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昨日は朝から高松市の御厩の重文 小比賀家住宅。江戸時代初期に建てられた大庄屋を務めた豪農の屋敷で4反半以上の敷地がある。外堀から土塀と午門(長屋門)を望む。馬舎・牛舎に使われてた午門を入ると主屋が、土塀の向こうには築山庭園。座敷から南から西に広がる庭園を。座敷の北の中庭の向こうにあるのが土蔵かな。北側から屋敷を見ると裏門の手前に米倉がある。第3日曜のみ見学(500円)できる。瓦に武田菱を探したが発見出来なかった。小比賀家は甲斐武田氏の末裔のようで、パンフレットにも武田菱は載ってたのに…。今の小比賀家の家紋は隅切り角に橘だそうだ。
2024.06.17
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昨日の朝は大阪日本橋の重文高島屋東別館。元々は昭和初期に建てられた松坂屋大阪店。昔、御堂筋が賑やかになる前、堺筋は北から三越、白木屋、高島屋、松坂屋と百貨店が立ち並ぶメインストリートだったそうな。今はデパートではなく、フードコートやホテルになっている。3階には高島屋史料館があり、当時のままのエレベーターホールも見学出来る。「人間栖鳳 」展が開催中で『アレ夕立に』も展示中。
2024.06.09
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昨日は、高速バスで大阪へ。働き方改革で朝一のバスが4人掛けになったので1本遅らせたら、天王寺には昼頃に到着。あべのハルカスの「尾張徳川家の至宝」の後期、入場券を買うときに思うが1800円はやはり高過ぎる。展示替えでの重文は熊野類懐紙の花有歓色、井上馨旧蔵。説明があったのでちゃんと読めた(笑)。国宝はカウント既見の胡蝶蒔絵掛硯箱と多分見たことがある源氏物語絵巻宿木三。ここの点数が少ないのが満足出来ない理由の一つ。
2024.06.08
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昨日の午後から、高松市の利剣山弘憲寺の重文不動明王像。高松城下の寺町は城の南にもあるが、ここは西の寺町にあたる。高野山真言宗。生駒家の菩提寺のひとつで天平時代に今の飯山町に開かれた法勲寺を生駒親正の子の一正が移し諡の弘憲公から名付けた。重文木造不動明王立像は年に2回だけ開帳される。15時過ぎに着いたとき弁天堂でみんなお勤めをされてたので、誰もいない本堂の不動明王にそっとお参りをした。旧法勲寺から伝えられたという平安仏。本堂の裏には親正夫妻の墓がある。生駒家は四代にわたって讃岐一国17万石を治めたが、四代高俊の代に生駒騒動のため出羽矢島に1万石で転封された。そのあとを治めたのが水戸黄門の兄だけど、西讃は山崎家(後に京極家)に分割された。
2024.05.28
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昨日の午後は帰りの時間まで、まだまだあったので、あべのハルカスから藤田美術館へ。相変わらず茶屋が人気で最初のときより机が増えてる。国宝は既見の紫式部日記絵詞第四段・第五段だけ。第五段が廊下に出た道長が大きく描かれてる有名なやつ。重文は刺繍釈迦阿弥陀二尊像、法華経巻六残闕 扇面写経。新しくなって床がきしむことはないけど、昔の倉庫の展示室のときはもっといっぱい展示されてた記憶がある。新しくなって展示数は激減してる、もう少し増やせないかな。それとスマホで説明を聞くシステムで展示リストがない、それは良しとしても過去の展示記録はサイトから発見できなかったがどこに保存してるのかな?
