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(画像はないからご安心を)Dさんは自分で布団を敷く。私が敷いても全部やり直すのでやらせておく。自分のしか敷かないんだけど。私が台所で洗い物をしていたとき、Dさんが寝室へ布団を敷きに行った。と思ったらすぐ戻ってきて、「なんか知らないクモがいる!」と言う。「ああ、昨日からいるよ」と私。ちょっと暖かかったので出てきたんだろうか。アシダカグモでもおなじみのアダンソンハエトリでもない、体長1cmほどの黒いクモ。形はハエトリグモっぽいのだが、名前はわからない。Dさん「あれ何?!」私「知らないよ。クモはクモ」どうやらDさんはそのクモが怖いらしい。アダンソンは小さくて可愛いが、体長1cmもあるとクモは大きく見える。キモイんだそうだ。で、久しぶりにこのセリフが出た。「イヤならつまんで捨てな」お風呂にもクモがいる。アシダカグモの子グモだ。あそこは危険なんだけどな。お湯がかかるという危険性のほかにも、洗剤を使うから。でも、基本的にクモは頭悪いから(笑)、暖かいと居ついてしまうのだ。トイレの隅で越冬しているほうがずっと賢いと思うんだけどな。
2008.01.31
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あっちのブログには簡単なアクセス解析がついていて、リンク元がわかる。ほとんどは交流しているブログか、検索サイトなのだが、どう見ても個人ブログで知らない人というのが2件ばかりある。どんなブログか見ようとすると、「プライベートモード」になっているという注意書きのページが出て、ブログにはたどり着けない。これって、フェアじゃないよね?!こっそりリンクしてくれたのはかまわないし、こっちもこっそり見て黙っているつもりなのに、アクセス不可ですか!巷では「趣味の合わないサイトにリンクされるのは嫌だ」という発言が市民権を得ている(単なるワガママではなくもっともな意見とみなされるという意味)。わざわざ相手に対してリンクを断る発言までが認められているかどうかは定かでないが。しかし、相手のサイトを見ることもできないのでは、趣味が合うか合わないかわからないではないか。私としては●■▼(私の嫌いな人形)大好きとかアンチ○□△(私の好きな人形)とかいうサイトとつながるのは遠慮したいのだがね・・・。私にとってワケワカランアニメやタレントのファンサイトも嫌だしなあ。というのは半分冗談で、こっそりリンクなら違法サイト以外誰でも勝手にしてくれていいんだけど、やっぱり嫌なのはそのリンク元を見ることさえできないということだ。ネット上で塀を作って引きこもってるヤツが、見ず知らずの人のブログにリンクなんかすんなよ!ついでに言うと、「リンクさせてもらいました。よろしく~☆彡」と言われるのも遠慮したい。すでに交流のある人ならいいよ。今まではすべてそのパターンだし。でも、ある日突然知らない人から言われたらどうしよう?「そっちからもリンクしてね~☆彡」と言われなくてもしなきゃいけないような気がしてプレッシャーだよね。知らない人は、リンクするならこっそりしてくださいってことだ。え、要するに私がワガママ?はいはい、そうですか・・・。
2008.01.30
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休日なのに珍しく8時前に起きた。ちょっとしたイベントがあるのだ。といっても、ドールショウではない(東京で今日開催だけど)。コープの「ポイント7倍デー」なのだ。そんなもののために・・・(笑)。いや、ポイントをもらうのがそんなに嬉しいわけじゃなくて、7倍というのが初めてなので物珍しくて引き寄せられたのだ。3倍、5倍の日ならあるけど、なんで今日に限って7倍なんだろう??同じ気持ちの人がいっぱいいるはずだから、朝早く行かねば。9時10分ごろに行ったら、すでにだいぶにぎわっていた。いつもは開店直後に行くといかにも準備中という感じで、商品を並べている最中だったりするのだが、今日は気合が入っていて、最初から棚はいっぱいで、さらにどんどん追加している様子だった。商品はいつもと同じだし、7倍デーだからといっていきなり私が買うべき物が増えるわけでもない。買い置きできるものをいつもより多少多く買ったという程度。「タイムサービスやってます~!」と言ってたっけ。コロッケ39円もそれだったようだ。好きだから買った。他にも何かあると言ってたけど、私には関係ない物だったんだな、覚えてないから。買い物から帰って、今度は図書館へ行った。最近歩いてないから、健康のために歩く。家にいると冷蔵庫に入ってるみたいに体が冷えていくが、外を歩くとどんどん暖かくなって、気温が上がったのかと思う。立ち止まるとまた寒いんだけど。
2008.01.27
