めざせ!Asian Beauty  megのよくばりブログ

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2014年01月13日
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カテゴリ: 展覧会

源泉掛け流しの、紀州鉄道 箱根強羅ホテルに泊まった翌日。

チェックアウトして、箱根美術館へ。
観覧料900円とお抹茶700円がセットになった、抹茶セット1200円を購入。
箱根美術館は、姉妹館であるMOA美術館の創立者 岡田茂吉氏が1952年に建てた、箱根で最も歴史ある美術館。
展示品は、日本・東洋の古い陶磁器が中心。
本館1階、第1展示室では、16世紀美濃の黄瀬戸獅子香炉、橋本関雪の「仙人図屏風」が、第2展示室では、光琳の「大黒天図」や、乾山、仁清などの焼物が目についた。
2階の展示室3では埴輪の兎がかわいい。
展示室4には猿投、展示室5は伊万里。
もともとここは、強羅公園の日本庭園だったところやそう。
お庭もみごとやった。
土日祝日と11月だけ特別公開される、巨岩の石組みを中心とした庭園「石楽園」がきれい。
自慢の苔に、 雪と霜よけのための茅がかけられてた。
苔庭に面した茶室「真和亭」で、無農薬で栽培された宇治のお抹茶「山月」と「やわらかようかん」をいただいた。
お味は、前日行った強羅公園のお茶室 「白雲洞茶苑」のほうがおいしかったな。
次は、岡田美術館へ。
2013年10月4日に開館した、パチスロ・パチンコメーカー株式会社ユニバーサルエンターテインメント会長の岡田和生氏が集めた、日本画、屏風、東洋の陶磁器などをメインに展示してる美術館。
今まで行った日本の美術館で一番入館料が高かったのは、島根県にある「足立美術館」の2200円やったけど、ここはそれを上回る2800円。
お宿でもろた200円の割引円を使うて、2600円を払うて、カメラ、携帯はコインロッカーに預けさせられる。
そのうえ、セキュリティチェックの金属探知機ゲートをくぐってから展示室へ。
5階建てで、展示面積は4995平方メートルもあるそう。
1月2日から3月31日までは、「―特別展示― -日本のシンボル- 富士と旭日(併設)特集 雛図と貝合わせ / 北斎春画の名作」展を開催。
開館してから年末まで開催してた「日本・東洋 美の遺産展」とそれほど大きくは変わってないのかもしれん。
1階:中国陶磁・青銅器、挑戦当時
2階:日本陶磁と日本絵画の名品
3階:日本絵画 1 屏風を中心に
4階:日本絵画 2 書跡、中国・朝鮮の美術とともに
5階:仏教美術

