全14件 (14件中 1-14件目)
1
今日は『女王の日』で、休日のオランダです。数あるオランダの休日の中で、『宗教=キリスト教』に全く関連のない休日は、『女王の日』と『元旦』だけ。もともと、四月三十日は、先代女王、ユリアナ女王の誕生日で、『女王誕生日』としての休日でした。ユリアナ前女王の長女、ベアトリックス王妃が女王を継承した時、いままで国民に親しまれていた、四月三十日の休日を、継続するために、『女王の妃』として設定・継続したものです。宗教には関係のない休日とあって、教会に出かける必要も無く、そして国の象徴の『女王』のお祝いとあって、この日は、全国的にかなり盛り上がります。ベアトリックス女王も、この日は郎党一族を引き連れて、オランダの一都市・街を訪れるのが慣わし。その女王御一行の、小一時間に渡る、地方都市訪問は全国テレビで生中継されます。オランダは、個人の人権である、自由・平等・参政権を最重視し、多数決で国家の意思を決定する自他共に認める、民主主義の世界最先進国家です。そのオランダが、この日ばかりは、かっての専制制度の支配者、『青い血』を引き継ぐ『旧貴族』『華族』の一挙一動を眺めては、ため息をつく、なんとも不思議な日です。そういう私も、実はマキシマ皇太子妃のファン。 この方は、生まれも育ちもアルゼンチン。しかも、父親はアルゼンチン独裁政権時に内閣閣僚として、民主主義弾圧に辣腕を振るった元政治家。つまり...私と同じ『外人』そして、マキシマは、オランダに住んでる『外人』の中では、一番成功してる人。我々『外人』がオランダを乗っ取る日も近い...かも...【 ベアトリックス女王】【ウリアムーアレキサンダー皇太子 &マキシマ皇太子妃】【腕に巻いたカルチェが光ってる...】
2008年04月30日
オランダは、福利・福祉最先端国家です。選挙では常に中道左派政党と、キリスト教政党の2大政党を中心に、数多の中道左・右の党が絡み合うので、政策は常に、労働者を中心に決定・運営されます。良く言えば、かなり精錬された、近代型の社会主義国家。悪く言えば、労働者天国国家(=経営者には地獄...)従って、労働者は手厚く保護されてます。何しろ、雇用契約を交わした従業員を経営者サイドの理由で解雇するのは、莫大な和解金と、膨大な時間を要します。ある意味、どっちが『偉い』のかわかりません。仕事が『エライ』のは間違いなく経営者ですが...最低給料、最低有給休暇日数、最低賞与、等なども決まっており、有給休暇は、平均で25日。完全週休二日制なので、有給休暇25日って、事は一年で5週間休める計算です。オランダ人の平均的な有給休暇の取り方は、夏=2週間冬=1週間残り2週間を、春、秋、そして、突発的な用事の為に使用します。当然...(なのかどうか)...冠婚葬祭は、有給からでは無く、特別休暇が『発動』されます。従って、オランダ人労働者は、事務所に来ない日が...多い!!!それが理由なのか、全くの偶然なのか、オランダには祭日がかなり...少ない!!オランダの祭日は、殆どがキリスト教関連。そして、その祭日はキリストの誕生日から月の満ち欠けで、計算する太陰暦が基準なので、毎年祭日の日が異なります。キリスト教関連以外の祭日は、一月一日(元旦)四月三十日(女王の日)だけです。今年はキリスト教の祭日の一つ、偶然にも、五月一日になったので、四月三十日、五月一日と、初めて、水・木と連休となります。今回の連休は滅多に無いことなので、単純に楽しむ事にします。
2008年04月29日
激闘を制して、優勝しました。明日(月曜日)13:30から市庁舎のバルコニーで優勝パレード。会社・学校を抜け出して、みんな集合です。今日は昼から市内中心地に、数千人が集結して気勢を挙げ、その後歩いてスタジアムまで行き(名付けて、『優勝への道のり』)試合中ずっと唄を歌い、試合後市内中心地に帰って、ワイワイやってたら、暴動お恐れた機動隊に市内からの出口を封鎖されてしまい、『カンズメ』今やっと家に帰り着きました...疲れた...