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3日ぐらい前から、2chの人形板が「もうずっと人大杉」になっていて読めなかった。いつもはそうなっても数時間から半日ぐらいで復旧するんだけど、1日以上戻らなかったので、専用ブラウザをインストールしてみた。お~、見られるぞ!「人大杉」というからには、アクセス数が多すぎてパンク状態という意味だと思うんだけど、そんな状態が何日も続くというのも変だな。その間も、書き込みは増えていた。書き込むような常連さんはみんな専用ブラウザ使ってるのかな。専用ブラウザは、サーバにかける負担が小さいということだが、実はよくわからないで使っている。2chは情報が早いし、情報以外にも当意即妙のやりとりが見られて面白い。(とは言え人形板以外の板はほとんど見ない。たまに昆虫板を覗く程度。)人形関係の情報は、公式HP(製造・販売元)が一番遅い。ショップのほうが早いのだが、全部のショップを自分で巡回して新着情報を集めるのもたいへんなので、2chに日参して情報を仕入れる。ちょっと話はズレていくが、公式がまず「こういうコンセプトでこういう商品を出す予定です」と発表して、試作品の画像を出して、それからショップが予約を取り始めるというのが順当だと思うのだが、ジェニーに関してはそういうことにはなっていない。ショップが予約を取るのが最初。画像さえない状態で、発売予定日(数ヶ月先だったりする)が書いてあって、そんなの誰が予約するんだと思うが、いつもそのやり方だから、それで売れてるということだろう。そういえばブライスもそうだな。公式が最終仕様を発表するころには、ショップでは予約で完売になってたり。なんか変だと思うのは、私がシロウトだから??今日は「人大杉」も解消されていてIEでも見られるようになった。専用ブラウザは今のところただ書き込みを見るだけに使っているが、いろいろ特殊な機能がついていて便利だということなので、これからも使うと思う。
2008.01.26
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やっと晴れた。天気さえ良ければ、寒くても元気が出る。なぜか足がしもやけになる。ほとんど家にいるし、外に出ても足が冷たいとは感じないので、なんでしもやけになるのか不思議だ。足の指がふくれて痒い。
2008.01.25
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車の定期点検に行った。時間がかかるので、営業所の中で座って待っている間、本を読んでいた。A History of Food and Culture in Britainという、(たぶん大学生用の)教科書だ。数年前に最初だけ読んで放置していた。イギリスで、先史時代から現代にいたるまで、人々がどんなものを食べてきたかという歴史の本だ。本文が60ページぐらいしかない薄い本だが、けっこう読み応えがある。面白かった箇所。中世の上流階級の子供たちに教えるテーブルマナー。「食卓についているときに鼻や爪をほじってはいけない。 テーブルの下にいる犬や猫と遊んではいけない。 帽子を脱いだり、前かがみになってはいけない――食べ物にシラミが落ちるから。 (以下略)」シラミに驚愕、爆笑。昔の人って、上流階級でもお風呂に入らないからね。洗濯も、下着ぐらいしかしなかっただろうし。頭はすごいことになっていただろう・・・帽子も。
2008.01.23
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週末は読書もしないで寝てばかりいた。体調悪いわけではないのだが、寒いからこたつに入ると抜けなくなって、要するに怠けていた。こんなのを作った。板を切り抜いて作る工作キット。と言っても、もう切ってあるから、組み立てるだけ。部品を切り離したところ。これ、100均で買ってきたのだ。いちおう説明書みたいなのはついているが、「組み立てる前によく下の部品図と表の写真を見て、どの順番で組み立てるか考えてから組立てて下さい。」とある。おい、教えてくれないのかよ(笑)。さすが100均クオリティ!切り口に少々ヤスリをかけたりして、完成図(写真)を見ながら組立てたら簡単だった。大きさはというと・・・例によって人形と比較なんですがw猫にはちょうどいいみたい♪おもちゃ(人形)のおもちゃだね。
2008.01.20
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いえ、べつに猫と焼き芋の間に関係はありませんが(笑)また、なごやさんからいただき物です。ミニチュアの猫。スケールは1/6~1/8ぐらいでしょうか。うちの人形たちにちょうどいい大きさです(^^)株式会社ユージンの「暦猫」というシリーズから「走馬灯に誘われて」という製品です。夏に飾るといいですね。猫はオールシーズン活躍しそうですが♪なごやさん、ありがとうございました。管理人宅(↑この管理人ジェニーの家のことです)は、居候で満員御礼なので猫が飼えるかどうか微妙なところですが、キサラは喜んで飼ってくれそうです。よかったら劇場でご覧下さい。→●次に、焼き芋です。これも1/6ドールにぴったりのサイズですが、なんとも美味しそうなのです。リーメント「食べ歩き」の「やっぱりこれだね」に入っています(同じ箱にたい焼きとたこ焼きも入っています)。この芋、切り口はぴったり合うのか?すなわちもともと1本の芋なのか?という主旨のご質問をいただきまして、試してみたところ・・・ぴったり合います。どこから見ても、1本の芋です!(^▽^)リーメントさんのやることに、ぬかりはありませんね!
