Beatles Medley Song List - 16:13
Stars On 45 No Reply I'll Be Back Drive My Car Do You Want To Know A Secret We Can Work It Out I Should Have Known Better Nowhere Man You're Going To Lose That Girl (シングル・バージョンはここまで)4:46 (ここから先はアルバム・バージョン収録) Ticket To Ride The Word Eleanor Rigby Every Little Thing And Your Bird Can Sing Get Back Eight Days A Week It Won't Be Long Day Tripper Wait Stars On 45 Good Day Sunshine My Sweet Lord Here Comes The Sun While My Guitar Gently Weeps Taxman A Hard Day's Night Things We Said Today If I Fell You Can't Do That Please Please Me From Me To You I Want To Hold Your Hand Stars On 45 【スターズ・オン45について】
スターズ・オンはオランダのスタジオ・ミュージシャンを起用して作られた覆面グループである。プロデューサーのヤープ・エガーモントが「ビートルズ・メドレー」を作るにあたり、スタジオ・ミュージシャンの中で声の似ている三人(リンゴ・スター役は存在しないため)を選んだそうだ。 こうしてスターズ・オンが結成され「ビートルズ・メドレー」が録音され、シングルとして発売された。スターズ・オン45の「45」はシングル盤は45回転だったためと思う。 【ビートルズ・メドレー世界を席捲!】
スターズ・オンが流行っていた頃の1981年は、私が大学生のころ。この時代はディスコ・サウンドが一大ムーブメントだった。スターズ・オンはザ・ビートルズの主に初期の頃のヒット曲のサビの部分を20~30秒以内で繋いでいき、バックには拍手(クラップ)音を流し所々オリジナルのスターズ・オンのテーマを挟むというスタイルだ。 ディスコ・ブームに乗ってオランダ・チャートで1位を取ると、たちまち欧州各国へブームが伝わっていく。そして遂に大西洋を渡ってアメリカにまで飛び火した。ジワジワとビルボード・シングル・チャートを上昇するころには、スターズ・オンなる覆面グループの正体に関心が移っていく。 そこでレコード会社は急遽ジョン、ポール、ジョージ役の氏名を公表する。この中ではポール役のオッキー・ハウズデンスは「The President」というグループで「By Appointment Of」というAORアルバムを発表している。このアルバムは赤いロブスターのジャケットで有名なので、御存知のAORファンもかなり多いだろう。 アメリカでも欧州各国やカナダ、メキシコなどの隣国での評判が伝わってきたのか、遂にこの1981年6月20日のチャートで1位を獲得する快挙を達成した。年間でも24位を記録した。 この企画は元々オランダ国内でブームだった、ディスコ・メドレーにヒントを得て制作されたのがきっかけだった。 【日本でもブーム】
アメリカ・チャートでヒットすれば当然日本にも伝わってくる。私の記憶ではこのスターズ・オンは当時のFM曲でも度々オンエアされていた。余談だがこのブームに乗って?、「ビートルズ・ムービー・メドレー」なるメドレーが発売されPVまで制作された。これは正規音源から映画関係の曲を繋げた。