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霊力の流れを阻止できる力は、地上には存在しません。 ですから悲観的になる材料はありません。 明日を恐れ、不安になり、霊的真理なんか構っていられないと言う人は、好きにさせておくしかありません。 幸いにも霊的光明を見ることができ、背後に控える存在に気づいた人は、明日はどうなるかを心配することなく、常に楽観的な態度を維持できなければなりません。
2020.02.02
愛に死はありません。生命は永遠です。墓場には、愛で結ばれた人たちを別れさせることは出来ません。霊力が本来の力を発揮した時、どんな障害も乗り越え、あらゆる障壁を突き破って、愛が再び結ばれます。それを証明するのも、私たち霊の使命です。
2020.02.01
宇宙には生物と無生物を問わず、全ての存在、全ての状況に対して備えが出来ています。 人間が隠しとおせるものは何一つありません。 神秘も謎もありません。 神は全てを知り尽くし、全て神の法則の支配下にあります。
2020.01.31
自分の理性にそぐわないことはしないことです。 祈りたいなら祈ればよろしい。 祈る気になれないなら、無理して祈ることはありません。 キリストが言ったとされる言葉が真実だと思うなら、その言葉に従いなさい。 真実と思えないなら捨て去りなさい。 神からの大切な贈り物である理性を使って、日常の考えや言葉や行動を規制し、気に食わないもの、理性が侮蔑されていると思えるものを宗教観や哲学観から取り除けばいいのです。
2020.01.30
世間から離れ、社会への義務を果たさずに、宗教的や神秘的な瞑想にふけっている人が大勢います。 そういう人は一種の利己主義者であり、私たち霊は少しも感心しません。 何事も偏りがあってはいけません。 色んな法則があります。 それを幅広く知らなくてはいけません。 自分が神から与えられた財産と天命を知らなくてはいけません。 そうして、この世に生まれてきた目的を果たすことになるのです。
2020.01.29
人間は完全への道が無限に続くのです。 完全という段階に達することが出来ません。 知識にも叡智にも理解にも真理にも、究極というものがないのです。 精神と魂が成長するにつれて能力が増します。 いま達成できないものも、そのうち達成できるようになります。 ハシゴを昇っていき、昨日は手が届かなかった段に上がってみると、その上にもう一つ上の段が見えます。 それが無限に続きます。 それで完全という段階が来ないのです。
2020.01.28
死後あなた方は、エーテル体、幽体、霊体 一 どう呼んでも構いません。死後に使う体と思えばよろしい 一 そうした体で自分を表現するようになります。 その時は今より不完全さが減ります。 霊界の界層を一段また一段と上がるごとに不完全さが減り、それだけ内部の神性が表に出るようになります。
2020.01.27
地上の皆さんは、細切れの知識を寄せ集めねばなりませんが、私たち霊は地上にない形で組織された知識の貯蔵庫があるのです。 どんな情報でも手に入ります。 即座に手に入れるコツがあるのです。 霊界の数ある驚異の一つは、全てが見事に、絶妙に組織されていることです。 知識の分野だけでなく、霊にとってのあらゆる資源 一 文学、芸術、音楽などの分野もそうです。 全てが即座に知れ、即座に手に入ります。 まだ地上の人間に知られていないことでも、思い通りになります。
2020.01.26
所詮は短い人生です。 その短い人生で、たった一人でも重荷を軽くしてあげられたら、涙を拭ってあげられたら、悩みを取り除いてあげられたら、それだけであなたの人生は無駄でなかったことになります。 ところが悲しいことに多くの人が、地上人生の終わりを迎えるまでに、何一つ他人のためになることをしていません。
2020.01.25
私たち霊は、冷たくて陰鬱で鬱陶しく、魅力のない地上での使命に打ち込んできました。 その長い年月を振り返った時、一度も会ったことのない人から、私の教えで救われたと感謝の念を送られることが増え、それによって地上にこうまで温かみがもたらされるのかと驚いています。 それほど多くの愛を頂くことになるとは、予想もしていませんでした。 私にとって、それこそが感謝の源泉です。 そしてそれが私をさらに鼓舞すると同時に、もったいないことだと思わされます。 私は、それほどのことはしていないと思っているからです。
