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キレイなお花達。これはどこから・・・?? 小さな幸せ その1昨日の夕方、外で近所の友達と遊んでいたメーガン達が”ママ、見て!”と小さな段ボールいっぱいにお花を持ってきた。無造作に箱に入っていた、その花の群れがあまりにも美しく、”うわ~~~!!”と声を挙げてしまった。近所の庭に落ちていた花や、庭の手入れをしていたオバサン達にもらったものらしい。慌ててカメラを持ってきて、段ボール箱から木の皿に花を移し、写真を撮らせてもらった。まるでフローリストからでも買って来たかのような見事なまでの花の種類にしばし、見入ってしまった・・・(ウチ以外は*汗)近所の方々は庭のお花の手入れを怠らず、メーガン達もよく一緒にあれやこれや手伝っているので、そのご褒美に?お裾分けしてくれたようだ。それにしても、この時期にこんなに色鮮やかな花が咲き乱れているのも何ともフロリダらしい。(とは言え、今朝は氷点下マイナスでなんと、霜が降りていたんですよ!!)この薄ピンクのお花は、そのままカメリアブローチでにも出来そう。。。そしてお友達の提案で、これらのお花を近所を回って”売る”事にしたらしい(苦笑)。・・・ってか、自分ちの庭から取って行ったお花をわざわざ買うかいな。”一つ、1セントで売ってくる”と張り切って、女の子4人で出て行ったけどみなさん、心優しいご近所さんなので(笑)ちゃんと売り上げがあったもよう。隣の若奥様は”お花はいらないけど、お駄賃ね”と言って1ドルも恵んでくれたそうだ(笑)。結果、総額3ドル76セントの売り上げとなり、このお金を学校のサイエンスクラスで使う資金にするとかで学校に持って行ったメーガン達。お花ってやっぱり見ているだけで心癒されるわ~*******************************************小さな幸せ その2フロリダではかなりの割合で自宅の庭にオレンジの木があるご家庭が多い。近所でも何軒かオレンジやレモンを植えている家があり、”美味しそうだな~”と眺めている(笑)。義理の両親宅にもオレンジの木はあるが、まだ食べ頃?!じゃないのか、かなり酸っぱい。義母の友達の庭には、オレンジがたわわに生った木が2本あり、自分一人では食べきれないからいつでも収穫に来て・・・と言われていたが、先日、ちょうど旅行で不在の間オレンジが腐ってしまうのも勿体無いのでたくさん持って行って、と義母に言ってたよう。そこで義母、義父、私、子供達の5人で行って来た。取っている最中、”うほほ~い!”って言う言葉が出そうになるほど、ウキウキしてたっくさん収穫させてもらった(笑)。その結果、127個!!(我が家の取り分)これだけの量をスーパーから買うとなったら、相当しますからね。有難い事です。レモンの木からも少し頂いて来たし・・それ以来、毎朝起き掛けに搾りたてのフレッシュ・オレンジジュースを飲んでいる。これがまた美味しいのなんのって・・・一人、2~3個のオレンジを贅沢に使って搾っているから、ビタミンCもたっぷり?!これは止められません・・・ついでに、最近たまに飲んでいるのがこの韓国のゆず茶。お茶と言っても、か~なり甘め。そうだな・・・マーマレードにお湯を足して飲んでる感覚?!以前、日本にいた頃友人から韓国土産で頂いて美味しいなぁと思っていたけど、ここの韓国ストアでも手に入った。柚子の皮がたっぷり入っていて、最後の方はそれを食べる・・・って形になるけれど。*******************************************小さな幸せ その3コーヒーに飲み飽きた時に緑茶をよく飲むけど、最近、この緑茶仲間にメーガンとニコールが加わった事。メーガンは日本にいた頃から、たまに緑茶は飲んではいたけど、ここのところ、あちらから頻繁に緑茶リクエストが出るように。。。学校から帰って来て宿題をやりながら2~3杯、夕食後にも2杯ほど飲んでいる。ニコールは・・・メーガンほどではないが、でもあの、甘い飲み物が大好きな彼女が苦めの緑茶を飲む、って事自体が驚きだ。今夜もいつものように夕食後、メーガンのリクエストで緑茶を淹れてたら”ママ、寒い所でこの熱いお茶を飲みたい”と言い出し、メーガンの提案で外のフロントポーチに座って飲む事に。。