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Break Time(一休み) ボルダースビーチ(Boulders Beach)紹介がメインのはずが、ペンギン自体に力を入れすぎ南極(Antarctica)もたくさん入れました。久しぶりの生物ネタ。今回はペンギン三昧で、写真大容量入っていますボルダース・ビーチ(Boulders Beach)は、前回の「アジアと欧州を結ぶ交易路 17 大航海時代の帆船とジェノバの商人」の時に紹介した南アフリカ、ケープ半島の東、フォールス湾(False Bay)に面したサイモンズタウン(Simon's Town)にあります。人口は7000人もいないけどケープタウンと鉄道で繋がり、かつ南アフリカで最大の海軍基地を持つそこそこの街。その街の名物がペンギンのコロニー(Colony)で、間近で見られるコロニーとして観光の目玉になっています。かつて街に住み着いたペンギンが繁殖。彼らを保護するべく保護区が街の中にできてしまった。彼らの子育てを応援するべく彼らのいる海辺の一角を保護区として隔離し、人間が距離をとって共存している。だから界隈では犬の散歩でさえ、必ずリードを付ける事が義務づけられている。また彼らの食事を確保する為に湾内のトロール船も禁止されている。彼らも人間はペンギンの外敵ではないと解っているので割と自由に生活している。人からペンギンには近付け無いが、隣接する人間の海水浴場の方に彼らが現れる事もあるらしい。サイモンズタウンは良い具合に共存が成立している素敵な街なのです。ところで、サイモンズタウンのある南アフリカに生息するペンギンは俗にケープ・ペンギンと呼ばれるアフリカ・ペンギンのみです。実は世界にはペンギンが19種存在しているそうです。ついでにペンギンの種類と生息図などオリジナルで造り、南極(Antarctica)のペンギンコロニーも加えました。※ 南極の写真はカメラ時代のフィルムをデシタルに移行させたものです。南極の写真は見やすさの為に若干明るく修正しています。ペンギン・コロニー(Boulders Beach&Antarctica)南極にクマはいないアデリーペンギン(Adeliae penguin) ジェンツーペンギン(Gentoo penguin)チンストラップペンギン(Chinstrap Penguin) マジェラニックペンギン(Magellanicus penguin)ペンギンの属種エンペラーペンギン属フンボルトペンギン属マカロニ・ペンギン属イエローアイドペンギン属アデリーペンギン属リトルペンギン属ペンギンも渡り鳥?極域のペンギンの種分布南極環流と海洋深層水ペンギンが赤道を越えられない理由南アフリカ ボルダース・ビーチ(Boulders Beach)ボルダース・ビーチ(Boulders Beach)の保護区ペンギンの換羽(かんう・Moult)換羽中(Moulting)の絶食南極にクマはいないところで、ペンギンは南半球にしか生息していない。それとは反対にポーラ・ベア(Polar bear)は北極圏にしか生息していない。つまり、北極にホッキョクグマは生息しているが、南極にナンキョクグマはいないのである。大陸である南極の方が、北極よりはるかに寒いからだと言われている。※ ホッキョクグマは和名。英名がポーラ・ベア(Polar bear)。南極に行くには南半球が夏の時にしか行けない。これでも夏なのである。写真は全て南極半島一帯です。※ この半島はドレーク海峡を挟んで南米に近いのです。環境相の資料よれば、北極圏、シベリア、ロシア・サハ共和国のオイミャコンが記録した最低気温は-71度。世界で最も寒い定住地。それは北半球の記録でもっとも寒い気温らしい。一方、南極の最低気温は-89.2度ロシアの南極観測基地ボストーク(Vostok)の気温である。※ 南緯78度28分、東経106度52分。標高3488m。ボストーク(Vostok)基地と日本の基地を示しました。正確さを記す為にベースは日本の基地の図を利用しました。なぜ南極の方が寒いのか?それは南極は大陸であり、氷だけの北極よりはるかに厚い氷の層に覆われているかららしい。北極の氷はせいぜい10m。南極大陸は98%が南極氷床に覆われ、その厚さは平均1.6km。平均標高は2500m。※ 地表が露出している土地は全体の2%しかない。つまり同じ冷凍室でも分厚い氷に覆われた冷凍室の方が冷えると言う事らしい。とは言え、寒過ぎるから北極クマが生息できない。とは言えないらしい。実は北極クマは南極でも北極と同じように生息できることが、ワシントン条約締結前の実験によってわかっているそうだ。それ故、温暖化で北極の氷が減少し、北極の生物に危機が近づいているので北極クマを南極に移送して保護しようなどと言うとんでもない案も出ているのだと言う。現在に至りクマがいないのは、南極大陸が分裂して広い海に囲まれたからクマが南極に到達できなかったからと考えられている。※海を泳ぐには各大陸からの距離がありすぎ。海流もあるし・・。上陸はゾディアックボート(Zodiac Boat)を使用。それにしても保護する為に北極から南極へ移住させるなどあり得ないだろう。明らかに不自然な行為。南極の生態系を壊す事になる。確実に食物連鎖を破壊するだろう。かつて地球に生存していた生物は、その環境故に絶滅した種も多い。しかし、それも自然の摂理と思う。生物は環境の負荷により進化を遂げてきた。進化して別物に生まれ変わってきたのだ。そうして生物界は種の入れ替わりを遂げてきた。人間のこざかしい知恵で現存の生物を保護しようなどと言うのは神をまねる猿に同じではないか? と思う。環境に適応した次の種が必ず生まれてくるのだから、逆にそれを阻止してはいけない。北極クマだって氷が溶ければ南下して生態を変えて陸地に住めるようになるさ・・と思う。それにしても滅びるかもしれないのは人間も一緒。人間が増え過ぎて環境が破壊されるのも地球の歴史の一編。定数オーバーした人間はいずれ滅ぶかもしれない。地球史を考えるとそれもあらがえない事象と思える。それにしても滅びを受け入れるか? 受け入れないか? 理解した上で滅んで行けるのは今の所、人間だけだ。持続可能な社会造りをしてもいつか限界は来る。その時、人は進化できるのか?私は現状維持よりも進化の方に興味がある。ペンギンが南半球にしかいない理由は後に載せます。南極半島のどこかアデリーペンギン(Adeliae penguin) アデリーペンギン属体長70cm。体重3.7~4.0kg。南極ではほぼ全域の沿岸に生息している。スイカ(suica)のキャラに使用されているペンギンです。スイカのキャラ設定では南極から東京にやってきたことになっているらしい。アデリーペンギン(Adeliae penguin) のコロニーは少し粗い石山小石を積み上げて巣を作る。抱卵はオスの仕事? 1ヶ月以上絶食して抱卵するらしい。その間メスはどこで何をしているのだろう?奧の山の壁面、全てペンギン。ジェンツーペンギン(Gentoo penguin)アデリーペンギン属体長75cm。体重5.0~5.5kg。南極では主に南極半島に生息海のジメジメした岩山で子育て?風雨もあるし、寒いだろうし、卵にも雛にも良い環境とは思えないが・・。利点はエサ場に近い事くらい?天敵はアザラシやカモメ。ズーズーしく巣の中に降り立ち、隙あらば卵を盗ろうとするナンキョクオオトウゾクカモメ?ナンキョクオオトウゾクカモメ(South Polar Skua)の「Skua」だけでトウゾクカモメを意味する。 卵やヒナをエサにする為にペンギンの繁殖期に合わせて南極に渡ってくるらしい。だから生態がそのまま名前の由来なのね。これも食物連鎖だけどさ・・。数年前に東京のカモメが上野の不忍池まで進出したと聞いた。しかもカモメとカラスが対立してカラスが負けている・・と言うのでどれだけ獰猛なのか? と思ったものだ。チンストラップペンギン(Chinstrap Penguin) 和名 ヒゲペンギンアデリーペンギン属体長71~76cm。体重3.9~4.4kg。南極では主に南極半島突端から南大西洋上にあるサウスジョージア島とサウスサンドウィッチ諸島に生息。一羽で走っている写真が多かった。彼らの巣は結構危険な大きな岩場。海から結構遠い?一番険しい場所に巣造りするのはなぜだろう? こう言う所、海鳥らしいが・・。彼らの天敵もチドリやカモメにアザラシ。体重は確かに軽い方だけど、結構危険地帯を上っている。アザラシは来ないだろうけどトウゾクカモメは防げない。マジェラニックペンギン(Magellanicus penguin)別名 パタビニアペンギンフンボルトペンギン属体長71cm。体重4.0kg主な生息地は南米であるが、長距離を移動する渡り鳥らしい。※ 3300kmも移動した記録があるらしい。フンボルトペンギン属にガラパゴスペンギンがいる。寒流に乗って赤道近くまで到達した種である。ボルダース・ビーチ(Boulders Beach)のアフリカペンギンもフンボルトペンギン属。非常によく似ている。コロニーを造る大陸がわかれているが元は同種のペンギンだろう。ペンギン以外の渡り鳥も多い。高台にいるのは鳥だけど下の方はアザラシなど鰭脚類(ききゃくるい)も多い。下は南米のウシュアイア近くかもしれない。ペンギンの属種属ごとにペンギンをまとめてみました。これに関しては、写真は全てウィキメディアの写真を利用させてもらいました。かつてもっと種が多かったらしいが、現在6属18種?があげられている。英名を優先させました。和名は解るもののみ。この和名のせいで名前が解りにくくなっています。本によって違うのです。ペンギン目6属 エンペラーペンギン属 2種 フンボルトペンギン属 4種 マカロニ・ペンギン属 7種 イエローアイドペンギン属 1種 アデリーペンギン属 3種 リトルペンギン属 1種エンペラーペンギン属左 エンペラーペンギン(Emperor penguin) 和名 コウテイペンギン 平均120cm右 キングペンギン(King penguin) 和名 オウサマペンギン 平均89cm共にコロニーは造るが巣は作らない。エンペラーペンギンはオスだけが抱卵(65日)。巣立ちまで150日もかかる。キングペンギンは抱卵66日だけど巣立ちまで1年弱とペンギンの中で最も長い。大きいから威厳もあるけど、元が鳥だったとは思えない姿ですね。フンボルトペンギン属上段左 フンボルトペンギン(Humboldt penguin)別名 ペルーペンギン(Peruvian penguin) 平均67cm上段右 マジェラニックペンギン(Magellanicus penguin)別名 パタゴニアペンギン 平均71cm下段左 ガラパゴスペンギン(Galápagos penguin) 平均55cm下段右 アフリカペンギン(African penguin) 和名 ケープペンギン 平均71cm南半球にしかいないペンギンだけど、唯一ガラパゴスペンギンは赤道を越えているものがいる。フンボルトペンギン属は同じ種が生息地で変化したと思える。1巣2卵だけど、産卵が年2回。1年に最大4羽の子を育てる。抱卵はだいたい40日程度で巣立ちは3ヶ月以内。マカロニ・ペンギン属左 サザンロックホッパーペンギン(Southern Rockhopper Penguin) 和名 ミナミイワトビペンギン右 ノーザンロックホッパーペンギン(Northern Rockhopper Penguin) 和名 キタイワトビペンギン※ イワトビペンギンの平均53cm左 フィヨルドランドペンギン(Fiordland crested penguin) 和名 キマユペンギン 平均58cm右 スネアーズペンギン(Snares penguin) 和名 ハシブトペンギン 平均58cm左 マカロニペンギン(Macaroni Penguin) 平均71cm右 エレクトクレステッドペンギン(Erect-crested Penguin) 別名 シュレーターペンギン(Eudyptes sclateri) 平均64cmロイヤルペンギン(Royal Penguin)平均72cmマカロニ・ペンギン属は、オレンジの飾り羽から一際目を引く派手なペンギン。その見た目から「マカロニ(Macaroni)」と、名が付いた。そもそも「マカロニ(Macaroni)」とは、18世紀のイギリスでイタリアの伊達男に対して呼称された語彙だったらしい。つまりマカロニペンギンはイタリアの派手なかっこつけの男と同類なんですね。写真の並びは、近似のものを敢えて並べました。並べると似ているけど異なるのが解りやすいので。また彼らは1年で1巣2卵しか産卵しないので1年に育てるヒナの数は1羽。だから絶滅危惧度も高い? のかも。イエローアイドペンギン属イエローアイドペンギン(Yellow-eyed penguin) 和名 キンメペンギン平均74cm生息はニュージーランド南島と以南の諸島。キャンベル島、オークランド島など。定住型のペンギン。天敵は人の持ち込んだイタチやネコ、ネズミ。絶滅危険度(高)EN— Endangered(危機)絶滅危惧IB類 絶滅危惧種に分類されている。一年で1巣2卵。絶滅危惧の原因はエサの不足によるつがいの繁殖の失敗らしい。定住型なので生息地の気候変動に敏感なのかも。また、人に慣れず飼育環境に適応できにくい種らしい。因みに絶滅危惧IA類 近絶滅種のリストにペンギンには入っていない。絶滅危険度(極めて高い)CR— Critically Endangered(深刻な危機)絶滅危惧IA類 近絶滅種アデリーペンギン属上段 チンストラップペンギン(Chinstrap Penguin) 和名 ヒゲペンギン平均 74cm左下 アデリーペンギン(Adeliae penguin)平均 71cm右下 ジェンツーペンギン(Gentoo penguin)平均 81cmチンストラップペンギンのエサはほぼ南極にたくさん生息するナンキョクオキアミ (Antarctic krill)※ ホンエビ上目 オキアミ目に属する甲殻類。体長3~6cmでエビに似ているがエビではない。でも写真の中に魚をくわえて走っているのもいた。アデリーペンギンのエサは営巣地で異なるそうだ。ジェンツーペンギンは近くで見付けたものは何でもエサにするらしい。つまり、アデリーペンギン属は割と何でもいけるのかもしれない。リトルペンギン属リトルペンギン(Little Penguin)和名 コガタペンギン平均 41cmペンギンの中では最も小さい種。前傾姿勢で歩く姿など鳥に近い。オーストラリア南岸やニュージーランドに生息。かつてはフェアリーペンギンと呼称された事も。ペンギンの食性は肉食で、魚類・甲殻類・頭足類などを海中で捕食。天敵はシャチ・ヒョウアザラシ・サメと言われるが、海岸近くの民家にも巣作りするリトルペンギンの天敵はイヌ、ネコ、キツネに交通事故らしい。ペンギンも渡り鳥?ペンギン目と姉妹のハイイロミズナギドリはその羽根を使って長距離を移動する事で知られる渡り鳥である。ペンギンとは違う? いや、ペンギンも定住性の強いペンギンはいるが、南極に住むアデレーペンギンは繁殖コロニーから南極大陸のロス海まで平均13000㎞を歩いて移動し、越冬するそうだ。それはもはや渡り鳥と言って良い。南極も広い。冬に太陽光の少ない南部でエサの捕獲は難しいかららしい。極域のペンギンの種分布上図は南極を中心にした地図にペンギンの生息地を載せました。南極環流と海洋深層水南極環流(Antarctic Circumpolar Current)が南極大陸を右廻りに流れている。南極環流は地球で最大の海流ですが、他にも南半球では以下の環流が地球上の海洋水を循環させています。南太平洋亜熱帯循環(South Pacific Subtropical Gyre)南大西洋亜熱帯循環(South Atlantic Subtropical Gyre)インド洋亜熱帯循環(Indian Ocean Subtropical Gyre)南極環流は、太平洋・大西洋・インド洋の3つの大洋循環に繋がり、それらはまたそれぞれの域の環流に乗って地球上を循環する。つまり、南極の栄養化の高い深層水はそれら寒流として運ばれ、結果的に地球を循環して行くのである。海流図にペンギンの生息地を重ねました。ペンギンの生息地は必ず寒流に沿っている事に気が付く。つまりペンギンは栄養価の高い寒流にのって、南極環流から各海洋の環流に乗りかえてエサを追い移動しただろう事が解るのだ。寒流には極地の海から湧き上がった栄耀豊富な海洋深層水が流れているから、それを求めてペンギンのエサとなる頭足類(イカ、タコ)、甲殻類(ナンキョクオキアミなど)、小魚、中型の魚(ニシン、イワシなど)もまた集まるからだ。ところで海洋では海の深層部には表層から沈降してきた有機物が、バクテリアその他の働きにより分解され、リンや窒素などの無機化合物となり沈殿して大量に蓄積されていく。つまり海の表層水より深層水の方がミネラルの比重が高くなる(濃い)。当然生物にとっての栄養化も表層水よりも深層水の方が高いのである。それが南極の深層水となればなおさらだ。※ 一般的な暖流の表層水には植物プランクトンが多い。それは植物プランクトンの成長に必要な無機栄養塩(NO3-硝酸態窒素、PO4-リン酸態リン、Si ケイ素)を消費すると言う事である。だから植物プランクトンが少ない海洋深層水は、ミネラル分が強く残っているので栄養価もある。海洋学上の2大深層水が、南極海で形成される南極底層水(南半球)と、北大西洋のグリーンランド沖で形成される北大西洋深層水(北半球)。寒流だと海水の熱塩循環が起こり深層の栄養水を表層まで運んでくれる。さらにそれらは環流に乗り地球の海洋を広く移動いて行く。何と、極地の栄養豊富な海洋深層水は南極環流で循環しながらおよそ2000年かけて世界中の海洋を移動しているらしい。だからそれは千年単位の地球の気候にも影響を及ぼすとか・・。ペンギンが赤道を越えられない理由ペンギンが南半球にしかいない理由は、エサとなる魚などが捕獲できる海域に限られているからで、寒い、冷い寒流が彼らのエサ場だからである。逆に暖かい海は生物量は格段に落ちる。ペンギンは大量のエサを必要とするので寒流でないと生息できないのだ。ペンギンが赤道を越えられないのはエサが少ないからで、だから赤道に近いガラパゴスに住むガラパゴスペンギンはすごく特殊なペンギンと言う事になる。最も彼らの平均体長は55cm。体重は2~2.5kgと他のフンボルトペンギン属に比べてサイズも小さいし体重も少ない。もしかしたらこれは十分なエサが摂れない為に体が小さく、軽く変化して行ったのかもしれない。ある意味、生態が環境に合わせて進化したとも考えられる。とは言え、個体数は急激に減少していて絶滅危惧IB類(EN)に分類されている。※ IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高い生物。南アフリカ ボルダース・ビーチ(Boulders Beach)ボルダース・ビーチ(Boulders Beach)の保護区内ビーチ指定された彼らのビーチに入る事はできないので、これは遠くから撮影しています。保護区には大岩がありペンギンが日光浴をしている。下の写真はウィキメディアのサイモンズタウン(Simon's Town)版から借りました。この角度の写真はビーチに降りないと撮影できない? からです。1982年のわずか2羽の繁殖ペアがボルダースビーチに住み着き繁殖。保護政策によりフォールス湾での商業的な遠海トロール網の禁止し、ペンギンの餌の一つであるイワシやカタクチイワシの供給を増やすなど遠隔的な保護活動もしてている。それ故、近年、ペンギンのコロニーは約3000羽にまで成長していると言う。上とは別日、岩にはペンギンと海鳥が混在している。正確にはわからないが、ハイイロミズナギドリ(Sooty shearwater)かもしれない。ミズナギドリ目(Procellariiformes)ミズナギドリ科であるのは間違いない。彼らミズナギドリ目の種は核DNAの分子系統推定で、ペンギン目の姉妹群という解析結果が出ている。つまり最もペンギンに近い仲閒なのである。違和感なく一緒にいるしね・・。それにしても不思議。飛ぶ鳥と海の中を泳ぐ鳥。DNAで見れば紙一重の所にいるなんて・・。どこで、何があって生態が別れたのでしょうね。ボルダース・ビーチ(Boulders Beach)の保護区ここボルダース・ビーチ(Boulders Beach)はテーブルマウンテン国立公園(Table Mountain National Park)の海洋保護区の一部となっている。ケープ半島は 地中海性気候。10月から3月まで続く夏は暑く乾燥し、ほぼ晴れ。半島は「ケープ・ドクター」と呼ばれる東南の強い風(南大西洋高気圧 によるもの)をしばしば受ける。5月から9月まで続く冬は長く、涼しく、湿度が高い。大西洋から 寒冷前線が雨と強い北西風をもたらす。また年間を通じて風が強く吹く場所らしい。 1 年を通して気温は 9°Cから 25°Cに変化。それ以下にも以上にもなる事は滅多に無いと言う。ペンギンの環境としては暖かく、エサさえ捕獲できるなら越冬の為の渡りをする必要は無い。だからアフリカペンギンは定住型のペンギンになったのかも。赤い円のところがボルダース・ビーチ(Boulders Beach)下はビーチ公園の地図上の図の一番左端のビーチからの撮影右方面はペンギン保護区となる。ピクトグラム(pictogram)で禁止事項が表示されている。ゴミ捨て禁止。飲酒禁止。ペット禁止。たき火禁止。テント禁止。意味不明が一つ。日本には無いのがライフル・ピストル・ゴム銃禁止。下はたぶんペンギン側でない方面のビーチ海鳥が休むのに調度良い岩は花崗岩と思われる。ペンギン様ビーチには入る事はできない。基本自然動物であるペンギンに接触する事はできないが、ボルダース・ビーチの保護区の中では人間がペンギンの進路を妨害しないよう配慮されたレーンを歩いて間近で見学する事ができる。下はレーンからの撮影ボルダースビーチのペンギンはフンボルト属のアフリカペンギン(African penguin)です。※ 和名 ケープペンギンアフリカペンギンと呼ばれるのは生息地がアフリカ南端とその海域に限られているからです。野生で平均寿命は10年~12年。最長記録27年。飼育下での平均寿命は25年。最長39年を記録しているそうです。危険もなく、エサが食べられれば長生きできると言う事ですね。先に南極編で紹介したマジェラニックペンギン(Magellanicus penguin)と非常によく似ています。ただマジェラニックペンギンは渡り鳥で4月から8月までコロニーを離れるので越冬する場所が変わる。一方、先に紹介した通りアフリカペンギンは渡り無しの定住型。産卵は一年中行われるようで、ボルダーズ・ビーチはいつでもヒナがいる。産卵ピークは2~5月、11~12月。1巣の卵数は2個。抱卵期間は38~41日間。ヒナの孵化後40日間は警護期で親に守られ、ヒナは孵化70~90日後に巣立つ。彼らの主食はニシン、イワシ類。ペンギンの換羽(かんう・Moult)換羽(かんう)とは、羽根毛が季節によって、また成長に応じて一部または全部が生え替わる事。羽根も使えば傷むからで、交換が必要なのだそうです。鳥羽は繁殖期や季節で行われるが鳥の種類や年齢、性別などによって生え替わり方が決まっていると言う。※ 季節による2型がある場合、冬の羽衣(冬羽)、夏の羽衣(夏羽)。※ 繁殖期の羽衣(生殖羽)、非繁殖期の羽衣(非生殖羽)。ボルダースビーチのペンギンはフンボルト属のアフリカペンギン(African penguin)なので特徴的な模様があるが、若鳥(Young bird)はそれが無い。数度の換羽を経て生え替わり本来の模様が出て始めて成鳥(Adult bird)になるらしい。換羽中(Moulting)の絶食ペンギンは全身の羽毛が一斉に抜け落ちるので、新しい羽が伸びる2、3週間は水に入れない体に・・。だから換羽中のペンギンはエサが食べられない。ペンギンの羽毛には防水性があり、冷たい水から体を守ってくれるが換羽中は防水が無いから海に入れないからだ。それ故、換羽前のペンギンはたくさんエサを食べて脂肪を蓄えて換羽中の絶食に備えるのだそうです。動物園でも換羽中はエサをもらいに来ないらしい。だから自然界では換羽前のペンギンは肥満だが、換羽後はスリムな体に一新される。上のゴマフアザラシの赤ちゃんのようなペンギン。これは成鳥の換羽(かんう)か?下はエサを口移しで与えているところ。カップルで抱卵している所なのかはよくわからないが・・。換羽前のフリッパーに注目。これを見るとペンギンて鳥なんだな・・と改めて思います。おわり※ 過去のボルダースビーチは削除します。今回は「アジアと欧州を結ぶ交易路」を一度リセットするべく他のネタに移りました。同じの書いていると飽きるので・・。でも何を書くか決まるでに時間がかかり、書いている最中は季節的な睡魔に襲われ作業が進みませんでした。「アジアと欧州を結ぶ交易路 18」次回になるか? もう一つ何か挟むかもしれません。※ 前回のブログ「アジアと欧州を結ぶ交易路 17 大航海時代の帆船とジェノバの商人」では、喜望峰の写真を紹介しています。リンク アジアと欧州を結ぶ交易路 17 大航海時代の帆船とジェノバの商人
