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世田谷パブリックシアターで『国盗人』を観た。シェイクスピアの『リチャード三世』の翻案劇。脚本は河合祥一郎(『リチャード三世』の普通の翻訳も出している)。演出・主演は野村萬斎。翻案だから名前が原作と違って、エドワード、ジョージ、リチャード(三世)の兄弟は一郎、善二郎、悪三郎。これはまあわかる。杏もわかるが、政子って誰よ?久秀って誰よ?太郎冠者???と、だんだんわけわからなくなるのだが、まあ原作は忘れていても知らなくてもどうってことはない。この芝居自体がものすごく面白いから。せりふの半分ぐらいは狂言のような言葉遣いと発声で話される。萬斎さん演じる悪三郎の極悪非道ぶりが痛快。以下、知らなくてもよい原作および出所不詳の諸ネタについての雑談。『リチャード三世』は歴史劇だが、人物の性格設定は、通俗的な伝説に基づいてシェイクスピアが自由に作ったものである。実在のリチャード三世は、10人や20人殺しただろうけど、とりたてて悪い王ではなかったと、実証的な歴史は語る。(それはマクベスも同じ。劇のマクベスは数ヶ月だか数週間だかで自分の罪のために自滅するが、実在のマクベスは十数年王の座にあり、他の王と比べて悪逆であったわけではない。)悪人リチャード三世というキャラを完成させたのは、時代の要請だった。リチャードを攻め滅ぼしてヘンリー七世となった人物が、エリザベス一世(シェイクスピアの前半生はこの人の治世)の祖父だからだ。もちろん、ヘンリー七世が王位についたときから、悪い王リチャードを倒したことは正しかったという物語を語り継ぐ必要はあったわけで、その物語はヘンリー七世の息子ヘンリー八世の時代に強化された。白薔薇ヨーク家と赤薔薇ランカスター家との間の「薔薇戦争」は、ヨーク家最後の王リチャードが、ランカスター一派に担ぎ出されたリッチモンド伯ヘンリー・テューダー(ヘンリー七世)に敗北して終わる。ヘンリーがリチャードの兄の娘と結婚することで、分裂していた王家は統合される。では、ヘンリー・テューダーとは何者なのかというと、ヘンリー五世の未亡人、フランス王女だったキャサリンがウェールズのあまり身分の高くない貴族オーウェン・テューダーと再婚して生まれた息子がランカスター家の娘マーガレットと結婚して生まれた息子である。わざとわかりにくく書いたつもり半分なのだが(笑)、実際これ以上わかりやすくは言えない。生まれを聞いたら、確かに王家の血を引く貴族ではあるが、なんでこの人が次期国王なの?と思うでしょ。継承権を持つ者たちが次々死んで、実際にランカスター家の第一位継承者になったという事実もあるが、どうやら、母親のマーガレットが野心家で根回し女だったらしいのだ。詳しいことは勉強してないので知らないが、とにかくヘンリーはリチャード三世と戦って勝って王になった。ヘンリー・テューダーは、ウェールズの人々にとっては紛れもないウェールズ人である。彼がイングランドへ攻め上ってリチャードの軍勢を打ち負かしたことは、ウェールズ人にとってはたいへん誇らしい歴史である。だから、実証的な歴史はヘンリーが何番目か知らんが王位継承権を持っているためにウェールズから出てこないように監視されて育って(14歳ごろにランカスター側の第一位王位継承権を持つ者になったので、命を狙われてフランスに逃れた)人間不信で自己防衛にきゅうきゅうとした目つきの悪い(いやそこまでは言ってないかw)男だったと言っているが、ウェールズの通俗的な歴史はヘンリーは英雄だと言っているのだ。さらに横道にそれる余談になるが、王位継承権を持ちながら、現王権と友好関係にない(危険視される存在である)ために、常に監視下に置かれ言いがかりで罪に問われ命を奪われる危険にさらされて育ったという境遇は、まさにエリザベスのものである。シェイクスピアの『リチャード三世』におけるヘンリー・テューダー(リッチモンド伯)は、一点の曇りもない徳高い未来の王である。若く賢く信仰心に篤く、勇敢で家臣を思いやる、要するにありえない理想的な人物である。反対方向にありえないほど黒く歪められたリチャードとちょうど対になるように描かれているわけだから、キャラ設定としてはこれでいいのだ。