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にほんブログ村 ごくありふれた、お姿。そのはずなのに、妙に魅かれる馬頭観音がおられます。それは、愛知県春日井市の馬頭観音。春日井駅前におられます。場所も、春日井駅前の弘法大師像の前。つまり浅野祥雲作のコンクリート像の前です。この馬頭観音は、その困ったような表情に魅かれます。こちらの馬頭観音に魅かれるのは、私だけでしょうか。【 北国のいちご大福 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.07.31
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にほんブログ村 普賢菩薩が乗る白象には、6本のキバがある場合が多くあります。写真は愛知県名古屋市中区大須の万松寺。やはり「六牙の白象」です。6本の牙には、「六波羅蜜」の菩薩の6つの教えを意味します。6つの教えは、下記の通り。 ・布施(ふせ): 他人に施す ・忍辱(にんにく): 忍耐力を持つ ・持戒(じかい): きまりを守る ・精進(しょうじん): 努力を続けあきらめない ・禅定(ぜんじょう): 常に心穏やかである ・智慧(ちえ): 知恵を磨く六牙の白象は、この6つの教えを修得しています。なるほど、白象様、わかりました。だから私には、キバが1本もないわけですね。【 金メダル、おめでとう 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.07.29
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にほんブログ村 7月21日を過ぎ、このブログも16年目に入りました。ブログの登録日は2006年5月ですが、連続して記事を書き始めた2006年7月21日を開設日としています。閲覧数との関連は不明ですが、ブログのアクセスカウンターは、335万7千となっています。2020年末から、他のSNSへも訪問しています。その結果、情報も増え、より多くの話題をブログでご紹介できそうです。一方で難病の影響から、キーボード打ちに時間がかかる様になっています。そのため皆様へのコメントが少なくなりがちで、申し訳なく思います。ご支援くださっている皆様、ありがとうございます。今後も可能な限り、新しい情報をお届けしたいと思います。これからもご支援をお願いします。【 天空のプリン 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.07.27
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にほんブログ村 仏教では象は聖獣です。特に白い象は、ブッダの生まれ変わりとも考えられます。聖獣である象は、仏、特に普賢菩薩や帝釈天の乗り物にもなります。写真は普賢菩薩。愛知県刈谷市の海会寺にあります。白象がブッダの生まれ変わりとみなされる理由。それはブッダの母マーヤーが、胎内に白象が入る夢を見た後にブッダを懐妊したという話によります。仏教や神道。人々への教えを支える存在としても、動物たちの姿はあります。寺院等に行かれたら、動物たちの姿を探して、励ましてあげてください。【 希少糖使用 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.07.25
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にほんブログ村 月見草なのに、昼に咲く。不似合いな名前を持つ、ヒルザキツキミソウ。野草なのに、奇麗な花が目に留まります。それもそのはず、ヒルザキツキミソウは元々は園芸種。園芸種が、野生化した花です。ヒルザキツキミソウは、大正時代に北米から持ち込まれました。つまり、ヒルザキツキミソウは外来種です。野生化できるほど、ヒルザキツキミソウはたくましい植物。丈夫で乾燥や病害虫にも強く、繁殖力も旺盛。だから、個人でも手軽に栽培できます。手軽なヒルザキツキミソウを、栽培されては如何でしょうか。奇麗な花を咲かせてくれるはず。ただ、繁殖力の強さをお忘れなく。気がつけば、ヒルザキツキミソウが庭で野生化しているかもしれません。ヒルザキツキミソウは綺麗ですが、”しつこい花”なのです。(画像出典:「花と緑の図鑑」H.P.)【 月見草茶のお味は? 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.07.23
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にほんブログ村 写真は、愛知県津島市の馬頭観音。この馬頭観音は、西福寺にあります。古い馬頭観音の石像は、立像が一般的。大きさは様々ですが、小ぶりな像が多くみられます。一方、西福寺の馬頭観音は、比較的新しい像。現代では石像の加工も容易になり、大ぶりな像があります。最近の馬頭観音の石像では、座像も見かけます。現代の馬頭観音が座ったのは、人が馬ではなく、自動車に乗るためかもしれません。そういえば、馬頭観音の御利益には「旅行安全」もありました。「車乗馬頭観音」、いつの日か、その石像も現れるでしょうか?【 水まんじゅう 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.07.21