2020.01.24
私にとっての最大の発見は、地上の多くの人たちが善意と友情と愛までも、こんなにたくさん持っていると知ったことです。 また訴え方が正しければ、その愛を本性から呼び覚ませること、最高の波長にも反応してくれること、気高い品行を志し、気高い思念をもてること、自分の利益や打算を超えた、より大きなものにも心を動かされること、理想主義、愛他精神、奉仕的精神にも共鳴してくれると知ったことです。
2020.01.23
人間は常に成長しています。 精神の地平線が絶え間なく広がっています。 境界線が取り除かれています。 知識が進歩するほど、宇宙と宇宙に存在するものについて理解できるようになります。
2020.01.22
宇宙の最高のエネルギー、私たちがその一部を構成している神のエネルギーに波長を合わせましょう。 神のエネルギー、神の力、神の息吹きの恩恵を改めて意識しましょう。 その最高のエネルギーを受けるにふさわしい存在であるように努力しましょう。 託された信頼を裏切ることのないように努力しましょう。 高貴な目的に協力する者として恥ずかしくない生き方、考え方、物の言い方を心掛けましょう。 そして、どんなことに遭遇しても、その神聖な使命を傷つけないようにしましょう。
2020.01.21
道を見失い、同情の言葉に飢え、導きと慰めと希望の言葉を求めて、その日暮らしの生活に明け暮れている気の毒な人に思いを馳せましょう。 そういう人たちはみな、この世に自分一人だけ取り残されたような悲哀の中で生きているのです。 そういう人たちこそ、私たちが霊力の届く範囲に導くために何とかしなければならないのです。 憂鬱な悲嘆の人生を一変させ、希望の光と真理との接触を人生の中にもたらしてあげられるのです。
2020.01.20
霊が地上で使命を果たすことは、とても困難です。 冷えきった心や歪んだ心の持ち主が大勢います。 私たち霊からの叡智や指導だけでなく、自らの愛さえ感じなくなっている人が大勢います。 そうした中で、親近感や同情、僚友精神や同志的友情が、どれほど大きな元気づけになるか分かりますか。 皆さんが想像する以上に、私にとって力になっています。 さらに多くの人を援助する糧になっています。
2020.01.19
高級神霊界の荘厳を極めた美しさを経験したら、一度でもその世界の恩恵をほしいままに出来たら、悪意と敵意、憎しみと闘争、流血と悲劇に満ちた地上、冷たく陰鬱な地上には、もう二度と戻りたくないと思うはずです。
2020.01.18
あなた方は霊的な真理とともに、地上人生に立ち向かっています。 その目的も理解しています。 何をしていても誠意さえあれば挫けることはありません。 そのことも知っています。 私はいつも身近にいます。 私に出来る限りの援助はしましょう。
2020.01.17
私たち霊が法則を変えることは出来ません。 私たちはただ、法則はこうなっていますと教えるだけです。 これまで私は、皆さんが困った状況に陥るのを見て、その運命を肩代わりしてあげたい、人生の雨と雪と寒さから守ってあげたいと、何度も思いました。 しかし、それは許されないのです。 なぜなら、人生のきびしい体験をさせる力と同じ力が、人生に光と温もりももたらすからです。 一方なしに他方は存在しません。 試練と経験を通してこそ魂は成長するのです。
2020.01.16
一 祈りは叶えられますか? 「叶えられる時もあります。 祈りの中身と動機次第です。 人間は、叶えてあげたら本人の進歩の妨げになったり、人生観を壊しかねない祈りをします。 そもそも祈りとは、人間が何かを要求し、それを私たち霊が聞き、会議を開いてイエスかノーの答えを出すのとは違います。 祈りとは、要求が自動的に叶うように条件を整えるために、自分の波長を高め、高い世界との霊的交わりを求める行動です。」
2020.01.15
地上も霊的な世界の一部です。 なぜなら、霊が住む世界は全て重なり合っているからです。 宇宙に存在する全ての世界が、互いに重なり融合しています。 霊界、幽界、物質界というのは、一つの宇宙の違う側面をそう呼んでいるだけです。 あなたは今、物質界にいますが、同時に幽界ともつながっているのです。
2020.01.14
