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オリックスの中村勝広球団本部長(前監督)
は、ジェレミー・パウエル投手(JP)との契約問題をめぐって 4日にソフトバンクを交えてパ・リーグ連盟と会談した際、 小池唯夫会長あてに提出した文書
を報道陣に公開
した。
契約合意に至るまでの交渉の経過などをまとめた文書
では、パウエルの代理人から 「最終的に合意した」
との電子メールが届いたことなど8項目を列記。既に神戸市内にパウエルの住居を確保し、本人の荷物を運び入れていることや、 背番号が「50」に決まったのは本人の希望だった
ことなどもつづられている。
中村本部長
は「経緯については口答で話してきたが、既成事実として説明するために配布した」と意図を明かした。
また、中村本部長はソフトバンクに優先権があるなどとした同連盟の勧告について 「非常に不満を覚える。憤りを感じている」
と話し、あらためて受け入れない姿勢を示した。
オリックス球団がここまで時系列を追って公開するのは、球団側にやましい点がなく自信を持っているからと思う。
ここまで球団側が 「前年0勝」(前年所属読売)のパウエルに至れり尽くせりの契約を提示
し合意したのを「破棄」したのなら、それは パウエル側の態度が「誠実ではない」証拠
でありSB側の行為は許せないと中村本部長が怒り心頭なのは誰でも(SB球団関係者とSBファンを除く)理解出来る。
パウエルへの事実上「出場停止3ヶ月」では、今後外国人選手獲得に悪しき前例として残ってしまう。両者の言い分を検証してもパウエル側(SB側)に不利な材料が多いのは事実だ。
◆ オリックスが公開した文書の要旨
〈1〉統一契約書に パウエル直筆のサイン
がある。
〈2〉サイン済みの契約書には 「一緒にやれることを楽しみにしている」
とつづった本人直筆の書類が添付された。
〈3〉1月11日付で契約合意し 「最終的に合意した」
との代理人からの電子メールも届いた。
〈4〉本人確認のもと1月11日に契約合意を発表し、背番号が「50」に決まったのも本人の希望。
〈5〉当球団の外国人選手は監督も含めて同じアパートに住むが、本人の希望で神戸市内の別の住居を確保した。
〈6〉住居に本人の荷物を既に運び入れている。
〈7〉1月25日付でパウエルの 「在留資格認定証明書」を取得
した。
〈8〉契約合意に対して 本人および代理人から1度も異議は来ていない。
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