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にほんブログ村 高見彰七が作ったコンクリート像。その中で、最も由来が明らかな作品が、吉浜人形本店前にあります。吉浜人形本店は、愛知県高浜市吉浜にある人形店です。観音像の名前は「尼宮慈母観世音菩薩」。コンクリート像の脇には、説明板があります。説明によると、この場所に置かれたのは昭和38年。また、高見彰七が「素人」であり、「信心深さ」から観音像を作製。大きすぎて置く場所がなく、この地に持ち込んだとあります。あれほど多く神馬や観音像、さらに巨大な白狐を製作しながら、「素人」と呼ぶのには疑問もあります。独学でコンクリート師になったか、宗教家ではないという意味でしょう。手前の小さな2体も、高見彰七の作品でしょう。この場所には2度訪れていますが、両日ともお店はお休みで話は聴けていません。少しずつですが、高見彰七の姿が見えてきました。【高見彰七の観音像(コンクリート像)】●【古瀬間御嶽神社 交通安全観音】 「交通安全観音」●【寿永山 昌福寺 聖観音菩薩像】 「聖観音菩薩像」【高見彰七の白狐(コンクリート像)】●【三好稲荷閣 白狐】 「白狐」【 チーズタルト 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.07.19
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にほんブログ村 今更ながら、この台座を「亀趺(きふ)」と呼んで良いか考えました。写真は愛知県半田市の常楽寺にて撮影しました。台座は「亀」ではなく、伝説上の生物「贔屓(ひき)」です。贔屓は龍の第一子で、重い物を背負うことを好みます。写真は、愛知県知立市の無量寿寺の亀趺。「亀趺」は「贔屓」を「亀」と混同した結果の呼び名です。贔屓は誇り高い龍の子。けっして亀ではありません。これを亀と呼ぶのは、人を「サル」と呼ぶのと同じ。せめて私はこの台座を、「キフ」ではなく、「ヒキフ」と呼びましょう。密かに、心の中だけですが。【 苺トリュフチョコ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.07.17
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にほんブログ村 今回の疫病騒ぎで私が不思議に思ったのは、妖怪「アマビエ」の人気でした。昔から疫病除けとして知られていたのは、神獣「白澤(はくたく)」。安政5年のコレラの流行でも、人々は白澤の絵を買い求めました。疫病除けとして歴史も知名度があった白澤。その白澤が、今回はアマビエに人気負けしたのはなぜでしょうか?【白澤】妖怪が神獣より人気がある、最近の風潮でしょうか?アマビエの「甘エビ」に似た語感からくるインパクトでしょうか?私には白澤の絵のイメージが災いしたと思われます。【アマビエ】アマビエには、人魚の様な女性的なかわいらしさがあります。一方、白澤は”おやじ”顔。どう見ても、白澤は男性キャラです。白澤は最近のアニメ「鬼灯の冷徹」でも登場します。そこでは白澤は若い男性ですが、女性好きの三枚目キャラでした。今回、白澤は、アマビエに人気負けしました。時代は白澤ではなく、アマビエを選びました。”おやじ”敗北の悲報に、密かに涙するkopandaでした。(画像はウィキペディアより)【 アイスブリュレバウム 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.07.15
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にほんブログ村 先日、地面に落ちたセミを見た。このセミの夏は、早くも終わりを迎えてしまったようだ。セミのオスは一度しかない夏を、叫ぶように鳴き、終えてゆく。セミの鳴き声は、音量で70~80デシベル。鳴き声と体のサイズの差で比べると、セミは最も鳴き声が大きい生物になる。大きな鳴き声は、腹部の共鳴室で作られる。セミの腹部はほぼ空洞で、共鳴で大音量を生み出すためにある。しかし、ここで疑問がある。セミの耳(鼓膜)も腹部にあるのだ。これではセミは、鼓膜が壊れてしまうだろう。それには、ひとつ工夫がある。セミのオスは鳴く時、鼓膜の働きを止めているという。自身の声さえ聴かず、ただ鳴き続けているセミ。あまりに愚かに思えるその行いは、その運命を忘れるためだろうか。この短い夏が、自身に残された最期の時ということを。セミは”鳴く”のではなく、本当は”泣いて”いるのではないだろうか。【 わらび餅 水まんじゅう 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.07.13
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にほんブログ村 馬頭観音は数多くありますが、その姿も様々です。愛知県岡崎市の真福寺の山道にある祠。ここには、私の好きな馬頭観音様がおられます。様々な石仏とともに、3体の馬頭観音が見えます。私のお勧めは、次の彩色が施された馬頭観音。頭部が黒い馬頭観音。まるで3人の小人の様で、愛らしい。また彩色された馬頭観音は、愛知県では割合は少ない。こちらは、1面しかない馬頭観音。気のせいか寂しそう。そして、こちらは頭部が細長い馬頭観音。頭部の馬が、3面ともに彫られているのは珍しい。みなさんがお住まいの地域にも、馬頭観音様はおられるでしょう。素敵な馬頭観音様がおられれば、ご紹介くださればと思います。【 プリン 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.07.11
