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こないだの月曜日、先日の支援学校のバザーの時に久々に会った、障害児つながりの母二人と、ランチに行ってきました^^たぶん、この3人で会うのは、3年ぶり。 Kさんちは中学部1年。Sさんちは高等部1年、うちが19歳なので、子供の年齢は、3歳ずつ違います。いろいろな話で盛り上がったけど、私が、うちのダンナがちっとも自分から動いてくれない・・・ってな話をしたら、Kさん、うんうん!!と、すっごく深く頷いていたのが爆笑でした(≧∇≦)Kさんちの会話。K母 「明日の日曜日、どこか出掛けようか」K父 「・・・どうする?」K母 「どうする?」K父 「・・・どうする?」K母 「どうする?」・・・これがずっと続いていて、ちっとも行き先が決まらないとか言っていて、よそんちの話は、笑って聞けて面白いなぁと、大爆笑してしまった(≧∇≦)自分ちのことになると、笑い事じゃないけどね( ´艸`) 子どもさん、それぞれの年代での悩みもあって、Kさんちは、中学部に入ってから、どうも学校へ行くこと自体がストレスになっていて、夜中に自傷が多いらしい。(特に、体育が嫌いで、走らされたりするのが辛いらしい)なので、高等部へ進むの、やめようかな。なんていう話もしていた(+_+)「やめて、そのあとどうするの?」と聞いたら、「どうしようかねえ・・・行くとこないし。 中卒で在宅になったりして」って、まるで他人事みたいな感じ(^_^;) 学校がストレスになるから、進学しない。今はそれが一番楽な方法かもしれないけど、いずれは、一人立ちするわけで、社会に出ると、体力ないと大変だし、集団の中で過ごす力とか、集中して頑張る力、いろんなことが必要になってくる。大変なことは多いかもしれない。でも、先生と相談して、無理のない範囲で、学校へは行った方がいいと思うよ。原点に戻って、今必要なことを考えてみてね。 その子によって合う・合わないもあるし、私からは、一般論しか言えないので、そんな話をして帰ってきましたが。まだ中1。でも、もう中1。時間はどんどん過ぎていく。うちは卒業しちゃったから、なんか中学・高等部の一番伸びた時期が懐かしく思う。身長もすごく伸びたし、思春期の不安定な部分も、すごく伸びた(ひどくなった)時期だった(苦笑)でも、写真カードを選択して、自分のやることがわかってきたり、見通しが持てるようになってきたのも、中学・高等部の頃だった。だから、学校へ行かないって、すごく勿体ない気がする。まあ、個人差もあるし、同じ自閉症でもまったくタイプの違う子が多い。(傾向としては似てるけど)だから、押しつけられないけど、いい方法が見つかるといいな・・・と思いました。 もう一人のSさんちは、高1で、今年の4月から、かえでが通っていた高等部へ、Sさんが毎日車で送迎している。「遠いよね~・・・」って、まずはその話から(^_^;) 私、通っていた当時は、無我夢中で、遠くても行ける学校があることが嬉しくて、自分でも遠距離通学が苦になることはなかった。まあ、遠いと言っても、ダンナの会社よりは近いし、私が外で仕事をしているわけではないから、充分、頑張ることはできた。でも、一旦離れてしまうと、よく走ったなあと思う。毎日、朝と夕方の2往復、忘れ物をした時や、参観がある時などは、3往復( ̄▽ ̄;)ガソリンの減りがすごくて、満タンにしても、一週間はもたなくて、4~5日で入れていた。それが今は、10日くらいは平気になったし。Sさんちの息子さん、とても能力の高い子で、自力通学も挑戦できそうだと思うのだけど、そこまでに持っていくのが大変だということもあって、「もう、めんどくさいから、車で送迎しちゃってる。 たぶんうちの子は無理だと思って^^」 たしかにねえ・・・できるようになるまで、親が付き添ったり、隠れて後を付いていったり。一人で通学できるようになっても、携帯のGPSで、場所を確認したり、家にいても、事故に遭ってないかなあ、電車に乗れたかなあとか、それはそれは、気を抜けない状態が続くわけで、めんどくさいし、大変なこと、極まりないと思う。うちの息子は、自主通学をさせたかったけど、レベル的にかなりの無理があったので、学校から少しだけ離れた場所から、歩いて行くだけだった。だから、「できる」力のある子には、ぜひ頑張ってほしいな~と、すごく思うのだけどね。これも、各家庭での取り組む姿勢の違い・・・ 振り返ると、懐かしい学校時代が輝いている振り返っても、過去は何も変わらないけど、振り返ったら、また明日を頑張れる気がしてきたよ・・・('-^*)/ 3人でたくさん喋って、楽しい時間でした。
2010年12月02日
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今日は、残っていた健康診断で、子宮がん検診を受けてきました。たぶん、これは子宮頚がんの検診ですね。 毎年、普通に受けていますが、たまたま昨日テレビで、女優の原千晶さんが、子宮がんを患ったという告白会見?をしているのを見て、甘く考えていてはいけないなぁと、怖くなってしまったので・・・とりあえず今日は、ちゃんと検診が受けられて良かったと思います。結果は、こないだ先にやったのと合わせて、後日、郵送・・・だそうです。去年の同じ時期にやったのは、視力以外、オールAでした。(たしか視力だけが悪くなっていて、要精密検査?だったか)今年も何ともないといいなぁ。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ さて、私が乗っている車(改造車ではない(笑))リコール対象車になっていて、昨日からディーラーへ出してあります。ってことで、現在は代車。同じ車種なので、運転は大丈夫なんですが、色もまったく同じで、一瞬、代車ということを忘れます(^_^;)乗ってから、あ、代車だったっけ^^って感じ。で、今朝は、健診がすぐに終わって、早く帰ることができたので、かえでを送っていくのに間に合って、その代車で送っていったんですが、色も形も同じ車。かえでは、気が付かないのか、いつものようにCDを掛けてくれと、後ろのシートから、ワイワイ言ってきます(;´Д`)CDには、かえでの好きないろんな歌が入っていて、高等部へ通っていた頃から、ずっと同じヤツを聴いています。でも、そのCDは、いつも乗っている車にそのまま入っていて、一緒にディーラーへ行っちゃったので、聴きたくても聴けないのです。てか、代車はラジオしか聴けない・・・ なんとなく、いつもの車と違うことが分かったかえでは、私に、「たいやきくん」と言って、「およげたいやきくん」を歌えと言ってきます( ̄_ ̄ i)やだなぁ・・・と思ったけど、それで安心するなら、お安いご用です。施設までは、わずか5分で着いてしまうけど、その間、歌わせていただきました( ̄▽ ̄;)久々に歌いました(笑) なんか、この歌、歌詞を深読みすると、切ない歌ですね・・・ で、施設へ迎えに行った帰り道も催促されたんですが、歌うのやめていたら、なんと!かえでが自分から歌い始めましたー!( ̄Д ̄;; エー!鼻歌みたいな感じでしたが、最初からけっこう終わりの方まで、フンフン♪と歌っていて、びっくり~ かえでが、通しで全部を歌える歌と言ったら、「おうまのおやこ」くらいで(笑)それ以外の歌を歌ったのは、初めてだと思います^^ いつもいつも、私が手を出していると、自分で何もやらなくなるっていうのは、こんな「歌を歌う」なんてことにもあるんですね♪でも、あえてこちらから「歌って」と催促すると、絶対に歌ってくれないので、ほんとに、声の掛け方とか、タイミングとか、いろんなことが、ちょうどうまくいく時、すっごく「ビンゴ!」な感じがします(^_-)☆ いろんな面で、アンバランスではあるけど、頑張ってる部分は、きっちり褒めて伸ばそう。苦手なことで、滞っている部分は、頑張ってる部分でカバーしていこう。って、なかなかうまくいかないから、どんどんバランスが悪くなっていくような気もしますが(^_^;)まあいいか(≧∇≦)
2010年11月16日
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今日は、待ちに待たない(笑)かえでの高等部卒業式。無事に卒業式が終わりました。無事に卒業できました(させてもらえました^_^;)。なんとか落ち着いて卒業式に参列できて、ホッとしました。とても、良い卒業式でした。たくさん泣いてきました(゚ーÅ)お天気は良かったけど、寒かった!そして、なんかめちゃくちゃ疲れました( ̄▽ ̄;) 先生方が、最後のお話の中で、「皆さんと出会えて良かったです。ありがとうございました」とおっしゃってくださったんですね。私たちは、こんな良い先生方とめぐり会えたお陰で、充実した学校生活が送れて、感謝の気持ちがいっぱいだけど、仕事とはいえ、障害のある子供たちを親身に面倒見てくださり、それを逆に「ありがとう」と言ってもらえるなんて、本当にありがたいです・・・ 私の友達の息子さん(健常)は、桃と同じ年で、普通高校に通ってるんだけど、「今日、かえでの卒業式だった」と、たまたまもらった電話で、私が話すと、「卒業できて良かったね。 うちの息子は、停学やら落第やらで、 ついに退学になっちゃったよ・・・ 入学したら、そこがゴールだと思って遊び呆けちゃって。 だから、卒業できるってすごいことだと思うよ。」 ・・・そうだね。ほんとに卒業できて良かったと思う。 3年間同じクラスだったダウン症のコウちゃん。心臓の病気などの合併症が多くて、小学部に2年遅れて入学したそうで、ほんとは、かえでたちより、2歳年上だったというのを、今日初めてお母さんから聞きました。つまり、もうハタチなんですね。そして、以前日記にも書いたタケちゃん。無事に退院して、2週間ほど前から学校に来ていて、今日は一緒に卒業式に出ることができました(*´▽`*)そんないろんなことがあって、今日は、卒業の喜びと切なさもひとしおでした。 卒業式のあと、謝恩会がありました。会食や、出し物(けっこうみんな芸達者!)、懐かしいビデオ、卒業生の歌、などなど盛りだくさん。その中で、お決まりの「世界にひとつだけの花」を、手話をやりながら歌ってくれたんですが、な、な、なんと、かえでもみんなと一緒に手話をやってたんです(゜д゜;)かなり正確でした。真似してやっているうちに、覚えてしまって、曲がかかると、条件反射のようにやってるだけかもしれませんが、これには泣けました(゚ーÅ)集団生活って、すごいですね。友達と一緒に、身体を揺らしながら、その輪の中にいられるだけで、幸せだなぁと感じました。最後に、よねっち先生にご挨拶をしていたら、やっぱり涙がこみ上げてきて、ズルズルしながらお礼を言っていると、よねっち先生も、ウルウルしてきて泣いてしまったんですよ^_^;それを見たかえで。先生の顔をのぞき込んで、「痛い?痛い?」ああ、せっかくいい雰囲気でお別れをしていたのに、一気に大爆笑でした(≧∇≦)先生が泣くところなんて初めて見たから、ビックリしたんだろうか?(笑) 今日は、もっともっと書きたい想いがたくさんあったんだけど、いつにも増して長くなっちゃいそうなので、簡単に終わります。って、充分長いですが(笑)まとめ。『学校』 ありがとう、そしてさようなら。 さて、大きなイベントも終わり、一段落。これで心置きなく、カウプレのパンが焼けますぞ~♪もう、今からワクワクo(^▽^)oチョコミントさん、りりさん、待っててね~~(*^ー^)ノ 皆さん、ありがとう♪
2010年03月11日
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タイトル・・・なんか、日本沈没か、人類滅亡か?って感じです(笑)明日はとうとう卒業式ということで、今日が普通に登校する最後の日になりました・・・通学の道を、こうして運転して送迎するのも最後です。お天気が悪いので、途中まで、桃も一緒に送りながら、「かえでを送る時に、こうして桃を送るのもこれが最後だねえ」なんて、しみじみ話しながら・・・でしたが、いろいろと考え事をしていたら、桃の高校のほうへ曲がる所をうっかり通り過ぎてしまい、「おいー!何やってるだ~?もうお母さんバカだら~!(`ε´)」「あ~・・・ごめんごめん!」慌てて向きを変えて、送り届けました( ̄▽ ̄;)B型って、今のことより、先のことをいつも考えているのです。だから、今に集中できないんですよwwwというわけで、ただでさえいつもより遅かったのに、更に遅れてしまいました。 実は、昨日の朝も、桃を送りながらだったので、かえでが学校へ着くのも遅くなってしまったのね。そしたら、学校の駐車場で、あの巨漢たーくんの登校と一緒になって、(たーくん、いつも来るのが遅い)駐車場は空いていたんだけど、なぜか私の隣に車を停めるたーくん母・・・なんかイヤ~な予感がするな~・・・と思っていたら、先に車を出したたーくん母、やってくれました・・・(;´Д`)ノ見事に私の車に、ガリガリガリガリーー!!!うひゃー!( ̄□ ̄;)!!!(たーくん母、初心者マーク)あとはそこで話し合って、バタバタしましたが、ひどく落ち込んでしまったたーくん母が気の毒で・・・これって、ぶつけた方が気分悪い思いをするわけで、(もちろんぶつけられた方も困るけど)気にしないでね。うちは、直してもらえればそれでいいから。って感じで、大丈夫ですから^^と何度も言って別れました。今朝は、たーくん母が早く来て待っていてくれたようで、今日で私たちと会わなくなるから、お詫びとご挨拶を、ということで、お菓子?をいただいてしまいました(;^_^Aなんか、最後になって、アクシデントがあったけど、まあ、怪我をしたわけでもないし、今日も車は普通に運転できるし、これくらいで済んで良かったと思おう。修理は、あすの夜に出します(;^_^Aう~ん、なんかたーくん親子に、いろんな意味で、やけに好かれてしまったような感じです(´□`。)それでも、けっこう通学の送迎は、遠くて大変だったなあ。でも、大きな事故もなく、3年間、無事に運転できて良かった。 そして、今日は水曜日。「花水」も、今日で最後です。かえではいつも通りに学童へ行ったけど、学校最後の日なので、私が迎えに行くことにしていたので、特に出掛けることもできず、何となく落ち着かないので、パンやお菓子も作る気になれず・・・明日に備えて、ぼさぼさの眉をカットして揃えてみたら、なんかどんどん細くなってしまって(笑)ちょっと怖い顔になりました。これで切れ長の目だったら、「姐さん」って感じです(≧∇≦) ■□■□■□■□■□ 今日が最後の日、でも、年月が経った時、今日のことを、「あの日が最後だったな」と思い出さないと思います。3人の子供たちの『卒業』を、これまで何度も経験してきて、いずれも、最後の日だからと、その時は感慨深くしみじみしていたけど、結局、今になって思い出すことはないのです(私は)。ありきたりな言い方だけど、卒業も、人生の中の通過点であって、そこが終わりではなく、そこからまた始まるわけですね。かえでにとっては、小さな室内温水プールから、大きな荒海にでていくために、やっと準備運動ができたって感じでしょうか。ここまで辿り着くまでに、息子も私たち家族も、ほんとにたくさんの方々から、支援していただきました。私自身も、このブログを通じて、たくさんの方から励まされて、なんとか頑張ってこれた気がします。お世話になった皆様に心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。なんか、もう胸がいっぱいだわ・・・(゚ーÅ)迎えの時、昇降口で待っていると、よねっち先生とかえでが出てきて、「いよいよ明日ですね。いい感じで式の練習はできてますので」と言う、よねっち先生。「ありがとうございます・・・」頭を下げた私は、そのまま声が詰まってしまって、後が続きませんでした。よねっち先生も、声が上ずってしまって、「かえでさん、明日、頑張って卒業式出ようね」と、かえでの肩をポンポンして、別れてきました。「あしたがっこう?」かえでは何回も聞くけど、明日からなんて答えれば納得するかなあ? ■□■□■□■□■□ 保健室の先生から、おなじみの、「こんなに大きくなりました」小学部1年(入学時) 身長 119cm 体重 25kg中学部1年 身長 150cm 体重 45kg高等部1年 身長 170cm 体重 55kg高等部3年(卒業時) 身長 174cm 体重 66.8kg中学に入る少し前から3年間は、めきめき背が伸びました。このころは、とても大変な時期で、私も苦しかったけど、かえではもっと辛くて苦しかったと思います。それでも身体はどんどん大きくなるって、すごいです(;^_^A実は、今年1月に68~69kgあった体重が、ここ2ヶ月で、2kgほど減っています。お風呂上りに、身体を拭くのを介助していますが、お腹回りがすこし痩せた?と感じていたけど、まさか2kgも減っているとはね・・ちょっと羨ましいけど、何で減ったのかがわからないので、心配な気もします。唇が痛くて、食べる量が減っていたせいか?でも痛がるわりには、よく食べていたけど・・・でも、大きくなりました。ほんとに立派な青年です。(身体だけは)元気に育ってくれてありがとう♪あ、ダメ・・また泣けてくるし(ノ_・。)
2010年03月10日
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一昨日の日記です。覚書も含めて、ちょこっと書いておきます^^(忙しくて、UPしてるヒマがなかった)長いし、読んでもわかんないと思うので(笑)スルーしてください(≧∇≦) *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆ 今日(4日)は、かえでの最後の個別面談でした。「個別移行支援計画」というものがあって、これまで、学校や支援センターなどで共通に理解と支援をするための資料がありましたが、それを、4月から就労する施設にも渡して、支援を移行していくわけです。その中に、「かえでさん サポートブック」と書かれた資料がありました。つまり、かえでの取り扱い説明書ですね。先日、私が書いて施設に渡したものは、ごく簡単な走り書きみたいなものですが、こちらはとても丁寧に、わかりやすく書かれています。以下は、私の覚書として、残しておきます。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 1、障害について知的障害を伴う自閉症です。・情緒的な対人関係とコミュニケーションが苦手です。・言語、非言語性コミュニケーションが苦手です。・行動や興味に限局的なところがあり、反復的、常同的です。2、言語について自分の要求を単語で伝えることができますが、特定の場合(テープ、マスク、トイレなど)に限られていることが多いです。日常よく使われる言葉であれば理解することができますが、問い掛けに言葉で答えることは難しく、解っていてもうなずいたり手を挙げたりすることはありません(分かっている場合は行動に移します)。3、行動について学校ではスケジュール(写真付き)を見て行動することができます。集団の流れに沿って行動することができます。集団からはみ出す(ジャンプしてその場を離れる)ことがありますが、名前を呼ばれれば戻ってきます。興味のあることであれば、周りの様子を見て自分からやってみようとすることができます。仕事の場面では、手本を示すことが有効です。自傷行為があります(頬やあごを叩く、指先の皮をむくなど)。快・不快に限らず、自己刺激として行っている場合が多く、早めに注意しないとエスカレートしてしまうことがあります。優しい表情と口調で、「痛いね」「大事だね」とかえでさんの気持ちに共感しつつ、今やるべきことを促すと、一旦は気持ちの切り替えができます。また落ち着くために「あぁ~」という声を出します(声の響きが自己刺激になっています)。食事は、好き嫌いはありますが、出されたものはすべて食べます。基本的に早食いですが、嫌いなものの時には食べるのが遅くなります。食べこぼしが多く、こぼしたものを食べてしまうことがあります。排泄は一人でできますが、学校ではスケジュールに組み込み、トイレに行くことを示しています。また必要に応じて促せば一人で行くことができます(行きたくない時は「終わり」と言って拒否します)。休み時間には、机の上に防災頭巾を敷き、その上に頭を乗せて、給食袋などの紐を指に巻きつけた状態で休んでいます。(あぁ~という声も出ています)。※頭、脇、指などに物(手やひもなど何でも)を乗せたりはさんだり、巻きつけたりすることで安心感を得られるようです。高等部に入学した頃は、タオルを蕪って生活していた時期もありました。また手つなぎや頭に手を置くことを要求することがあります。要求をすべて拒否してしまうと不安定になることがありますが、応じすぎてもこだわりがエスカレートする傾向があるので、調整が必要です。4、きらいなこと、苦手なこときつい表情で注されることが苦手なため、注意する際は穏やかな表情と口調で行う必要があります。また、ほかの人が注意されている場面では、それが気になり、注意している人に対して向かっていくことがあります。その時は、「かえでさんじゃないよ」とやさしい表情で伝えると活動に戻ることができます。かえでさん以上に騒がしい人も苦手です。他の人がパニック状態になった場合は、場所を移すことで活動に戻ることができます。かえでさんが影響を受けて不安定になることも考えられるため、早めに場所を移ることができるとありがたいです。あっさりとした関わりを好むので、しつこくうるさくされることは嫌がります。5、作業場面での支援ブリジストンや缶つぶしなどかえでさんにとってわかりやすい作業は、やるべきことはやろうという意識があるため、自分のペースで取り組むことができます。時に手を止めていても、自分でまたやり始めます。長い時間手を止めていているときには、「やります」「お願いします」と、一言声をかければ始められます。指示は短い言葉で伝え、実際に手本を示していただけると、かえでさんが理解するのに有効です。そして、指示通りできているか、しばらく見届けていただけるとありがたいです。6、不調のとき時々泣けてしまうことがあります。フラッシュバックなのか原因がわからないときがほとんどです。涙をハンカチで拭うように促したり、「大丈夫だよ」と言葉を掛けたりして、様子を見てください。作業中の場合、泣いていても、作業を続けることはできます(他の方の迷惑になる場合は、場所を移して 落ち着くのを待っていただけるとありがたいです) ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ここまで、かえでなりの「生きる力」をつけていただけた学校生活。ほんとにありがたく思います。生まれてから、今日まで、いろんなことを少しずつ解決しながら、やっとこういう状態になってきたこと。まだまだ問題はすごくたくさんあるけど、支援しだいで、なんとか頑張って「地球」の生き方に合わせられるようになれること。4月から通う施設の職員さんに、それを知ってもらいたい。自閉症って、見た目、楽な子もあるけど、ほんとは、すごく大変で困難な障害で、どの子も、様々な苦労をしてきて、大きくなっている。今の状態だけで、「良い」「悪い」を判断しないで、その子その子の「歴史」も一緒に見てほしい。なんか、そんなことを思ったのでした。すみませんうまくまとめられないので、ダラダラです( ̄▽ ̄;)
2010年03月06日