2008.01.17
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うちの居間の一角です♪連休+天気悪いのダブルパンチでふさいでます。なんかお正月からずっと休日だったような気がするんだけど、そんなことないよねぇ・・。先週はちゃんと5日間平日だったんだから。私の言う「休日」とは、世間一般およびうちのダンナの休日ということで、「私は家で普段の遊びができないイライラの募る日」という意味である。なんで先週普段の遊びができなかったように感じるかというと、体調悪くてぐだ~っとしていたからだ。なんだ、自分のせいじゃん。アホらし。明日から元気に遊ぶぞ~(^0^)今読んでる本。テレビドラマだったんですよね。20年ぐらい前に見ましたよ。そのときは、見てるだけでよくわかったと思ったんだけど、読むとなるとたいへんです。日本各地の出身者が集まる、官吏の屋敷が舞台。明治初期のことだから、それぞれの方言が混じりっけなしで、お互いにほとんど通じない。官吏は文部省から「共通口語を作る」任務を与えられる。さてどうなる、という話。なぜ読むのがたいへんかというと、たとえば「器量よしですね」というせりふに「メメンヨカオゴジョジャナー」とルビがふってある。もちろんルビのほうが実際に発音されるわけで、この場合は薩摩弁。ルビでないほうの字を読んでいけば意味はふつうにわかるのだが、ルビも大いに気になる。問題は、それを声に出して読みたくても読み方がわからないということ。方言も日本語だからいちおう平仮名や片仮名で表記できるが、実際どう読むのかはその方言を話す人にしかわからない。共通語とは語彙はもちろん、一つ一つの母音や子音の発音、イントネーションやどこをどのくらい伸ばすとかいうことがすべて違うからだ。せっかく書いてあるから読みたいのだが読めない。いじやける~!(茨城弁)「ヒルメー(昼前)は英学のヅク(塾)さエ(行)ぎ、ヒルカラ(午後)は漢学の塾さエ(行)ってガミッテエ(勉強して居)ンのズー。ヅクの掛け持ぢはつたぱたてシェワシイゴンダ(忙しいことだ)べなス」というのは、山形出身の少女が父親に宛てて書いた手紙の一節で、ドラマではその少女の声で読まれる。このまま聞いてわかったのかなぁ??聞けばなんとなくわかるんだよね。字を見てもどう読んだらいいかわからないけど。そんなわけで、難しいけど楽しく読んでます。
2008.01.14
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今、こんな本を読んでます。見てのとおり、芥川龍之介の「鼻」論です。作品中で鼻を「腸詰め」に喩えていることから始まり、明治・大正日本における肉食文化について、トマトの普及について(原稿の段階で「腸詰め」の前に「赤茄子=トマト」と書いてあったことから)、当時流行した鼻の整形手術について、鼻=生殖器という言説について、等々、博覧強記の著者が展開するエキサイティングでアグレッシヴにして緻密で実直な学術書です。まだ最後まで読んでないけど、とにかく面白いです。漢字が難しくて読めないところが多いのが悩みですが・・・。新しい芥川論に興味のある方、ぜひどうぞ。ちなみに、著者は英文学者です。英語・英文学・英語で書かれたものを中心とする現代批評理論の先生です。楽天で著者名で検索すると、いったい何学者なのかわけわからなくなりますが(笑)。さて、同時にこんな本も読んでいます。私はひねくれ者なので、ブームになっている本を読むのは嫌いなんですが、この本は江戸時代の話で「妖」が出てくる話だということを知っただけで、なんとなく読んでみようという気になりました。ふつうそういう設定の小説は読まないんですけどね。何か縁があったのでしょう。読んでみたら、文体も人物の造形もとても好きです。この著者の別の作品も読んでみようと思います。ところで、去年は本を1ページも読まない日が300日ほどだったと思うのですが、年明けてから毎日活字を読んでいます。「どうしたんだろうね~私?」と言ったら、Dさんいわく「僕が読書してるからだ。」え?私の知るかぎり、Dさんは昔から毎日本ばかり読んでますが?「ヒメの前でこんなに読んでるのは最近のことだ」そうです。そうだっけ?最近、寒いから暖房してある部屋に集まるようになってるんですよね。「ペットは飼い主の背中を見て育つんだよw」だってさ。(私はDさんにとって、エサ食うだけで役に立たない生き物だから「ペット」なんです。決して可愛がってるという意味ではありませんw)飼い主が読書してると読書するようになるペットって・・・いいじゃないか~( ̄▽ ̄)V