現国王(エリザベス一世)の家系の正統性を確認し、テューダー家の王の徳を称えるという目的も、十分果たされている。しかし、劇の上演という現実においては、リッチモンド伯は端役である。とりあえずちゃんとせりふが言える、ハンサムな俳優がやればいいだけの役である。なんといっても魅力的で、一度見たら忘れられないのは、腐れ外道のリチャードである。王家の敵、憎むべき歴史上の悪魔として描くべき人物が、まじめに書き込めば書き込むほど魅力的になっていく。劇作家はそのことに危険な喜びを感じていただろうか。善人であろうと悪人であろうと、自分の劇の主人公を劇作家は愛するに違いないと思うのだが、シェイクスピアはどうだっただろう。シェイクスピアの気持ちはわからなくても、観客の気持ちならわかる。悪人が主人公の劇は面白い。その主人公はたまらなく魅力的である。当時の観客もそのことは知っていたはずだ。芝居好きだったエリザベス一世自身も、知っていただろう。そして、演劇そのものが不道徳であるとして弾劾していた人々も、おそらく知っていたのだろう。聡明なエリザベスは、芝居の危険な魅力を知りながら、劇場を抑圧することはなかった。そんな君主を持った国民は幸せである。
2007.06.30
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でっかい羽アリは、今日も数匹室内で発見された。ヒメはもう、こいつらには飽きたので知らん顔だが、Dさんは見つけると粘着テープで捕獲している。羽がテープにべったりくっついて、仰向けでばたばたしているアリを見て、Dさんが言った。「これに目薬かけたらどうなるだろう?」ヒメ「べつに死なないんじゃない?洗剤なら死ぬけど」D氏「アルコールでも死ぬかな?」ヒメ「死ぬだろうね」D氏「醤油でも死にそうだな」ヒメ「何小学生みたいなこと言ってんのw」待てよ。それ、いいじゃん。小学生の自由研究にさ。羽アリに何をかけたらどうなるか、実験するのだ。目薬とか醤油とか塩水とか砂糖水とかマヨネーズとかお茶とか・・・。問題は、夏休み中に発生する羽アリがいるかということだな。この虫が実験用には最適なんだよね。同じものが大量に発生するし、つかまえやすいし、大きさも手ごろだし(あんまり小さいと反応がよくわからないだろう。ショウジョウバエじゃやりにくそうだ)。またくだらないこと考えてるなーと思われてることはわかってますが、くだらない思いつきを「それ、やってみたらいいんじゃない?」という方向に持っていくのが大事なんだよ。何にとって大事かって、それはわからんけど(笑)。
2007.06.27
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えー、数日前に産みつけられたキアゲハの卵、孵ってます。一齢幼虫を発見しました。2匹見たんだけど、もっと探す気はしません。10匹以上いるに決まってます。エサは限られてるので、いっぱいいると思うと暗い気持ちになります。いつのまにか、大きくなった幼虫もいました。今朝脱皮して4齢になったようです。まだとても小さいけど、これから大きくなります。キアゲハだから・・・。2、3日前からでっかい羽アリが出現しています。巣から飛び立ったオスアリだから、すぐ死んじゃうので問題ないんですが、羽のないやつもうろちょろしてるのが怖い。羽アリはでっぷり太っています。オスがそんなに大きいのはムダだという気がしますがね。交尾したらすぐ死んじゃうんだから。なんと、この羽アリを、ハエトリグモがつかまえていました。何時間も抱えていたところを見ると、しっかり食べたのでしょう。通常、クモはアリを食べません。蟻酸を持っているからまずいんだと思います、というのは勝手な推測ですが、鳥などの捕食者がアリを食べないのは実際まずいからだそうです。アリは敵を刺すときや、ひどく驚いたときなどに蟻酸を出します。刺すというのはハチと同じで、お尻から針を出すわけです。ところで、お尻の針はもともと産卵管だったものだから、メスにしかありません(働きバチ・働きアリはみんなメスです)。だからオスのハチは刺さないのです。そこから、もしかしてオスは蟻酸を持っていないのではないか?と推測して少々調べたんですが、わかりませんでした。蟻酸を持っていないから、クモくんにとっておいしいエサだとなれば、話はうまくまとまるんですが。