2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全10件 (10件中 1-10件目)
1

今日、昨日より公開となった『密告・者』を観に行きました。お話は、捜査官のドン(ニック・チョン)は、過去に犯罪捜査で使っていた密告者のジャバー(リウ・カイチー)が敵のマルコにバレてしまい、殺されかけた上に精神的な障害を負ってしまったために、罪悪感を持ったまま過ごしていた。一年後、警察は窃盗団のボスのバーバイ(ルー・イー)が台湾から香港へ戻ってくるという情報を得たため、ドンは上司の指示により、出所が間近なサイグァイ(ニコラス・ツェー)を新たな密告者として選んだ。サイグァイは悩むが、妹が多額の借金のカタにされていたために承諾し、公道での不法レースに参加してバーバイの手下に存在を気付かせ、上手く一味へと潜入する事が出来た。そして、サイグァイはドンへ小まめに情報を送り、一味が宝石店への強盗を計画していると伝えた。一味が実際に強盗に入った時には警察との銃撃戦となったが、何とかボスを逮捕する事が出来た。しかし、物証に乏しかったためにドンは上司からサイグァイを事件の証人にするよう命じられた。だが、サイグァイにはバーバイを逮捕できたら報酬を渡す約束をしていた事や、証人にすると命の危険に晒す事となってしまうため、ドンは悩み・・・という感じに進んでいきました。昨年の東京フィルメックスでは、夏に香港で公開されたばかりのこの作品が上映され、その時にも2度観ているので、今回は3回目の観賞となりました。殺伐とした内容であっても露骨な描写はやや控えめであったり、 捜査官役のニック・チョンが板ばさみになり苦悩する物語の方が 重視されてもいるので、とても奥が深い作品だと思います。今回 観た事によって、更に理解できたような気がします。ただ、努力が報われなかったり悲しい結末となったりするあたりは、日本には無い美意識なのかという印象でもありました。それと、クライマックスで往年のヒット曲である『毎當變幻時』が流れるのですが、前回よりもその意味の深さにグッときた感じでした。(K)
2011年10月30日

今年の旧正月に香港で公開された映画『最強[喜喜]事』ですが、DVD入手したままずっと未見だったので、少しづつ観てみました。お話は、石油王(レイモンド・ウォン)は仕事が忙しく、ワガママな若い彼女のドリーム(ヤン・ニー)を相手する時間もなかったため、ご機嫌を取ろうと化粧品会社を買収し、テレビで人気者なメイクアップアーティストの沈美(ルイス・クー)を会社の重役として雇った。事業を拡張させる事となったので、沈美はデパートの化粧品売り場でメイク担当をしている仲間の鄭宇強(ドニー・イェン)の事を引き抜いた。今まで、鄭宇強は女性の心を読み取る得意の戦術で売上げに貢献していたが、小説家で初恋相手でもある戴夢[女尼](カリーナ・ラウ)の心を動かす事が出来なかった。また、CM撮影で金持ちの滑溜溜(チャップマン・トー)のクルーザーを借りた際、自分に近寄る女は金目的だと女性不信になっている滑溜溜から、金目的ではない女はいないかと沈美は相談されたため、職場の地味なアシスタントの簡潔(セシリア・チャン)を紹介し二人のデートをセッティングして・・・という感じに、それぞれの恋の話が進んでいきました。レイモンド・ウォンがプロデュースして本人もオイシイ役で登場する毎年お馴染みの旧正月映画のコメディですが、今年はドニー・イェンが主演の一人となっているのが意外な感じでした。ここ近年は『イップ・マン(葉問)』などアクションがメインで堅い役柄が多かったですが、コメディを演じるのも面白いと思います。なので、ちょっと弾けきれていないキャラだったのが残念にも思いました。また、ルイス・クーは今回はメイクアップアーティストという役柄上、オネエっぽい口調のキャラで更にお調子者さも加わって、そこが結構ハマっているようでもありました。しかし、セシリア・チャンは騒動後の久々の出演という事でしたが、いつも一生懸命だけど周りに認められなくて、貧乏クジを引いているお決まりな設定だったので、そこが何か面白味に欠ける気がしました。ストーリーも、最後は皆がハッピーエンドになる基本的なものでそれなりに良かったと思うのですが、今年は今まで常連だったサンドラ・ンが出ていないせいか、何かインパクトが弱かったのが勿体ない印象でした。(K)
2011年10月29日