2024.05.26
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昨日は奈良から大阪に戻ってあべのハルカスの徳川美術館展『尾張徳川家の至宝』。源氏物語絵巻が目玉だけど徳川美術館が所蔵する15巻のうち4巻だけそれも各期1巻ずつ、で1800円は高すぎる〜全国3箇所を巡回してすべて行ってもコンプ出来ないのも不親切〜。源氏物語絵巻全巻見られるとか初音の調度全部見せますだと安いと思うけど…。で国宝は源氏物語絵巻は早蕨のみ、初音の調度は蒔絵旅櫛箱だけ。重文は織部銘冬枯、霊仙院千代姫所用の銀檜垣に梅図香盆飾り、純金葵紋蜀江文薬鍋と茶碗。元々歴史的な展覧会をするにはスペースが狭く価格帯が見合わないと思う。まぁ石川五右衛門が秀吉の寝室から盗み出そうとしたとき鳴いたという千鳥(青磁香炉銘千鳥)が見られて良かった(笑)。
2024.05.26
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昨日は朝から奈良博。空海の後期展。ちょっと早めに着いてびっくり!長蛇の列、正倉院展かと思ってしまう。まぁ定刻5分前に列が進み定刻5分後には入場出来たけど。でも人数制限が充分でなく、また西の典籍を展示してる部屋は狭く鑑賞環境は劣悪。平常展の奈良博なら落ち着いてひたれる良い場所だろうが、入口と出口が共通のこの部屋は大人数では身動きが取れなくなる。うつむいて展示品と対峙するから混雑は加速する。ここを選択したことが誤りだろう。国宝は既見の高雄曼荼羅金剛界(神護寺)、五大尊像5幅(醍醐寺)。重文は真言八祖像8幅(神護寺)、不空三蔵表制集巻第三(石山寺)、三教指帰(東寺)、性霊集巻第五(醍醐寺)、弘法大師行状絵詞巻第三(東寺)、恵果和尚之碑文(東寺)、秘密曼荼羅付法伝巻上巻下(東寺)、弘法大師請来目録(宝厳寺)、弘法大師御勘文下巻(奈良博)、密要鈔後七日差図 胎蔵界・金剛界(仁和寺)、二荒山碑文(神護寺)、崔子玉座右銘断簡(宝亀院)、八宗論大日如来像(善集院)、金剛峯寺根本縁起後醍醐天皇手印並御跋(金剛峯寺)、弘法大師二十五箇条遺告(奈良博)、高野山水屏風(京博)。重文巡りをしながら奈良博に来てた国宝仲間と偶然出会い、JR奈良駅経由で戻るならと途中にある傳香寺を紹介される。工事中の興福寺五重塔を経由してぶらぶら訪ねる。筒井順慶の菩提所。本堂と春日地蔵が重文。大和地蔵十福という巡拝の札所。奈良の三名椿の一つである武士椿とお水取りが重なる3月12日に来ると本堂で裸形の地蔵の着替えが見られると案内される。あと7月23日も。
2024.05.26
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昨日は抽選に当たったので滋賀県大津市の石山寺に近い重文の伊庭貞剛旧宅、住友活機園を見に行く。伊庭貞剛は住友財閥の2代目総理事。その隠居所。58歳で隠居しているが…。集合時間の15時までは余裕があるので石山寺に参拝に行くことにする。2つの距離は歩いて20分ほどかな。石山寺は国宝を多く所蔵するが公開の機会が少なく国宝愛好家泣かせの寺である。重文の東大門を入り、1100円を納め石段を登り、蓮如堂、御影堂、本堂内陣の不動明王坐像、塑像金剛蔵王立像心木、毘沙門天立像、持国天立像、増長天立像。三十八所権現社本殿、経蔵、多宝堂大日如来坐像、柱絵、宝篋印塔、豊浄殿で旧前立ちの如意輪観音像、鐘楼と次々に重文を見る。でも同名複数の指定がある毘沙門天や如意輪観音はどっちを見たか不明。さて活機園では一組44人、正門を入って受付けを終え、苔むした道を歩き芝生にある東屋で紙コップでお茶飲んでると説明が始まる。南を通る新幹線と高速の騒音がうるさいが、今残る敷地はそれらに取られ当時の5分の1だそうな。半分のグループに分かれて、共通の玄関を入り洋館・和館・新座敷と1時間半かけて説明を受ける。附の和館棟札も飾ってあった。細工は細かいが、和館の柱は新座敷を含め今の普通の住宅と同じ3寸5分、耐震という考えがなかったので数寄屋造りでは細さが求められそうなったのだな。
2024.05.25
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昨日は国際博物館の日!で入館料1400円が無料だった香川県立ミュージアムの特別展『美が結ぶ 皇室と香川』。国宝は、年に一回は公開される離洛帖(県立ミュージアム)と若冲の芍薬群蝶図と向日葵雄鶏図(三の丸尚蔵館)のみ。若冲は国宝指定前に全三十幅を見てるが、指定後はコツコツ観覧、これで十四幅目。重文は空海関連の展示室にあった「光厳院宸翰御奉納心経。伊勢神宮と石清水八幡宮と春日大社に奉納しようとした般若心経。善通寺ゆかりの展示品としては、伝 空海の「孫過庭書譜断簡」と「与本国使請共帰啓」、光琳の「西行物語絵巻 巻第三」の善通寺の松、「画帖(善通寺町献上)」の五岳連峰。画帖は他のも見てみたいなぁ。
