隣の後楽園庭園も緑深くて、風情を楽しむことが出来ました。午後7時半になって、夜の帳が下りますと、一転高層ビルの多さが目立って来るのです。高層ビルにはヘリコプター等の飛行物体衝突防止用に、赤色ランプが点滅する様に義務付けられていますので、野球の無い月曜日にはドームや庭園は漆黒の闇に沈んで、ビル照明と点滅する赤色ランプが相まって動く照明と化し、SkyScraperの林立する大都会の只中にいることが実感出来ました。まるで、ニューヨーク中心街も、かくあるだろうと思わせる夜景となりました。
2019.04.16
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昨日残ったチリビーンズにプレーンクラッカー、野菜サラダ、それにフリーズドライの小松菜味噌汁でSupperとすることにしました。野菜サラダはサラダ菜に、ブロックベーコン細切れ、ドイツ製のUngewurzt Croutonと言う乾燥させた細切れのパンを乗せ、ドレッシングはマヨネーズとしました。Chili-Cupは味付けが濃いので、プレーンビスケットは2袋を頬張ることで、美味しく頂けました。クラッカーの箱にはLevain Classicalと表示されていますが、ヤマザキビスケット社製で日本製であるらしい。CookPadでは、古今東西あらゆる分野の料理レシピが掲載されていますので、懐かしいテキサス料理を再現することが出来ました。何とも便利な時代となりましたが、次世代のネット社会となるIoTや5G普及には、それ程の必要性を感じておりません。サイバー処理と攻撃で、自分の全てが露わにされ、社会の混乱を招く懸念がありそうですし、ネットから隔離された状態も必要不可欠なものだと思うのです。
2019.04.15
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昨日は快晴で、気温も上がるとのことでしたので、気軽な山歩きを楽しむべく、津久井城山に行ってみることにしました。津久井湖畔では、未だ桜祭り開催中と言うことで、「花の苑池」も相当の人出でしたが、それを横目に見て、城山を周回して、南麓の城山公園パークセンターに着きましたのは午前9時半、未だ早いので、駐車場は空いていました。青空に、若緑に彩られた城山頂上が見えています。2ヶ月前に、股下の筋を痛めましたので、その症状を悪化させない様に、ショックアブソーバーとして登山用ストックを使ってゆっくりと登って行き、展望台に着きました。一昨日の雨は丹沢では雪だったのか、最高峰の蛭ヶ岳は美しく冠雪していまして、絶景となっていました。この公園には、急騰な男坂コースとなだらかな女坂コースが設けられていますが、敢えて男坂を選択して登ります。100~150m登りますと尾根道に到着しますので、先ず飯縄権現を参拝してから、山頂のある津久井城址に向かいます。山頂到着は午前10時半、カップラーメン等を作るべく、バーナーやコッヘルもリュックに背負って行ったのですが、未だ早いと下山して、自宅で昼食を取ることに変更しました。下山は股下や膝関節を痛める懸念がありますので、こまめに登山ストックを使い、駐車場に11時半到着、帰路に着きました。何とか股下痛みを再発させずに、無事に歩けましたので、次は城山湖一周コース、或いは高尾山を目指すことにしました。
2019.04.14
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テキサス州ヒューストンに駐在していた時は、昼食にも夕食にも、よくJames Coney Islandと言うホットドック屋に行きました。其処の売れ筋は、Chili-DogとChili-Cupでした。Chili-Cupは文字通り、チリビーンズ・スープをカップに入れ、プレーンクラッカーを添えて出されますので、クラッカーを頬張りスープを掻き込んだり、人によってはクラッカーを細かくしてスープに入れて、食べる人達もいました。Chili=dogはホットドッグの派生型、蒸気で蒸したパンに、ソーセージを挟み、豆を抜いたチリソースで溢れさせ、みじん切りの玉ねぎを乗せ、頬張って食べるのですが、柔らかくて美味しいジャンクフードでした。