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霊力は霊媒を通して働くだけではありません。芸術家を通しても、哲学者を通しても、科学者を通しても発現できます。あなたの魂を向上させる行為、つまり、あなたより恵まれない人のために尽くすことです。
2021.08.18
もしも現在の自分に満足し始めたら、それは退歩を意味します。今の自分に飽き足らず、常に新しい視野を求めている時、その時こそ進歩しているのです。地上には、自然は真空を嫌う(nature abhors a vacuum)という言葉があります。じっとしている時がないのです。前進するか、後退するかです。
2021.08.17
神の計画が変わることはありません。あなた方が自分自身を変えて、その計画に合わせなくてはいけません。神の霊力の流れに調和し、日々の生き方をその流れに従わせれば、あなた方の地上での存在意義が全うされます。霊力は地上の基準に従って働くのではありません。人間の勝手な打算的欲望で、働きを早めたり引き寄せたりは出来ません。
2021.08.16
私たち霊にとって大事なのは協力者です。霊が地上に働きかけるには、人間という協力者が必要です。そこで、確実に霊波を受け止めてくれる霊能者を一人でも多く見出さねばなりません。が、それが私たちにとって難題なのです。霊力は無限です。しかし霊能者の数には限りがあります。霊力は無尽蔵ですから、霊媒はいくらいても多すぎることはありません。
2021.08.15
もしも私たち霊があなた方人間にプレゼントできるとしたら、私が何より贈りたいものは “霊的視力” です。この薄暗い地上に生きているあなた方を、私は心から気の毒に思うのです。あなた方はまわりの見えざる世界の輝きが、どれほど素晴らしいか知りません。宇宙の美しさが見えません。物質という霧が全てを遮断しています。それはちょうど厚い雲によって、太陽の光がさえぎられているようなものです。その輝きを一目見たら、この世に悩むことなど何もないと分かるはずです。
2021.08.14
霊的真理があなたの人生を支配し始めた時、それに伴う内的な静寂と冷静さが生まれ、日常の一つ一つを正しく理解できるようになります。あほらしく思えていい加減に対処したり、義務を怠るようになると言っているのではありません。霊的真理を手にした人でも、日常生活の基盤である霊的事実を忘れがちです。霊的な目で日常を眺め、その背後に霊的基盤があることを忘れなければ、最大の敵である心配の念と決別できます。知識は我が身を守る鎧です。不安は魂をむしばみ、ザビつかせます。
2021.08.13
霊の世界の存在を知った者は、より大きな世界を見たことになります。宇宙の内奥に触れたが故に無責任なことが出来なくなります。置かれた世界に対する義務と責任を、いっそう自覚するからです。それをおろそかにすることもありませんし、物的なことに心を奪われたり偏ったりすることもありません。安全も援助も全て “霊” の中に見出すことが出来ます。地上の全ての存在も、あなた方人間の体も、霊の顕現だからこそ存在できるのです。
2021.08.12
あなた方人間が直面する悩み事は、私たち霊にもよく分かります。しかし、霊的知識を手にした人は、それを正しく使い、物的要素に偏らないようにしなければなりません。霊的要素の方に比重を置くべきです。正しい視点に立ち、焦点を正しく定め、日常での心の姿勢を正しくすれば、物的要素に対して最低限度の考慮を払い、偏ることはないでしょう。そうなれば霊的本性が意のままに働いて、あなたを支配し、人生全体を変革させるほどの霊力がみなぎり、ついには、物的要素に動かされない段階にまで達するでしょう。
2021.08.11
多くの人が無意識のうちに、物質の世界にのみ生きていると思い込んでいます。本当は、あなた方人間と私たち霊は同じ宇宙の中に存在するのです。霊界と地上が、水も漏らさないほど区切られているのではありません。互いに融合しあい、調和しあっています。死ぬということは、物的身体による認識をやめ、霊的身体によって魂の別の側面を表現することです。
2021.08.10
あなた方の呼吸するという何でもない動作一つでも、それを可能にしているのは、宇宙を創造し、惑星や恒星の運行を支配し、太陽に無尽蔵のエネルギーを与え、大海の干満を支配し、あらゆる植物の種子に芽を出させ、地上に千変万化の彩りを添えている、根源的生命力と同じものです。その力はこれまで一度も働きが狂ったことはありません。海の干満が止まったことが一度でもあったでしょうか。地球が回転を止めたことがあったでしょうか。自然法則が機能しなかったことがあったでしょうか。