2024.05.19
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でトーハク。半年前飛行機の予約をしたときには新指定国宝展が開催されることは発表されてなかったのでラッキー。新国宝は木造准胝観音菩薩立像と木造地蔵菩薩立像(大報恩寺)、金峯山出土紺紙金字経(金峯神社)、金峯山出土紺紙金字経(金峯山寺)、三重県宝塚一号墳出土埴輪(松阪市)の4件。これで国宝既見1085件。新重文は展示されてたのは全部見た。でも同じ組織になった三の丸尚蔵館の分を展示しないのは何故だろう?常設展2階の重文は、十一面観音菩薩坐像(小松寺)、阿弥陀如来像(禅林寺)、阿弥陀聖衆来迎図(奈良 長谷寺)、拾遺古徳伝絵巻 巻第一(常福寺)、慈円願文(東博)、為家本時代不同歌合絵(東博)、松下達磨図 一山一寧賛(東博)、法語 石室善玖(東博)、青磁琮形花入(東博)、金銅鶴丸紋散兵庫鎖太刀(熱田神宮)、太刀銘長船経家 拵(北口本宮冨士浅間神社)、黒肩妻取威胴丸(東博)。1階は、初瀬山蒔絵硯箱(東博)、金銅灌仏盤(東博)、線刻十一面観音鏡像(東博)、銅鰐口(東博)、金銅蓮華唐草文透彫華鬘(金剛輪寺)、行道面 8面 丹生都比売神社由来(東博)、追儺面 2面丹生都比売神社由来(東博)、行道面 菩薩(浄土寺)、行道面 菩薩(重蔵神社)。開催中の特別展『法然と極楽浄土』は比較的空いてた。トーハク限定の重文は、法然上人絵伝 巻十八 巻十九(當麻寺奥院)、拾遺古徳伝絵 巻第三(常福寺)、善導大師像(百萬遍知恩寺)、浄土五祖絵(光明寺)、阿弥陀如来及び両脇侍立像(いわき市)、紫檀塗螺鈿厨子(千體寺)、貞享本(當麻寺)、徳川家康坐像(知恩院)。仏生山法然寺の立体の涅槃像、これが今回の目玉かも。実は今回のトーハク、国宝仲間のオフ会というイベントも。前回集まったのはコロナ以前。13人集まりレストランゆりの木で2時半から3時間近く語り合う。奈良から一人、静岡から三人、他の客から見たら怪しい集団だな(笑)。
2024.05.12
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昨日の朝はと言っても10時から重文建物内にある静嘉堂文庫美術館の特別展『画鬼 河鍋暁斎✕鬼才 松浦武四郎』。重文は、松浦武四郎関係資料(松浦武四郎記念館)から各種。他には慈覚大師伝(静嘉堂)。重文の明治生命館本体も見学出来ると聞いてクラッシックなエレベータで2階に上がる。重厚な造り、下の階を見ると実際に活用されているようだ。
2024.05.12
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昨日は歌舞伎のあと、根津美術館とサントリー美術館。どちらも年会費を払ってるので、いつでも優先で見られる。まず根津。カキツバタの季節に『国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術』外国人が多い。目立つ言葉はフランス語。重文は、春日山蒔絵硯箱・色絵山寺図茶壺・銹絵染付金彩絵替土器皿。残念ながら、カキツバタはもう終わりに近かった。次は金曜は夜もやってるサントリーのコレクション展。観覧者は仕事帰りという人たち。国宝の政子所有と伝わる蒔絵手箱。重文は西洋双六盤・四季花鳥図屏風・泰西王侯騎馬図屏風。酒伝童子絵巻・善教房絵巻・独楽型鉢・八角大壺・三脚大皿・金彩薄文蓋物。前後期で所蔵する国宝重文が全部見られるが、後期には来られないなぁ。
2024.05.11
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月照寺を拝観したあと島根県立美術館に。「畠山記念館名品展」が開催されてると聞いたので観覧。サントリー美術館の会員割引が使えた。現在畠山記念館には何度も行ってるので多分見てると思うけど、見たと断言できるのは、油屋だけ(笑)、これは笈と内容品に記憶がある。重文は水指銘古岸、茶碗銘毘沙門堂、花入銘からたち、茶入銘油屋、茶椀銘細川、躑躅図、天球瓶。日の入りは遅いので、宍道湖を見ながら茶どころ松江の和菓子アイスを食べて時間を過ごす。島根県立美術館は夕陽が名物なので目当ての人が集まってくる。
2024.05.05
