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2005.10.08
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カテゴリ: アメリカ映画
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【この映画について】
この作品は何と言っても二人のアカデミー賞授賞俳優、「マスター・アンド・コマンダー」のラッセル・クロウ、「ブリジット・ジョーンズの日記~きれそうな私の12ヶ月」、「シカゴ」、「コールド・マウンテン」のレニー・ゼルウィガーが出演しているのが話題となった。ゼルウィガーは最近婚約して結婚したと思ったら、早くも破局で結局結婚無効裁判まで起こして無効を勝ち取った。一方のクロウは気難しい男との評判もあり、今年NY滞在中に故郷オーストラリアへの電話が通じないとホテルで暴れて逮捕されたとの報道もあったお騒がせ男だ。
その他の配役ではマネージャーのジョー・グールドには「サイドウェイ」での演技が光ったポール・ジアマッティが良い味を出している。
【この映画について】
美しい妻・メイ(レニー・ゼルウィガー)と三人の子供に恵まれたジム(通称ジミー)・ブラドック(ラッセル・クロウ)は、有望なボクサーとして活躍していた。
時代は1929年のアメリカで、ジミーは試合で右拳を痛めてからは一転して連敗街道まっしぐらのボクサーに成り下がっていた。世の中は大恐慌が襲い不況の真っ只中にあり、拳を痛めて思うような試合が出来ないジミーはファイトマネーが稼げなくて日雇いの仕事で急場を凌いでいる。そのジミーも遂にマネージャーのジョーの尽力も虚しく、コミッションからライセンスを剥奪されてしまう。
家計を支えるべき彼は連日日雇いの仕事を探すが、不況の街中には港湾での仕事程度しかなくそれも毎日有り付けるわけではなかった。ますます家計が苦しくなるブラドック家では、妻のメイが必死にやりくりするが限界に近かった。そんな中で子供が熱を出したのをきっかけに、ジョーの仕事中にメイは黙って子供を親戚に預ける。帰宅後にそのことを知ったジミーは、激しく妻をなじる。ジミーはどんなに貧しくても家族を手放すことは許せないのだった。更に、子供にもどんなに辛くても一家揃って生活をすると誓ったので一家がバラバラになるのは考えられなかった。ジミーにとっては家族こそが生活の糧であり、直ぐに子供を取り戻した。
彼は一切のプライド捨てて生活保護の列に並び、一度は見放されたボクシング・コミッションに出向きかつての仲間から恥を忍んで【募金】を募った。滞納して電気の供給も止められていたが、このお金でなんとか回復できた。
そんな苦しい生活の中で、或る日、かつてのマネージャーのジョーが訪ねてきた。ジョーはジミーに若手有望株でヘビー級世界ランク2位の選手との対戦を持ち込む。ジミーにとってはファイトマネーは家族を養う手段であるので、早速この話を受諾するがジョーは心の中では勝ち目がないジミーに申し訳ないと思っていた。
久し振りにそれも急遽決まったカードながらも、ジミーは遂に対戦の日を迎える。マディソン・スクエアー・ガーデンのリングにとうとう立つことになるジミー。控え室では空腹のジミーをジョーは心配するが、試合は開始目前だ。僅かな食料を急遽ジョーは調達して食べさせた。闘志をみなぎらせてジミーは久し振りのリングの感触を楽しんでいたようにも見える。
ゴングがなり試合は始まるが、試合のブランクで最初は相手に追い詰めらるジミーだが徐々になれて来る。右拳の怪我原因で試合から遠ざかっていたが、彼の右は何時の間にか完治し逆に肉体労働を通じて今度は左の力も付けていた。左右の双方から繰り出される強打が相手に炸裂して、何と大番狂わせでジミーが勝利した。

さて、ここからはジミーとベアの戦いへ向けての葛藤が中心になる。ネタバレになるのでストーリーはここまで。
妻のメイは如何にして彼の試合を差し止めるか?ジミーがここまで試合に執着する理由は?近所の人々は彼をどうみているのか?試合で奇跡は起きるのか?こうした点に注意して映画館で観てください。
【感想後の感想】
ボクシングをテーマにした作品といえば、今年のアカデミー賞を総なめにした「ミリオンダラー・ベイビー」がある。「ミリオン...」は女子ボクサーと老トレーナーの生き様を、ボクシングを通して描いているが最後は重かった。だが本作は終始ボクシングを通して家族の大切さと、有りがたさ、絆の強さ、夫婦の愛情の深さなどを訴えている。
ジミー・ブラドックは実在の人物で、アイルランド移民であり貧しい生活をしながらもアメリカン・ドリームを体現した男である。大恐慌という未曾有の不況の世の中で、ギリギリの生活を強いられながらも見事に全米を感動の渦に巻き込んだ男の話は如何にもハリウッドらしかった。
最後に、本作は数部門でアカデミー賞の候補にあがりそうな気配を感じる。特にマネージャー役のジョーは、ジミーやメイ夫妻の落ち着いた演技とは対照的に暗さを感じない。むしろ彼のキャラクターを演じきったポール・ジアマッティ(如何にもイタリア系の苗字だ!)は、「サイドウェイ」でも輝いていたが助演男優賞候補になりそうな気もするがどうだろうか?


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日記のテーマとは関係ないけど、私のカンボジア・タイ旅行記の写真が完成しました。
是非、暇つぶしにでもご覧下さい。ついでに感想を書き込んで戴けると、とても嬉しい管理人でした。
写真をご覧になれます
第一日目
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第四日目
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Last updated  2005.10.08 23:53:26
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