2008年04月28日
今はまだ昼前なのに、夕方のアテンドで緊張してます。今日は夕方18:00から、ここにアテンド...場所はこの辺...同行するのは、こいつ等...今日はカップファイナルです。ところが、相手サポーターの数がこっちよりずっと多いとの情報が入ったので、念の為、知り合いの専門家を数人助っ人で呼ぶことにします。こいつら...です。【オランダ王国特殊対テロ組織壊滅部隊】こいつらには、素手でも絶対に勝てません。
2008年04月27日
春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる。『春は、あけぼのの頃がよい。だんだんに白くなっていく山際が、少し明るくなり、紫がかった雲が細くたなびいているのがよい。』 By 【清少納言】 At 枕草子やっと春らしくなってきたオランダです。オランダでも、【春】は、あけぼの...日照時間も長くなって、『白夜』にまではなりませんが、朝は5時過ぎには、夜が白々と開け始めます。つまり、体が光を感じてしまいます。体内時計が「夜」の状態で光を浴びると、副腎皮質からステロイドが活発に分泌されるそうです。ステロイドは朝起きる前に大量に分泌され、眠りを浅くする効果があるとされています。つまり、光を浴びると、よりステロイドの分泌が進むことが分かったので、こんな感じで...光を浴びる → ステロイドの分泌が進む → 眠りを浅くする → 嫌でも目が覚めるって事は、昼でも真っ暗な洞窟だと、一旦寝入ったら、ずっと目が覚めない??私の場合は、例え体内時計で目が覚めなくても、体内【腹】時計で朝食の時間が来ると、暗かろうが、寒かろうが、絶対に目が覚めます。天気が良くなたので、外での活動時間が冬季に比較して格段に増加してきました。今日は日中20度まで上がったので、今年初めての半袖になって、市内をちょっと散策。ブラブラ歩きの傍ら、ノートブックパソコンを購入するため、コンピュータ関連のアウトレットに出かけました。そこは、コンピューターだけではなく、電化製品、オーデオ等なども販売している、言ってみればオランダの【ビッグカメラ】【ドンキホーテ】3階建てのビルの全フラーを、ウロウロしていたら、以前からずっと探していた、新旧2枚のDVDをやっと見つけたので、早速購入。まずこれ...ジョンウエンの【駅馬車】本当に欲しかったのは、これのリメイク版。リメイク版の方をテレビの【日曜洋画劇】で観たのは、確か高校一年の時。そして、自分の部屋に飾った最初の【アイドル】のポスターが、この映画のヒロインの...。スエーデン生まれのハリウッド女優、アン マーグレット。当時の愛読書。映画雑誌の【スクリーン】で住所を調べて、つたない英語でファンレター。ブロマイドにサイン付きの返事が来たときは、感動しました。そして、もう一本のDVDは、最近の愛読書。男性誌『FHM』で、2008年度のセクシー芸能人No.1に選ばれた...メーガン フォックス(腕の刺青も最高。)出演の【トランスフォーマー】時は流れても、好きな女優のタイプは、全然変わらん私です。
2008年04月26日
今朝は早くから事務所に行って、P男君からの、画像付き研修報告を待っていました。が...今日、そして明日は、ネット環境が悪い地域での集中研修。彼もそうそうメールが出来ないので、画像送付は月曜日まで延期となりました。そんな訳で、午前中は真面目に仕事。オランダも来週は連休があるので、何かと、確認事項も多く、結構アタフタしました。それでも、昼前にはある程度『型』が付いたので、しばらく行ってない、日本食レストランに『うどん』を食いに。一人で行くのは、つまらないので、後輩君を誘ったのですが、彼は先月、日本から『奥さん』がやってきて、すっかり『愛妻弁当』派に転向。愛妻家の後輩君は、『付き合いますが、弁当も食べないと、家で(美味しかった?)って、聞かれた時に、返事が出来ないので、弁当もやっつけて、行きます...』そんなもん...もし奥さんに聞かれたら、『ああ美味しかったよ!』って、言えば...と思うのですが、なんでも、勘が良くて、『嘘』は直ぐに『ばれる』。まあ、そんな訳で、彼はまず事務所で弁当を食べて、そして、私に付き合ってレストランへ...彼は奥さんが来日したので、まっすぐ帰宅。私は禁酒スタート、そして連日のジム通い。