2022年05月14日
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東京のラッシュ時の乗車状況は、例えるなら「袋に詰め放題で幾ら・・と言われてギュウギュウに詰め込まれた品物の状態」に近い。よくぞ入ったものだ・・と言うほど人が詰め込まれている。東京の本気のラッシュの乗車率は山手線(上野→御徒町間)で160%。今回のコロナで最近は減っていたであろうが、緊急事態宣言が発令される前後ではほとんど変わらなかったらしい。街では「緊急事態宣言」により自主的に営業を自粛した所もあったが、本来自粛してほしい店が自粛していないケースの方が多いようだ。東京では新に都により職種で休業要請をした。(施行は2020年4月11日0時)東京独自の休業要請にはわずかばかりの保証金が付いている。1件50万円で2件以上の店舗で100万円。それが上限である。東京の地価の高さを考えれば家賃も高い。その程度のお金では家賃にもならない。少しでも出るだけまし? 最も休業したら潰れる店は休業できないだろうから難しい選択になりそうだ。休業保証は本来政府がするものだ・・と、世論はある。世間では、諸外国の手厚い休業支援を見て、休業要請と保証はセットでなければ・・とかってに思っているようだが、そもそも人口が圧倒的に多い日本で全員にそれを行うのはかなり苦しいだろう。何より納めている税金も欧州に比べればかなり少ない。例えばドイツなら標準税率が19%、軽減税率7%。消費税や所得税だけでなく37種類の税金があり、国民はかなりの高額納税をしている。だからこそ社会制度が充実しているわけで、税金と社会保障は比例してセットなのである。出産・育児休暇による収入のサポートは14ヶ月間受けとれる等、そもそも収入源に対する社会保障制度の基盤がもともとある。また中世来ギルドのあったドイツでは職業別社会保険の制度は19世紀には確立していた。いざと言う時に早くできるベースもあったのだ。これはなかなかマネできない。諸外国と同じ事が日本政府はなぜできない? とコメントを聞くが、余所の国と経済の事情が違うし、社会システムも違うのだから同じ事はできないだろう。今後に生かす事はできるが・・。それにしても日本には職業別の業界団体による保険とか無いのかな?※ 以前、秘密結社? フリーメイソンを紹介したおりに「フラタニティ(fraternity)とギルド(craft guild)」について書いています。中世、発生したフラタニティ(fraternity)こそが慈善活動のルーツと言える社会活動です。これが後に職種によるフラタニティを生み、職人のギルドなどの職種による共同体に発展している。リンク 2013.9 クイズこのロゴは何? 解答編 秘密結社? フリーメイソン今回は再びマダガスカルPart 2。やはりマダガスカル独特の種の紹介です。今回はその視点を生態に絞ってのカメレオン三昧です。「ここはどこ? シリーズ3作目 7 (カメレオン)」をレベルアップした感じです。マダガスカル島(Madagascar Island) 2 カメレオン(Chameleon)の島カメレオン(Chameleon)カメレオンの体色変化のメカニズム光るカメレオンカメレオンの舌擬態(ぎたい)するヤモリ科(Gekkonidae)カメレオンの分布はサハラ砂漠を除くアフリカ大陸、アラビア半島南部、インド、スリランカ、パキスタン、マダガスカルと周辺のコモロ諸島。およそ200種がいるとされる中、カメレオン種のほぼ半分がマダガスカル島に生息しているらしい。ではカメレオンはマダガスカル発祥か? と言うとそれはまだ解明されていないものの、やはりアフリカ発祥の可能性が高いらしい。カメレオン(Chameleon)は、トカゲ亜目、イグアナ下目であり、いわゆるトカゲに類するが、姿は似ていても同じ下目であるイグアナとは、その特殊性においてかなり異なっている。体色を変化させる特殊能力? と粘着力のある長い舌でエサを捕獲する。と言う特殊性はカメレオンがカメレオンたる証明でもある。カメレオン(Chameleon)動物界 Animalia 脊索動物門 Chordata 脊椎動物亜門 Vertebrata 爬虫綱 Reptilia 有鱗目 Squamata トカゲ亜目 Sauria イグアナ下目 Iguania カメレオン科 Chamaeleonidaeカメレオンはおそらくイグアナと共通の祖先を共有すると考えられている。※ イグアナ下目(Iguania)にはイグアナ科(Iguanidae)、カメレオン科 (Chamaeleonidae)、アガマ科(Agamidae)がある。イグアナと言えば、ガラパゴス島で見られるよう陸に住むイグアナと海に住むイグアナがいるよう生息地による環境で生態が変化? 進化? した種も見られる。カメレオンの多様な種分化もまた、生息地の増加による生態の変化なのだろう。マダガスカル島の首都アンタナナリボ郊外にあるマダガスカル・エキゾチックファームからカメレオンはエサを捕獲する時以外の動作は割とのんびり。満腹なのか? あまりにリラックスしすぎ? エサのバッタにもて遊ばれている。いつもしっかり巻かれている尾も、ちゃんと機能しているようだ。なぜアップにしたか? 体表面の皮膚を見てほしいからです。カメレオンの体色変化のメカニズムカメレオンの皮膚には微小結晶入りの細胞の層がある。神経インパルスとホルモンの変化によって皮膚が伸び縮みし、体の色を変化させていることがわかった(スイス、ジュネーブ大学の研究チーム)だからカメレオンがまとうことのできる模様や色は実は決まっていて、決して周囲を察知して厳密な同化をしているわけではないそうです。つまり周囲が水玉や縞模様であったとしても、背景が度ピンクであったとしても、そこまでの変化は無理なのである。パンサーカメレオン(Panther chameleon)体色変化中パンサー(Panther)の名前はこの体表のヒョウ柄から来たのかも。下の画像ではすでに模様は解らない。カメレオンの皮膚を被う2つの層を作っている細胞はどちらも虹色素胞(にじしきそほう)らしいが、それぞれ別の役割を果たしている事が解ったらしい。(スイス、ジュネーブ大学の研究チーム)※ 虹色素胞(にじしきそほう)はイカの皮膚細胞にあるのと一緒。体表に近い1層目が完全に発達しているのはオスの成体だけらしい。俗に求婚の為のド派手さ? メスに見せてアピールする為にのみあるのか? あるいは敵から身を守るためのカムフラージュにも利用?メカニズムは、カメレオンがリラックスしている時は皮膚細胞の結晶は密に並んでいて青色の光を反射する。それが皮膚にある黄色の色素と結びついて、体が緑色に見えるのだそうだ。逆に、細胞が引き伸ばされると結晶同士の間隔が広がり色は黄色から赤になるらしい。下層の2層目は、全てのカメレオンが持つ機能。こちらも同じく虹色素胞でできているが、反射する光のスペクトルは1層目よりも広く、特に近赤外線を反射。※ 熱として感じる波長に近い光らしい。それ故、研究チームは、2層目の働きが変温動物であるカメレオンの体温調節にあるのではないかと推測している。下はパンサーのメスかもしれない下は変化後?カメレオンが体色変化する時は気温、湿度、光量の他、気分? などがあるらしい。先にも書いたが、オスが求婚の為にメスにアピールする場合もあるし、逆にメスがプロポーズを受けた時の変化もあるらしい。また、メスの場合は妊娠や出産のホルモン変化による場合もあるようだ。下の写真は産卵中のカメレオンの母地に穴を掘って産卵する所上の2枚はビデオモードで撮影した写真から切り取ったので解像度が低いです。ところで、爬虫類では四肢(手足)は五指だそうです。人間と一緒。カメレオンの手足も指の骨は確かに5指。でも一見、鍋つかみのミトンのような手をして枝をはさんでる。2つに分かれたぞれぞれには2指と3指の骨に別れているほぼ360度稼働可能な上に、左右別々に動かすことが出来る特殊な目も特徴です。さらに目のレンズの曲率を変えて拡大して物を見る事ができるとか・・。※ これについては学術論文をまだ見ていないので不明。光るカメレオン2018年「Scientific Repors」で発表された衝撃の事実。下の写真は「National geographic」蛍光に光るカメレオンを発見の記事から借りてきました。カメレオンの骨は紫外線を当てると蛍光に光る。と言う事実が判明。(ミュンヘン動物学収集博物館の研究チーム)骨格で反射した紫外線光が皮膚を抜けて外に放出され顔面の突起があたかも発行しているように見えているようだ。深海生物の75%は暗闇の中で光ることがわかっている。骨を構成するタンパク質や色素などは、紫外線が当たると光を発する物もあるかららしい。海洋生物の場合、発光は珍しくはないが、陸上の、しかも脊椎動物では非常に珍しい現象だそうだ。National Geograhicリンク 蛍光に光るカメレオンを発見、原因も解明カメレオンの舌カメレオンはエサの捕獲も独特。粘着力のある長い舌を素早く伸ばして昆虫を捕る事で知られているが、その速度はものすごく早い。エサ採りを見せてくれるのは彼?下はビデオモードで撮影した写真を切り取ったものです。駒送りにしても見て最後は画像が抜けている展開です。ちょと顔の先でクキっと折れ曲がって見えるのは、実はそこまで骨があるからです。カメレオンには舌にも骨があるのです。おそらく其の骨を弓のように筋肉が引いて、舌の骨回りにまとわりついている筋肉を解放して押し出す? 伸びる? 事で高速な舌飛び出しを可能にしているのではないかと思います。このほど速度については検証されたようです。カメレオンの舌が飛び出す際の加速度が最大で重力の264倍と測定。科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載。同じく「National geographic」で紹介されている。「National geographic」で紹介された決定的瞬間写真がある。こちらはPhoto of the Day でピックアップされたものです。勝手に載せられないのでリンク先を紹介します。5時間かかり、シャッタースピード4000分の1秒で撮影に成功した貴重な写真らしいです。リンク Photo of the Day今日の1枚 決定的瞬間リンク カメレオンの舌、重力の264倍で加速と判明ついでに見つけた可愛い赤ちゃんカメレオンの貴重な写真もリンク先紹介します。ものすごく貴重です。リンク なぜか生まれたことに気づかない赤ちゃんカメレオン舌を弾丸のように出すスタイルはカメレオン独特のものです。察するにかなりのエネルギー消費でしょう。でも一番不思議な事はカメレオンがなぜ? そのように進化したのか?カメレオンの祖先の身に何が起きたのか?そちらの方が私には興味があります。彼らは今ハンターの目です。エサのバッタが投入され食われている所です。あまりに高速で捕獲されて気づいたら食われているのですから、バッタに恐怖は無いのでしょうね。最もこれが大きかったら。映画ジュラシックパークのように人がエサとして襲われていたら怖いですね。枯れ葉の中を歩くのはカメレオンか? ヤモリか? カメレオンの変身とはちょっと違う擬態のような姿。でも彼? の手はカメレオンです。擬態(ぎたい)するヤモリ科(Gekkonidae)ウロプラタスファンタスティックス(Uroplatus phantasticus) Leaf Tailed Geckoマダガスカルの北部と中央部の熱帯林にいる固有種。枯れ葉の振りしてちゃっかりバッタをゲット全く同じ種が変身したのかちょっと解らないけどウロプラタス属(Uroplatus)ではある。バッタもだまされるでしょうね。ヤモリ科(Gekkonidae)もトカゲ亜目 (Sauria)であった。動物界 Animalia 脊索動物門 Chordata 脊椎動物亜門 Vertebrata 爬虫綱 Reptilia 有鱗目 Squamata トカゲ亜目 Sauria ヤモリ下目 Gekkotaヤモリ科 Gekkonidaeヤモリは体形は扁平。 有鱗目なので全身は細かい鱗で覆われていると言うが、マダガスカルのヤモリはちょっと違うかも。※ ウロプラタス属(Uroplatus)の尾は平たいと言うので、下に紹介するヤモリもほぼウロプラタス属(Uroplatus)であろう。スジヘラオヤモリ(Uroplatus lineatus)?マダガスカル北部固有種一応、場所を考えての姿なのだろうか? おそらく同種? ウロプラタス属(Uroplatus)Leaf Tailed Geckoであろう。樹皮に擬態中ウロプラタス属(Uroplatus)ヤマビタイヘラオヤモリ(Uroplatus sikorae)マダガスカル北部、東部の固有種で夜行性。体側にひだがついていて樹皮に同化しているように見えるらしい。マダガスカルはとにかく固有種が多い。動物学者には楽しいところだろう。今回紹介していないが、植物もトゲ植物と言うジャンルがあり、なぜか種を越えてトゲトゲになった木もある。例えばハワイでよく見かけるプルメリアの花と木であるが、花は完全にプルメリアなのに枝はトゲトゲなのである。バオバブの木ももちろん見所である。今回カメレオンの写真を入れすぎたのでのせられなかったが・・。※ 2017年「オオミズアオとマダガスカル・ムーン・モス」でマダガスカルに生息する世界最大の蛾の紹介をしています。リンク オオミズアオとマダガスカル・ムーン・モス緊急事態宣言も延長され、今月も自粛の引きこもり状態。次回を交易の話しに戻すか?ベルサイユを編集しなおすか?まだ未定です。「リゾバ生活.com」さんのブログで紹介されました。リゾートバイトの情報発信を行うブログだそうです。最新情報が少ないこの頃です。リゾバ生活の方にどれくらいお役に立つかわかりませんが国や土地や歴史と言う観点からはどこよりも詳しく載せていますので参考になってくれれば幸です。リンク リゾバ生活.com
2020年05月03日
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Breqk Time(一休み)日本は、世界がコロナで混乱する中にあって、未だ日常がある不可思議な国だった。日本の「平常さ」は諸外国から見ると困惑以外の何物でもない。渋谷や六本木で遊ぶ若者達の危機感のなさにあきれられ、それらを野放しにしている日本国に対して批判されてもきた。また、世界に公表されている感染者の数は他国と比べてものすごく少ない事も不思議要因であった。そんな日本の不思議? ジャパン・パラドクス(Japan Paradox)と言う言葉まで生まれた。※ パラドクス(paradox)は受け入れがたい結論とか理論と現実のギャップ。相反する事態である。今回で言えば日本のコロナの現状と日本人の行動のギャップが信じがたい。と言う意味になろう。が、それは3月までの話し。最近はそうも言え無くなってきた。しかし、感染者の数が他国と比べて少ないのは国の方針でコロナ感染の検査数が限られている事が判明した。潜在的な患者が本当は多数いるのではないか? と言う不審。人口で言えば東京はNYと並ぶので日本もじきにNYのような混乱状況に陥るりではないか? と世界は見ている。※ アメリカなどは日本滞在者に退去するよう勧告している。確かに、NYやパリ、ローマが混乱している中、海外旅行している日本人もまだいたし、渋谷でマスクもしないでヘラヘラと遊んでいる若者や通勤でもマスクを未だ付けていない人がいる事に私も驚愕した。まさに頭の回路が平和ボケ? 今世紀最大の危機が来ているのに落ち着きすぎたろう・。バカなの? と言いたくなるのは確か。そして諸外国が危惧していたように、今徐々に日本の感染者が毎日更新され増え続けている。自分達は感染しないと思っていた? 若者の感染者数が急増。達が悪いのは行動範囲が広く、濃密接触が多いから確実に感染拡大している事だ。自業自得の者はともかく、巻き添えを食って被害を受けた者は気の毒でならない。特に高齢者の場合、確実に死と隣あわせになるからだ。ところで、潜在的な感染者は万といるかもしれない。でも日本政府は感染者の数をやたらと増やすよりも死亡者数の減少に舵を切った。検査数が少ないのは適切な処置さえすれば大部分が助かると解ったコロナの対策として、病院崩壊しないギリギリの所で感染者を送り込む事にしたからだ。つまり検査の押さえ込みは病院の収容力に沿ってなされている。自分は感染しているか否か、早く知りたい気持ちはわかるが、現状、日本の抱える諸事情を考えれば日本のやり方は間違ってはいないと思う。いずれにせよ早くコロナを終息させて外に出たいものである。さて、コロナによる自宅待機などが増えているので、今回も「アジアと欧州を結ぶ交易路」は避けて軽いネタにしました。(軽くないかもしれないが・・。)とりあえず今回もなかなか行けない遠い島から持ってきました。写真は10年前に特集した時のものですが、違う写真をなるべく選んで写真盛りだくさんでお送りしたいと思います。マダガスカル島(Madagascar Island) 1 曲鼻亜目ジャパン・パラドクス(Japan Paradox)マダガスカル共和国(République de Madagascar)サイザル(Sisal)畑と動物ベレンティ(Berenty)保護区の曲鼻亜目(きょくびあもく)ワオキツネザル(Lemur catta)ベローシファカ(Verreaux's sifaka)インドリ(Indri)茶色キツネザル(Brown Lemur)マダガスカル共和国(République de Madagascar)リュウゼツラン科のサイザル(Sisal)畑が延々と続くのどかである。サイザル繊維は、麻に代わる繊維植物。紐やロープは元より、紙、布、履物、帽子、バッグ、カーペット他、ポビュラーな所では、ダーツボード板に使われている。アフリカ大陸の東岸、南緯20度のインド洋の西の端に位置する島。島としては世界第4位の面積を持つマダガスカル共和国(République de Madagascar)は日本の約1.6倍と広い。民族のルーツは、5世紀頃 ボルネオ島からマレー系の言語を話す人々が到来して先祖になったと言われている。下はマダガスカルの位置です。太古にはアフリカ大陸とインドに挟まれた場所にあった。それが2億5000万年前から2億年前(三畳紀末)パンゲア大陸は分裂を始めた。1億4500万年前(白亜紀頭)から6500万年前(白亜紀末)にインド亜大陸とマダガスカル島が分離。インド亜大陸はユーラシア大陸に向けて急速に北上開始。お隣さんはユーラシアに衝突してヒマラヤを造った。生態系に個性があるのも離島ゆえなのだろう。バオバブ(Baobab)はアオイ目アオイ科の植物でサバンナに生殖するハイビスカスの仲閒。形に特徴があり、高さは30mにも及ぶ大木で、幹は徳利のようにズングリムックリしている。原生種がマダガスカルに6種。同じ木だと思うが暗いのを少し明るくしました。バオバブの生息地は限られていて、マダガスカルと言えどどこにでも生えているわけではない。このあたりではめずらしい。十字の柱が並ぶ。まるで墓地のようであるが、サイザルを干す為の鉄線がはりめぐらされている。サイザル農場のダチョウベレンティ(Berenty)保護区の曲鼻亜目(きょくびあもく)農場に現れたワオキツネザル(Lemur catta)。マダガスカル南部では、動物園に行かなくても自然にそこらへんにいる。それは保護区があるからだ。1936年、島南部にベレンティ(Berenty)保護区が造られたが、この島はワオキツネザル(Lemur catta)他、曲鼻亜目(きょくびあもく)の生息域なのである。保護区は1000 ha以上。そこには多様な動植物が生息している。2000頭のキツネザルに100種以上の野鳥や爬虫類、カメ、コウモリ。植物だって普通じゃない。俗にトゲの木と呼ばれる有刺植物も群生している。独特な生物が誕生した背景には、もちろん島であるからガラパゴス的な現象はあったであろう。