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昨日は松江城天守に登った。米子と違い松江は完全な観光地、人が多い。中学生のとき、出張で、スタンプ押しにと少なくとも3回は登ってるけど、国宝に指定されてからは初めて。国宝既見1081件。天守の入場はそこそこ観光客は多い、でも彦根みたいに入口に列が出来るほどではない。その前に家老屋敷跡が松江歴史館になってたのでちょっと寄る。企画展「神々の美術」で重文観音・独鈷杵・三鈷杵の懸仏(法王寺)、木造十一面観音立像(浄音寺)、彩絵檜扇(佐太神社)を見た。周回バスに乗って史跡松江藩菩提所月照寺に。ここは中学生のとき以来。初代から九代までの藩主の廟所。不昧公のが見晴らしも良く一番立派だな。
2024.05.05
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昨日は善通寺市の古墳の日。史跡有岡古墳群6基のうち宮が尾・王墓山・野田院の3古墳の制限区域内に入れるほか重文の石棺がZENキューブ公開された。宮が尾古墳は円墳で7世紀初頭の装飾古墳。馬や船が描かれてる。王墓山古墳は前方後円墳で6世紀。出土品はZENキューブ内の郷土館で展示。野田院古墳は大麻山の標高405メートル付近。前方後円墳で3世紀末の積石塚。途中の道は離合出来ない箇所が複数あり、イベントが行われると道は大変。私は往復で10数台ほどとすれ違ったが下りで4回ほどバックした。磨臼山古墳から出土した重文の割竹形石棺がZENキューブで扉を開けて公開された。古墳時代前期後半(4世紀後半)に造られたものとされる。石は国分寺町の鷲ノ山石で造られ、鷲ノ山石出来た石棺は大阪の古墳でも出土しているそうだ。各古墳ではカードをもらい。同じく郷土館前ではピンバッジを作った。
2024.04.30
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昨日は朝から大阪城に。多聞櫓と千貫櫓と乾櫓の内部が公開されるので11時開演の文楽との隙間時間で行ってきた。「千貫」のいわれ覚えてるので多聞も千貫は入ったことあるのだろう。外堀端で乾櫓から大手門方向を望む10時からだけど、乾櫓は西の丸庭園内にあるから9時の開園以後にそこから入るのは分かる。他の2櫓はどこから入るのだろうか?どこでチケット売るのか?色々な疑問を持って9時前に到着。西の丸係員に聞くと、9時半から既存の売り場の前のテントで売るそうだ。そして3櫓とも西の丸から入ることに、昔は違ってたよう。まだ時間があるので、重文の六番櫓に行ったが当然入れない。そうこうしてるうちに9時20分。戻るとテントは設営中。一番だった。だんだん列が伸びて12人。1500円!ちょっと高いと感じる。一番遠い乾櫓に向かう。10人くらいが並んだ。スタッフは、多聞櫓から順に見ることを想定してたらしい。中で説明するボランティアさんには悪いが最初に並んだ人達はマニアが多いのでそれに響くような内容にして欲しい。2階には上れない。駆け足で乾櫓を見て、駆け足で多聞櫓に向かう。こっちは外国人さんが多い。千貫櫓も2階には上れない。10時15分に千貫櫓を出て駆け足で地下鉄に向かう。大手門も塀も重文だったっけ。この多聞櫓とに囲まれた枡形、少数派の左折れ。それにしても大阪城っていつからこんな世界的観光地になったのか(笑)。
2024.04.28
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昨日の最後は京博の特別展『雪舟伝説ー「画聖」の誕生ー』。夕方だったからか驚くほど閑散としている。目玉は雪舟の国宝6件の展示。ただ残念なことに山水長巻は3期に分けて展示。重文は山水図拙宗・四季花鳥図・倣粱楷黄初平図・四季山水図巻・山水図画稿小西家伝来(京博)、四季山水図(東博)、西湖図(石川県立美術館)、倣李唐牧牛図牧童・倣李唐牧牛図渡河・倣高克恭山水図巻(山口県立美術館)、倣玉澗山水図(岡山県美術館) 、山水図襖(隣華院)、月夜山水図屏風(近江神宮)。雪舟を見せるのではなく、雪舟の広がり影響がテーマだけど、閉館間近は雪舟の国宝を独り占め出来る(笑)。
2024.04.27
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昨日は混雑する奈良博を早々に切り上げて京都に。絶対こっちの方が空いている。目的は龍谷ミュージアムの春季特別展『弥勒信仰と太陽神』。ちょうどバスが来たので時間短縮に七条堀川まで乗る。興正寺から西本願寺にかけてのツツジが綺麗〜。ミュージアムは思いのほか混雑。重文は仏所行讃巻第二(愛知 七寺)、弥勒菩薩半跏像(大阪 野中寺)、弥勒菩薩立像(東大寺中性院)、高僧伝巻第五(愛知 岩屋寺)、弥勒如来坐像(奈良博)、兜率天曼荼羅(岐阜 誓願寺)。
