一番左(西)に、肉食獣の牙のようにそそり立ちピークが見える(写真)。「デンテ・デル・ジガンテ(Dente del Gigante)」で、「巨人の歯」という意味だ。標高4013メートル。垂直に尖ったピークであまりにも険しいので、何度もアルピニストの挑戦を退け、やっと19世紀末の1882年に征服された。
その右の二枚刃のようにそそり立つのが、エギュイユ・ド・ロシュフォール(Aiguille de Rochefort 、標高4001メートル))、そしてそのさらに右の雪をいただき、裾に氷河を抱える山が、アルプス3大北壁の1つ、グランド・ジョラス(Grandes Jorasses)、標高4208メートルである。