が、アフリカの離島マダガスカルは2億5000万年前のパンゲア大陸時代にはアフリカとインド亜大陸に挟まれていたと言う歴史を持つ島なのだ。プレートテクトニクスにより地球の大陸は分離したり移動を続けジュラ紀から白亜紀の間にインド亜大陸及びマダガスカル島、南極大陸、オーストラリア大陸が誕生する。まさに恐竜が全盛の頃、マダガスカルのお隣りだったインド亜大陸はユーラシア大陸に向けて急速に北上を開始し離れて行った。しかし中生代(白亜紀)末期、新生代に入る狭間(K-Pg境界)で地球の生態系を大きく変えるインパクトが起きた。インパクト後に恐竜は絶滅。さらに新生代に入ると南極大陸からオーストラリア大陸が分離して北上。同じく北上したインド亜大陸はユーラシア大陸に衝突していた。カンガルーやコアラなど、オーストラリアには7目にも渡る独特の有袋類と言う生態を生んだ。同じようにマダガスカルもまたアフリカ大陸とは同種であったのに独自の進化をしたと考えられる生態が生まれている。曲鼻亜目(きょくびあもく)はその一つである。※ 地球の大陸移動と生成については、以前「ナミビア・コーリシャス石化の森と地球の大陸移動」で表も造っているのでよかったら見てください。リンク ナミビア・コーリシャス石化の森と地球の大陸移動彼らは1日5.6kmもの距離を歩きまわり果実、花、葉、草本、昆虫、カメレオンなども食べるらしい。PrimatesTreeウィキペディア、サル目にある霊長類の系統樹から借り、必要カ所のみ書き加えました。霊長類は曲鼻亜目(きょくびあもく)と直鼻亜目(ちょくびあもく)に分類される。表で示したようにヒトや、私たちが一般に知っている猿達は下段の直鼻亜目に分類される。今回紹介するのは上段の曲鼻亜目(きょくびあもく)であり、それらはほぼマダガスカルの固有種である。因みに現代人は、系統樹の一番下に記した。ヒト科ヒト属ヒト H. sapiens現生人類 ホモ・サピエンス・サピエンス(Homo sapiens sapiens)となる。ワオキツネザル(Lemur catta)分類は曲鼻亜目(きょくびあもく)(Strepsirhini)キツネザル下目 (Lemuriformes)キツネザル科(Lemuridae)ワオキツネザル属(Lemur Linnaeus)生息域はマダガスカル島と、コモロ諸島など周辺の孤島。猿なのに名前にキャットがついているが、猿と言うよりはイタチやミーアキャットにも似ている。それは我々が一般に知っている猿とは、全くルーツが異なるからだ。霊長類の中でも曲鼻亜目(きょくびあもく)は原始的なグループとして原猿などとかつては分類されていた。※ 曲鼻とは、鼻腔が曲がり鼻孔が左右に離れ外側を向いている状態を意味するらしい。体長38.5 ~45.5cm。尾長56~62.4cm。尻尾の輪状の斑紋が和名の由来。人の手のように指が長い。早朝の儀式? お腹を太陽へ向けて暖を取る?暖と言うよりはエネルギーを取り入れているように見える。泳ぐ海イグアナが海から上がると日光浴して体温を上げるのに似ていなくもない。ワオキツネザルは哺乳類なんだけど・・。日本の動物園のワオキツネザルは、冬にストーブの前でこれをやるらしい。単に暖をとっていただけか・・。ベローシファカ(Verreaux's sifaka)分類は曲鼻亜目(きょくびあもく)(Strepsirhini)キツネザル下目 (Lemuriformes)インドリ科(Indridae)シファカ属 (Propithecus)ベローシファカ(Propithecus verreauxi)種体長40~50cm。北部、西部、南部の落葉樹林に生息し、小規模な群れを形成し生活。食性は植物の葉、花、果実など。植物や朝露を嘗めることで水分を摂取。食性は草食。植物の葉、花、果実などを食べる。地表に降りて水を飲む事は無いらしく、植物や朝露を嘗めることで水分を摂取していると言う前肢は短く指もワオキツネザルに比べるとかなり短いが、後肢は長く発達しているので幹間を跳躍して移動するのにはすぐれているよう。逆にそのアンバランスさは地上では不利。地上でも彼らは独特の跳躍で移動している。Andasibe-Mantadia National Park からキツネザルの中で最大種のインドリ(Indri)分類は曲鼻亜目(きょくびあもく)(Strepsirhini)キツネザル下目 Lemuriformes)インドリ科(Indridae)インドリ属(Indri)インドリ種(Indri indri)インドリ属はインドリ(Indri indri)一種のみ。インドリとは「there it is」「あそこにいるぞ!!」とガイドが発した現地語から命名されたらしいが、めったに見られ無い貴重種らしい。キツネザルの中で最大種のインドリ(Indri)であるが、逆に尾は一番短いのかも。尾長3 ~ 8cm。体長57.5 ~69.5cm。体重6 ~7.5kg。茶色キツネザル(Brown Lemur)一般的茶色キツネザル(Common brown lemur)あるいは真のキツネザル(True lemurs )分類は曲鼻亜目(きょくびあもく)(Strepsirhini)キツネザル下目 Lemuriformes)キツネザル科(Lemuridae)ユーレムル属(Eulemur)※ 茶色キツネザルの種は多い。キツネザルの食事は、主に果物、若い葉や花。一部場所ではセミや、クモなど昆虫類も食べている。タンパク質を補う為か?それにしてもとても可愛い。こちらのパーク(Andasibe-Mantadia National Park )では、この子達を抱っこさせてくれるのだ。一般的なキツネザル科のキツネザルはマダガスカル(Madagascar)とマダガスカル島との間のモザンビーク海峡に浮かぶコモロ諸島のマヨット(Mayotte)で発見されている。全長は84〜101 cm、尾は41〜51 cm。2〜3 kg短毛で密度の高い毛は主に茶色または灰褐色。目はオレンジがかった赤で、これらは種により多少異なる。子連れが多い時期のようだが、下は親子? 3人? である。通常5から12のグループに住んでいると言う。親子で一緒とはどこにも書いてないのでこれはたまたまか? それにしてもやっぱりキツネにも猿にも見えない。イタチとかカワウソの顔にも見えるかも・・。一般的な茶色のキツネザルは、低地の熱帯雨林、山地の熱帯雨林、湿った常緑樹の森、乾燥した落葉樹の森などさまざまな森に生息している。95%が森の木々の上で過ごし、地上に降りるのは2%未満だと言う。そう言う意味では下は貴重な写真かも。やはり地上を歩く時はシッポは立てているようだ。それにしてもやっぱり猿じゃないなー。フォール・ドーファン(Fort-Dauphin)フランス語で「皇太子の砦」を意味するここは1643年、フランス東インド会社が砦を築いた場所。現在名はトラニャロ(Tôlanaro)。マダガスカルはフランスの植民地であった。この砦自体は1674年に撤退しているが、19世紀にマダガスカル王国とフランスは戦いマダガスカル王国は敗北して崩壊。1897年に正式にフランスの植民地として吸収された。それから60年以上に及ぶ植民地時代にはサトウキビのプランテーションや黒鉛の採掘が行われる。フランスへの原料供給地であり、フランスの工業製品の消費地として位置づけられていた。この島を舞台にした「星の王子様」を描いたアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupéry)(1900年~1944年)はフランスの作家であると同時にパイロットでもあり。郵便輸送の為のパイロットとして欧州-南米間の飛行航路の開拓もしている。おそらくマダガスカルへは任務で行き来していたのかもしれない。また、機体トラブルでサハラ砂漠に不時着した時の事が「星の王子様」に反映されている。マダガスカルといえば、バオバブの木と共にサン=テグジュペリと「星の王子様」は切り離せない話しなのである。次回、なる早でPart 2を出す予定です。つづくリンク マダガスカル島(Madagascar Island) 2 カメレオン(Chameleon)の島
2020年04月16日
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Break Time(一休み)最近夢の中でも仏像など調べ物をしていて、現実の事とゴッチャになって来てました かなり頭が疲れているんだな・・と、今回趣向を変えて・・。6月の初め、ちょっと風の強い日にマンション5階のベランダに美しい白っぽい蝶が飛ばされて来ました。最初はアルビノ(albino)のアゲハ蝶かと思ってカメラを取り出し撮影。植木で接写ができずちょっとボケ気味ですが・・。実はその蝶? 名前が気になり、グーグルの画像検索に入れてみました。世の中進んだものである。すぐにヒット。アメリカでは俗にルナ・モス(luna moth) 学名は(Actias luna)日本では俗にオオミズアオと呼ばれる種の蛾(ガ・moth)であった。オオミズアオとマダガスカル・ムーン・モスオオミズアオ(Actias luna)世界最大の蛾 マダガスカル・ムーン・モスオオミズアオ(Actias luna)何て美しい色だろう。まるで薄羽蜻蛉(うすばかげろう)のような色の羽。それはアメリカでも最も美しい蛾(ガ・moth)として讃えられ、1987年にはアメリカのファーストクラスの郵便切手にもなっている。日本では和名のオオミズアオの呼び名のが一般的のようだが、ルナ・モス(luna moth)の名も入れておきます。※ ルナ・モス(luna moth)のlunaは月の女神である。美しさの形容であろう。 mothはそのまま蛾(ガ)である。だが、美しくとも、ルナ・モスこと、オオミズアオは蝶ではなく、蛾(ガ・moth)に分類されている。チョウ目(鱗翅目)、ヤママユガ科、Actias属 、オオミズアオ(A. aliena)種最も蝶と蛾の明確な区分けのポイントはないらしいが、なぜか蛾の方が蝶より20~30倍も種類が多いらしい。※ チョウ目(鱗翅目)は、卵(たまご) → 幼虫(ようちゅう)→ 蛹(さなぎ)→ 成虫(せいちゅう)という 完全変態を行う昆虫である。翼幅は8~11.5cm(3.1~4.5インチ)。地域で多少大きくなる事もあり、アメリカでは蛾としては最大だとか。生息域アメリカでの生息域はメイン州南部からフロリダ州、西部からテキサス州東部、ノースダコタ州東部まで、すべての東部州で発見。カナダでは、サスカチュワンからケベック州の中心部を通ってカナダのノバスコシアに至るまで発見。平地から高原まで生息域は広く朝鮮半島,中国,ロシア南東部にも分布しているし、日本でも北海道から九州。そして低地から高地まで幅広く生息していると言う。私は初の対面であったが東京都心でも多数発見されているので珍しい種でもないらしい。風が本当に強かったので、肢体はボロボロ。壁に必死に張り付いていたので時々お腹を見せてくれた。お腹が真っ白でフワフワしていたのが可愛かった。うちに来たのは昼頃。もしかしたらふ化して、羽が固まる前に飛ばされたのかもしれない。ふ化は午前中で羽が固まるまで2時間かかるらしいから・・。食幼虫の時にモミジ、ウメ,サクラ,リンゴなどバラ科、ブナ科、カバノキ科ほか多くの樹木の葉を食べるらしい。アメリカでは北のものは白樺を、南部ではクルミやヒッコリーを主に宿主とするらしい。しかし、ふ化して成虫になると、口が退化して食事ができなくなるのが特徴らしい。だから寿命は1週間程度?美しいい物は儚い(はかない)物なのですね。さて、実はこれだけではありません。ふと気になって以前チラッと写真一枚紹介したマダガスカル・ムーン・モス(Madagascan moon moth)の写真を引っ張り出してきました。そして発見。ルナ・モスこと、オオミズアオとマダガスカル・ムーン・モスにはやはり共通する特徴が・・。名前も月の女神(luna)と月(Moon)だけど前翅、後翅(こうし)のウイングに目のような柄。後翅(こうし)の尾状突起がこちらは異常に長いけどそれもオオミズアオに似ているんですよね。世界最大の蛾 マダガスカル・ムーン・モスオスの翼幅は20cm、尾の長さは15cm。 世界最大のシルク蛾(silk moths)。2010年1月「ここはどこ? シリーズ3作目 8 (擬態するもの) 」の中で「おまけ」として最後に「マダガスカルオナガヤマユ」として紹介していますが、それは和名?実はこちらはマダガスカルの熱帯雨林に生息する世界最大のアフリカの蛾(African moth)である。コメット・モス(The comet moth) (Argema mittrei) あるいはマダガスカル・ムーン・モス(Madagascan moon moth) と呼ぶようです。※ 日本人はマダガスカルオナガヤマユと呼んでいるらしい。ふ化して間もないのか? 繭(まゆ)にしがみついているマダガスカル・ムーン・モスメスは120~170個の卵を産む。繭(まゆ)に開いた穴は繭(まゆ)に雨水などで水がたまるのを防ぐ為の機能だそうです。水がたまると溺れるので・・。ちょっとわからないけど糸も太いのかな?こちらもオオミズアオと一緒で口が退化し、成虫になってから食事はとれない。従って寿命は4~5日らしい。成虫になると、彼らは仲間を探し、すみやかに交尾。大きく、美しく、目立つ肢体は仲間捜しやペアの相手探しの為なのだろう。しかし、それ故、外敵からも狙われやすい。彼らの天敵はカメレオン、ヤモリ、鳥類。限られた時間の中で、次の世代を残す為の活動をする。卵が170個という数はそれだけ命の確率が低いからに他ならない。それを遺伝子は察知していると言う事だ。仮に交尾まで達して無事に卵を産んだとしても、それが次の世代にたどりつける保障はほとんどない。今、生存を確認できている事自体が自然の神秘かもしれない。当然、、彼らは絶滅の危惧される生物である。マダガスカルのナショナルパーク Andasibe Mantadia National Park では早くに捕獲され、繁殖に成功したようです。ルナ・モスこと、オオミズアオとは体長で2.5倍近くサイズが異なりますが、実はとても近種だったようです。以下比べてみました。違いは属からですルナ・モスとマダガスカル・ムーン・モスの双方、ヤママユガ科。糸を吐いて繭(まゆ)を形成する所など一緒。蚕(カイコ)はカイコガ科であるが、成虫では口が退化して食べられなくなる特性も一緒。カイコも遠い親戚?それにしても何で口が退化したのか謎ですね。偶然見つけたけど面白い
2017年08月19日
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イエローストーン国立公園の全リンク先をラストに追加しました。イエローストーン国立公園の番外編ここでも今や滅多にお目にかかれない貴重な動物ですイエローストーン グリズリー・ベア(Grizzly bear)グリズリー・ベア(Grizzly bear)英名でグリズリーは、ヒグマの一亜種で和名では灰色熊(ハイイログマ)と呼ぶようです。学名の(Ursus arctos horribilis」の「horribilis」は恐ろしいもの, すごいもの・・の意味があるようです。生息かつては北アメリカ大陸西部に幅広く生息していたようですが、白人の西部開拓に伴い、生息領域を追われ駆除されたり、見せ物として捕らえられたり・・と開拓の歴史と共に個体数は減少して絶滅しかかった種です。現在はアラスカ、アメリカ北西部、カナダ西部に生息。現在イエローストーン国立公園に関しては2007年3月絶滅危惧種の指定解除されていますが、国立公園と言えど観光客との接触や交通事故により、なかなか生き抜くのも大変なようです。体長約250cmくらい、体重約300kg~400kgくらいまでなるクマ科でも大型のクマです。映画グリズリーに主演したTeddyの体重は630kg、直立した時の高さ3mもあったそうです。食性は雑食でヘラジカ、トナカイ、アメリカアカシカ、サケ、マス、バス、松の実やガなども食べるそうでオオカミから獲物を横取りする事もあるそうです。ちょっとブラッシングしてあげたい毛並みです映画グリズリー1976年発表のアメリカ映画「グリズリー」はアニマル・パニック映画で「国立公園に出現した巨大なグリズリーが観光客を襲うので退治する・・」と言う酷い物です。ジョーズの二番煎じを狙ったアニマル・ホラー・ブームに乗ったもので、これで「恐ろしいクマ」の悪印象が付いてしまったようです。クマがそこそこ危険なのは確かですが・・。このような映画は動物愛護団体がうるさい現在のアメリカでは撮影できないのでは? 開拓時代の農家にとっては邪魔で危険な猛獣だったようですが・・カワイイじゃないですか季節は7月、いっぱい食べて冬を越さないといけませんね。ついでにグランドティートン国立公園のジェニー・レイク(Jenny Lake)の売店にあった面白い物を紹介。グリズリー・バー(Grizzly Bar)最初は公園内でクマに与えるクマ・フードかと思いました。グリズリー・バー(Grizzly Bar)は人間が食べるエナジー・バー(Enrgy Bar)で、カロリー・メイトのような物みたいです。まさか・・・グリズリー・ベア(Grizzly bear)→ Grizzly Bar を英語でダジャレしたのだろうか???Back numberリンク イエローストーン国立公園 1 (分水嶺とアメリカバイソン)リンク イエローストーン国立公園 2 (5つのエリア)リンク イエローストーン国立公園 3 (ミッドウェイ・ガイザーベイスン)リンク イエローストーン国立公園 4 (グランド・プリズマティック・スプリング)リンク イエローストーン国立公園 5 (ミッドウェイ・ガイザーベイスン景観)リンク イエローストーン国立公園 6 (アッパー・ガイザー・ベイスン)リンク イエローストーン国立公園 7 (ガイザー・ヒル)リンク イエローストーン国立公園 8 (ビーハイブ・ガイザー)リンク イエローストーン国立公園 9 (グランド・ガイザー近辺)リンク イエローストーン国立公園 10 (ジャイアント・ガイザー)リンク イエローストーン国立公園 11 (グロット・ガイザー)リンク イエローストーン国立公園 12 (モーニング・グローリー・ブール) リンク イエローストーン国立公園 13 (イエローストーン湖)リンク イエローストーン国立公園 14 (ヘイデンバレーとマッドボルケーノ)リンク イエローストーン国立公園 15 (キャニオンの眺め)リンク イエローストーン国立公園 16 (Lower FallsとUpper Falls)リンク イエローストーン国立公園 17 (マンモスホットスプリングス)リンク イエローストーン国立公園 18 (テラスマウンテン)リンク イエローストーン国立公園 19 (ミネルバテラス)リンク イエローストーン国立公園 20 (ウエストサム)イエローストーンは間を開けながら最終的に20までです。
2010年07月08日
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Break Time (一休み)今が旬の映像があるので差し込みです場所はアメリカではなく、ほぼオーストリアとハンガリーの国境に位置する世界遺産の街からのトピックスです。ルスト(Rust)のコウノトリの巣ルスト(Rust)はオーストリアのブルゲンラント州の古都で、それ自体が世界遺産の中にも組み込まれた街です。この街、実はコウノトリが子育てする街として有名な街なのです。ちょうど今の時期、彼らは子育ての為にルストに滞在しています。タイムリーな写真です。ルストの街、マルクト広場ルストの街の煙突には巣がたいてい載っている?ルストの目抜き通り4月頃にコウノトリはここで巣作りして卵を産み、子育をする。そして8月中旬には南アフリカへと子供共々巣立つようです。渡りの図・・上が欧州まさに揺りカゴですね。巣は、煙突の上に人的に巣が作りやすいように台がしつらえられています。巣の素材やエサは近くのノイジィードラー湖から調達しているようです。ノイジィードラー湖このノイジィードラー湖はコウノトリだけでなく、約280種の鳥類が生息し、その環境と共に世界的に重要な生態系を形成している湖です。ウィーンの南約50kmに位置し、長さ36km、幅7~15kmのステップ湖は、湖上に国境線がひかれ、ハンガリーとオーストリアに分けられています。その為ハンガリー側とオーストリア側の湖を合わせて「フェルテー湖/ノイジィードラー湖の文化的景観」として2001年に世界文化遺産に登録されています。湖は、この時期葦が生い茂って湖面が見えない状態。実は古来より何度も湖水が涸れて干上がり周囲に環境被害をもたらしていた消える湖だったそうです。現在人口水路で管理しているようですが、それでも水位変動していると言う。因みにこのあたりはブドウ畑が広がるのどかな田園である。何故か全ての鳥が同じ方向を向いていた。どうも北の方角らしい・なぜ?ルストには1910年頃からアフリカより飛来するようになったと言われますが、どうもコウノトリの巣作りは農業の休耕地の割合が子育てに関係しているらしい。ここではノイジィードラー湖からエサが調達できるので子育てには適した環境であるが、それでも最近は減少傾向のようです。コウノトリ(Stork)シブリー・アールキスト鳥類分類鳥綱 Aves コウノトリ目 Ciconiiformes ・・・2亜目30科1022種。世界中に分布 (チドリ亜目、コウノトリ亜目) コウノトリ亜目 Ciconii (ハヤブサ下目、コウノトリ下目) コウノトリ下目 Ciconiides (カツオドリ小目、コウノトリ小目) コウノトリ小目 Ciconiida (サギ上科、シュモクドリ上科 、フラミンゴ上科 、トキ上科 、 ペリカン上科、ミズナギドリ上科、コウノトリ上科) コウノトリ上科 Ciconioidea (コウノトリ科) コウノトリ科 Ciconiidae (コンドル亜科、コウノトリ亜科) コウノトリ亜科 Ciconiinae※ 余談ですが、フラミンゴやペリカンが近いのは解りますが、近年のDNA分析や系統分析により、コンドル類がコウノトリ類に最も近い種だと解ったそうです。コウノトリは体重4~6kgにもなる非常に大型の水鳥。「コウノトリが赤ちゃんを運んで来る」とか、「コウノトリが住み着いた家には幸福が訪れる」とか・・言い伝えがある・・。それにしてもいろいろな形の煙突があるものです。どこに巣を造るのか? 煙突の好みでもあるのでしょうかね
2010年06月27日