さて、今朝はヤモリを見ました。台所の窓を開けたらいて、壁に伸びているツタの葉に隠れました。そっと葉を持ち上げたら、ヤモリは地面に飛び降りました。丸々太っていました。虫が多いから、ヤモリも肥えるんですね。アリに話を戻すと、Dさんが室内で発見した羽アリを、荷造り用テープでつかまえていました。羽がテープにくっついて逃げられなくなるのです。そのまま粘着面どうしをくっつけて捨てればいいのに、アリが貼り付いている面を上にして、テーブルの上に置くのです。太ったアリたちがじたばたうねうねもがいているのを見て喜んでいます。同居人が虫姫でなかったら、Dさんアリといっしょに外に捨てられてますよ。
2007.06.26
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個人サイトでよく「バトンが回ってきた」ってやってるじゃないですか。最近は「地雷バトン」ていうのが流行ってるらしく、同じのを昨日と今日見かけた。見た人は答えろと書いてあるから、私がここで答えてもいいのかな?見たのはリアルで会ったこともある趣味のお仲間のサイトだから、答えてもいいような気がするけど、どうもルールがよくわからないので、「あんたに言ったんじゃないよ!」と言われなくても思われたら恥ずかしいのでやめときます。地雷でないバトンについて、今さら人に聞けないけどずっと不思議に思っていたことがある。Aさんからバトンが回ってきたといってBさんが自分のサイトで質問の答を書き、次はCさん、Dさんに回しますと書いてある、というのが私が見る典型的なバトンなのだが、何が不思議って、そのBさんにどうやってバトンが「回って」きたのかわからないということだ。バトンの質問への回答(および次は誰に回すという記述)は無数に見たが、回答の前にバトンが回ってきた瞬間は見たことがないのだ。人のサイトをすみずみまで見てるわけじゃないけど、日参してるサイトだったら、バトンが回ってきた瞬間に立ち会ってもよさそうなものなのに。瞬間とはつまり、AさんがBさんに(普通に考えてBさんのサイトのBBSなどで)あなたにバトンを回すから答えてね、と言っている瞬間である。バトンの「手渡し」の瞬間ということだ。回答はたくさん見たことがあるのに、手渡しの瞬間を一度も見たことがないとはこれいかに?もしかして、バトンの手渡しはメールなど他者の目に触れないところでするというルールがあるんだろうか?それなら、Bさんが次にCさんとDさんに回すと書いているならCさんとDさんのサイトに張り付いて見てればいいじゃないかと思うが、残念ながら一度も実行していない。ていうか、意外なことに私はそこまで粘着質ではないのだ。他人のことは3秒で忘れるから、そうだ、あとでCさんとDさんのサイト見ておこう、と思ってもすぐ忘れてしまうのだ。なので、バトンの謎は謎のまま。どうでもいいんだけど、たまに思い出して、そういえばあれはどういうわけなんだろうなあと、1分ぐらい思いをいたすのである。
2007.06.25
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市内の劇場でベルトルト・ブレヒト作『ミスター・プンティラと召使マッティ』を観た。ブレヒトは超有名だから観たかったのだが、その・・・観たからもういいです(笑)。脚本はもちろん秀逸だし、演出も超一流だということは伝わってきたが、要するに私の好みではなかったのだ。フランスの人の(特にヴィジュアル面での)感性にはついて行けませんでした・・・。マッティ役の人にはかなり萌えたんだけどね。
2007.06.24
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ピーマンは親指ぐらいの大きさになった。こちらはシシトウ。3cmぐらいの実がなっている。ピーマンとシシトウは、一時期アブラムシがいっぱいついていた。毎日水をかけながら掻き落とした。あまりにも増えてしまったときは、台所洗剤を薄めた液をかけた。アブラムシは弱っちいから、落として溺れさせると自力で再び登ることはできない。でも繁殖力はすごいから(メスだけで爆発的に増える)油断はできない。なぜか最近は全然いなくなった。天敵が食べてくれたのかもしれない。今日のミニトマト。やっぱり葉はどんどん枯れてしまう(新しい葉は出てくる)。実はいっぱいついてるんだけど。いいのかなあ・・・。
