ケーン’S トレーニング・センター   ☆ BBGYM堺支部

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2011年10月18日
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カテゴリ: 試合



 今回出場した近畿ベンチプレスの試合において、どうしても自己ベスト記録を更新したかった。

 その理由は、これまでに積み重ねてきた鍛錬が自分自身にとって間違いではなかったコトを証明しなければならなかったからである。

 この日記のトレーニング記録をじっくりと読んで下さっている方はご存じであろうが、俺のベンチプレス・トレーニングに関しては、
1.可能な限り高重量のバーベルを用いて、尻上げOKのブリッジ・フォームで全身の出力を高める「地力強化の日」。
2.公式戦で通用するフォームを身につけるため、比較的安全な重量を正確にプレスする「試合用稽古の日」。
 以上の2本立てで構成されている。

 この1年間はとくに「地力強化」に重きを置いて稽古を重ねてきた。おかげで、わずかではあるが1発挙げの記録も向上したのだ。


 試合を見据えて鍛錬を積んできた限りは、稽古の成果が試合本番に反映しなくてはならない。もしも結果が出なければ、それは何かが間違っていたというコトだ。
 あれだけ激しい鍛錬を積んでおきながら「やっぱり方法が間違っていた」というのでは、あまりにもやり切れない。

 魂をも燃やし尽くすような情熱でバーベルに挑み続けた自分自身のために、とにかく自己ベストを更新したかったのである。



 こうして乾坤一擲の気合で臨んだ今回の試合を振り返ってみよう。

 最近はどこの選手権大会でもそうなのだが、ノーギアの重量級の試合は、その日の最後に行なわれるコトが多い。今回の試合もその例にもれず、最終セッションに出場するコトとなった。
 朝から気合が入り過ぎると、試合が開始される頃には精神的に疲弊してしまうコトも少なからずあるわけで、今回は出来る限りリラックスして過ごすべく努めた。

 試合時刻が近づき、ウォーム・アップを開始。

 60kg*12
 80kg*8
 100kg*6(以上、試合フォーム止めナシ)

 120kg*1

 140kg*1(以上、試合フォーム止め有り)

 以上6セット。
 最終アップの140kg挙げが、自分の試合開始10分前くらいになるように調整してアップを進めた。
 試合前に少し練習量を落としたコトもあり、懸念事項であった右肩の痛みはずいぶんと軽減されているようだ。




 まずは第1試技。 150kg 白3本 成功! 
 肩の痛みが突然ぶり返したが、1本目をクリアすると、随分と気が楽になった。さあ、つぎはいよいよ自己ベスト更新を賭けた162.5kgの試技だ。

「無理にバーベルをこじって、怪我などしないように!」セコンドに付いてくれた川口マンさんからアドバイスを戴く。


 第2試技。162.5kg。 バーを握り、じっくりとブリッジを組み、バーベルをラックから外す。

 主審の「スタート!」コールがかかる。バーベルをゆっくりと胸に降ろして静止する。うむ、イイ位置に降りたぞ。

「プレス!」コールが掛かった。
 一気に満身のチカラを込めてバーベルを押す。押す。押す・・・。ところがスティッキング・ポイントで完全に止まってしまった! 足を踏ん張り、背中にチカラを込め、さらに押す。
 少々粘ったトコロで、なんと右広背筋下部と左大臀筋がいっぺんに攣(つ)ってしまい、撃沈!
 もちろん文句なし赤3本の失敗試技だ。

 川口マンさん曰く、「少し上の方(顔側)に降りてしまったのでは?」
 自分自身ではイイ位置だと思ったのだが、微妙にズレていたのだろうか。


 残るは第3試技。

 第2試技で落とした重量を、わずか数分後に挙げ切る自信は無いし、今までやったコトも無い。ましてや第2試技でかなり粘ったゆえ体力の消耗も激しい。最悪のピンチだ・・・。

 するとそこへ川口マンさんが、センター補助を買って出てくれた。

「ラックを外すトコロからスタート・ポジションまでは、俺が140kgぶんくらいを持って移動させてみせる。そのあとはジワリとバーベルを渡すので、ケーンさんはラックからスタートポジションまでは20kgちょっとくらいしかチカラを使わなくて良いから」とまで言ってくれたのである。
 アップライト・ロウイングとベント・オーバー・ロウの中間くらいの動作であるセンター補助で140kgも挙げるのは、ふつうの人間には絶対に不可能である。だがアメフトのプロテクターのような肩と背中をもつ川口マンさんなら、きっと出来るだろう。

 ひとりの男にそこまで言ってもらっては「挙げる自信がない」だのなんだの、とても言っておれぬ。
 攣ってしまった大臀筋と痛みの残る右肩を自己マッサージでほぐしつつ、次の試技をシュミレーションだ。

 先ほどバーベルを降ろした位置がベストに思えたが、川口マンさんから顔側に寄り過ぎているように見えたのであれば、シャフト0.5本ぶんだけ腹側にずらしてみよう。
 足の置き方も、第2試技では少々外向きであったトコロを、真っ直ぐに地面を蹴りだすべく、両足が平行になるように修正してみよう。
 そして何よりも、スタートポジションまでは川口マンさんを信頼して、全てお任せしよう。


 いよいよ第3試技。

 バーをシッカリと握り、ブリッジを組んで胸を張る。ベンチ台に尻をべたりと着ける。
 既に頭上で川口マンさんもバーを握り、補助に付いてくれている。なんとこの時点で162.5kgのバーベルが、ほとんど浮いていたのにはビックリした。もの凄いチカラである。
 合図を送ると、ほんとうにジンワリとバーベルを手渡してくれた。

 スタート!

 プレス!

 ラック!

 先ほど失敗した162.5kgとは思えないほど、スムーズに挙がった! 我が事ながら信じられぬ!

 白3本の成功だ! 自己ベスト更新だ! 思わず歓喜の絶叫!!


 川口マンさんに、ひたすら感謝! 彼がいてくれなければ、この成功試技は絶対に有り得なかったと言っても過言ではない。
 昭和の少年マンガのようではあるが、まさに「友情パワーで得た勝利」である。

 改めて感謝です! ありがとうございました!



 今回の日記は長文になってしまったけれど、もう少しだけ続きます。。。

 【次回に続く】








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最終更新日  2011年10月18日 14時39分54秒 コメント(200) | コメントを書く


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