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明日は土曜日だけど、支援学校では作品の展示即売会があるので、かえでは通常日課で、学校へ行きます。保護者向けの販売は、11時からってことで、明日は、学校まで3往復することになる・・・(+_+)これ、けっこうキツイです(;´Д`)ノ『土曜日が学校』という一週間は、どうしても見通しがつきにくくなり、昨日あたりから、週末の予定を、何度も何度も確認してきます。(かなりしつこい^_^;)知的に重度ではあるけど、一週間の見通しを、かえでなりにちゃんと持てていることが、改めてわかった感じがしました。明日の即売会のために、ここ2週間ほど、ずっと集中作業でしたが、この頃の連絡ノートを見ると・・・連日の作業で、飽きてきている感じがしますが、ちゃんと自分で道具を準備して、根気強く取り組めています。今日は、メガネケースのスタンピングが多く、面積が広いので、大変だったと思いますが、よく頑張りました。コインケースとカードケースが、まだ目標数に達していないので、明日、かえでさんにお願いする予定です。大変調子よく取り組むことができました。製品がかなり出来上がっているので、それが入っているカゴを見せると、ニコニコしていました。かえでさんの細かいスタンピングも、2段階で打つことで、より素敵なデザインになっています。 今日は最後のスタンピング作業の日でした。ほっぺの上の方を叩くことがありましたが、途中からは落ち着き、最後まで正確にスタンピングできました。細かい刻印を、規則的にきれいに打てるので、かえでさんがいてくれて、工芸班は本当によかったです。そんな感じで、かえでなりに頑張っている様子がわかり、卒業を目の前にして、3年間の頑張りが形になったような感じがしました。なんか、鼻の奥がツーン・・・です (゚ーÅ)ウルウルまあ、いろいろと思うことはたくさんあるけど、なんとかなるさ^^なんとかするさ^^ってな気分になってきたのが嬉しい♪「とんとんとん♪」(スタンピングする時の音)も、明日で終わっちゃうね・・明日は、かえでが手掛けた作品、たくさん買うでね~(^_-)☆ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇さて明日は、学校が終わったら、かえでは寮へいつものお泊り。私は、桃が小学校の時の元PTA役員の飲み会なのだ(*^ー^)ノ役員をやってから、6年くらい経つけど、いまだに年に3~4回、飲み会をやってます。すごい。もう何の集まりなのかも、よくわかんないような感じですが(笑) 「明日、夕食のあと、お米をといでおいてくれる?5合でいいよ」と、林檎に頼むと、「ちっ・・うるせーな」 ←小声で言う「はあ?何か言った?」「・・・反省してまーす」ああ、こういう悪い例、真似しちゃいけませんね。ってか、我が家の「今月」の流行語大賞かも(≧∇≦)
2010年02月19日
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さあ、今日も元気に頑張るぞー!( ´ ▽ ` )ノちょっと寝坊はしたけど(毎度のことです^_^;)無事に桃のお弁当を作り、かえでの支度も順調にできて、張り切って玄関を出て、車に乗り込み、エンジンを掛けて出発~(*^ー^)ノ入れっぱなしだったCDが鳴り出します。 まぁいにちー まぁいにちー ぼくらは 鉄板のぉ~ 上で焼かれて いやになっちゃうよ~・・・♪ああ、なんてさげさげな歌詞なんでしょう。思いっきりテンション下がりますね・・・(;´Д`)ノ今週は、お天気がスッキリしなくて、今日も雨が降ったり止んだり。おまけに寒いし。お天気病みなので、頭痛がします。でも、鎮痛剤を飲むほどではなさそう^^ ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲ 最近、少しだけ、かえでのくちびるの炎症が良くなってきたようで、お味噌汁を飲む時に、沁みて痛がっていたのが、痛がらずに、全部しっかりと飲めるようになってきました(*´▽`*)傷は、しっかり見せてくれないので、よくわかりませんが、それでも以前よりは、きれいになってきている気がします。抗生物質を飲んでいるせいか、ニキビまできれいになっていて、顔が白くなっています。日曜日に床屋さんへ行って、シェービングもしてもらい、さらに色白になったような・・・よだれが出たり、ガーゼマスクが手放せないこだわりになっているのは、今の状況では仕方ないので、とにかく、傷が良くなるように・・・今は、それが一番の願いかな。お味噌汁が飲めた!ってだけで、私の気持ちも、だいぶ楽になってきました(^_-)☆ かえでが、学校を卒業するのがつらい。学校生活が終わってしまうのがイヤだ。私は、この先の何を不安がっているのでしょうか。逆に、今の何に安心しているのでしょうか。今の学校生活は、安心して任せられる先生がいる。そういう環境がある。支援学校の先生は(うちの高等部では)一人で4人の生徒を見てくださっています。(15人の生徒を4人の先生で見ている)それも、軽度の子と重度の子を組み合わせて、バランスよく割り振ってあります。よねっち先生は、ほとんどかえでに付きっ切りになっていると思うので、私も、よねっち先生に、絶対の信頼を置いているし、この2年間で、よねっち先生&かえでの長身コンビ(笑)は、どこでも有名になっているくらいです( ̄▽ ̄;)そして、連絡ノートに書いたことは、高等部の学年主任や主事、進路課長、保健室の先生などの、すべての主な先生が、ちゃんと目を通してくださっていて、何かあったとき、電話をすれば、すぐに対応してくれる。かえでがパニックを起こしても、それなりにしっかり対応してもらえて、次に引きずることは、ほとんどない。そんな絶妙な連携ができている支援学校って、すごいと思います。だから、安心してかえでを通わせられる。じゃ、卒後に通う予定の施設はどうか・・・これは、3回の実習にずっと付き添って、中をしっかり見れた事は、あの時は物理的に大変だったけど、逆にとてもラッキーだったと、今は思っています。施設の現状を見て、かえでが不安になりそうな部分がたくさんありました。職員の態度や言葉遣い。作業のやり方、内容、体制・・・現状を見たから、私は不安になっている。だったら、それをかえでに合うように、変えていけばいい。とはいっても、大きな組織を、たった一人の新卒者のために変えてくれ!とは言えないので、やんわりと、私が自ら意識改革すればいいのだ!なんてね・・・できるわけないじゃんねえ( ̄▽ ̄;)でもね、やりたいと思ってる。かえでも夫も、私の「愛」で変わったのです。大げさだけど( ´艸`)だから、時間は掛かっても、なるべくたくさん足を運んで、じっくり職員さんの意識を、障害者向けに変えていきたい。こないだも書いたけど、利用者さんに対する「障害」の意識が薄い。扱いを知らない。上から目線。笑顔がない、など・・・こういうことを、少しでも和らげて、利用者さんが「ここへ来たら楽しい♪」と思えるような施設にできれば・・・なんてね・・・やっぱり無理か(;^_^A私一人では無理かもしれないけど、ほかの保護者さんを誘って、ひとつ頑張ってみたいと思ってます^^ちょっと今日は、前向きな気分♪
2010年02月16日
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かえでの支援学校の「チャレンジカップ」を見に行ってきました。午前中は、バスケットボール。やることがわかっているので、シュート大会では、みんなと一緒に、ゴールをめがけて、シュートをどんどん打っていきます。なんか、うれしいですね。積み重ねって大事だなぁと、しみじみ感じました。午後は、徒競走などのトラック競技などなどです。風が冷たくて、見ているのも大変でしたが、かえでは、50m走に出まして、いつどのコースを走るのか、全然わからないもんだから、あれ?あれ?と思っていたら、いきなり目の前を走ってきてしまい、あわてて写真を撮りました(;^_^Aなんか、周りに誰もいなくて、一人きりで走ってるみたいですが(笑)実は、ダントツで一位だったんですよv きっと、もっと本気出したら、たった50mだけじゃなくて、200m走なんかにも出してもらえたかも。知的に重度な子は、みんな50mでした。ちょっと残念・・・( ̄▽ ̄;)くちびるの痛みもあるし、あまり乗り気じゃないだろうなあ・・と、期待してなかったんだけど、ここでも、毎年の積み重ねが、活きていましたね(≧∇≦)飄々と走る姿が、健気で可愛くて、またまた泣けそうでした(゚ーÅ)今日は、あまりにも砂埃がひどくて、髪がバリバリになっちゃいました(;´Д`)ノ ●○●○●○●○●○ということで、またまた心理テストです♪これ、やってみてください^^ ↓ どれか一本握ってみて^^あまり深く考えずに、直感的にね('-^*)/。相手が握った指で、自分をどう思っているか、わかるんだって(*´▽`*)ということで、回答は明日(^_-)☆
2010年02月05日
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1ヶ月くらい前から、かえでの自傷がひどくなってきてしまいました。今までは、おでこの横のあたりをコンコンしていたけど、今度は、あごの横のほうを叩くようになってしまって、それに加えて、唇の内側も噛んでしまったりするので、口から下が腫れてる・・・あごの周りも、内出血して、すごい色になってる・・・(´□`。)ちょうどインフルに罹った頃からで、かなりのストレスがあったことがわかるのだけど、どうしてやることもできずに、時間だけが過ぎていき、かえでも自分で収める方法が見つからず、自分で自分を痛めつけることを、繰り返しています(ToT)それでも、特に大荒れになることもないので、何となく落ち着いているようには見えています・・3学期が始まって、学校での流れは、ほとんど変わってないので、すぐに元通りになるだろうとは思ってますが。それはこちら側の勝手な憶測であって、本人にしてみたら、なんとなく合わせてはいるものの、やっぱりその中で、とてもストレスを感じているんだろうなあ・・と思われます。2月に入ったら、またあの施設への実習があります。今度は、付き添いなしで一人で行くことになります。大丈夫かしら・・・またさらにストレスになってしまうかもしれないけど、とにかく今を大事に、一日一日をしっかりと過ごすことしか方法がありません。この一ヶ月、かえでと一緒に過ごす時間が多くて、でも、何もしてあげられないもんだから、とても申し訳なくて、けっこう凹んでました。ほんとなら日記に書いて、「聞いて聞いて!」と、愚痴も吐き出したかったんだけど・・。書くのがイヤで、下書きしては消して、別の話題にしてしまったり・・^_^;学校でも、やっぱり自傷は多いようで、連絡ノートも、「少しでも見通しがつきやすくなるように、支援していきます」それくらいしか、書けないだろうなあ・・って感じでした。作業の時間も、通常通りに始まりました。来月下旬に、作品の展示即売会があるので、それに向けて、また「とんとんとん♪」の革工芸を頑張っています。その、作業ファイルに書かれていた先生からの言葉。1月8日今年初めての作業でしたが、順調に進めることができました。薄い革に小さな刻印を打つ時は、力が強いと穴が開いてしまうのですが、「そーっと、穴が開かないように」と、言葉を掛けると、気をつけて打っていました。アドバイスを守って作業する姿に、ちょっと感動でした。次の作業の時間には、1月12日いろいろな製品のスタンピング(刻印)を、調子良く行うことができました。「そーっと」の言葉掛けも守って頑張っています。『これは“そーっと”と言われるかな?』と、気にしながら取り組んでいますよ。などと書かれていました^^これを読んだら、かえでなりに頑張っているんだな・・と、ちょっと嬉しくなって、私が凹んでいてはいけないじゃん!と、元気が出てきた。そして昨日(14日)、たぶん今年度最後になる参観懇談会がありまして、とんとんとん♪ではない、別の委託作業の様子を見てきました。いつもなら、かえでの奇声や大声が聞こえてきたりして、なんとも申し訳ない気分で見に行くのですが、さすが3年生!参観でいつもと雰囲気が違っていても、私がいるのがわかっても、周りの子が落ち着かなくて、けっこう騒がしい中でも、自分の仕事を黙々とこなしています。時々、あごの辺りを叩いたりして、気にある動作はあるものの、前の衝立に掛けてある、自分のスケジュールをしっかり見て、やるべき仕事を一つずつ片付けて、全部で10数種類の作業を、順調に仕上げていました。 これも、一年生の時から積み重ねてきたことが、こうして強い力になってきたのだと思いたい・・(*´▽`*)家にいると、誰かの手を「ぎゅ」と言って、ずっと握っているけど、学校では、誰にも頼らず頑張ってるんだろうね。きっと、ものすごく不安で、自分で自分を痛めつけては、自分はここにいるんだと、自分に言い聞かせているのかも。 なんかさぁ、泣けてきちゃうよ。ほんとにもう・・・
2010年01月14日
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今日は、かえでの支援学校の文化祭。これも最後の文化祭になるかと思うと、またまたセンチメンタルになってしまうので、あまり深く考えずに出かけることにしました(^o^;)今日はかえでを送ったら、そのままずっと一緒に学校にいるつもりで、家を出る前に、洗濯物を干し終えて、今日は寮へお泊りの日だから、泊りの荷物も持って行かなくちゃならない。なので、いつもより早く起きて、お弁当を作ってアレしてコレして・・・と、計画を立てていたんだけど。ははは・・・寝坊しました( ̄▽ ̄;)とりあえず、お弁当は作ったので、おじいちゃんにかえでを送ってもらおうと思ったら、今日は8時から、グランドゴルフの大会があるそうで、すでにやる気満々で準備しています(;´Д`)仕方ないので、私がかえでを送り、また家に戻ってきて、洗濯物を干して、荷作りして、また学校へ車を走らせます。時間が遅かったので、いつも送迎の時に停めるは(>_<)交通整理の先生が、○○小学校へ停めてくれ、と指示してくれます。うわ~・・・遠いじゃんまあ、今日はウォーキングができないから、ちょうどいいか(^o^;)というわけで、文化祭は例年通りに普通に進行し、午前中は、かえでも工芸班の実演コーナーで、あの「とんとんとん♪」を、リズミカルに披露していて、ちょうど、かえでを知っている方が観に来てくださっていて、すごいね~!と褒めていただきました(*´∇`*)午後には、作業作品の即売会と、バザーです。パンを作れなかったのが、やっぱり寂しかったなあ。でもほんとに余裕がなかったので、すっぱり諦めたつもりだったけど、少しだけでも出せばよかったかも?なんて、グズグズ考えてました・・・ 午後のバザーのあとは、下校時間まで少し時間があったので、先日、リンクしてくださっている母2004さまからいただいた、特別情報(笑)を元に、支援学校から車で10分くらいのところにある、某ショッピングセンターまで走って、これを↓ゲットしてきました~(*´∇`*) 普通にラテだけの5本セットを買ったら、198円。カップが付いても、198円♪へへへ~。これってお得じゃないですか~?(≧∇≦)焦がしキャラメルラッテのカップセットがほしかったけど、なかったので、この2つを購入♪こんなに寒い日は、温めてくれる人もいないので、とろけるショコラッテで、ひとり温まりましょう( ̄▽ ̄;) かえでを寮へ送り、なんかいっぱい忘れ物があったので、また家へ取りに戻ったりして、買い物して帰宅すると、ドドドーッと疲れが・・・もう、肩も首もガチガチになってます(>_<)昨日書いたように、視力のバランスが悪いせいで疲れるのかな。それと、ストレス。では、ガチガチな肩から上を柔らかくするために、頭の体操。はい、なぞなぞです♪って、よけいに力が入って硬くなりそう?ってか、私が硬くなってるのに、人に出題して解かせるっておかしいら~(^o^;)では行きます。カツオくんと、ワカメちゃんと、タラちゃんが、3人でデジカメを買いにお店に行きました。あちこち見ていると、店員さんが来て、ワカメちゃんばかりに声を掛けて、商品を勧めます。なんで、ワカメちゃんばかりに声を掛けるのでしょう?わかった方には、何かお贈りしたいと思います^^私からささやかな愛を。あ、コメント欄に書いたら、わかっちゃうじゃんねえ。どうするべー?
2009年11月21日
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来週の土曜日(21日)は、かえでの通う特別支援学校の文化祭です。とうとう学校生活も、残り4ヶ月となってまいりまして、文化祭も、これまでの作業の集大成という感じです。先月の校内実習・現場実習が終わってからは、文化祭に向けて、作品作りのために、それぞれの作業班で、集中作業に入っています。かえでは、あの「とんとんとん♪」の革工芸班で、毎日頑張っているのだ。一昨日は、木づちで手を叩いてしまったらしく、「ふぇ~ん」と、泣いてしまったとか(^o^;)(たぶん、よそ見していた)で、その叩いた手の甲に、こないだから、かさぶたができているところがあって、手を叩いたことがきっかけで、忘れかけていたかさぶたが気になり始めました。 ☆昨日の連絡帳(よねっち先生)より今日は、朝に教室で会うと、「テープ」と言ってきました。(血が出ると「絆創膏を貼ってほしい」のことを「テープ」と言う)「テープないよ」と答えると、(「ない」と言うと、自分でも気をつけてかさぶたを剥がさなくなる)「ほけんしつ」と、自分で言い、保健室へ向かいました。保健室で、先生に、「どうしたの?」と何回か聞かれると、早口で、「テープお願いします」と、答えました。「どこ?」と、これも何回か聞かれると、「ここ」と、指差しで伝えることができました。聞かれたことに対して、即答はできないものの、それでも自分で考えて、的確な言葉で答えることができて、朝から驚きでした。その後は、かさぶたのことを気にせずに、気持ちよく生活できています。昨晩のご家庭での出来事(※)や、今日の工芸班での様子(*)など、いろんな場面で、切り替えができていますね。それが落ち着いて過ごせる要因の一つではないでしょうか。来週の土曜日には、『○○まつり』があり、一日長くなります。週末はゆっくり休んで、来週も作業を頑張ってほしいと思います。(※)昨晩の出来事とは、ふりかけが少なくなってきたので、新しいのを要求されたが、使い切ってから買うことを約束した。しばらくグズグズ怒っていたが、ちゃんと使い切ったので、新しいのを出すと、すごく嬉しそうで、ご機嫌良くなった・・・という、実に低レベルな出来事を、連絡ノートに書いたのじゃった(^o^;)(*)今日の工芸班の様子とは、作業時間の前半に、文化祭当日のスケジュールについての話があった。話が長かったため、少し機嫌が悪くなり泣き始めたが、作業に入り、道具の準備が終わると切り替えて、冷静に作業に向かっていた。という、こちらも「さすが息子(-_-;)」な出来事があったのじゃった(^o^;)それほど、劇的に何かが変わっているわけではないけど、いろんな場面で、「ちゃんとわかってるじゃん」「上手になったじゃん」というような部分を、少しずつ見せてくれる感じがします。とにかく、かえでにとって「学校」とは、かえで本人のありのままを、温かく受け入れてくれて、配慮してくれて、うまく生活が回っていけるような工夫がされた最良な場所であるわけです。先生方も、ほんとに細かくご指導してくださり、ありがたいなぁと、毎日感謝感謝の気持ちでいっぱい・・・これが卒業後、当然ながら「学校」は一気に無くなって、どうなっちゃうんだろう?と思うと、う~~~ん・・・「心配」だなんて言葉だけでは済ませられないくらい、超心配ではありますが。起こってもいない先のことを心配して、まだ何もない状態のときに、心配の種を掻き集めて悩むことでもないかもしれないけど、やっぱり不安だなあ・・・(;´Д`)文化祭が終わると、例の「実習評価票」もできてくるらしいので、まあ、それから悩めばいいか( ̄▽ ̄;)また私も、PTAバザーに「パン屋さん」を出店する予定なので、とりあえず、そっちに集中したいと思います。さて、どんなパンを焼こうか^^それを考えて、ちょっとワクワクしようo(^▽^)o悩むのは、後回しでいいら~(笑)というわけで、いつも長々と書いてすみません。まとめます。☆ かえでが上手に切り替えできることが増えて偉かったね。☆ 言葉で伝えたり、指差しできたりがすごかった。ウソみたい♪☆ 今は良い感じで過ごせているけど、卒後が怖い。☆ でも今は、とりあえず目の前のことをこなしていこう。☆ バザーに出すパンは何を作ろうかなあ~♪っていう話でした。 現場実習の時に行った散歩の途中で、立ち寄った公園にて。 でかい図体で、サルのようにスルスルと登って、気持ち良さそうでした( ̄w ̄)ウッキー♪
2009年11月14日
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あちゃ~!日記を書く画面が、いつの間にか変わってるじゃん( ̄□ ̄;)!!間違えて違う教室に入ってしまった、夏休みボケのひとコマのような気分です(笑)2学期が始まって3日目。今日もまあまあ良い天気^^かえでを送り届けて、帰宅してから、洗濯洗濯!お掃除お掃除!午前中は、あちこち片付けました。明日、ピアノの調律の人が来るので、特に居間は念入りにね(笑)午後に林檎が大学へ行くそうなので、12:45頃、駅まで送ります。携帯電話を充電していたので、そのまま置いて出掛けました。でも、そういう時に限って、大事な電話が来るものなんですよね~・・・(;´Д`)別の用事を済ませて、13:30頃に帰宅すると、おじいちゃんが慌てて言うことに、「今、かえでの学校の先生から電話があった。 出掛けてるから携帯に掛けてほしいと言って切ったけど、 お前の携帯が台所で鳴ってたぞ。 早く帰ってこんかと思って、ハラハラして待ってた」びっくりして携帯を見ると、4回も着信があり、よねっち先生から伝言が入っている・・・( ̄□ ̄;)!!「すぐに学校へお電話ください」もう学校から電話っていったら、熱発したとか、怪我をしたとか、悪いことしか思い浮かばない・・・(-_-;)おまけに新型インフルのこともあるし、まさかね・・・(+_+)ドキドキしながら、すぐに学校へ電話をすると、かえでが給食を食べた後、「いたた・・・」と言って、お腹を押さえて痛そうにしていて、眉間にしわを寄せて、歩く時も前かがみになっていた。おヘソのまわりを押さえてみたら、どうも張っているような感じだが、便秘はしてないですか?保健室で横になっているので、また様子を見て連絡します。という話でした・・・お腹が痛いのは心配だけど、特にひどく便秘もしていないし、時々「いたた」ということはよくあって、その後はすぐに治ることも多いので、たぶん今回もそんな感じなのでは?と、勝手に判断をしました。だんだんと良くなってきたのか、その後は連絡がなかったので、通常通りの下校時間に、早番の夫が迎えに寄ってくれて、無事に帰宅・・・その後、先生がまた電話を下さって、なんかかえでは、夏休みにやっぱり太ってしまったのか、作業服のズボンがパツパツになっちゃっていて、それが食い込んで痛がっているのかと思うくらいだった・・・って言うの(´□`。)どうしても食べる量が増えちゃっていたから、体重も増えてるだろうなあとは思ったけど、あと半年で卒業だっていうのに、また作業服を買い換えないと・・・(;´Д`)トホホそして、トイレに行ったかえでは、ウ○チをたっぷりしてくれて、またまた元気いっぱいになりました( ̄▽ ̄;)混乱しないで2学期がスタートできたと思っていたけど、「夏休み」から「学校」への切り替え時は、目に見えない緊張があるのかも?と感じました。その後も、特別変わったことはなく、いつもどおりに過ごしています。私の従兄弟(同い年のてっちゃん)は、赤ちゃんの時、仮死状態で生まれてきて、40数年ずっと車椅子の生活です。そのてっちゃんが、4~5日前、やっぱり急にお腹の痛みを訴えて、すぐに病院でいろいろ検査してもらって、結局手術になってしまいました。てっちゃんは、コミュニケーションはとれるけど、言葉がちゃんと喋れなくて、「あ~あ~う~う~」って感じだし、普通の健康体ではないので、検査にも時間がかかって、いろいろと大変だったらしいのね。そのことがあったもんだから、今日の学校からの腹痛の電話は、ほんとにドキッとしちゃったんです。かえでなんて、ちょっと病院へ行くだけでも、あれこれ心配しながら行かなきゃならないんだから、病院で検査したり入院したり、ましてや手術なんてことになったら、超超超大変だろうな~・・・(iДi)考えるとゾッとします(>_<)普段、健康でいられることが、ものすごくありがたいと感じました。そして、自分の痛みを訴える方法があって、ほんとに良かったと思います。(かなり大きくなってから「いたた」と言えるようになった)今日は○○があるから、仮病を使ってサボっちゃえ~♪なんていう悪知恵はまったく働かないので、「いたた・・」と言ったら、どこかが痛いのは間違いなく、それだけでも伝えられるようになってくれて、ほんとに助かる。でも、そこから更に突っ込んで、どこがどんなふうに痛いかってことまでは全然言えないので、そこからは母の勘で探るしかないのですが、私も常にかえでの健康状態を把握できて、具合が悪い時はすぐに対応できるように、いつも心の準備は必要ですね(^o^;)かえでの訴えをうまく引き出すには、かえでが発しやすい言葉を言うための、こちらの質問の仕方もうまくやる必要があるし、(ただのオウム返しにならないようにうまく聞き出す)そのタイミングもあるし、そういった絶妙なやり取りができるのは、たぶん私しかいないと思うので、私自身も、健康に気をつけていなくては、と思ったのでした(^_-)☆ウ○チしてすっきりしたから、こんな絵が描けました(*´∇`*) ミッキーマウス(「ミッキー描いて」と言ったら描いてくれた) 不気味だけど可愛い。 ねこ(たぶん) 本人は「いぬ」と言ってる。