2021.08.09
完全は絶対に達成できません。完全に達するためには、永遠の時が必要だからです。完全に向けての絶え間ない進行において、一歩前進すれば、そのまた先が見えてくるのです。知識と同じで、知れば知るほど、知らなければならないことを自覚します。知識に終わりはありません。叡智にも真理にも理解にも霊的悟りにも、終わりはありません。なぜなら、それらは全て無限なる神の一部だからです。
2021.08.08
あなたの魂も、地上でどんな人生を送るか、生まれる前から知っていたのです。その人生で遭遇する困難、障害、失敗の全てが、魂を目覚めさせるという意味をもっています。価値ある賞ほど、手に入れるのが困難です。簡単にもらえるものには、もらう価値はありません。簡単に達成したものほど忘れやすいものです。内部に宿る神性の開発は、最も困難なものです。
2021.08.07
あなた方には分からなくても、ちゃんと神の計画が出来ているのです。定められた使命を果たすべく、試練と悟りのパターンが絶え間なく進行しています。人生の真っ只中で時に、 “なぜこうなるのか” “いつになったら” “どういう具合に” といった疑問を抱くことがあるでしょう。無理もないことです。しかし私には、全てはちゃんとした計画があってのことです、としか言いようがありません。天体の一分一厘の狂いのない運行を見れば分かるように、宇宙に偶然はありません。
2021.08.06
人間は物質の中に埋もれた生活をしているために、バイブレーションが低くなっています。朝、目を覚まし、まだ意識が完全に働かないうちから、あれこれと心配の波にのまれていきます。大きい悩み、小さい悩み、真実の悩み、取り越し苦労に過ぎないものなど色々あります。いずれにしても全ては一時的なものに過ぎないのですが、そういうものに心を奪われると、背後で霊が働いてくれている事実を忘れ、あなた方の思考から霊的要素を閉め出してしまいます。そして霊力の流れを止める壁をつくってしまいます。
2021.08.05
あなた方は本当の意味で祝福を受けています。なぜなら、あなた方は地上のどんな富も影が薄くなる、高価な霊的知識を所有しているからです。あなた方も私たち霊と同じ視点で、人生を理解してください。私たちは地上人生を物的な視点ではなく、価値観も判断基準も違う霊的な視点から見ています。その方が遥かに真実に近いと信じます。
2021.08.04
霧が視野をさえぎることがあるかもしれません。しかし、所詮は霧です。霊界から光がさすことが出来ますし、現にこうしてさしています。これまで何年もの準備期間を経て、こうしてあなた方を奉仕の道に導いたように、これからもその力と光が道を迷わないように導き続けるでしょう。そしてもしも迷っても、すぐ元の道に戻らせ、神への道を歩み続けられるように配慮するでしょう。
2021.08.03
あなた方を、地上に生まれた目的に向けて導こうとする、愛の力があります。あなた方が意識するしないにお構いなく、その愛の力にあなた方は見守られています。物的生活を送るあなた方人間に、そのことを思い出させることが、私の嬉しい役目の一つです。その愛の証を見せたり、あなた方を取り巻く霊界の美しさを見せたりすることは、たとえ要求されても、なかなか叶えられるものではありません。しかし事実、間違いなく存在するのです。
2021.08.02
肉体という物質の牢に閉じ込められ、意識を制限された状態で物的生活を送るあなた方人間には、魂と心と体の関係について、明確に理解することは不可能です。気苦労が絶えません。体の要求を満たさなくてはいけません。金銭的な問題に関わらなくてはいけません。そうした息つく暇のない日常の中では、意識の焦点がはずれ、支援しようと待機している背後霊の存在を忘れがちです。
2021.08.01
霊的進化の階段を一段上がるごとに、それだけ多くの自由意志が使えるようになります。あなたは、現在のあなたを超えることは出来ません。そこがあなたの限界です。が、同時に、あなたは神の一部です。どんな困難も障害も、克服する力が宿っています。霊は物質に勝ります。霊は何ものにも勝ります。霊こそ全てを作り出すエッセンスです。なぜなら霊は生命であり、生命は霊だからです。
