迷鴎亭 ★BAKERY FESTE★

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2007.06.04
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カテゴリ: 日記
町内会に婦人部というのがある。この名称、悪夢だよ(笑)。べつに悪い思い出があるわけではなく、名称そのものが悪い冗談みたいだと思うのだ。

それから10年、また婦人部に出くわしたわけだ。

【婦人】(1)成人したおんな。女子。婦女。女性。(2)嫁いだ女。
(『広辞苑』)

「婦人」という語は、女性が男性と同等の人権を認められていなかった時代の名称である。「人」、「国民」といえば男性のことで、女性は「婦人」という別種の生き物だったのだ。婦人が社会と関わるのは、「婦人会」などで奉仕活動をすることを通してであった。「婦人運動」があり「婦人参政権」が獲得され、法律上男女平等になった今、行政やマスコミは「婦人」という語を使わなくなった。
しかし、「婦人部」は社会のいたるところにしぶとく存続している、と思う。名前を変えろというつもりはない。問題は名称そのものではないのだ。婦人部という名称に違和感を覚えない女性たちは、実はいまだに「婦人」なのだ。それが問題。「婦人」は絶滅危惧種ではない、今のところ。

で、私は今年婦人部員である。今日、最初の会合があった。会合といっても数人の集まりだ。今年度の婦人部の最初の仕事は「赤十字の社費を集める」ことだそうだ。赤十字に500円以上寄付すると「社員」になる。寄付金といわずに社費という。寄付は別のルートになるらしいのだ。うちも毎年500円出しているが、婦人部の人が戸別訪問して集めているということは初めて知った。毎年だれか来てたんだな。そういうことって、関心を持たないと覚えていないものだ。
赤い羽根とかの寄付のように回覧板で集めればいいのに、なんで戸別訪問なのかはわからない。とにかく、私は30軒ほど担当になった。お金を預かって、領収書と「社員」と書いたステッカーを渡してくるのだ。

よくわからんからといって、(うちのダンナのように)頭からバカにすることは嫌いなので、婦人部の仕事は有意義であると思うことに努めようと思っていたが、早くも挫折しそうなヒメであった・・・。





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Last updated  2007.06.08 12:23:26
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