ちょっと肌寒かったけど、そこがまた熱い飲み物との対比でなかなか良い感じ。メーガンはと言えば・・・。熱い湯呑みを両手で抱えて”ズズズ・・・”とすすり、その後”ハァ~~~”と満足そうに目をつぶって飲んでる姿はウチの亡くなったオジイチャンそのものではないか(笑)。ニコールはお茶を飲みながら、夜空の星を見て”流れ星だ!”と騒ぐし(いえ、あれは流れ星なんかじゃありませんよ*苦笑)湯呑み茶碗で3人で”カンパ~イ!”などと、お茶の作法に反する?事もしたりなんかして、なかなか楽しいひとときだった。メーガンが明日の夜もここで飲みたい、と言うのでやる事になるはず。やっぱり同じモノを食べて、あるいは飲んでその美味しさを共有できるのって、人間の基本的な喜びなんじゃないか・・と実感。我が家は極度の好き嫌いの多い旦那のため、結婚以来、毎日旦那用に別の食事を用意している。”いただきます!”と食卓を皆で囲んでも旦那だけ別のモノを食べてる・・・これってちょっと寂しいのよね。だから、子供達の食事に関してはなるべく私と同じモノを食べれるように頑張ってきたつもり。だって、家族の中で和食の美味しさを誰とも共有できず、自分一人で・・・・って、悲し過ぎる。(特に食べる事、大好きな私にとっては)旦那とは食事の面では合う事はないから、せめて子供達だけでも・・・という私のエゴかな~と思う事もあるけど、お陰様でメーガンはビックリするくらい何でも好き嫌いなく食べてくれる。・・・ニコールは、だんだん旦那寄りになってきたかも(汗)。こんな気持ちを持っている私だから、緑茶ごときでも一緒に”美味しいね”って飲める時間が嬉しい。アメリカの、お砂糖いっぱいでもはや緑茶とは呼べない代物の(苦笑)”グリーンティ”の味を覚えてしまったら、どうしよう?!ってひそかに心配だったので(笑)。私がいずれ歳をとり、メーガン達が成人した時に日本を訪れて、一緒に美味しい和食懐石を食べれるようでありたい。
2009年01月23日
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以前、日本を離れる際に友人が作ってくれた”夫婦湯呑み”。ここに写っているのは妻用ですが、夫用のは黒っぽい鈍い輝きのある素敵なセットです。暖かい、暖かいと思っていたフロリダもここ何日かはかなり気温が下がってきました。今日は最低気温が32F(0度)しかなく、かなり朝晩は冷え込みました。それでも当然、雪は降らないけれど。。。北国育ちの私にとっては、この時期に雪を見ないというのはちょっと不思議な気がしますが、青森に住んでいた頃を思い出すと良い事もあるけど、嫌な事もあるのが冬。例えば、”あ、牛乳が切れてる”と思い買い物に行こうにもこれがまた一苦労。厚手のジャケットにマフラー、帽子、手袋、ブーツを履き、重装備で外へ出て行き、まずは車のエンジンをかけて温めておく。そして車を出し易いように付近のドライブウェイを雪かきをする。そうこうするうちに、車に積もった雪やフロントガラスの凍りついたのも徐々に融けてくる。ガリガリと氷を取り除いて、車全体の雪を取り除いたらさぁ、ようやく出発だ!ここまでするのに、15分ほどは要する。たった一つの牛乳のために・・・(苦笑)そして今度は難関でもある雪道の運転が待っている。「わだち」走行を細心の注意を払いながら運転して行き、途中、状況に合わせてエンジンブレーキを駆使しながら目的地まで向かう。新雪はタイヤが雪を噛み易いから、比較的運転し易いけど、日中、天気が良く雪が解けてしまったり、小雨が降った後だと、夕方以降の気温の下降と共に今度は道路がピッカピカのスケートリンク状になってしまう。。。これが怖くてねぇ。。。道路がツルッツルだから、急停止なんてタブーのタブー。早めにブレーキを使って、長い距離を徐行しながら停まらないと前の車にガツンと行くか、反対車線に車がスピンしちゃうからヒヤヒヤもので生きた心地がしない。・・・たった一つの牛乳のために。そんなこんなで、ようやくスーパーなりデパートに到着。屋外駐車場だと除雪が行き届いていない場合も多く、駐車スペースが限られてきたり、有り得ないほどの狭いスペースに(あまり持ち合わせていない)運転テクニックで何とか駐車する。