2009年09月03日
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全国各地のブログを拝見させていただいていると、すでに夏休みに突入した学校がたくさんあるようですが、かえでが通っている支援学校は、27日が終業式。まだ来週もめいっぱい学校です。ということで、今週は参観週間でした。まだ、まったくの平常授業です。週の前半が忙しかったので、昨日の最終の金曜日に参観してきました^^昨日は、夫の会社が休みだったので(ズレた3連休)、一緒に行ってきました。かえでの通う支援学校の高等部では、「自主生産作業」と「委託作業」があって、生徒は両方やっているんですが、「自主・・」の方は、主に文化祭などで売るような作品に仕上げるもので、陶芸とか織物とか、農耕、木工、工芸、縫製、紙加工・・などがあります。「委託・・」は、割り箸をつめたり、部品のバリ取りなど、企業などからの委託されて行う作業です。実にたくさんの作業班の中で、生徒がじっくり取り組んで、とてもよい作品ができています(*´∇`*)かえでは、1,2年生の時には織物班でしたが、3年になって工芸班になりました。牛革を使って、小物を作る作業です。かえでが担当しているのは、革の周囲をかがるための穴あけと、模様をつけるスタンピング。見に行った時は、ちょうどスタンピングをしていました。たくさんの模様をつけるための刻印があります。 実際には、↑この4倍くらいの種類の刻印がありました。最近は、お気に入りの刻印ができたらしく、なかなか職人のようにこだわっているのが笑えます( ̄▽ ̄;)先生が小さく印をつけておいてくださった箇所に、スタンピングします。 リズムよく、金槌で叩いて模様を付けていました。手を叩きそうで、見ていて怖かったんだけど、全然平気で、かなり早く上手にできていたのには驚きました!奥に写っているのがスケジュール表で、ひとつ終わると写真カードを裏返していき、どこまでやったら終わりか、など、見通しが持ちやすいようになっています。スタンピングされた革は、染めの作業をしている子に渡ります。きれいに染められた生地に、周りをかがるための穴をあけます。 穴の開いた型に合わせて、かなづちで叩いて生地に穴を開けていきます。けっこう手早くできていて、ほんとにこういうことは器用に出来るのがありがたいと感じました。穴あけ作業が終わると、こんな感じで生地の出来上がり。 この後、周りをかがる担当の子がいて、作品に仕上がります(*´∇`*) 文化祭でも、革工芸の作品は人気で、毎年なかなか買えないんです。でも、今回の参観週間には、少しだけ販売もしてくれて、この↑コインケースとストラップを購入♪両方とも、かえでのスタンピングだそうです。歪んでいるところもあったけど、染めるとまた風情が出て良いそうで・・・(笑)夫も、かえでの作業の様子を見て、ひたすら感激していました。一緒に見に行けて(半ば強引に連れて行って(^o^;))良かったですわ( ̄▽ ̄;)ここの作業班の先生は、のんびりおっとり型。細かく注意するタイプではなく、気長に見守ってくださる先生なので、作業班自体の雰囲気がとても良い。かえでがスタンピングする印を、前もってつけておくのも、「かえでくんが、とても上手に楽しそうにやってくれるし、 私もそれを想像すると嬉しくて、張り切っちゃいます♪」なんておっしゃってくれて・・・(゚ーÅ)ああ、先生ありがとうございます<m(__)m>何度もお礼を言って帰りました。1,2年の時は、一日のスケジュールを説明するのに、自主生産作業がある日は、「糸を巻く」という意味で、「まいてまいて」(手巻き寿司か~?(笑))という言葉で、「今日は織物作業がある」という見通しをつけていたけど、3年になってから、工芸班のことを、何て言って説明しようかと思っていると、自分から「とんとんとん」と、言い始めました。スタンピングや穴あけ作業を、自分なりに「トントントン」という擬音語で表現してきたのには笑えました。かえでは、作業するのが手早いのはいいけど、仕事があればどんどんやりたくて、仕事が出来るからと言って、次から次へと渡していくと、気持ちだけが先走りになり、さらに早くなってしまって、結局、雑な仕事になってしまいます。速さや量ではなく、丁寧さや正確さが求められる仕事なので、2~3個続けたら、10分休憩を入れて、ちょっと気持ちを落ち着かせてから、また次の作業へ・・と、先生が考えてくださっていることも、ありがたかったです。「待つこと」があんなに苦手だったのに、10分(意外と長いですよね)の休憩も、タイマーを置いて静かに待っていられる姿は、さすが3年生!学校での落ち着きぶりが、すごく嬉しかった。おまけに、暑い中、汗びっしょりで、時々ハンカチで汗を拭いながら。こうして、作業を通じていろんなことを勉強していくのね。そんなわけで、工芸班になって3ヶ月。その間、現場実習もあったりしたので、実質的は関わる時間は少なかったけど、私が思うには、『大変よくできました』の域でした(o^-')b
2009年07月18日
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先週までの現場実習やら、お茶刈りやら、ほんっとにヘトヘトだった私(しつこい)今週は、その脱力感でボケーッとしちゃってる感じです。燃え尽き症候群かしら?なんか身体も疲れてるし、やる気も起きない。それでも、今日は支援学校で大事な勉強会があったので、お話を聴いてきました^^『幼少期から成人期における自閉症のつまずき』うちの支援学校に勤務されている、「自閉症スペクトラムコーディネーター」の先生の講話です。昨年、同じ先生が『働く大人になった自閉症』という講話をされて、私もすごく刺激を受けて帰ってきましたが、それは「成功例」でした。私は「失敗例」も聞きたいと思っていましたが、他にもそう思った方がたくさんいたようで、その要望に応えるような今回の講話でした。「失敗例」というと、あはは^^と笑って済ませられそうですが、「失敗」というより、「残念」といった方が良さそうなお話です。「残念」の方が、ダメージが大きい感じがしますね(-_-;)人生にはいろんな「つまずき」があり、それに気付くことが大事。特に自閉症の子にとっては、小さなつまずきがずっと尾を引いて、大きな「残念」になることが多い。だから、親が早くそのつまずきに気付いてあげてほしい・・というお話でした。先日、相談にのってくださいというコメントを下さった、サンサンさんのお友達のお母さんのように、我が子の障害に気付かない、気付いても放っておく人、もあります。気付いても放っておくなんて、虐待と同じだと思います。つまずいていることに気付いても、そのつまずきが、自閉症の子にとってどんな苦しさなのか、その理解ができずにいる場合もあります。こんなこと簡単♪っていうことが、できない、わからないというのが自閉症の世界。私は、かえでの苦しみを理解してあげられているんだろうか?今の生活、ただ流されているだけの部分もあるけど、本人が大人しいからそれで良いと思っていることも、たぶんたくさんあるだろうしね。自閉症の子たちが苦手とする、社会的なコミュニケーション力や、社会的な想像力など、とにかく少しずつ育てるしかない大変さはあるけど・・・自閉的な部分を「個性」だと思いたい反面、「自閉症」というのは、ほんとに大きく大変な障害であることを、まずしっかりと理解していかなくては。と感じました。いろんな事例を出して、2時間以上お話してくださったけど、終わったら、何だかとても疲れてしまいました。でも、ここからまた新しい気持ちで進まないといけないですね。夫にも聴いてもらいたかった講話でした( ̄▽ ̄;)帰宅すると、「○○自動車学校ですが~」と、市内の自動車学校のセールスの人が来ました。なので、「あ、うちの娘は去年の夏に免許取りましたよ~」と言うと、「あ・・そうでしたか・・・」と、ちょっとポカンとしたような顔で帰っていきました。(゚O゚;アッ!もしかしてあのセールス、かえで宛てに来たのかも?だってもう18歳だし、高3だから取ろうと思えばいつでもOKなわけだしねえ・・かえでは、普通の高3男子とは別世界のように感じていたけど、同じ高3なんだよね。なんか複雑な気分でした。↑私が「気付いて」いなかった。わはは。虐待かも?( ´艸`)それにしても、確認もせずに帰るセールスマン。ちょっとダメだら~!これから、あちこちの自動車学校から何度も来るんだろうなあ(^_^;)
2009年06月30日
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昨日は、今日の夕方に行く現場実習の打ち合わせのことを考えただけで、かなりの憂鬱感でした。なので、日中はそれを振り払うように、家の中を引っ掻き回して片づけをしながら、あちこち掃除していて、でも、いろいろ出したり広げたりもしていたので、結局時間切れで、ちっとも片付きませんでした。散らかしっぱなしにしたまま、かえでの迎えに出たので、その間に帰宅した夫が、私が夜逃げすると思ったのかビックリしていました( ̄▽ ̄;)かえでを迎えに行き、担任のよねっち先生と、実習先のA園へ到着。実習受け入れ担当の方がお留守だそうで、代わりの女性の方と、面談することになりました。昨年も、同じところで実習をやらせていただいているので、かえでもよくわかっているし、なんか今度はうまくいきそうな気がします。「大きな声を出したり、ジャンプしたり、そういうのはなるべく止めるように・・ という課題が出ていましたが、その後いかがですか?」と聞かれ、「さあ、来たぞ!」と、ドキドキしましたが、あれから入所をやめて、自宅に戻ったこと。一週間の見通しを持ちやすいように、学童保育、寮への宿泊などのサービスを利用している。自宅に戻ってからは、かなり落ち着いてきた。不安要素がなければ、安定して生活できる。そして、その不安要素とは、見通しが持てないことや、周りで接する人の表情や口調を気にすることなどがあり、そういうのさえ取り除けば、安定して生活できるってこと。周りの人に、「笑顔でいてほしい」と、息子が訴えているんです。ということを、思いきって話してみました。前回、実習に行ったときに感じたことですが、支援員さんが何人かいるのだけど、なんかみんな怖い顔をして、ちょっとでもうろうろしている人がいると、怒ったように注意してるんですよ。かえでだったら、その雰囲気がきっとすごく苦手で、下手したら、支援員さんに向かっていくんじゃないか?と思ってしまって、単純な話なんだけど、とにかく、あの支援員さんたちに笑顔になってほしいんです。まあ、この打ち合わせで、すべて良くなるわけでもないけどさ・・言えたことで、ちょっとスッキリ。打ち合わせの終わりに、その女性の方が、「新しい場所で、いきなり何でもできるわけじゃないですから、 あんまりガチガチにならないで、少しずつやっていってくださいね。 これからの未来あるかえでさんだから、だんだん慣れていってくれればいいですよ。」ああ、この言葉を待っていたんです!前回の実習の打ち合わせの時には、「実習と言っても、場を提供するだけですから」「支援員も手一杯なので、責任持って面倒見てもらわないと困ります」「他害があるんですか? 車椅子の利用者さんもいるので気をつけてもらわないと困りますね」と、最初からそう言われたもんだから、それで、私がすごくすごく緊張してガチガチになってしまったわけで、でもこうして、「だんだんと慣れてくれれば・・」って言われて、今回もこんなに憂鬱になって、緊張してガチガチしていたのが、ほぇ~~~っと溶けていくようで、すごくホッとしました(*´∇`*)(『もみじまんじゅう』が効いたのか?( ̄▽ ̄;))というわけで、本番の現場実習は、来週の水曜日から再来週の金曜日まで。実質8日間。よねっち先生と私が交代で付き添うことになります。ちょっと肩の力が抜けたので、もう少し気楽に行けたらいいな・・^^明日は、これで『花水』をじっくり楽しめるかも~♪何するかって?へっへっへ。映画ですよ、久々の映画~( ´ ▽ ` )ノ
2009年06月09日
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今日は、かえでの土曜参観でした(月曜日が代休です)。参観・懇談会は午後からなので、お昼を食べ終わってすぐに家を出て、駐車場がいっぱいになる前に到着。今日も鼻炎と頭痛で、お薬に頼っていて眠気があるので、運転は慎重に・・・まずは音楽の授業の参観。早くも、卒業式用の歌の練習でしょうか。『旅立ちの日に』を練習していました。あの桃の中学の卒業式でも、卒業生が歌った曲です。聞いていたら、すでに鼻の奥がツ~ン・・・(ToT)かえでは、とても落ち着いてジッとたっていました。歌こそ一緒に歌えませんが、動かずに、ちゃんとみんなと揃って立っていれるだけで充分です(o^-')bああ、来年の3月には、この歌を卒業式で歌うのね・・・あと9ヶ月か(-_-;)このまま時間が止まってくれないかな?なんて思っちゃいました( ̄▽ ̄;)その後、懇談会では、先月に行った修学旅行のビデオを見せていただきました。出発を見送ったあとの、新幹線の中の様子や、あちこちの観光しているところ、ホテルで過ごしている様子、バスの中、フェリーの中・・・ところどころにかえでの姿が見えると、「ああ、私の知らないところへ、こうしてちゃんと行って来たんだね」って気持ちになって、こんな遠くへ行けた姿を、ここで見ているって不思議な感じでした。広島の原爆資料館などを見ている様子があったけど、かえでは、そこが何処なのか、どういうところなのか、そんなこと全くわかってないのに、でも、そこに行って、その空間にかえでが居たってことが、なんか妙に不思議な感じがして・・・って、書いていて、自分でもよく意味がわからない^_^;かえでが、ホテルの部屋で寝そべっているのが映っていて、枕を3個くらい抱えてゴロゴロしていたもんだから、ビデオを見ていた他のお母さんたちが、「かえでくん、くつろいでるじゃん(*´∇`*)」って言ってくれて、みんなかえでがリラックスしていると思ってるけど、ほんとはすごく不安なので、布団に寝転んで、枕を頭に乗せて圧迫して落ち着かせているというのが、私にはよくわかって、その辺はちょっと切なかったり・・・でもでも、楽しそうにみんなと居る姿は嬉しかった。画面に映ってなくても、どこからともなく、「あ~~~」とか「アティアティアティアティ・・」とか、私にとっては聞き慣れた、意味不明なかえでの宇宙語が聞こえてくるので、一人でクスクス笑ってしまいました(≧▽≦)声だけの出演が多くて、一番存在感があったかも(笑)改めて、先生方やお友達に支えられて、良い修学旅行が出来たこと、心から感謝です<m(__)m>そのあとは、来週から始まる校内実習、そしてその後の現場実習のお話。去年、現場実習に行ったあの施設に、また今月行くことが正式に決まりました。ということもあって、たぶんそれで私は毎日頭痛がしているのでは?とさえ思えるほど、正直言うと、苦痛なんです(-_-;)考えただけでイヤになります。でも、逃げているわけには行かない。来年、笑って卒業できるように、今が正念場かな?去年の現場実習の時は、まだ自宅に戻ってなくて、かえでも不安定だったけど、今年は違うぞ!だから絶対大丈夫。絶対ちゃんとできるから。毎日、自分にそう言い聞かせている私です。リベンジ・・・ってわけではないけど、もう少し気を楽にして、頑張らなくちゃ・・(^_^;)昨日の金曜日に部活があった(週末の証)のに、上靴を持って帰ってこなかったこと。『土曜日に学校へ行く』ということ。お弁当を持っていくということ。学校に居るはずのないお母さんが、学校に来ているということ。今日はいろんな矛盾がいっぱいで、かえで自身もワケわかってなかっただろうけど、それほど混乱することもなく、お弁当でごまかされたみたいな感じでした。(朝から『おべんとおべんと』と言って喜んでいた(笑))それより、私自身が、これからのことを思う部分のほうが大きくて、いろんなことを抱えて帰ってきた土曜参観でした・・・(@_@;)
2009年06月06日
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いろいろと心配したかえでの修学旅行(広島、宮島、倉敷方面)も、無事に終わることができました。昨日の夕方、またH駅に迎えにいき、他のお母さんたちと待っていると、到着時間を少し回って、F特別支援学校高等部3年生ご一行様が、ぞろぞろと改札を抜けて出てきました。かえではどこだ?ちゃんといる?どんな顔してる?あ!いましたいました!(いるに決まってるけど)なんか、ドキドキしてしまいます・・・かえでの姿を見つけたら、またまた鼻の奥がツ~ンよかったね。無事に帰ってこれて。心なしか、『なで肩』になっているような気がしました。2日で痩せちゃったような・・・(笑)かえでは私を見つけると、どんどん真っ直ぐ私の方へやってきて、何を言うかと思ったら、「おやつ」第一声がこれですよ・・・( ̄_ ̄ i)解散式のあと、ヨネッチ先生から簡単にお話を聞きましたが、日中の活動も困らせることもなく、みんなと一緒に行動できて、夜もよく眠ったそうで、「先生孝行でした」とのこと。帰りの電車も心配でしたが、最初からのんびりと座ることができ、ちょっと大きな声を出すことはあって焦ったけど、周りにも同じ支援学校の子がたくさんいてくれたお陰で、何とか無事に帰宅できました(*´∇`*)荷物を整理していると、お財布の中から買い物したレシートが何枚か出てきます。「季節のパフェ・・・850円」なんだこれは・・こんな高いパフェを食べたんですかー?( ̄□ ̄;)!! 「季節の・・」っていうくらいだから、たぶん苺とかのっていたんだろうなあ・・・苺は食べないかえでなので、きっと避けて食べたんだろうなあ(^_^;)ああ、私が代わりに食べたかったよ(;´д`)今日は、着替えなどが入った大きなカバンが、宅配便で届きました。あの小分けした袋も、ちゃんと順番に使われたようで、代わりに脱いだ服が入っています。このカバンの中にはお土産も入ってます。ありました、もみじまんじゅう♪ お土産は、買ってきて欲しいものをあらかじめ「お土産リスト」に記入して、先生に提出してありました。なので、先生が旅行中に生徒と一緒にリストを見ながら買ってくださるんです。希望通りの、いろんな味のもみじまんじゅうの詰め合わせを買ってきてもらいました^^先生の書いてくださった日記を見ると、行きの新幹線の中では、私の作った路線図見通しカードが役に立って、落ち着いていられたとのこと。次の予定を事前に知らせることで、かなり見通しを持って行動できた。倉敷美観地区散策では、桃太郎からくり博物館の洞窟探検~鬼が島というところで、暗くて怖がって入れなかったとか(笑)最終日は、瀬戸大橋をわたり、車窓から海が見えると嬉しそうに海を眺めていた。与島SAで降りて遊覧船に乗り、舟の揺れに動じることなく笑顔が見られた。「3日間を通して不安定になって泣けてくることや、早く目覚めて起き出すことなどなく、 ぐっすり眠れて終始落ち着いて過ごすことができています。 良い修学旅行になりました。」ありがたいですね。ほんとに・・・かえでが3年前に入所した時、同じく入所していた年上の子達は、高等部に進学せずに、そのまま施設就労の道を選んでいました。普通、高校生っていったら、一番楽しい時期だと思うのですよ。それに、高校に行くのも義務教育のように当たり前の時代。私は、重度の障害のある自分の息子にも、その一番青春する時期を、高校というところで過ごして欲しいとすごく思っていたし、迷わず高等部への進学を選んだけど、こうして友達と一緒に修学旅行に連れて行ってもらえて、ほんとにほんとに嬉しいです・・・(゚ーÅ)先生、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました<m(__)m>
2009年05月16日
