マンガなので気軽に読み始めたのですが、
「子育て」や「子どもの教育」のうえで、
かなり参考になることが書いてありました。
『
コソダテ楽習帳 おつきあい編』
、赤ちゃんとママ社、2008、900円)
本当はマンガをそのまま載せるのがわかりやすいのですが、著作権のことがあるので、マンガの転載はナシです。
ぜひ本書を手に取って、マンガを読んでみてくださいね。
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『コソダテ楽習帳』
1
(p60-63のエピソード 「気持ちを伝えること」
より。
本来はマンガで描かれているところを、
ムリヤリ文字だけに直しています。)
●友だちに意地悪されるので
「もう保育園に行かない」という、ひじき 5歳。
→(母の考え)
・問題なのは、 ひじきがいやがっているように見えないこと。
(その場面を見たが、) いっしょに遊んでいるように見えた。
→(母から子へのセリフ) 「ひじき 笑って やめてくれーって 言ってるでしょ?」
「ひじきがいやがってるって気がつかないで
いっしょに楽しく遊んでると思ってるんじゃないかな」
「先生には相談してみるね」
「でも ひじきが笑って言えば
またすぐ同じことになっちゃうの」
「いやってこと わかってもらわなきゃ」
★「大事なことは 気持ちをわかってもらうこと」
「わかれば きっと しないから」
「笑わないで やめてって 言ってみようね」
・バラエティ番組では
人にいたずらしたり、
いじめたりして 笑わせる。
される側も それを 「おいしい」と喜ぶ芸風。
世の中の笑いの基準がこうである以上、
この手のことはなくならない。
・なんでも大人のマネをしてみたい子どもたちに、
罪の意識はない。
・この手の笑いがうける時代の終息を
祈るばかりの母である。
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「あ~、こういうこと、あるなあ」と思いながら、読みました。
すごいと思ったのが、
昨今のテレビの芸風が子どもに影響しているからじゃないか、と思いをいたらせ、「子どもが悪いのではない」という考えを
持たれているところ。
今年度特別支援教育の研修で来られた先生が
「子どものすることにはすべて理由がある」
と言われていましたが、
そんなふうに、意地悪をしてくる子にも理由があるんだということを
冷静になって考えられるって、すごく大事だと思いました。
自分の子どもがかわいければかわいいほど、
意地悪されたりいじめられたりしたら、
「あの子は悪い子・いやな子」と安直に思ってしまいそうなので。
そういう、何かされたときの 「相手の子」を理解するという姿勢
を、
僕はこの本の随所から感じることができました。
ほかにも紹介したいところがあります。
それは、また次回に!
ブログを読んでいただいて、感謝いたします。
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