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2024.10.01
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カテゴリ: スポーツ


惜しくも三冠王は逃しましたが、打撃に関してはキャリアハイと言えるでしょう。
ちなみに選手の勝利貢献度を表す指標のWARもfWARで9.1、rWARで9.2と、以前にも書きましたが1WARを800万ドルで計算すると、打撃のみで年俸に値する成績を達成したことになります。

下記のBaseball savantというページでも、大谷選手の打撃がキャリアハイということが良くわかります。
総合的な打撃の期待値を示すxwOBAが驚異の右肩上がりで、最終版に三冠王の期待がかかるほどの成績になったことが表れています。
その他の長打力に関する項目も100か99と真っ赤です。



下記の表は、打撃に関する数々の指標がキャリアハイか、それに近いことを示しています。


30歳となった大谷選手ですが、来年はどうなることか。
Xが付く指標は、打撃結果(測定値による打球の質などを含む)に基づく期待値を表すものですが、今年の結果は下振れだったことを示しています。
例えば打率は3割1分でしたが、XBA(打率の期待値)は3割2分です。
3割2分なら三冠だったのにと思いますが、それは仕方ありません。



このように驚異的な活躍だった2024年の大谷選手のレギュラーシーズン。
しかし個人的には投手と打者のダブル規定達成を実現した2022年が、ベストだと推したいです。
秋が不調でホームランが34本で終わったのが残念ですが。
もし40本に到達していたら、それがキャリアハイと言う人ももっと多かったことでしょう。


どのような成績を残すのか楽しみです。

しかしその前にこれからはポストシーズン。
大谷選手にとっての念願の舞台です。
ワールドシリーズ制覇で歓喜する大谷選手を見たいですし、応援していきたいと思います。





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Last updated  2024.10.01 07:53:50
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