最近ゆっくり話す暇も無かったしで、お茶(以前なら、ここからビール)を飲みながらの世間話。そして、一匹目の海老をやっつけてる時に、私の携帯が鳴りました。携帯の画面に表示された、番号には全然心当たりがなかったのと、海老を『ほおばった』ところだったので、電話は無視。それでも、何度も鳴ってうるさいので、嫌々出てみると、電話の相手は、先週某サッカースタジアムで知り合った、日本の某ローカルテレビのデレクター。ふむ?ふむ?早速テレビ出演の依頼か?などと、馬鹿な事考えながら、話を聞いてみると、可哀想に、アムステルダムの中央駅で、財布をすられて、金も、クレジットカードも...途方に暮れて、交換した名刺を頼りに、私に電話をしてきた由。自分自身、パリで財布をすられたり、先日は、地元で車上狙いに襲われて、買ったばかりのノートパソコンを盗まれた経験があるので、彼の痛みはそれこそ、他人事ではなかった。...食いかけのうどんも、海老もそのままにして、自分の経験を基にした、善後策と、その後の対処方法をしっかり伝え、取り合えず、タクシーで事務所まで。タクシー代と当座の金を貸して、災害・盗難保険請求書用の調書を警察に書いてもらい、クレジットカードの再発行手続きを済ませ、彼をホテルまで送り届けました。人間として、普通の事をしただけですが、凄い人助けをしたような、気分になり、なんとなく、気持ちのいい一日となりました。もっとも、これが毎日続くと、私は自己破産...してしまいますが...
2008年04月25日
最近は酒を全然飲んでないので、目覚めが、『かなり』スッキリ・バッチリです。こんな事なら、もっと早くから禁酒しとけばなんて思ったりしてます。以前からそうですが、私は早朝に事務所に行くのが好きです。通勤ラッシュを避ける...って、理由もありますが、早朝のすがすがしい(この時期は、田畑に肥料が散布されるので、すがすがしいってよりは、肥料独特の匂いが...ウウウウ...懐かしい匂い)空気を嗅ぎながら、愛車を転がすと、なんとなく、気分が高騰してきます。家から事務所まで、車で25分。事務所に着いたら、何時もほとんど同じ時間にやってくる、隣の事務所の金髪美人秘書にまず『ご挨拶』(これは、近所挨拶で、絶対にこれが目当てでは...)そしてアラームを解除。その後、一階、2階、全ての窓を全開。(これは真冬でも...)一晩経った後の空気を入れ替えて、新鮮な運気(ウン〇だったりして)を呼び込む工夫をします。それから、コンピューターを起動し、オンラインになる待ち時間を利用して、自分の好みに合わせて珈琲を淹れる。珈琲がドロップアウトするまでの時間を利用して、事務所向かいにある車庫を開けて、社車を出し、各車の足回りを点検。どんなに注意しても、社車の扱いは乱雑で、あっちこっちに傷や、へこみがあり、下手したら、どっかで擦ったのか、タイヤがボロボロの時もあります。その後、新鮮な珈琲を啜りながら、メールを読んで、返事を書いて、電話して、予定を再確認。...そして、バラバラと出社してくる社員達を、笑顔で迎えます。(二日酔いだった時は、笑顔も引きつってましたが。) これが、私の日常ですが、今朝はこの『メールチェック』のところで、つまずいてしまいました。一番最初のメールが、日本に研修に行ってる、P男君の『研修レポート』。出張ではなく、研修なんで、彼も気軽に、気安く、そしてノンビリ...その為、持ち味のDNAを有効活用して、初日から寝坊。迎えに来てくれてた、研修先の社長さんをホテルのロビーで一時間も待たせたり...(待たせるほうも酷いが、待つほうも凄い...)そして、肝心の研修の内容は仕事の話は何も無く、あるのは...何処で飲みました.....(ああそこ、俺も行った)何を何杯飲みました。(俺は今は『何杯』も飲めない)何処で食事しました。(..何故か、ジェラシー...)2次会はカラオケでした......(俺も連れてけ~)九州の皆さんは酒が強くて、降参です..。(強いよ!)この事務所は綺麗な女性が一杯!!!(ハイハイ...)今夜は女性陣が焼肉をご馳走してくれるそうです!!(ナニ~!?!)文章だけでは、内容をよく把握できないので、明日一番で、画像を送ってくるように指示しました。画像と内容が一致しなかったら、(特に事務所の...)私と交代の為、寒いオランダに『即時強制送還』と、伝えてます。...続 ...