2007.06.21
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ベランダのパセリに花が咲いている。花が咲くと茎ばかり伸びて、なぜか食べられる葉はほとんどなくなってしまう。そんなところにキアゲハが来て産卵していた。キアゲハはあまり見ないのだが、ある日ふらっとやって来て、山のように卵を産んでいく。矢印の先が卵。何個産んでいったか数えていなかったが、たぶん10個以上あるだろう。パセリには今、クサカゲロウの幼虫やテントウムシの幼虫がいるから、キアゲハの幼虫が孵っても食べられてしまうかもしれない。3齢ぐらいまでは、クモに食べられることもある。4齢まで育つとアシナガバチに捕られることもあまりなくなり、5齢は巨大なアオムシになりカマキリと寄生虫以外には敵なしである。全部育つと面白いが、室内に入れて保護することはできない。買ってきたパセリを食べさせると死んでしまうからだ。ベランダで観察するしかない。葉がなくても大丈夫。キアゲハの幼虫はパセリの花や実をよく食べる。実は栄養たっぷりなのだろう、とてもおいしそうにコリコリ食べる。
2007.06.20
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本日の収穫。もらったミニトマトの苗が育って、実が色づきはじめました。日当たりが悪いのか、土が悪いのか、花はどんどん咲いて実がなるんだけど、葉が枯れてしまうのです。だいじょうぶかなあ・・・。これももらった苗。ピーマンです。花咲いてるなあと思っていたら、実ができています。大きくなるかなあ(^-^)
2007.06.18
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市内の劇場にソフォクレス作『フィロクテテス』を観に行った。どんな話かというと、弓の名手フィロクテテスはトロイア遠征中に毒蛇に咬まれ、傷口が化膿し、その苦痛に苛まれる声と悪臭に辟易したオデュッセウスらは、フィロクテテスを孤島に置き去りにする。ところがその十年後、ヘラクレスからフィロクテテスに与えられた弓がない限りトロイアは陥落しない、との預言を得て、急遽オデュッセウスらは孤島を訪れ、ヘラクレスの弓を奪取しようとする。ひどい話である。病に冒され、絶え間ない苦痛に苛まれているフィロクテテスにとって、弓が最後の拠り所である。オデュッセウスは彼を言葉で騙し、眠らせて、自分のものを拾うかのように弓を取ってしまう。オデュッセウス(ユリシーズ)ってそういうヤツなんだよね。そういえば昨日はユリシーズの日だった(ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』は1904年6月16日の出来事を書いた小説。6月16日は主人公の名前から「ブルームズデイ」と呼ばれる)。フィロクテテスは、故郷ギリシャに連れて行くという甘言にのせられる(このへん見ていてもはっきりわからなかったのだが、とにかく彼は帰れると信じている)が、本当は戦争中のトロイアに連れて行かれてしまうのだ。そのことを知ってフィロクテテスは嘆くが、ヘラクレスが現れて、トロイアへ行くようにと諭す。こんなに踏んだり蹴ったりのひどい目に会わされた男が、ギリシャの勝利のためにオデュッセウスに従うということで、これは崇高な物語になっているらしい。あまりにもかわいそうなヤツだねえ、というのが感想だったのだが、なぜか後味は悪くない。カタルシスがあったのかな。追記。フィロクテテスはトロイアに行くと、病を癒され、その弓矢でトロイの王子パリスを倒すのだそうだ。そうだったのか。パリスを殺すのが誰だったか覚えてなかったのだ。大者たちの殺す殺されるの関係はこうなる。パトロクロス<ヘクター<アキレウス<パリス<フィロクテテスこれで終わりかな?パリスが死んだらあとはトロイア炎上だろうな。
2007.06.17