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夜外出から戻ってパソコンを立ち上げたら何やら動作がおかしくなっていましたもしかしてウイルスか?・・・あれこれ操作してたらどんどん酷くなり、復元操作してもうまく動作せずあきらめかけてたら・・・閃いたどうやら無線のマウスが壊れたらしい。あんな壊れ方をするのか? いささか疑問ではあるけれど、有線に変えたらとりあえず復帰。でも今日は疲れましたこんな時に急場をしのぐ写真と言えば、2009年10月20日「予告編 ????大陸」で紹介したネガから起こした南極写真からです前回を「Part 1」として今回を「南極大陸 Part 2」にしておきます。南極大陸 Part 2ペンギン見学にゾデアックに乗り込む観光客。ボートは少ないので3交替くらいで島に向かいます。人間を見ることも滅多に無いだろうし、まして人間の恐ろしさを知らないので、全然逃げないペンギン達。思えばあれから一度もやってませんでした。中身も全然やってないのですが、残念ながら今回も疲れて写真のみです。
2010年06月22日
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私のファースト・コンピューターはマック(Macintosh)です。株式のデイ・トレのソフトが無かった為にウインドウズに移行してしまいましたが、マック(Macintosh)(Apple)は最高の友でした。ウィンドウズと違って何だか意志のようなものを感じるコンピューターだったのです。たぶんそれはスティーブン・ジョプスの遊び心がつまっていたからなのかも知れない・・。若干気分屋であったが・・。思えばマックは最初の起動時からマシンに名前をつける所から始まっている。親密感とか友達感はそこにもあったのかもしれない。私の最初のマックはSonnyのトリニトロンのモニターを使っていたのでトロンと名前を付けていた。トロンちゃんはメモリーが微少だったので年中爆弾が現れてはフリーズして泣かされた。だから想いも深く、バージョン・アップしてトロンちゃんを手放す時はとても悲しかったのだ。彼女は友人の家に引き取られたのである。嫁に出した気分だった・・ ワイオミングの動物(エルクとプレーリードック)アメリカ、ワイオミング(Wyoming)州アメリカアカシカ(エルク)とプレーリードック(Prairie dog)国立公園にはもちろんたくさんの動物たちも生息しています。ここでは動物も保護されているのでのんきな・・・無防備な・・・気がします。アメリカアカシカ・(エルク・elk)・ワビチ北アメリカ大陸から東北アジアにかけて生息する大型のシカ。目 ウシ目亜目 ウシ亜目科 シカ科属 シカ属種 アメリカアカシカ本来大型のヘラジカをヨーロッパ人はエルク(elk)と呼びアメリカではムース(moose)と呼ぶそうです。ヨーロッパ人が勘違いしてアメリカアカシカをエルクと呼んだ事からその名が北米では定着したそうですが、インディアンはワービティ(白い尻)と呼んだ事からワピチ(ワピティ)とも呼ばれるようです。エルクの角エルクは雄のみが角を持ち、角は毎年春に生えて冬の終わりに抜け落ちるのだそうです。また角の分岐が多いほど年齢を重ねた雄のようです。写真のエルクはかなりのお年?シカの中ではヘラジカについで2番目に体が大きい種。角は中心に骨があり、伸びている期間はベルベットと呼ばれる層で保護されているそうです。草や樹木の葉・樹皮を食べる草食動物です。寿命は自然状態で15年。ウシ目なのでウシの病気が発生しやすく、このあたりではアメリカバイソンからの感染でブルセラ症の危険があるそうです。人獣共通感染であるのでむやみに近づかない方が良いようです。ジャクソンホール(Jackson Hole)のゲートを前々回紹介しましたが。ジャクソンホール(Jackson Hole)の街の公園にはエルクの角でてきた4つのゲートがあります。ジャクソンホールはもともと谷です。そしてこの谷には冬になると牧草を求めてアカシカの群れがやって来るのだそうです。もちろん近辺にはアカシカの国立保護区も設定。冬にはソリとかで遊べるらしい・・。このゲートは殺して搾取したものではなく、抜け落ちた角を集めて造ったようですね。プレーリードック(Prairie dog)アメリカ原産。外敵が近づくとイヌのような鳴声で「キャンキャン」吠える事から草原のイヌ(プレーリードック)と名がついたそうです。目 ネズミ目(齧歯目)亜目 リス亜目科 リス科亜科 リス亜科族 マーモット族属 プレーリードック前回紹介したアンテロープ・フラッツ・ロード (Antelope Flats Road) の草原。そこの草むらにいました。体長30-40cm。北米の草原地帯(プレーリー)に穴を掘って巣穴を造って群れで生活。ライフスタイルは一夫多妻制。口と口でキスをしたり、抱き合ったりするらしい。日本では人気ですが、ご当地では巣穴の被害がたくさん出ていて、特に牧草地では骨折事故や畑を荒らす事から害獣になっているらしい。草食で、アルファルファ、イネ科の植物を好むと言うが、本当だ付着した土や虫でミネラル補給も補なわれているそうです。耳がついていれぱピーターラビットそっくり・・。ウサギ目にやっぱり近い。ネズミ目とウサギ目はもともとグリレス大目(Glires)から分岐していて門歯が1対か2対かの単歯類(ネズミ目)か重歯類(ウサギ目)で分類されているようです。ウサギと同じ病気を運ぶので2003年3月から日本への輸入は禁止されているそうです。
2010年06月16日
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今回は街のタクシーを紹介。と、言っても普通じゃない動物愛護団体からブーイングが出そうな予感が・・・。スペイン(Espana)アンダルシア(Andalucía)州マラガ(Málaga)県ミハス(Mijas)ミハス名物ロバ・タクシーミハスはとても小さな街である。せいぜい1時間もあれば回ってしまう。実は取り立ててみる所は白い町の景観くらいなのです。でもこれを見る為にグナダから2時間かけてここに立ち寄ったりもする。(もっともこの近くに空港があるせいもあるかも・・)逆コースもあるけれどアンダルシアのツアーではたいていミハスに数時間立ち寄るので、知る人ぞ知る街なのです。ここミハスでもう一つ名物なのが・・実はロバ・タクシーなのです。街の麓のバス乗り場の隣で、ロバがたくさん並んで待機している場所がある。何やら頭に札がついている。まるで売られていくロバの値札のようでもある。前回馬車の写真も紹介していますが、それは近年のことで、ロバは昔からスペインで荷物を運ぶ使役動物の定番でした。最もスペインだけでなく、ギリシャの島(サントリーニ島でも紹介)やイタリアでも沿岸の街や島がロバを未だ使っている所があるので、取り立ててめずらしい事ではないのだが・・。そして、たいていは地元民がささやかに使うか、観光用です。ここも確かに観光用が主なのだが、ちょっと他に類のない形態をとっている。この子にも札がついている。拡大・・な、な、なんと・・・・MIJAS BURRO TAXI 30 ミハス・ロバ・タクシー No 30タクシーの登録証の鑑札だったのだ・・・ナンバー・プレートか?驚くべし・・ミハス・・本当にタクシーとして使っていたこちらは2人まで乗れる椅子付きのタイプ。台車だけでも重そうなのに2人も乗ったら気の毒だ。馬車は一台30分で20ユーロ(2600円)。(最近の値段)ロバは聞いてないが馬車よりはるかに安いと思う。乗っている観光客はほとんど見かけない・・・・。山坂があるから確かに必要だが、フンが落ちるのでコースは決まっているのかも・・。道は綺麗だし・・。住民は歩いているようだ。つづく
2010年02月23日
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正解発表の前に少し紹介したキツネザルは、マダガスカル固有の原始的な種のサルなのですが、それらはマダガスカル観光の超目玉でもあります。実はマダガスカルでも最も珍しいベローシファカとインドリを紹介していなかったので今回載せます。マダガスカル共和国(Republique Madagascar)キツネザル(Lemrs)霊長目は直鼻猿亜目と曲鼻猿亜目に分類されるそうです。直鼻猿亜目は通常私たちが知っている猿です。例えば、ニホンザルがそれです。曲鼻猿亜目は鼻腔が屈曲して鼻孔が左右に離れて外側を向いているサル目(霊長目)の中では、原始的なグループに属する猿で、キツネザル、ロリスがそこに入ります。曲鼻猿亜目の生息場所は限られた一部と言うのが特筆なのです。キツネザル下目はすべてマダガスカル島とコモロ諸島など周辺のいくつかの孤島のみ生息。ロリス下目はサハラ以南のアフリカ、インド、スリランカ、および東南アジアに生息。故に、ものすごく貴重で珍しいのがキツネザルなのです。言いようによってはキツネザルの楽園なのです前に紹介したキツネザルの種をおさらい。(前回はクイズだった関係で日本名や説明をのせていないので・・。)茶色キツネザル(Brown Lemur)体長40~50cm。マダガスカルで最もポピュラーな種。1日木の上で過ごし主食は葉と果物。昼行性。カンムリシファカ(diademed Sifaka)体長42~55cm。白と茶色のフワフワの毛で覆われている。東部熱帯雨林に生息。絶滅の危惧種。キツネザルの中では2番目に大きい種。ハイイロジェントルキツネザル(Grey gentle Lemure あるいはBamboo Lemure)体長は30cm。体毛は灰色で、竹や竹の新芽を主食とする事からバンブーキツネザルと呼ばれる。昼行性。ワオキツネザル(Ring-Tailed Lemur)体長40~45cm。尻尾が白と黒のしましま柄で長い。乾燥地に生息。昼夜行性。ベローシファカ(Verreaux's sifaka)南部、ベレンテイの森保護区で撮影。体長40~50cm。北部、西部、南部の落葉樹林に生息し、小規模な群れを形成し生活。食性は植物の葉、花、果実など。植物や朝露を嘗めることで水分を摂取。地上で横飛びして移動するのが特徴。木の上では10mの距離を跳躍する事もできるらしい。現地では、精霊の宿る動物と崇められたらしいが、今はワシントン条約の絶滅危惧種に指定。インドリ(Indri)東部ムランガに近いペリネ特別保護区で撮影。体長60~70cm。尻尾は5cm程。原猿のキツネザルの中で最大種。多雨林に生息。昼行性。一夫一婦型のつがいと、その子どもからなる、2-5頭の群れで生活。草食性で葉、花、果実等を主食。滅多に撮影出来ない貴重種。インドリとは「there it is」「あそこにいるぞ!!」とガイドが発した現地語から命名されたそうです。シロクロエリマキキツネザル(Blac-and-white ruffed Lemur)東部ムランガに近いペリネのレミュール・アイランドで撮影。体長約55cm。耳と首回りの毛が白いく手足の先は黒い。北部、東海岸の多雨林地帯に生息。以前紹介しましたが茶色キツネザル(Brown Lemur)猿と言うよりイタチに見えます。次回街の市場を紹介して終わりにします。
2010年01月08日
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追記・・最後に少し足しました。友人と長電話しながら書いてたので・・まとまりにかけました。マダガスカル共和国(Republique Madagascar)擬態(Mimesis)擬態には隠蔽擬態(いんぺいぎたい)と攻撃擬態、そしてめずらしい繁殖のための擬態 とあるようです。カメレオン(Chamaeleon)は隠蔽擬態(いんぺいぎたい)と攻撃擬態の両方に言えるのかな? と思います。(つまり、捕食される側と捕食する側の両方の立場を合わせている。)カメレオンというよりヤモリのようですが・・変身前の姿。まだ色では解りますが、手足の先は消えて輪郭は確かに薄れてますね。左足の所にバッタが止まっています。(もうすぐ食われちゃいますね。)それにしてもどうして周りの木の質感まで似せる事ができるのか? 周りを観察する目はどこにあるのか? 肌の感覚で周りに同化するのでしょうかね。不思議です。枯葉型?のカメレオン? トカゲ?ほとんどそのまま体が擬態してますね。夏は何色?ちょっとアジの開きの干物にも見えたりして・・。今度は、節足動物門の昆虫です。けっこうたくさん見かけた虫です。隠蔽擬態(いんぺいぎたい)しています。ナナフシですね。種は解りませんが、世界には約2,500種のナナフシの仲間がいるそうです。日本国内だけでもかなりの数がいるようです。世界にたくさん繁殖しているて言う事は、かなり太古から存在していた虫なのかもしれません。擬態で生き延びているのか? 天敵がいないのか?おまけマダガスカルオナガヤマユガの仲間 ガの世界では珍しさでちょっと有名なようです。蝶と蛾の区別は厳密にはないようです。ぶらさがっているのは卵のようです。まるでカマキリの卵みたい・・・。体長20cm以上の大物です。マダガスカル・エキゾチックで撮影。つづく
2010年01月08日
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例えば、カメレオンの最重量種であるパーソンカメレオン(Parson's chamaeleon)はマダガスカル北部から東部に生息する固有種だそうですが、写真を見てはっきり断定出来ないので、今回はカメレオンの写真だけの紹介で終わります。マダガスカル共和国(Republique Madagascar)カメレオン(Chamaeleon) 擬態を入れるとPart 2ですが・・・。綱 爬虫綱 目 有鱗目亜目 トカゲ亜目下目 イグアナ下目科 カメレオン科カメレオンは体色を変えるトカゲの一種です。その体色変化は周りの環境に単に同化するだけでなく、明暗や温度の変化にも左右されるようです。また、繁殖期、産卵中のカメレオンも独特の色をしているようです。産卵中・・・凄く赤くなっています。素人の私が見ても妊娠中がわかる色しています。砂の上でクルクル回って、場所を確保して砂の中にただいま産み落としています。爬虫類なので卵ですが、中には卵胎生と言って、おなかの中で卵がかえって出てくるタイプのカメレオンもいるようです。おもに樹上で生活。体色変化中のカメレオンパンサーカメレオン(Panther chameleon)でしょうか?あまりの変身ぶりに、同じカメレオンとは気づかなかった・・。アンタナナリブに近い私営の動物園、マダガスカル・エキゾチックで撮影。派手になるのは、興奮している時のようです。そういえばメチャクチヤ怒ってにらまれている感じですね。フジツボのような左右の目は、360度、別々に動かすことができるそうで、立体視をするのだそうです。鼻のあたりに突起があるので、パーソンカメレオン(Parson's chamaeleon)のオスかな? とも思いますが素人なのでわかりません。普通に地面をはっていたトカゲのようでしたが・・・・カメレオン? ちょっとカワイイので上半身拡大。ちょっと見にくいですが、バッタを捕食しています。ちょっと怖い絵ですよね・・・・。狙われてるみたいで・・。つづく
2010年01月07日
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Break Time(正月休み)のタイトルは本日で「松の内」も終わったのでとりやめますね・・とりあえず、マダガスカルは後、2回くらい紹介してから途中になっていたローテンブルクに戻ります正月飾りと「松の内」「松の内」は本来、1日の大正月から15日までの小正月までのお正月の「松飾り」を飾っていた期間を指すそうです。門柱に飾る門松は歳神様を迎える為の道しるべや依代(よりしろ)で、鏡餅は歳神様への捧げ物だそうです。最近ではいつまでも正月気分に浸っていられないせいでしょうか、大正月から7日までを「松の内」として、鏡開きも昔は20日だったのが、前倒しで11日になってきたそうです。因みに、歳神様への捧げ物の鏡餅は、三種の神器(鏡・剣・玉)の一つ、昔の青銅製の鏡の形から来ているそうです。さて、マダガスカルに戻って・・今日は瘤牛(コブウシ)とホウシャガメを紹介。マダガスカル共和国(Republique Madagascar)バオバブの並木道で見かけた牛車のウシは普通見かけるウシとは違いました。Zebu・瘤牛(コブウシ)亜目 ウシ亜目(反芻亜目)亜科 ウシ亜科 Bovinae族 ウシ族 Bovini属 ウシ属 Bos種 オーロックス B. primigenius亜種 コブウシBos primigenius indicus背中のコブ、幅の狭い頭骨、首下に垂れ下がった胸垂が特徴。牛と思うと奇妙です。インド亜大陸での分布が確認されていると言う事です。古来、バビロニアのウル、インダス文明時代でも存在が確認され、特にインドで神聖視されているウシは本来このコブウシを指していたそうです。マダガスカルには最初からいたのか、後からボルネオ島からの移民が運んだのかは不明ですが・・・。実際、インド亜大陸とマダガスカルの動植物の類似はパンゲア大陸時代からの起源のようです。コブウシはラクダのコブと同じような原理でか、耐暑性があり、熱帯性の病気や害虫に対する抵抗力が強いため、家畜化された南アジアから、東南アジア・西アジア・アフリカなどの高温地域に広まったようです。白牛の顔の模様が非常に興味あります。他の白牛もこの顔。この牛は蹄も白い。さて、神秘のマダガスカルでも、やはり爬虫類の珍しさは格別です。ホウシャガメ(Radiated tortoise) 別名マダガスカルホウシャガメリクガメ亜科、ホウシャガメ属、ホウシャガメ種マダガスカル南部の固有種だそうです。有刺植物で前に紹介したディディエレア科の自生する乾燥地帯の林や岩場に本来は生息しているようです。雨が降ると甲羅の汚れを落とす為に踊るらしい・・・絶滅危惧種としてワシントン条約の附属 書1のリストに載っています。最大甲長40cm? 重さ16 kg近くなるらしい。背甲の色彩は黒や暗褐色で、甲板ごとに黄褐色の放射状の模様が入り、甲板は成長輪がわかりやすく盛り上がっています。(個体差もあるようです。)ホウシャガメは、基本的に草食で、花、果実、多肉植物を食べるようです。他のリクガメ同様に、タンパク質を与えすぎると、甲板がピラミッド状に盛り上がる傾向があるそうです。ここは保護された施設なので、栄養は管理されているのでしょう。綺麗な形の甲羅です。その違いは個体差か? 甲羅のテカリや、班の盛り上がり方が前者の亀よりも極端ですね。ホウシャガメ属は1種のみなので、別の種ではないはずです。日本では、ワシントン条約加盟前に流通した個体が登録書付きであれば流通することもあるそうです。リク亀好きにはたまらない種のようですよ。マダガスカル次回は簡単にカメレオンを紹介。
2010年01月07日
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Break Time のBreak Time ネタ クイズデビューの昨年4月に紹介した写真が2件あるので、その頃からのお得意様にはかぶって・・ゴメンなさい。あの頃から比べると写真の枚数はUP、内容も随分進化した昨今です。いつも、ごひいきありがとうございます写真の枚数が増えたのは解像度をめちゃくちゃ下げたからで、当初はものすごく高画質で載せて、メモリーをくっていたからです。クイズ・・「私はどこ?」・・・「私は誰?」自分で見て、一体何を撮ったのかしばらく気がつかなかった写真を紹介します。件の島のファームにて撮影。彼は? 完璧君です横にして拡大しました。少しコントラストをいじってわかりやすくしました。見つかりましたか?こちらは以前一度紹介した写真です。感心です凄いです上と同じカメレオンとは気づきませんでした。下のバッタは食われてしまうのか? 危険危険。クイズでした
2010年01月06日