2008年04月24日
今日は午後から、強い雨風のオランダです。やっと咲いた『桜』もずいぶん散ってしまった。桜と言えば、花見。今週末にはアムステルダムの某日本人村で、花見大会があります。今までこれには参加した事はないですが、今年は知り合いの日本人に、『暇だったら来ませんか?』と、誘われました。『花見』も、『大会』も、興味はありますが、一番の目当ては、『ご馳走が一杯ありますよ。』男は黙って、『花より団子』(昔の人は、いい事を言うもんだ。)ただし...今週末はサッカーのカップ戦(日本の天皇杯に相当)の決勝戦があり、私の贔屓のクラブが、やっと決勝まで進みました。このクラブは今年設立100周年。リーグ戦は散々でしたが、カップ戦で優勝すると、久しぶりに市内で、優勝大パレードがあります。そんなんで、この試合は絶対に外せない。男は腹が減っても、『団子より団結。』(語呂がちょっと悪い。)ただし...彼に聞いたところによると、この大会には日本企業、旅行代理店などに勤務する日本人独身女性も一杯参加するらしい。『このチャンスを逃がす事ないですよ...』って、君君...それじゃああ男はやっぱり『団結より合コン』...(でも『らしい...』の域は出ない、らしい。)こんな嬉しい『選択肢』が一杯ある週末に限って、『急にオランダ出張決まりました!!』と、お客さんからのお誘いコールがあるはず。今週末は携帯の電源を切って、行方不明になってしまいたいですが、やっぱり救いがたい貧乏性...『合コンより商売』を、選ぶんだろうな...
2008年04月23日
寒かったオランダも昨日の日曜日あたりから、やっと、最高気温が15度を越し街路樹の新緑が一気に芽を開いてきた。待ち焦がれたように、梅も、桜もほとんど同時に開花し、車を転がしていても、その艶やかさに、思わず、『ウットリ...』。よそ見運転が過ぎて、管理人さんにように、中央分離帯に、乗り上げそうになったり...(『なったり』...しただけで、『乗り上げ』てはいません)桜のその可憐な花びらと、淡い匂い。そして、何より散り際の潔さに、遠い日本を思い出して、桜の唄が口元に...♪ 桜ああ~、桜ああ~ ラララ~ラララ(その後は薄覚え...)♪♪ 貴様と俺とは~ 同期の桜ああああ~同じ航空隊の庭に咲くううう ♪♪ 咲いた桜にいいい、何故駒繋ぐううう駒が勇めばあああ、花が散るううう ♪やはり、桜の唄は良い唄が多い。そして、その桜の対極にあるのが薔薇。欧米人は、薔薇が大好きで、愛情の表現。最初のデートには一本の真っ赤な薔薇と、赤いワインが定番。しかし、私には薔薇のある意味、キツイ萌芽と、鮮明すぎる色合い。そして、なによりその美しさの影にひた隠しているあの強烈な棘が、ちょっとイタダケナイ...それに、枯れても、腐ってもしつこく枝にしがみつき、いかにも、死を恐れてるかのような、しつこい生き様にもちょっと、ちょっと...それでなくても、愛情表現の必要の無い機会の無い相手の無いしたくも無い私には、『薔薇』は無用の長物。やはり日本の花『桜』のように、可憐で、清楚で、潔よく。