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2010.02.22
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カテゴリ: 子育て


子どもへのまなざし(続)
(佐々木正美、福音館書店、2001、1800円)

この本の内容のうち、付箋を貼ったところを具体的に読み返していきます。

今回は、第3回。

=============================
子どもへのまなざし(続) 』読書メモ3 (p64~95)
#の後の緑字 は僕のコメントです。)


 「 子どもたち一人ずつに
  えこひいきをしてあげなくてはいけない
」(p67)

 どの子に対しても、一人っ子のように接する必要がある。

 集団生活であっても、そういう機会を上手につくって、
 一人ひとりの子どもに対して、「えこひいき」をしてあげなくてはいけない。

#この言葉、最初読んだときに、なぜかすっと入ってきたんです。

 僕は小学校の学級担任をしていましたから、
 学級全体の中で、弱い立場の子を守ろうとして「ひいき」ととられて
 失敗した、という経験も持っています。

 そういう経験と照らし合わせて、
 「一人をひいきするのではなく、一人ずつ、全員をひいきする」というような
 考え、これはなんだか、しっくりくるのです。

 特別支援学級担任になってから、
 「Aさんだけが、特別なの?」というのを通常学級のお友達に聞かれたときに、
 「Aさんが特別というのなら、みんなが特別だと思う」という返し方をしたことも
 思い出します。

 みんなが特別。

 これって、今めざしている「特別支援教育」の、
 「特別」の向かう先なんじゃないでしょうか。
 もしかしたら。

・兄弟が多い場合も、
 それぞれの子どもに、 意識的に一人っ子の時間を見つける ようにして、
 その子だけの要求を聞いてあげる。

 →  自分だけの要求を満たしてくれたという実感 が伝わって、
 子どもの要求も少なくなってくる。(p70)

・子どもたちの兄弟げんかは、一種のスポーツのようにみえました。

 信頼し合っている者同士のわがままの言い合いですから、
 ゲームのようにも思えました。

・兄弟げんかをたくさん経験しておく意味がある。(p75)

というのは、自分が孤独で不安が強ければ強いほど、
 子どもを生きがいにすることが多い。

・過剰期待する親というのは、いい意味でもわるい意味でも、
 一般的にプライドが高い。

 =お母さんのプライドが傷つくから、ダイレクトに言ってもだめ。

 →父母会などで両親に向かって、一般論としてお話しするのがいい。(p89)

(~『 子どもへのまなざし(続) 』p95まで)
=============================

部分抜粋ですので、極論に聞こえる部分があるかもしれません。

本書は、子育ての悩み・質問に答える形での書き方がされていますので、その文脈に沿って理解されるのがベストです。

興味をもたれたら、ぜひ本自体をお手に取ってください。


子どもへのまなざし(続)
(佐々木正美、福音館書店、2001、1800円)

さて、次回は、p89の「 人のいやがることをする理由 」というところから
いきます。

気になりますね、「人のいやがることをする理由」。

「なんで、こんなことをするのか」と思ってしまうようなことがあります。

そのとき、子どもの裏側の気持ちを考えられることができたら、
表面上の対処だけで終わって
何度も同じ問題が起きてくる、ということもないのかもしれません。

☆ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 (^0^)
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Last updated  2010.02.22 19:40:47
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