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デーメルのザッハトルテの前に・・・。やるのを忘れてました・・。木曜はアメリカの感謝祭だった・・。サンクスギビングデーについては、2013年にハワイでより詳しく書いています。こちらは料理ものせています。リンク サンクスギビング・デー(Thanksgiving Day)ターキーと感謝祭(サンクスギビングデー)七面鳥(Wild turkey)とThanksgiving Day感謝祭(Thanksgiving Day)七面鳥(Wild turkey)シブリー・アールキスト鳥類分類感謝祭とピューリタンと先住民族七面鳥(Wild turkey)とThanksgiving Dayアメリカとカナダでは、詰め物をした七面鳥の丸焼きが出される感謝祭(祝日)があります。アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日。Thanksgiving Dayは略してThanksgiving。収穫を記念する行事として祝日となり、毎年盛大な食事会などが催されます。それにしても変わった鳥です。アメリカ先住民族の家畜だったそうです。キジ目最大種。全長122cm。体重は9kgにも及ぶ。かつては20kgに届く巨大な個体。感謝祭(Thanksgiving Day)この日はTurkey Day (七面鳥の日)とも言われ、七面鳥を食べる事で知られています。特に感謝祭の朝には、大統領が二羽の七面鳥を屠殺される運命から恩赦する(Turkey Pardon)という行事がホワイトハウスで行われ、その夜は晩餐会が開かれています。昨日、ホワイトハウスの晩餐会で珍客騒動(侵入者事件)がありましたね・・・七面鳥(Wild turkey)和名の七面鳥の由来は頭部の首のところに裸出した皮膚が興奮すると赤、青、紫などに変化する為に、七つの顔(面)を持つ様に見える事らしい・・。植物食傾向の強い雑食で、果実、種子、昆虫類、両生類、爬虫類等を食す。シブリー・アールキスト鳥類分類鳥類 Aves 現生鳥類 Neornithes 新顎下綱 Neognathae (Neoaves) キジカモ小綱 Galloanserae キジ上目 Gallomorphae キジ目 Galliformes キジ小目 Phasianida キジ上科 Phasianoidea キジ科 Phasianidae シチメンチョウ亜科 Meleagridi シチメンチョウ科 Meleagridae シチメンチョウ属 Meleagris シチメンチョウ種 Meleagris gallopavo 開けた落葉樹と針葉樹の混合林に生息し、繁殖期にはオス1羽にメス数羽からなる群れを形成。メスが地面を掘り落ち葉を敷いた巣に1回に8-15個の卵を産卵。繁殖期になるとオスは尾羽を扇上に広げ翼を下げて振るわせ頭部の肉垂を膨らませてある一定の場所で徘徊。短距離であれば飛翔。大きく見せて威嚇orメスへのアピールでしょうか?変わった羽根の生え方です。中央アメリカの先住民族によって家畜化され、新大陸「発見」後には、1519年にスペイ王室、1541年にイギリスのヘンリー6世に献上。英名のターキー(turkey)はトルコ由来で入ったホロホロチョウとの混同らしい。(ホロホロチョウもそのうちやります。)感謝祭とピューリタンと先住民族感謝祭はそもそもアメリカの歴史に始まります。1620年、メイフラワー号に乗って自由を求めて北アメリカに渡ったイギリスの清教徒(ピューリタン)達102人、彼らピルグリムファーザーズの苦しい生活に端を発していると言われているそうです。(最初の入植は1607年、ヴァージニア)ニュー・プリマスに入植した直後は秋から冬にかけてで、食べるものにも厳しく、それを助けたのが、原住民のインディアン(ワンパノアグ族)だったそうです。翌年、1621年の秋の収穫では、ワンパノアグ族を招いて「神の恵みに感謝し、ご馳走を食した。」事が始まりである。 とまことしやかに言われています。実際、1623年のプリマス植民地で最初の感謝祭は食事会ではなく教会で神に感謝を捧げる礼拝を行ったと言う宗教的な物だったようです。(彼らはピューリタンですからね。)先住民のインディアンとの間には、実際は暗い歴史が横たわっていますが、入植者は物々交換で、食料を得て、この土地での暮らし方を教わったそうです。実際先住民から教わった大陸原産の農作物は、トウモロコシ、タバコ、じゃがいも、ピーナツ、ココア、山芋、インゲン豆、タピオカ、カボチャ、メロンに及ぶ。現在の農作物の種類の七分の四が先住民から教えられた物なのだそうです。感謝は神様ではなく、先住民のインディアンに捧げられるべき事なのですね感謝祭・サンクスギビンデー(Thanksgiving Day)についてし2013年11月にも「サンクスギビング・デー(Thanksgiving Day)」で書き込んでいます。リンク サンクスギビング・デー(Thanksgiving Day)ハワイ特派員が行ったThanksgivingのランチ・ブッフェホノルルのハレクラニ・ホテル オオキッド・レストラン ランチ・ブッフェ 1人62ドル。巨大カボチャのオーナメントと料理結構お高いのに満員だったそうです。 (ジュース、コーヒーor紅茶付き)Thanksgiving 限定のブッフェに出たメインのロースト・ターキー。味はニワトリより脂分が少なく、さっぱりとしているらしい。現在家禽として飼育されているのは尾羽の先端が白いメキシコの個体群に由来。イギリスではローストした七面鳥がクリスマス料理のごちそうとされています。(七面鳥のなかなか手に入らない日本ではクリスマスはニワトリですね。)ところで、現代の感謝祭に宗教性はほとんどなく、たくさんの親族や友人が集まる大規模な食事会を楽しむと言う、大切な家族行事のひとつだそうです。
2009年11月27日
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今日も朝からお出かけで睡眠不足です・・・とりあえず、今回でチョベ国立公園は終わりになります。まだ鳥類などが若干いるのですが、どこか他の国とかぶった時に使います。で、景色として良い写真をピック・アップして最後にします。写真中心です。(実は眠くて思考が・・・。)ボツワナ共和国チョベ国立公園(Chobe Nationzl Park)チョベ川、夕暮れの動物昼間は大胆に、警戒心ゼロで昼寝していたナイル・ワニ(Nile crocodile)。動きは案外かわいい。擬音にすると、「スタコラ、スタコラ・・・」かな?水の中にはカバも・・突然浮上したら驚きますよ。擬音にすると、「ヌボッ」と出る感じ・・。アフリカン・バッファローと鳥鳥はバッファローに寄ってくる虫類を狙っています。ゾウの泥だまりの糞のまわりにも鳥は多いです。夕暮れ間近なので写真をかなり明るく調整しています。インパラの群軽快でスタイルが良いですね。今日はここで夜を過ごすのでしょうね。アフリカヘビウ(African Darter)結構あちこちに居て、撮影しています。首が長くスタイルが美しいので、どこに居ても絵になるのです。ほとんど真っ暗の中をクルーズしている船。明かりがないので夜は怖いですね。これで今回のボツワナ共和国、チョベ国立公園・・おわり。
2009年11月23日
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今日は久しぶりに銀座に行って来ました。偶然ですが、銀座の大通りのホコテン(歩行者天国)で巨人の優勝パレードをしていたようで、ゴタゴタでした。(通過は一瞬)久しぶりの銀座ですが、あまりに店が入れ替わっているのに時世ながら本当に驚きでした。特に、あの、銀座の一等地と言われた鳩居堂、その横のワシントン靴店が地下に潜り、ほぼ丸ごとビルがユニクロになっていました。しかも、その隣の確か不二家だったか? が消えてそこのビルもユニクロに・・・。ユニクロの真向かいにはアディダスもあった・・・。驚いた銀座の客層が大きく変わってきているのでしょうね。あれでは銀座のデパートも売れないのわかります。老舗がどんどん消えていっている気がします。銀座ブランドて・・何? て気がしました。ところで、ハンターが仕留めるのに困難な五大獣のビッグ・ファイブ(Big 5)ですが、ライオン、アフリカゾウ、シロサイ、アフリカスイギュウ、ヒョウの5種シロサイだけ出会っていません。つまり写真が無いので、不本意ながらBig 5はBig 4で終わりですそれでも他の動物を少し紹介してアフリカもそろそろ終えようか・・・と思っています。ボツワナ共和国チョベ国立公園(Chobe Nationzl Park)とアフリカの動物チョベにはやけに角のある動物の種が多いです。その中で今回「何だかこんな動物もののけ姫にいなかったっけ?」 と思ってしまった動物を紹介しておきます。グレーター・クーズー(Greater Kudu)ブッシュバック属はサハラ以南のアフリカ東部の森林や藪に主に生息し、白い縦縞の文様とくねった角が特徴のシカよりは、ヤギに近いウシ科の系統のネジズル・レイヨウ族。角は確かに素晴らしいですが、案外目立つのですが・・・。シュート型に数回捩れて螺旋になった特徴的な角はオスのみで、角の前面にはねじれに沿って稜があり、節はほとんど見られないそうです。雌雄で体色も異なるそうですが、下の写真の色の方がリアルかもしれませんが、個体差はあります。眼の間には三日月型の白斑点があるのも特徴ですが、部分、部分を見ると何の種の動物なのか迷うくらい種々の特徴がある気がします。目 クジラ偶蹄目 Artiodactyla ・・・・ウシ亜目、ラクダ亜目、イノシシ亜目等に分岐亜目 ウシ(反芻)亜目 Ruminantia ・・・・・ウシ科、イノシシカ科、キリン科等に分岐科 ウシ科 Bovidae ・・ウシ亜科、ヤギ亜科、ダイカー亜科、オリックス亜科等に分岐亜科 ウシ亜科 Bovinae(ウシ族とネジズルレイヨウ族、ニルガイ族) ・・ブッシュバック属 、ウシ属、バイソン属、スイギュウ属等に分岐属 ブッシュバック属 Tragelaphus ・・・28亜種種 クーズー T. strepsiceros レッサー・クーズー Lesser Kudu グレーター・クーズー Greater Kudu進化の系統の種々の動物の特徴が混じり合っているような・・・気もする不思議君です。家族連れのクーズー通常はオスだけの群れで行動し、交尾期だけにメスと出会うようです。角の無いのはメス(右2匹目)。クーズーの成長は早く6ヵ月位でに親から独立するそうです。アフリカゾウの授乳期間だけで2~3年かかるのを考えるとえらく早いですが、これも弱い立場の動物(捕食される側)だから早く種を残すようなDNAがあるのでしょうかね・・。ラブラブなのかと思ったら・・・オス同士でした。もしかしたらホーンを突き合わせての威嚇対決かも知れませんが、緊迫感はない気がします。右のクーズーはアルピノ系でしょうか? 他のより白いです。グレート・クーズーは、本当に伝説に出てきそうな動物です。あまりポピュラーじゃないからかもしれないけど・・・。チョベ国立公園の夕暮れつづく
2009年11月22日
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いよいよ今回でゾウも最終章です。ボツワナ共和国チョベ国立公園(Chobe Nationzl Park)とアフリカの動物アフリカゾウ(African Elephant) Part 7川渡りしなかった別のグループ・・・・川遊びを終えて岸に上がるゾウ。やはり、ほぼ同じ所から上がるようです。そして、どこかで泥をまとうのでしょう。これもまた別のグループ・・川遊びを終えて奥地に帰るようです。見ればリバーサイドから他のゾウも戻って来ているようです。なんだか疲れてトボトボと帰る様は哀愁を感じますね。脚ゾウの脚は円柱状で前脚の方が太く、足裏は丸いそうです。踵(かかと)の骨の下は厚い皮下組織となっていて、足の皮の中でハイヒールをはいているような構造のようです。最近はやりのペタンコ・ブーツの中に「かかと上げ底の中敷き」を入れているのと似たような感じですかね・・。真後ろからジープで撮影。併走する車をしっかり目が捕らえて、ずーっとこちらを見ています・・・。向こうも注意してるけど、こちらも注意しながらです。しかし、せっかく水浴びしても、どろで汚れたら水浴び前と変わらない気がします。幾つかの集団が合流した所ですかね。写真に入り切っていませんが・・・壮観です。アフリカゾウ・・おわり
2009年11月21日
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ボツワナ共和国チョベ国立公園(Chobe Nationzl Park)とアフリカの動物アフリカゾウ(African Elephant) Part 6泥浴びをしていたゾウはいきなり溝の中でゴロゴロ。鼻でかけてもきりがないから寝転んだのか・・・寝転ぶのが好きなのか・・・。たまに(10頭に1頭くらい?)こんなダイナミックなのがいるそうです。穴から這い上がるゾウ。まるでゾウが二本足で立ち上がるみたいですね。仲間がみんな先に行ってしまってあわてているようです。これは別の泥浴びの現場。このゾウは泥だまりをあちこち物色。泥穴に鼻を突っ込んで泥を掴んでるようです。鼻で握った泥を体にぶつけたりするのですが、そんな程度ではまんべんなく体にはつかないので、下手ならやはり転がらないとダメですね。ゾウの頭蓋骨ジンバブエのビクトリア・フォールズ国立公園事務所の入り口で撮影。象牙(Ivori)哺乳類の牙のたいていのものは長く尖った犬歯が発達したものだと言う事です。でも、ゾウの牙は門歯(上顎切歯)が発達したものなのだそうです。オスでは最大350cmに達することもあり、かつては片側30kg以上が普通で、100kgの記録もあったそうです。ゾウの生活において象牙は鼻とともに採餌活動(塩や木の根を食べるため土を掘る際)や、争い時などに重要な役割を果たしているのだそうですが、質が美しく西洋では象牙は古来から重要な工芸材料として珍重され、象牙目的の乱獲などにより生息数は激減したそうです。1989年、ワシントン条約(CITES)により象牙の輸入禁止措置が採られ、事実上世界の象牙貿易は終了。密猟こそあれど、ゾウの生息数はその後増加。ゾウ害による間引き輸出が止まり、象牙が持ち出せない為に乱獲は止まり、ボツワナ、ナミビア、ジンバブエでは逆にゾウの生息数が増えて間引きが必要な規模に拡大。ゾウの急増が農業被害や人的被害が起きて社会問題に・・。現在、ワシントン条約の常設委員会は監視体制が適切に機能しているとした南アフリカ、ボツワナ、ナミビア、ジンバブエの4カ国に対しては、常設委員会の許可の元、競売や輸出を認める事もまれにあるようです。モワナ・サファリ・ロッジのレストラン入り口の象牙飾り。レストラン内部にも沢山あります。本物か不明です・・・(大きいので・・・)。次回でゾウも終わりの予定です。
2009年11月20日
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ボツワナ共和国チョベ国立公園(Chobe Nationzl Park)とアフリカの動物アフリカゾウ(African Elephant) Part 5川を渡りきって湿原の中洲に到着したボス一行。ここでボス達からまたレクチャーがあるようです。「しばらく自由時間ですが、あまり遠くには行かないように・・・。」とでも言っているのかな?ここではゾウ達もそれぞれいろんな行動をしてのんびりしているようです。あるものは、湿原の草を食べ、あるものはフラフラと草の優しい感触を歩き回り、ある物は、泥浴びをしています。やはりゾウの鼻は長い・・・。ゾウの頭蓋骨ゾウは頭の大きい割には脳は小さいのだそうです。頭蓋骨は厚く出来ているようですが、骨はハニカム構造(蜂の巣のような構造)になっていて、骨内部は薄い骨で細かく分かれた空間で成り立っていると言う事です。簡単に言えば周りはしっかりしているが、骨内部はスカスカで意外に軽量。ゾウの歯と寿命食べ物が食べられなくなると言う事は、動物では死を意味します。ゾウも食物が食べられなくなった時が終わりの時です。ゾウの歯は門歯がキバとなっている他は、生涯を通じて上下各6対の臼歯だけだそうです。他の動物の歯が、垂直に成長するのに対して、ゾウの歯は奥から前方に向かって、水平に移動して(押し出されるように)生えてくるのだそうです。そして、左右奥歯から前歯へと移動してきた歯は、前方でぶつかり合い、双方こすられてどんどん摩滅していくのだそうです。つまり、摩滅しながら歯は一本一本失われていくシステムです。先に言ったように生涯の歯は上下各6本で、新歯は生えないので、最後の歯が摩耗した時(食べ物が食べられなくなった時)が寿命の終わりなのだそうです。寿命は60~80年と言われているので、そこまで歯は持つのでしょうが・・・。人間も人によっては入れ歯の時期ですけどね・・・。水に入った後は泥浴び・・が習慣化しているゾウなのか、あるいは、単に泥浴びが好きなゾウなのか・・・。泥だまりを見つけて遊び出したゾウもいました。中洲で泥浴びしても、再び泳いで岸に帰れば泥は落ちてしまうのですが・・・・。実際にこの群れがいつ帰ったか見届けていないので、滞在時間も解りませんが、時には、この中州(湿地帯)にしばらく滞在して、夜を過ごす場合もあると言う事です。その場合は、体が乾く前に泥化粧しないといけません。ゾウの泥化粧は皮膚の乾燥や避暑、あるいは、虫等をよけたりする皮膚保護の意味が強いようです。泥を振りかけてワイワイやっています。楽しそう・・・ゾウの泥浴び、面白ポーズは次回に。
2009年11月20日
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今回はクルーズ船の方向から紹介します。ボツワナ共和国チョベ国立公園(Chobe Nationzl Park)チョベ川クルーズチョベ国立公園では、川辺の木の上にも鳥たちがたくさん生息しています。何しろ動物が多く集まるので、鳥にとってもエサは豊富です。動物と鳥は共生関係にあるだけでなく、たくさんフンを落としてくれるので、おのずと、虫も多いからです。チョベは生物の種の宝庫ですね。パッと見、コウノトリ系みたいですね。船もいろいろありますが・・・。高速船どうしで撮影しているので少しボケてます。クルーズ船は、ロッジを出発してから国立公園の圏内に入るわけですが、その前に国立公園入園の入場料金を払わねばなりません。下の船寄せのデッキのせこいのが、チョベ川の国立公園入園の事務所なのです。全ての国立公園には、一応必ずゲートがあります。国立公園のゲートは時間で閉められますが、ここは無理ですね。ちょっと素敵な写真も撮れたりします。川鵜(カワウ)に似ているなと思ったら、アフリカヘビウ(African Darter)のようです。雪のように白いのは・・・・まさか・・・フン? 白い砂かも・・・。カモメに似てる気がするけど・・・。親戚のチドリ系かな?ゾウのビューポイントへ大型船は少し遠くで見学です。小さい船は小回り効くし浅瀬まで入れてうらやましい。チャーターかな、やっぱり・・。ここにはこんな方もいます。名前はわかりませんが、体長1.5mくらいのオオトカゲです。ミズオオトカゲ(Water monitor)に似てるけど???何しろ尻尾が縦ビレに進化してるから水性トカゲは間違いない。湿っている方がカワイイ顔です。次回、ゾウにつづくゾウ
2009年11月19日
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いよいよボスが決断今日は天気も良く、ゾウの川渡りが始まります。ボツワナ共和国チョベ国立公園(Chobe Nationzl Park)とアフリカの動物アフリカゾウ(African Elephant) Part 4チョベ川の川渡りです。一列に川を渡って行きました。川を渡るにも決まった場所があり、さらに ボスの通った安全なコースを忠実に守るようです。もしかしたら順番もあるのかもしれません。岸では順番待ちをしています。不思議・・・と言うか、面白い・・・実に興味深い光景ですカメラPanasonic Lumix DMC-FZ 18で撮影。今回のゾウは、500mm望遠レンズで撮影していますが、アフリカ旅行の動物撮影には、最低でも300mmは必要です。危険な動物は近くで撮影できないので・・・・。普通のコンパクトでは近くにいるのしか綺麗に撮れないです。後で後悔しないように・・。一期一会ですから・・・。(もっとも、ブログに載せる為に解像度をかなり落としているので、本当はもっと綺麗なはずなのですが・・。)サイズが大きいし、迫力ありますね。川の中にゾウの障壁が出来たようです。先頭のボスが渡りきったようです。あんなに近づいているミニ・ボートもありますが・・・。決して安全ではありません。おそらくゾウも横目でチラ見しながら通っていると思います。サファリーは、国立公園外のロッジからサービスで出しているツアーで見学出来ます。ジープで陸路を回るコースとボートでのクルーズ・サファリー・コース。船のサイズは参加人数でも異なるようですが、上の白人の船はチャーターかも・・。だいたい時間は、6:00 10:00 15:30 (19:00)どこも同じ時間帯で所要時間は2時間程度。 (19:00)のナイト・サファリーは夏場の明るい時だけだそうです。ただし船の場合はトイレが全くありません。車の場合は何ヶ所かあるようですが、汚すぎて入れないので・・・野原のがまだましのようです。(女性には辛いですね。)後続部隊が後にまだ続いています。中にはまだ小振りなゾウもいます。案外沈みながら泳いでいるようですよ。前のゾウの背中に鼻を乗せていたり、少し団子になって渡っている後続隊もいたので、泳ぎの下手な仲間をカバーしていたのかも・・・。しっかりしたボスの元、統制のとれた団体で、仲間意識が非常にあり、かつ、思いやりのある動物と感じました。素晴らしい・・・・ゾウの後ろ姿ゾウのシッポは案外長い・・・。ゾウの水浴びとセットになるのが泥遊び? 泥化粧です。また゛続くゾウ・・。
2009年11月19日
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今朝方作成して昼に掲載しようと思っていたら・・・先ほどまで寝てしまった・・・ちょっと疲れ気味? 写真のupも間違えて同じのを2度も入れたりと、失敗失敗ただでざえ容量が限られているのに・・・計算が狂ってしまった・・・。ボツワナ共和国チョベ国立公園(Chobe Nationzl Park)とアフリカの動物アフリカゾウ(African Elephant) Part 3川に到着してもすぐに水に飛び込む事は無いようで、まずは、岸から水を飲んでいるようです。「おいしい一口・・・生き返る・・・。」水大量の水を飲む上に水浴びも好むので、食べ物のみならず、水を求めて広範囲に移動するのが常のようです。川に水が無くても、水を得る為に、干上がった河原でも、穴を堀り水を得るのだそうです。だからチョベは最高の場所のようです。食主に朝夕菜食し、日盛りには木陰で休むのが普通のようですが、こんなに天気が良くても川を前にしては違うようです。1000種以上の植物の葉、枝、樹皮、果実、球根を食し、常に鼻で口へ運びます。樹皮を剥がすのはキバの役割みたいです。ボスらしきゾウが最初に水に入ると、後に続くようです。やはり水を飲んでいます。たくさん飲んだら・・・。若者かな? 戯れています。楽しそうな感じです。考えてみれば命の水がたくさん有り、ここは楽園ですものね・・・。ゾウたちは一度水から上がり、岸で待機。どうも長老らしき(写真下右の)ゾウ? と3者会談をしているように見受けられます。確かに前後の写真からもそう推察出来るのです・・・。この後写真下右のゾウが水に入り、川渡りを決断、決行しているようにみうけられました。鼻食に使われるのですから、単なる感覚器官ではありません。水飲みにはポンプやタンクの役割もするわけですし、手のように物を掴みちぎり、折りと、果物などを先で掴んで口に入れる事もできます。他に、子供の世話、いたわりにも使われるようです。ゾウにとっては手のようなものなのですねもちろん嗅覚優れていますし、鼻を高く上げる事でより効果的に匂いを広くとらえる事もしているようです。鼻の特殊な進化、体の巨大化、牙の発達など独自の進化はなぜ起きたのでしょうね・・。つづく
2009年11月18日