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またもやリカちゃんキャッスルのイベントですよ。「キャッスルフェアin Tokyo 2007」が今日と明日開催されています。内容の報告は、お人形ブログのほうに書きましたので、そちらでどうぞ。場所が「日本橋富沢町」。知らん。日本橋というからには、都心に近いのだろう。しかし、アクセス方法を見ると都営線だの日比谷線だの、東京駅から乗れないのばっかり。そういうのは私にとっては「僻地」だ。地理的に近くても電車がつながってないんじゃどもならん。ところが!JRでも行けるんだよ。しかも東京駅から乗れるんだよ!その名は総武快速線。しょっちゅう東京駅に行ってるくせに知らなかった。黄色い総武線とは違うんだよ。なんと、目的地の馬喰町駅は東京から2駅だった。山手線の輪から1歩でも出ると知らない世界だと思っている私は、馬喰町がどこにあるかも知らなかったのだ。とにかく「輪の外」だから、東京山の手線内行きの乗車券(これがあるから田舎者にとって山手線の中か外かは雲泥の差なのだ)は清算しなければならないと思って、JR馬喰町駅で切符を出したら、なんとそのまま降りられるんだって!地理的には外だけど、ここは「山手線内」なんだと思ったら、いきなりアットホームな気分になった(笑)。で、キャッスルフェアは11時半からで、2時間ほどウロウロしてきた。オーダーメイドの受付の待ち時間があったから2時間だったけど、それがなくても1時間以上は楽しめます、私なら。箱入り人形を2体買って、1体オーダーしてきた。人形増殖の速度がかなり落ちていたのに、最近また速まってきたなあ。モノ捨ててスペースを空けなくちゃ。。
2007.06.16
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タイトルは「カブトムシが臭い」という意味ではなくて、「カブトムシみたいな匂いがする」という意味です。「ガスくさい」とか言うのと同じ。夕食後、デザートも食べ終わってから、Dさんが言った。「なんかカブトムシくさくない?」メロンだよ!デザートにメロン食べたんだよ。ヒメ「スイカもカブトムシくさいよね~。メロンやスイカ嫌いな人って、カブトムシのニオイがするからって言わない?」Dさん「メロンがカブトムシくさいんじゃなくて、カブトムシがメロンくさいんだろ?」いえ、メロンの匂いをかいでカブトムシくさいと言ったのはあなたですから(笑)そんな私にとって、サンショウやミカンの葉はアオムシくさい。正確に言うと「アオムシがエサを食べてるときくさい」のである。アオムシ自体は、角以外ほとんどニオイがない。あんな臭い角を背中に隠しているのに、アオムシ自身はニオイがないというのも不思議だな。
2007.06.15
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何も書くことないんだけど、「日記の日」だから書く。無駄。なぜ「日記の日」かというと、1942年の6月12日、アンネ・フランクが日記を書き始めたからだそうだ。そんなこと今日知ってもなあ・・・。今日から『アンネの日記』を読み始めるのもマヌケだし。と言っても、一生読まないよりはいいよね。子どものころ読んだんだけど、新訳は読んでないのだ。本はあるんだけど、実家に。日記の日に、ミステリー発生。昨日の日記が消えてる!昨日UPできてたよね?!再度書き込んだけど・・・なんで消えたんだろう??
2007.06.12
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欲しいものがある。ちょっとかさばるものなので、それの体積と同じぐらいの物を捨てたら買っていいことに決めた。さて、何を捨てよう。私の持ち物・・・人形関係、本、服、パソコン・デジカメ周辺。この中で捨てられるのは服ぐらいだ。本も読み終わったのは処分しているが、最近ほとんど読まないから捨てられない。毎年段ボール1個ぐらいの服を捨てているが、まだまだあるのはどういうわけだ・・・。母親のお下がりのスカートとか15年前に買ったTシャツとか。和服関係も、着ないのは処分する。和服は「あかつきの村」のバザーに寄付すればいいから、捨てるのが苦手な私にとってはありがたい。そして、あっというまに段ボール1個分ぐらいになった。よし、これであれが買えるぞ。激しくバカなことやってる気がするが、今のところこれが最良の行動パターンなのだ。物欲を抑えつけると他に何が噴き出すかわからないから、欲しい物は買うことにしている。ただし、何か買うためには何か捨てるという決まりを作っておく。思い切りよく捨てることも、気分がスカッとすることなので、一石二鳥である。さて、また人形も買いたいわけだが・・・。
