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今日、東京フィルメックスで上映された『奪命金』を観ました。お話は、刑事のチョン(リッチー・レン)は奥さんからマンション購入を催促されているが、なかなか決定できない性格であった。また、銀行員のテレサ(デニス・ホー)は顧客に上手くセールスが出来ずにノルマを達成させられずにいた。黒社会のパン(ラウ・チンワン)は日ごろから金策に翻弄していたが、株の投資に失敗した仲間のために金貸し業をしている男を襲う計画を企てて実行に移そうとするが、直前に男が目の前で別の暴漢に襲われてしまう。また男はテレサの顧客でもあり、事件をチョンが捜査する事となり、後の株の暴落も絡んで3人の関係が絡んでくる事となって・・・という感じに進んでいきました。この秋に香港で公開されたばかりの作品でもあり、ジョニー・トー監督の最新作でもあるので、上映が決まった時から楽しみにしてました。初めのうちはちょっと難しそうな雰囲気だったので期待し過ぎたかという印象でしたが、中盤あたりからジワジワと面白さが出てきた感じがしました。上映前のトー監督のインタビュー映像では実験的な映画でもあるという事を言っていましたが、確かに物語の進み方などが独特だったと思います。昨年フィルメックスで上映された『密告・者』と一昨年に上映された『アクシデント』も先月になって一般公開となったので、『奪命金』はもっと早く劇場公開となって欲しいと願っています。(K)
2011年11月27日

今日、19日より公開された『新少林寺/SHAOLIN』を観に行きました。お話は、辛亥革命の起きた翌年、国内では各地で内乱が起きていて、少林寺の僧侶たちは命を落とした兵士を葬ったり難民たちの救済をしていた。ある時、登封城の将軍が少林寺に逃げてきたが、敵である将軍の候杰(アンディ・ラウ)は僧侶たちの目の前で撃ち殺してしまう。その後、勝利した品々を義兄弟の将軍の宋虎にも渡す事を嫌い、暗殺を計画した。しかし、部下の曹蛮(ニコラス・ツェー)の裏切りに遭い、地位を奪われ娘の勝男の命までも失ってしまった。救いを求めた少林寺では浄能(ウー・ジン)らから快く思われなかったが、厨房係の悟道(ジャッキー・チェン)に助けられ、出家する事を決意した。そして、難民たちの救済を手伝い武術の訓練にも励み、浄能らから認めてもらえるようになった。だが、候杰が生きている事を知った曹蛮は、少林寺に攻撃を始め・・・という感じに進んでいきました。今年の旧正月に中華圏で公開された時から早く観たいと思っていましたが、あえて香港版のソフトを買わずに日本で公開されるまで待っていました。それに、ジャッキー・チェンが主役ではなくてアンディ・ラウという点でも、興味津々でした。先ず感じたのが、思っていた以上に真面目なストーリーだという事でした。なので、少しだけ挿入されていたコメディの描写部分は不必要だと思える程でした。それに、人間の私利私欲や同じ過ちを繰り返してしまうという事にも、考えさせられる思いがしました。そういった事からも、泣ける映画だったように思います。また、ジャッキーの役柄が無理やりな設定な印象でもありましたが、控えめだった事は良かった気がします。今後、主役ではなくこういった形での出演が増えてくるのかもしれませんが、今回のような感じで出続けてくれたらと思いました。(K)
2011年11月23日

長年観たいと思っていた映画『大英雄』ですが、ご厚意でお借りする事が出来たので、観てみました。1990年代半ばに香港映画がブームとなった時、そのきっかけの一つに『恋する惑星』などのウォン・カーワイの映画がありました。そのウォン・カーワイが監督する『楽園の瑕』の製作が大幅に遅れていたため、中断している合間に製作総指揮のジェフ・ラウが同じ出演者で短期間で製作したというエピソードでも有名な作品であったので、どんな感じなのか気になっていました。元々の『楽園の瑕』の内容が遠い記憶になっている事もあってか、『射雕英雄伝』が土台になっている事すら忘れていました。それに、『楽園の瑕』も難解な映画だったので、その懸念もありました。ストーリー自体はハチャメチャなコメディなので何も問題なかったのですが、ハチャメチャ過ぎて反ってこちらの方が難解な雰囲気でもありました。でも、この映画の中でトニー・レオンがタラコ唇になってしまう件があるのですが、チャウ・シンチーの『カンフーハッスル』にそのパロディがあるので、オリジナルをやっと観る事が出来た事では良かったと思います。それに、『楽園の瑕』の出演者がとても豪華だという事を再認識できましたし、この時代のレスリー・チャンの生き生きとした姿も久々に観たので、懐かしい気分にもなりました。(K)
2011年11月20日

今日、公開中の『1911』の日本語吹替え版を観に行きました。今回は、公開直前に開催された『東京国際ジャッキー映画祭』と先週と2回字幕版を観ている理由もあるでしょうが、既に吹替え版を観た方々から事前に聞いていた通り、ストーリーがより理解できました。勘違いしていた部分や、曖昧だったところも繋がりました。それに、孫文とジャッキーが演じる黄興には別名があったので、字幕版では原語の台詞の通りに訳されていてましたが、吹替え版では呼ばれ方が統一されていた点も良かったと思います。また、文章で説明しているところはナレーションで解説されていた事も、分かりやすかったです。あと、ジャッキーの声が石丸博也だった事で安心だった事は勿論ですが、江角マキコと中川翔子の台詞もそれほど違和感がなかった点も良かったと思います。(K)
2011年11月13日

