バリ島を訪ねたいと思った動機は山ではなく宗教であることは以前にも書いた。5月27日バリ島の1日目、この日は午前中まずウブドのジャングルをハイキングし、タンボの畦道や田舎の民家を見ながら田園風景を楽しんだ。
特に興味を惹いたのが以下の写真のような飾り物(?)である。現地案内人によるとこれは ペンジュール
といい、バリのお盆のような行事の時、各家庭の軒先に飾るのが習わしということである。竹とヤシの葉で作り、それぞれデザインは家によって違う。

この「ペンジョール」は天上界から降りてくる祖先の霊が、ちゃんと自分の家に迷わずに帰ってこられるように!と言う意味があり、日本の七夕飾りにも似ている。ちなみに日本の七夕飾りも、もともとは、お盆に先祖の霊を迎えるために立てられたと言われ、バリの宗教儀式と日本の伝統儀式は、由来や精神、形の共通点があるなぁ・・と興味を惹かれた。四国の私の田舎でもお盆には似たようなものを父が作って立てていた記憶がある。


やしの葉など自然にあるものを使って作られた飾り物 日本の燈籠の形と似ている
クジャクのような手の込んだ飾り物
またバリでは随所にお供え物をそなえている。朝夕に作って家の入り口に置く。山にもたくさん置いてあった。お供え物は女性が担当、大きな飾り物は男性が担当するという。


お供え物
朝夕にこんなお供え物をつくって神様に供え、祭りもたくさんあるバリ島、本当に信仰の島であると感じた。山に登った時、現地ガイドがお供え物をしてお祈りをしていたが、その真剣な表情にはとても驚いた。


真剣な表情でお祈りする現地ガイド バトール山頂のお供え
こんなに祖先を大切にし、手間もお金もかけて日々お供え物をするバリ島の人々、信仰心のない自分や多宗教や無宗教の日本人と比べてとても心豊かな民族だとつくづく感じた。
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