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今日は友人の母のお見舞いに病院に行ったら、指輪を頂いてしまいました。「亡くなってから形見で渡すのは嫌だから・・・。」と言われてちょっと返す言葉に困りました。とにかく良い方向で手術ができれば・・と願っています。今日は、子連れの群れを紹介。ゾウの川渡りは次回あたり? (写真の枚数でタイミングを見ています。)ボツワナ共和国チョベ国立公園(Chobe Nationzl Park)とアフリカの動物アフリカゾウ(African Elephant) Part 2綱 哺乳綱 Mammalia亜綱 獣亜綱 Theria目 ゾウ目(長鼻目)Proboscidea 上科 ゾウ上科 Elephantoidea科 ゾウ科 Elephantidae属 アフリカゾウ属 Loxodonta種 アフリカゾウL. africana マルミミゾウL. cyclotisアフリカゾウ属には、種は3つ(現在は2つ)アフリカゾウとマルミミゾウがいるそうです。マルミミゾウは、外見はアフリカゾウと酷似していると言う事です。(体格や外耳が小型)写真は混じっているかも知れません。メスとその幼獣からなる3~10頭の群れを形成。群れは、年配のメスに率いられる群れと、オスの群れに分かれたり、合流したりして、大規模な群れに発展することもあるようです。(時季によっても群れが集まり大群になる事も・・・。)川辺で、長老らしきゾウの諸注意を聞いているようにも見える光景ですが・・・。本当に長老の指示を聞いていると思われます川での水浴びも、Goサインがあるようですし、川渡りも上の指示があるように見受けられます。この群れは極めてベビーがいる為に、他の群れと違ってかなり慎重に行動しているようです。ゾウは、群れの仲間の死に対しては、死骸に鼻を摺り寄せたりする等の行為も見せ、死を悼む行動を取るそうです。ゾウは意外に人情のある動物なのですね。相互のコミニュニケーションには人の感じない低周波の音波も使うと考えられてもいるようですよ。子連れのゾウは大人のゾウがサイドをガードしながら移動。群れ、拡大。子供ゾウの中心にさらにベビー・ゾウが隠れています。サバンナや森林に生息するアフリカゾウは一産一子。メスは生後10年で性成熟し、生後15~18年で初産をむかえるそうです。寿命が60~80年と言うので、ほぼ人間に近いのかもしれません。妊娠期間は22か月。誕生時のベビー・ゾウの体重は100kg。授乳期間は2~3年と長いようですが、人間も2歳くらいまではミルクを飲みますね生まれたてに近い? ミニ・ゾウは本当にベビーですね。信じられないほどカワイイサイズですが、これで100kg・・・・・踏まれたら・・・大変ですね。誕生後8~10年は母親のそばで生活。オスは生後12~16年で群れを離れて、単独生活や若いオスのみの群れを形成するそうです。
2009年11月17日
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チョベ国立公園のサァファリーは、国立公園の近くにあるホテルのロッジから船を出してくれます。船の形や大きさもまちまちですが、皆の船が集まる瞬間があります。それは壮大なスケールでパレードのようです。ボツワナ共和国チョベ国立公園(Chobe Nationzl Park)とアフリカの動物アフリカゾウ(African Elephant) Part 1現生では地上最大の動物だそうです。かつてはアフリカ大陸のほぼ全土に生息していたそうですが、今は中央アフリカの国立公園などの保護区と原野が大半で、西アフリカ、南アフリカではさらに限られた保護区に限られてしまったようです。このチョベ国立公園は約7万頭の象が生息すると言われ、ゾウの生息密度では世界一を誇るそうです。ゾウの大群に合いたいと思ったらここが一番らしいです。チョベ川ボツワナ最北部の村カサネ(Kasane)に沿って流れるチョベ川はその下流カズングラでザンベジ川と交わるそうでで、そこは川をはさんで4つの国(ボツワナ、ジンバブエ、ザンビア、ナミビア)に隣接している場所だそうです。ザンベジ(Zambezi)川は75km下流で、ヴィクトリア滝に到達し、最終的にはインド洋に注ぐ河川なのだそうです。つまりこの川はヴィクトリア滝の上流に位置していると言うことらしい・・。チョベ川のこのあたりは湿原になっています。だからこのあたりは動物ウオッチングの穴場となっているようです。ゾウの群れは写真右の丘の向こうからやってきて、川で水浴びして、もとの岸に戻る群れと川を泳いで渡り、撮影しているこのあたりまで来て遊んで帰る群れもあります。たいていの動物は決まった場所を生活圏としているようで、水浴びや水飲みに出没する場所はほぼ決まっているようです。ただし、その日の環境的条件(温度とか・・)によって、朝とか昼とか夕刻とか、見られる時間は必ずしも同じではないそうです。来るのはゾウだけではありません。多種多様な動物や鳥が生息していて、このあたりもワニやオオトカゲも潜んでいます。油断は禁物・・・。ぞくぞくと船が集まって来ています。ゾウの群れは、それぞれどんな集団かで、行動の仕方も異なるようです。水辺にゾウたちが集まってきています。若者たちはズイズイと・・・。ところで、インドゾウとの違いは、耳が大きい事、メスもキバが発達している事、背が凸型でなく、凹型である事、額から頭頂の境が角張っている事だそうです。子連れの親子がいれば全然違います。(子連れは別に紹介)まずは水浴びのようです。アフリカゾウの生態は次回にボチボチと・・・。
2009年11月16日
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ある意味Break Timeです。ゾウの写真をPIC UPしていたら、あまりに紹介したい写真の量が多すぎて絞れません。ゾウは生態も紹介したいので、何部作かになると思います。で、編集中の為、今回は哺乳類ではなく鳥で行きたいと思います。ジャングルに欠かせない鳥と言えば・・・ハゲタカですハゲタカは、サバンナの掃除屋とも呼ばれている嫌われ者?・・・・な鳥です。でも、考えようによっては環境にやさしい鳥なのかも・・。所謂「エコ・鳥」か?ボツワナ共和国チョベ国立公園(Chobe Nationzl Park)とアフリカの動物ケープ・ハゲワシ(Cape griffon)シブリー・アールキスト鳥類分類鳥綱 Aves コウノトリ目 Ciconiiformes コウノトリ亜目 Ciconii ハヤブサ下目 Falconides タカ小目 Accipitrida タカ科 Accipitridae タカ亜科 Accipitrinae シロエリハゲワシ属 Cape Griffon Vulture Gyps ケープハゲワシ種 Cape Griffon G. coprotheres分布 ジンバブエ南部、スワジランド、ナミビアの一部、ボツワナ南東部、南アフリカ共和国、モザンビーク南西部のサバンナやステップなどに生息。ケープハゲワシは、他のハゲワシより、案外カワイイ顔です。全長100~120cm。翼開張260cm。体重7~11kg。食性食性が腐肉食と言う事で、大型動物の死骸を食します。彼らはは生態的上位の者が摂食中の死体を狙い、隙を見て横取りしたり、残り物を得たりする習性があります。スカベンジャー・腐肉食動物(scavenger)動物の死体(動物遺体)を主に食する性質を持つ動物を腐肉食動物or屍肉食動物と言うそうです。環境中にある死体を探し当てて食物とする彼らは、ある意味生態系の食物連鎖に重要な役割をしているとてらえる事も出来ます。屍肉食いの代表のように考えられ代名詞化までしているハイエナは、実は自分で狩りをする事も多く、むしろ獲物を奪われる側なのだそうです。その獲物を横取りしたりするのがジャッカルやハゲワシのようです。肉は確かに腐りかけが(熟成した方が)美味しいのは確かです。案外グルメなのかな?高い木の上から360°獲物を探しているようです。不思議と枯れ木に止まっているような・・・よく見えるからか?倒れたら、死んだかと思われて、食われそうで怖い気がしますが・・・・。1回に1個の卵を産み、雌雄交代で抱卵。営巣場所が限られるため同じ営巣場所が数世代に渡って用いられることもあり、数百ペアからなる大規模な集団繁殖地(コロニー)を形成する事もあるのだそうです。 肉食動物の減少や家畜の死骸処分(焼却や埋葬)により獲物が減少。また、、薬用の捕獲、交通事故、送電線による感電死、人間の侵入による繁殖地の減少で生息数は減少しているようです。
2009年11月16日
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以前「ハンサムな動物とブサイクな動物」ですでにバッファローは紹介済みですが、ビッグ・ファイブ(Big 5)なのでまたまたきちんと紹介。今回は群れの写真もあります。ボツワナ共和国チョベ国立公園(Chobe Nationzl Park)とアフリカの動物アフリカン・バッファロー(African Water Buffalo)チョベ川の湿地で草を食べているアフリカン・バッファローの群。アフリカスカン・バッファロー(African Water Buffalo)綱 哺乳綱 Mammalia目 ウシ目(偶蹄目)Artiodactyla亜目 ウシ亜目 Ruminantia科 ウシ科 Bovidae亜科 ウシ亜科 Bovinae属 アフリカスイギュウ属 Syncerus種 アフリカスイギュウ Syncerus caffer本種のみでアフリカスイギュウ属を形成。アジアスイギュウ、インドスイギュウは属からスイギュウ属として分かれる。チョベ川で草を食べている。食性は植物食で、草、木の葉など。生態水場から数10km以内に限って生息。昼間は水場で水を飲んだり泥浴びを行う。泥浴びは熱さや乾燥や寄生虫、吸血性の昆虫類等から体を保護する為と考えられているそうです。彼らの体の上には鳥がたいてい乗っている? くっついている。鳥と仲良しに見える行為は、それも寄生虫を食べてもらうという相利共生(互いに利益を得ることができる共生)関係のようです。体長240~340cm。肩高140~180cm。体重オス425~870kg。メス400~600kg。全身は黒や褐色の粗い毛に覆われ、群れでも異なるようですが、未成獣は褐色が強いそうです。壮年期になると鼻筋とその両側に白髪が生えてくると言う事で、上のバッファローは年寄りなのかも・・。寿命は25年程らしいです。目が・・・怖いヤクザの人みたいににらんでいます。親分ぽい顔してますね。性格は気が強く、やられたら、執拗にやり返す性格らしく、ハンターの死傷率が一番高いのが、バッファローなのだそうです。角オス、メス共に頭頂部を覆う湾曲した角を有しているがそれ以外はやはり、牛である。角は、オスが長さ、厚み、幅ともにメスをはるかに上回って大きいとされる。幼獣の角は左右に離れて生え、成長と共に根元は中央に寄ってくるので、年を取ると根元が密着。めずらしく、優しそうな顔のバッファローです。鳥と戯れていました。100頭以上の群れを形成して生活。多いときには1000~2000頭にもなる大規模な群れを形成すると言います。下の写真には写りきらないグループが幾つか密集。100は越える。茶褐色の群れは、若いバッファローの群れのようですね。本当に怖い顔してますが、牛と思えば動作は牛です。天敵はほぼライオンだそうです。牛肉だから美味しいのかも・・・。サァファリー・カーとガイドさん。
2009年11月15日
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迷走 していたらまたメンテナンスに・・・。先週もでしたよね・・・で、迷ったあげくに、困った時の動物ネタで・・・サファリに行こうかと思いますボツワナ共和国チョベ国立公園(Chobe Nationzl Park)とアフリカの動物ライオン(Lion)&パンサー・豹 (Panthera)ボツワナの位置は南アフリカ共和国の上、西と北に少しナミビア共和国かせあり、東にジンバブエと囲まれた内陸の国です。北には沼地地帯が広がり、中央部はサバンナ気候のためサバンナ地帯。南部は砂漠が広がり、リンポポ川とモロベ川が南アフリカとの国境に。国土の約17%が政府により指定保護区とされているそうです。チョベ国立公園(Chobe Nationzl Park)ボツワナ北東部、ナミビアと国境沿いを流れるチョベ川に隣接し、約11,000 km² の広大な敷地面積を持ち、平均標高1500m。気候・風土など変化に富んでいる上、チョベ川とその回りの湿地により多くの動物が生息する国立公園です。特にアフリカゾウは非常に多いと言われています。チョベ国立公園は、宿泊したロッジから車や船によるサファリーのツアーに参加出来るようです。特に、ここの水上から見るリバークルーズ・サファリーは動物や鳥類などが間近で見えて人気が高いようです。動物の見られるのは主に乾期です。(8月~10月下旬がベスト)ビッグ・ファイブ(Big 5)ライオン、アフリカゾウ、シロサイ、アフリカスイギュウ、ヒョウの5種ハンターが仕留めるのに困難な五大獣だそうです。今回はライオンとパンサーからです。ライオン(Lion)メスと子供達のようです。車から撮影しているので、至近距離2mです。車から降りなければ襲われないそうですが、ジープなのでドアはあるけど屋根はないので飛びかかられたらoutです。ライオン(Lion)綱 哺乳綱 Mammalia上目 ローラシア獣上目 Laurasiatheria目 ネコ目(食肉目) Carnivora亜目 ネコ亜目 Feliformia科 ネコ科 Felidae 亜科 ヒョウ亜科 Pantherinae 属 ヒョウ属 Panthera種 ライオン P.leoオスの平均的体長(頭胴長)が約170~330cm、メスは約140~270cm。平均的体重、オスが約150~260kg、メスは約120~182kg。オスは頭部から頸部にかけて鬣(たてがみ)が発達。食性は動物食。主に50~200kgの中型から大型の哺乳類を食し、小型哺乳類・鳥類・爬虫類なども食すようです。ネコ目(食肉目)ネコ科だけあってジャレジャレしていてカワイイです。暑いので、木陰でお昼寝しています。縄張り内では小規模な群れ(サブプライド)で分散し生活。パンサー・豹 (Panthera)オスは体長140~180cm、メスは小さく120cm程。尾が長く体長の半分以上もある。体重50~100kg。超遠くて望遠でないと撮影難しいです。(レンズ500mm以上)サバンナや森林、岩場等に生息し、群れでは無く、単独で生活。夜行性で木登りが得意で、食餌、休息、子育て等を樹上で行うそうで、写真も夕闇が近づく頃撮影。パンサー・豹 (Panthera)綱 哺乳綱 Mammalia上目 ローラシア獣上目 Laurasiatheria目 ネコ目(食肉目) Carnivora亜目 ネコ亜目 Feliformia科 ネコ科 Felidae 亜科 ヒョウ亜科 Pantherinae 属 ヒョウ属 Panthera種 ヒョウ P.pardus比べると、ライオンとヒョウは、種が異なるだけなのですね。やっぱりネコ見たい・・・。毛色は淡黄色から黄褐色。腹や尾の下面の部分が白いく全身に黒斑。幼獣は成獣ほど斑点が鮮明ではないそうです。全身が黒色の個体はクロヒョウ(black panther)と呼ばれ、同種なのだそうです。クロヒョウはインド南部やマレー半島に生息。食性は動物食で、哺乳類では小型から大型の偶蹄類、サル等、他に鳥類、爬虫類等を食す。茂み等に隠れて忍び寄り捕食して、樹上へ運び食すそうです。特定の獲物を好む習性があり、インパラのみ、ヒツジのみ襲うなど偏食する個体も見られるそうです。確かにこの木下あたりはインパラがたくさんいました。ボツワナ観光は、隣のジンバブエのヴィクトリア滝の観光とともにセットになっている事が多いです。ボツワナの動物つづく。
2009年11月14日
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Break Time (一休み)久しぶりの動物ネタです。今回はボツアナ、チョベ国立公園にいる仲良しキリン君です。キリンの分布は、エチオピア、スーダンの一部を含む東アフリカから西アフリカ南部にかけてと南部アフリカ中部に生息。キリン(Girrafe)界 動物界 Animalia門 脊索動物門 Chordata亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata綱 哺乳綱 Mammalia目 鯨偶蹄目 Cetartiod科 キリン科 Giraffidae属 キリン属 Giraffa種 キリン G.camelopardalis (ラテン語で「ヒョウ柄のラクダ」を意味する)アミメキリンかな?サバンナや疎林に住むキリンは、誰でも知っている背が高い? 首の長い動物です。オスの体高は平均5.3mに達し、体重は平均425~550kgで、1tを超す場合もあるようです。極めて首は長いですが、頸骨(けいこつ)の数は7個で、殆どの哺乳類と数は同じなのだそうです。要するに一つ一つの頸骨(けいこつ)が大きいようです。そして、それを発達した筋肉で支えていると言う事のようです。この首はの筋肉は強く、「ネッキング」と呼ばれる、オス同士が首をぶつけ合いながら戦う戦法があります。発情期にメスを取りあうなどの諍いなどで起きる行動のようです。この仲良しキリンは双方オスだそうです。まだ若いバンビのような顔をしているので子供か若者? きっと兄弟かも知れません。本当に仲良しさんですが、このあたりには、この2頭しかいないようです。2~10頭で群れを作と言われていますが、実際そんな群れにはめったにお目にかかれないようです。たいてい1頭ずつポツンといるようで、2頭並んで写真に撮れたのはラッキーのようです。(このあたりでは・・・。)案外孤独な動物かも知れませんね。片時も離れないキリン君。片方の子の方が少しオチビさんです。「兄貴~。」とか言ってくっついているのかな足が長いため加速性は悪いようですが、時速50キロ程度で走る事が出来るそうです。それに足のキック力も結構あるようで、リーチがあるから応戦に効くようです。ただ、この長い足の欠点は、水を飲むときに不利のようです。血圧心臓から脳までの高低差は約2m近くあるので、大きな心臓のポンプでもないと血液を頭まで送る事はできない・・心臓は60cmくらいある? と思っていました・・・。(残念ながら心臓のサイズは不明です。)やはり動物の中で最も高い血圧を持ち、、脳まで血流を押し上げることができる仕組みがあるようです。首の血管には弁が付き、血液が逆流することを防ぐ。また、後頭部には「ワンダーネット(奇驚網)」と呼ばれる網目状の毛細血管が張り巡らされ、この「ワンダーネット」が急激な血圧の変化を吸収するそうです。「ワンダーネット」おかげで、急に頭を上げ下げをしても、立ちくらみをすることがないそうです。下の写真、右のキリン・・・ちょっと興味深い写真です。樹の葉を食べている所ですが・・・。頭をあんなに下げて食べています。首がそこまで曲がるのです。「キリンの首が長いのは、高い樹木の葉を食べられるように進化したためと考えられている。」と言うのはどうなのかな? むしろ遠い樹木の葉が食べられるから?食物の葉から摂る水分のみで、水を飲まなくても生きていられるので、乾期になっても移動しなくてよい体なのだそうです。よく樹の葉を食べてるようですが、葉だけでここまで大きくはならないのでは? と疑問です。タンパクはどこからとるのか? 脂質はどこから摂取するのでしょう・・・。柄から、このあたりのキリンでは無いようです。孤高の大人なキリンです。キリンの柄は亜種で異なると言われていましたが・・・。亜種は、地域的に隔絶した離島等で出現しやすいそうです。国立公園でもぞぞれ個体の分布差があるので、「住んでいる所で柄が違う」。柄の違いは種のせいだけではないのでは? と考えられているようです。アミメキリン・・・模様が淡くなり、蹄上の白地が目立たない。 分布・・ケニア北部、ケニア中央部、ウガンダ東部。マサイキリン・・・模様が上から続き、蹄上の白地あり。 分布・・ケニア南部、タンザニア北部、タンザニア中央部ウガンダキリン・・・模様がなく白地、蹄上の上から白地連続 分布・・ケニア北西部、ウガンダ北東部。
2009年10月29日
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Break Time (一休み)映像癒されタイムです。私のハワイのお友達だったハナちゃんは、もう4年ほど前に亡くなりましたが・・。無口で大人しいハナちゃんに似た子を見つけたので・・ハナちゃんを偲んでしまいました。シベリアン・ハスキー(Siberian Husky)シベリアからカナダ北極圏にかけてのツンドラ地帯を原産地とする犬で、エスキモーから「犬ぞり」として人荷の運搬、狩猟補助犬として重用されてきた犬でもあります。ハスキーの名は、「エスキモーとその犬」を探険家や毛皮交易の北米商人がまとめて呼称した呼び名だそうです。カナダで見つけた子この子は、まだ若そうです。足が細いし・・・。(因みにハナちゃんはブルー・アイでした。)ハワイのハナちゃんは万何匹に一頭と言う犬の血液の病気にかかり、犬輸血までして立ち直り、2度ほど死にかけて・・・数年生きて、亡くなりまりした。平均的な寿命は約10~13年と言うので、暑いハワイにしては平均は行ったと思いますが、ハワイで出迎えてもらえなくなった事はとても寂しいです。散歩の時間になると無言でスリ寄ってきて、傍らによって座って「時間ですが・・・。」と、待ったり、(ハワイは暑いので散歩は早朝と夜8時過ぎです。)散歩コースを自分の好みでコース変更、最後にドーナツ屋の前で「どう?」と、言った風にするしぐさは、たまらなくカワイイのでした・・・。(何があっても吠えない子でした。)ペットの登録ところで、まだ子供の頃、暑い日中にふらっと家を出てどっかに行ってしまった事があります。暑くて危険な日中なので、必死に捜索(ダルメシアンを使って)、見つからず・・・そんな時に動物保護局? から電話があり、よその家で捕獲されているのが解りました。アメリカでは、ペットも誘拐の材料になります。だから首のタグには飼い主の名前や番号は直接わからないシステムになっています。見つけた方も犬好きの方で、タグから保護局?に電話を入れてくれたので、引き取りに行きましたが、「犬が出て行く家・・。」と一瞬虐待を疑われたそうです。ハナちゃんは、公園で、暑くなって、よその車に乗り込んでしまったようです。少しお姉さんのダルメシアンにひどく怒られていました。(吠えまくられていた・・・。)シルバー・フォックスのような毛並み。毛足が長く寒い地では良いですが、ハワイでは大変でした。家で一番涼しい場所を知っているし、クーラーの部屋から出ない彼女でした。好物はバウム・クーヘンで、行く度に日本から大量にお土産として持ち込み、牛肉ヒレ・ステーキ、ヒツジのスペアリブも好物でした。冷凍室から出した冷凍肉の固まりの匂いもかぎ分けてやって来る嗅覚はさすがです。非常に大人しく、控えめな犬種です。漫画「動物のお医者さん」で日本でも一時人気となった犬種ですが、都会では運動量がいるので、飼いにくい・・・犬が可哀想。大型犬は、広い家の中で飼える方に限ります。(どんな犬種も家の中で飼ってあげてください。外でしか飼えないなら飼うな・・・です。)病気になった時に抱きかかえて病院に行く事も考慮してくださいね。