スピリチュアルとサイキックは似ていますが、一緒ではないのです。 サイキック能力が全て開発されても、それが高級霊の指導を受けてスピリチュアルな目的のために使われるまで、スピリチュアルな能力とは言えないのです。 あなたは物的な体のほかに霊的な体も持っています。 その体には生まれつき、あらゆるサイキック能力が潜在しています。 が、それが開発され、しかも霊界の力と融合した時にスピリチュアルと言えるものになるのです。
2020.01.13
霊媒現象はサイキックとスピリチュアルの組み合わせです。その融合によって霊的通信が行われるのです。霊界と交信する能力は、霊媒の心霊能力だけで行われるのではありません。支配霊や指導霊との協力によって行われるのです。
2020.01.12
生命は永遠です。 人間は例外なく死後も生き続けます。 愛に死はありません。 死者への哀悼は無用です。 宇宙には全ての人に与えられた、無限なる愛とインスピレーションと霊的叡智の泉があります。 私たちの霊団は、こうしたことを教えたくて戻ってくる霊によって編成されています。
2020.01.11
私は同じ愛でも、家族の絆に根ざした愛よりも、奉仕的精神に根ざした愛の方が遥かに尊いと信じます。 奉仕的精神から発した愛の方が遥かに偉大です。 自分という一人の存在の心と魂と知性を、多数の人の運命の改善に役立てようとする時、自分の栄光という見返りを望まない光り輝く存在を引き寄せます。 生きる喜びを味わえない、無数の魂を地上で見ているからです。
2020.01.10
私たち霊が言ったからといって、何もかも信じることはありません。 私だって間違ったことを言っているかもしれません。 あなた方が納得できたことだけ受け入れて下さい。 これは私がいつもお願いしていることです。 あなた方人間は私たち霊に手を貸し、私たちはあなた方を援助するという形で、お互い協力しながら宇宙の真理を究めていくのです。 お互いがお互いから学ぶことが沢山あります。 誰一人として間違わない人はいませんし、誰一人として全能者ではないからです。 私たちもみな人間的存在です。 永遠の道を旅する巡礼者なのです。
2020.01.09
幽界を超えると、人間が理解しているような時間は存在しなくなります。 霊界は地球の自転とは関係がありません。 昼も夜も季節の変化もありません。 太陽が昇ったり沈んだりすることがないのです。
2020.01.08
私が送ってきた霊界生活で、 “自分は神の法則によって不当に扱われている。不公平だ” と真剣に言える人を一人も知りません。 私が知る全ての霊が、神の永遠なる公正は規模が無限であり、適用性が完全であることを認めています。
2020.01.07
永遠の中で果たすべき目的があります。 生命は無窮の過去から存在し、未来永劫に渡って存在し続けます。 しかしその生命のたどる道は、一つの頂上を極めると次の頂上が見えるという、果てしない進化の道です。 一つの頂上を極めるごとに、あなたの霊的資質が向上するのです。
2020.01.06
私たち霊が説いているのは “service(サービス、奉仕)” という福音です。 人のために惜しみなく尽くしなさい。 そうすると、あなたがこの世に存在したことによって、世の中が豊かになります。 簡単なことです。 改めて説くのもおかしいくらい当たり前のことです。 ですが、やはり真実です。 地上は単純という本通りから外れて、ややこしい複雑な脇道に迷い込んでいます。 あまりに複雑なものに惑わされて、単純な真理が受け入れられなくなっている人が大勢います。 ですが、単純な真理は単純だからこそ強いのです。
2020.01.05
私たち霊の言うことが、しっくりこないという人に押しつける気はありません。 私は私が知ったことを、精一杯謙虚に、精一杯真剣に、精一杯敬虔な気持ちで伝えるだけです。 私の全知識、私が手にした全叡智を、受け入れてくれる人の足もとに置いてあげるだけです。 これは受け取れませんと言うなら、それはその人の責任であって、私の責任ではありません。
2020.01.04
私が言うことに賛成してくれなくても、あるいは私が間違っている、とんでもないことを言うヤツだと思われても、一向に構わないのです。 私は私が見たままの真理を言っているだけです。 長い長い進化の道で学んだままを届けているのです。 それがキリスト教やヒンズー教、その他、聞いてくれる人の宗教を混乱させても、私には関わりのないことです。 私はそうした名称や教義、宗教の概念には全く関心がないのです。 私は私が学んできた真理しか眼中にありません。 それが私の唯一の判断基準です。
