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2012年02月24日
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カテゴリ: 韓国旅行2012
このあと腹ごなしにともかく西面方面に歩いてみた。住宅街を歩いてみる。

5622地域地図.JPG
住宅地の入り口にあった番地まで落とした大きな地図。これを見ると釜山の家の建て方が良く分かる。この無計画性。

5626港を見る.JPG
韓国の家々がなぜこんなにも密に、しかも無計画に建てられているのか、ずっと疑問であったが今読んでいる 蓮池薫の「半島へ、ふたたび」 (新潮文庫)のなかにタルトンネという低所得者の小さくて古い住宅地に関する説明が書かれていたので少し長いが紹介したいと思う。彼はソウルの南山と漢江の間にある漢南洞のタルトンネの説明のために書いているのだが、どこのタルトンネも似たり寄ったりだと思うからである。

5625階段.JPG

 1960年代から工業が盛んになると、貧しい労働者がますますたくさん集まり住むようになる。そのころから住宅はみすぼらしい掘っ立て小屋から、レンガやコンクリートなどを使った、ちょっとした平屋建てに変わっていくが、そのサイズ自体は小さくて狭かった。
 経済成長著しい80年代ぐらいからは、幾つかの世帯が一緒になって、結構りっぱな二、三階建てのレンガつくりの建物に住むようになる。これを韓国では「多世帯住宅」と呼ぶが、各世帯がそれぞれの玄関と階段を備えているのが特徴だ。建物は一つでも同居ではない。
 そして韓国が世界的な経済大国として大いに名を馳せるようになる90年代以降からは、これら平屋建てや多世帯住宅の建っているところを「再開発」の名の下に更地にし、ソウルの名物にもなっている超高層マンションを林立させてきたのである。
 そんななか、ソウルの古きよき時代の姿をとどめているタルトンネが急激に減り始め、現在、地域として残っているのは十本の指に収まるほどだという。近代化という意味では、すばらしいことだろうが、都市の歴史や庶民の文化、恨(ハン)の魂が込められているタルトンネの消滅に心を痛めている人も少なくない。」


5624せまい路地.JPG
蓮池さんはわずか60cm幅の小路を求めて漢南洞を彷徨ったが、この道を歩いていくと、至るところにある気がする。

5631東区図書館.JPG
ともかく結局一番上の中山公園まで登った。そこに東区図書館の建物がそびえていたので、楽しみにしていたのだが、なんと今日は休み。日曜に休みにするとは何事か。

ここからの眺めは素晴らしかった。三枚連続してお見せします。
5627三連一.JPG
5628三連に.JPG
5629三錬さん.JPG

さあ、降りよう。





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最終更新日  2012年02月24日 23時46分50秒
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Re:韓国における密集住宅地の成り立ち 韓旅3-5 釜山(02/24)  
佐川洞にいらしたのですね!
この東区図書館のある近辺にも、細い路地伝いに小さな家が並んでますよね。
大きな舗装道路ではなくて、住宅地の中を通る路地を通ると楽しいですよね^^
東区図書館の近くには佐川アパートという築40年の渋いアパートがあるんですがご覧になりましたか?
近くには文化アパートという古いアパートもあるのですが、そっちはリノベで再売出ししてるよーです。
ソウルのような高層アパートだらけの街にはココロが見えなくなりましたね。
蓮池さんの、その本読んでみたいです。。
(2012年02月27日 01時47分25秒)

Re[1]:韓国における密集住宅地の成り立ち 韓旅3-5 釜山(02/24)  
KUMA0504  さん
たそがれちえぞーさん
>佐川洞にいらしたのですね!
>この東区図書館のある近辺にも、細い路地伝いに小さな家が並んでますよね。
>大きな舗装道路ではなくて、住宅地の中を通る路地を通ると楽しいですよね^^
>東区図書館の近くには佐川アパートという築40年の渋いアパートがあるんですがご覧になりましたか?
>近くには文化アパートという古いアパートもあるのですが、そっちはリノベで再売出ししてるよーです。
>ソウルのような高層アパートだらけの街にはココロが見えなくなりましたね。
>蓮池さんの、その本読んでみたいです。。
-----
佐川アパートや文化アパート、そういうのを事前に知っていたならば行ったのですが(^_^;)。
私の旅は基本的にいきあたりばったりなので、、得するやら損するやらなのです(^_^;)。
蓮池さんの本はこの正月に新潮文庫で出たばかりなので、どの本屋さんにも置いていると思います。
(2012年02月27日 23時42分10秒)

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