チリコンカン(チリビーンズ)のレシピは、19世紀半ばにメキシコから独立しアメリカに併合されたテキサス州で考案されたと言われ、テキサス州はこれを「州の料理」に指定している。庶民考案の料理らしく、レシピに関する信頼できる情報が乏しく、詳細な発生日時は未だに判明していない。時代が下るにつれてレシピが洗練され、ファーストフード店や一般の食堂でもこの料理が提供されるようになった。しかし、レシピは次の様に紹介されています。挽肉とタマネギを炒め、そこにトマト、チリパウダー、水煮したキドニー豆(赤いんげん豆)やあか豆などを加えて煮込んだものが最もよく知られている。肉は牛肉であることが多いが、豚肉、鶏肉、シチメンチョウの肉などでも作られる。仕上げにマサやオートミールでとろみをつけることが多い。バーベキューソースで味を付けたり、シナモン、コーヒー、チョコレートなどを隠し味に用いることもある。キドニー豆(赤いんげん豆)は日本では栽培されていないのか、近くのスーパーでは売っていませんので、聖蹟桜ヶ丘の京王アートマンにある「富沢商店」に行き、キドニー豆をミクスした豆の缶詰、チリパウダー瓶を買い求めて来ました。Cook-Padでは、挽肉の代わりに、コーンビーフでも良いと紹介されていましたので、野崎のコーンビーフ缶詰を使うことにしました。思ったより、赤が少なくてイメージ通りではありませんのは、代用としたコーンビーフの所為なのか、最後に加えたケチャップの量が足りなかったのか、定かではありません。昨晩はご飯のオカズにしたのですが。どうもMatchingしない気がしましたので、永山駅のグリナード商店街にある「西友」でLeVain Classicalと言うプレーンクラッカーを買って来ましたので、ヒューストンを偲んで食して見ようと思っています。
2019.04.13
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原発事故後、54ヶ国・地域が農水産物の輸入を規制していましたが、撤廃が進んでいて、23ヶ国・地域に漸減しつあります。これも地道な放射線検査を実施することで、海外諸国の理解しつつある段階に来たと言えましょうか?そんな中、韓国だけが2016年に輸入規制を強化、青森、岩手、宮城、福島、茨城だけでなく、栃木、群馬、千葉の8県の水産物については一部から全てに拡大したのです。これに対して「科学的が無い規制」と日本はWTOに提訴、第1審では勝訴するも、韓国が上訴した今回の最終審では、判決への判断基準を示さぬままで、韓国の規制を容認する判決となりました。日本の努力が報われない残念な判決ですが、これで確定となったことで、何とも割り切れない感じがしています。韓国は2011年3月の原発事故を理由に、福島や青森、岩手など8県で水揚げ・加工された全水産物の輸入を禁止したままで、日本は科学的根拠がないとしてWTOに提訴、紛争処理小委員会では勝訴となったが、韓国が上訴していた。WTOの最終審にあたる上級委員会は、韓国の措置は貿易制限的で不当とは言えないとし、2018年2月に一審の紛争処理小委員会が出した判決を覆した。韓国以外にも中国やシンガポールなど20カ国以上が、今も日本産食品の輸入を規制している。勝訴を追い風に緩和や撤廃を働きかけるつもりだった日本には痛恨の結果となった。小委員会は韓国の措置を「衛生植物検疫(SPS)」協定が禁じる「恣意的又は不当な差別」にあたると判断したが、上級委員会では、SPS協定の解釈に誤りがあると指摘したが、輸入制限基準の正当性は判断せず、許容できる放射線レベルなど安全性問題でも見解を示さないとし、又、韓国の規制がWTOのルールに整合しているとは判断していないのだ。近年、WTOの紛争解決機能は著しく低下している。上級委員の定員7人中4人が欠員となっているのが一因で、米国が欠員補充を拒否し続けていて、今回も「慎重姿勢」を示した背景は、「米国の不満も微妙に影響している」ともされている。米中貿易戦争など重要な紛争案件が増える中、はっきりとしない判断が続けば、WTOの紛争解決機能は形骸化しかねない。
2019.04.12
