【粗筋】
畳の毛羽をむしる癖の人が来た。
「どうも申し訳ありません、あがらなくちゃならないと、思ってはい……たん……ですがッ、あのことにつきましては私も色々と心を傷め……ておりますんで……」
「おいおい、畳をむしっちゃいけないよ」
「どうぞ、おかまいなく」
「私がかまうよ。一昨日畳替えしたばかりだ」
「ああ、新しい畳ですか……道理でむしりにくい」
【成立】
癖を扱った噺の枕に用いる。畳をむしるために力を入れるところが演じどころ。
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