上野で北斎展を観てから、出光美術館へ。
10月13日まで、「宗像大社国宝展 ―神の島・沖ノ島と大社の神宝」を開催。
「海賊とよばれた男」に、モデルとなった出光興産の創業者で、出光美術館の創設者である出光佐三氏が、宗像大社を崇拝していたと書かれていたので、興味があった。
「宗像大社」は、沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮、宗像市田島の辺津宮の三社の総称で、それぞれが女神を祀ってる。
沖ノ島の出土品は「海の正倉院」と呼ばれるほど貴重なもので、国宝に指定されてる。
古墳時代(4世紀後半から7世紀)のものやそう。
私の目がいくのは、ガラスの品々。
ガラス製切子玉は、白化、銀化、金化してて大きい。
ガラス製玉類は、6,7世紀のインドパシフィックビーズかな。
滑石製臼玉。真珠も銀化してる?
有孔貝製品は鮑貝かな。七色にきらめいてる。
カットガラス碗片や浮出切子碗は、ササン朝ペルシャから伝来したササン・グラスのよう。
そして、朝鮮・新羅時代(三国時代)の純金製の指輪がかわいいデザイン。
奈良~平安時代の金銅製高機は手のひらにのるぐらいの大きさの機織り機で、今も実際に織ることができるんやそう。
沖ノ島出土品の往時の姿を彷彿とさせものとして、伊勢神宮の神宝も特別出品されてた。
これらは昭和の時代に遷宮で造られた品々。
「玉纏御太刀(たままきのおんたち) 附 鮒形」は昭和28年調進。
豪華絢爛。鞘の金具のところには水晶、瑠璃、琥珀、瑪瑙、その間には5色の吹玉が300個散りばめられてる。
「玉佩」も昭和28年調進。これも5色の吹玉を金線に通してつないであって素敵
「五色御吹玉」は、昭和49年調進。
直系1cm弱の、青(緑)14個、緑(青?)黄、赤、白(透明)各13個、計66個のガラス玉のネックレス。
これ真似して作ってみたいな。
福岡藩主黒田光之奉納の三十六歌仙図扁額(書:藤原基時 画:狩野安信)もあった。
宗像大社には他にも、狩野永徳(光信?)の三十六歌仙図もあるそう。すごいなあ。
沖ノ島に行ってみたくなったけど、今でも女人禁制やそう。
歴史のロマンを感じることができるとても興味深い展覧会やった。
沖ノ島出土の祭祀遺物
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