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先月24日早朝。母の看病をしてくれていた弟から、電話があった。その電話の前日=23日。久しぶりに、家に電話したが、応答が無かったので、弟の携帯に電話し、母が急遽再入院していた事を知った。『心配かけたくなかった。』 弟と、『早目に言ってくれないと、困る。』 私は、些細な事...から、言い合いとなり、父が死んでからは、初めてとなる 『兄弟喧嘩』を、してしまった。そんな事もあり、その日の電話では、落ち着いて話し合い、まず母の状態を確認。主治医のその日の話では...『 肝硬変 が 肝不全に進行してるので、もう時間の問題なので、家族を呼んだほうが...オランダのお兄さんは、多分間に合わないでしょう...』との事。死に目に会えないかもしれない...そんな緊迫した状況にも係わらず、奇跡が起きるのを期待したのか、母が死ぬなんてことは、想像できなかったのか、未だにその理由は不明だが...私は 『のんびり』 と構え、普段通りに出社した。今振り返れば、『昨日の今日』の出来事で、頭が混乱していたと思う。会社から再度弟に電話して、様態を再確認したところ、『もう、どうせ間に合わないから、ゆっくり帰ってきたらいいよ...』その一言で我に返り、仕事を整理し、チケットを手配し、その日のJAL便で帰国した。空港での待ち時間 = 2時間オランダ ~ 成田飛行時間 = 11時間成田 ~ 羽田移動(リムジンバス) = 1時間羽田 ~ 自宅まで = 3時間移動17時間 (プラス) 時差8時間。都合25時間後の、1月25日の夜に、やっと母に再会。なんとか間に合ったが、既に意識は殆んどなく...父が死んで以来35年で始めて、号泣。.........それから丸二日。我々の不眠の看護の甲斐なく、27日未明、最愛の母は、35年も前に旅立った父のところへ...母さん...『産んでくれて、本当に有難う。』
2008年02月05日