2007.06.11
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朝まで雨が降っていた。また朝から雷鳴ってたし、ほんとによく降るね。もう梅雨に入ってしまうのかな?婦人部長さんが、集めたお金を取りに来てくれた。結局、払いたくなさそうだった2軒のうち1軒は、もう一度行ったらぶーたれながら出した。だから、いやいや出さなくていいんだって・・・。もう1軒は、またインターホンで、やめますと言った。やれやれ。アパートの住人有志で、庭の草取りをして花壇に花を植えた。何人かでビワの実も取ってくれて、みんなで分けた。このビワが最高に美味い。庭で果物ができるっていいねえ。
2007.06.10
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朝から雨。昨夜からだったのかもしれない。昼間しばらく止んでいたが、夜また降ってきた。雷も鳴っている。よく降るなあ。また食玩を買ってしまった。食玩は押入れケース1個に入れると決めているが、早くもいっぱいになってきてしまった。入れ方をちょっと変えればまだまだ入るのだが、そんなにがんばる必要ないよね。いや、むしろがんばって収納上手にならないほうがいいのだ。物を溜め込む人への忠告の一つに「収納技術に頼るな」というのがある。収納が上手ければ、物が多くてもとりあえず部屋に納まるでしょ。そして引越しのとき、どこにこんなに入ってたんだ?!とみんなが呆れるほどのモノが出てくる出てくる・・・。何を隠そう、私は収納の達人である。結婚したころまでその自覚はなかったのだが。”片付けられない女”だから、収納と呼べるようなちゃんとしたしまい方はしていないと思っていたのだ。確かに、体系的な寸分のスキもない片付け方はしていない。が、最近客観的に見て、うちにある道具雑貨ガラクタを私がやっている程度に押入れや戸棚や引き出しにしまい込むことができる人は、そうそういないと思っている。だから引越しのときにこの家のどこにこんなに(ry物欲の塊+捨てられない性分+収納の達人という、最凶のトリオなんですね、私は。食玩なんて小さいから、いくら増やしても収納技術でカバーできるんだよ。もうダメ、逃げられません助かりません。なんだかなあ・・・。人形に埋まるのはいいけど、食玩に埋まるのはイヤだよ。なんとかしなくちゃねえ、なんとか・・・。
2007.06.09
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久々に人形服。『ジェニー(No.7)手づくりドレスレッスン』(日本ヴォーグ社)に載っているドレスです。(楽天ブックスでは販売してないようです。)全部本のとおりにできていないのは言わずもがな・・・。帽子はリカちゃん(いづみちゃんかも)ドレスの付属品。本には布で作る帽子の型紙もついていますが省略。可動ボディに着せるために、型紙より袖丈とスカート、エプロンの丈をそれぞれ1cmぐらい長くしました。モデルのボディはボークスEBビューティーB。例によっていろいろ失敗してます。写真でもわかってしまうのは、前の打ち合わせが左右逆ということ。スナップをつけ間違えただけなので直せばいいんですが、もう気力がないので当分このまま・・・。ところで、こんな絵を見つけました。「看護婦と負傷した兵士」。ジェニー本に「クラシカルな看護婦さんの制服」とあるように、昔よく使われた典型的なデザインであるようです。モデルはマリオンという子です。今日この衣装で劇に出演中です(^▽^)→■
2007.06.08
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夕方から雨になった。7時ごろから雷も鳴っていた。8時ごろ、雷が落ちたらしく、1分間ほど地震みたいに揺れた。音もすごかった。どこに落ちたんだろう?びっくりした。11時ごろには、普通にネットできたけど、12時すぎにメールチェックしようとしたらネットに接続できなかった。雷と関係あるのかな?
