きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2020.11.23
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今週の人権集会で子どもたちに話をする内容を今考えています。
もともと、コロナに関する誹謗中傷を取り上げるつもりでいました。
特に今、コロナの感染者数急増により、人々の不安も急増しています。

そのなかでふれようとしているのが、1度ブログにも書いた 「新型コロナウイルスの差別・偏見をなくそうプロジェクト」 の考え方。
「病気だけが感染症ではない。不安も、差別も、人から人へうつり、拡大していく感染症である」
という考え方です。
同プロジェクトではこれを、「3つの感染症」と呼んでいます。
日本赤十字社が考えたものが、もとになっています。


「新型コロナウイルスの差別・偏見をなくそうプロジェクト」
 (2020/11/9の日記)

病気そのものよりも、「不安」や「差別」が過剰に急拡大していくことが怖いです。
ニュースや新聞は連日感染者数の拡大を報じていますが、「また増えた」「また増えた」と気にしすぎることから、子どもたちよりも、大人たちのほうが不安になり、差別をしてしまっていないか、と思っています。

子どもたちに話をする話し方についてこのところずっと考えていました。
子どもたちは春の一斉休校で、友達と会えないさびしさをいやというほど経験しています。
だからこそ、「友達を大切にする」という気持ちをとても強く持っているように思います。
今回のコロナ禍においては、大人のほうが、常にスマホをチェックして情報を気にしすぎて、不安になり、心ならずも差別的な言動をしてしまうことがあるのでは、といぶかっています。
子どもたちに話をするにあたり、決して偉そうな口をきくのではなく、むしろ逆に、子どもたちのやさしさに学びたいと思っています。

「コロナと人権」というテーマは、この春から、一番気になっていたテーマです。
最近読んだ『コロナ論』の中で、小林よしのり氏が新型コロナの行き過ぎた隔離や全国一斉の緊急事態宣言の必要性を真っ向から否定していました。特に隔離政策は過去のハンセン病患者の隔離やユダヤ人隔離政策から全く学んでいないと批判されており、僕はこの点については非常に共感します。人権の制限が国家によって行われることにはそれ相応のチェック体制など、過去の教訓から学んだ慎重さが求められると思っています。小林よしのり氏は少々舌鋒鋭すぎるところがあり、他者を断罪しすぎる印象も抱いていて全面的に支持するわけではありません。しかし、人民感情が「コロナ怖い」の一色に染まって違う意見を言いにくい状況は日本の戦前の状況に重なると言っていて、そういった現状分析からは学ぶところもあると思っています。


ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論 [ 小林よしのり ]





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Last updated  2020.11.23 08:33:40
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