2008.01.11
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昨日と今日は恒例の頭痛でぐったりしている。だいたい月1回の頻度で、3日間ぐらい続く。吐き気を伴う偏頭痛。薬はいちおう効くが、完全ではなくて、鈍い痛みと吐き気はずっと続いている。薬が切れるとまたひどい痛みが戻ってくる。夜中に薬が切れると、頭痛で目が覚める。9割がたしか効かないとはいえ、市販薬で抑えられる頭痛なんかたいした問題ではないと自分に言い聞かせるのだが、ヒマなのがかえってよくないらしい。今すぐしなければならないことがないと、気分が悪くてついだらだら寝てしまう。寝ると頭痛はよけい悪化するような気もするが、気がめいって瞼が重くなり、思わず寝てしまうのだ。そんなときにタイムリーともいえる本を読んだ。原因不明・正体不明の体調不良を「ストレスのせい」とか「心因性」とか言うことが多いようだが、著者によるとそれは何も診断していないのと同じだそうだ。最近、しつこい頭痛(その他正体不明の痛みや不具合)は「うつ病」の症状である可能性があるという言説が出てきたようだ。この本の書評を読んだとき、私の頭痛はともかく、去年病院にかかることになった腹痛が「それ」なんじゃないかと思った。病院で検査して風邪ひいて、その後腹痛はほとんど忘れるほど緩和したのだ。あんなに痛くて、日常生活もままならないと思ったのに。で、この本を読んでみて自分のことを先に言うと、私は「うつ病」ではないようだ。うつ病に必ず現れる睡眠障害がない(寝起きが極端に悪いが、うつ病の場合は不眠が大きな特徴である)、午前中具合が悪くて午後から元気になるということにも当てはまらないからだ。自分のことはさておき、著者が言っていることは単に流行りの言説ではない。病院をたらい回しにされてきた患者をうつ病と診断して、抗うつ剤を投与したら、長年の激痛が治ったという症例がいくつもあるのだ。それだけなら、大塚医師は「ストレス性」とか「神経性」とかいう適当な診断をしないで、一人一人の患者の苦しみに真摯に向き合い的確な診断を下す立派なお医者さん、というだけの話である(それだけでもたいへん尊敬に値するが)。この人のすごいところは、「すべては壮大な神話でしかない(p.58)」と言い切るところである。ある時代の最先端の医療は、後の時代から見たら不十分だったり間違っていたりする。そのときは最善だと信じて行なわれていることが、実は「絶対的真理」ではなく、そのとき一番信憑性のあるとされる「お話」すなわち「神話」、「フィクション」なのだ。(医学や自然科学に限らず、政治や道徳や家族のあり方などの人間の生き方に関する考え方のすべてが、そのときその場所において共通に信じられている「神話」なのだが、そう考えている人間は少ない。)こういう考え方ができる人は、私にとって信頼に値する人である。「結局、医学はその時代の神話の中で行われているものです。現代の医学がとりあげているストレスやメンタルヘルス、心療内科といった領域も、現代の神話が生んだ壮大なまぼろしにすぎないのかもしれません。 私が唱える「脳ナビ」や脳内物質の機能不全という考え方も、私が語る神話にすぎません。しかし少なくともまだ五年か十年は私の神話を使ったほうが、いわゆる「うつ病」や原因不明の病気の診断はより正確だし、薬の無駄を減らし、患者さんの苦痛を和らげ、ひいては国のためになると思っています。」(p.62)大塚先生は、人生の大部分を診察室で過ごす医師には、患者の人間関係の悩みを解決してあげられるような人生経験はないと言う。そのことに気づいてはっきり言うことのできるお医者さんも少ないと思う。先生は、だから精神科医は患者の話を延々と聞いていても治療はできないと言うのだ。それより、脳内物質のバランスがどのように崩れているのかを診断して、薬を投与することが大事であると。薬を出すだけの医療を批判する言説もあるが、大塚先生の話を聞くと、的確な投薬で患者が回復することは事実であり、医者が第一に行なうべきことは薬の種類・量・投与の時期を的確に判断することだということがわかる。興味深く目からウロコだったのは、患者の話を延々と聞いていてもどうにもならないということだった。先に言った、医者には人生相談にのるような能力も経験もないということも理由の一つである。もう一つの重要な理由は、うつ病の患者は正常な判断力を失っているから、自分の状態を正確に伝えることが困難であり、話せば話すほど内容が矛盾してくるから、あまり長く話を聞くと、医者も混乱するだけだというのだ。