2024.04.27
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昨日は朝から高速バスに乗って阪神、近鉄を使って奈良へ。何故か奈良は大混雑。時間が惜しいので奈良博までバスに乗ったけど歩くより遅くなった。特別展空海ー密教のルーツとマンダラ世界ー。奈良博と思えない混雑。取り敢えず胎蔵界だけだけど未見の高雄曼荼羅(神護寺)を見る。全体に黒くて色がない。これで国宝既見1080件。混雑の中、駆け足だけど国宝、重文は全部見たはず。でも今整理してると思い出せない(笑)。中国の西南碑林博物館からの一級文物文殊菩薩像だけ撮影可。空海ということで、金剛峯寺と東寺のが多いな。重文は、 大日如来座像 漆箔887頃・血曼荼羅・板彫胎蔵曼荼羅・板彫両界曼荼羅・即身成仏品・金銅独鈷杵三鈷杵五鈷杵五鈷鈴・山水屏風・弘法大師丹生高野両明神像(金剛峯寺)。金剛頂第三・恵果和尚之碑文・伝法灌頂相承略記、弁顕密二教論、弘法大師遺告(東寺)。善通寺からは国宝錫杖だけ。弘法大師坐像(元興寺)、両部大壇具(室生寺)、不動明王坐像(和歌山 正智院)、五部心観(和歌山 西南院)、高野大師行状図画巻第二(和歌山 地蔵院)、胎蔵図像・伝教大師求法書等(奈良博)、性霊集巻第五巻第八(杏雨書屋)、金銅四天王五鈷鈴(弥谷寺)、高雄曼荼羅図像胎蔵界(長谷寺)、不空三蔵表制集巻第一(東博)、覚禅後七日(勧修寺)。
2024.04.27
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昨日の日曜、計画を立てたときは高松に戻る積りだったが、飛行機が満席、どうしても予約が取れなかったので滞在時間を1日伸ばして月曜の便を予約した。宮古島への往復チケットが安かったのと、伊良部大橋が見たかったので宮古島に飛んだ。何度か宮古島には訪れてるが、あまりガイドにも紹介されてないので未見だった重文を訪ねた。宮古島を治めた一族の宮古島独特のお墓。豊見親は首長の敬称。まず、仲宗根豊見親の墓。沖縄本土と宮古島との折衷とされる。そして知利真良豊親見の墓。18世紀末に造られた。八重山を治めてらしい。仲宗根豊見親と同じく道路沿いにある。仲宗根豊見親から奥に上って入ったところ。あとんま墓。あとんまとは側室のことらしい。
2024.04.15
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天気予報は曇りだけど、時折雨が強く降る。那覇市内でレンタカーを借りて北部へ。元々は続100名城のスタンプを押す予定だったが、スタンプ帳を忘れた(汗)〜勝連城も座喜味城も2度ほど行ったことがあるし、雨だし今回は方針変更で各地の重文巡り。高速で許田まで走り名護の住宅街『国華』の津嘉山酒造所。ナビで近くまで来てるけど分からない。グルグル回って一方通行の道に入り、やっとたどり着くと鍵がかかってる。昨日電話した(スタンプ帳忘れたと気付いて架けた)ときは土曜で1人だけ出勤になるけどOKだった…。昭和3年に建てられた現役の泡盛醸造所。識名園を超え沖縄で最大の木造建築物らしい。しばらくして従業員登場。雨戸を開けて準備してくれる。工場長(電話に出て人)と彼(日本酒でいう杜氏)と見習いの3人しかいないようで、電話を架けるのはNG(理由は作業中出られない)で私が着いたのは少し早く、10時以後来てくださいということらしい(ちゃんとサイトに書いてあった)。主屋は外観は沖縄風で内部は和風、麹屋は苦労して醸造に支障がないように修復してる、そして庭が綺麗。彼は年中無休で仕事の後もラベル貼りをやってるらしい。12時頃の観覧はもちろん昼休みしてるからNG。本部半島に入り瀬底大橋を渡って瀬底島、住宅の横の鎮守の森のような木々に囲まれてある瀬底土帝君。土帝君とは中国の昔の土地神。やんばるに向かい大宜味村役場旧庁舎。大正時代に竣工。鉄筋コンクリート造の初期のもの。中には入れない。海から近いけど後ろに山が迫った集落の一角。名護の外れから自動車道らしき道に入り許田経由で北中城インターで降り、中村家住宅。18世紀に建てられた本土でいう庄屋の住宅。主屋、離れ、豚小屋、家畜小屋など、農家+役人接待用設備一式がそろってる。中城城に行くとき何度も案内板を見てるので行った気になってたが初見かも(笑)。レンタカーを戻して、ゆいレールに乗り牧志駅から歩き、旧崇元寺第一門及び石牆。琉球王国の国廟。またゆいレールに乗り石嶺駅から歩いて住宅に囲まれてある伊江御殿墓。亀甲墓の典型とされる。ネットでは見られないとあったが、門が開いてて入れる状態だったけど、ここであってるかな?重文は離島にもあるし、米軍基地内にもある!コンプは難しいな〜。