さぁ、ようやく店内に入ると暖房がガンガン効いてて今度は重装備がやたら暑く感じてくる。まぁこれは短い時間での買い物ではあまり感じないけど長い時間買い物する場合(デパートやモールなんかで)は背中が汗ばんでくるので、今度はマフラー、帽子、ジャケットと順番に脱いでいく羽目になり。。。。左側の腕は、さながら”コート・ラック”の状態になり、どんどん脱いだ防寒具が重なっていくわけで・・・買い物が終わり、いざ外に出ようとすると今度は当然寒いから、また順番に防寒具を着ていく。買い物中に雪がどっさり降った場合は、その雪を車から取り除く作業も待っている。そして来た道をまたヒヤヒヤしながら細心の注意を払って運転して帰る。・・・たった一つの牛乳のためだけに(笑)。本当に北国に住んでいる人は、サッと身軽に出かけて、サッと帰ってくるなんて事が出来ず、それだけで大変だと思います。思うに北国の人はこんな環境のため、怠慢ではいられないのでは?!と個人的には思っているんだけど。冬場の出勤は、普段より最低でも30分は早めに起きなければなりません。何せ、出勤前の雪かきという、朝っぱらから重労働が待っているのですから。これでかなりの汗が出てくるんだけど・・・さっきも書いたように、この他に車を温める作業やらもあるし、そして今度は、雪道なのでみんな徐行しながらゆっくりゆっくり運転するため、渋滞したりと普段の通勤時間より2倍近くは時間を要するし。雪国に住む方々は本当にぐうたらとしていられない・・・つまり怠慢ではいられない、というのが私の個人的な見解。年配の方にとっては、相当体力的にも辛いものがあると思います。年齢と共に寒さには弱くなってきて、今こうして雪のない暖かいフロリダにいるのはそれはそれで良し、って感じなんだけどない物ねだりという、厄介な人間の心理も働いてくるのです。寒~い夜に友人と集まって、ワイワイと食べる鍋の美味しさは格別だったし、真夜中の冬の外の風景を見るのも好きだし。。。シンシンと雪が降り積もって、辺り一面が何もかも白い雪で多い尽くされ、見事な銀世界になるのを見る魅力と言ったら・・・キィ~~ンとした冷え切った空気も気持ちが引き締まって、好きだし。冬特有のファッションが好きな私にとってはマフラーをコーディネイトに合わせて選んだり、コートやジャケットを着たり、お気に入りの手袋をはめたり、皮製やスエードのブーツを履いたり、上質なカシミアのセーターを着たり・・・が、ものすごく好きなのに、ここではそれが滅多に出来ないのです。先日、ちょっと肌寒いぞ・・・と思い、ウキウキして厚手のセーターにマフラーをして外出したけど、日中はお日様が暖かく、スーパーに行っても、こちらの人は信じられない事に半袖(!)やビーチサンダルを素足に履いて平気で歩いてる!!なんか冬らしい格好をしてた自分が滑稽に思えるほど・・・(と、言いつつも、帰りの車の中ではあまりの暑さに結局、エアコンをかけてしまった・・・アホなのは私か?!)いつも私の中で解せないのが、きっと寒いからだろうけど、上はフリースの上着をしっかり着てるのに下は膝丈のパンツに素足にビーチサンダルを履いてるアメリカ人!!これじゃ、本末転倒では・・・?!と思いながらもよく見かけるのよねぇ・・・夏は開放的な格好は好きだけど、秋や冬にはちゃんと暖かく着込んだりするのが季節感があって楽しいのに。年がら年中、ショートパンツにビーチサンダルだけ・・・なんてのは、私は嫌だな。やっぱりフォーマルな感じでも装いたいではないか。冬特有のファッション・・・黒のタートルネックは、折り返さずに首のギリギリまで伸ばして(ちょっとクチュクチュっとさせて)着れば、日本人特有のダークな髪の色と相まってキリッと引き締まった感じに見えて、小顔効果もあるのでは?!私の大好きな冬アイテムの一つ、マフラーは首から入ってくる隙間風を防ぎ(これをしてるだけで、だいぶ寒さを防ぐ事が出来ます)しかもファッション的にもインパクトが高いアイテムだからコレ一つするだけでも、ぐっと全体が引き締まる感じ。手袋だって、品の良いスエードや皮製だと途端にフォーマルな印象になって、小さいアイテムだけどこれがなかなか、あなどれない。大好きなカシミアのセーターも、チクチクせずに着ていて本当に暖かく、質感も優しく、うっとりする。帽子は・・・・(汗)。私の場合、セットした髪の毛が乱れるのが嫌で(苦笑)なかなか活用しないアイテムなんだけどでも何故かたくさん集めて持っている。でも帽子好きな人は、これ一つでだいぶ印象も変わってくるから必須のアイテムと言えるでしょうね。・・・何ていう、私の思惑とは裏腹に旦那は”冬なのにTシャツ、ショートパンツ、フロリダ最高っ!!”と喜んでいるという短絡的な(典型的な?!)アメリカ人という事実・・・(汗)。
