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SF講和条約後の「A級戦犯」

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2006.12.14

んー。
意外といえば意外な判決だった。

つまり求刑通りはともかく、検察側の主張の通りであれば執行猶予付きの判決じゃないかと予測していたのだが、懲役刑でも執行猶予でもなく罰金刑、それも150万円という思いっきり「どういう意図なんだろう」と首を傾げてしまった。

勿論私は47氏の有罪を願ってはいない。
ソフトウェアは所詮英数字の羅列であり、もう一つP2Pという技術は極めて有用で例えばSkypeなどはお手軽電話のように便利に使っている人も多いと思うがあれもP2P。

インターネットの普及と回線の充実、ハードウェアの向上によってP2Pは本当に使えるであろう技術になったんだなあと、PC歴の浅い私でさえ5年前と比べて実感している。

Winnyの場合は技術そのものは非常に優れている。
但し。
Winnyを紹介している雑誌その他のあの喧伝方法、切り口に乗せられたのかそれとも使用者利用者がやる気でやっているのかはともかく現状は確かに著作権法違反になる使い方が多いのだろう。

ただねえ。
知り合いのようにWinny（だけじゃないけど）によく湧くウイルスを解析し、アンチウイルスベンダに一生懸命送って世の中に貢献している人もいて、この場合Winnyが違法で使えないということにでもなれば極めて危険なウイルス捕獲は困難になる。

だからISP如きが勝手にP2Pを止めるなんぞはとんでもない話で、インターネットに繋ぐのにISPが必要だというから契約しているだけなのに一体何様のつもりだと。

通信傍受だのなんだのとどっかの左巻きのような騒ぎ方はしたくはないが、契約者がきちんと料金払った上で犯罪に加担していないのなら黙って接続させろと。

MSのDefenderも何故か知らんがHDD内に塩漬けしているWinny(未解凍未使用)を見つけたといってはデフォルトだと削除しようとする。
設定で無視するようにはしているけれど、お前らが判断すんなと。
せめてデフォルトで選択させろと。

私は自分の責任で自分でPCやネットを利用している。
だからもし何かの間違い、それもあずかり知らないのに誰かに迷惑をかけたりウイルスばら撒いたりする羽目になったらそりゃ勿論自分で責任を取るつもり。

「知りませんでした」で済ませるつもりはない。
知らなくてもさ。

こう書くとすぐ年齢で云々というバカがエロサイト規制みたいに湧くが、こればっかりは実年齢じゃない。
さっき書いた貢献している人は中学生の頃からそうしてきた。

だからね、自分で自分のケツ拭ける人間ならおーけー。
お外に出かけるのにパンツも穿かずにそのまんまなような、何の防御も考えもなくやれるからやっちゃえみたいなのはアウト。

えっ?

んなもん自分に決まってるがな。

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