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にほんブログ村 先日の豊田市の神馬像との出会い。「事前情報を得て探索しているのか」との質問を戴きました。答えを申し上げますと、今回の神馬の事前情報はありません。ネットにも情報はありませんし、そもそも高見彰七の情報自体が・・・。主目的の場所については、事前情報を得ています。その他は、周辺地図で所在を確認し、歩き回ることになります。今回の主目的は、愛知県みよし市の大覚寺でした。ここにもコンクリート製の梵鐘があると知り、見に行きました。保存状態も悪くない梵鐘です。しかし花壇の中にあり、製作年などは確認できませんでした。こちらは現在の梵鐘。お気づきになったかもしれません。大覚寺はみよし市、神馬があった八幡社は豊田市。市境を越えています。地図で確認すると、2ヶ所の距離は2.3km。車移動もありますが、この時も5~6ヶ所寄っていますので、歩いた距離でも7~8km(歩数換算)となっています。もっと効率良い方法はあるでしょう。しかし趣味の探索では、この非効率さこそが、思わぬ出会いの喜びを高めてくれるのです。◆代替梵鐘◆●【陶器製の梵鐘】 「愛知県瀬戸市の法雲寺」●【コンクリートおよび石製の梵鐘】 「愛知県安城市 1」●【コンクリート製の梵鐘】 「愛知県安城市 2」●【コンクリート製の梵鐘】 「愛知県西尾市」【 ママンミール 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.07.09
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にほんブログ村 愛知県一宮市の若宮神明社の限定御朱印が、素敵でしたのでご紹介します。(画像出典: 若宮神明社H.P.)【 御朱印 】 「若宮神明社の限定御朱印」御朱印帳も豪華。【 織姫・彦星 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.07.07
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にほんブログ村 中国の地理書「山海経」に「化蛇(かだ)」という獣が描かれています。化蛇は陽水と呼ばれる川に住むとされます。化蛇は人頭で、山犬の体と蛇の姿で、翼もあります。その鳴き声には、喚く様な不快さがあると言われます。そして化蛇が現れると、洪水が起きるとされます。(画像出典: 国立国会図書館「山海経」)今回の土砂崩れによる被害。洪水や土石流には、蛇の姿。土石流の轟音は、化蛇の鳴き声。その速さは、翼を持つ獣の様。化蛇は、洪水・土石流の恐怖が生み出した、人々の教えを具現化した姿なのでしょう。伝承の神獣や妖怪の姿には意味がある。今回の土砂崩れの被害では、化蛇の姿を想いました。今回、被災されました、熱海の地の早期復興を祈念致します。【 非常食にビスコ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.07.05
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にほんブログ村 愛知県豊田市本地町。東名豊田ICに隠れるような八幡社で、コンクリート製の神馬に出会いました。遠目で高見彰七の神馬かと思いましたが、何か違う感じです。しかし近くで基台を確認すると、明確に「高見彰七作」と刻まれています。しかも驚いたのは、製作年。基台には「昭和20年10月」とあります。何度も見直しましたが、間違いありません。終戦のわずか2ヶ月後に作られた、 高見彰七作の最も古い神馬です。神馬の寄付者は、岡部家,加藤家,波多野家,光岡家の9名でした。隠れた場所の八幡社ですから、住所を記しておきます。住所: 愛知県豊田市本地町 1丁目54−1これで、高見彰七の神馬は5体目です。そして、最も古い作品(昭和20年製作)になります、私は次々と 高見彰七の神馬を紹介していますが、数が多くあるわけではありません。地域の方さえ知らないような、小さな神社まで探した結果です。今回の八幡社の神馬も、別の寺院に参拝後、周辺を歩いて散策する中で出会いました。それにしても、今回の神馬は古い作品。遠目で神馬に感じた違和感は、製作時の高見彰七の若さ故の違いでしょうか。敗戦の人々の心の傷も癒えぬ昭和20年10月。彰七はどの様な想いで、この神馬を作ったのでしょう。八幡社の説明板には、1959年(昭和34年)に伊勢湾台風の被害を受けたこと。その際に、鳥居と八幡社の大木はすべて倒壊したこと。その後、手水舎、社務所が建て替えられたことが記されています。しかし神馬については、製作も被害についても、何も記されてはいませんでした。「高見彰七の神馬」●【福田神明社】 「みよし市 福田神明社の神馬 昭和31年3月製作」●【宮口神社】 「豊田市 宮口神社の神馬 昭和33年10月製作」●【米野木神明社】 「日進市 米野木神明社の神馬 昭和36年10月製作」●【八柱神社】 「豊田市 八柱神社の神馬 昭和41年4月製作」【 おいもや 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.07.03
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にほんブログ村 愛知県知立市の遍照院。ここでは、視線を感じて落ち着けない。大きな馬頭観音に、たじろいで。視線を避けても、横の顔でにらまれる。しかも憤怒の形相で。視線から逃れると、大きな弘法大師様。弘法大師様まで、なぜかこっちを見ている気がする。「見返弘法」と呼ばれるらしい。遍照院。私が視線を強く感じるのは、気のせいだろうか?【 大福 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2021.07.01
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