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2013年09月11日
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テーマ: 韓国!(17489)
カテゴリ: 韓国旅行2012


下関駅では電車の待ち時間が一時間もあったので、昼食をとった。サブウェイのセットです。

13時過ぎの電車に乗って、接続が悪くて7時間以上かけて倉敷に帰った。



電車に揺られながら、気がついた事が三つ(ちなみに電車から海が見えたのでパチリ)。

一つは韓国人と日本人の顔つきの比較である。もう混血も進んで長いので、こっちに帰って来ても違和感ないと思っていたのであるが、約一ヶ月ぶりに日本の電車に乗るとみんなことごとく「日本人だなあ」と思ってしまった。頬が角張って、顎が無くて、鼻が低く、彫りが深い人がほとんどなのである。或いはその幾つかの特徴を持っている。日本人の顔は基本的には朝鮮人とは違うのだ。でも、若者は瓜実顔が多くはなっている。これは、人種というよりも食生活の影響か。



一つは、礼儀の問題である。
岩国駅で乗り換えたとき、座席は隣だけが空いている席がほとんどだったので、(隣に荷物を置いていたけど)若い男が座っている処を荷物を退かせて座った(自分から荷物を退かせようという気配は皆無だった)。一駅過ぎると、彼の方が怒った様に席を立って違う車両に移って行ったのである。自分の意に反して隣に人が座ったのが、ガマンならんことだったらしい。若者の自己中といえばそれまでだが、韓国ならば年上の私のために席を譲る若い男女カップルがいても全然おかしくないし、こんな事で腹を立てる若者は間違っても1人もいない。自己中の若者がいないわけではないだろうが、公共の場で自分の律し方は、明らかに韓国の若者の方が訓練されていると思う。(写真は岩国駅の前に延々続いているレンコン畑。そういえば、岩国レンコン有名です)

それは「若者が悪い」のではない。日本人全員が悪いのである。
「お座りください」だけでは無く、
「座らせてください」が言える日本人が少な過ぎる。


一方では、満員電車の時は割と安心して隣に座る。或いはこれは電車が岡山県に入り、金光駅に着いた時に起きたのであるが、私が四人がけのイスに1人で座っていた時にドヤドヤとおばちゃんが入って来て当然の様に三人で座り、私が倉敷につくまで耳を塞ぎたくなる様な大声でお喋りを始めたのでした(^_^;)。



気がついたことの三つめ。つくづく日本の建築技術は優秀である。
電車は高速で横に移動しているので、全ての景色は水平に横に流れる。そうやって見ると、全ての建築物は、小さな家も巨大な建物も全て水平をとって作られている事がよくわかる。また、屋根瓦の綺麗なこと!ガタガタになった屋根瓦は廃屋以外には無かった。特に広島県の一定地域は見頃な橙色の屋根瓦が統一して使われている。建築は10年や20年では変わらない。たとえSAMSUNGに日本が敗れようと、その底力は決して韓国には負けないだろう。



この旅最後の食事は、倉敷でラーメン屋を最初に始めたと言われている「又一」で締めた。



私が子供の頃親に初めて食べさせて貰ったラーメン屋もここだった。しかし、店主は代替わりして若者に変わっていた。辛味の漬け物だけは一緒だが、味はコクがなくなり締まりがなくなっていたのはショックだった。まあ、こんな終わり方もいい。


計3940円+1600w
万歩計記録不備


韓国旅レポート後記
ここで、去年の私の26日間に渡る生涯最長の韓国への旅を閉じさせて頂きます。

数えてないけど、多分80回ぐらいの記事になったのではないかな。不定期連載なのに、辛抱強く読んでくださった方、ホントにありがとうございました!もし、読んでなくて興味と時間をお持ちの方がおられたら、左のカテゴリーの「韓国旅行2012」の中にまとまっていますので、9回ぐらい前に辿ると最初から読めるはずです(^_^;)。

ここに書いている「気づき」はあくまでも帰る途中の電車の中の思考の記録です。この旅では、ホントに様々なことを教わりました。旅から帰って先ず感じて同時に「ウンザリ」したのは、(竹島問題で)「今韓国を旅すると、日本人パッシングで危ない」という根拠のない韓国パッシングです。韓国への修学旅行をとんでもないことの様に批難する女性議員もいてビックリしました。この旅で私は韓国の観光地ではない至る処へ行きましたが、嫌なことを言われたことは一回たりともありませんでした(それはそれで物足りなかったけど)。それよりも、初めて会った私に「そんなことまで」という親切が何回も何回もありました。道を聞いて一緒に付いて来てくれるというのは私にとっては「ありふれている」ので、この連載の中でさえ書きませんでしたが、日本人は滅多にしないことだと思います。ソウルで、和順で、筏橋で、釜山で、至る処で受けた様々な出会いと親切。それが韓国パッシングに対する私の根拠のある反論です。

もちろん、私は韓国マンセーじゃありません。そのことの詳しいこともこの旅レポートの中に書いてあると思います。

ちょっとあと一年ぐらいは一週間以上の休みすら取れそうな気がしないので、あの筏橋の再訪はずいぶん先になりそうなのですが、こんなことになる前に急遽行った今年正月の釜山旅レポートがまだ出来ていません。何とか、来年の正月までには完成したいな(^_^;)。





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最終更新日  2013年09月11日 12時32分52秒
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