2019.12.30
私たち霊は常に、神の計画は一度に大勢の人を目覚めさせることではないと説いてきました。 そういうやり方では、永続性のある効果は期待できないからです。 少しの間は魔法をかけられたように、その気になっても、やがて必ず反動が生じます。 群集心理から覚め個人的な意識が戻ると、しばしば後悔とともに現実に目覚めます。 それではいけません。 私たちの計画は個人を相手にし、一人一人その人の霊的必要性に応じて、真理を与えることです。
2019.12.29
真理は真理です。 その本質は永遠に変わりません。 が、そのバリエーションは無限です。 大衆を一度に理解させる真理を説くことは出来ません。 一人一人、進化のレベルが違い、同じ真理に対して反応が様々だからです。
2019.12.28
もしもあなたが私たち霊と同じ立場に立って、毎日のように、未発達な人、何の備えも出来ていない人、発育を阻害された人、挫折した人、精神が歪んだ人が、ぞくぞくと霊界に来るのを見れば、あなたも私と同じように、この繰り返しを終わらせるために、何とかして地上を改革しなければと思うはずです。
2019.12.27
私たち霊は金や銀の財宝を与えることは出来ません。 が、それより無限大に貴重な霊的真理という名の宝石を与えることは出来ます。 これは色あせる心配がありません。 永遠に価値を発揮し続けます。 これさえ持っていれば、人生を生き抜く上で光り輝く照明になってくれます。
2019.12.26
私たち霊が伝えてきた知識の中から、物的生命の背後で働く霊的活動、あなたのまわりに存在する莫大な霊力、あなたを善のために使おうと待ち構えている霊の存在を知って下さい。 あなたの中に潜在する可能性を理解して下さい。 それが霊的本性の持つ莫大な兵器庫、魂の宝庫を開くカギになるからです。 神の叡智は無限です。 宇宙の宝も無限です。 この意味をしっかりと理解して下さい。
2019.12.25
若者はせっかちに考えがちです。 が、世の中は急激な革命ではなく、ゆっくりとした進化によって改められていくのです。 それが法則です。 私たち霊は、若者特有の情熱に水を差すつもりはありません。 これまで見てきたままを言っているのです。 自分の経験から得られる叡智を道しるべにしなさい。 人間を導く上で、私たちはそれを一番の拠り所にしています。 だから説得力があるのです。 そうした方法で私たちは、多くの人が思う以上に大きな進歩を遂げています。
2019.12.24
地球はあなたが生まれる前から存在し、あなたが去ったあともずっと存在します。 その地上での束の間の人生を価値あるものにするために専心しなさい。 たった一つの魂のためにあなたを役立てることが出来れば、それだけであなたの人生は価値あるものになるのです。
2019.12.23
私たち霊が説く真理は、愛する人を失い悲しんでいる人を慰めることも大切な目的です。 また、開発可能な霊的資質を示し、虐(しいた)げられた人や困っている人を救おうとしている人、地上の恵みを全ての人に行き渡らすために尽くしている人に、喜びと勇気を与えることも目的です。
2019.12.22
無限なる宝を秘めた神の貯蔵庫から、霊力を引き出しましょう。 私たちに存在と神性を与え、自らのイメージに似せて創造した神の、生きた協力者になるために日常生活を律していきましょう。 神の計画の推進者であることを常に忘れず、謙虚さと奉仕の心、忠誠心で臨む限り何一つ恐れるものはありません。 どんな障害も太陽の前の影のように消えていきます。 そのことを確信して邁進しましょう。
2019.12.21
悲しむ人、重苦しい無常感の中で真実を求めている無数の人に、思いを馳せましょう。 私たちの影響力の範囲内に来た人に、精一杯の援助を施し、慰めを与え、悲しみを希望に変え、孤独感を打ち消し、人生はまだお終いではないという確信を持たせてあげましょう。
2019.12.20