今、人の話をひたすら聞くだけの仕事がある。カウンセリングでも、好きなだけ話させるというやり方が多いと思う。病気ではなくて悩みを抱えている人や、孤独を辛いと思っている人にとっては、そうやって聞いてもらえるだけで救いになるだろう。しかし、脳内物質のバランスや神経伝達の仕組みといった物理的原因から病気になっている人の話をいくら聞いても、何の効果も上げられないということだ。この本では、現代の医療のあり方を根本的に批判している部分も多いのだが、人の気を引くための辛口の言い方では全然ない。自分が一人一人の患者と向き合ってきた経験から言えることを、淡々と語っているのである。患者の話ばかり聞いていてもしょうがないと言いつつ、こんなに患者の身になって治療してくれるお医者さんはめったにいないだろうと思わせる。この人は、人間としての共感、思いやりの心と、医術の専門家としてするべきことへの認識を、この上なく良いバランスで持っているのだと思われる。というわけで、自分に関して言えば私はうつ病ではないということがわかっただけだが、この本はいろいろな点で読んでよかったと思う。おすすめです。
2008.01.10
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待っていた「虫」が来ました!やまもそさん、ありがとうございました!虫です♪この顔に惚れました(^0^)最初、旅先で見つけた衝撃的なモノということで、日記で紹介してくださったのを見て、いいな~と思いました。次に同じお店に行かれたときもまだあって、「この次まだあったら買ってきてあげる」とのお申し出に飛びついたのでした。大きいものなので、「軽かったら」という条件付でお願いしたんですが、実際軽いです。素材はブリキだそうで、ブリキ板を丸めて作ってあるので軽いのです。でも、見た目は重厚です。待っててくれたように値引きになっていたそうで、ありがたや(^。^)まあ、ふつうこれ、旅行先で買いませんよね(観光地にあるお店なのです)。で、どのくらい大きいのかというと・・・この比較対象(人形)じゃわからん!という人のために言いますと、全長約45cmあります。人形が座るのにぴったり♪ふつうのベンチなどより、ウチらしくていいです(^▽^)作った人は、何考えてたんでしょうね(笑)私みたいなヤツが日本に何人かいるとしても、出会わなきゃそれまでだし。やまもそさんがこの虫を見て、ヒメのことを思い出さなかったらそれまでだし(^^;)縁は異なものですね~。ほんとに嬉しいです。旅先からわざわざ送っていただき、ありがとうございましたm(__)m
2008.01.07
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朝食は部屋で。昨日の朝食も買ってきたパンだった。なぜわざわざ買ってくるかというと、このホテルはルームサービスがないからである。時間には余裕があるんだから、自分でコーヒーショップに行って食べればいいはずだが、両親は朝食は部屋で食べるものだと決めているらしい。昔はそうでもなかったのだが、そういえば最近は東京のホテルでもいつも朝食はルームサービスにしている。とにかく、部屋は広いし、ティーカップはいっぱいあるし、ここで食べるのは快適だ。なぜか給湯室みたいなのもついていて、流しと電熱調理器がある。会議室にあるような湯飲みも置いてあるのだが、ヤカンは置いてない。どうしろというのだ?今朝のメニューは、DONQのパン(S百貨店には以前ル・ノートルが入っていたのだが、DONQになってしまった)、イチゴ1パック、コーヒー、紅茶、オレンジジュース(冷蔵庫に入っていた)、アロエヨーグルト。朝食後に、ぼーっとテレビを見ていたら11時近くになってしまった。チェックアウトして、両親と別れて私は電車に乗る。電車は危険なことに秋葉原に着くのだ。危険というのは、私のようなオタクにとってだけのことだが。ところが、アキバに降り立ってもなぜか私には全然購買欲がなかった。どうしたんだろう私?病気か?(笑)そういうわけで、さっさと山の手線に乗って、上野へ行ってしまった。上野で行くところといったら、動物園、じゃなくて「かはく」すなわち科学博物館である。(動物園も混んでなければ行きたいのだよ。いつか平日に行こう。)お正月のかはくは、幼稚園生や小学生がぎっしり詰まってそうだ。でも、あの博物館はたいへん広いのだ。地上3階地下3階(新館)の建物全部に、人が詰まってることはないだろう。