松濤にある戸栗美術館で、3月30日まで開催の「鍋島焼と図案帳展」。
代官山のターブル・オギノで秋田フェアを 楽しむ
前に行ってきた。
鍋島焼は献上品やので、形や文様に規格があったと考えられてて、そのための図案帳も残ってる。
今回は、図案帳も一緒に見せてくれはる。
鍋島焼の絵付けでは、「仲立ち紙」と呼ばれる下絵の型紙が用いられたと考えられてるそうや。
仲立ち紙(なかだちがみ)は、同じ文様を繰り返し描くための下図用の型紙。
瓢箪もしくは桐の木などを焼いてつくった墨で、和紙に模様を描き、素焼きした皿の表面に裏返しに押しあてて、刷毛などでこする
と、素地に文様が写し出され、墨は焼成時に燃えるため残らないという。
第1展示室
色絵 唐花文 菱形皿 四辺をやや膨らませた菱形で変わった形。
色絵 七宝菊文 綾花皿 型押しによる葉文
色絵 更紗文 皿 緑と黄色でモダン
青磁染付 水車文 皿 波に水車 口縁に青磁釉
染付 杉木立文皿 立ち並ぶ杉と画面を横切る霞
青磁染付 七壺文 皿 お気に入りの文様
染付 雪景山水文 皿 めずらしい
染付 松竹梅文 壺 梅干献上用か?通常は高さが43cmなのに、これは49cっもあるそう。
第2展示室
図案帳と類似品を比較してる
植木鉢の図案帳がおもしろかった。
第3展示室 古伊万里のすべて
染付 蕪文 皿 飄逸やけど品がある。
染付 貝形 蓋物 ふたのつまみが茶色の二枚貝。
染付 花鳥文 皿 オランダ東インド会社のVOC入り。
色絵 牡丹分蓋物 これもお気に入り 着物を着た三人が紅茶ポットとカップを使い、蓋の上で野点の茶会。
鍋島を観ると、気持ちがしゃんとする。
続いて、Bunkamuraザ・ミュージアムへ。
3月9日まで「シャヴァンヌ展」を開催。
シャヴァンヌは装飾壁画の大家やから、小さな作品や下絵で見ても、そのよさは伝わりにくいかもしれん。
「聖ジュヌヴィエーヴの幼少期」「聖人のフリーズ」は、パリの聖ジュヌヴィエーヴ教会(現在のパンテオン)壁画装飾。
「プロ・パトリア・ルドゥス(祖国のための競技)」は、アミアン・ピカルディ美術館階段の壁面
「諸芸術とミューズたちの集う聖なる森」「古代の光景」「キリストの霊感」は、リヨン美術館階段室の壁画。
パリ支庁舎の壁画装飾も。
実物をめぐる旅をしたいなあ。
黒田清輝は1年間シャヴァンヌから直接助言を受けたそう。
島根県立美術館企画の「壁画に描いた理想郷 シャヴァンヌの世界」という35分の映像が興味深かった。
この後、島根県立美術館へ巡回する。
2014年3月20日(木)~6月16日(月)
シャヴァンヌ展
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