2009年01月18日
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京焼の豆皿。私の大好きな日本料理「はかま田」さんより以前頂いた、私の宝物です。私のこだわる四季が描かれています。いつもこちらへ遊びに来て下さる皆様、明けましておめでとうございます。・・・と言っても、もうとっくにお正月気分も抜けたこの頃。出遅れましたが、今年一発目の日記更新です。先日、遅ればせながらようやく御節でお祝いしました。お友達の家にご招待されまして、そこにて日本人女性5人集まり、それぞれがお正月料理を手作りしたのを持ち寄って、ささやかに新年を祝いました。気付いたんですが、青森出身の私を始め、栃木、広島、京都、香川出身と、まぁ全国津々浦々の出身地の顔ぶれでした(笑)。こういうのも海外生活のユニークな特徴ですね。私の担当分は6品目。紅白なます、田作り、エビのゴマ揚げ、伊達巻、ゴボウの八幡巻き、煮しめ。たった6品目のせいか、とても3重には埋まりませんでした。しかもその2重でもスペースが空き過ぎて、慌ててまたいつもの”庭から適当に何か見繕う”作戦で、スペースを埋め埋め・・(苦笑)。お友達の作った3重の御節や、京都のシバ漬けの混ぜご飯、お雑煮、巻き寿司、栗きんとん、淡雪カンなどなど、その他豪勢な料理がテーブル一杯に並びました。もちろん、ケーキも!!(笑) 残念ながら詳しく撮れませんでしたが、お友達の作った紅白手綱かまぼこ、精巧なカットで素晴らしかったです!尾頭付きのエビも、銀杏付きで美味しく頂きました。こうして日本を離れ、異国の地にいてもそれでも日本気分を味わいたいのは皆、同じでしょうね。美味しく、そして楽しくお喋りしながらご馳走になりました。御節を仕込んでいる最中、家の中が何て言うか、あの実家のお正月の匂いがして”あぁ・・お正月だなぁ・・・”なんてふと思ったりしました。お正月独特の匂い?御節の匂い?って言うのかな。何年経っても、どこに住んでいようと、こういう記憶と言うのはなかなか消えないものです。国際結婚をして海外に住んでいる日本人女性はたくさんいますが、みんなそれぞれに懐かしい日本を恋しく思いながら、こういう作業をこなして行ってるんだろうなぁ・・・と改めて実感。ようやくお正月のイベントが終わったかと思えば、来月は豆まき(・・・ウチはきっとやらないと思うけど*苦笑)バレンタイン・デーに、そして3月は桃の節句のお雛様、4月はイースターと続く。途中、7月の独立記念日があり、10月のハロウィーンの後に、11月のサンクスギビング、そして12月の一大イベントのクリスマス、そのすぐ後にお正月と、まぁ国際結婚をしていると、アメリカ&日本、両国のイベントをこなさなければならず、本当に慌しいものです。(苦笑)なにせ先日の、西洋のお祝い事のクリスマスを無事終え、ホッとしたのもつかの間、今度は全く180度違うニッポンのお正月を祝う訳ですから・・・(笑)でもたとえ異国にいるため、日本にいるほどその行事の雰囲気にどっぷりと浸かれなくてもきっと皆、自分達の子供に自分の国のお祝い事も体験したもらいたい、という気持ちの表れなんでしょうね。頑張って奮闘して行こうと思っています(笑)。************************私のブログのテーマでもある「暮らしを楽しむ」。これをいつも念頭に置いて、日記を書いていますが、これは私のライフタイムの大事なテーマでもあります。これからも”私なりの”、日々の暮らしを楽しむ姿勢で小さな事にでも喜びを見つけれるような毎日、そして2009年にして行きたいと思っています。今年も引き続き、どうぞよろしくお願いします。
2009年01月10日
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