(...ん?私とは正反対?んな事は......)桜のような、一生を目指そう!!と、思った今日この頃...そんな矢先、半年前にパートナーシップを結んだばっかりの相手と、些細な政策上の問題で朝から一悶着。お互いに頑迷で、自分の道を歩くタイプ(=一歩間違えると、自己中...)我々二人あので、このまま『物別れ』になりそう。まあ、それならそれで、全く問題は無い。元々『無』からの始まりで、無くすのは、その『無』だけだし。まあそんなショウモ無い事はとっと忘れて、天気も良くなったので、早く帰って、庭でバーべキュウーでもして、減量を一時中断して、血の滴るような肉でもたらふく...おっと思わず欧米人をするとこだった...ここは迷わず、座禅でも組んで、滝(...は無いんで、シャワー)にでも、撃たれるとしよう。
2008年04月22日
今日は予定してた打ち合わせが『直前キャンセル』(現代風に表現すれば、『ドタキャン』)となったので、残務処理に事務所に出かけた。週末の事務所は電話も鳴らず、『あれや、これや』と難題を持ってくる社員も居らず、残務処理がはかどる。それに、来週から年度末決算処理の為会計士が事務所に入る予定。その準備も必要だったので、この『ドタキャン』は、ある意味助かった。春も近い週末の土曜日。誰も居ない静かな事務所の椅子。自分で淹れた珈琲を飲みながら、窓越しに街路樹を眺めていると、瞑想状態に入り込んだ。...言い方を変えれば... ウツラ、ウツラと、居眠り状態に入り込んだ。(最近忙しくて、寝不足だったし)私は子供のときから不器用で、自己紹介の『特技』『趣味』欄は『スポーツ』だけ。ただし、何時でも、何処でも直ぐに寝れるので、これはある意味、『特技』の範疇にはいるかも。ただしこの『特技』...ところ構わず顔を出すので、まことに困る『特技』でもある。学校の授業中...(だから成績が悪かった...)会社の会議中...(だから出世できなかった...)見合い中...(だから何時も先方から断られた...)見かねた友人がある日、女性を紹介してくれたが、その日私は『時差ぼけ』がきつくて、それに、『いい子・悪い子』『綺麗・それほどでも』以前の問題で、話題が全然合わなくて...横で話し聞いてるうちに、我慢ができなくなってウツラ...ウツラ...極めつけは、ジムでベンチプレスするためにベンチに横になって、呼吸を整えてる間に、気持ちがよくなって、『スウウウ...スウウウ』もっとも...この時は酒を飲んでいたのが理由だが...今日はウツラ、ウツラしている間になんと夢まで見た。場所は事務所の近く。ミッシェランの星...こそ付いてないが、行き着け付きの、このレストランで...これをたらふく食ってる夢...そういえば、打ち合わせの後に、昼食を接待する予定だったので、朝から何も食べてなかった。それやこれやで、今日のランチは机の引き出しに残っていた、これ...そして、夕食は仕事が終わらなかったので...事務所でこれ... と、買い置きのこれ...そろそろ痩せるかな...