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今朝、かえでは、無事に新幹線に乗って修学旅行に出発しました。おでこの傷は、もう一息ってところから、なかなかきれいにならず、少し小さくなっただけで、塗り薬持参です。最寄り駅から、集合場所の某H駅まで、で向かいます。私にとって一番の心配が、これでした。大きな声を出したり、急に泣き出したりしないか、とにかくヒヤヒヤです。なので、いつどこで降りるか、見通しがついて不安にならないように、↓こういうのを作りました。 駅名が書いてあって、駅に停まったら、赤丸のシールを貼って潰していきます。混んでる電車の中で、これを見ながら、ちょっと嬉しそうに乗っていくことが出来て、無事にH駅についてやれやれでした。集合場所に着くまでは、私や夫の手をギュッと握っていたのに、(あ、今日は夫が休みを取ってくれて一緒に送ってくれました^^)学校の先生や友達が集まっている中に入ると、パッと私の手を離して、「ばいばい!ばいばい!」と、私を突き放すように「帰れ」と言わんばかりに押しやります(´□`。)そんなぁ・・気持ちの切り替えが、あまりにもいきなりなので、周りにいたお母さんたちが爆笑でした( ̄▽ ̄;)友達の中に入ると、すぐにユウキくん(生徒会長!)がそばに来て、かえでのお世話をしてくれます。ミハルちゃんもかえでのお世話係です(笑)かえでが後ろばかり向いているので、ユウキくんに怒られていました( ´艸`)ププッ出発時間になり、私たちも入場券を買って、ホームに一緒に行ってみました。かえでは、家族と一緒にいるとどうしても甘えが出るし、『待つ』ことも出来ない。単独行動が許させるので、好き勝手な行動をしてしまうけど、それが学校生活の中なら、列を乱さず、ちゃんと先生の言うことを聞いて待っていられるのです。実際、集合場所に着いてから、出発まで1時間もありました。でも愚図ることもなく、ちゃんと待っていられて、こんなことだけでもすごく嬉しく感じました。学校ってすごいところですね。集団のパワーって素晴らしいです!こんなコミュニケーションが取れないかえででも、友達の存在ってすごく大きいです。本当にありがたいです。旅行のしおりを見たら、新幹線の座席も、バスも、ホテルの部屋も、食事の座る位置も、どこでもケース担任のヨネッチ先生(男性)が一緒です。まだ若くて新婚さんなんだけど、ほんとに自閉症のスペシャリストで、学校と家庭との連携をしっかり取ってくださる、素晴らしい先生(*´∇`*)くれぐれもかえでをよろしくお願いします!と深く頭を下げて頼んできました。ヨネッチ先生は、「楽しんできますね^^」と、さわやかな笑顔で、かえでと一緒に新幹線に乗り込んで行きました。 いってらっしゃ~い( ´ ▽ ` )ノ校長先生も見送りに来ていて、ホームに残った私たちに、「少しの間だけですけど、ちょっとゆっくりしてくださいね^^」とおっしゃいます。うちは、週一回寮へお泊りに行っているので、かえでが居ない日というのは、時々あるわけだけど、『預ける』というのは、どうしても心の隅に、かえでに申し訳ない気持ち、後ろめたいような何とも言えない気持ちになるんです・・・半年前までは、3年間も入所していて、帰宅は週末の一泊二日だけでした。なので、ずっとそういう、かえでに『申し訳ない』って気持ちがあって・・・自宅へ戻って、すっかり今の生活が当たり前になったこの頃だけど、かえでが平日に、それもこちらの用事と関係なく、『学校行事』で留守になる機会というのは滅多にないし、おおっぴらに『居ない』ことを喜んで良いわけですが、かえでの乗った新幹線が遠ざかるのを見ていたら、なんだか、涙がジワ~ンと出てきてしまって、鼻をすすってしまいました( ̄▽ ̄;)みんな、「今日はのんびり出来るね~」とかワイワイ話してるのに、私は、心にポッカリと穴が開いたような気分でした。大ちゃんママに、「これから映画観に行かない?」と誘われたけど、お茶刈りで出来なかった分のお掃除とかもしたいし、それに何を観るのか聞いたら、「クローズZERO2」だって言うし・・小栗旬は好きだけど、今はちょっとね~と思って、私は帰ってきました。(夫はやっぱり映画『GOEMON』を観てくるといってそこで解散して別行動♪)かえでは、あんなにパッと気持ちを切り替えられるのに、私はいつまでも引きずっていて、もちろん、かえでのことが心配って思いもあるんですが・・いつもかえでが居ると、すごく大変でうるさいけど、やっぱり居ないと寂しいよぉ~~~(´□`。)とか言いながら、ぐうたらしてる自堕落な母です。かえでが居ないと、切羽詰ることがないので、どうでもいい生活になってます。お掃除も全然出来ませんでした~( ̄▽ ̄;)ハッハッハ
2009年05月13日
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今日も、ほぼ一日中雨でした・・・(-_-;)今までずっと良い天気だったので、お茶刈りはとても助かったけど、いきなり2日連続で雨だとねえ・・・というわけで、洗濯物は、除湿機をブンブン回してなんとか乾かしました。これで、修学旅行の荷作りが出来ます(*´∇`*)衣類はそろったけど、ちょっと困ってしまった持ち物が、ゴミ入れや脱いだ洋服などを入れるための『スーパーのレジ袋8枚』。最近は、買い物に行くのにいつも『エコバッグ』持参です。なので、家にはレジ袋がほとんど無いんですよ(>_<)家中を探して大きめの袋を集めたけど、5枚しか揃わないので、今日はいつもスーパーで、一枚10円の袋を2枚買ってきました。こんなところで、エコが災いするとは・・・ひとつひとつ、使う場面ごとに袋に入れて、表に、いつ使うものか、何が入っているかをわかりやすく書いて・・・ これを大きいバッグに入れて・・・完了~♪ でも、私が一人でやってしまうと、かえでがさらにわからなくなるので、表書きした袋を見せて、しおりのチェックリストにかえでがをつけながら、一緒に荷物を詰めました。これには、娘たちも協力してくれて(というか、面白がって)林檎は、チェックリストの項目を指差して、実物とリストのイラストを一致させて付けを指示してくれて、桃は、かえでが実物を手に持ってしっかり見るように、ひとつひとつを手に持たせてくれます。「はい、ここに入れて」とバッグに入れるのを指示すると、かえではポイポイと雑に入れていくので、それを私がきれいに並べて入れます。毎日飲んでいる薬も、一回分ずつ小分けして、間違いが無いようにしなくてはなりません。その小分けされた薬の一式を見て、林檎が、「こんな細かくして持ってくの?( ̄□ ̄;)!! 先生ってすっごく大変だら~!かえで大丈夫?ちゃんと行ける?」と、とにかく驚いていました。日々の慣れた生活の中で、家族でも何かと大変なことが多いのに、それを外で、それも、学校での生活しか支援したことのない先生が、3日間面倒を見るわけですから、本当にありがたく思うわけです<m(__)m>きっと先生、夜は眠ってなんかいられないだろうなあ・・・いつも先生は、「これが仕事ですから」とおっしゃってくださるけど、本当に親身になってくださる姿には、頭が下がります。こんな大変なかえででも、一緒に連れてってくれるなんて、ほんっとにありがたいですよ~~(゚ーÅ)そんなわけで、無事に荷作りは出来ましたが、かえでは混乱気味(;´д`)荷物を見ると、『明日』行くと思ってしまうんです。「あした学校?給食?」と聞くので、「明日は学校だよ」と答えるけど、なんで明日は学校なのに荷物があるんだ?いつ行くんだ?と、よくわかってないもんだから、何度も何度も聞いてきます。それでも、そんなに不安定にならずに、ご機嫌良くしていてくれるのは助かります。一週間も早く、前もって準備して行くのはいいけど、修学旅行っていうのは、ちょっとややこしい行事なのでした( ̄▽ ̄;)
2009年05月06日
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かえでは、特別支援学校高等部3年生です。重度の知的障害と自閉症を合併しています。それでも、一度覚えたことはちゃんと自分でできることも多くて、毎日の日課の流れが規則正しくあればあるほど、穏やかに平和に過ごせています。(なかなか不規則なので困るんですが^_^;)学校生活も、いよいよ今年度の一年を残すのみになりました。今のうちに、少しでも自分でできることを増やしてあげたい・・・そんな願いもあって、いつもの駐車場からの登校ではなくて、少し離れたところから歩いて登校させてみようと思い、先週から、駐車場とは逆方向にある某信用金庫の駐車場に車を置かせていただいて、そこから一緒に歩いて登校しています。予告せずに、ある日突然いきなり、いつもと違うところに車を停めたけど、特に混乱することもなく、「今日はここから歩いていくよ」と言うと、「おさんぽ?」と聞いてきます(歩いていくことを「おさんぽ」と言うんです^^)ここから歩くと、信号が2つあります。かえでは信号もよくわかってないので、そういうことも理解させたい。それに、駅から歩いて通学する子たちがぞろぞろと通る道なので、そんな中で一緒に歩かせたいという気持ちもあってね。距離的には大したことはないんだけど、動物っぽいかえでは、路地の花や葉っぱをいじったり(マーキングしてるみたい(笑))一人でわーわー奇声を出していたり、急に不安になって手繋ぎを求めてきたり・・・大袈裟な言い方ですが、駐車場からの真っ直ぐな、守られた『学校』周りの道ではなく、民家や店のある『一般』の道を歩くって、なんて『普通』っぽいんでしょう。当たり前に私たちが歩く道。駐車場からの一本道は難易度1だとすると、この信用金庫からの道は、かえでにとって難易度3くらいではなかろうか?( ̄▽ ̄;)当然、信号はわかっていないので、指差しして信号を見させます。と言っても、指した指の方向を見ることをしないし、指差し自体、かえではできない。後ろから歩いてくる人に邪魔にならないように避けたりすることもできない。課題はたくさんあるけど、少しずつ新しいことに挑戦したいんです。そんなささやかな想いを込めて、あえて混乱する春から始めてみました。だって、「落ち着いてからね」なんて言ってると、ずっとやらずに終わってしまいそうだったから^^正門の前に来ると、押しボタンの信号機があるので、そこで横断歩道を渡らせて、昇降口に入っていくのを見届けて、私は戻ります。もしかしたら、たったこれっぽちの距離でも、かえでは一人で登校できずに、ずっと私がこうして付いて歩いていくことになるかもしれないけど、少しずつ少しずつ、学校からなるべく離れた地点で、かえでが「行ってきます」と言って私から離れて登校できるといいなぁと思っています。同じく、信用金庫から歩いて登校させてる親子が数組ありまして、みんな高等部の1~2年生なんだけど、そのお母さんたち、いつも私が車で入っていくと、3~4人で井戸端会議をしております。最初は、ひそひそ言われてるような気がして(妄想壁^_^;)なんかヤダなぁ・・と、気が重かったんです・・・(>_<)でもだんだんと話すようになり、ちょっと安心(意外と小心者(笑))「メイプルさんって何歳なんですか?」とか聞かれちゃって、正直に歳を言うと、若く見える~♪なんて言われて喜んでます( ̄▽ ̄)ワハハ!昨日は、かえでと一緒に歩いていたら、急に「パン!」と言ってきたので、「じゃ、パンを焼いておくね^^」と、約束しました♪昨夜、自家製酵母で生地を仕込んでおいて、久々のバターロール♪かえでは、大好きなチョコシロップをつけて、嬉しそうに食べていました~(*^^)v
2009年04月22日
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昨日の桃の合格には、お祝いコメント&メッセージなど、たくさんいただきまして、ありがとうございました(*´∇`*)今日は、合格祝いに『ケータイ』をプレゼントしました。さっそくいろいろいじってますが、さすがに若いです。あっという間に使いこなしています。いいなぁ、新しいケータイ♪ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇桃のことでワーワー言ってましたが、昨日も少し書いたように、かえでの高等部の卒業式がありました。連絡帳から・・・卒業式、無事に終わりました。いつもの気になる大きな声はほとんどありませんでした。素晴らしかったです!多少の声や頬叩き(自傷)はありましたが、まるで音量を調節しているかのように、いつもの半分の大きさでした。雰囲気を確かめているのか、周りを見回したり、頬叩きを自分で予防しているかのように、手を腿の下に敷いたりして、卒業式の間過ごして、立派に卒業生を送り出してくれましたよ。いつも以上に緊張も多かったと思います。今日は学童保育に行くということで、朝から写真カードを見て笑顔も多く、こちらもかえでさんの笑顔で癒されました。学童で楽しい時間を過ごしてきてください。ああ、昨日はかえでのこともすごく心配だったけど、こうして、いざ卒業式当日になったら、ちゃんと周りの空気を読んでくれて、静かに式に参列できたこと、すごく嬉しかったです~(*´∇`*)あの厳粛な雰囲気の中、自分なりに何かを感じ取って、いろいろ考えて座っていたのでしょうね。想像しただけで、なんか泣けてきちゃう・・・(゚ーÅ)ジワッ頑張ったね。偉かったよ(o^-')b一年後、かえでもここを卒業するんだね。卒業しちゃったら、こんなにかえでのことをわかってみてくれる先生はいなくなっちゃうけど、立派に卒業できるように、あと一年、頑張っていこう! ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇今日は下校後に、またあの『隔離』された皮膚科へ行ってきました。本当は、次の受診は月曜日だったんだけど、おでこのテープをすぐに剥がしてしまって、予備にいくらかあったテープがなくなっちゃったもんだから、電話して「テープだけ欲しい」と言うと、診察しないと出せないとのこと。テープくらい出してくれたっていいのにねえ・・・(-_-;)仕方ないので、今日また受診したってワケです。今日は車がたくさんあり、少しでも待ち時間があると、迷惑掛けそうでイヤだったので、かえでを車で待たせておいて、先に診察券を出してきました。呼ばれたらかえでを連れに行こうと思っていると、受付の人が、「すぐに呼びますのでどうぞ」と言ってくれました。でも、「ご迷惑でしょうから、呼ばれたら連れてきますので」と私が言うと、「じゃ、奥のお部屋へどうぞ~」こないだ案内された、あの『隔離』の部屋です( ̄▽ ̄;)でも助かります。今朝はかえでがちょっと荒れて、急に向ってきたりしたので、待合室で暴れん坊将軍にならないといいけど・・と、ちょっとヒヤヒヤしていたので。『隔離室』で、かえでと二人で待つこと5分。ドアがノックされ、入ってきたのは先生と看護師さん。先生は、ガーゼやあのテープなどを手に持ってきていました。もうここで診察してくれるみたいです。移動しなくていいのは嬉しい♪診察っていっても、傷口を見てテープを貼るだけだしね^^ちょちょいのちょいで終わって、やさしい顔で「お大事にしてくださいね」と立ち去る先生。看護師さんは、「会計が終わるまでお待ちくださいね」と言って出て行きました。またまた待つこと5分。受付さんが来ました。「今日は860円になります」細かいのがなくて1,000円出しました。すると、会計の時に使うお金を入れる小さなトレイに、すでに140円乗っているのが差し出され、計算されつくした病院側の動きに、「お見事!」と言いたくなる気分でした。でも今日は、あまり深読みせずに、単純に「ありがたいなぁ(*´∇`*)」と思って、先生にも看護師さんにも受付さんにも、ペコペコと丁寧に頭を下げ、もうこの病院なら、いつかえでを連れてきても大丈夫だな(o^-')bと、心強く思って帰りました。まさにVIP待遇!こんなにしてもらっていいの~?と思っちゃいました。きっとかえでのカルテには、「要注意」と書かれているのかもしれません(笑)あちこち足を運んで、配慮の必要性をわかってもらわないといけませんね。宇宙人の住み良い場所が増えるといいな・・と思います。 今日のおやつ デニッシュ風オレンジピールパン♪
2009年03月13日
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昨日は、雨や風の強い中、かえでの三者面談でした。高1の時には、一緒に面談に参加できなかったかえでも、高2になってからは、3回とも『三者』の一人として参加できるようになり、こんな日が来るとは思えなかった母としては、とてもとても嬉しく感じるのであります・・・(゚ーÅ)ジワッ面談の内容は、一年間のいろいろなこと。先生とは毎日顔を合わせているし、連絡帳も毎日詳しく書かれているし、月に1回のケア会議にも、いつも先生が出てくださっているので、特にこれといった話はありませんでした。来年度はいよいよ最終学年、それも、小学校~高校の12年間の『学校』という守られた中で過ごす最後の一年です。あと一年したら、かえでも『学校』から社会に出て行くわけです・・・また去年のように、実習ももっと力を入れて頑張らなくてはなりません(>_<)正直、あの小さかったかえでが、もうあと一年で卒業かと思うと、12年もあったんだから、ここでこんなに戸惑うことになるなら、もっとしっかり将来を考えて育てなきゃいけなかったと、焦りや不安がいっぱいです。少しずつ少しずつ、かえでなりの成長をしてきたけど、普通の子と同じように、18歳で世の中に出ることは、ちょっとキツイなぁと思っちゃいますよね。もう少し、成長に合わせて猶予したいところですが・・・(^_^;)面談を終えて、かえでと一緒に一旦家に帰り、その後、かえでは恒例の週一のお泊りに出かけました。桃の入試が終わってホッとして、私も脱力してしまい、ボ~ッと過ごしていると、かえでが小さい頃に通っていた幼児教室の先生からメールが来ました。メアド変更のお知らせだったんだけど、「かえでくんはお元気ですか?大きくなったでしょうね」と書かれています。ええ、ええ、大きくなりましたよ。身体はもちろん、中身も当時(3歳~9歳)よりグンと成長しましたよ・・・この幼児教室の先生は、障害のある子に接するのは初めてだったそうだけど、とても温かく迎えてくださり、いつも泣いていた私をも、そっと見守ってくださった方です。当時、私が悩んでいた時に、その先生からいただいた言葉です。中国の長江(揚子江)は、むこうの川岸が見えないくらいに川幅が広いんですって。だから、どっちに流れているかわからなくてね。時には北へ、時には南へ、時には西へ流れているように見えるんだけど、でもゆっくり穏やかだけど、確実に東に向かって流れているんですよね。 お母さん、かえでくんの成長もそれと一緒なんですよ。成長が見えなくて焦るかもしれないけど、確実にゆっくり成長してるんですよ。どうか見守ってあげてくださいね・・・先生のメールで、また原点に戻ることができました。ありがとうございました! ☆4歳の頃のかえで(なんかもぐもぐ食べてる)
2009年03月07日
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動くかえで第三弾 『(一応)ドリブルシュート』(笑)今日は、高等部のチャレンジカップでした。昨年と同様、今年もバスケットにチャレンジです!一年前は、まだあまりドリブルができなくて、ボールが弾むのに合わせて手を添えている程度でしたが、毎月バスケット教室に通っているお陰か、とりあえず自分の力でボールを突いて進むことができるようになってきました。右手でも左手でもできていたので、ビックリです(^o^;)継続は力になってるわけですね。ゲームは相変わらずワケわかってないので、ボールが来ても知らん顔だったり、相手チームに素直に渡しちゃったり、まあ笑わせてくれましたけどね。それでも、みんなと一緒のコートに入って、時間内はその中に居られるとか、自分がゲームに出ていない時でも、ちゃんとみんなと並んで座って待っているとかそういうことが、ごく自然にできているのが一番嬉しかったなあ(*^_^*)(って、去年と同じこと言ってる(笑))これからも、少しずつでいいから頑張っていこうねo(^-^)o
2009年02月06日
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今日は、腹が立った話です就学前、「こども発達センター」に、3年間定期通園をしていた時、一つ年上の子で、U介くんという子がいました。(今もいるんですけどね)小~中学部は、かえでは分教室、彼は本校へ通ったので、その間、あまり会う機会はなかったのだけど、かえでが本校の高等部へ通うようになって、送迎の時などに、またU介くんと会うようになりました。発達センターは、年齢ではなくて、障害別、レベル別みたいなクラスわけだったので、U介くんとは、2年間は同じクラスでした。その当時の彼は、それはそれは華奢な身体つきで可愛い顔立ち♪というか、クラス全員が男児で、みんな将来はジャニーズ事務所に所属しましょうってくらい、とにかくみんなすごく可愛かったんですよ~(*´∇`*)それが、U介くん・・・( ̄□ ̄;)!! 中学部くらいから、だんだんと肥満傾向になり、今では「どこの部屋?」と聞きたくなるくらいのすごい体型になっちゃったんです・・・あの可愛い顔立ちも、『安○大サーカス』のH※ROくんみたいで、もう当時の面影はありません。で、すごく怖いの・・・(>_<)昔からすごくワガママな部分はあったけど(自閉症ではないです)身体が大きくなるに連れて、お母さん達がそのワガママを全部聞き入れてしまって、どんどん彼は(身体と一緒に)、そのワガママぶりも大きくさせていったのです。朝も車から降りようとせず、すごい声でギャーギャーわめいていて、靴を放り投げたり、石を投げたりするので、近くへ車を停めることができません。彼の車が来たら、慌てて遠くへ移動するくらいです( ̄▽ ̄;)降りても裸足のまま、靴も履かない。歩きもしないので、先生が駐車場までお迎えに来るくらいです。U介くんは、昔からかえでの天敵でした。華奢で可愛い顔だったけど、何かあるとすぐにかえでにちょっかいを出して困らせます。かえでだけでなく、他の子もけっこうやられてましたね。夏休みに施設のプールが開放されるので、桃とかえでを連れて遊びに行くことがあり、小学部の頃は、そこでもたまに会うことがありましたが、ずーっと人に水をバシャバシャかけて面白がっているので、桃もかえでも散々な目に遭って、大泣きしてしまったこともあります。でね、U介くんの行動には問題があるけど、もっと困るのはU介くんのお母さん。彼の行動を咎めることもせず、「Uくん、ダメよ~」と気のない言い方をするくらいで、相手には謝らないし、悪いとも思ってないような感じ。朝、駐車場まで迎えに来てくださる先生に対しても、当然のような顔してるの。先生がU介くんを連れて学校へ向って歩き始めると、すぐに車に乗り込んで、さっさと帰ってしまうくらい。ここ1週間くらい、そのお迎えの先生が来なくなりました。盲腸で入院されたらしいのです(+_+)先生が来なくても、U介くんは一人でちゃんと歩いていけていたので、私はお母さんに、「すごいね、U介くん一人で行けるじゃん。成長したねえ(*´∇`*)」なんて喜んであげてたのだけど・・・かえではいつものように、駐車場から横断歩道を渡ると、ちょっと私の方を振り向きながら、一気に走っていきます。今週に入ってから、その走っていく道の途中で、のろのろと歩いていくU介くんとぶつかるようになりました。するといきなりU介くん、かえでに向って殴りかかってくるではありませんかー( ̄□ ̄;)!! かえでは走りながら彼の攻撃をかわして、縁石の外側に出っ張りながら追い越していきました。あ~車が来てなくてよかった・・・翌日から、U介くんが歩いている時には、私が一緒に付いていくことにしました。でも、私がいてもかえでに殴ってくるのです(´□`。)私は慌てて、二人の間に入って引き離しました。今日はU介くんのお父さんが一緒にいたのだけど、少し後ろからそれを見ていても知らん顔!もしかして、一人歩きができるようになったから、見守ってるつもり?U介くんみたいに力がある子が殴ってきたら、大人の私だって怖いですよ(>_<)てか、私のほうが絶対小さいし(笑)私は彼のお父さんの方を振り向いて、「ちょっとU介くんを見ていてくださいますかー」と声を掛けたのだけど、やっぱり知らん顔。そのうちにU介くんが、縁石を乗り越えて道路へフラフラと出て行くんです。私は「U介くん!危ないよーっ!」と大きな声で呼び止めたんだけど、私の大きな声に、かえでが反応しちゃって、今度はかえでが私に向かってくる始末・・・(-_-;)もう一度、お父さんに「危ないですよー!見ていてやってくださいっ!」これにも知らん顔。かえでは私に、「おわりっ!」と言いながら、今の雰囲気がイヤだということを知らせています。せっかく今はかえでが良い調子で生活できているのに、こんなことで崩したくないよ・・・今日は、あのお父さんの態度にも猛烈に腹が立って、そのまま私も昇降口で先生に会って、今週に入ってからのU介くんの件を伝えました。先生もお話を聞いてくださり、担任に話しておくとのことでした。かえでだって自傷や他害があるので、同じ支援学校に通っている子に対しては、お互い様みたいな気持ちもあるし、私はかなり寛大に接してる。でも今回は、小さい頃からのこともあるし、道路に出そうになったりするのも危ない。そして親があの態度!親が障害に対して理解して勉強して頑張っている姿が感じられないもんだから、どうしても許せない気持ちになってしまうのです。そして、かえでの調子が崩れることが一番辛い。毎日毎日こんなにいろんなことを考えながら、少しでもかえでが生活しやすいように細かく配慮したり、頑張っているのに、U介くんちにはわからないような、ちょっとしたことに過敏に反応して、あっという間に崩れてしまう・・・(T_T)それがどんなに大変なことか、わかるっ?゛(`ヘ´#)そんなことがあって、かなり興奮気味に帰ってきた私だけど、いろんなことからかえでを守ってあげられるのは、やっぱり家族しかないわけで、かえでの安心できる生活のために、私が精一杯守ってあげよう!と思いました。ああ、何を書いているかわからなくなりそう・・・とにかく今朝は、腹が立ってどうしようもなかったですっ!もうー!明日は許さんぞーヽ(`Д´)ノ