2021.07.31
霊的真理は単なる知識として記憶しているだけでは、理解したことにはなりません。実生活で真剣に体験して、魂に理解する準備が出来ます。その点が、よく分かってもらえないようです。種を蒔きさえすれば芽が出るというわけではありません。芽が出るだけの養分が必要です。養分があっても、水と太陽がなくてはいけません。そうした条件が全て揃った時に、ようやく種が芽を出し、成長し、花を咲かせるのです。人間にとってその条件とは、苦しみ、悲しみ、苦痛、暗闇の体験です。
2021.07.30
太陽がさんさんと輝き、全てが順調で、銀行にたっぷり預金もある時に、神に感謝するのは簡単でしょう。しかし真の意味で神に感謝すべき時は、真っ暗闇の時です。その時こそ内部の力を発揮する絶好のチャンスです。教訓を学び、魂が成長し、意識が高まる時です。その時こそ神に感謝すべきです。
2021.07.29
知識こそ不動の基盤であり、不変の土台です。宇宙の根源である霊についての真理は、当然、霊力に対する不動の信念を生みださなくてはいけません。そういう義務があるのです。それも一つの法則です。恐怖、不信、懐疑の念は、霊的雰囲気を乱します。私たち霊は、信念と平静の雰囲気の中にある時、人間と接触できるのです。恐怖、懐疑、心配、不安、こうした邪念は、私たち霊が人間に近づく唯一の道を閉ざします。
2021.07.28
鋼は火によって鍛えられます。魂が鍛えられ、内部に宿る無限なる神性に目覚めるのは、苦難の中です。苦難の時こそ、あなたが真に生きている貴重な証です。夜明け前に暗黒があるように、魂が輝くには暗闇の体験がなくてはなりません。そんな時大切なのは、自分の義務に最善を尽くし、自分を見守る神の力を絶対的に信じることです。
2021.07.27
恐れを無くすように努力することです。真理を知った人は、常に冷静に、自信にあふれ、取り乱してはいけません。霊の力は神の力であり、宇宙を絶対的に支配しています。力だけではありません。絶対的な叡智であり、絶対的な愛でもあります。全存在の背後に、神の絶対的な影響力が控えているのです。
2021.07.26
霊的真理を知った人は、一片の恐怖心もなく毎日を送り、どんな悲しみや苦しみにも必ず神の加護があることを、一片の疑いもなく信じることが出来なければいけません。苦しみにも悲しみにも挫けてはいけません。なぜなら霊的な力は、どんな物的な力にも勝るからです。恐怖心こそ人類最大の敵です。恐怖心は人の心をむしばみます。恐怖心は理性を挫き、枯渇させ、マヒさせます。あらゆる苦しみを克服する力を打ちひしぎ、寄せつけません。心を乱し、調和を破壊し、動揺と疑念を呼びおこします。
2021.07.25
あなた方は一体何を恐れ、また何故に神の力を信じようとしないのです。宇宙を支配する全能なる神に、なぜ身をゆだねないのです。あらゆる恐怖と心配を捨て、神の胸に飛び込むのです。神の心を我が心とするのです。心を平静に穏やかに保ち、自信をもって生きることです。そうすれば自然に神の心が、あなたを通して発揮されます。愛と叡智をもって臨めば、何事も成し遂げられます。
2021.07.24
人間にとって悲劇と思えることが、霊から見れば幸運に思え、人間にとって幸福と思えることが、霊から見れば不幸に思えることがあります。祈りには答えが与えられます。しかしそれは必ずしも、あなたが望む形で与えられるのではなく、その時のあなたの霊的成長にとって一番望ましい形で与えられます。神は決して我が子を見捨てません。しかし神が施すことを、地上的なモノサシではかり、批判することはやめなくてはいけません。
2021.07.23
地上では必ずしも正義が勝つとは限りません。なぜなら因果律は必ずしも、地上人生中に果たされるとは限らないからです。ですが、地上人生を超えた長い目で見れば、因果律はわずかな狂いもなく働き、天秤は必ずバランスを取り戻します。霊的に見てあなたに何が一番望ましいかは、あなたには分かりません。もしかしたら、あなたにとって一番嫌なことが、あなたの祈りに対する最適な答えかもしれません。ですから、なかなか難しいことですが、物事は物的な尺度ではなく霊的な尺度で判断するように努めることです。
2021.07.22