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1960年の安保闘争の最中、街頭デモを展開する学生達の間で良く歌われておりました。多分、駒場寮の寮歌集にあったものとされていますが、定かではありません。北帰行 旧制旅順高等学校 歌うは緑咲香澄メロディーは微妙に違っていますが、旅順高校とは知りませんでしたし、何か懐かしさを覚えるばかりです。その後、歌詞や節回しを一部変えて小林明・ボニージャックスが歌っていましたが、やるせない焦燥感もあり、安保闘争の挫折感と相まってそれなりのヒットとなっていました。「作詞家・作曲家である宇田氏は旅順高校を退学後。奉天の農業大学の学長だった父の家に行くまでの一週間、市内の旅館に宿泊しました。その時作った歌が「北帰行」でした。別れの日。同級生50人が俄かに覚えたこの歌をバス停で歌って見送りました」との旅順高等学校同期生の証言もある様です。
2019.04.11
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先週の日曜日は、桜が見頃でしたので、津久井湖に行ってみることしました。しかし、途中から道路が渋滞、津久井湖では桜祭りが行われていて、水の苑池・花の苑池にある駐車場は満杯で入ることが出来ません。それではと、城山南麓にある城山公園に行ってみましたが、此処も駐車待ちの長蛇の列でしたので、諦めて城山湖に向かうことにしました。所定の駐車場は、やはり満車で入れませんので、湖畔まで行ってみますと漸く空き場所を見つけることが出来ました。津久井湖もそうでしたが、城山湖の水位も激減していて、揚力発電を実施するのは適切では無い感じでした。18年前に撮った写真と比べますと、明らかに水位が低いのです。18年前の手摺フェンスは鋼管に塗装していたのですが、今はアルミ製に代わっています。未だ家内は58才、元気でよく低山トレッキングを楽しんでいたのです。今朝は冷たい雨となっていますが、此処1月程続いていた砂漠の様に乾燥した気候に対しては、絶好の慈雨の様に思われます。
2019.04.10
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入試の理科試験では、物理と化学を選択し、化学ではどんな問題だったのか記憶の彼方ですが、物理の3問目は放射性物質の半減期を対数表示させて、何かを解く問題だったと記憶しています。半減期問題は指数関数で曲線なのですが、常用対数を使用して原物質量を縦軸とし、経過年数を横軸としますと、傾斜が1/2の直線表示と出来るのです。ネットで、放射性物質の半減期問題を検索してみますと、次の様に表示されていました。この様な設問だったか定かではありませんが、大学入試問題としては一寸易しすぎる気もしないではありません!59年前の入試問題、国語現代文では高峰秀子の随筆から出題、数学では三角関数での不等式設問と微かに覚えていますが、英語や社会科問題はとんと記憶に残っていません。
2019.04.09
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近頃、便秘が常態化しているのは、多分食物繊維の摂取が滞っているのは、生野菜を意識的には食べようとしないからなのでしょう。野菜の漬物は欠かせない様にはしているのですが、サラダ菜等の生野菜サラダは数日に1回程しか作らないのですから、絶対量が足りない様です。先日TVを観ていましたら、食物繊維補充対策には煮豆が最適と放映されていましたので、作ってみることにしました。買ったまま、数か月放置してあった、花豆と小豆がありましたので、鍋に水と共に入れて1時間程煮てみましたが、乾燥が酷いのか一向に煮豆らしくなりません。多分煮る時間が短いからそうなるのだろうと、水を追加して、味付け用の砂糖と塩を加えて、更に2~3時間ほど煮込みましたが、花豆は未だ芯の硬さが少し残っていますし、小豆は粒あんの様にはなりません。それでも、問題無く硬さは減り、甘さを控えた食材として食することが出来る様になりましたので、完成としました。ネットのCookPadで検索してみますと、「花豆は煮込む前に、12時間、出来れば18時間に亘って、水に浸して柔らかくしておく」と記載されていました。事前に調べて置かなかったのが失敗の原因、次への申し送りとすることにしました。
2019.04.08