2007.06.07
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今日は午後から回った。皆さん当たり前のようにすぐにお金を出してくれるのだが、1軒だけ「何それ?なんで私が出さにゃならんの?」という態度の人がいた。強制じゃないんだからイヤならやめますと言えばいいのに、なんだこいつ?と思ったら、「今、持ち合わせがないから」ときた。うわ最悪!やめるなら問題ないけど、持ち合わせがないと言われたら、また来るって言わなきゃならないじゃないか!昼間いない人のところに夜行ったら、払わないというヤツがもう1軒いた。くどいようだが、払う義務はまったくない。払った年には「社員」になるというだけのことだ。私は社費を預かっているのであって「徴収」しているのではない。渋る人はそこんところがわかっていないのだろう。私もそうだったから、べつに腹も立たないが、30軒中2軒だから”みんなと同じことができない人”として目立つわけだ。(私もその仲間だったから、去年は3軒いたのか?私は胡散臭そうな態度で払ったけど。今さら反省しても遅いわな・・・。)夜行った家は、玄関に出てくることもしないでインターホンで話すだけ。話しぶりは困った人ではなくてちゃんとした奥様っぽいんだけど。なんとこいつも「持ち合わせがない」と言う。断りたいならほかに言いようがあるんじゃない?500円ないって、誰が信じるんだよ!というわけで、ここもまた来ることになった。
2007.06.06
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そういうわけで、赤十字の社費集めが始まった。まずは午前中に回ってみた。半分ぐらいの家は留守だった。夜また回るとしよう。すごいと思ったのは、赤十字の社費というと、ほとんどの家で一発で通じること。私なんかいきなり来られても「赤十字?何それ?寄付?なんでいちいち人が来るの??」ってなると思う。去年はそんな感じだったような気がする。それ以前のことはまったく記憶なし(引っ越してきた年から入ってると記録にはある)。一番手こずったのは、耳の遠いおじいさんの家。愛想はいいが、どうも話が通じていない様子。隣の部屋には布団に寝ているおばあさんがいて、おばあさんは耳もいいし事情もしっかりわかっている。おじいさんに「500円」と言っても聞こえてなくて、紙に500円と書いたら、コインが入った箱を開けて見せるので、500円出していったんおじいさんに手渡したら、握ってしまってよこさない。隣からおばあさんが「お金、やらなきゃだめだよ!」と何度も言ってるけど聞こえてない。領収書を書いて見せて、おばあさんが10回ぐらい声かけてくれて、やっと話が通じた。この家が一番たいへんだった、とは言え、好意的な人たちだったから全然イヤではなかった。おじいさんも話は通じないけどいい人っぽかったし。昼間留守だった家は、夜に行った。これが、あんまりいい気持ちじゃないんだよ(控えめな表現)。いかにも夕食時を狙ってるという感じで。それより早いといないし、遅いと人んちを訪問する時間じゃなくなるからね。食事中ならまだいいのだ。子どもをお風呂に入れていたとか(出てくるのが遅い理由。申し訳なさそうに言うけど、申し訳ないのはこっちですすいません)、本人がお風呂に入っていたとかもう最悪。子どもを連れて車で出かけようとしている人を家の前でつかまえたこともある。何の因果で私はこんなに町内の皆様に迷惑かけて歩かにゃならんのだ?やっぱり戸別訪問はダメだよ・・・。そうして極悪人になったおかげで、今日は19軒から集金できた。明日もがんばろう。はぁー・・・。
2007.06.05
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町内会に婦人部というのがある。この名称、悪夢だよ(笑)。べつに悪い思い出があるわけではなく、名称そのものが悪い冗談みたいだと思うのだ。勤めていたころ、職場の組合に婦人部があった。無知な私は組合という名前自体にもびびったのだが(なんか怪しい闘争集団のような気がして)、同僚のちゃんとした人たちが入っていたので私も加入して、いろいろ良い経験ができた。婦人部という名前は、先輩たちもおかしいと思っていて、次の年には「女性部」になった。女性だけ別にするというのも変なんだけど、職場の現状を見ると確かに女性は差別されていたので、女性部の存在そのものには納得できた。それから10年、また婦人部に出くわしたわけだ。【婦人】(1)成人したおんな。女子。婦女。女性。(2)嫁いだ女。(『広辞苑』)「婦人」という語は、女性が男性と同等の人権を認められていなかった時代の名称である。「人」、「国民」といえば男性のことで、女性は「婦人」という別種の生き物だったのだ。婦人が社会と関わるのは、「婦人会」などで奉仕活動をすることを通してであった。「婦人運動」があり「婦人参政権」が獲得され、法律上男女平等になった今、行政やマスコミは「婦人」という語を使わなくなった。しかし、「婦人部」は社会のいたるところにしぶとく存続している、と思う。名前を変えろというつもりはない。