2024.04.14
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昨日はANAの格安チケットで沖縄に、国宝になった玉陵を見ようと。でも天気予報は曇りのち雨。その前にやちむん通りから一本入った重文新垣家住宅に。琉球王国から続く陶工の家。主屋は現役の住宅らしく外観だけ。離れと登窯が見られた。ゆいレールを首里で降りて歩く。重文旧円覚寺放生橋、円覚寺は第二尚氏の菩提寺。沖縄戦で消失し、残るはこれだけ。天女橋、園比屋武御嶽石門と見る。この3件は何度も見ている。でやっと玉陵。第二尚氏の陵墓。世界遺産にして国宝、史跡である。昔もANAのバーゲンで来た記憶がある。第一門を入って玉陵碑を見て、中門を入ると西室、中室、東室とある。これで国宝既見1079件。よく考えると首里城じゃなく玉陵なら儀保駅からの方が近かった…。天気予報は正確、ここで雨が降り出したので撤収、予定を変更し屋根がある沖縄県立博物館に。銅鐘(旧首里城正殿鐘)、梵鐘(旧円覚寺殿前鐘)、梵鐘(旧円覚寺殿中鐘)、梵鐘(旧円覚寺楼鐘)。琉球国時代石碑25基のうち安国山樹花木之碑・円覚寺記荒神堂之南之碑文・真珠湊碑文・新濬那覇港碑文・崇元寺下馬碑西。
2024.04.13
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ちょっと遅めの食事の後に王子動物園へ。空いてると思ったら大行列!夜間の通り抜けもあるからかな。動物園の入場料600円を支払い入園。桜が満開〜。動物は通りすがりに、潜ってるカバとオオアリクイとフラミンゴを見た〜。桜満開の日に重文住宅なぞ見る人はいないだろうと思ってたら結構並んでる(笑)。各室に暖炉が備え付けの、高級住宅〜。ハンターさんはイギリス人の実業家で日立造船の創業者。住宅はハンター坂の名を残す北野町にあった。
2024.04.07
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昨日は朝から宇治の平等院。今は鳳凰堂に入るには別の予約と志納が必要になってる。すぐに予約の列に並ぶ人が多数だけど私はまた今度にしよう。重文観音堂は鎌倉中期の建物。この5月から令和8年にかけて修理に入る。修理後は内部拝観も考えられてるようだ。観音堂の本尊とされる重文の十一面観音立像(平安)が鳳翔館(ミュージアム)に。鳳翔館には国宝の梵鐘、鳳凰一対、雲中供養菩薩像52体のうち26体も展示。ソメイヨシノは満開だけど枝垂れは今週半ばかな。
2024.04.07
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橿原から京都に向かい平野神社に。桜が咲き誇る桜苑には入らず本殿を参拝。神社あるあるだけど東向きの比翼春日造りの重文第一・二殿と第三・四殿は奥に小さく拝めるだけ。祭神は、今木皇大神・久度大神・古開大神・比売大神の4座。今木皇大神が主神で北(右)から祭られている。桜苑に何故入らなかったって?500円もするから。私は写真が好きだけどサクラ単体のは好きでないし、空が青くなかったから。サクラと屋根とか塀とか石垣とか文化財が絡むのが好き!重文の数を稼いでなかったので日が暮れてから東本願寺の重文阿弥陀堂門と御影堂門を(笑)。因みに朝はこうなってます。
2024.04.06
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昨日は早朝に善通寺をたって青春18きっぷで天王寺へ。近鉄に乗り換えて13時頃に奈良県立橿原考古学研究所付属博物館に。特別公開「富雄丸山古墳の蛇行剣−クリーニング作業が明らかにした巨大鉄剣のすがた−」。館の外で整理券をもらう。入館まで30分ほどとのこと。日本で一番長い鉄剣で剣身長237センチ〜。将来の国宝間違いなし。大変な人気で、整理券をもらって、チケット買って、鉄剣にたどり着くまで約50分。整理券番号が14時には1000番(1グループ1枚)を超えてまた1から始まってたから2000人は入場してるな。考古は年寄に人気で65歳以上の無料が半数以上だから経費の方がかかってるかも(笑)。常設展では重文の橿原遺跡出土品(奈良県)・唐古遺跡出土品(奈良県)・メスリ山古墳出土品(奈良県)・黒塚古墳出土品(文化庁)・島の山古墳出土品(文化庁)・御坊山第三号墳出土品(奈良県)・牽牛子塚古墳出土品(奈良県)・太安萬侶墓誌(文化庁)。文化庁と奈良県の所有の重文が混在して展示してる。