今、「ロボット博」とかいう特別展示をやっていて、それは50分待ちだった。問題外の外なので、常設展示に入った。常設展示だけでも1日遊べる。今日は1フロアだけ見るつもりで入った。ぼーっとしていたら、人が並んでいるところにはまってしまった。前のほうが動かないから、ほんとに博物館中に人が詰まってるのかー?!と思ったら、「シアター360」に入るために待っている列だった。このシアターは球形で、真ん中に渡されたブリッジに立って、球の内側に映される映像を見る。360度全方向がスクリーンなので、自分が映像の中にいるような強い臨場感と迫力を感じることができる。最初は、上空から見た大洋の映像。下を見ると海、カモメがたくさん飛んでいる。次に、海に潜る。シアターが球形の乗り物になったかのように、周囲は海中の景色になる。魚やサンゴなどの色鮮やかな風景。風景はかなりのスピードで流れていく。私たちの乗った潜水艇(?)が進んでいるからだと思われたが、実はあれは人工の乗り物の動きではないだろうと、あとで気がついた。非常に小回りのきく、滑らかな動きだ。力強く速く泳げる魚の視点なのかもしれない。だんだん海は深くなり、暗くなっていく。マリンスノーが降る深海の景色は、一瞬のうちに星が散らばる宇宙に変わる。暗い宇宙に青い地球が浮かび上がって、第一部は終わり。第二部は、まず恐竜の化石を発掘している様子の写真がたくさん映し出され、その中のトリケラトプスのほぼ完全な骨格が立ち上がり、博物館に展示されている状態になる。たぶん実物大。体長6m、6畳間には入りきりません。その化石が、ヒューッとこちらに近づいてくる、いや、私たちが鳥のように勢い良く化石に近づいていく感覚。ぶつかりそうに迫ったと思うと、私たちは脚や肋骨の間を通り抜けてしまう。そんな視線で恐竜の化石を見ることはないから、エキサイティングな映像である。次に、生きているトリケラトプスの映像。サファリパークで間近に動物を見ているような感覚で、恐竜たちが見える。トリケラトプスは草食恐竜。「トリ」は「3」の意味。角が3本あるからだ。「ケラ」が「角」。「トプス」は・・・何だろね??ちなみに、よくある恐竜の名前の「・・・サウルス」は「トカゲ」です。恐竜のことをふざけて「でかいトカゲ」と言ったりするけど、昔の人が恐竜につけた名前は「トカゲ」が多いのだ。このトリケラトプスは、実在する化石の個体から映像に再現されたものである。化石は、角が折れ、ティラノサウルスの歯型が骨についているそうだ。生きて攻撃されたのか、死んでからかじられたのか、科学者にはわかる。このトリケラトプスは、ティラノサウルスに攻撃されたが生き延びたんだそうだ。映像では、その攻撃の様子が再現されていた。ティラノサウルスも大きかったが、トリケラトプスの鋭い角と、顔のまわりの固い襞は、かなり防御の役に立つようだ。上映時間は短いが、すごく見ごたえのある「シアター360」だった。周りにいた小学生が「来てよかったねー!」などと偉そうに言っていた。ほんとに、一見の価値ありですよ。それから、地球館の地下3階「宇宙・物質・法則」という展示を見た。別の階でもよかったのだが、東京に来たついでに1階ずつ見ようかと思って、一番下にしてみた。初めてじゃないのだけど、しばらく来ないと忘れてるので、何巡でもすればいいのだ(一生やってると思われる)。この階で見られるのは、宇宙の誕生から原子ができていろいろな物質が生じ、今のような宇宙になったという宇宙の成り立ちと、物質(原子・分子)の構造と性質、それから物理的世界を理解しようとしてきた先人の努力である。「測定する」ことがいかに重要であるかがわかる。重さ、長さ、光の強さ、速さ、温度、電流など、測定し、単位を決めて基準となるモノを作って世界に配る(メートル原器の場合)。メートル原器やキログラム原器のレプリカが置いてある。そういう物ならいちおう形を変えない物としてそこにあるから、理解しやすいのだが(ちなみに現在では1mは一定時間に光が進む距離と定められているので、メートル原器の役目は終わったんだそうだ)、温度の話はよくわからない。℃とかより正確な温度の測り方は、単位の名前がケルビンとかいって、1度の目盛りは摂氏の1℃と同じ幅なんだそうだ。同じならなんで・・・?って思うんだけどね。基準となるのが水の「三重点」(氷・水・水蒸気の共存温度)で、それが273・16度になるようにするんだそうだ。要するに「絶対温度」のことだ。やっぱりわかんないよ。その「水の三重点」を作る装置というか、できている状態が置いてあった。誰がこんなこと考えたんだか・・・。