助産婦メモルの日常~Happy Birthな毎日~

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2009年10月03日
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メモルが今まで接した中で一番若かった方も、14才でした。
確か出産の時には15才になってたように思うのですが。

あとは、16才、17才もいましたし…、19才以上はめずらしくもなく、よくいます。

20才未満の妊婦さんを若年妊婦といいます。

メモルの経験では、出産全般を考えれば、若い方の方がお産がスムーズだと思います。
40代より30代、30代より20代。
ただし、経産婦さんの場合はいくつであってもお産がスムーズなように思います。
あくまで平均的に、ですが。

体力もあるし、筋肉も柔らかいから、などと言われてますね。

いやぁ、でもねぇ、40代でも超安産の方もいますしね、こればっかりはなんとも分かりません。

若い方の方がお産がスムーズではありますが、反対に若すぎるとかえってトラブルが増えたりするようです。
妊娠高血圧症(妊娠中毒症)の発症率もあがるし、お産に時間がかかったりもします。
帝王切開になる場合も多いようです。

理由は、子宮やその他身体的に未熟なためと言われています。

社会的な問題もあります。
16才未満だと未婚ですし、相手も未成年の場合も多いです。
親に反対されながら出産する場合もあります。
残念なことですが、妊娠が分かって相手が逃げる場合もあります。
どうやって育児をしていくのか?
大きな問題です。

さて、メモルが出会った14才の母。
髪の毛は金髪だし、耳のピアスは数えきれないほど。鼻ピアスもある。

でもちゃんと敬語を使える。
健診のときはちゃんと「こんにちは。」と言って診察室に入ってきて、診察前には「お願いします。」、終わったら「ありがとうございました。」
当たり前と言えば当たり前だけど、いい子だなぁ、と思いました。

相手は17才。
これまた金髪に、パンツ見えてますけど?って感じのダボダボのジーンズ。同じく鼻ピアス。

でも、これがまたいい子で。

「うぃーす」とか言いそうな見た目なのに、たまに健診に一緒に来た時には「いつもお世話になってます。」とか言っちゃって。

なんでしょうかね。これは。やはり親のしつけがいいんでしょうか。

双方の親にも理解してもらえてるようで、彼のお母さんと2人で健診に来ていることもありました。

妊娠経過はいたって順調。

そしていよいよお産。
超安産でもなかったけど、そこそこ安産。

赤ちゃんが産声をあげた瞬間、
金髪に、パンツ見えてますけど?って感じのダボダボのジーンズ、鼻ピアスの彼がほろほろと泣いてたんです。

メモルは思わず「え!?泣いてる?」と聞いてしまいました。

そしたら「はい。感動して…。」と涙声で。

思わず周りみんなもらい泣き。

「パパ、がんばりーやー。」と医師に声をかけられ、「はい。ありがとうございます。」と声にならない声でした。

退院の日には双方の両親もお迎えに来て、若い2人は「お世話になりました。ありがとうございました。」とぺこりと頭を下げました。

いいパパとママになれると思いました。

若年だからって一概に反対するのもどうなのかな、と思います。
メモルも最初は偏見を持っていたように思います。
「できちゃったのね。」とか「ほんとに育てられるのかな?」とか「まだまだ遊びたいんじゃないの?」とちょっと思ってました。

確かにトラブルや問題が多い場合もありますが、そうでない場合もいっぱいあります。
何より赤ちゃんの存在が2人を成長させると思います。

赤ちゃんを産んで育てたいという気持ちがあるのなら、メモルも一生懸命応援します。

がんばれがんばれ。












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最終更新日  2009年10月04日 01時06分22秒
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