今月21日に発売となった本『週末香港&マカオ』ですが、何日か前に大きな書店で入手しました。香港に関する本は、発売されると直ぐに買ってしまう事が多いので、ここ最近は少し吟味してから買うようにしていました。しかし、この本は切り口が違っているように感じたので、そこが興味深いところでもありました。忙しくてなかなか休暇が取れない人や、日常生活の延長程度に気軽に香港へ行き、効率良く楽しむという内容となっています。僕も、金銭的な都合以外は忙しさを理由に暫く渡航できていないので、もう少し日常のやり繰りを要領良くこなさないといけないと思いました。冒頭に書かれていた5ヶ条の中の「思い立ったらすぐに実行」というのは、正にその通りだという感じです。本は、初めと終わりの10数ページのみがカラーで本編にはイラストが多く使われていたのですが、欲を言えばもうちょっと写真が多ければ良いなぁという印象でもありました。(K)
2011年10月28日

今年の旧正月に香港で公開された映画『我愛香港開心萬歳』ですが、DVD化された時に入手したままずっと未見だったので、観てみました。お話は、景気が悪化して破産してしまった呉順(レオン・カーファイ)は、父親の呉通(フォン・ツイフェン)が一人で住んでいる実家の公営住宅に、一家5人で世話になる事になった。妻(サンドラ・ン)は市場でヨソ者に扱われている事から、ダサダサな服に変えて街に馴染もうとしたり、長男は違法屋台の取り締まりの仕事をしている事で、団地の周辺の人たちの顔色を窺いながらの生活、長女はチャンスを得ようとコスプレのモデルのバイトをしていた。呉順は昔を懐かしみながら暮らし始めた。ある日、その昔に住民みんなで貯めていた金を持ち逃げした托水龍(エリック・ツァン)が団地に戻って来た事で呉順は怒り心頭となるが、かつて2人で遊びまくっていた時代を思い出し、近所のパン屋の美人姉妹が今どうなっているか探りに行ったり、幼馴染みの素貞(アニタ・ユン)も団地に戻って鍼灸院をやっていると知って、こっそり部屋を訪ねたりした。そんな日々を過ごしていたある時、再開発の知らせが届き、初めは喜んでいたが・・・という感じに進んでいきました。昨年の旧正月映画『72家租客』と同じく、ショウ・ブラザーズ(邵氏兄弟)とTVB(無綫電視)が製作した映画との事で、豪華な出演者でした。また、昨年まではレイモンド・ウォンが製作する旧正月映画の常連だったサンドラ・ンが、今回はこちらの作品に出演している事でも、更にコテコテなコメディとなっていました。それに、主役のレオン・カーファイもコメディで3枚目な役を演じている方が、何となく似合っているようにも思います。ところどころに回想シーンが挿入され、昨年と同じく古き良き昔の香港を懐かしむ内容ですが、今回は1980年代を振り返っていました。しかし、80年代にしては回想シーンのノリが70年代のようでしたし、冒頭ではサミュエル・ホイの『打雀英雄傳』、終盤にはウィナーズ(温拿)の『始終都係朋友好』の曲が使われていたりしたので、香港人の気持ちとしては70年代の方がより良く思っているのかもしれません。公営住宅で暮らす庶民の人情などが描かれていますが、今回の作品は当時の細部まで知っている香港人でないと、心底楽しめない感じでもありました。でも、近隣の人たちと人情深い付き合いをしている部分は昔の日本でも同じでしたし、日本でも懐古趣味なものがここ近年増えていますので、そういった意味では共通なのかと思いました。(K)
2011年10月23日