19世紀の人が光の速さを測定した話もすごい。装置のレプリカがあって、原理も説明してあるんだけど、さっぱりわからない。そもそも超精密な時計がなくちゃ無理じゃないか?でも、実際に測定したんだそうだ。とにかくここは、見てもすぐ忘れちゃうし、そもそも理解できないのだが、なぜか面白くて何度でも訪れてしまう。私にとって「かはく」は5つ星、超おすすめなのだ。ショップで恐竜のフィギュアを買おうかなあと思ったが、ちょっと大きいのだ。しっぽまで入れると全長リカちゃんぐらいある(私の長さの単位の基準は、リカちゃんだったりジェニーだったりする。非科学的でごめんw)。そのぐらいいいかな~・・・。でも、レジが混んでたのでやめた。また行ってあったら買おう。何かというと、「アンキロサウルス」。アンキロサウルスは草食恐竜である。よろいのような固い皮膚に覆われ、体の形はずんぐりどっしりしている。しっぽの先に「棍棒」と呼ばれる丸いかたまりがついていて、これが武器になる。アンキロサウルスの脳みそは非常~に小さい。そのため、肉食恐竜に襲われると、とにかく自動的に反撃する。防御というよりたいへん攻撃的に。その棍棒の威力は、捕食者の骨を砕くほどである(先日テレビで見た)。このアンキロサウルスは、以前に「かはく」だったか他所だったか忘れたが恐竜の展示を見たときに、生きている姿を説明するためのフィギュアが置いてあって、すごく可愛いと思ったのだ。記念品ショップに売ってたら買おうと思っていたらなくて、ステゴサウルスを買ってきたのだった。というわけで、楽しくすごして帰ってきたのであった。アンキロサウルスを見送った代わりに、嬉しい知らせが!「虫」がやって来るよ(^m^)
2008.01.04
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父の運転で、「茨城県天心記念五浦美術館」へ行った。ここで、地理的位置関係をご覧ください。ホテルを出発して、美術館までの道のりのちょうど真ん中あたりに、実家がある。それが何だといえば、見たい番組があるから家に寄って録画予約するというのだ。はいはい。そんな寄り道をしながら行って、美術館に着いたのはお昼ごろだった。今は「創画会60年展」というのをやっている。日本画のことはほとんど知らないが、きれいな絵をたくさん見て楽しかった。そこを後にして、一路ホテルへ帰ればいいのだが、そうはいかないうちのじじばば。まず父が、この近くにあることがわかっているレストランを、外からだけでも見たいと言い出した。交差点に看板が出ていて、そこからわずか200mだからというのだが・・・そっちは高速のICと反対方向なんですが・・・。で、200mのために反対方向へ走り、道が狭くて交通量も多いのでUターンは難しい。じいさま、どうすんの?と言ったら「次のICから乗ればいい。」次って、勿来だね。隣の県だね。そうして、無事高速に乗ってまっすぐT市に向かう・・・わけでもない。実はばあさまが、自宅に寄ったときに、電気を消してきたかどうかわからんから確かめに寄ると言うのだ。いつも車で出発してからガス切ったか玄関のカギかけたかわからんと言い出す人なんだけど、だんだん壮大になってきたな。父はもう諦めてるようだ。文句も言わずにMインターで降りた。国道が渋滞していて、やっと家に着いて確認して(全部消してあったよ)、またインターに戻って高速でT市へ。やれやれ。実は、自宅を出るときに、私は玄関で母がカギをかけるところに立ち会っていた。あとでかけたかどうか・・・と騒ぐかもしれないと思ったから。でも、家の中から見てなきゃいけなかったというか、母を最後に出る人にしちゃいけないんだよな。私も強迫神経症の傾向があるから、他人事じゃないのだ。ばあさまは30年後の私だからね。やっとホテルに帰り着き、さすがに父は疲れたようで、車を置いたら一人でさっさと部屋へ行ってしまった。私と母は、明日の朝食を確保しにデパートへ。母も相当疲れてるようだったから、私一人で行ったほうがよさそうだったのだが、単に明日の朝食を買うだけでなく、「S百貨店の商品券を使う」という用事があったのだ。商品券は、ふつうは系列のスーパーなどでも使えるものだが、なぜか百貨店でなければ使えない商品券なのだ。実家のあるM市にも、静岡にもその百貨店はない。ここで使わねば!というわけだ。私は百貨店には食料品売り場以外用がない人なので、1万円をいっぺんに使うのは難しい。思いついたのは、紅茶を買えばいいということ。ハロッズとかウェッジウッドとかの紅茶なら高いから、1万円ぐらい買えるのではないかと。ところが!