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昨日は5月の気温と言うことで、冨士霊園に行ってみることにしました。道すがら、何処其処は丁 度見頃となっていましたし、途中山北町では、桜祭りが開催されていましたので、冨士霊園でも見頃を迎えているかも知れないと期待していました。しかし、冨士霊園は標高600m以上の高原、期待が外れて、未だ開花直後でした。それでも、気の早い人達がシートを広げて、花見を楽しむ様子も散見されました。墓所への坂道上から、駐車場を見下ろして観ますと、早咲きの桜は咲いているのです。墓前に供花と香を焚いて手を合わせ、珈琲と果物、ワッフルで、細やかなランチとして、暫く時を過ごして、「又来るね!」と帰途に着くことにしました。
2019.04.07
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一挙に、気温が上がって、5月の気候と言うことでしたので、野津田公園ススキの丘に行ってフデリンドウの開花を探すことにしました。頂上まで登って、サッカー練習場を観ますと、昨年まで土の広場だったのが、今年は芝生を植えて、本格的な練習が出来る様に整備されています。その向こうの雑木林も新緑に染まって、すっかり春めいて来ました。ススキの丘は、昨年末にススキがすべて伐採され、新しい芽吹きが始まっています。ススキ原が刈り取られた草原は、陽の光を浴びて、ヨモギ、スミレ、フデリンドウの群落が見られました。フデリンドウは個体差があるのか、紺色から空色まで、色々群生していました。実は、ハルリンドウとフデリンドウの見分け方が分かってはいないのですが・・
2019.04.06
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桜狩りに神代植物公園に行って来ました。展示館ではスミレ展が開催されていて、丹精込めた鉢植えが多数展示されていて、無料でスミレ種子が配布されていました。大温室に行ってみますと、翡翠色のヒスイカズラが咲き出していましたが、何と美しい花なのでしょう!元来青や紫の花が好みですので、園芸店に行ってみますとルピナスの鉢植えが300円で販売されていましたが、残念ながら青のルピナスは無く、赤紫のルピナスを購入することにしました。ルピナスの矮性種、青色の美しい花は、Bluebonnetと呼ばれ、テキサス州の州花なのです。野原を一面の青い海に変える、ブルーボンネットは4月上旬が日本の桜と同じく、花見の時期なのです。1983年4月、私が41才、家内が40才での画像ですが、ブルーボンネットの聖地ともされるBrenham方面に、家族連れで毎年よく出掛けたものです。
2019.04.05
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今まで、殆ど聴いていない歌唱曲ですが、ドイツの有名な国立公園の動画をバックにして、青年合唱団が歌う、静謐な歌唱には心惹かれるものがありました。Ave Maria - Wenn ich ein Glöcklein wär - Jugendchor am Schmitthenner Gymnasium in Neckarbischofsheimmit Bildern aus dem Nationalpark Berchtesgadenerlandとなっておりますので、ドイツ最初の国立公園ベルヒテスガルテンの動画がなっていますが、これはミュージカルともなった映画「サウンド オブ ミュージック」の冒頭を飾る動画でもありましたので、見入ってしまいました。2000年春、インスブルックからザルツブルグに向かう途中に、その南側をかすめたのですが、寄ることが出来なかったのは残念なことでした。Wenn ich ein Glöcklein wär,laut (schön) wollt ich läuten.Das sollte rings umher allen bedeuten:Ave Maria, ave Maria, ave Maria!もしも私が小さな鐘であったなら声高らかに美しく歌うのですその音の調べの意味する処はマリア様、マリア様、マリア様と!とでも、訳すのでしょうか?