今日から、第24回東京国際映画祭が開幕となりました。オープニングの特別招待作品としてジャッキー・チェンの最新作『1911』が上映となり、その際ジャッキーが舞台挨拶するという事でしたが、チケットの獲得が出来なかったので、オープニングセレモニーを観るため、朝早くから並ぶ事にしました。到着が少し遅くなってしまったので、いつも『大成龍祭2011』でご一緒している仲間の方々も含め、既に多くの人が並んでました。それに、開始時に雨となった場合はマスコミが優先され一般の人は会場へ入れなくなるという条件でしたが、何とか整理券も貰う事ができ、会場の中へと入る事が出来ました。開始時間までには雨も上がり、グリーンカーペットからジャッキーが登場となりました。会場内でなくグリーンカーペットの沿道から見た方が本人に近づく事ができたので、ちょっと失敗した感じもしましたが、2年ぶりに生のジャッキーを見る事が出来たので、とても満足でした。(K)
2011年10月22日

TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催中の『大成龍祭2011』 ですが、今回は1991年3月に日本で公開された『プロジェクト・イーグル』との事で、観に行きました。この作品は『サンダーアーム龍兄虎弟』の続編となるのですが、冒険家という設定を踏襲している程度にしか繋がっていません。こちらの方がテンポが良くコミカルなタッチでもあるので、個人的には前作よりも好きな映画です。それに、この作品が日本で公開された時は1年半ぶりにジャッキーの新作映画の公開となったので、PRで来日をした時には長い滞在期間となり、全国各地を回ったり多くのテレビ番組にゲスト出演しました。特に、『笑っていいとも!』でウッチャンナンチャンや森口博子らが広東語で質問するコーナーや、『鶴ちゃんのプッツン5』で西田ひかるや久本雅美らがジェスチャーでジャッキーに問題を出すコーナーなどは、凄く面白かったです。ジャッキーの通訳でお馴染みの辻村哲郎さんも、この時から担当するようになったので、そういった事からも当時を懐かしみながら観る事が出来て満足でした。(K)
2011年10月16日

今日、一昨日より公開となった『アクシデント』を観に行きました。お話は、ブレイン(ルイス・クー)ら男女4人のグループは殺し屋で、あたかも事故に巻き込まれて死んだと見せかけターゲットを殺害する手口を使うプロ集団であった。ある時、質屋の息子から実父を殺害して欲しいという依頼を受けたため、緻密な計画を立てて実行に移すが、その最中に仲間の一人のふとっちょ(ラム・シュー)が事故に遭って死んでしまい、ブレインも危険な目に晒された。その後、ブレインの家が空き巣の被害に遭ったり、他の仲間のオヤジ(フォン・ツイファン)の言動がおかしくなっていた事や、もう一人の仲間である女(ミシェル・イエ)がふとっちょの代わりに依頼者から報酬を受け取った事で、ブレインは疑心暗鬼になっていく。そしてブレインは、依頼者が接触していた保険会社のフォン(リッチー・レン)が自分の命を狙っているのでは?と疑い出し、フォンの日常の行動の監視を始めて・・・という感じに進んでいきました。一昨年の東京フィルメックスでは、香港で公開されたばかりであったこの作品が上映され、その時にも観に行っているので、今回2度目の観賞となりました。前回観た時に理解しきれなかった部分のおさらいも出来ましたし、ハラハラする物語の展開も再び楽しむ事が出来ました。ルイス・クーは苦悩する役が合っていると、改めて感じました。また、劇中でチェルシア・チャン(陳秋霞)の往年のヒット曲である『點解手牽手』が2度使われているシーンがあるのですが、その意味の深さも理解できたような気がしました。(K)
2011年10月10日

TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催中の『大成龍祭2011』 ですが、今回は1989年8月に日本で公開された『奇蹟/ミラクル』だったので、観に行きました。この映画は、フランク・キャプラ監督の名作『一日だけの淑女』や、後に同監督によってリメイクされた『ポケット一杯の幸福』を、舞台を1930年代の香港にしたリメイク作品になります。公開当時はあまりヒットしなかったのですが、オリジナル作品にジャッキー映画のアクションやコメディーの要素を加えていて、カメラワークもクレーンカメラやステディカムなどを駆使して凝っていたので、個人的にもジャッキー映画で特に好きな一つです。久々観てみても、クライマックスのシーンではウルッとしてしまいました。もしかしたら、今の年齢になり親心や人情がより理解出来るようになってきたのか?という感じでした。また、日本で劇場公開された時には肉付け部分のシーンが5分ほどカットされていて、全長版であるデジタルリマスター版のDVDも買った後に通しで観ていなかったのですが、今回初めて全長版を観てみると、カットされていない方が話の流れがスムーズで、初めからこっちの方が良かった印象でした。(K)
2011年10月09日

今夜、寄り道したお店でユン・ピョウが主演の『チャンピオン鷹』の中古DVDが安売りされていたので、速攻買ってしまいました。日本で劇場公開された時には主題歌がユン・ピョウの歌う『CHAMPION AT HEART』となってBGMも差し替えられていました。後にテレビで日本語吹替え版が放送された時は香港版のBGMが使われていたり、オリジナルの主題歌も知ってはいましたが、香港版が収録されている現在発売中のDVDを通しで観たいと思っていたので、ちょうど良い機会でした。元々本編の時間も短いので、てっきり本編は一緒だと思っていたのですが、ザッと観てみたところ日本公開版ではカットされていたシーンがありました。田舎で地元の大物を怒らせてしまったトン(ユン・ピョウ)が、叔父の指示で都会に住む親戚宅に逃避します。日本版では単に従兄弟と街で先に偶然接触して後に家で世話になる流れでしたが、香港版では最初に教えられた住所の家が地上げで廃墟になっていて、その後に運よく街で接触して新たな住居のバラック小屋で世話になる流れになっていました。特に問題のあるシーンではないのですが、意外に感じました。(K)
2011年10月03日

TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催中の『大成龍祭2011』 ですが、今回は1988年8月に日本で公開された『ポリス・ストーリー2 九龍の眼』との事で、観に行ってきました。この映画は、公開時には『ポリス・ストーリー』のシリーズだという事を大きくアピールしていませんでしたが、過去に廉価版のソフトが発売された時に邦題に『ポリス・ストーリー2』と付けられたので、今回はシリーズの続編だという事を初めて前面に出しての上映となりました。個人的にも、シリーズの中では一番好きな作品なので、久々に全編通して観て満足でした。特にこの映画は、ジャッキーの恋人のメイ(マギー・チャン)がとても可哀想な役で、2人が凶悪犯たちに拉致された時、メイがジャッキー宛に書いた別れの手紙をジャッキーの目の前で犯人たちに読まれてしまうシーンでは、今観てもちょっとウルッとしてしまいます。それに、この作品は日本公開のスケジュールに合わせるために日本で公開されたバージョンは日本で編集されていて、香港版は日本で公開されたものより30分近く短縮されています。しかし、今回上映された素材で現在ソフト化されているデジタルリマスター版は長いバージョンになっているので、そこも良かったと思います。ただ、香港版の主題歌はパート1で使われた『英雄故事』でなくて『我要冲宵(陪我覓我路)』という曲なので、その曲が使われていたらもっと良かったのに・・・という思いでもあります。あとは、中盤でラウ・チンワン(劉青雲)がチョイ役で出演しているのですが、登場シーンでは思ったより観客の反応がなかったので、そこが意外な感じでもありました。(K)
2011年10月02日
全10件 (10件中 1-10件目)
1

![]()
