読書メモの続きです。
『
コソダテ楽習帳 おつきあい編』
、赤ちゃんとママ社、2008、900円)
本当はマンガをそのまま載せるのがわかりやすいのですが、著作権のことがあるので、マンガの転載はナシです。
ぜひ本書を手に取って、マンガを読んでみてくださいね。
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『コソダテ楽習帳』
2
(p72-75のエピソード 「だいちゃんへのメッセージ」
より。
本来はマンガで描かれているところを、
ムリヤリ文字だけに直しています。
今回はほとんど著者のモノローグ部分ですが・・・。)
●ひじき 4歳の頃。
毎日のように ケガをしていた。
だいちゃんは同じクラスの男の子。
ささいな事で手を出すクセは
成長とともにおさまるけれど、
彼はなかなかおさまらない。
ある日、
お友だちが大ケガをした。
だいちゃんがやってしまったのだ。
ついつい 怖くなってしまう。
お願い、やられませんように!
・・・でも、
思えば思うだけ
やられる気がする。
先生も考えてくれてるし、
おかあさんは今日もきちんと
あやまりにきてくれる。
基本的におまかせするつもりだけれど、
いい機会だから、
「どうして お友だちを たたいちゃうの?」
と聞いてみた。
彼からでたひと言は・・・
「・・・・・・つらいから」
・子どもは大人に感じないものを感じているときく。
例えば、だいちゃんが
私の「やられませんように」という思いを感じ取っていたとしたら、
幼いだいちゃんにとって
どんなに怖いものだっただろう。
・もっとだいちゃんがリラックスできるといいのかも・・・。
「つらいから」といった顔が
いつまでも忘れられなかった。
次の日から だいちゃんバックアップ
キャンペーン 独自開催。
だいちゃん安心してね。
届け、メッセージ!
大人は子どもを守ってあげなきゃいけない。
そう思って以来、
ひじきがやられることは なくなった。
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引用、長いですが、これでも半分くらいに縮めています。(^^)
すごく、感動したエピソードです。
「乱暴する子」に必要なのは、
レッテル貼りではなくて、
安心とか、愛情なのかもしれません。
「よそのママ」であっても、そういう気持ちは伝わるものなのですね!
ましてや、日常的に接する教師なら、
その子のことをどうとらえてどう接するかというのが、子どもが落ち着いてきたり、変わってきたりする
大きな要因になる気がします。
どんな子も、そんな風に応援してあげられる大人に
なりたいです。
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