食料品売り場の店員に聞いたら、紅茶は扱っていないというのだ。ありえん!いやしくも百貨店において紅茶を売ってないとは何事?!しかたないので、パンを買って(1000円ぐらい)、朝食用にヨーグルトなどを買おうと、スーパーみたいになっている食品売り場の一角に行ってみたら、あるじゃん!小さい缶や箱だけど、トワイニングとかアーマッドとか、ちゃんとあった。それらをごそっとカゴに入れ、ついでにココアの大きい缶とジャムも入れて、ヨーグルトとイチゴも買ったら、7000円余りになった。商品券残り2,000円。母が中央軒のせんべいを買えと言う。Dさんが好きだから。別のメーカーでもいいと思うんだけど、母は一つのブランドが気に入ったらそればっかりなのだ。ちょうど中央軒があったので、缶入りのあられを買った。2100円だった。見事に商品券を使い切ったぞ!夕食は、ホテルとつながっているショッピングモールの中にある蕎麦屋に行った。初めて行った店だが、丁寧に本格的に作った蕎麦でとても美味しかった。じじばばは、9時に寝てしまった。今日はいろいろと満足したことだろう。私はただ付き合ってるだけだが、これでも「家族サービス」しているのだ。いつもと一桁違うぜいたくをしてサービスとはこれいかに(^o^)
2008.01.03
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ダンナと私の両親を招待して、恒例の食事会。場所はI県T市。両方の実家から1時間以内に行けるところ。いつもはダンナの実家からみんなでいっしょに行くのだが、今年は私たちは静岡から行くのだ。3時間ぐらいで着く。いつものレストランでフレンチの昼食。このレストランの料理はたいへん美味しい。しかも年々向上しているような気がする。例年、この食事会のあと、私は両親といっしょに自分の実家へ行くが、今年はこのホテルに泊まった。というのは、実家のお風呂が壊れて、お正月までに直るかどうかわからなかったので、母が私を泊められないといってホテルを予約したのだ。そういうときは、ダンナの実家に泊めてもらいなさいと言えばいいのにね・・。まあいいけど。そんなわけでこの正月はダンナの実家に行かなかった。泊まった部屋というのが(もちろん両親もいっしょ)、スイートである。1泊100万円、だったらすごいのだが、スイートにもピンからキリまであるから、ここはたいしたことない。でも、うちの1ヶ月の食費と光熱費と家賃を合わせたぐらいだ。親と私は階級が違うので、お金の使い方が一桁違うのだ。ほんとにぴったり一桁違うよw「タクシー代」といって1万円くれるんだから。うち、田舎だけどそんなに駅から遠くありませんてw夕食は、ホテル内の和食レストランで。昼食が豪華だったから、軽い定食にした。ここで私は、正月早々皆様のヒンシュクを買って友人の半分にエンガチョされそうなことをした。いや~な予感のする人は、この先読まないでね。窓際の席だった私は、窓枠に小さな虫を見つけた。3~4mmの触角が長い虫。「これ、Gの子供だな。こんな寒い季節に生きてるわけないよな。死んで干からびてるのか・・・」と思っていたら、そいつ動くのだ。やっぱり寒いから走ったりするわけではなくて、脚や触角をわずかに動かすだけだが、確かに生きている。ほっとけばいいのに私は、つまようじを1本取り出して、虫の背中に突き刺した。さすがに暴れた。串刺しになってじたばたするベビーGをどうしたか・・・いくらなんでもそこまでは言えません。あ、食事はふつうに美味しかった。(後日談。翌日の夕食をここで食べなかったのは、両親が感動するほど美味しくはなかったためで、ヒメがGに楊枝を突き刺したからではない。母なんか面白がってたから。)
2008.01.02
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。寒い元日になりましたね。よく晴れて、風が強くて、関東の冬を思い出します。ブルブル・・・・。お雑煮を食べて、歩いて行けるところの神社に初詣に行きました。うちの庭で咲いている水仙。今年は咲くのが遅い。つぼみはたくさんあるから、これからだんだん咲くだろう。うちのベランダにも同じ水仙があって、毎年出てくる。12月に咲き始めることもあるが、今年はやっと1株が花をつけたところ。寒い冬なのかな。今日はたしかに寒いけど。ネズミとアロエ。ここは亜熱帯なので、アロエは地植えが普通です。
2008.01.01
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