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2009年12月05日
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もちろん今までの数多くの医療ドラマと同様、いろいろと突っ込みどころを探すのも楽しみのひとつでもあります。

でもね、リアルタイムではなかなか見られないので、 気ままにYouTube で数日遅れで見てます。

さて、このドラマが始まる時にメモルの周りで、つまり産婦人科に勤める人たちですけど、最も話題になったことは番組宣伝などで連発されてた「『ギネ』のイントーネーションがおかしくなーい?」ってことでした。

後日「2ちゃんねるで『ギネ』のイントーネションについてちょっと話題になってた。」と聞いたので、早速見てみました。

「まねをしないで下さいのまね」「画家のモネの発音ではありません』 「秀吉の嫁のねねでもいけません」 「屋根でもない」「金がほしいのカネの感じ」

…思わずブツブツ言っちゃいますね…。まね、まね…。モネ、モネ…。ねね…。

でも、関西と関東では逆なんかなぁ? メモル周辺ではこれらの逆なんですよね。モネねね屋根ギネ。

以下ネタバレありますよ。今後まとめて見ようとか思ってる方は読まない方がよいです。またこのドラマを見ていない人は何のことだか分からないかもしれません。

さて、このドラマ、トータルで考えるとよくできてるドラマだと思います。←何様って感じですけど、でもほんと。

生と死が入り交じる産婦人科という診療科をうまく出せてると思うんですよね。

どれもこれも実際にある。

お腹の赤ちゃんの状態が悪くなってきて「早く生んであげた方がよいです。」と説明すると、「こんな未熟児で生まれて障害児になったらどうするんだ。死産ということにしてくれ。」と言う夫。
赤ちゃんが生まれて「おめでとう」と言ってるのに、あちらでは婦人科の末期がんの患者さんが亡くなる。
妊娠はもちろん、結婚もまだ、恋愛すらほとんどしてないであろう若い若いがん患者さん。
妊娠中にがんが見つかる。

…どれもこれも実際にある。

特に先週は、生まれてもすぐに亡くなると説明されている18トリソミーの赤ちゃんを妊娠中のママさん(須藤理彩)がどうしても赤ちゃんを抱きたいとストレッチャーに乗って帝王切開に向かう途中、元気な赤ちゃんとすれ違う。

あー。これもあるある。って感じです。
元気な赤ちゃんを見ることは悲しくつらい思いが増強されてしまうこともあると思います。

でも須藤理彩は笑顔だったね。

なんか、いいなぁと思いました。
赤ちゃんかわいいな、私ももうすぐ赤ちゃんが生まれる、抱っこできるんだ、という笑顔ですよね。
もうすぐ生まれる赤ちゃんが18トリソミーとか関係なくて、「お母さん」の表情になるのだと思います。

赤ちゃんも本物と、人形かCGだと思いますが、今までのドラマになく、リアルで良いです。

専門用語も正しく使ってます。
あ、ひとつだけね、藤原紀香が薬剤名を言った時におかしかったのには気づきました。

ちょっと専門用語が多すぎる場面もあるのかな?だんなと一緒に見てる時は質問ばっかりされて困ります。
カイザー=帝王切開は産婦人科では当たり前(病院によっては、ていせつとかしーえす、とも言いますが)ですが、でもみんながみんな知ってる訳ではないですよね。ましてやディーアイシーだのしかんだの言われてもね。
なんか用語説明的なものもあってもいいのかな、なんて思ったり。
訳が分からず、不安だけをあおっていても、いやだな。

さすがにメモルはドラマで専門用語が飛び交ってもほぼ全部理解できますよ。v(^▽^)自慢自慢。そりゃそうだ。

でもね、唯一分からなかったのは、アナフィラキシーショックを疑われた妊婦さんが「アナフィラキシーではなくて、○○です!」とか藤原紀香が叫んだのは聞き取れなかった。
後日調べたら「遺伝性血管浮腫」でした。いやぁー、聞き取れなくてショックだなぁ。

あり得ないな、と思うところもたくさんありますよ。

一番あり得なかったのは、西田尚美(だったっけ??)が心肺停止になって、挿管や心臓マッサージをしてるのに、カーテンもドアも開けっ放しで、他の患者さんがジロジロと見ている、これはあり得ない!!あんなに血まみれになってるのに…。
本人のプライバシーもあるし、他の患者さんは不安で不安でたまらないでしょう。
産婦人科(産科)には必ず分娩室という個室空間がある。もしくは診察室、処置室、個室、どこでもいいので、心臓マッサージしながらでも移動すべきだったでしょうね。
大学病院が監修しているドラマらしいのに、なんでこんなことになったのか、この点だけはどうしても疑問です。

そして裁判があっけなく終わったのもびっくりした。
あんな裁判の真っ最中に傍聴者の意見が大きく採用されることなんてあるのかな。
いくらフォンビルブラントという病気があって、術後出血が起こりやすかった、それが予測できなかったとしてもねぇ。
裁判なんて全然詳しくないけど、傍聴者があまりにも口出ししたらつまみ出されるイメージなんだけど。

あとは産婦人科から手術室がえらい遠くていつも笑えます。
大学病院なので手術室が全然別なところにあるのは仕方ないとしても、エレベーター乗って渡り廊下みたいなとこ走って、さらにエレベーター。しかも「グレードA」だとストレッチャーも猛ダッシュ。
「とおっ!」といつも突っ込んでます。

ちなみにうちのだんなは「グレードAってなに?」って言ってましたが、これはこの病院独特の言い方でしょうね。緊急帝王切開の緊急度をさらに分類してて、Aは超超超!緊急っぽいですね。

他にもあり得ないところはありますが、まぁまぁ、いっか…。

そしてドラマとしてどうかな、と思うのは…、
いつの間にか上地祐輔と病院長の娘が婚約してた。
橋之助が女医さん(名前分からなーい)に好意があるようだけどどうも何の進展もなさそう。
藤原紀香のキャラがいまひとつつかめない。

なんだかんだで、毎週楽しみにしてたんですが、来週最終回だそうで。
えー、もう終わっちゃうのー。あの人はどうなったの、あの人は?あの人は??って感じです。

原作は名作らしいです。産婦人科医師(確か大学病院の教授)が書いた、ほぼノンフィクションでしょうね。

その名作を著者本人だけでなく監督だの脚本家だの産婦人科に従事する者ではない人たちがむぎゅっと凝縮し、原作にもあるのかないのか恋愛模様なども盛り込んでるわけで、ドラマとしては多少アラも見え隠れして、まぁまぁ上でも書いたようにトータルで考えるとよくできてるドラマだと思います。

中途半端に終わらないことを願い、来週も楽しみにしています。

原作も読みたいところですが、果たして時間があるか!!
いやいや、夢中になって寝不足になるんじゃないかと心配。

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最終更新日  2009年12月06日 20時17分58秒
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