2008年04月20日
友人が買ってきてくれたこの本を徹夜で読んだ翌日、彼と打ち合わせをした。彼は、今をときめくIT関連事業、それも、有料携帯サイトを日本で最初に手がけた事業家。当初は、銀行も、投資家も、大企業も誰もが彼の営業プランにソッポを向き、正真正銘の『ゼロ』から立ち上げた貧乏会社だったが、今では携帯サイトの会員数だけでも10数万人。横浜の自宅でテレビを見ていても、新橋で接待食事をしていても、オランダで私と話していても、この10数万人そして新規会員が、彼の有料サイトにアクセスしては、料金を『チャリン、チャリン』と、落としてくれてる。人気のある携帯サイトを運営してるって事は、例は悪いが、油田を所有してるようなもの。それやこれやで、彼は来月から、会社は社員にほとんど任せて、自分はカナダに渡って大学に入りなおして、英語を完全マスターし、2年後には、その大学の法律学科に進み、4年後には、弁護士になる計画を実行中。その後の彼の壮大な人生計画を聞いてると、他人事ながら、こっちも感動してしまう。彼と話していると、まるで愛読書の『竜馬が行く!』を読んでる時と、同じ壮大な気分になる。私..『こんな重くて、デカイ本頼んで悪かったな。』彼..『いええ、全然問題ないですよ。』私の方が年上なので(...だけど、こっちは貧乏)彼は私には敬語で話す。『それで?面白かったですか?』『最初はさ、アンチ竜馬本なんで、自然と(あら捜し)したけど、でも、これは凄い本だね。』そして、自然と本の内容、そして、竜馬、明治維新、土佐、土佐勤皇党の話になった。竜馬に感化され、そして結果的に日本の外に飛び出した私は、当時の薩長土の話にはかなり(非常に)詳しいし、昔は何度も観光にも行った。そこで、自然とこの写真の話になった。維新の志士、それもそうそうたるメンバーが一同に揃った維新群像写真。(この写真の話は長くなるので、次の機会に...ちなみに、前列2列目一番右に立ってるのは、日本の初代首相、伊藤博文)そして、私が一番感動した志士は、武市半平太が興した、土佐勤皇党で、竜馬、半平太に次ぐ重鎮(竜馬は9番目の勤皇党同士)の幼少の頃の話。この重鎮、幼少の頃に木から落ちて、その時に折れた枝が目に刺さってしまった。血だらけになって、泣きじゃくるその子を見た母親が、『侍の子供が、目の一つや二つなくしたからと、泣くものではありません!』と、たしなめると、ピタと泣き止んだという。その話を、友人にしたところ、天麩羅うどんを食いながら一言...『ああ、それはうちの、曾曾おじいちゃんです。』『ええええええええ????』『曾おじいちゃんは、慶応義塾に入学して、福沢諭吉の3女と結婚したんですよ。』『なんじゃあああそりゃああああ...(だから今でも諭吉さん(一万円)と中がいいんかああ??)』『だから、曾おばあちゃんは、福沢諭吉の娘。』『あああ...まあそうだけど...』『子供の頃は、家に観光客が一杯来ました。』『俺もよく行ったよ。ひょっとして昔会ってるかも。』天麩羅うどんの海老が、喉につかえた夜でした。
2008年04月18日
先日、東京の友人から電話があった。内容は、仕事でオランダに出張するので、『何か欲しいものある?』オランダでは手に入らなくて、今すぐに欲しいもの...日本のPLYSTATION2ソフト付き。(ソフトは『信長の野望』シリーズ...)タイマー付きの象印の炊飯器...(夜仕掛けて、翌朝ホカホカご飯が食べたい)何時もは、あれが欲しい、これが欲しいと『無いものねだり』となるのだが、いざ...それも、持って来てくれるとなると、中々浮かばない。30キロぐらいの重さの漬物石!の冗談は、もうすっかり使い古したし。日本人の彼女!!は、頼む自分が馬鹿馬鹿しくなるし。で、やっぱり無難なところ、成田空港でも買えて、簡単に持ってきてもらえるもの。米一表!!...冗談はさておき、今回は『本』を頼んだ。選んだ『本』はこれ...これは言ってみれば、今までの龍馬『英雄』説を根本から否定するアンチ本。『龍馬フリーク』の私として、この手のものは読むのにかなりの度胸が必要だが、以前から、かなり気になっていたので、この際だから、買ってきてもらった。(ついでに、好物の『鶴屋八幡』のドラ焼きも)この本、アンチ本だが、内容は確かに『目からウロコ...』もので、徹夜して一気に読んでしまった。本の内容はこの際置いといて、もっとも気になる、クライマックス...龍馬暗殺の『本当』の下手人は...それは...龍馬と一緒に暗殺されたとされていた陸援隊、中岡慎太郎 との説。そして、その理由は...自他共に認める『龍馬フリーク』の私も『...ふうううむ...これはひょとして...いや。多分そうだな。』と、思わせるもの。久しぶりに、感激した本一冊を、一気に読み終え、その内容を、得意になって、彼に解説。余韻に浸り、満足感に酔った私だったが、突然、その本以上に驚く事実が、私に襲い掛かった。実際問題、こんなにびっくりしたのは、何年ぶりだろうか...それは...(続く...)