2009年10月23日
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Break Time (一休み)コペンハーゲンの写真を見ていて見つけた一品。なんて、愛らしい・・・なんて、怠惰な・・・だだをこねているのかな???すごーく親近感が沸いてしまったブルドックです。飼い主の命令を無視! 無視! 無視!もう歩きたくない・・・・かな?「私は、もう、一歩も歩くつもりはありません・・・。」と果てた感じです。尻尾と足の裏がたまらなく、可愛いブルちゃんです。それにしても毛づやの良い・・・きっと良い物を食べさせてもらって、ブラッシングされて、たっぷり可愛がってもらっているのが解りますね。人間ぽい・・感じか良いですね。彼? 彼女? は、しばらく、このままですね。ちょっと太めなので散歩は足に堪えるのかも知れません。(人間も犬も一緒。)ハワイの姉の家にいたダルメシアンが、太って仔牛のようになった時、散歩がつらくて、自ら登りコースの中腹で迂回路をとって散歩をショート・カットをさせる事がありましたが、歩くだけましです。大きいとだっこできないし・・・。車で迎えに行ったら喜んで飛び乗りそうですね・・。そういえば、姉の家のダルメシアンもハスキーも「散歩に行くよ。」と言うと、車の前で喜んで待っていました。「車じゃないのよ。」と言うと、ものすごーく、ガッカリしていたのが思いおこされます。もう2匹はいませんが・・。ワンちゃんの知能は人間の3~4歳児に近いと聞いた事があります。無垢だから癒されるのですね・・・きっと。
2009年10月07日
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ナミビア共和国(Republic of Namibia)ナミブ砂漠(Namib Desert)近郊砂漠地帯に近いサバンナに住む、トカゲちゃん・・・。物憂げな瞳が良いですね。詳しくはないので種名はわかりません。ほぼ実寸サイズ ?界 動物界 Animalia門 脊索動物門 Chordata亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata綱 爬虫綱 Reptilia目 有鱗目 Squamata亜目 トカゲ亜目 Lacertilia有鱗目には他に ヘビ亜目 Serpentesとミミズトカゲ亜目Amphisbaeni がいる。南極大陸を除く全大陸にいるそうです。ナミブ砂漠に近いロッジの庭に生息?トカゲはロッジのマスコットにもなっていますから、よほどたくさんいるのでしょう。引きの画像で生息地を紹介このロッジの庭の縁石で発見。とてもおしゃれなロッジ・・・のメインロビー。このロッジの全体像。プールもある素敵なロッジ。もっと引きで撮ると、このロッジはサバンナの中に-ポツンとありました。このロッジの存在は、トカゲちゃん達にも快適な居所を提供していると思いますが・・・。
2009年10月06日
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料理の合間に違うネタを・・・。アルパカ(Alpaca)ですね。クラレの企業CMに出たクラレちゃんの種です。南米原産の偶蹄目ラクダ科の家畜だそうです。セーターの素材として、貴重なのは知っていましたが・・・クラレちゃん人気でアルパカの知名度は上がりましたが、南米でくらしているのは、あんなに毛づや良く、キレイではないですね。それに、全てのアルパカが可愛い訳では無く、人相いろいろ・・・。上の写真は超美形・・。でも、頬(ほお)骨から下の毛が抜けると頬がコケて可愛く無いです。頬の毛がない方が、ビクーニャの顔に近いのかも・・。ビクーニャが家畜化したのがアルパカだそうです。上の写真のクラレちゃん似の方が品種改良のたまものかも知れません。(単に毛足の長さ?)ペルー、ボリビア北部、チリ北部の、海抜3500~5000mのアンデス湿潤高原地帯で放牧されているとありますが、ここに紹介しているのはペルーのチチカカ湖の湿原地帯で放牧されているアルパカです。常に群れをなし、草や苔を好んで食べると言いますが、本当ですね・・・。ラクダ科、ラクダ亜科にはラクダ属、ビクーニャ属、ラマ属がいます。以前「ラクダの隊商」でラクダを触れていますが、面白い事に気がつきました。種類と生息地がくっきり分かれているようです。共に、昼と夜の寒暖の差が激しい環境ですが、それなりに適応して進化したからなのでしょうか?ラクダ属 ヒトコブラクダ・・・・・・・・・・・西アジア原産 フタコブラクダ(野生種)・・・中央アジア原産 フタコブラクダ(家畜種)・・・中央アジア原産ビクーニャ属 アルパカ(家畜種)・・・・・・・・南米原産・・毛が重要視 毛の品質と量が優れている ビクーニャ(アルパカの祖)・・南米原産・・毛が重要視 柔らかさ、きめ細かさ、希少さ 高品質の点で珍重ラマ属 グアナコ(リャマの祖)・・・・・・南米原産・・毛 ビクーニャより劣るが量は多い ラマ(リャマ)(家畜種)・・・・・・南米原産・・荷役と毛首がやけに太く見えますが、毛足の長さと量のせいみたいです。本当はこの半分くらい?アルパカの寿命は、約16年。美しい毛がとれて商品価値があるのは10~12歳くらいだそうです。そして、アルパカの毛は刈り取るまで伸び続けるため、2年間も切らずに放置すると地面に届くほど伸ぴるそうです。(だから個体の毛の量がまちまちなのですね。)毛質いちばん品質がよいランクランク1、サドル(背)の毛。ランク2、首の毛。ランク3、足とおなかの部分の毛。目の前に広がるチチカカ湖。チチカカ湖は、ペルー南部とボリビア西部にまたがる淡水湖。標高は3810m。十万年以上存続している古代湖(ancient lake)なのだそうです。1998年8月にボリビア側の領域8000km²がラムサール条約(湿地保存に関する国際条約)の登録地となったそうです。
2009年09月30日
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またまたナミビア編ですが、今回は野生のシマウマ君を紹介。ナミビア共和国(Republic of Namibia)のウオルス・ベイからナミブ砂漠に向かう途中のTUMASVLAKTE地方、クイセブ・キャニオン(Kuiseb Canyon)あたりに生息していた野生のシマウマです。(途中下車で撮影)いわゆる天然物ですね。シマウマ、縞馬、(Zebra)界 動物界 Animalia門 脊索動物門 Chordata亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata綱 哺乳綱 Mammalia目 ウマ目 Perissodactyla 奇蹄目 Perissodactyla科 ウマ科 Equidae属 ウマ属 Equus毛の縞模様は白地に黒だが、まれに黒地に白の個体もいるそうです。望遠で200m先くらいで撮影。霊長類以外の哺乳類は、色覚識別能力が低いとされ、白黒でも遠くから見ると判別しにくく、多動物に襲われにくい? 利点があるのか? 縞模様は身体の部位ごとに向きが異なる。結構カメラ方面を意識しています。警戒しているからなのでしょうか?馬よりも、背中の構造が重みに弱いとされ、荷物運搬・農耕・競馬には適さないのだそうです。確かに荷物の運搬に使役されていたらもっと繁殖していたはずですね。何故か、年をとると気性が荒くなり、人間になつく事はほとんど無いのだそうです。群れの中でもたいてい3~4頭が固まって移動しているようです。のんびりして、楽しそうですね。バーチャルサバンナシマウマ (Equus burchelli burchelli)種 サバンナシマウマ E.quagga亜種 バーチャルサバンナシマウマ E.q.burchelliかつてナミビアから南アフリカ共和国にかけての草原地帯に生息し、一度絶滅したとされたていた奇蹄目ウマ科に属するサバンナシマウマの亜種のバーチャルサバンナシマウマがいたそうです。肉や皮を得るために乱獲され、1870年頃にはすでに南アフリカ周辺では野生の群れは絶滅されたとされる貴重種です。体長2.5m、肩高1.5m。脚には縞がなく(後脚の踵には時に縞が現れる。2004年にナミビア北部のエトーシャ塩湖周辺で確認されているようです。残念ながらこの中にはいなさそうです・・・。
2009年09月10日
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Break Time (一休み)よく友達に、なぜブログのタイトルが「わたしのこだわりブログ(仮)」なのか? と質問されます。それは、最初に何の気なしに始めた時にタイトルが決められなかったからです。そのうちに何か思いついたら決めればいいや・・・等と思ううちに、もうすぐ5ヶ月。今更タイトルなんかどうでもいいや・・。来訪してくれる方も名前が変わると迷うし・・・。と言う訳で、このまま放置しておく事にします。こだわる所には徹底的にこだわるのに、案外テキトーだと思われるかも知れませんが、興味のない所にはアイディアも浮かばない・・・。力抜いちゃっています・・さて、今回もペリカンです・・・。彼らの食事姿がとてもにぎやかなので・・・面白い・・・。ペリカンの生態特集Part 2ですが・・。ナミビア共和国(Republic of Namibia) ロック湾に生息する野生のペリカンですが・・・。エサ頂戴! 攻撃で、ガー、ガー言ってます。できれば口に入れてチョーダイ・・ですか・・・。おーっと、取り合いの喧嘩です。良く見ると上のクチバシと下のクチバシは別物ですね。下のクチバシは横にも広がった受け口になっているのですね。よーく見ると上のクチバシだけの顔はトキに似ています。そう、シブリー・アールキスト鳥類分類によれば「コウノトリ小目 Ciconiida 」以下からトキと分岐しています。他にここから分かれるのは、サギ、フラミンゴ、コウノトリ等がいるようです。以前ペトロス君の所で載せていますが、一応載せておきます。シブリー・アールキスト鳥類分類鳥綱 Aves コウノトリ目 Ciconiiformes コウノトリ亜目 Ciconii コウノトリ下目 Ciconiides コウノトリ小目 Ciconiida ペリカン上科 Pelecanoidea ペリカン科 Pelecanidae ペリカン亜科 Pelecaninaeさて、私のよく使う上記、「シブリー・アールキスト鳥類分類」は、DNA - DNA分子交雑法という分子生物学的手法によって分類体系されたものだそうです。1990年代に チャールズ・シブリー、ジョン・アールクィスト、バート・モンローによって発表。従来の骨格データを基にした分類よりも、進化の正しい過程が証明されると思い、好んで採用していますが、系統分類の仕方に不十分との声もあるようです。こんな所もこだわりですね・・。
2009年09月08日
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Break Time (一休み)以前ペリカンは紹介はしていますが・・。ミコノス島で紹介したのに見あたらない・・。そう、「クイズ、ここはどこでしょう?」と題して紹介したのでタグも付けていませんでした。ミコノス島のアイトル、ペトロス君は散歩中でたたずんでいましたが、今回ナミビアのロック湾クルーズで飛翔するペリカンを紹介します。なかなか飛ぶ姿を至近距離で見る事はないと思います。ナミビア共和国(Republic of Namibia) ロック湾に生息するペリカン突然の飛翔・・何故?船を追いかけているようです。一番乗り!!おーっと!! 急ブレーキ!!!彼らは魚をもらいに来たようです。海で泳いでいる魚をゲットするより人間にもらう方が早いみたいです。以前「ロック湾、船のアイドル」でも紹介したアシカ君さながらここの動物はどうも人間になつきすぎるようですね。アシカ君は保護の対象になっているようですが、ペリカンは違います。それでも人間に寄って来るのは、人間が彼らの天敵ではないからです。ぶっちゃけ、彼らは食べても不味い(まずい)からなのだそうです。だから誰も彼らを捕まえたりする事が無いからです。ここは、人間も動物ものんびりの極楽のようです。でも観光客の船が来ないとエサがもらえないので、彼らもきっと、「もっと観光客が来ないかな・・」等と考えてたりして・・・。
2009年09月07日
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Break Time (一休み)???もはやどこがBreak Timeの区分けなのか自分でもわかりませんが・・・。朝寝る生活が続いている昨今(昼に用がある時は寝ていない。)やはり弊害が大きいと痛感する・・。睡眠のじゃまが多くて熟睡できないし・・・。(今やすっかり睡眠の友となったアイマスクも気づけば自分で外して寝ている。)もうすぐベランダ工事の職人が入ったら尚更昼間に寝てられないし・・・。わかってはいるけど習慣が板について戻せないのです・・・さて、今回は、マダガスカル共和国(Republic of Madagascar)から東アフリカのインド洋に浮かぶマダガスカル島は長さ約1570km、最大幅約580km。世界第4位の大きさを持つ島だそうです。15世紀頃よりフランスの植民地だったようで、(1960年 完全独立)フランスには縁の深い国のようです。以前「マダガスカルのバオバブの木」で紹介したように、「星の王子様」のモデルとなった島です。まずはこのショトから・・。太い、ごっつい足、まるで蹄のような足先。蹴られたら場合によっては死ぬ可能性が・・・。危険な足なのだそうです。こんな足を誰が持つ? それは私です。ダチョウ・駝鳥・Struthio camelusサバンナや砂漠、低木林等に生息する。翼が退化して、翼を動かす胸筋が貧弱なうえ、羽毛に軸がない為飛行はできないが、走行速度は速い。後肢は頑丈で発達し、趾は2本。食性は植物食傾向の強い雑食で、植物の葉、果実、昆虫類を食べるそうです。シブリー・アールキスト鳥類分類鳥類 Aves ダチョウ目 Struthioniformes ダチョウ亜目 Struthioni ダチョウ下目 Struthionides ダチョウ科 Struthionidae本種のみでダチョウ科ダチョウ属を形成。進化上、ダチョウ目はゴンドワナ大陸起源の現存の他鳥類とは最も初期に分岐したグループなのだそうです。オスは胴体の羽毛が黒く、メスの羽毛は褐色。左がオス。右がメス。オスの方が美しく目立つのは鳥類の基本ですかね・・。それが何か? あたくしだってスタイルは良いのよ・・・。本当はピンクに染めたいのだけど夫が自分より目立つなって・・うるさいのよね・・。歩く後ろ姿は宝塚の羽根つきの衣装を思い起こします。確かにあれもダチョウやクジャクの羽根使ってましたね・・・。とにかくユニークです。でも怖いです。距離をおきたい危険な鳥です。
2009年09月05日
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前回に引き続き、ボツワナ共和国チョベ国立公園(Chobe National Park)から 哺乳類偶蹄目カバ科カバ属を紹介。何だかうつろな目のカバが一頭水辺でたたずんでいます。うつろなの目はどうやら地のようですが、なぜ彼だけ水に入らないのか? まるでプールで水泳監視をしている先生のようにも見えます。カバ・河馬・Hippopotamus学名 Hippopotamus amphibiusDNA分析の結果、カバは豚・イノシシよりも牛と近縁で、陸上動物の中ではクジラにもっとも近い遺伝的関係だそうです。(水生依存の強い祖先を同じくすることによる共通派生形質のようです。)アフリカ大陸の赤道付近に生息し、通常10~20頭程度の群れで生活。本来草食性であり、夜間に陸上に上がり、草を食すようですが、たまに肉食しているようです。(前回紹介したインパラを捕食していた事例あり。)界 動物界 Animalia門 脊索動物門 Chordata亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata綱 哺乳綱 Mammalia目 鯨偶蹄目 Cetartiodactyla科 カバ科 Hippopotamidae属 カバ属 Hippopotamus種 カバ H.amphibiusギリシャ語で馬を意味するhipposと、川を意味するpotamosを語源彼は何をためらっているのでしょう?交尾や出産も水中で、1日のほとんどが水の中で暮らす彼らにしては、めずらしい・・。水に飽きたのかな?でも、彼らは水がなくては生きられません。カバの皮膚は乾燥に弱く、水や泥などで絶えず湿らせていないと、表面がひび割れを起こしてしまうからだそうです。顔の側面上方に目、鼻孔、耳が一直線に並んで突き出しているのが特徴で、主に水中で生活するそうです。その方が体が重いので楽のようです。水中にいる時は目、鼻孔、耳を外に出してたたずみ、もちろん潜水が得意で、4~5分程度水中に潜ることができるそうです。鼻孔は開閉でき、水中での水の流入を防ぐことができる仕組みらしい。一見鈍くさそうですが、、陸上では時速40キロ以上で走る能力があルそうです。また、、ムーミンのように、穏やかそうですが、実は野生のカバは獰猛で、縄張りに入るものには襲いかかるそうです。動物に襲われる・・と言うパターンでは、カバによる死傷率が意外と多いそうです。彼はこの群れのボスかな?カバにだって、いろいろ思う所があるのかもしれない・・・。
2009年09月04日
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Break Time (一休み)めっきり、夜が寒くなりましたね。アバターの衣装も着替えないといけないようです。ちょっと早すぎる秋の訪れに夏気分も一気に消えてしまって、慌ててしまいます。ところで、もうすぐ姉がハワイから帰国します。帰国したら2人でベトナム旅行する予定です。ツアー先まで丸投げされて、申し込みも全て任されていたので、何気に忙しかったです。さて、パソコンを持って行って、向こうでUPするべきかがもっかの悩みです。まだ、皆勤賞だからね・・。話変わって、今回は南部アフリカの内陸に位置するボツワナ共和国、チョベ国立公園から美形とブサイクな動物を紹介。ボツワナ共和国南を南アフリカ共和国、西と北をナミビア、東をジンバブエに囲まれた内陸国。チョベ国立公園(Chobe National Park)ボツワナ北東部、ナミビアと国境沿いを流れるチョベ川に隣接し、約11,000ヘイホウ kmの広大な敷地面積を持つチョベ国立公園は、76000頭を超えるアフリカゾウが暮らす公園です。アフリカのサファリは、ケニアやタンザニアが有名ですが、何の動物を見たいかでチョイスした方が良いようです。ゾウの大群の迫力は凄いようですが、今回は、ちょっと見つけた美形なお兄さんインパラと超ブサイクで怖そうなおじさんとおばさんに見えるアフリカ水牛の写真を選択しました。超美形なインパラスリムでりりしくてカッコイイーインパラ(Impala)体長120~160cm、肩高70~95cm、体重40~80kg。メスよりもオスの方が大型。オスには竪琴の角と称される角があり長さは75cmにも達する。メスには角が無い。界 動物界 Animalia門 脊索動物門 Chordata亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata綱 哺乳綱 Mammalia目 偶蹄目 Artiodactyla亜目 反芻亜目 Ruminantia科 ウシ科 Bovidae属 インパラ属Aepyceros Sundevall種 インパラ A melampusブサイクなアフリカ水牛ちょっと怖いし・・。小顔だけど・・。へんな顔。アフリカスイギュウ本種のみでアフリカスイギュウ属を形成する。特定動物体長200~300cm。肩高140~180cm。体重オス600~900kg。メス400~600kg。全身は黒や褐色の粗い毛に覆われ、オス、メス共に頭頂部を覆う湾曲した角を有する。角の基部は隆起し、特にオスは顕著で左右の基部が頭頂部で接することも。界 動物界 Animalia門 脊索動物門 Chordata亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata綱 哺乳綱 Mammalia目 ウシ目 Artiodactyla亜目 ウシ亜目 Ruminantia科 ウシ科 Bovidae亜科 ウシ亜科 Bovinae属 アフリカスイギュウ属Synce種 アフリカスイギュウ S caffer
2009年09月03日