2024.04.06
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昨日は朝から三の丸尚蔵館。私は予約開始日に予約をしたが当日でも可能なくらいの入り。今後もこの規模でこの価格帯では若冲という目当てがないと集客は苦しいかも。建設は順調に進んでいるようだけど。私の目的は未見の更級日記。奥の方に展示されてて回りにまだ誰もいなかったのでゆっくりと鑑賞〜定家の字は読みにくい〜「人もまじらず〜いと白く」までの見開き、国宝既見1077件。で先日、雲形本和漢朗詠集 巻上 伝藤原行成が答申された。源兼行の筆と推定されてるそうだ。「早春、梅、紅梅、栁」等春らしい内容を展示。答申後見たものを国宝既見カウントするというマイルールに従い1078件。
2024.03.18
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昨日は15時半過ぎにトーハク。中尊寺展が30分待ちだったので、本館の平常展を鑑賞。まず2階、国宝室は既見の群書治要巻二十六。重文は紫紙金字金光明最勝王経巻第七(文化庁)・文殊菩薩立像(中宮寺)・紺紙金字法華経巻第四(個人)・金銅火焔宝珠形舎利容器・類聚歌合(天徳四年)・四季山水図屏風 楊月筆・歌舞伎遊楽図屏風(文化庁)。中尊寺展の行列は16時を過ぎても短くなるどころか伸びてる。今度は1階を廻る。国宝童子切安綱は列が出来てる。重文は太刀 志津兼氏(個人)・太刀 古青江康次・太刀 綾小路定利・太刀長船光忠・太刀長船景光(文化庁)・刀 大隅掾正弘・刀 小野繁慶(文化庁)。平成館にまで足を伸ばして、武蔵多喜窪遺跡第一号住居跡出土品(国分寺市)・小治田安万侶墓誌・美努岡万墓誌を見る。17時過ぎ、やっと10分待ちになったので並ぶ。展示会場は規制のため許容範囲内の混雑。この展示場は大きなの数点というのに向くと思うが…。国宝の金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅 第八幀と第十幀(大長寿院)。重文の中尊寺建立供養願文 北畠顕家(大長寿院)他一応展示されたのは全部、2月17日と合わせて見たことになる。閉館まで1時間前に会場を出たがもう行列はなかった。
2024.03.17
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有楽町駅から歩いて出光美術館の池大雅展の後期。若冲ほどの人気はないから比較的空いている。国宝はカウント既見の十便十宜図(川端康成記念会)の防夜便・宜風。休憩スペースから皇居が綺麗に見える。後期展のみの重文が漁楽図(京博)、洞庭赤壁図鑑(京博)、西湖春景・銭塘観潮図屏風(東博)。池大雅、そんなに好きじゃなかったけど良いなぁ〜。
2024.03.17
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昨日は京成で成田から途中の佐倉で下車し、佐倉城跡にある歴史民俗博物館へ。ここは複製と本物がごっちゃになってて見にくい。研究者や学習者以外は本物だけで良い。重文は宋版備急千金要方・伏見天皇宸翰後撰集・中右記部類巻十九を見たので満足してた。そういえば国宝仲間から情報提供があった秀吉の花見があったはず。迷路のような展示室をいくら探しても見つからない。400円高い企画展「色尽くし」で展示されてた。時間配分を誤ったことになり、重文醍醐花見図屏風だけ見て撤収〜(笑)。
2024.03.17
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昨日は朝から成田山へ。子供の頃以来かな。成田山金剛王院神護新勝寺という新義真言宗の大本山。1803年に建立された重文仁王門をくぐって石段を上る。大本堂横に1712年建立の重文三重塔。1983年に漆塗・彩色の保存修理が行われ綺麗に色が付いている。大本堂の中は暗くてよく見えないが本尊の重文不動明王及び二童子像だろうか。1858年に建立された前本堂の釈迦堂。石段を上がって1861年建立された重文額堂。額や絵馬を奉納するところ。かって額堂を奉納した七代目團十郎の像がある。成田屋は不動明王を信仰し屋号もそこからもらった。豆まきだけでなく古くからの関係がある。奥に1701年に建立された旧本堂の重文光明堂。成田山は広大な境内と新しい建物も建ってることなど今も広い信仰に支えられてることが分かる。