2009年01月29日
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昨日の『ランチお断り&ばったり会っちゃった』の事件。適当に愛想笑いでごまかして帰りましたが、今朝、またそのTさんに会っちゃいまして・・・って、彼女も毎日送迎してるから、私が少し遅いと会ってしまうのです。そしたら、「ねえ!来週あたりランチ行こうよ。どう?」と、またお誘いを受けてしまいました・・・とりあえず昨日のことは、特に何も思ってないような感じだったので、ちょっと安心して、またどうやってかわそうか考え中・・・( ̄▽ ̄;) ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇Tさんと別れて、私も帰ろうと思い、自分の車に乗り込んでドアを閉めると、私の停めていた隣のスペースに、また別の車が入ってきて停まりました。時々見かける親子が乗っていて、たぶん中学部に通う子だと思います。その車のカーステレオから、何やらすごく大きな音が聴こえてきます。あの、よく車高がベタベタに低くしてある若者の車からガンガン聞こえるような大音響です!きっと、あの男の子のこだわりで、音を大きくして聴くことが好きなんだろうな・・と、すぐに思いました。が、次の瞬間、またしても超ビックリ!その『音楽』と思われたのは、なんとお経だったんですっ!( ̄□ ̄;)!! 私にも聞き覚えのある、和尚さんの読経が大音量で流れていたんです!えーっ!!!すげーっ!なんか『キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 』って感じもしましたね( ̄▽ ̄;)なんでまたお経なんでしょう?もしかして家がお寺さんかもしれないけど(汗)それにしても、こんなこだわりって初めて遭遇しました!私が驚いて見ていたせいか、そのお母さんもちょっと体裁悪そうに、男の子と何かやり取りしているようでしたが、その男の子が「まだ消さないでー」みたいに首を振ってイヤイヤしていたので、たぶん、これはかなりのこだわりかもしれません。お経・・・何か惹きつけられるものがあるっていうのは、何となくわかるような気もしますが。うちは、かえでのこだわりで、『およげたいやきくん』などのポンキッキシリーズや、好きなテレビアニメのテーマソング、ジブリ関連の歌を、桃がCDに焼いてくれたので、ここ最近は、それをよく聴いています。あんまり音を大きくしないように気をつけよう・・と、秘かに思いました(笑)いろんな人(子)がいるものです。いろんなこだわりがあるものですわ・・・( ̄‐ ̄)
2009年01月16日
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今日は、高等部の参観と懇談会。10時半・・・という中途半端な時間からだったので、朝、いつも通りにかえでを送って、一旦帰宅して家事を済ませて、また学校へ向います。今日は風が強くて寒かったけど、すごく良いお天気で、いつものバイパスからの富士山は、超きれいな眺めでした(*´∇`*) でも画像なし!今日の参観は、『職業・家庭』という授業です。作業ではなく、生活に密着した活動って感じの内容で、今日は調理実習でした。活動は少人数制。4人で『お好み焼き』を作ります~( ´ ▽ ` )ノなんか一番今日の活動を楽しみにしていたらしいSくん。残念ながら風邪でお休み(;´д`)お気の毒でした・・・キャベツを切って・・・ 左手は猫の手で。粉と卵と水をまぜまぜ・・・ 卵も上手に割れました。これは得意です♪お~っと、ここまで見たら懇談会の時間になってしまい、焼くところは見れませんでした( ̄▽ ̄;)懇談会が終わると、廊下で先生とかえでが待っていて、焼けたお好み焼きを半分持ってきてくれました(*´∇`*) ぎこちない手つきで、一生懸命作ったお好み焼きです。キャベツはかなり大きめでしたが、焼いたらしんなりして(笑)いい感じにできていました^^味は・・・あ~、桃がおやつに食べてしまいました~(´□`。)12時に懇談会が終わって、本当はそのあとに、大ちゃんママとランチに行こうと約束していたんだけど、今日は大ちゃんが下痢でお休みで、ランチは別の日になりました。でね、昨日送迎の時に会った別のお母さん(Tさん)から、「懇談会が終わったらランチ行かない?」と誘われたので、「大ちゃんママと約束してるから、じゃ3人で行こうか」ということになっていたのね。私、実はこのTさんがちょっと苦手なのです・・・(>_<)話していても、自分の話ばっかりで、私が何か話してもほとんど聞いてない。私が話していても、すぐに自分の話に摩り替えてしまって、人の話の腰を折るっていうのかな?会話にならない感じで・・・私が落ち込んでる時も、「愚痴なら聞くから話して~」と言ってくれた時もあったけど、結局はTさん自身が愚痴を言いまくって、私がその愚痴を聞くハメに・・・゛(`ヘ´#)ブー!逆にストレス溜まっちゃったりしてね(-_-;)なので、今日大ちゃんが休むと聞いて、ああTさんと二人じゃ、ランチは行きたくないなぁと思い、「私も用事ができたから」と言って、ランチは断ったんです。時間が空いたので、帰りにショッピングセンターへ寄って買い物をしていると、な~んとTさんにバッタリ・・・( ̄□ ̄;)!! なんとも気まずい空気が流れたことは言うまでもありません( ̄▽ ̄;)ハッハッハというわけで、今年初の参観・懇談会でした~。
2009年01月15日
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昨日のクリスマスコンサートです。右側の背が高いのがかえでです。肩から提げた小太鼓を、一応リズム良く叩いているでしょ~(^_^;)なかなか上手でした♪でも、まだ始まる前からトントコトントコと音を出してるもんだから、左にいる子が静止させてくれて、演奏中も、時々かえでの手が止まると、その子が片方の手でかえでの太鼓を叩いて教えてくれていたので、なんて面倒見の良い子なんだろう!と感心していたら、それは紺ブレを着て生徒に成りすましていた先生でした( ̄▽ ̄;)ボール紙で作られた赤い帽子もちゃんとかぶって、みんなと一緒にこうして並んで参加できて、他の学年の発表の時も、意外と静かにしていて目立たなかったし、なんだかとても自然に溶け込めていたのが嬉しかったo(^-^)o三年生の発表は、もうすぐ卒業ということもあって、ちょっとじわ~っとくるような歌を合唱してたのね。それを聞いて、ああ来年のクリスマスコンサートは、私は間違いなく泣くだろうな…と早くも一年を先取りして、鼻の奥をツーンとさせていました(;_;)というわけで、今度は動画が真っ直ぐになっているはず…(笑)
2008年12月19日
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今日はかえでの学校の学年懇談会(支援学校高等部2年)。お食事会と、7月に行った宿泊訓練のビデオを観る事と、来年度の役員決めでした。ちょっと豪華なお弁当が用意されていたので、それを食べながらビデオを見ます。ビデオには、時々かえでの姿が映りましたが、映ってないところでも、「あ~~~~」とか「うおーうおー」とか、声だけの出演も多くて、私にとっては大ウケでした(≧∇≦)どこにいても変わらないかえでの声が聞こえて、大ちゃんママからは、「一番存在感がある」と言われましたが。来年度の役員は立候補がなかったので、あみだくじです。宝くじとか賞品は滅多に当たらないのに、こういう役員くじは、何かと当たる確率が高い私・・・当たったら、快く引き受けるつもりではいたのだけど、運悪く(良く?)当たりませんでした( ̄▽ ̄;)そして、学年主任の先生のお話。来年は3年生なので、5月に修学旅行に行くんですo(^▽^)o実は、うちの県にもついに空港が出来るんだ~!しばらく前に学校からアンケートがあって、「飛行機は問題はないですか? 身体の不具合や精神的なもので飛行機に乗れない生徒はいますか?」みたいなものだったんだけど、それには、せっかく近場に空港が出来るので、飛行機での修学旅行を考えているということでした。かえでは飛行機なんて乗ったこともないし、たぶんこれからもそういう機会はないかもしれないので、修学旅行で乗れたらいいなぁと思ってたのね。それが、全国ニュースでも流れているから、知っている方もいるかもしれませんが、空港周りにある木の高さが問題になって、本当なら3月に開港する予定だったのが、残念ながら6月になっちゃったんだよ(;´д`)つまり、5月の修学旅行には間に合わないのです・・・(´□`。)ということで、飛行機を使って沖縄へ行く予定だったのを、従来通りの、広島・岡山方面に行くことになりました、とのことでした。ああ、飛行機で沖縄・・(*´∇`*)私も付き添いします!と申し出ようと思っていたのになあ(笑)でも、岡山といったらびびあんさんお世話になりますがよろしくね~( ´ ▽ ` )ノそして倉敷に小豆島(あ、これは香川県?)、広島の原爆ドーム・・・こちらも見所満載だものね(o^-')bそれでもねえ、こんな大変な息子をみんなと一緒に修学旅行に連れて行ってもらえるだけで、有難いと思うのです。飛行機に乗れないのは残念だけど、いつか絶対乗せてやりたいなぁと、すご~く思いました^^そういう私だって、飛行機は新婚旅行の時しか乗ったことがないのだ!かえで、絶対いつか飛行機に乗ろうね!そして、学年懇談会のあとは、高等部全体のクリスマスコンサート♪かえでは楽器担当で、こんな格好で一応本格的でしたが、 (白い手袋までしてる!)果たしてその演奏は・・・( ´艸`)
2008年12月18日
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今日、かえでの三者面談がありました。かえでも、前回からちゃんと面談に参加できるようになったので、ケース担当の先生と、主担任の先生と、かえでと私の4人です。主には、10月下旬に行った現場実習について。実習先の施設から、『産業現場等における実習評価表』というものが届いていて、それを見ながらの面談でした。これは学校で作られた書式に、施設の方が記入して渡してくれるようです。これを見て、ものすごく落ち込みました・・・(ノ_-;)ハア…○実習評価表○1.自分でトイレに行く2.トイレをきれいに使う3.着替えは一人で行なう これらは、先生の付き添いをお願いしたので、一人でできているかどうかわかりません。4.決められた時間内に食事が終わる (問題あり ) 早く食べ過ぎて、3回ほど吐くような様子がありました。 (例の「オエ~ッ」というヤツです(-_-;))5.いつも挨拶や返事をきちんとする (問題あり)6.昼休みなどに他の利用者と一緒に過ごす (問題あり) 一緒の空間にいることはできましたが、コミュニケーションはなかったです。7.簡単な指示が分かる (問題あり)8.根気強く仕事に取り組むことができる (問題あり) 集中が途切れない間は、真面目に取り組んでいました。 大きな声が出ることが多く、他の利用者さんが驚きます。9.いつも落ち着いて取り組むことができる (問題あり) 〃※この実習生に今後努力して欲しい点や、学校や家庭での指導に期待すること・突発的な大声やジャンプは、利用者さんの不快(精神的不安定や苦痛につながる) になってしまいます。 集団生活の中でのマナーを学校教育の中でご指導していただきたいと思います。(まだいろいろと厳しいことが書かれていたけど、とてもここに書けない・・・) ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲ う~~ん・・・頑張ってやっていたのに、何だかほとんどを否定されてしまったような気分です。ざっと読んだ時に、先生から「いかがでしょうか」と聞かれて、「厳しいですね・・・」としか言葉が出ませんでした(T_T)初めてのところで不安定になるのは当たり前だよね・・・それでもあの5日間は、かえでなりにすごく頑張ったと思うんだよ。たった5日間で、全部が出せるわけじゃない。やっと慣れた頃に終わってしまったし、それでも良い部分だってたくさんあったと思うんだ。自閉症、知的障害(ともに重度)があるから、支援学校に行っているわけだし、配慮がすごく必要な子だから、自閉症スペクトラム空間を使って、一人で頑張って作業ができるように訓練していただいている。一生懸命頑張ってるんだよ、これでも・・・泣きたい気分でした(´□`。)とにかく今は、かえでが毎日落ち着いて過ごせるように配慮することで精一杯なのに、こんなにたくさんの課題を一度にドーンと突きつけられたようで、もちろん、実習を終えた時には、私も課題が多いぞ!と心に留めてはいたけど・・・良いところだってあるのに・・・そんなことは関係ないような、冷酷な評価表にガックリきました _| ̄|○ガクッ実習にずっと付き添ってくださった先生も、「僕もビックリしました。けっこう厳しく書かれているなって。 『簡単な指示が分かる』なんて「問題ない」でしょう。 かえでさん、ちゃんと理解できてましたよ。 職員さんも見ていたはずでしたけどね・・・」主担任の先生も、「私、はっきり言って悔しいです」とおっしゃってくださいましたが、さてこれからどうするかという話になるわけで。窮屈な中での5日間は、かえでも先生も私もかなり大変でした。それなのに、ここまで言われるとは本当に悔しい。でも施設側は、実習の場を提供するということで、こちらのワガママを受け入れてくださっているので、こちらも低姿勢でいかなきゃならないんだよね。でも次回(来年の6月)も、再度同じ施設に実習に行くつもりでいます。それまでに、「問題あり」だったことを少しでも克服して、ギャフンと言わせてやるぞ!思いっきりリベンジだっ!かなり厳しいことを言われて、ほんとに凹んでしまって、帰りの車の中で泣けちゃったけど、う~ん、私が甘いんだろうか?現実は非常に厳しいですね。この悔しさをバネにして、とにかくかえでに足りない力をつけさせなければ・・・先日、ネット友達のRさんがお話してくれたように、きっとまだ伸びる可能性があるから、厳しく指導されるんだろうと、良いほうへ解釈したいと思いました。それでないと、やっていけないよ~・・・(;´д`)トホホ
2008年12月09日
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今日は、初めて動画に挑戦です(^_^;)うまく送信できるかな…ああ、なんか横になっちゃってるー(´□`。)ホントは真っ直ぐ走ってるはずなんですけどね^^どうやったら真っ直ぐになるんだ?顔を横に90度倒して見てください(;´д`)すみません( ̄_ ̄ i)これは、かえでの登校するところ。何度か撮っているんだけど、いつもブレたり、車が来たり、幼稚園のグループ登園とぶつかったりで、なかなかうまく撮れなかったのですよ。これも大した映像ではないですが…( ̄▽ ̄;)支援学校の駐車場から高等部の昇降口まで、約100m。横断歩道を渡ると、かえでは元気に走って行ってしまいます。時々振り替えるので、「ばいばい(^o^)/~~」と手を降ってあげると、ニコッと笑って、また走っていきます。今も不安がいっぱいで、ずっと手繋ぎしている状態のかえでだけど、登校する時は気持ちをパッと切り替えられるのはありがたいことです。自宅から通うようになって一ヶ月。以前より通学の時間が短くなったので、だいぶ朝の時間に余裕ができました。これからもう少し早く家を出て、もっと離れた場所から一人で登校できるようにしてみたいと考え中(o~-')bいろんなことに挑戦してみたいです。
2008年12月02日
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あぁ・・・ 現場実習が、何とか無事に終わりました(*´∇`*)どんな感じだったか、何度か書いてきたけど、終わってみれば、とても良い経験をさせていただけた意義のある実習でした。かえでが、これから頑張っていかなくてはならない課題もはっきりしてきたし、親として、これからどんなふうに取り組んでいくか、これまでは、何となく漠然としか考えてなかった部分も多かったけど、マジで気合入れてやっていこうと思いました。学校の先生がとにかく熱心で、5日間のほとんどをかえでに付き添ってくださり、私は、こんなに個別に付いてもらっていいんだろうか?こんな甘えていいんだろうか?他の生徒さんは大丈夫だろうか?なんて、すごく心配していたのよ・・・先生は、その日の実習が終わると学校へ戻って、別の先生方と、今日一日のかえでのことを話し合って、「明日はお母さんと離れて、こんなふうにしてみましょう」とか、「明日の作業は○○だそうですから、写真カードを作って持っていきます」とか、夜になると電話をくださり、細かい打ち合わせをして、私も翌日に備えていました。有難いのはもちろんだけど、なんだか気遣いされるのに慣れてないせいか、かえって私が先生に対して気を遣ってしまって、そんな態度が先生にも伝わっていたようで、5日間の実習が終わった夜、またまた電話をもらい、「お母さん、私達はこれが仕事ですし、 心配しなくて大丈夫ですよ。 支援が必要な子には、 それなりの支援をする学校なんですから^^」と、おっしゃってくださいました。これを聞いて泣けちゃったよ・・・支援が必要、それも特別な。だから特別支援学校って名前の学校なんだ(当たり前だけど^_^;)そこに通う生徒なんだから、先生が特別に支援してくださるのは当たり前のことかもしれないけど、やっぱり心から有難いと、すごくすごーく感じました(゚ーÅ)実習の3日目のこと。夫が有休をとっていたので、午後に一緒に行くことになりました。この日は、初めての缶つぶしの作業。缶つぶしは外の作業です。学校でも、作業といえば必ず室内だし、外へ出て何かやることに対して、ものすごく違和感があっことと、慣れたバリ取りの仕事ではないことで、先生がやって見せてもずっと不機嫌で、グズグズヒーヒー言って怒ったり飛び出したり、一向にやろうとする気配がありませんでした。私は、外の作業が見える室内でバリ取りをやりながら、とても心配して眺めていました。先生が根気良く取り組ませてくださり、11時の休憩を境に、だんだんと落ち着いて缶つぶしをやることが出来てきました。一旦調子に乗り出すと、どんどんうまくできていくところは、頼もしいです。この日は、午後も作業という日でした(毎週水曜日はそういう日)で、夫が見に行った時は、ちょうど上手い具合に調子良く作業をやっているところでした。先生と一緒にかえでに声を掛けながら、夫も嬉しそうに見ています。1時間ほど見て、夫は帰りました。支援員さんからは、「熱心なお父さんですね」とか、「いつもちゃんと面倒見てくださるんでしょうね。いい感じですね」なんて言われましたが、たった1時間一緒に見ていただけで、こんな過大な評価をされちゃうってさ・・・家に帰って、「お父さん評判良かったよ。熱心ですねって」と話すと、もう鼻高々で、そりゃ嬉しそうでしたわ( ̄▽ ̄;)『美味しいとこどり』しやがってー( ̄へ  ̄ 凸フンッと思ったけど、育児に、特に障害児に対して親として未熟な夫も、こうして誉めて育てるのがいいのだろうなぁ、なんて思ったりもしたわけです^^かえでは、昨日で正式に施設を退所して、自宅に戻ったわけですが、いきなり現場実習ということもあり、私自身かなりしんどかったけど、ずっと一緒に過ごすことで、距離の置き方や、家での過ごし方、見通しの持ち方、などなど、いろんなことが見えてきて、ほんっとに勉強になりました。今日の午後は、月に一度のバスケット教室さっそく『送迎』と『行動援護』のサービスを使って、ヘルパーさんと出掛けています。今夜はそのまま寮へ行ってお泊り(ショートステイ)。明日の午後に帰って来る予定。ああ、久々にのんびりじゃ~~~~~っ( ´ ▽ ` )ノ脱力しまくり( ̄∇ ̄;)ハッハッハ 室内バリ取り作業。 アルミ缶をつぶす作業。両手で持つハンマーで、台に置いた缶をグシャッとつぶします。かえでは350mlの缶(特にスーパードライ(笑))が好きで、お茶やコーヒーのキャップの付いた缶は気に入らないみたいでした^^最後の日は私もやってみたけど、おかげで今日は腕が筋肉痛・・・(´□`。)
2008年11月01日
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現場実習も四日目が終わりました。小さな部品のバリ取りの作業。アルミ缶つぶしの作業、などなど・・健常な人にしてみたら、ほんとに簡単な末端の作業ではあるけど、施設の利用者の皆さん一生懸命やっています。その施設をお借りして、実習させていただいているわけで、学校の先生もずっと付いていてくれますが、施設に対してはとても低姿勢で、私もいろんなことを一緒に勉強させてもらっています。かえでは、先生と一緒に作業をやっていて、私は少し離れたところで、別の作業をやらせてもらいながら、遠巻きにそっと見ています。最初は、私がいると帰りたがったり、手を繋ぎたかったりして、なかなか気持ちが切り替わらないことを悲観していたのだけど、今日は一人でいる時間も増えてきていて、大きな声もかなり減ってきて、缶つぶしの作業は、順調に進んでいました。とてもいい感じでした(*´∇`*)今日の午後は、外に出て3キロくらいの距離を歩きました(余暇活動の一環)。途中、池のあるところの公園で少し休憩。実習生のかえでより、私のことが珍しいのか、利用者さんにはモテモテの私です( ̄▽ ̄;)利用者Aさん(男性20代) 「今度、みんなで旅行に行きます」私 「いいですねえ。どこへ行くの?」Aさん 「え~っと、どこだっけ?あっちの方かな(東の方を指差す)」私 「日帰りですか?」Aさん 「ああ・・・ヒガワリです」私 「日替わり??? 一泊かな?」Aさん 「ああ・・イッパツです。ヒガワリでイッパツです」すごい旅行ですね。 『日替わりで一発』ってさ~。でもまったくイヤミのない純粋な言葉で可愛かった( ´艸`)で、結局どこへ何泊で行くのかは、よくわかりませんでした(笑)でもすごく嬉しそうで、先に楽しみがあって、それをワクワクして待てるっていいなぁ♪と思いました。当のかえでは、そんなハイレベルな会話もできないし、意味もわからないけど、それでも何となくその場でニコニコしながら、一緒に居れるというのが嬉しかった♪かえでがドラゴンズの帽子をかぶっているので(夫がドラゴンズファン)名古屋出身だという利用者さんの一人に気に入られてしまって、お散歩の帰り道は、その彼と一緒に歩いていました^^私も慣れない作業と、神経を遣っているせいか、帰りの会が始まる前のほんのわずかな時間にも、ウトウトしてしまうくらい疲れちゃって、働くって大変だなぁとつくづく感じておりますm(__)m明日は最終日。やっと慣れた頃に終わってしまうけど、きっと一度経験したことは、かえでの中で大きな収穫になることでしょう(o^-')b私のほうが、もっと実習した方がいいかも?ですね(;´д`)