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モン・サン・ミッシェルに戻る前にせっかくですからアザラシ君? のコロニーを紹介しておきます。本来メインはこちらなので・・・。で、写真を拡大して見ていたら、アイドル君はアシカorオットセイらしい事が判明しました。毎度の事ですが、よくばって、観光と生態紹介を両立させようとしています。ですから、まず地勢をもう一度紹介して入ります。鰭脚類(ききゃくるい)のコロニーナミビア共和国(Republic of Namibia)1990年に独立したアフリカ南西部に位置する共和制国家です。(南アフリカの左上)スワコムンド(Swakomund)北岸の大西洋に面するロック湾(Rock Bay)、Walvis Bayからクルーズ船で30~40分の所にコロニーはあります。そこは、南極からの海流にのってきたプランクトンが豊富な事から魚が沢山いるのだそうです。海流とプランクトンとエサ南極環流(Antarctic Circumpolar Current)は、地球の自転に起因して発生する海流の事で、南極大陸周辺から西→東に向かって動く潮流です。南極環流の厚さは3000m以上。海流、環流or南極周極海流、環南極海流と呼ばれる。寒流は比較的水温が低いため栄養に富んでおりプランクトンが豊富である為、魚類の多数生息する暖流が流れ込む海域は好漁場となるようです。その南極寒流に合流する形でアフリカ西岸を北上するベンゲラ(寒流)が南極のプランクトンを運んでくるのかも・・。彼らは、それを漁場として生息しています。 アザラシと聞いていましたが、アザラシじゃないんじゃない? 混じっているのかな? アザラシで調べたので載せておきますが・・。アザラシ(earless seal) 学名Phocidae鰭脚類(ききゃくるい)は、海生哺乳類のグループ北極圏から熱帯、南極まで幅広い海域に生息し、アザラシ科は10属19種。界 動物界 (Animalia)門 脊索動物門 (Chordata)亜門 脊椎動物亜門 (Vertebrata)綱 哺乳綱 (Mammalia)目 ネコ目(食肉目) (Carnivora)亜目 イヌ亜目 (Caniformia)下目 鰭脚下目 (Pinnipedia)科 アザラシ科 (Phocidae)アザラシ科は後ろのひれ(後肢)を前に向けることができず、陸上では体をうねらせて前進するしかなく腹ばいに伏した状態で前進。アザラシは後脚が発達しており、左右の後脚を交互に左右に煽って、あたかも魚類の尾びれのように用いて推進流線型の体型で、四肢が鰭(ひれ)状に変化四肢には5本指があり指の間には水かきが付き、ヒレに変化していて水中生活に適応した形態であり、より効率的に長い距離を泳ぐことができるそうです。アザラシの夫婦形式は一雄一雌型(ゴマフアザラシ)一夫多妻型、ハーレムを作る種(ミナミゾウアザラシ)もあるようです。ここの夫婦形態は解りませんが、みんなが固まって転がっていますね。陸上or海氷上で出産。一産一仔で妊娠期間はほとんどの種で一年。海氷上で出産する種(ゴマフアザラシ・ワモンアザラシなど)は白色の産毛(新生児の産毛は保護色)になっている。クルーザーでもかなり接近しますが、もっと接近したい型にはカヌーのツアーもあります。前回紹介したアイドル君はどうもアシカorオットセイのようでした。よくよく写真を見ていて耳がある事に気がつきました。アシカには耳たぶがあるが、アザラシの耳は穴しかないらしいので・・。アイドル君はとがった耳のようなものあり。前足もしっつかりフィンが付いているし・・。アシカ(sea lion) 学名 Otariinaeアシカ科にはオットセイ、トド、オタリアも含まれるそうですが、その定義には揺らぎがありはっきりしていないようです。アザラシとの分類も微妙ですし、アシカとオットセイの違いはもっと微妙です。アシカ科は7属16種界 動物界 (Animalia)門 脊索動物門 (Chordata)亜門 脊椎動物亜門 (Vertebrata)綱 哺乳綱 (Mammalia)目 ネコ目(食肉目) (Carnivora)亜目 イヌ亜目 (Caniformia)下目 鰭脚下目 (Pinnipedia)科 アシカ科 (Otariidae) ここからアザラシと異なる亜科 アシカ亜科(Otariinae)知能は高く、飼い慣らすと人間に非常に懐き簡単な芸を覚える事が出来て、ショーによく出演していますが、確かにアイドル君の知能は犬並みです。アシカ科は前脚が発達しており、左右の前脚を同調させて鳥が羽ばたくような動作で推進力を得ていて、アシカ類の遊泳方法は、ペンギンやウミガメなどと基本的に同じそうです。アイドル君の後ろ足 よく見ると指と長い爪が解ります。フィンを付けているような形ですね。勉強しているうちにあれ? と思ってしまい、あやふやになりましたが、アイドル君は間違いなくアシカのようです。
2009年08月30日
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Break Time (一休み) アイドルはアシカ? かも・・。今日はハプニングが起きて、とても疲れています。思考が回るとか回らないとか言う以前に眠くて時々意識が無くなりかけてます。(シンデレラ・タイムまでに今日の写真登録をすませなけれは・・・)何だか「人の精神的疲労」をいただいてきてしまったようです。(言えませんが・・・。)気を取り直して今回は癒し系でさらっと行きます。久しぶりの動物ネタです。そして、4回目のナミビアのネタ。以前「ナミビアのフラミンゴ」を紹介しましたが、同じ、ナミビア共和国、スワコムンド(Swakomund)北岸のロック湾(Rock Bay)から紹介です。アイドル・アザラシでなくアシカ?ここは、野生生物の宝庫だそうです。ロック湾からクルーザーでアザラシのコロニーを見に行くツアーが出ています。しかし、コロニーに行く前に船に乗り込んでくるアザラシ君(アシカのようでした。)がいるそうです。「ねえ、来たよ。・・僕来たよ・・。」「ねえ、僕だよ何か忘れてない?」、みんな忙しいみたい・・・。「お兄さんねー。あれちょうだい・・。」 写真が切れているのが残念な顔をスリスリしているおねだりショット。クルーズ船が出港すると船尾からかってに船に乗り込んでくるのだそうです。そして、キャビンの椅子の上に陣取っておねだり攻撃をするのだそうです。(まるで犬みたい・・。)「やった」船に来るのは必ず決まっている個体だそうです。クルーズ船は他社と併せて7隻程あり、その各船にそれぞれのアシカ? が乗り込むのだそうです。アイドル君は他とバッティングはしないようです。アイドル君はどうやって自分のお気に入りの縄張り船をみつけるのでしょうか?お気に入りのお兄さんが乗っているか確認してるのか? 船はほとんど似たり寄ったりなので、船で識別するのは人間でも迷うと思うのですが・・。この先にコロニーがあり、そこにアザラシがわんさかいます。彼ら乗船アシカ? は港の近くに住み着いて、船の出航をチェックしているようです。何て無防備に寝るのでしょう。野生とは思えません。完全にこのキャビンのベンチはアイドル君の縄張りです。My Roomのつもりでしようか?彼らはちゃんと解っています。エサのお礼に仕事(モデル)をして帰るのです。「どうぞ、お撮り・・。」て感じですね。顔作っているし、ポーズも決めてる見たいですね。アザラシ、アシカの生態は次回に、コロニーのアザラシも次回に・・。眠くて限界・・。深夜はお休みです。
2009年08月29日
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Break Time (一休み)姪と何年ぶりかでプリクラを撮りました。驚いたのはプリクラ機械の進化です。もはやただの撮影機ではありません。最新の機械を知ると、普通の証明写真機にお金を使うのがバカハガしくなるほど高レベル機と化していました。通常の1.5割増し以上で良く、美しく撮れているのです。(証明写真機はより不細工に写るのに・・。)「美肌」、「デカ目」撮影すると誰でも女優さんに写り、ものすごーく若返って写っていました。「別人じゃない二人とも・・。」どう見ても高校生の姪と姉妹のように写っている・・。(姪もフル・メイクしているけど・・。)プリ写真はメールで送って携帯電話だけでなくパソコンに転送すればデスクトップに飾れます。しかも画像が引き延ばされても高画質なのです。すごいぞ日本のプリクラ・マシーン。ちょっと嬉しい写真でした・・。ところで、今回は、送ってもらったばかりのフラミンゴの写真を紹介します。アフリカは南西端にある滅多に行けないアフリカの地です。ナミビア共和国(Republic of Namibia)1990年に独立したアフリカ南西部に位置する共和制国家。ナミビアの大西洋側には世界で最も古い砂漠であるナミブ砂漠(Namib Desert)があり、砂漠の面積はおよそ50,000km²。約8000万年前に生まれたそうです。今回の写真はナミビア共和国の街スワコムンド(Swakomund)北岸のロック湾(Rock Bay)で撮影したそうです。フラミンゴ(Flamingo)シブリー・アールキスト鳥類分類鳥綱 Aves コウノトリ目 Ciconiiformes コウノトリ亜目 Ciconii コウノトリ下目 Ciconiides コウノトリ小目 Ciconiida フラミンゴ上科 Phoenicopteroidea フラミンゴ科 en:Phoenicopteridaeアフリカ、南ヨーロッパ、中南米の塩湖や干潟に生息するのだそうです。 塩湖やアルカリ性の湖といった特殊な環境に適応し、数千羽から百万羽程度の巨大な群れを形成しているようです。体色は淡いピンク色から紅色している物がおり、それは餌であるエビやカニを食べているからとも言われていましたが、藍藻類の色素によるらしいです。 (羽色を維持の為に動物園での飼育は、エサの飼料に色素を添加)ノドにある腺から「フラミンゴミルク」と呼ばれる栄養価のある分泌液を出し、これをヒナに口移しで与える事で子育すると言った鳥なのに、母乳を分泌する哺乳類以外では珍しい子育てをするそうです。水辺にいる時片足で立っているのは水に体温を奪われにくくするためだと言われているようですが、この子たち両足で立ってますね・・。ここは環境が良いのでしょうね。近いうちに氷河に戻ります。
2009年08月18日
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Break Time (一休み)Naloy Fjordに入る頃、船のまわりにカモメが飛来して来ます。フィヨルドとカモメ? 何かしっくり来ません。海まではまだフィヨルドで60km以上で、陸上を通過して直線でも50km以上です。カモメ(Seagull)シブリー・アールキスト鳥類分鳥綱 Aves コウノトリ目 Ciconiiformes チドリ亜目 Chara チドリ下目 Charadriiformes チドリ小目 Charadriida カモメ上科 Laroi カモメ科 Laridae カモメ族 Lar カモメ種全長約43cm、翼幅120cm。体は白色カモメ属は主として沿岸海域に住み、飛翔力が強く、雑食性で海面や海岸で魚や動物の死骸、海藻などを食べる。全世界に約45種いるそうです。主に北岸で生息し、冬季に南部へ移動する渡り鳥なのだそうです。因みに「ウミネコ」は、カモメ科、カモメ族で種が「ウミネコ」だそうですが、季節による移動をしない鳥(留鳥)で、おもに日本近海で繁殖・生息する日本の一般的な中型のカモメなのだそうです。性質は荒々しく、凶悪なそうで、見かけを裏切ります。肉食性が強く、魚の他に他の鳥の雛も獲物として狙う事もあるそうで、残飯あさりも得意だそうです。「他の水鳥の獲物を奪う。」そうで、以前上野の不忍池で進出してきたカモメが、従来からいたカラスと戦って勝っていると聞いた事があります。カラスよりも強いなんて・・結構怖い鳥ですね。「観光客が与えるスナック菓子で餌付けされてしまったようで、カモメがフェリーを追いかけて来ると言われていますが、まさしくそれです。おじさんの手にあるエサを取りに来た所です。今日は、これから「ゆりかもめ」に乗って、お台場に行ってきます。
2009年08月12日
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Break Time (一休み)じゃれてる!じゃれてる!! じゃれてる!!!ネコみたい!!!ネコより敏感だわ・・。最近ワインが減らない。もともと食事の時しか飲まないから・・。寝酒と言うか、夜ゆっくり飲むのはスコッチかバーボンに決まっている。夏は水割りで、冬はお湯割り。そしてこの最近はまっているのが、スコッチを炭酸水で割って、シークワーサー・原液ジュースを少し入れたもの。全くテキトーに考えたオリジナルだけど結構爽やかにウイスキーが進む。毎日ブログ書いた後に飲むのだが、ここ最近、朝酒になっている・・・。
2009年06月05日
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Break Time (一休み)上はオーストラリアの動物園で撮影した写真です。コアラの寝姿がカワユイですが、起きているコアラは微妙です。コアラの顔も人相ならぬコアラ相があるようでカワイクないヤツは全くカワイクない。そういえばパンダも大人になってもカワイイのは以外と少ないです。下も同じ動物園の大コウモリですが、オリに入っていたので画像がボケボケです。でも興味ある映像だと思います。本当にマントにくるまるように寝るものなんですね。寒いのかしら? なーんて最近何だか懲りすぎていて難しくなってきたのかもしれません。一度疑問に思うと追求してしまう性格なので・・。(今回は特に資料の信憑性にもこだわって検討しています。)しかし、ウキペディアと言うのも案外当てにならないなと思うこの頃です。観光ガイドブックなどもっと当てにならないし・・。旅行を楽しくするのはやはり自分自身のこだわりだと思います。今回のようにローマ水道のみに焦点を当てるとまた違った旅が見えてくるかと思います。(しかし、実際そんなツアーはないので、自分であちこち探して行かなければなりませんが・・。でも楽しいかも・・。)今回の水道橋の旅はフランスの後、スペイン、チュニジア、イスラエルまで行きます。最後までよろしくご購読お願いいたします。(間に適当に何か差し込みます。)
2009年06月01日
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Break Time (一休み)ラクダ(Camelus) ふたたび・・・。哺乳類ウシ目(偶蹄目)・ラクダ科・ラクダ属でその種類は3種いるのだそうです。西アジア原産で背中に1つのこぶをもつヒトコブラクダ Camelus Dromedarius 中央アジア原産で2つのこぶをもつフタコブラクダ Camelus ferus(野生種) 絶滅危惧種 Camelus bactrianus(家畜種) が、います。背中のこぶには脂肪が入っており、エネルギーの備蓄と断熱材効果(汗をほとんどかかないラクダの体温が日射で上昇するのを防ぐ)がある。(皮下脂肪のほとんどが背中に集中した体らしい。)背中から受ける熱射を防ぎつつ、背中以外の体表からの放熱を促すようにできた素晴らしい構造である。こぶの中に水が入っているというのは、長期間乾燥に耐えることから誤って伝えられた迷信で、実際は水を一度に大量摂取(80リットル程)する事が可能なのだそうです。(砂漠環境に適して進化、完成したのでしょう。)ラクダ=砂漠のイメージ通りラクダは砂漠のような乾燥地に適しており、一度大量摂取すれば水を飲まずに数日間は耐えることができると言われています。下はチュニジアで見た隊商? と思いきや・・・。これもまた観光用の隊商のコスプレ付き(ベルベル人の衣装)記念撮影のツアーです。(ドゥーズの郊外より)確かにマスクすれば中身が日本人だなんてわかりませんよね・・。 ただ、マスクも使い回しで汚い、臭いのだそうです。ラクダは私もピラミッド前で乗りましたが、乗るのも女性にはちょっとつらいですし、立ち上がるときの前後の揺れと衝撃は結構怖いです。目線も馬よりも高いので不安もありました。何より怖かったのは手綱を引くおじさんがお金をもっともらおうとラクダを走らせたり、引き回して脅した事です。砂塵を避けるため、鼻孔を閉じることができ、まつげが長いのも砂塵からの保護なのだそうです。また、塩分濃度の非常に高い水でも飲むことができるような進化もあるようです。キャラバンの「砂漠の舟」と称され、何千年も前から人の足として活躍してくれました。それは近年自転車が普及するまでアラブ世界では重要な移動手段だったそうです。さて、私がブログを書き始めて一ヶ月半ですが、プリントしてみたら厚さ3センチになりました。もはや自分でもどこに何のページがあるか判らなくなってきました。探したい言葉があって、ページをめくっても判りません。My検索機能があったら良いのになと思います。今回ラクダは差し込みです。本当は先にのせる予定のがあったのですが、マニアックな血が騒ぎ、もう少し調べて整理しようと思っています。本当に凝り性で自分でも困ります。
2009年05月26日
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Break Time (一休み)最近昼と夜が逆転している。夜の方が集中力も増すから勉強するのには向いているし、自分の時間も作りやすいので、普段でも遅めの就寝だったが、夜中のブログの書き上げ時間で朝まで押す事が増えたからだ。(何かカーソルを押してしまう? のか? 書いた文章を途中で消してしまい、一からやり直しが多々ある。)途中で止めるのは嫌いなので、書き上げるまで止めない性格が仇となる。そのせいで外出もおっくうになってしまい遠出に躊躇している。困ったものである。下はエジプト ギザのピラミッド前で撮影。観光客を乗せて撮影するモデルのラクダ君である。「あれ ? どこかで聞いた? 」そう、ゴルナグラート鉄道のセントバーナード達と一緒です。「この場所に来たらこれと一緒に撮影しなきゃ・・。」と言うアイテムになってしまっています。下は観光客がなかなか来なくて暇をもてあまし、ついついあくびをしていたラクダ君です。この写真は私の撮影ではありませんが、私の初めての海外旅行がこのエジプトでした。(エジプトとギリシャのツアー)飛行機も今はダイレクトで16時間で行きますが、昔は22時間(3カ所降りた)もかかっていました。それでも行きたくて思いきって1人でツアーに乗ったのは20才の時です。今、若者があまり旅行に行かなくなったと言われていますが、若いうちでないとできない事って沢山ありますし、若いうちに多くの事を見聞する事はとても大切な事だと思います。(自分の人生にとっての宝にもなる。)小さなコミュニティーの中でウロウロしているだけでは世間は解らない。一度外に出て客観的に見直す事こそ必要だと思います。若いうちなら貧乏旅行も出来るしね・・。最初の話に戻って:私は夜の暗闇と静寂が結構好きだ。孤独は感じない。夜は私だけの時間。夜が明け始めると魔法が解けてしまったかのように何だかガッカリしてしまう。
2009年05月17日
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Break Time (一休み)スイス、アルプスの山で仕事するセントバナード犬ですが、山岳救助に行くのではありません。この子達はモデルの仕事に行くのです。ツェルマットから出発するゴルナグラート鉄道に途中から乗り込み毎朝山頂のゴルナグラートを目指す犬2匹と飼い主。本当は撮影禁止です。この子達には肖像権があるので・・。ゴルナグラートの展望台のお立ち台でお客様を待っています。写真はこの子達の飼い主が撮影して、ツェルマットの街で受け取ります。(これも密かに撮影・・・)首にかけている樽にはブランデーが入っていると言う事ですがこれは空でしょうね。そもそもセントーバーナード犬はアルプスの山岳救助犬としてその名が知られています。古代ローマ時代のモロシア犬が先祖ではないか? と言うスイス原産の犬種で、体重50~90キロにもなる大型犬です。1660~1670年よりグラン・サン・ベルナール峠にある修道院で雪中遭難救助犬として使役され、(もとは労働力で・・)多くの人命救助をしてきたと言います。グラン・サン・ベルナールの修道院にちなみ、サン・ベルナール(Saint Bernard)と名付けられました。(セント・バーナードは英語読みです。)近親交配が続き一時絶滅危機に瀕しましたが、ニューファウンドランド犬と交配して危機をのりきったそうです。(長毛種と短毛種ができた。)大型にもかかわらず、温和な性格のセントバーナードはファミリー犬としても人気ですが、高温多湿を嫌い、静かな所を好むようです。(広さもいる。)そう言えば、この子達が途中のフィンデルバッハ(ツェルマット次)の駅から乗り込んで山頂まで通っているのも環境の為だったのですね。つい近年、サン・ベルナール修道院からセントバーナード救助犬を売却すると言うニュースがスイス国内で話題になりました。修道院の縮小化と老齢化が原因らしいです。もちろんスイス国内から寄付の申し出が殺到し、「バリー基金」なるものが設立され犬たちは救われました。バリーは1815年救出に向かった遭難者に撃たれて亡くなった犬ですが、生涯40人の人命救助をした事で、スイスで最も有名なセントバーナード犬です。この子達はモデルですが、現在もスイス国内ではセントバーナード犬は山岳救助犬として活躍しています。
2009年05月14日
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Break Time (一休み)とってもキュートな珍しい映像です。少し癒されるかも・・。目がかゆいよー!!見てたの? 忘れて!!スイスにて撮影。驚きの映像です。「牛ってこんな事できるんだー。」と感心。それにしても良い所に住んでますねー。ミルクもきっと美味しいでしょうね。
2009年05月09日
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Break Time (一休み)どこにいるのかな?マダガスカルの爬虫類です。トカゲか、ヤモリかな? と思えますが、一応カメレオンだと言う事です。隠れているつもりなのか、たまたまいるのか解りません。マダガスカル・エキゾチック・ファームで撮影。さて、昨日代々木に行ってきました。次のクラス会幹事になり、打ち合わせで、JR代々木駅近くの京風フランス料理の店で食事をしてきました。店はオーナーの趣味でしょうか、ガレのランプが天井から吊され、壁面照明はドーム。大テーブルには八重桜の枝木が抱える程の束で花瓶に活けられ、壁には屏風のような絵が飾られていました。なかなか良い感じの雰囲気のあるお店です。こういう店大好きですが、最近少ないですね。(シンプル・モダンが多い。安くあがるし・・。)聞くところによれば、ガレはレプリカだそうです。(本物は店には飾れないか・・。)でも、トイレのノブ一つにも細工物が使われ、何気にこだわりのお金をかけているのが解りました。代々木は個人経営の面白い店が結構あるそうです。料理 は、ヌーベル・キュイジーヌ? 洋風懐石? 京野菜を多く使ったメニューが考えられているようです。昨日は契約農家のケールの新芽の和え物などが出てきていました。女性向きのお店ですね。カメラ持って行ったのに何も撮りませんでした。やはり、撮りにくいですね、レストランでは・・。
2009年04月28日
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