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毎週金曜日にデイサービスを利用している。「H」というその施設は、入所して生活しているお年寄りや障害のある人と、デイサービスを利用している老人、障害者とがいる複合施設だ。書道教室や音楽療法などがあり、金曜日の午後からは絵画教室がある。ボランティアで先生が絵を教えに来てくださる。先生はその人の個性をとても大切にして下さる。どんな絵でも「ああ、これはええ味が出てるなあ」と必ずほめて下さり、その上で「ここはこうしたら感じが出るで」とアドバイスされ、めったにないが、ちょっと手を入れて下さることもある。そうしたら、いきなり絵が生きてくる。教わるほうも皆個性豊かだ。10年ほど前に病気で半身不随になったHさんは、左手に絵筆を握り、先生が持ってくる題材をデッサンもなしにいきなり水彩でさらりと描かれる。余白には俳句や短歌を書き、俳画のような感じに仕上げる。同じような障害のTさんは明るいきれいな色で花や人形を描いておられた。彼女は小さな個展を開いたりしていたが、障害者自立支援法の影響で金曜日に利用できなくなってしまった。もうあのかわいらしく優しい絵を見ることができないのはなんとも寂しい。いつも元気でにぎやかなKさんの絵はとても幻想的だ。ちょっとルソーを思わせる。スケッチブックいっぱいに、満月の元、鯨やいるかが空を飛び、海底では人と魚やたこ達が泳ぎ回る。彼女は身障者の全国絵画コンクールに3年連続で入賞し、昨年度は優秀賞を獲得した。私は、手が震えたり力が入りすぎたりするので、筆が使えず、色鉛筆を使用している。デッサンに1日かかり、チマチマと塗るので作品によっては二ヶ月くらいかかってしまう。カタツムリの歩みのような私の絵を、先生は辛抱強くみてくださる。亡くなられたり、引越しされたり、利用日が変わってしまった人がいて、一時期寂しくなったが、最近、入所している人や老人デイ利用の人が加わり、とっても賑やかになった。先生も大忙しだ。また今年もコンクールに出品する作品を制作する時期になった。賞よりも参加することに意義あり、と決して負け惜しみではなく(^^;)思っているのだけれど・・・先生、ご指導よろしくお願いします。 私の最近作「海辺」
2007年07月17日
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2月頃から左の手指を動かすと痛みを感じる。痛みといっても激痛ではない。よく関節がポキッという前に感じるような痛さだ。それに伴って手の甲のまんなか当たりがはれてきた。私は医者嫌いだ。よほどの事がなければ行かない。先日も歯医者で「よく我慢しましたね」と言われた。あまり長く続く痛みとはれに、さすがに少し心配になってきた。そこで母が通院している、名医と評判の整形外科で診てもらうことにした。先生は昨年入院して、その医院も長い間休業していたが、さすが名医、再開すると同時に満員。順番を取っても2時間、3時間待ちはざらという盛況ぶりだ。レントゲンを撮り、診察。先生は穏やかな物腰で、手の骨格図を使って丁寧に説明してくださる。「ガングリオン」と言い、関節から粘液が溢れてはれる良性の腫瘤だそうで、完治は困難とおっしゃる。粘液を抜いてみましょうかとおっしゃるが、怖がりで痛がりの私は尻込み。しかし、「じっとしていられるかどうか…」とゴニョゴニョ言いながら逃れようとする私に「つかまえてますよ」とおっしゃり、あっと言う間にベッドに寝かされた。にこやかな女性看護士が2人登場し(2人とも背がすらりと高く髪をまとめてメガネをかけている。ドッペルゲンガーかと思った)押さえられ、先生はいとも簡単に私の手に注射針を突き刺した。やはり痛いものは痛かった。手から抜いた粘液というものを容器にたらして見せてくださった。それは少し黄色味をおびた透明な液体で液体洗剤に似ていた。自分の手にあんなものがあるなんて!女性がかかりやすく、液を抜いてもすぐに再発するとか。しかし生活に支障が出ない限り、放っておいてもいいそうだ。妹が生まれた直後、母がこの手術をしているのだ。50年近く経ってもあまり進歩しない医療分野もあるものだ。まあ、命に別状ないからいいのかもしれないけれど。
2007年07月03日
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