2008年04月17日
今朝11時55分発、シンガポール航空便で、我が右腕の V嬢が、2週間の休暇プラス1週間の出張で比国に帰りました。私も午前中にアムステルダムに出かける用事があったので、空港まで送ってあげる事にして、今朝事務所で待ち合わせ。昨日、待ち合わせ時間をセットする時に、こんな時だけ『完璧主義』の私は...。フライト = 11時55分...2時間前にチェックイン = 9時55分...事務所から空港までは一時間 = 8時55分...途中の高速混雑見込んで = 7時55分...7時55分には出発するから、事務所集合7時半!!そして今朝...7時半になってもやってきません。(ん?)8時になっても音沙汰無し。(ナニ~??)そして、8時半...やっと『スミマセ~ン。目覚まし時計があああ』あのね...俺はいいんだよ。どうでも。でも、飛行機に間に合わなくて、比国に帰れなくなるのは貴女だよ貴女。泳いで帰るの??予想どうり高速道路は大混雑。車の洪水の中を、縫うように愛車を飛ばしてまくりましたが、とうとう最後は物理的に、ストップ...のろのろ運転となってしまい、運転してるわたしゃあイライラ・・・ブツブツ・・・イライラ助手席の方は、お化粧なんか直しながら♪ アイイム ゴオオナア ホオオム ~ ♪この図太い神経だけは、見習いたい...それでも、これでは完全合理主義のオランダでは通用しないので、休暇から帰ってきたら、私のジムに連れて行って、最近始まったこの方のクラスに放り込んで、しっかり、精神注入してもらおうと思います。因みに、会費は用具(トランクス、グローブ)込で、月に5千円。腕が上がれば、試合も組んでくれます。叩かれるのが好きな方は、チャンプのスパーリング相手も...って、そんな奴居るのでしょうか。
2008年04月16日
仕事がつかえてしまって、プログの更新が 『マイペース』...を、はるかに凌駕してしまって、今や、『野放し』状態の今日この頃。時間はしっかり流れているのに、寒さはしっかり腰を据え、相変わらず寒い日が続いている、オランダです。それにしても、この寒さはタマランです。去年の今時期は、暑くて、暑くて、ゴルフ中に『熱中症』...あんまり意味を知らずに使ってますが...にかかりそうになったのに、今年は未だに冬物コートに、マフラー巻いて出勤。事務所では昼間でも暖房焚いて、空気交換に、窓でも開けようものなら、熱帯性モンスーン気候で育った皆に、『私たちを凍死させるつもりですかああ??』...みたいに形相で睨まれてしまいます。柔らかな日差しを受けて、小鳥がさえずり、蝶々がヒラヒラ舞う...そんな小春日和は、夢のまた夢。修行も続いています。禁酒も既に三ヶ月を過ぎました。年明けには、毎晩ワインを一本空けてたのがまるで、夢だったような...そして、ジムにも殆んど毎日通ってるので、体調も徐々に回復そして...体系もやっと 『パンーT』 が着れるまでに回復です。後は、『春』が来るのを待つばかりですが、このまんま『秋』に突入したりして。
2008年04月15日
全14件 (14件中 1-14件目)
1