昨夜、大変ショックなニュースが香港から飛び込んできました。『Mr.BOO!』シリーズなどでお馴染みのホイ兄弟の三男、リッキー・ホイ(許冠英)氏が心臓発作のため、65歳で他界したという情報でした。連絡を取れなくなった知人が、次兄のスタンレー氏に連絡を取り自宅で倒れているのを発見したとの事です。初めはその事実を受け止められずに、呆然としてしまいました。それからも信じられずなかなか寝付けませんでしたが、朝になりだんだんと悲しさがこみ上げてきて、今日一日は何か元気を出す事が出来ませんでした。『Mr.BOO!』を観て以来30年数年、ホイ兄弟のファンとして過ごしてきましたが、長年友人のT君などと話すくらいで他には仲間はいませんでした。しかし、5年前には文武英傑で知り合いになった方々と交流を深める事が出来て、更に翌年の暮れには香港でのサムのコンサートを一緒に行った方々と、家有喜事さんのご好意でリッキーさんを囲んでの食事会の機会を設けて頂けました。ご本人の隣に座らしてもらえただけでなく、僕の下手っぴな広東語で会話してくれたり、みんなの嬉しそうな顔を見るのが幸せだとの事で、そばにいたきんこんさんと僕に沢山食べさせたりと盛り上げて下さったりして、食事会が終了してお別れする時も、見えなくなるまで何度もみんなに手を振ってくれました。後からみんなに気遣ってくれた事を聞かされ、夢のような時間を過ごせた事や、気さくな人柄でもあった事に涙が出てきました。もう、その時の楽しかった集いが開催できないと思うと、その思い出は絶対に忘れないようにします。ご冥福をお祈りします。(K)
2011年11月09日

TOHOシネマズ六本木ヒルズで4月から開催されていた『大成龍祭2011』 ですが、最終回である6日は1993年10月に日本で公開された『新ポリス・ストーリー』との事で、観に行きました。この映画は、香港で本当に起きた資産家の誘拐事件を映画化していて、『ポリス・ストーリー』のシリーズでないのですが、邦題では『新ポリス・ストーリー』となってしまいました。実話を基にしているために話がシリアスとなっている事もあって、公開時にはあまりヒットしませんでした。正直、僕もあまり好きではなく、他のジャッキー作品と比べれば観ている回数が少ないです。しかし、今回久々に観てみたら忘れていたシーンがありましたし、過去に観た時より良く感じて、意外に良い作品だという印象でもありました。また、今回このイベントが最後という事でも、とても寂しく感じてしまいました。正直、初期のロー・ウェイ時代の作品が上映されている時は観に行っていなかったので、初めてイベントへ行ったのが『プロジェクトA』の時でしたが、過去の作品を改めて劇場でファンの皆さんと観るという貴重な体験は、とても楽しく再発見も沢山ありました。この11月には『1911』や『新少林寺/SHAOLIN』が公開となりましたし、先日の東京国際映画祭でもジャッキーが来日して大きなニュースにもなったので、とても充実したイベントだったと思います。(K)
2011年11月07日

今日、5日より公開された『1911』を観に行きました。お話は、革命を志し国外へ逃亡していた孫文(ウィンストン・チャオ)は、逃亡先のマレーシアで信頼している黄興(ジャッキー・チェン)や同意する若者たちに中国での活動を託した。広州で総督府を攻める計画を立てたが、清朝軍に知られ激戦となり失敗してしまう。しかし、女性革命家の徐宗漢(リー・ビンビン)の助けもあって、次に武昌で攻撃を始めて・・・という感じに進んでいきました。辛亥革命から100周年という事で、その記念作品として製作された映画となり、ジャッキー・チェンの映画出演作品が100本となる(一応は・・・)事でも記念作品となっています。元々歴史に疎かったり、事前に概要だけでも辛亥革命の歴史を勉強しておいた方が良いと聞いてもいたので、内容が理解出来るか不安にも思っていました。しかし、本編の始まる前に簡単な説明が加えられていましたし、思ったよりは心配なく観る事ができました。それに、中国に都合の良いような内容になっているのでは?という懸念もありましたが、中華民国が建国となった経緯は称えているという事で、事前に思っていたよりは意外でもありました。ジャッキーの演じる黄興はちょっと損な役回りという印象でしたが、孫文を信じて戦地で攻めていく黄興の姿には、もの凄さを感じました。それに、ジャッキーが硬派な役を演じる事でも賛否があるとは思いますし、個人的にもコミカルな役の方が好きなのですが、辛亥革命から100周年という記念作品に出演するという事でも、大きな意味がある気がします。作品の趣旨からして仕方ない事なのでしょうが、劇中の声が本人の声でないのはちょっと残念でした。(K)
2011年11月06日

以前から、気が向いた時や気分転換で銭湯に行っていましたが、かつて贔屓にしていた麻布十番温泉の越の湯が3年前に廃業となってしまったので、しばらくご無沙汰となっていました。しかし、昨年の夏に久々に地元の銭湯へ行ってからは、時間のある時などに各所の銭湯を巡るようになりました。昔ながらの古い造りで懐かしい気分になったり、リニューアルされて新しくなって様々な浴槽が設置されている銭湯があったりして、いろいろ巡ってみると思った以上の楽しさがありました。この夏に約10年ぶりに会った友人の一人にこの話をしたところ、その友人も数年前から銭湯遍路をやっていて、更にブログへ掲載しているとも言われ、同じ事をしている偶然やかなり上をいっている事に驚きもしました。日ごろ会う友人らからも、お薦めな銭湯を教えてもらったり、一緒に行ってみたりもしているので、オッさんくさい趣味ではありますが無理のない程度に続けてみたいと思っています。(K)
2011年11月03日
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