1階から眺めていく。
東京国立博物館の法隆寺宝物館の金銅仏を展示してある部屋のようなおごそかな雰囲気。
展示品のリストの配布がなかったのは残念。
8世紀唐の「三彩騎馬婦人」は、女性が後ろを向いてるのが興味深い。
2~3世紀後漢の「緑釉楼閣」は150cmほどもあって迫力。
3室は、元・明の陶磁。
4室は、「逸品展示」となってて砧青磁。
5室は、清時代の陶磁。
どれも古いものなのに状態が良過ぎて、ほんまに本物かいなって疑いたくなるほど。
館長の小林 忠氏は、東京国立博物館情報調査研究室長、学習院大学文学部教授、千葉市美術館館長を務めはった浮世絵の権威。
副館長の寺元 晴一郎氏は古美術 寺元の方のよう。
岡田氏が、12、3年の間にゼロから収集した個人コレクションやそう。
どれだけのお金をかければこれだけのものを集めることができるんやろうなあ。
お金の問題ではないんやろう。これだけの美術館に納められるならと、手放した人たちとの信頼関係があったんやろうなあ。
エスカレーターで2階へ。
古九谷の「色絵筆硯文大皿」は大胆なデザインが素敵。
色絵筆硯文大皿
なんと、尾形乾山の「色絵紅葉文透彫反鉢」まであって、台座が回転してた。
色絵紅葉文透彫反鉢
横山大観「霊峰一文字」は、3世竹本津太夫の病気全快祝いで、復帰後の「伊賀越道中双六」の舞台を飾るために描かれたものやそう。
霊峰一文字
野々村仁清「色絵輪宝羯磨文香炉」は、重要文化財やし。
鍋島「色絵幾何学文皿」は、更紗をデザインしてある。
クラクラしながら3階へ。
1室は、金屏風。
2室は、18歳未満は入場ご遠慮くださいとなってて、北斎春画の名作。
北斎の「浪千鳥」は、墨の線だけ版木で摺り、一図ずつ手彩色してあるそう。
渓斎英泉肉筆の「十二ヶ月風俗画帖」、絹本の鳥文斎栄之「春の戯れ」、作者不詳(狩野派)の「春画絵巻」が展示されてた。
3室は、富士と旭日。
鈴木其一「富士・筑波図」「月次扇面貼屏風」、鈴木守一「富士図屏風」、下村観山「旭日」、川合玉堂「冨嶽」など、堂々たるもの。
4室には、伊藤若冲「三十六歌仙図屏風」「月に叭々鳥図」「梅花小禽図」「雪中雄鶏図」など。
曾我蕭白「飲中八仙図屏風」、谷文晁「後赤壁図襖」、呉春「群鳩・雪中若松図屏風」も。
さらにフラフラしながら4階へ。
1室は琳派。
尾形光琳「雪松群禽図屏風」。岡田氏はこの作品に出会って、コレクターの道に入られたそう。
雪松群禽図屏風
伊年印「扇面散図屏風」、俵屋宗達「明石図(「源氏物語図屏風」断簡)」、俵屋宗達下絵・本阿弥光悦書「花卉に蝶摺絵 新古今集和歌巻」。
2室は、雛図と貝合わせ
鈴木其一「桜・柳・犬筥図小屏風」がかわいい。円山応挙「立雛図」、鈴木其一「立雛図」、酒井抱一「桜図」や江戸時代
の「紋尽蒔絵貝桶貝合」も。
3室は、文人画。
池大雅「終南山図」、与謝蕪村「渓屋訪友図」、重要文化財の渡辺崋山「虫魚帖」、酒井抱一「調布の玉川園」など。
4室は、浮世絵など。
喜多川歌麿の絹本「三美人図」、葛飾北斎「四季耕作図屏風」「傾城図」「遊鯉図」
「ウンスシカルタ」や伝李公麟「丹霞訪龐居士図巻」。
近代の絵画も。
棟方志功「木花咲耶比売命尊像」、川合玉堂「渓村秋晴図」、小林古径「白花小禽」、鏑木清方「布晒」、 小倉遊亀「椿」など。
逸品室には、菱田春草「旭光燿々」と加山又造「初月屏風」など。
ヘトヘトになって5階へ。
5階はホールと小さな仏教美術の部屋。
重要文化財、平安時代「木造薬師如来坐像」は、滋賀県蒲生郡日野町の潮音寺旧蔵だそう。
飛鳥時代の「銅造誕生釈迦仏立像」もあった。
だんな様は興味がないというので、待ってもらってたので、メモを取りながら駆け足で1時間ぐらい。
ゆっくりと観るなら、2時間はかかりそう。
お昼時やったので、庭園にあるカフェで食べていくことに。
塔ノ沢にある瓔珞(ようらく)のお弁当が食べられる。
鯛ごはん懐石 瓔珞
玉手箱弁当 2000円、おめで鯛ごはん弁当 1500円、ホットコーヒー 400円を注文。
お弁当を持って、スタッフさんが奥の一軒家に案内してくれた。
庭園の入口にはこれから炉辺焼きの店などを作っていく予定やそう。
お庭を眺めながら、温めてくれたお弁当を食べた。
奥の部屋は、そのうち甘味処になるそうや。
美術館の方へ戻ってきて、足湯も使わせてもろた。
美術館の正面を眺められる場所に、細長い足湯コーナーがある。
美術館やカフェの利用者は無料で使える。
正面には、福井江太郎氏の「風・刻(かぜ・とき)」が。
俵屋宗達の「風神雷神図屏風」をモチーフにして、アルミパネルにアクリル塗料で描かれてる縦12m、横30mの巨大壁画。
私立美術館なら4つ合わせた以上のボリュームがあるから、そう考えると2800円の入館料はそう高くないかもしれん。
新緑や紅葉の季節に、ゆっくりと訪れたいなあ。
岡田美術館

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最終更新日  2014年02月24日 17時31分14秒
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