2008年10月30日
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いよいよ今日から、かえでの現場実習が始まりました。現場実習のことより、自宅に戻ってきたって事のほうが、私にとっては一大事で、実習に向けて、気持ちがしっかり整ってなかったような気がします・・・朝の9時。とても機嫌良く、今回お世話になる施設に到着。利用者さん全員が揃って、まずは園庭で朝の運動。ラジオ体操のあと、園庭をグルグル走ります。それまで私の手をちょっと不安気にギュッと握っていたのだけど、ランニングが始まると、一人で流れに乗って勢い良く走っていました。その後、朝の会。自己紹介をさせていただき、皆さんにご挨拶。明るくて陽気な利用者さんが多くて、とても和やかな雰囲気なのが有難かったです。そして、いよいよ作業。初日というのに、事前打ち合わせをした担当の職員さんが急用で留守だそうで、特に何の指示もなく、「この部屋で作業をやります」と言われただけでした。部屋に入ると、いつも学校の作業でやっているのと同じ部品がたくさんあったのですが、どこで、何を、いつまでに、どれだけ、どうやってやればいいのか、私も初めてな場所だし、もちろんかえではもっと初めてだし、聞けそうな人もいなくて、あちこちウロウロして探して回っているうちに、かえでが混乱して、だんだん不機嫌になってしまいました(>_<)せっかく事前打ち合わせで、かえでのことをいろいろ知ってもらうように、苦手なことや、得意なことをたくさん話してきたのに、これでは打ち合わせの意味がありません・・・わかりそうな人を捕まえて、詳しく指示をあおぎ、やっとかえでも作業を始めることが出来たのだけど、やっぱり最初が肝心・・・見通しがつかず、イライラしながらやってます。私の手も握ったまま、離そうとしません。少しすると、すぐに別の部屋(朝の会をやった部屋)へ行きたがり、戻るように促がすと、大きな声を出したりと、なかなか大変なスタートとなってしまいました・・・(;´д`)10時半になって、担任の先生が来てくださり、今朝からの事情を説明して、かえでも、私と先生の見守る中で作業を続けていたのだけど、先生が来たら、けっこう静かに落ち着いてきたのね。で、私に「ばいばい」って言うのですよ。つまり『お母さんは帰れ』と。私がいると、家で一緒にいる感覚がいつまでも抜けないようです。学校へ送っていく時も、車の中ではいつも歌を歌ったりして、楽しい雰囲気だけど、車を降りて横断歩道を渡るところから、かえでは『学校モード』に切り替わって、そこからは『母』は必要ないのです。なので、今日も私がずっとくっついていると、作業のモードに切り替えられずに、さらに朝の混乱を引きずる結果となっていたようです。先生もそれを感じて、私に帰っていいですよ・・とおっしゃるので、先生にお任せして、一旦家に帰りました。終わる時間は15時半なので、15時頃に迎えに行くことにして、少し休もう・・と思って、ソファに横になると、そのまま2時間も寝てしまいました( ̄▽ ̄;)実は、昨夜はいろいろ考えていたら、あまり眠れなくて、おまけに何を勘違いしたのか、起きる時間を1時間早くセットしてあって、すごい寝不足状態でした(;´д`)15時までに家事を片付けて、迎えに行きます。午後は余暇活動で、作業はありません。みんなでけっこうな距離の散歩に行ってきたそうです。かえでもすっかり落ち着いていました。私が来たのがわかると、『帰るモード』になります・・・私がいると作業が出来ない・・・卒業後、どこかに就労したとしても、実習みたいに先生がずっと付いてくれることは出来ないし、そうなると私がしばらく付いていくことになるんだろうけど、私がいると切り替えられないってことは、なかなか一人で仕事ができない人になっちゃうんじゃない?まあ、今から先の不安を掻き集めて、心配することでもないかもしれないけど、彼にとって、転ばぬ先の杖は必要であるし、とにかく、いろんな想定をして、経験を積むしかないでしょう。言葉でやり取りして理解できるような知的レベルは低いし、とにかく身体で覚えるしかないので、明日からも懲りずに私も実習に参加して、『母がいても作業を続けられる』強さを身に付けさせよう。そんなことを思いました。同じことを先生も考えていらっしゃったらしく、夜に電話いただき、そんな話し合いをしました。また明日は、かえでとともに実習を頑張ってきます~(o^-')b
2008年10月27日
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~「大人になった自閉症」~ ビデオ公開及び講話のお知らせという、大変興味深いタイトルのお便りが、先週末に配布されました。かえでの通う特別支援学校の高等部には、主に作業の時に、自閉症の生徒が、周りの騒々しさに気をとられず、落ち着いて作業に取り組めるように、そして、自閉症の障害特性を上手に克服しながら、自立へ向けて支援するために、自閉症スペクトラム療育・学習空間という教室があります。かえでも作業の時間は、1年生の時からこの空間を利用させていただいていて、周りを衝立で仕切っていて、目で見てわかるようなスケジュールも充実しているので、とてもスムーズに作業ができるようになっています。ここのコーディネーターの先生と、進路指導主事の先生の主催で、企業就労を実現させた7人の自閉症卒業生が、実際に会社現場でどのような姿で働き、どのような就労生活を送っているかをビデオ公開しますと書いてありました。これはぜひぜひ出席しなくてはー!( ´ ▽ ` )ノ参加希望者は、今日22日までに申込用紙を提出することになっていたので、お便りをもらってすぐに参加希望と書いて、提出っ!で、私は何を間違えたのか、その講話の日を、今日の22日だと思っていて、提出の〆切が今日になってたもんだから、〆切のその日に講話をするなんて、先生も慌てていたんだなぁ( ̄▽ ̄;)・・と思いながら、今朝、かえでを送ってそのまま一緒に学校の会議室へと向いました。でも、やけに人が少ないです・・・(当たり前だけど(笑))いつも同じくらいの時間に送ってくる自閉症の子のお母さんも、子供さんをおろすとすぐに車を出して帰ってしまいました。彼女なら、絶対聴きに来るはずだと思っていたけど、なんで帰っちゃうんだろう?まだ時間があるから、きっとコーヒーでも買いに行って、時間を潰すつもりかな?なんて悠長に思っていました。でもなんとなく様子が変なので、たまたまその辺にいた顔見知りのお母さんに聞くと、「それって10月2日じゃなかった?」「へっ?・・・( ̄□ ̄;)!! 」私、いったいお便りのどこを見ていたのでしょう・・・( ̄▽ ̄;)まあいつものボケって感じもしないでもないですが、こういう間違いをしたのは初めてで、なんだか自信がなくなってきちゃったよ・・(ノ_-;)ハア…張り切って出掛けてきたはいいけど、なんだか出鼻を挫かれてがっくりです。トボトボと帰りましたとさ。でもまあ、せっかく時間が余ったので、明日のお彼岸に備えてお花を用意したり、夜までできないと思っていたコメントのレスを書いたり、訪問したり(笑)洗濯も余分にできたし・・・あははというわけで、この興味深いビデオ公開と講話は、来月のお楽しみになりました♪参考になるお話がありましたら、また紹介しますね(o^-')bで、明日の秋分の日は、夫はもちろんお仕事なので、かえでと私と林檎と3人で、お墓参りを済ませた後、『秋のドライブ&行ったことのない場所で遊ぼう』という企画で、お出掛け予定です ☆プレーンベーグル☆ ドライイーストでは何度も作っているけど、自家製酵母では初めて。いい感じにツヤツヤしてプックリ、もっちりシコシコです。(って、私はあんまりベーグルは好きじゃないんだけど)
2008年09月22日
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今日は、障害者雇用に力を入れている、ある会社の社長さんのお話を聴いてきました。この会社は農園でして、チンゲンサイ、ミツバ、芽ネギなどの水耕栽培をしています。ある時、障害のある子とそのお母さんが訪ねてきて、そのお母さんが「うちの子供を働かせてほしい」と必死で頼んできたそうです。「障害」に対して無知だった社長さんは、どうやって対応していいかわからずに断わりました。でも、お母さんは、「自分も一緒に働きます。自分の給料は要りませんから」と粘ったらしく、社長さんは、「働いてお金が要らないってどういうことだろう」と、理解できずにいたわけです。でもそれがきっかけで、この社長さんは、自分の仕事を通じて、障害のある人と何らかの関わりを持とうと考えるようになり、障害者の雇用を積極的に行なうようになりました。現役のパートのオバちゃん達は噂話も多いし、性格もきついし(笑)そんな中に立場的に弱い人を入れて大丈夫か、とすごい不安があったそうですが、不思議と、社員パートみんなが、その障害のある人を大事にし、彼らが働きやすい職場作りに取り組むことができて、作業のノロい障害者がいても、みんなの士気が上がり、逆に業績が上がったというのです。聴いたことを上手くまとめられないので、私の心に残ったお話を箇条書きにしてみますね(o^-')b 障害のある人を「ハンディ(マイナス)」だと思うから「雇えない」と思っている会社が多い。この会社が増収増益になった = 彼らがマイナス要因ではなかった。製造業などの会社の中では、個人の能力を活かせる場が少ない。障害のある人は、「働かせてもらっている」「ここで働くことが生きがい」と言う。働きに来て、帰る時に「ありがとうございました」なんて言って帰る人は少ない。(みんな「チッ」とか吐き捨てて帰るとか、溜息吐きながらとかね^^)農業というのは、製造業のようにシステム化されてない、サービス業のようにマニュアル化されてないので、改善の余地がたくさんあって、経営者しだいでいくらでも変われる。その中で障害のある人が上手く働ければ、これからの農業がどんどん発展するのでは。働かせてほしいという気持ちには、次がないという必死さ、謙虚さ、純粋さ、優しさや気遣いなどが詰まっていて、こういう気持ちが、周りの人たちを変えていく。農業は、「汚い、きつい、かっこ悪い、給料が安い」というのが定番だったけど、定年がなく、ずっと人と自然との関わりをもって働ける場所。その人との関わりの中で、自分の役割を持ちながら、幸せな人生を送れたら嬉しい。最初に書いたお母さんが「お金は要らない」と言った意味は、その働く喜びがわかれば、お金はその後に自然とついてくるものである、ということ。「農業とは、今の世の中で、こういう役割が出来る分野なんです」と最後に語った社長さんの誇らしげな笑顔は最高でした♪まだお若いんですよ(43歳とか?) なかなかのイケメン社長だったし~(*´∇`*)現在は、障害のある人(知的、精神、身)は10人働いていらっしゃるそうです。ここで雇ってくれ、とは言わないけど、最初にここの会社の門戸を叩いたお母さんが居なかったら、この会社も、こうした障害者雇用には目覚めなかっただろうし、やっぱり、子を思う親の力ってものすごいパワーがあるんだと思う。そうやって、ダメ元でも出て行く力強さと、それに応えてくださった会社。うん!私も頑張らにゃいかんと思いました。農業・・・うちも少しやっているけど、かえでにうまく繋げられるものがあるといいな。「農業」がこれからのキーワードになりそうお金は要らないから、自分も一緒に働きますといったお母さん。なんかすごく気持ちがわかるなぁと思いません?今日のお話を聴いて感じたことは、まさに、 障害児教育は人間の原点である ということです(o^-')b今日、紹介させていただいた農園は、こちら~^^でもって、この講演のあと、作業の参観がありまして、今日も台風の中、作業を頑張っていました。昨年度と同じの、織物班です ↓ 長くなってごめんなさい~~ヾ(;´▽`A``アセアセ
2008年09月19日
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2学期が始まって2週間。かえでは元気に毎日学校へ通っています♪始まってすぐからリズムが整い、ご機嫌もよく笑顔が多いのが嬉しい毎日です。 学校の連絡帳から^^9月12日(金)今週は、毎日おだやかな表情のかえでさんでした。給食の準備では、いつも牛乳やストロー、ご飯を配る係りになっています。みんなの机の上を、ユウキ君やマコト君が拭いてから配らなければいけないのですが、かえでさんは、やるべきことをどんどんやってしまいます。すると、すぐにユウキ君が、「先生、かえでくんがもう配っています!」と気づいて、かえでさんにも声を掛けてくれます。宿泊学習で一緒に班別行動をして以来、ユウキ君はかえでさんのことを気に掛けて、いろいろと声を掛けています。とってもやさしい表情をしたユウキ君に、かえでさんも笑顔を返しています。そのような微笑ましい姿を見ていると、感動して涙が出そうになります。クラスとしてのまとまりと雰囲気の良さが出てきている2年3組です。先週末には、こんな内容が書かれていました。なんだかすごく嬉しくて、もうユウキ君にお礼を言いたい気分でした(*´∇`*)かえでとユウキ君のやり取りも、想像するとオモローです( ´艸`)なので、今朝は私から、ユウキ君、いつもありがとうございます。親として、お友達の存在は、とても嬉しいものです。コミュニケーションがとりにくい息子ですが、こうしてクラスの中に一緒にいることが出来て、本当にありがたく思います。これからもどうぞよろしくお願い致します。と書いて、かえでに持たせました。特別にユウキ君への手紙というわけではないのですが、学校や先生、お友達へのお礼です。すると、今日の連絡帳には、このように書いていただき、ありがとうございます。ユウキ君にも読んで聞かせました。このようなことがユウキ君にとっても心の成長となり、より一層すてきな大人になれると思うのです。感謝します。かえでさんは、3連休明けでしたが、とってもおだやかで楽しげに生活できています。SHR前にノートを書いていると、少し声を出していましたが、どうしたのかなと見てあげると、目を合わせてきてニコッとします。嬉しいですね。と書かれていました。かえでは、家でも寮でも学校でも、大きな声を出したり、急に泣き出したり、急に飛び出したり、自傷が激しかったり、不安定な時には誰かに向っていったり、とにかくいろいろと大変なことが多くて、知らない人から見たら、とても危ない宇宙人なわけです。だからクラスにいても、軽度の子に比べると、ほんとに浮いてるし、ほんとに重度だという事を思い知らされるのだけど・・・ユウキ君は、そんなかえでとも一緒にいてくれて、やさしく見守ってくれるかけがえのない友達で、彼にとっても、かえでの存在が決して悪いものではないという事がわかって、親として、こんなに嬉しいことはないじゃありませんか~~~(*´∇`*)かえでの居場所と、楽しく過ごせるひとときが、学校にちゃんとあるということ。とてもホッとちゃいました。ユウキ君以外にも、良い友達がたくさんいて、幸せだなぁと思います。分教室から、新たに本校の高等部に入学し、とても不安だった1年半前。軽度の子からいじめられて、不登校になった重度の自閉症の子を知っているので、かえでは大丈夫だろうか?と本当に不安でした。みんなが温かく見守ってくれる学校の存在ってありがたい。あと1年半しか学生でいられないけど、少しでも多くのことを学んでいけるように、私も精一杯応援しないと~!ユウキ君、ありがとね。これからも仲良くしてね(o^-')b
2008年09月16日
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学期末、どこもかしこも三者面談ですね。昨日は、桃の面談。今日はかえでの面談でした。母はあっちこっちと大忙しでございますヾ(;´▽`A``かえでの三者面談・・・昨年度の高1の時の面談は、とてもかえでが入って話ができる状態ではありませんでした。でもね、今日は違ったのです(*´∇`*)最初からかえでもちゃんと一緒に入って、先生と私とかえでの3人で、本当の三者面談ができたんです~~~(o^-')bもう、今日はこれがとにかく嬉しかった♪で、面談の内容は、先日の現場実習のことや、昨日の宿泊学習のことなど、どれも、とても落ち着いて穏やかに取り組めていたということで、私もホッとしました特に、宿泊学習の街中散策などは、同じグループのユウキくんとペアになっていて、かなり軽度の知的障害の子なので、かえでを上手にサポートしてくれたそうで、かえでも逆らうことなく、素直に彼のあとをついて歩いていたとか。いつも大きな声を出したり、会話もできない、コミュニケーションもとりにくいかえでは、クラスの中でどんな存在なんだろう?と時々考えてしまいます。でも、昇降口で靴を脱いで、上靴に履き替えていると、相変わらずミハルちゃんがやってきて、優しくお世話してくれてるし、ユウキくんみたいに、外での活動の時に一緒にいてくれる子もいる。いろんな人に囲まれて、かえでも私も幸せだなぁと感じました一学期のかえでの良かった面、反省して次に活かしていくこと、10月からかえでが自宅に戻る予定でいることなどを、先生と話しました。とても暑かった教室でしたが、かえでも汗をタラタラ流しながらも、私の横で、ハンカチをたたんだり開いたりして、30分間ずっと座って、案外静かに待っていてくれました。主担任の先生が廊下で待機していてくださり、かえでがうるさかったら、いつでも飛び出していって連れ出すつもりでいたそうですが、「今日は、初めて三者面談ができましたね。素晴らしいです」と、嬉しそうにおっしゃってくださいました。このところ、かえでは劇的に変化しているように感じます。というか、3~5月がとても大変だったので、よけいにそう感じるのだと思います。この少しでも良いところを、ずっと継続できるように、私も頑張らないとね。今日は、かえでの三者面談記念日でした♪ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ところで、昨日行なわれた桃の三者面談では・・・(;´д`)え~・・かなり厳しいことを言われちゃいまして、もう、_| ̄|○ガクッ・・・でも諦めるのはまだ早いっ!この夏が勝負だぞ!遊んでないで勉強しろーっヽ(`Д´)ノと、ガミガミ言ってしまいそうですが、言うとよけいに反発するので、何かで釣って頑張らせるか?ほめてその気にさせるか?それとも放置するか?自分の人生だから、自分で決めなさい!という気持ちもあるけど、やっぱりまだ中学生。その辺は、ある程度導いてやらなくてはまずいだろうなぁと、親も頭を抱える日々でございます(ノ_-;)ハア…ああ、暑すぎて脳ミソがとけそう・・この際、脂肪をとかしてしまいたい・・・( ̄‐ ̄)
2008年07月18日
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今日から一泊で、かえでが宿泊学習に出かけました。と言っても、特別に遠い所ではないので、何となく見送る側もちょっとお気楽o(^▽^)o今日は近隣の街中を班ごとに散策したり、うなぎパイを作っている会社(春華堂)の工場見学をしたり、FM放送のスタジオ見学をしたり、何だか楽しそうなスケジュールです。宿泊は、少し山の方に行った森林公園。大きなアスレチック場など、スポーツ施設があり、とても良いところです。二日目は、その周辺で班ごとにフィールドワークだそうです。林檎は、FMスタジオ見学と聞いて、「かえでのでかい声が流れたら困る」と心配してました( ̄▽ ̄;)宿泊用と二日目のものをまとめた大きなバッグと、手荷物用の小さなバッグを用意し、学校で持ち物チェックをするために、月曜日に両方を持って行きました。今朝はいつも通りに登校。健康チェックと出発式を終えて、バスに乗って出て行くところを見送ろうと、他の数名のお母さん達と駐車場で待っていることに。バス2台で行くようです。かえでは、昨日の帰りから、「あしたバス」「おべんと」と何度も言っていたので、「明日はお弁当じゃないよ。レストランで食べるの」と教えると、今度は何度も「れすとらん」と嬉しそうに言っていました。(どこかの和食の店でうなぎを食べるらしい( ̄¬ ̄*)ジュル)ちょっと見通しはつきにくいかもしれないけど、いつもより笑顔が多くて、きっと、かえでなりに楽しみにしているんだろうなぁと感じました(*´∇`*)二つの荷物を抱えて、かえでのクラスの子達がゾロゾロと歩いてきて、バスの下の大きな扉が開いて、みんなで大きい方の荷物を入れています。遠巻きに見ていると、かえでもみんなに倣って、荷物を入れているようです。そうやってみんなと一緒にできるっていう事が嬉しいよね^^積み込みが終わって、子供たちは順にバスに乗り込みます。あっ、かえで・・・ なんと手ぶらです( ̄□ ̄;)!! 小さい方のバッグも、入れてしまったみたいっ!先生はバタバタしていて、全く気がついてないようなので、急いで駆けつけて、かえでが手荷物用の小さいバッグも下に入れちゃったことを告げて、出していただきました(;´д`)最初の方で入れたもんだから、奥の方に入ってしまっていて、先生3人と私と4人がかりで探してしまいました。お世話かけてすみません小さいバッグの中には、今日のしおりや、お財布、療育手帳、ハンカチ、水筒など、とっても大事なものがたくさん入っているし、かえでが自分で言うことはできないから、見ていて良かったなぁ・・とホッとしました。大ちゃんママからは「さすがかえで!何かやると思った」と笑われましたが^^そういう大ちゃんは、自分の乗るほうじゃないバスに乗っちゃって、先生が慌てて連れ戻してるし先生が、「気が付かなくてすみませんでした。 なんか手ぶらでいるなぁとは思ったんですが・・・^_^; かえでさん、なんか嬉しそうですよね。 楽しんできますから。 お母さんもちょっとゆっくりしてくださいね」とおっしゃってくださり、私も安心して見送って帰ってきました。先生も、こんな大変な子達(ごく一部ですが)を引率するって、本当にご苦労かけます。こういう先生たちが支えてくださるお陰で、楽しい学校生活が送れるわけですからね。ありがたいことです。でもね、今朝は急に行けなくなってしまった子もいたんだよ・・なんか今朝の体温が37.0℃だったらしく、特別に具合は悪くないものの、37.0度あっては連れて行けないということで、お母さんと一緒に学校に来たんだけど、バスに乗ることなく帰っていったのでした(T_T)実はかえでも、日曜日の朝、何となく手が熱かったので、測ってみたら37.6℃もあって、1週間くらい前に寮でおたふくが流行っていたもんだから、それを心配していたけど、熱はそれっきり下がって、何ともなかったのです。37.0℃だったら行ってもいいじゃんねぇ、と今朝はみんなでワイワイ話しましたが、学校側としては、行った先で37.0℃になったなら仕方ないけど、行く前から37℃では連れて行けないんだそうです。「36.9℃って書いておけば良かったじゃん」と、つい言ってしまいました。たぶん私だったら、他に症状がないなら、そう書いていたと思ってさ^^ということで、行けなかったリョウタくんには申し訳ないけど、今日はお迎えに行かなくてもいいし、明日の朝も送らなくていいし、今日は久々に自分のためのを焼こうと、自家製酵母で生地を仕込んでいます~(o^-')b それとね、先日、寮の面談があって、急に決まったことなんだけど、10月から入所をやめて自宅に戻ることになりました。あと2ヵ月半。かえでが自宅で穏やかに過ごせるように、私もいろいろと準備しておこうと思ってます。