私たちは偉大なる神の計画に組み込まれています。 一人一人に役目があり、小さすぎて用のない人はいません。 忘れ去られることも決してありません。 神の大事業に誰でも貢献できるのです。 霊的知識の普及、苦しみと悲しみの荷を軽くしてあげること、病気を癒してあげること、同情の手を差しのべること、寛容と包容力によって、私たちの全てが役に立てるのです。
2019.12.19
私たちが闘わねばならない本当の敵は、無用の心配です。 それがあまりに多くの人の心に巣くっているのです。 ただの想像上の産物、実在しない心配事で悩んでいる人が多すぎるのです。 そこで私たち霊は “心配はやめなさい” と、繰り返し言うことになるのです。 自分の力で解決できない問題に直面させられることはありません。 克服できない困難は起こりません。 重すぎて背負えない荷物は与えられません。 しかも、あふれるほどの自信に満ちていれば、霊界から導き援助する、あらゆる力を引き寄せられます。
2019.12.18
ほんのわずかな時間でもよろしい。 時には日常的な意識の流れを止め、まわりにあふれる霊の力、影響力、エネルギーに思いを寄せましょう。 永遠なる神の広大な顕現、抱擁、温もり、保護を意識しましょう。 あなた方が神の豊かな恵みに応えるため、日常生活を律することが出来るよう祈ります。 神の永遠なる法則に従えるよう祈ります。 神の協力者としての存在意義を発揮し、豊かな祝福をもたらす真理の光を輝かせ、私たちの生き方が真理の手本になるよう祈ります。
2019.12.17
皆さんは人類の役に立つ才能や能力を持っています。 これまでその能力のために、さらに豊かな能力を持つ霊界の霊から援助を受けてきました。 その援助のおかげで、皆さんは他の多くの人に喜びを与えることが出来ます。 さらにその喜びを得た多くの人が、自分にも世の中の役に立つ資質があることに気づきます。 こうして、お互いがお互いのためにという輪が、どんどん広がっていくのです。
2019.12.16
一人一人の人間という小さな火花が、神という巨大な炎に貢献しています。 人間に潜在する未熟な霊の芽は、その始原である神と永遠に切れることのない霊的な絆によって結ばれています。 それを悟ることで人間は、霊性を存分に発揮するようになるのです。 私たち霊は、そうなるように人間を指導しています。
2019.12.15
祈る気になれないものを無理して祈っても、それは意味のない言葉の羅列を機械的に繰り返すだけですから、むしろ祈らない方がいいのです。 祈りには目的があります。 魂の開発を促進するという霊的な目的です。 ただしだからといって、祈りが努力の代わりや俗世から逃げる手段になると思ってはいけません。
2018.10.20
人間は完全への道が無限に続くのです。 完全に達することが出来ないのです。 知識にも叡智にも理解力にも真理にも、究極というものがありません。 精神と魂が成長するにつれて能力が増します。 いま出来ないことも、そのうち出来るようになります。 ハシゴを昇り、昨日は届かなかった段に上がってみると、その上にもう一つ上の段が見えます。 それが無限に続くのです。 それで完全に達する時が来ないのです。
2018.10.18
神は全能です。 神の力は、宇宙と宇宙に存在するあらゆる生命を支配する、自然法則として表現されています。 神より高いもの、偉大なもの、強大なものは存在しません。 宇宙は間違うことのない叡智と、慈悲深い目的をもった法則によって支配されています。 その証拠に、あらゆる生命が暗黒から光明へ、低いものから高いものへ、不完全から完全へ向けて進化しています。
2018.10.17
まずは献身的で奉仕の心に目覚めた、ひと握りの人が現れればいいのです。 その人たちによって、多くの難問解決の道が開かれ、暗闇に光明を灯す糸口がつかめるでしょう。 が、そのためには、その人たちは “自分” を超越し、 “宗派” を超越し、 “教義” と “カースト” を超越しなければなりません。 そして、インド民族の全てが広大な宇宙の一員であること、その一人一人に存在の意味があることを、素直に謙虚に認められるようにならないといけません。 あれほどの宗教国家で、あれほどの暗黒が存在するとは、なんという矛盾でしょう! あれほどの裕福な階級が存在する一方で、あれほどの貧民階級が存在するとは、なんという矛盾でしょう!
2018.10.16
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