問題は名称そのものではないのだ。婦人部という名称に違和感を覚えない女性たちは、実はいまだに「婦人」なのだ。それが問題。「婦人」は絶滅危惧種ではない、今のところ。で、私は今年婦人部員である。今日、最初の会合があった。会合といっても数人の集まりだ。今年度の婦人部の最初の仕事は「赤十字の社費を集める」ことだそうだ。赤十字に500円以上寄付すると「社員」になる。寄付金といわずに社費という。寄付は別のルートになるらしいのだ。うちも毎年500円出しているが、婦人部の人が戸別訪問して集めているということは初めて知った。毎年だれか来てたんだな。そういうことって、関心を持たないと覚えていないものだ。赤い羽根とかの寄付のように回覧板で集めればいいのに、なんで戸別訪問なのかはわからない。とにかく、私は30軒ほど担当になった。お金を預かって、領収書と「社員」と書いたステッカーを渡してくるのだ。私はヒマだからいいけど、婦人部の人たちには仕事のある人もいる。部長さんは仕事をしていて子どももいる。そんな忙しい人たちがこんなムダなこと(失礼)をするのって不思議だな。よくわからんからといって、(うちのダンナのように)頭からバカにすることは嫌いなので、婦人部の仕事は有意義であると思うことに努めようと思っていたが、早くも挫折しそうなヒメであった・・・。
2007.06.04
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昨日、「5年越しのミステリー」について書きたかったのに、Windowsのアップデートをしていてなかなか終わらなくてイライラしていた。サービスパック2をインストールしたのだ。1のサポートが終了するというので、この機会に2を入れようと思ったんだけど、なんだかんだと3時間以上かかってしまった。今までSP2を入れてなかったのにはわけがある。いつだったか(1年以上前だと思う)一度インストールしたのだが、速攻削除したのだ。具体的に何があったのかは忘れたが、ものすごく使いづらくなったから。決定打は、ノートンがすごい剣幕で(そう見えたのだ)Windowsのファイアウォールをオフにしろ!と一方的に要求してきたこと。SP2にする主な目的はセキュリティなのに、入れたとたんにノートンによってオフにされちゃうんじゃ、意味ないじゃん。いろいろ気に食わない現象が出たし、やっぱりこんなものいらない!と「システムの復原」をしてSP2は闇に葬られたのであった。あれからノートンのバージョンも変わったし、SP2もいろんな苦情(絶対あったと思う)に対応して進化しただろうから、入れても大丈夫だろうと思った。思ったのだが・・・。まず、マイクロソフトのサイトのWindows アップデートのページからSP2をダウンロードしようとしたら、その前の段階でつまづいた。パソコンに適合する更新を調べているという画面でストップするのだ。調べていると言ってはいるが、いつまでたっても終わらない。2、3回試みたがそこから先へ進まないのでいったん諦めた。昨日、またやってみたら、今度は3分ほどでダウンロード画面に進んだ。ダウンロードは正常に終了し、インストール画面に移った。うまくいってるな、と思ったら、インストールがいつまでたっても完了しない。本を読みながら1時間以上放置していたが、それでも終わらない。いくらなんでもおかしいと思って、キャンセルを押したら、「更新を取り消しています」になって、これがまた延々終わらない。取り消すのにも1時間かかるのかよ!とキレていたら、いきなり「問題が起きたのでインストーラーを終了します」ときた。おい、ヘンなところで終了するなよ!起動しなくなったらどうするんだ?!しかし、勝手に終了されてしまったからしかたない。いったん電源を切って、ビクビクしながら起動したら、なんと「SP2をインストールしていただきありがとうございます」だとさ。ほんとかよ?!何やら(ファイアウォールだと思う)設定する画面が出たので、あとで設定するを選んでとりあえず先へ進んだら、ふつうに起動した。デスクトップの見た目もいつもと変わらないし、壊れてないみたいだから、ほんとに正常にSP2がインストールできたらしい。キツネにつままれたような気持ちだが。そして、ネットに接続してみたら、待ち構えていたように出た!Windows のファイアウォールをオフにして、ノートン・インターネットセキュリティを使用しますか?のダイアログ。いちおうYesかNoが選べるが、やはり一方的な要求にしか見えない。はいはい、あんたについて行きますよ、ノートン先生(^^;)実はここのところ起動するたびに、画面のすみに現在のWindowsの状態はセキュリティの点で危険だからSP2をインストしろというメッセージが出ていた。せっかく言うこときいてやったのに、またもやノートンにオフにされてしまったわけだ。バージョン変わっても同じことするんだね、先生・・・。それにしても、ノートンってヘンなヤツだよね。Windows用のソフトなのに、なんでこんなに偉そうなんだろう?
2007.06.01
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