2008年07月16日
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さてさて、現場実習第一日目です。9時に家を出るので、いつもより超のんびり。機嫌よく待っていることもできて、いざ出発!いつもの寮の入り口に向うかえでに、今日はこっちだよ、というと、意外とあっさりすんなり作業所へ向ってくれました。知らないところに行くというのは、前もって写真カードで示しておかないと、不安でパニックになりかねないのですが、最近はとっても柔軟になっていて、ここでも安心して作業所へ入っていけます。嬉しい(*´∇`*)9時過ぎに着いたはいいけど、10時にならないと始まらない・・・ほんとに、のんびりゆったりのスケジュール。初日は、私も一緒に入って午前中だけ様子を見させていただきました。今日は担任の先生も来てくださって、一緒に午前中のみ参加してくださいます。10時に体操から始まって、朝礼をやって、10時半近くになって作業です。やっとかえでの出番という感じ( ̄▽ ̄;)丸い金属の穴が開いたお皿のようなものに、下からゴムをはめ込む作業でした。昨日の日記にも書いたけど、ここは重度障害の方がほとんどなので、作業ができる人が少なく、1時間の作業で、はめ込むのが10個できれば今日の分は終わり~くらいな感じです。かえでは、最初にやり方を教えてもらうと、もうどんどんやり始めていて、職員さんが材料を出すのが追いつかないといって、笑っていました。 これを5個ずつ積んで、箱に入れていきます。かえではこれでも、数字を読むことや数えること、その数字と実際の量が一致する数の概念も、かなり大きな数(2桁以内)までできるのですが、すぐに5個ずつと言われても、言葉では通じないので、視覚でわかりやすくするために、担任の先生が、自分の名刺の裏を使って、ササッと1から5までの数字を書いて置いてくださいました。 先生が「そっちから積んで揃えて」と指差し^^できたものを、この数字の上に順に置いていけば、5個揃うので、それを積んで出来上がりです(o^-')bその子に合った小道具をすぐに作ってしまうところは、さすが養護の先生。かえでも一発で納得して、5個揃えることができて嬉しそう♪そして、明日からも小道具として使えるように、職員さんが、その名刺ナンバーカードを別の板に貼って、かえで専用シートとして作ってくださいました。 ○のところに、5個積んだものを置きます。かえでは今日だけで、他の利用者さん全体の1週間分くらいの量を終えてしまったらしく、これで良かったのか、ちょっと心配もしましたが、作業ができないといって嘆くよりはいいか・・と思って、私は帰ってきました。先生 「かえでさん、すでにこの作業のエースですね^^」先生も、一番クラスで手の掛かる生徒が頑張っている姿を見て、喜んでくださっていました。ここまで引っ張り上げてくださった先生をはじめ、いろんな関係の方々のお陰です。かえでは、作業時間以外は、どうやって過ごしていいか、少し戸惑っていましたが、あちこち動き回ったり、座ったり、キーボードで音楽を鳴らしたりして、自分なりに楽しんでいるようでした。作業は、どうにでもなると思っていたけど、私が一番心配だった「のんびり」の時間も、それなりに何とかなるもんだ^^と思い、ホッとひと安心♪これも周りの雰囲気を読める力が付いてきたのかな?これまで私は何を焦っていたんだろう・・・今までのかえでのこだわりや、私の思い込みなど、いろんな思いが付着してきた生活の角質が、今、ポロポロとピーリングされてるような気分です。明日からも元気に現場実習にいけますように・・・
2008年07月01日
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かえでの通う特別支援学校の高等部では、現在、2~3年生は校外へ出て現場実習。1年生は、校内実習をしています。事業所や会社などへ実習に出る生徒は、3週間くらい行くのですが、かえでのような、福祉施設の作業所への実習はたいてい4~5日です。で、明日からとうとうかえでもその実習に出ることになりました。5月の上旬に、どこへ実習に行くか、先生たちと話し合って決める時、かえでがすごく荒れていた時期で、私とも一緒に車にも乗れず、付いて世話を焼くこともできない状態だったので、実習に出るといっても、どうして良いかわからず、実習先については、先生が決めてくださることになり、結局、かえでが入所している施設の中にある、重度障害の人たちのいる作業所に決まりました。そこの作業所は、通所なので、かえでも自宅から通ってほしいと言われ、今日、学校が終わったらそのまま帰宅して、実習期間中は自宅から通うことになります。先週、担任の先生と私と作業所の責任者の方と、打ち合わせをしてきました。かえではこの頃とても落ち着いてきていて、あの荒れ模様が嘘のようです。いろんな場面で、とても穏やかな表情が見られて、あれほど私に何度も向ってきたり、避けていたりしたのに、最近は、私の手を引っ張って、一緒にいてほしいことや催促することも復活してきました。もう感激です(゚ーÅ)大袈裟だけど、生きてて良かった(*´∇`*)・・・と思えます。学校では、みんなが現場実習に出ている間、残った生徒は校内実習をしていて、一日中作業をしていますが、昨年はこの日課の変化に対応できなくて、この時もひどく荒れてしまったけど、今年はさすが2年生!去年の経験が活きているのか、とても穏やかに順調に作業を進めることができていて、先生もビックリしているくらいです。作業の量も安定していて、どんどんこなしていける力強さがあり、とても嬉しく思います。でも、作業所の打ち合わせに行った時、この作業所の活動内容を聞いて、ちょっとショック。午前中に1時間ほどの作業がある程度で、あとはのんびりゆったり過ごす時間が多いのです。車椅子の重度の方が数名いらっしゃるので、その重度の方の動きに合わせたリズムで活動しているそうで、かえでの様子を聞かれた時に、作業はたくさんできます!って感じのことを、先生も私も責任者の方に申し出たのだけど、うちのところは、作業には力を入れていないんですここへ通ってきて、楽しく穏やかに過ごしてくれたら、それが活動なんですというお返事。それはそれでいいと思いました。でも、毎日こんなに頑張っている力を、どこで活かしてあげたらいいのだろう。そう思ったら、ちょっと悔しい気持ちもしたのです。この地域では、なかなかかえでの力を活かせる場所がないことも事実。作業はできるけど、支援もほしい。そんな理想的な作業所は、選べるほどはありません。もしかして、私がもっとかえでの力を発揮できる場所を発掘してあげて、もっと私が力を注いでいたら、かえでは一般就労も可能だったかもしれない。そう思ったら、私はもっと頑張るべきだったんじゃないか・・・って思えてきてしまって。3年前、うつ病だと言われて、半年から1年近く寝たきりでウダウダと過ごしていたけど、あの病気さえなかったら、あの寝ていた時間さえなかったら・・・と、そこまで思ってしまいました。そんなことを考えて、とても辛く切ない気持ちになってしまったのだけど、あの病気だった時は、それはそれで仕方なかったことだし、今さら言ってもどうしようもない。そして、あの1年間は、私にとって長い人生のうちの、ほんの一瞬の休暇だったのだし、あの時間があったからこそ、私は自分自身を見つめ直すことができたのだし、それは後悔してはいけないことだと思うのです。前向きに行こう!そう思えるようになるまでに、この数日間、かなり凹んでいました。泣いて友達に電話で愚痴ったりもしました。でも週末、かえでがとてもご機嫌よく私と一緒にいることが出来て、彼の顔を見ていたら、いつでもどこでも楽しく過ごせるようにしてあげたい。と強く感じて、明日からの現場実習も頑張ってくれるといいな・・・と思うのです。かえでにとって、知らない場所でのんびりゆったり過ごすということは、かなりの苦痛があると思うけど、今回はそれが彼にとっての実習なのだから、応援しなくちゃねというわけで、早番の夫が、会社帰りにかえでを迎えに寄ってくれて、もうすぐ帰宅する予定です。春休みの時は、荒れに荒れていて、長い日数を自宅で過ごすことができず、私も調子を崩して寮に泣き付いて預かってもらうこともありましたが、今回は就労に向けての第一歩になります。どうか無事に1週間過ごせますように、と祈る気持ちの一方で、もっと自信を持ってかえでと付き合っていこうと思ったり。うわっ!帰ってきた!それでは~~~( ´ ▽ ` )ノ
2008年06月30日
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新年度がスタートして早2ヶ月。いろいろ大変だった4月と5月だったけど、ここへきてだいぶ落ち着きも見られ、ホッとしてはいるものの、実は私には悩みがあるのです・・・それは、週に2回ある自主生産作業の日誌。かえでは、昨年度と同じ「織物班」になりまして、またお馴染みになったはたおりをやっています。もう大きなはたおり機械を使うこともできるようになってきて、作業自体は順調に進んでいるんだけど、4月から新しくきた先生が織物班に配属されて、指導に当たっているんです。その先生、かえでのクラス担任の一人でもあるのだけど、県立の普通高校から3年間の研修交流で来た女性の先生(Y先生としますね)で、書いてくる内容がかなりストレートなもんだから、私は思いっきり凹んでます(>_<)少し前まで、かえでは過敏で不安定なところがあって、先生に対しても攻撃的でした。毎日の連絡帳には、主担任の先生が、いつも温かい言葉で、きっとかえでさんも苦しいのだと思います。お母さんもお辛いでしょうが、学校では自分の役割をきちんとこなしていて、クラスの友達も助けてくれているので、安心してくださいね・・・なんて書いてきてくださるので、いつも読んでは涙が出そうになっていました(゚ーÅ)でも、そのY先生の書いてくださる作業日誌の連絡欄4月○日今日は織物班の作業室に入ったとたんに、私の頬をパチンと叩いてきたので、「ばつ!そんなことをする人のお願いは聞けませんよ」と言うと、おとなしく作業をしてくれました。5月○日今日はいつもと違うカランコ(はたおり機)で、あまり機械の調子が良くなく、いらだってしまったところもあったようです。泣いている生徒がいたら、かえでさんは外に出て行ってしまいました。5月○日今日はイタビ(糸をまいてある板)やハサミを別の先生のほうへ向けたり、私に向かってくることがありました。何かを伝えたかったのか、理由がわかりませんでした。5月○日手を止めてしまったり、「給食」といって作業に集中できないことが多かったです。5月○日作業着の一番上のボタンが取れているので、付けて下さい。前回もなかったのですが、書くのを忘れました。6月○日幅の狭いヒモを織っていますが、糸の引っ張り具合を調整するのが難しかったようです。かえでさんは指示されることは好きではないので、「もう少し引っ張って」と言うと、作業をストップしてしまいます。これでは作業も進まないし、指導もできないので困っています。いつもこんな感じで書いてあるんですよ。まあ、事実をありのままに書いてくれてるわけですが。こんなにできないことがたくさんあって、ダメな子ですねって言われてるみたいで、おまけにボタンが取れてるのを指摘されるって、私がダメ母みたいだしね。作業着は寮で洗濯するので、私は全然見てないんですよ。だから気がつかなかった・・・(-_-;)たしかに、かえではできないことも多いし、指示も通りにくかったりする。でもこれまでの学校生活を見てきて思うのは、その先生との信頼関係ができていれば、ちゃんとやるべきこともわかって、集中して出来るはず。だって、去年は同じ織物班の作業をあんなにちゃんとやっていたんだもん。そんな話を、土曜日の参観の時に大ちゃんママと話したら、大ちゃんの連絡帳も同じように、というか、うちよりひどいことが書いてあるみたいで、ビックリしちゃったのだ。大ちゃんは自閉症ではないので、逆に誰でもベタベタくっついて行きたがる子。「これではけじめがつきません。困ります」と書かれていたらしい。できないことをできるようにさせてあげたい、という先生の思いもあるのだろうけど、正直、私にはそれがあまり伝わってこなくて、否定されているような気分になる。幼稚園の先生をしている友達がいて、園児の連絡帳には悪いことは書かないようにしている。文字として残るから、なるべく良いことだけを書いて、悪いことや直して欲しいことは、直接口頭で伝えている。というようなことを言っていました。私が今まで関わってきた養護の先生は、ほとんどがマイナスのことを書いてくることがなく、その幼稚園の先生をやってる友達みたいに、直したいことや困ったことは、口頭で、という先生が多かった。どの先生も口頭で、学校と家庭で共通理解するように指導してくれた。それは障害のある子を育てている家族に対する配慮みたいなものもあるのかな?こんな言い方したら傷付くかな?とか、障害のある子に対して失礼かな?って考えて言ってくださってるのかな?なんて勝手に思っている部分もあったのだけど。私が甘かったのか。そういう配慮してもらうことを当たり前に思っていたのか?Y先生が今までいた普通高校の生徒と一緒にされても困る。かえでは見た目はまったく普通だけど、中味は重度の障害がある。おまけに超過敏。それに、Y先生が言いたいことは、私が一番良くわかっている。マイナスのことを指摘してくださるのは、ありがたい。でも良いところだってあるのよ、かえでにも。できない部分、それが「障害」なわけで、それができてりゃ、普通の学校に行ってますって( ̄へ  ̄ 凸私、打たれ強くないのですよ。打たれ弱いんです・・・(;´д`)今までいろんな経験してきて、かなり強くはなってるけど、元々の性格が弱いもんだから、温かい言葉にはすぐ泣くし、ちょっときついこと言われると、すぐ凹んじゃうし。親の苦労も認めて欲しい。親だって褒められたら嬉しいんだから。だから、あんまり痛いところを突かんといて・・って思うのです。もう最近は、この作業日誌が怖いの今日はなんて書いてあるんだろう・・って。なんかデスノートのようだわ・・・Y先生はキラ。そして私はエル!ってか、ただの作業日誌ですから( ̄▽ ̄;)
2008年06月09日
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今日は、かえでの学校(特別支援学校)の参観&懇談&PTA総会でした。本当は1ヵ月前に予定されてたんだけど、小中学部で麻疹に感染した子が数名出て、小中学部だけ1週間近く休校しちゃったもんだから、総会も延期になっていたのです。で、今日は土曜日なので、私もかえでもお弁当持参で、朝、送っていってそのまま一日学校で過ごしたので、なんかめちゃくちゃ疲れました。寝不足っていうのもあって、朝から眠い。午前の参観も、立ってみているだけで寝てしまいそうだったし、総会なんて、ほとんど寝てました( ̄、 ̄*)zzz。o○お弁当を食べた後の懇談会でも、目を開けていられなくて、先生のお話が子守唄のようで・・・( ̄、 ̄*)zzz。o○あ、でも参観では、今日から始まった校内実習の様子を見せてもらったけど、かなり大勢の中でも、かえではすごく静かに作業をしていて、ちょっとビックリしちゃったのです。 もう2年生だしね。やることがちゃんとわかっていて、自分のスケジュールボードを見ながら、黙々とこなしている姿は、ちょっと感動しました。私が見ているのがわかると、そばに来て、「おべんと」と言います。今日はお弁当を持ってきたから、給食ではなくてお弁当だね?って確認しているんです。「そう、お弁当だね」と言うと、また自分の場所に戻って、作業を続けていました。これから今月中はずっと校内実習で、来月に入るとすぐに現場実習です。2年生になると外へ実習に出るのです。そんなわけで、懇談会では実習の話が中心でしたが、居眠り三昧だった私は、とってもダメな母親でした(;´д`)トホホほとんどの子が、事業所(会社)などへ現場実習に行くのですが、将来、施設就労しか道がないかえでは、現在入所している施設の中の作業をやらせてもらいに行きます。なので、今日のお話は、ほとんど事業所への実習の話だったので、同じく施設に実習に行く大ちゃんママも一緒に( ̄、 ̄*)zzz。o○・・でした。本当はね。作業だけを取ったら、かえではすごく仕事ができる子なのです。自閉症の特性を活かせば、とても良い仕事をする子なのです。でもでも、見通しが持ちにくくて混乱しやすかったり、急な言葉での指示が通りにくかったり、大きな声が出てしまったり、道具や部品を噛んでしまったり、急に飛び出しちゃったり、別の人の声に敏感だったり・・・逆にそういう障害性が作業の邪魔をしてしまって、とてもバランスが悪い。そんなことを考えて、ちょっと溜息も出てしまうのだけど、今ある力を出せるように、私ももっと支援してあげたいなあと、睡魔に襲われながら思いました。あの仕切り板を付けてから、かえではとても落ち着いた感じです。自分でも「人に向っていってはいけない」とわかっているけど、それをコントロールすることが出来ずに、すごく苦しんでいたところに、仕切り板が付けたれたことで、自分を抑えられるようになったんじゃないかな?と、勝手に想像しています。シートベルトにしてもそう。適度な圧迫感が、気持ちを落ち着かせてくれてるような感じ。その良い雰囲気は、「これ」といって具体的に挙げることはできないんだけど、毎日の行動のあちこちに、ふとした時に表れていて、その微妙な変化は、私だからわかるんだよね~^^って、ちょっと嬉しく思ったりする。帰り道、自分の歌う「たいやきくん」の歌が子守唄になって、危うく居眠り運転するところでした( ̄□ ̄;)!! 明日は、桃が吹奏楽の「なんとかコンクール」っていうのに出る(オーディション通過した)ので、「頑張っておいで!」の気持ちをこめて、制服にアイロンを掛ける時、いつもよりギュギュッと糊を効かせてバリッと仕上げてやりました。そんなわけで、今日もいろんな思いを巡らせて終わろうとしています。寝不足解消のために、早めに寝よう。明日ゆっくり訪問させていただきますね~( ´ ▽ ` )ノ
2008年06月07日
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13日(木)に、養護学校高等部の卒業式がありました。かえでは1年生なので、在校生として参列します。ここ数年、かえでは大きな声や奇声を出すことがこだわりのようになっていて、主治医の話だと、声を出して自分自身を刺激している、いわゆる自傷行為と同じような感覚のものではないか・・・とのことです。出かけた時や、静かにしないといけない場所(病院とか図書館とか)では、わざと出す時もあります。そんな大声の行為に毎日ほとほと参っている私達。だから、卒業式、それも高等部という学校生活最後にして最大のイベントに参列することは、親にしてみたら、大丈夫だろうか、迷惑掛けないだろうか?と不安がいっぱいでした。「養護学校だし、みんなわかってるからいいじゃん」と、ほかのお母さん達からは言われたけど、去年4月の高等部の入学式の時なんて、私もそんな感じで出席したら、意外や意外!普通中学の養護学級から来た子が3分の2を占めているせいか、とっても静かで厳かで、はえぬき障害児の養護出身のかえでは、ひどく浮いていました(;´д`)だから、いくら養護学校だといっても、高等部ともなると、やっぱりきちんとしていないとね・・・そしてやっぱり一年前、かえでは分教室の中学部の卒業式に、卒業生として出たわけですが、小中学部の在校生は、ホントに重度な子が多くて、みんな大騒ぎです。本来なら厳粛な式のはずなのに、賑やかなこと極まりなく、卒業生の保護者(私)にしてみたら、もう少し先生が何とかしてくれてもいいじゃない?と、ちょっぴり思ってしまったくらいすごかったんです。それでも、同じ養護の子供達だし、仕方ないなぁと苦笑いでしたけどね^^そういうこともあって、在校生はやっぱり静かにしていなくちゃ、という思いも強くて、今回のかえでの参加については、ドリカムさんも悩んでいらっしゃったけど、私も同様に心配していました。本番前には、卒業式の練習が数回あって、在校生も参加します。養護学校は授業のひとつひとつが訓練みたいなものですからね。かえでも少しずつ雰囲気をつかんで、慣れていって本番を迎えてほしい。少しでも周りの空気を読んで、ここは静かにしないと・・と感じ取ってほしい。そんな切実な願いがありました。そして、本番の2日前の連絡帳へは、「もし声が出てご迷惑でしたら、会場外へ連れ出してください」とお願いしておきました。あとは先生の判断にお任せするのみです (゚-゚; ...ゴクリッ そして、13日の卒業式当日。連絡帳より・・・卒業式、バッチリでした!えらかったですよ9:30開始の頃は「あ~~~~~ん」と長い声が出ていました。時間と共に声が「あーん」と短くなり、途中、私(主担任の先生)に遊びかけてくる様子がありましたが、少しずつ落ち着きが見られるようになりました。最大の難関である送辞と答辞では、起立した時に卒業生の保護者の方々を見わたし、何かを感じ取ったようでした。ひと言も声を出さずにずっと聞いていました。そんなかえでさんの後姿を見ながら、私は心の中で「がんばれ、もう少し!」と願っていました。答辞でも声を出さずにずっと立っていました。本当に素晴らしかったです。お母さんからもほめてあげて下さい。そうそう、すごくいろんなことがわかっていて、国歌斉唱の前には「きみよ(君が代)」と言って、私に伝えてきました。スケジュールボードを一回使って練習しただけで、次からは流れがわかっていたようです。これも改めてすごい!!と思いました。かえでさん、よく頑張りました。とても大きな成長を感じます!あ~良かったぁ(*´∇`*)送辞と答辞で、在校生がずっと立っていることも、最初は大変だったらしいのです。でも数回の練習で、本番はこんなに頑張れて、私も嬉しいし、参列した皆さんに失礼がなかったことも、すごくホッとしました。先生もきっとドキドキして見守っていたのでしょうね・・・一年間の先生方のご指導で、その場の空気を読むことも少しずつ出来るようになって、ほんとにありがたいと感謝した次第です。KY(空気読めない)な人が増えてる?世の中、かえでは、宇宙人ながらもKY(空気読めちゃう)になれてきたのかな?あ~どっちもKYだねぇ・・・( ̄▽ ̄;)
2008年03月15日
