前回予告したとおり、
雑誌『 メッセンジャー』20号
を読んだので、
その内容紹介です。
(昨日の日記をまだ読まれてない方は、まず こちら へ)
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『メッセンジャー』20号 読書メモ
☆「発達障害を知ってもらいたい」
「発達障害」についての基本知識や、知ってもらいたい動機がわかりやすく書かれています。
☆「ぼくはぼくに生まれてよかった
パニック障害と共生して ~齊藤育夫 ~」
HPでは「パニック障害を乗り越えて」となっていましたが、
雑誌本文では副題として「 パニック障害と 共生
して
」と
書かれています。
人生を凝縮した体験談 が書かれてあり、心を打たれます。
・いきなり原因不明の腎臓疾患。長期の入院生活へ。
・パニック障害の発症
実際には危機でないのに、脳が幻の危機を感知して、 パニック発作が起こる病気。
「自分の身体が自分の意志とはバラバラに動くなんて。」
・「無理をしたら少しずつでも外に出られるようになった自分がいる!」
・「ぼくがそれまでに発作を起こした場所に敢えて出かけ、 同じ状況をリトライする」
・「解放された。これで本当に解放された」 初めて心から信頼できる人ができた瞬間
悩み苦しんでどん底を経験された方が、
今明るく希望を持って生きておられる事実に
大変共鳴し、励まされます。
☆「悪魔は神様だった!
~統合失調症と共に~ 長友ゆみ」
16歳で発病してから、北海道の「 べてるの家
」での12年を心の基地として、
「 このままの自分を好きになりました
」と言えるまでになった、
その経緯が率直に書かれています。
「 べてるの家
」は私が北海道旅行で見学したところ。
「 北海道浦河町にある精神障害を抱えた当事者の地域活動拠点
」です。
「 生活共同体
、 働く場としての共同体
、 ケアの共同体
という3つの性格を有している
」
というところに大変注目しています。
こういった場を日本中に増やす!!、というのが私の夢です。(^^)
(関連する過去日記)
▼「精神障害」についてどれくらい知っていますか?
(2006/7/30の日記)
http://plaza.rakuten.co.jp/kyouikuuseful/diary/200607300000/
▼北海道 5日目 「べてるの家」来訪
(2006/8/24の日記)
http://plaza.rakuten.co.jp/kyouikuuseful/diary/200608240000/
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情報量が増えすぎるので、今回はここまで。
ちなみにこの後の記事も、 感動目白押し
でした。
公式サイトから申し込めます。
安いですし、読みやすいですから
ぜひ手にとって読んでみてください。最近の一押しです。
▼ 『メッセンジャー』20号の公式サイトによる案内
http://www.taka-messenger.com/messenger/20.html
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