鹿のお刺身のことまで 書いたんやったな
。
お食事をいただく部屋は、泊まる部屋とは別の1階秋の間。秋の草花が描かれた襖絵、雪見障子のむこうにはほんとの雪景色。
部屋の真ん中には備長炭の入った切り出し七輪が漆の箱に収まって鎮座してる。
ええ具合に貫入の入った土鍋がのせられた。
お味をみてみると、かつおとお昆布でていねいにとったおだしに、お醤油とお砂糖、ちょっと鷹の爪が入ってるみたい。
このあたりでは、熊や猪をすき焼きにして食べてはるらしい。
それをアレンジして、おしょうゆ味の効いた甘辛いおだしにしはったそうや。
おだしが沸くまでに出てきたのが、うなぎの八幡巻き。
こんなおいしい八幡巻き食べたことない。焼き立てで、うなぎの身は脂がのってほろほろしてる。あっさりと炊いたごぼうと、よう合うなあ。
いのくま鍋の具材が運ばれてきた。
九条葱に芹、京菊菜、しいたけ、うど、トチ餅。
九条葱は香りがようてぬめりが多く、煮ると甘さと柔らかさがたまらん。
京都のスーパーとかで売ってるんは、細いのが多いけど、これは関東の白葱ぐらいの太さがある。
右側の菜っ葉が、京菊菜。春菊の一種みたいやけど、葉っぱに切れ込みが少なく、肉厚で柔らかい。普通の春菊のように香りが強くなくて、甘味がある。
しいたけも肉厚。
ご主人が、天然の月の輪熊と猪のお肉が入ったお皿を持って登場。
牡丹の花のようにきれいに並べられたお肉の、一番外側の一周が猪で、それ以外は全部熊。
アップの写真で、熊と猪の違いがわかるやろか。
下の一枚が猪で、上のが熊。
熊の脂身はほんまに純白で、室温でとろけかけてる。
まずは、熊から。
鍋奉行は、ご主人の役割。
しゃぶしゃぶと軽く火を通すだけがおいしいそうや。
口に運ぶと、脂がしつこうなくて甘い。
獣臭さもなく、上品な旨味が口いっぱいに広がる。
牛肉のようなアクもほとんど出えへん。
内臓系が得意でないだんな様も、脂身がおいしいとパクパク食べてはった。
次に猪。
これも、しゃぶしゃぶとさっと火を通すだけ。
お味はちょっと豚肉に近いかなあ。
でももっとコクがあって、それやのにあっさりしてる。
とってもおいしいんやけど、熊の味わいの後では、霞んでしまうなあ。
猪を先に食べるようにしたらあかんのかと聞いてみた。
そしたら、猪は熊よりアクが出るから、同じお鍋のおだしを使うには熊が先になってしまうねんて。
そやけど、猪からもほとんどアクは出てへんようやった。
途中でお刺身でいただいた岩魚の骨と皮の唐揚げが出てきた。
カリカリしてて香ばしく、頭まで全部食べられた。
地元の人が作りはったトチ餅も、柔らこう煮てくれはった。
コクのあるおだしをよう吸って、おいしかった。
最後は、おうどん。
讃岐うどんかなあ、腰がある湯がきたてのを土鍋に入れてちょっと煮る。
ご飯を入れて、おじやを希望するお客さんもいはるらしいけど、おじやにするにはあまりにも濃厚なだしかもしれん。
おうどんがええ塩梅やった。
ご飯とお漬物に鯉コク。
鯉コクもコラーゲンたっぷり。
お漬物はお沢庵と壬生漬けの刻んだんと、自家製のお昆布を炊いたん。
お腹いっぱいやったけど、全部食べてしもた。
デザートはいちごと、ほろほろとした柚子のシャーベット。
地元のもんだけで、これだけ楽しませてもらえてしあわせな夕餉やった。
泊まらずにお食事だけやと、13650円(税込み)でいただける。
サービスでお部屋に持ってきてくれはった、年代物の梅酒のロックと、山葡萄のジュースも濃厚でおいしかった。
楽天でも
熊のお鍋セット
を売ってはるんやなあ。

天然の猪のお肉
も楽天で手に入る。
火傷や切り傷にええらしい
熊油
もあった。
続きます。
今日のラッキーくじは、Infoseekが1ポイントアタリやった。![]()
人気blogランキングへ
ええかなと思わはったら、クリックよろしゅうに!
ともみジェラーto@喫茶テン 佐藤錦とブル… 2021年06月30日 コメント(2)
鰻玉重 御魚(おとと)弁当 ototojet オ… 2021年06月29日
甘味処 栖園 6月の琥珀流し 梅酒蜜 2021年06月27日
PR
カテゴリ
キーワードサーチ
フリーページ
カレンダー