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年度末になり、あちこちで個別面談です。先週は施設の寮の個別面談。私が一番気にしていること、かえでの入所を今後どうしていこうか?ということ。しばらく前には、林檎の受験が終わって落ち着いたら(4月頃)、かえでを自宅に戻そうと考えていました。まだあんなに私に向かってくることも多くて・・・正直言うと、ちょっと自信がないなので、そのへんをどうしたらいいか、職員さんに一緒に考えていただきました。無理に期限を作ってそれに合わせる必要はなく、家庭での受け入れが万全になってからでも遅くはないし、入所しながら、自宅で過ごす時間を少しずつ増やしていけば大丈夫だと言われました。私もそれが一番いいとわかってはいるけど、誰かにそう言ってもらいたかった。自宅に戻れば、私の負担が一番大きくなるのはわかっているし、夫も、私がまた心身ともに壊れるのは困るから、まだ早いと言うし・・・かえでももう少し、寮で身辺自立を確立させて、それからもう一度今後について考えようと思います。学校への送迎はとっても大変なことだけど、唯一私とかえでが接することのできる時間なので、毎朝毎夕、30分ずつを楽しむつもりで、また頑張ろうと思います。養護学校へ迎えに行くと、昇降口から出てきたかえでが、真っ先に私のところに来て言う言葉が、「おやつ、アイス」続いて「車、お部屋(寮)?、上靴(週末かどうか)?」です。それを毎日聞いている他のお母さん達からは、「かえでくんって可愛いね。 普段は寮に居てお母さんと一緒にいないんでしょう? でもこうやって、お母さんに会うとすごく嬉しそうで、 お母さんが大好きなんだなぁってすごくわかる。」なんて言われちゃいました^^そうだよね。だから、私はかえでと離れていても、送迎の時間だけは大事にしなくちゃと思うんだ。それを支援サービスにお願いしちゃうと、私達の接点もなくなってしまうから。そして、学校の個別面談もありました。また三者面談です( ̄▽ ̄;)教室に入ると、やっぱりかえでが待っていて、前回と同様に「車、おやつ、ジュース、上靴」と言います。それにひとつひとつ私が、「今から先生とお話しするから、まだ帰らないよ。待ってて(マカトンサインも入れて)」「おやつ買ってあるからね。ジュースもあるよ」「今日はまだ木曜日だから上靴は持って帰らないの。上靴は明日ね^^」と答えていると、かえでも何となく納得してくれます。それを見て、先生がビックリしていました。「あ~・・・すごいね~かえでくん。 こんなにお母さんと会話できるんだ!」こんなの会話なんていえないレベルだけど、長い文章では理解できないかえでは、自分が知っている単語が出てくれば、何となくわかってくれるのです。それはかえでが発する言葉もそうで、ほかの人が聞いても、不思議な宇宙語にしか聞こえない言葉だけど、私達家族には何となくわかる言葉もたくさんあるんだよね。小さい時からずっと一緒だった私だから、理解してあげられることがたくさんあるんだよね。もちろん、親なら誰だってそうだろうけど、この子の親は私しか居ない。やっぱりわかってあげられるのは私だけだな^^だから他の人には譲れない部分もあるのだ!と、良い意味で満足しちゃうんだな(*´∇`*)あと、面談は一年間の様子、2年生になるにあたって、進路について、などなど。30分の予定が、なんと1時間半も話してしまって、大幅に帰宅時間が遅くなりましたが、とっても良い話がたくさんできて、充実した気分で帰ってきました。先日、クラス担任の先生4人と、学年主任の先生、合わせて5人で、かえでの入所している施設を見に行ってくれたのです。もう夕方~夜の時間だったので、夕食も済んでお風呂も済んで、パジャマで部屋でくつろいでいる時間だったらしく、かえではとっても良い笑顔で先生を迎えてくれた、と話してくださいました。これからも学校と施設と家庭の連携はとても大事になるわけで、私も気合入れて頑張っていかんと!と思いました。今週の帰宅はとても落ち着いていて、ホッとしています。庭をひょこっと横切った猫を見て、「いぬ」というかえでがとても可愛かったです♪四つ足動物は全部「いぬ」なのだ~!(≧∇≦)
2008年03月09日
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え~、昨日の金曜日、高等部の運動会、チャレンジカップを参観してきました^^午前中は体育館でバスケです。体育館の半分でバスケ、もう半分はフライングディスクをやっていました。はじめにウォーミングアップ。ダッシュやドリブルなど、かえでは先生や友達の動きを、見よう見真似でやっていました。ドリブルなんて出来っこないと思っていたけど、それが一応ボールをポンポンと突いているのよ!突きながらちゃんと前に進んでるし~!(゚ロ゚)!!少し前まではできなかったらしいんだけど、この頃上手くなってきたと先生がおっしゃいます。次、シュート練習。連絡帳に「シュート確率は上がってます」と書かれていたけど、あまり期待してなかった私^^でもね。これには驚いた!フリースローの位置より少し前で、止まったままシュートするんだけど、勢いもほとんどつけないのに、ヒョイッと投げて、スポッと入っちゃうのっ!初めて見ていきなり入っちゃったもんだから、超ビックリですわよ!それも投げるポーズも一応サマになってるし!一緒にいたユリちゃんママと大喝采!o(^▽^)oでもまぐれだろうと思って、次からは期待してなかったのに、二度目もナイッシュー!結局7割くらい成功していて、ほんとに驚いてしまったのです本番のシュートゲーム(チーム対抗で、時間内に何本決まるか)でも、やっぱりかなりの確率で決めてくれて、チームに貢献できました。次に試合をやりましたが、これはコート内にいるだけでした( ̄▽ ̄;)ボールが来るとささっと避けちゃうし、みんなと違う方向へ走っていたり、まったくトンチンカンチンかえでくんでしたが、それでもみんなと一緒にコートに入っていれただけでもすごかった(*´∇`*)試合の途中で、体育館の床に貼ってある細いビニールテープが目に付いたらしく、先が少し剥がれかかって浮いてたので、そこを摘まんで、ピーーーーーーッと2mくらいのテープを一気に剥がしてしまって・・・(;´д`)先生が慌てて飛んできましたが、すでにかえでの手の中で丸められて、かえでの癒しグッズに早変わり試合が終わるまで大事そうに握っていましたかえでの主担任の先生が、たまたまバスケ担当だったので、終わってから「シュートが決まるところを見ていただけてよかったです これでだんだん試合の流れがわかるようになったら、 彼はとても楽しめるんじゃないかと思いますよ」とお言葉をちょうだいし、私もすごく嬉しい気分でした一旦家に帰り、林檎を起こして(いつも昼まで寝てる^_^;)、一緒にランチして、午後の部を見に行きます。午後は徒競争や順送球があります。昨日はすごく良い天気で、風もほとんどなく、最近にしてはポカポカ陽気外で見るにも全然困らずに助かりました。かえでは50m走に出ます。一緒に走る子は5人で、学年も男女もバラバラ、みんな重度の自閉や知的障害の子。見ている生徒さんや親御さんたちからも、なぜか「かえでく~ん、頑張って~」と黄色い?声援がたくさん飛んで、用意ドンおお!速い速いっカメラを構えていたけど、あっという間で撮れませんでした^^で、真っ直ぐ走るのにどうしてコースを間違うの?と疑問に思っていたんだけど、ゴール地点の先がカーブになっていて、100と150の子たちが曲がって走っていたので、どうもそれを見て、だんだん内側に入り込んで、4コースから1コースになってしまうようでした。それゆえに、かえでにはカーブ付きの100や150は無理だったのかもね?わはは!一緒に見に行った林檎は、同世代の障害のある子の集まりを見て、「みんな走るの私より速いね。いいとこあるじゃんねぇ」と感慨深い表情でした。ユリちゃんママが、「お姉ちゃん久しぶり!」とご挨拶。ユリちゃんも車椅子でやってきて「あ、おねえさん」と言います。ユリちゃんというのは、こども発達センターで一緒だった肢体不自由の女の子。電動車椅子を器用に操作しています。林檎は中学時代の夏休みに、障害児の学童保育所にボランティアで何度も行っているので、ユリちゃんはちゃんと覚えててくれたみたいです。林檎も「ああ、ユリちゃん」と感動のご対面(*´∇`*)この日のかえでは、私がいても動じることなく、私も隠れてコソコソ見なくても良かったし、とても落ち着いていて、みんなの中に当たり前のように溶け込んでいる様子が、すごく嬉しかったのですこうしていろんな面で成長を助けてくださる養護学校、先生方、友達ってありがたいなぁ!全てに感動と感謝の気持ちでいっぱいな一日でした家の庭に、バスケのゴールを置いてみようか?と思っています。余暇利用にいいんじゃないかと、ふと思いつきました。 林檎のセンター利用の私大受験ですが、無事に合格しました(o^-')b良かった良かった~~~大学のHPでチェックしたんだけど、年賀ハガキのお年玉ナンバーをチェックするより数倍ドキドキしましたわ(>_<)受かって当然!って気持ちもあったけど、やっぱり確認するまではね・・・これで浪人はしなくて済むな(o´_`o)さっそく夫に合格の連絡をしようと思って電話したのね。「合格したよ~」というと、「ふ~ん、あっそう( ̄‐ ̄)」って感じだった。もっと喜んでほしかったのに・・・この温度差は一体何?
2008年02月09日
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かえでの通っている養護学校高等部は、運動会っていうのがありません。小中学部は9月にやっていましたが、高等部はなかったんです。グラウンドも狭くて、その割りに人数が膨大なので、高等部まで一緒になってやることが出来ないみたい。ついでですが、夏の水泳の授業もありませんでした(T_T)私は普通にあるんだと思って、いつになったら「水着を用意してください」というお便りが来るんだろうと思っていたら、知らん間に夏休みになっていて・・・(´□`。)あの去年の猛暑の中、窓を開ければすぐそこにプールがあるのに、汗だくで作業をする生徒達・・・かわいそうだったけど、作業や実習が多い高等部には、時間も先生の人手も足りないようです。で、運動会の代わりのようなもので、高等部だけのチャレンジカップというのがあります。あさっての金曜日にあるんだけど、高等部はお弁当持ちで、一日チャレンジカップです。かえでが出る種目は、50m走とバスケ。徒競走は、50、100、150mの3つあるんだけど、障害のレベルで分けてあるようでした。つまり重度の生徒は50mらしい。かえでは身体は丈夫で、走るのも速い!でもやっぱりルールがわからない子は、たとえ徒競争でも重度に振り分けられちゃうんだよね。毎朝、学校へ送っていくと、駐車場で降りてすぐに走り出し、高等部の昇降口まで、100mくらいをダッシュして行ってしまうの。すごく重いカバンを背負っていても関係なくて、左右にユサユサ揺らしながら、すごい勢いで走っていく。たまに後ろを振り向いて、「ばいばい」と言う時があるので、それが可愛くてたまらん~(*´∇`*)この勢いなら100でも150でもいいのになぁ・・・と思ってしまう私はまったくの親バカ^^バスケは選択種目なんだけど、ルールもチームプレーもわからないのに、大丈夫なの~?って心配してたら、シュートのみのシュートゲームというのがあって、シュート確率は上がってるとのこと。どんなふうにやってるんだろう?当日見に行くのが楽しみ♪o(^▽^)o今日の連絡帳より今日は5.6時間目にチャレンジカップの総練習をしました。徒競走は50mに出場しますが、ダントツに速く、ほとんどの練習で1位をとってきました。間違えて隣りのコースを走っていることがあるので、一緒に取り組んでいるところです。当日の走りを楽しみにしていてください。いつものかえでさんの走りをお見せできるよう、私達職員も一生懸命、かえでさんに励ましの声を掛けています。だはは!隣りのコースを走るようでは、50mでも仕方ないわ( ´艸`)ただ走るだけじゃんと思っていたけど、やっぱりルールがわからないとね~・・・ギャラリーが多いと、普段出来ていることも出来なくなる、というか、私の姿が見えると、「くるま、おやつ、アイス」になっちゃうので、こっそり見なくちゃヾ(;´▽`A``コースを間違えていても、せめてダントツの走りを見てみたいもんです。先生も大変ですよね。見せる場面も作らなくちゃいけないし。寒いけど、お天気が良くなるといいな♪林檎も家庭学習期間で、この頃は毎日家にいるので、たまには外の空気を吸うように、一緒に見に行こうと誘ってみました。養護の高等部の中をみるのは初めてだと思うので、いろんな意味でこれも勉強ですわ。でもあさっては、センター利用の私大の最初の発表の日。ここは滑り止めの滑り止め。これが落ちてたら・・・もうあかんわ( ̄▽ ̄;)
2008年02月06日
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「ハニカミ王子」の石川遼くんが、プロゴルファーになったんですね(*´∇`*)彼って16歳でしょう? かえでと一緒じゃんねぇ^_^;同じ16歳、高校1年生だけど、えらい違いやなぁ・・・うちの王子様はね~、もっとすごいざますよ( ̄▽ ̄;)相変わらず大きな声(『んな~~~~~っ』って何度も言うの)を出し(+_+)、トイレに行けばオシッコを撒き散らすし(T_T)、気に入らない私の顔を見れば殴ってきて(>_<)、ヒマになれば「くるまくるま」攻撃(*-゛-) そしてその辺にあるものを何でも噛んじゃうカミカミ王子様なのですっ!かえでの「カミカミ」は、今に始まったことではなく、小さい頃からありました。小4くらいまでは偏食がひどくて、白いご飯にふりかけしか食べないくせに、その辺にある食べ物以外の物をすぐに口に入れて、ず~っとカミカミしてるのです。おかずも食べなさいよっ!って感じ。あんまり衛生的じゃないし、よくお腹を壊さないなぁと感心しますわ・・・(´□`。)同じ噛むならチューイングガムの方がいいかも?と思って、以前与えてみたことがあったのね。でも、噛んでいて味がしなくなったら出すっていうのがわからないし、いつの間にか飲んじゃうので、ずっとガムはやらないことにしてたの。まだ施設に入所する前のこと。学童保育に迎えに行くと、スタッフさんが、「かえでくん、ガム飲まなくなりましたね^^」と言ったんです。えー?!それじゃ、今まで学童ではガムをくれてたんだ~・・・( ̄□ ̄;)!! 飲まなくなったのは嬉しいけど、今まで飲んでたってことがショックでした(ノ_-;)・・・私がいつもバッグにガムやキャンディを入れていることを知っているので、ヒマになると「アメ、ガム」と言って、バッグの中を探すこともあります^^こちらで監視しながら、ガムはある程度時間がたったら出させてますけどね。で、一番困ってるのが、噛んだ物を鼻に詰めちゃうこと!その辺にある紙をちぎった物を噛んだり(あんたヤギですかー!)クッションの中味を出しちゃって噛んでいたりするんだけど、その噛んだものを鼻の奥のほうへ詰めちゃうんですよ~・・・(´□`。)これも小さい頃からやっていて、どうやっても取り出せなくて耳鼻科へ連れて行ってギャーギャー泣き喚くのを数人で押さえて出してもらったこともありました。2年位前には、原因不明の熱が10日くらい出ていて、抗生物質も効かなくて困っていたら、小児科の先生が耳鼻科へ回してくれて、鼻の奥に何か詰まってるのがわかり、取り出したら熱が下がったという事件もありました。奥の方で化膿しちゃってたんですね。面白いことに、詰めるのは必ず右の鼻の穴。その事件以来、周りの関係者みんなで、かえでの鼻は要注意!と、周知徹底しています。かえでも自分で詰めておきながら、「とってくれ」という要求をしてきます。なぜか「ハンガー、ハンガー」って言うんですけどね( ´艸`)私は先の曲がったピンセットをいつも用意しています!家にも2本あって、車の中にも1本。バッグの中にも1本。寮へも置いてもらってます。いつでもかえでの「ハンガー」という言葉で、サッとピンセットを取り出し、かえでを寝かせて、鼻の奥から何が出てくるだろう?とヒヤヒヤしながら出すのです。入っていたものが何であるか?それもちゃんと調べます。時には、けっこうな硬い物がグチャグチャになって入っていることもあります。そうなると鼻血も一緒に出ちゃうし、血止めにティッシュで塞いでおくと、更にまた奥に突っ込んじゃうしね。その辺に噛みそうなものを置かないようにするため、気をつけてはいるけど、なかなか完璧にはできないので、なんとかして止めさせる方法を考えています。このお正月休みの時は、コタツの布団の端っこを噛んでしまい、あっという間にボロボロになっちゃったし、ソファでバタバタやってくれたので、座るところの底が潰れて、これもオジャン(T_T)かえでの「カミカミ」と「詰め詰め」と「バキバキ」ぶりには、ほんっとに参っちゃいます。もっとステキな王子様ならいいんだけど・・・こだわりは限りなく続くのだでも「カミカミ」してる時に私に見つかると、デヘヘ~っと笑ってごまかす仕草がちょっと可愛いので、ついつい私も笑って許しちゃうのであります(*´∇`*)
2008年01月13日
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23日(祝)はかえでの通う養護学校の文化祭でした。まつり開き(開会式)のあと、高等部は作業の実演があり、かえでも、これまで同様の機織りの様子を披露してくれていました。夫も会社が休みだったので一緒に行ってくれて、かえでの作業の様子を初めて見て、真剣に機械を動かす姿に感激していました実演が終わると、親子で自由に校内を見学。他の作業を見たり、小中学部の展示をのぞいたり・・・昼食の後はバザーで、これまで作業の時間に作ってきた物の販売があります。プロ顔負けの作品もあり、それぞれの会場の前には行列が( ̄□ ̄;)!! とりあえず、かえでの作ったものを買わなくちゃね^^先生が「これです」と渡してくれたポシェットのヒモの部分が、かえでが織ったものだそうで、さっそく買わせていただきました↓ あまりきれいではなかったけど、かえでが作ったものだと思うだけで愛しく感じます♪袋の部分はすごく上手にできていましたけどねあと、他の作業班も回って、いろいろ買ってきました(*^^)v陶芸班の傘立て どっしりしていて渋い色合。これで2,000円!同じく陶芸班で、花瓶と私の湯呑み^^ そして工芸班では、皮のコインケース 印刷紙工班で、ポチ袋と卓上カレンダー なかなか見応えのある作品ばかりで、素晴らしかったわ~かえでもこういう作業もできるかな?とか考えたら、来年度の作業班が楽しみでもあります。せっかく慣れた織物班だけど、まだまだいろんな事を経験してほしいと思いました。かえではいつもの日課とちがうので、自由時間などはかなり混乱していましたが、それでもしっかり実演はできていたので、良しとしましょう(*´∇`*)バザーでは、呼び込み・販売・接客・レジなどの係りがあって、かえでは接客係り( ̄▽ ̄;)2年生の女の子にせっつかれながら、「いらひゃい(いらっしゃい)」と頭を下げていて、ちょっと可愛かったです( ´艸`) *☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:私もかえでに負けないように、PTAのバザーにパンとお菓子を出しました~(o^-')b前日は一日掛けて焼きまくっていたので、かなり疲れちゃったけどねその様子はまた次回に・・・( ´ ▽ ` )ノ
2007年11月23日
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寒くなってきましたが、かえでは寒い方が何だか元気良くて、毎朝車から降りると、学校までの100mくらいの距離をダーッと走って行ってしまいます。途中でちょっと私の方を振り返り、私が「バイバイ」と手を振ると、ニコッとして一気に昇降口まで駆けていきます。高等部に通い始めて半年ちょっとが経つけど、9月頃からは登下校の車の中もご機嫌が良くて、大きな声は出してはいるものの、なにかずっと宇宙語で喋っています。登下校の車の中で、時々突然に、小さい頃にテレビやビデオで聴いていた歌がフラッシュバックすることがあるようで、その歌を歌ってくれと要求してくることがあります。ここ2~3ヶ月は、ポンキッキでやっていた『まるさんかくしかく』って曲♪でもかえでは「『まるさんかくしかく』を歌ってくれる?」なんて言えないから、「まーるさんかく、まーるさんかく」と言って要求するんです。 まーるさんかくしかく まーるさんかくしかく 三つの星があったとさ~ 宇宙のはての まだむこう まだむこう まーだむこ~う・・・♪って歌なんだけどね^^とっても面白い歌で、私が歌いだすとニコニコして聴いてるんですよ。「あ~お母さんって美声だなぁ」と思ってるのか、「お父さんと一緒で音痴だなぁ」と思ってるのかはわからないけど・・・( ´艸`)こないだは、下校時間に迎えに行った時、先生から引き渡されて、その日の様子を先生が話してくださっている時に急に、「まーるさんかく、まーるさんかく」と言い出しちゃって、歌ってほしいと要求してきたんですーーーそれも、イケメンのM先生の前で・・・そしたらM先生ったら、「ん? かえでくん、それは何のことかな?」なんて相変わらずの爽やかな笑顔でかえでに聞いてるの。「いえ、なんでもないんですぅ。 さっ帰ろうね~( ̄▽ ̄;)アハハ」と言ってかえでを引っ張って帰ってきました~イケメン先生の前で歌えるわけないじゃんねー、恥ずかしい(*u_u) イヤン で、この歌もちょっと飽きてきたので、ここらで違う歌も歌ってやろうと思い、またまたポンキッキでやっていた「おっぱいがいっぱい」を歌うことに。これもかえでが小さい頃よく聴いた歌なので、思い出したのか、とってもご機嫌♪私も朝から発声練習をたくさんして、今日も元気に家事をしながら歌っちゃってます(演歌とかね^^)通学は、片道約22キロ、往復約45キロ、時間にして1時間半。それを朝夕2回やるんですから、かえでの喜ぶ歌を歌って楽しく走らなきゃねd(^o^)bでももう少し近かったらなぁ・・・4@歳の誕生日を前に、ちょっとしんどく思う母でありますヾ(;´▽`A``
2007年11月20日
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来週の23日(金)は、かえでの通っている養護学校の文化祭です。この時期、あちこちのブログでそういう話題で盛り上がっているので、よその学校の様子を拝見させていただき、そんな感じなんだ~と頷いているところです^^中学部まで分教室に行っていたので、本校の文化祭はよくわからないんだけど、バザーで、私はまたパンとお菓子を出そうと考え中です(*´∇`*)当の本人のかえでは、自主生産作業の「織物班」で頑張っています!(^^)!作った製品はバザーで販売されるので、生徒さんたちみんな張り切っているようですね。かえではそういうこともよくわかってないし、いつものペースでやってますが、最近はけっこう落ち着いて取り組めているとのこと。作業日誌を見るのも楽しみなこの頃です。で、その作業日誌なんだけど・・・ おりものはんと書いてますこれを見た林檎が、「うわっ!ギャル文字じゃん(≧∇≦)」と爆笑していました。そういう林檎より上手いかも・・・( ̄▽ ̄;)中を見ると、こんな感じ^^ 先生が上のほうにうっすらと書いておいてくださるので、かえではそれを見て模写します。紙の印刷の汚れが付いて字にかかっていると、それも真似して書いています(;´д`)でも丸っこい文字で、なんか可愛いでしょう(*´∇`*) ←親バカ^_^;あんな大きな身体で大きな声を出してギャーギャー言ってるかえでも字はこんなに可愛いなんて・・・すごいギャップを感じるんだけどね。かえでは、小さい頃から模写は上手でした。絵や文字を真似して書いたり、その調子でお習字もやったことがあります。小さな四角の積木をいろんな形に積み重ねてあるイラストを見て、同じように本物の積木を積むことも簡単にやってしまいます。そういった幾何的なことは得意だけど、それを使って生活に活かすことまでは出来ません。毎日の作業日誌も、自分で書いたものなら見る楽しみもあるけどね。でもマネッコでもこうして書けるようになったから、ありがたいと思うようにします^^来週はいよいよ作業も追い込みだと思うので、頑張ってほしいな(o^-')b私もかえでの作品を買うのが楽しみです~o(゚ー゚*o)(o*゚ー゚)oワクワク 売れ残らないように、責任持って買わなくちゃついでに私の作ったパンも売れ残らないといいけど・・・ヾ(;´▽`A``
2007年11月17日
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