2019.04.04
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本当は、飴色をしたスペアリブが好みなのですが、骨から筋肉が離れにくいので、圧力鍋で10分程煮込みますと、筋肉が簡単に取れますので、専らその様にしています。圧力鍋に、スペアリブ、カツオ出汁醤油、砂糖、細かく刻んだニンニクを入れ、煮込み料理になる様に同量水を加え、玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジンを入れて、10分煮沸すれば出来上がりです。残念ながら、飴色のスペアリブではありませんが、骨から筋肉は、箸で抉れば簡単に剥がすことが出来るのです。このレシピや方法は、長男から教えられたものですが、長男が家内から教えられたものか、他人から教えられたものか、定かではありません。
2019.04.03
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昨朝は快晴、洗濯をして、布団の虫干しを終えますと、午前10時半でしたので、ハムサンドウィッチとイチゴに、ステンレスボトルに珈琲を入れて、城山カタクリの里に行ってみることにしました。道すがら、西方に大きな雲が発生し天気は下り坂、所定の駐車場に着いた午前11時には、曇天となっていました。入口で入園料500円を支払い、「今日は思ったより空いていますね?」と尋ねますと、「今日は午後から天気が急変するので、朝早くに来た訪問客が多かったのです」とのことでした。ピンク色のカタクリは満開、後精々10日程の命でしょうか!頂上まで登って行きます、桃色の濃い桜が咲いていました。長尾桜と言う品種なのだそうで、その他ウスズミ枝垂れ桜等も、見頃を迎えていました。川尻地区を望みつつ。坂を下りて行きますと、箒桃などの花木が満開、将に百花繚乱の世界が広がっていました。頭の上に、黒雲が広がっていましたので、帰途に着くことにしましたが、途中雨がちらつき、自宅に帰ってみますと、洗濯物や虫干しの布団が濡れてしまっていました。シーツや枕カバーは剥いで、再び洗濯することに致します。
2019.04.02
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著者と言うか対談者2人は外務省で、実際に外交の最前線で活躍したことで、分析と見識には傾聴に値するものがありますが、政治は一寸先が闇と言われるごとく、予測通りにはならないことも、散見されます。例えば、米朝会談については、「北朝鮮側は今後も核兵器を持ち続ける。それを米国がどう言う形で認めるかは交渉の余地を残す」としているのですが、会談は決裂となりました。中国の習近平は、「構造改革を断行すべく、憲法を改正し、国家主席の任期延長を可能にした」と是認していますが、大学関係者から「自分の名前を憲法書き加えて、自らを美化すると共に、国家主席の任期を廃止するなど、権力を私物化している」とのあからさまな批判が出て逮捕者続出、先行き注目です。EV自動車は、対応が早い中国が「脱石油」として開発を急いでいて、その将来性高いとしていますがますが、寒冷地にはEVは不向きで、HVが適正思われてなりません。火力発電では熱効率30~50%、原発では30%で、電気エネルギーを得たのに、そのまま暖房用の熱として発散させるのは無駄遣い、やはり暖房は加熱したエンジンに送風機を当てて利用するのが適正だと思うのです!かの有名なマルクスは弁証法的唯物史観論を展開する過程で、共産主義到来を予測した。-社会の発展は、物質的条件や生産力の発展に応じて引き起こされる。-生産力が発展すると、従来関係に矛盾が生じ、その矛盾で生産関係が変化する。-生産力や生産関係は、個々の人間の意図や意志とは独立して変化する。-政治的上部構造は、経済的下部構造に規定される。(下部構造が上部構造を規定する)-今ある形態が生産力の発展を助けず、その足かせとなる時に革命がおきる。しかし、資本主義国では共産革命は起きず、封建主義国のロシアや中国で起きることになりました。予測は殆ど当たらないと考えるのが妥当の様です!
2019.04.01
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