神は一瞬たりとも休むことなく働き、全存在のすみずみまで完全に知り尽くしています。神は法則として働いているのであり、晴天の日も嵐の日も神の働きです。有限なる人間に神を裁く資格はありません。宇宙を裁く資格もありません。地球を裁く資格もありません。あなた方自身さえも裁く資格はありません。物的尺度があまりに小さすぎるのです。物的尺度で見るかぎり世の中は、不公平と不正、力の支配と真理の敗北しか見えないでしょう。当然かもしれません。しかしそれは極めて偏った、誤った判断です。
2021.07.21
困難にグチをこぼしてはいけません。困難が魂を成長させるのです。もちろん困難の最中に、有難いと思うことは出来ないでしょう。辛いのですから。しかし、あとで振り返った時、それがあなたの魂を一番よく目覚めさせたことを知って、神に感謝するに違いありません。この世に生まれてくる魂がみな、楽な人生を送っていては、進歩も開発もありません。これは厳しく辛い教訓ですが、何事も価値あるものほど、達成には困難がつきまとうのです。魂の褒賞は簡単には手に入りません。
2021.07.20
人間の人生に過ちはつきものです。その過ちを改めることによって、魂が成長するのです。苦難や障害に立ち向かった人が、気楽な人生を送った人よりも、大きく力強く成長することこそ真の意味でのご利益です。何もかも上手くいき、日向ばかりを歩み、何一つ心配することのない人生を送っていては、魂の実力は発揮されません。何かに挑戦し、苦しみ、地上という名の戦場で魂の兵器庫を開き、神の武器を持ち出すこと、それが悟りを開くということです。
2021.07.19
真理は魂に悟る準備が出来た時に、はじめて学べるのです。霊的な受け入れ態勢が出来るまで、真理に目覚めることはありません。私たち霊がいくら援助をしても、受け入れる準備の出来ていない者は救われません。霊的知識を理解する時機を決めるのは、魂の発達です。魂の進化レベルが決めるのです。肉体に包まれているあなた方人間が、物質的な観点から宇宙を眺め、日常の出来事を物的モノサシで測り、考え、評価するのは仕方のないことですが、それは長い物語の中のほんの些細なエピソードに過ぎません。
2021.07.18
悲しみは魂を目覚めさせる体験の中でも、特に深い意味をもつものです。悲しみが魂に触れた時、一番よく魂を目覚めさせます。魂は肉体の奥深く埋もれているために、それを目覚めさせるには余程の体験を必要とします。悲しみ、無念、病気、不幸などは、地上の人間にとって教訓を学ぶ大切な手段です。もしも教訓が簡単に学べるなら、それはたいした価値のないものです。悲しみの極み、苦しみの極みでのみ学べるからこそ、それを学ぶ準備の出来た魂にとって深い価値があると言えるのです。
2021.07.17
持てる能力や才能が多いほど、それだけ責任も大きくなります。地上に生まれてくる時に一人一人、地上で使う才能についてあらかじめ知っています。才能がありながら使わない人は、才能の無い人より大きな責任を取らされます。当然でしょう。
2021.07.16
さんさんと太陽の輝く穏やかな日には、人生の教訓は身にしみません。魂が目を覚まし、それまで気づかなかった自分の可能性を知るのは、時に、暗雲垂れこめる暗い日や、嵐の吹きまくる厳しい日なのです。
2021.07.15
私たち霊は、いくらあなた方のことを思っていても、あなた方が重荷を背負い悩み苦しむ姿を、あえて傍観するしかないことがあります。そこから教訓を学び取り、霊的に成長してもらいたいと願い祈りながらです。知識には必ず責任が伴います。その責任を取ってもらうのです。
2021.07.14
魂の宝はそう簡単に手に入りません。もしも楽に手に入るなら、何も苦労する必要などないでしょう。痛みと苦しみの最中には、なかなかそうは思えませんが、必死に努力し苦しんでいる時こそ、魂にとって一番の薬なのです。
2021.07.13
霊的な宝は、どんな地上の宝にも勝ります。それは一度身につけたら、お金を落とすように無くすことはありません。苦難から何かを学び取るように努めることです。耐え切れないほどの苦難を背負わされることはありません。何らかの荷を背負い、困難と取り組むということが、旅する魂の本来の姿なのです。
2021.07.12
もしも私の説く真理を聞くことによって楽な人生を送れるようになったら、私は神から与えられた使命に背いたことになります。私たち霊は、人生の悩みや苦しみを避けて通る方法を教えているのではありません。悩みに敢然と立ち向かい、克服し、さらに強い人間にさせることが私たちの目的です。
2021.07.11
霊的に悟ることは簡単ではありません。もし簡単なら価値はありません。その道に近道はありません。王道はないのです。一人一人が自分で努力し、自分で苦労しなくてはいけません。しかし同時にそれは登るにつれて喜びの増す、素晴らしい霊的冒険でもあるのです。
2021.07.10
光を有難いと思うのは、影と暗闇を経験するからです。晴天を有難いと思うのは、嵐を経験するからです。物事の達成を誇りに思えるのは、困難があるからです。平和が有難く思えるのは、闘争があるからです。このように対照の中で悟るのです。もしも、たどる道が単調なら開発はないでしょう。様々な環境による衝突の中で、内部の霊性が形成され成熟していくのです。
2021.07.09
人間は、内部に秘めた完全性を発揮しようとしている未完の存在です。地上では物的なものと霊的なものの間で常に葛藤が続いている以上、当然のことながら人間は罪を犯すことになります。私はこれを “過ち” と呼ぶ方が好きです。もし過ちを犯さなくなったら、地上にも霊界にも存在しなくなります。あなたが地上に来たのは、霊的な力と物的な力の作用と反作用の中で、内部の神性が発揮されるからです。
2021.07.08
人生の目的は至ってシンプルです。霊の世界から物質の世界に来て、霊の世界に戻った時に霊界にある仕事と楽しみを手にするため、様々な体験を積むことです。そのための道具として、肉体を与えられるのです。地上は人間にとって、死後に備えた教訓を学ぶ場所です。その教訓を学ばずに終われば、地上人生は無駄になり、次の世界に進む資格が得られないことになります。このことは地上だけでなく、霊界でも同じです。
2021.07.07
光の中ばかりで暮らしていれば、光の有難さは分かりません。光が有難く思えるのは暗闇の中で苦しむからです。霊界で幸せを味わうには、地上での苦労を十分に体験しなければなりません。果たすべき義務を中途で投げ出して霊界に来た人は、霊界で用意している喜びを味わうことは出来ません。
2021.07.06
あなた方の心配は無意味であり根拠がありません。しっかりとした手に守られています。これまでもずっと、それによって支えられてきました。もしそうでなかったら、とうの昔に地上を去っているでしょう。霊的なものにとって “恐れる” ということが、何より強烈に腐蝕させます。恐怖と心配は、私たち霊が特に警戒を要する敵です。なぜならそれらが霊力の流れる通路をふさぐからです。
2021.07.05
人間は永遠なる魂です。地上人生はその永遠なる旅のほんの短い、しかし大事な一部です。大切なのは、そうした事実を知ることです。その地上人生を無知の暗闇の中ではなく、叡智の光の中で、恐れることなく堂々たる落ち着きをもって生きるべきです。
2021.07.04
人のために自分を捨てる仕事にも色々あります。あるものは人目につく派手なものであり、あるものは人目につかない静かな聖域で行われます。いずれにしても大切なのは、人のためという心掛けです。霊的真理を一人でも多くの、受け入れる用意の出来た人に施すことです。
2021.07.03
無限なる霊である神の働きは完璧です。完璧なる公正のもとに働きます。完璧は、未完成の地上の人間だけでなく、私たち霊にとっても理解できるものではありません。物事には必ず埋め合わせがあり、応報があります。その計量は完璧な天秤によって行われます。犠牲的な生き方によって魂が損をすることはありません。また、利己的な生き方によって得をすることもありません。
2021.07.02
真に役立つ人間になるには、魂の最奥まで響く強烈な体験がなくてはいけません。魂が円熟の花を咲かせるには、奥深く耕されなければなりません。そのことを思うと私は時々、その逆ならいいのにと思います。つまり、自己犠牲の道を歩む人が、バラ色の人生を送ることが出来ればと思うのです。しかし、美しいバラにもトゲがあります。
2021.07.01
残念ながら、人に尽くす仕事は思うにまかせないものです。私が法則をつくったのではありません。宇宙の法則はこうなっているということを教えているだけです。最大の貢献をしようとする人は、困難や難問を避けようとしてはいけません。その困難や難問が、そうした人の魂を掘り起こし、奉仕に必要な隠れた資質を活用することになるのです。
2021.06.30
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