2024.03.17
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福山で刀剣拝観のあと、鞆の浦まで足を伸ばす(バスだけど)。昔、多度津港と鞆港の間にフェリーがあった頃、何度か通過したことがある。まず史跡の朝鮮通信使遺跡 鞆福禅寺境内、迎賓館として使われた對潮楼が有名。ちょっと雲が多いかな。重文太田家住宅に。一周りした。北土蔵を除いて見たことになる。天井はきれいだけど装飾は少なめ。向かいの別邸の重文朝宗亭は改修中、あと2年はかかる。普段は未公開だけど記念の公開に期待しよう。西の寺が立ち並ぶ道を歩いて沼名前神社の重文能舞台に。残念ながら覆われてる。伏見城内にあったとされ組立て式で持ち運び出来るとのこと。石段を登ってお参りして参道を戻り、また寺の間を歩き、安国寺に。本堂は礎石のみになった小さな寺。重文釈迦堂にお参り。重文木造阿弥陀如来及び両脇侍立像と重文木造法燈国師坐像を拝観。晴れてたのに、雲が多くなり途中アラレも降って来るような不安定な天候で、早めに撤収した。まだまだ見るところはありそうな街だ。
2024.03.10
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昨日は朝から青春18きっぷで福山へ。ふくやま美術館の「正宗十哲」展。刀剣博物館からの巡回展だけど、かなり入替えて展示。広場には江雪左文字の銅像が設置されてる。女子が撮影中〜刀剣乱舞の勢いは衰えない。9時半開館なので、すでに開館してる手前の広島県立歴史博物館に(290円)。重文の草戸千軒町遺跡出土品(土器土製品1400点・木製品632点・墨書木製品193点・漆器79点・石製品310点・金属製品238点・骨角製品76点・繊維製品2点計2930点)の概要が見られた。ラッキーなことに多賀城碑など重文菅茶山関係資料13点も展示。開館時間をちょっと過ぎて入館。県立の割引券で800円に、つまり県立は90円で見たことに(笑)。ほぼリスト順だけど最初は永青文庫の国宝包丁正宗(既見)が展示。未見(チェック未済)の重文は、太刀銘助真(三井記念美術館)、短刀銘国光(佐野美術館)、短刀銘兼氏(刀剣博物館)、刀朱銘江(佐野美術館)、太刀銘則重(文化庁)、太刀銘備州兼光(ふくやま美術館)、刀金象嵌銘備前国兼光(佐野美術館)、短刀無銘太鼓鐘貞宗(個人)。やはり女性が熱心に鑑賞、写真が撮れるのは嬉しいが、バックの黒は止めて欲しい〜自分が映るから。それと文化庁も劣化しない刀剣類は撮影可能にすべきだ。
2024.03.10
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京都から奈良に行き奈良博。お水取りの季節なので特別陳列「お水取り」。重文は東大寺要録第四、鉢、二月堂練行衆番、香水杓、十一面観音像、他だけど重文リストに見えないのは二月堂関連の書跡かな。名品展で孔雀明王像(文化庁)、吉野曼荼羅(西大寺)、大般若経 安倍小水麻呂願経(慈光寺)、叡尊書状 建長元年三月二十一日(西大寺)、銅鏡 大和天神山古墳出土 23枚の内13枚(奈良博)、銅板法華経(長谷寺)、山王十社本地縣仏(奈良博)、扁額(般若寺)。東大寺ミュージアムを見ると二月堂本尊光背をモチーフにした散華がもらえるとのことで600円支払って入館。「東大寺の歴史と美術」の後期にあたるのか特集展示で「二月堂ー修二会を支える法会空間ー」の展示も。重文は伎楽面(酔胡従・太狐父・崑崙)、西大門勅額、千手観音立像、持国天立像、多聞天立像、菩薩半跏像、釈迦如来座像及び多宝如来坐像、弁財天立像、吉祥天立像、阿弥陀如来坐像、聖観音菩薩立像、大般涅槃経巻第一、瑜伽師地論巻第十二、銅鉢(受台付)、鉦鼓、孔雀文磬。国宝の日光月光菩薩を初めて見るならお得だけど新たな重文を見るための入館はちょっと高い、というか狭いかな。帰りもジャンボフェリー、乗船を待ってたら突然音が〜、冬の空に花火が上がった。
2024.03.03
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昨日は朝から京博。特別展はないので閑散としてる。展示は季節物として、特集展示 雛まつりと人形―古今雛の東西―があるが重文はなし。名品コーナーは2階では、仏涅槃図、重文は(常楽寺)と(高越寺)と(金輪寺)。それぞれ描き方が違う。禅宗では、重文は六代祖師像 西礀子曇賛6幅(妙心寺)、芦葉達磨図 固山一鞏賛(玉蔵院)。応挙は重文雲龍図屏風(個人)。1階では、重文は観音菩薩跪坐像(地蔵院)、阿弥陀如来立像(地蔵院)、十一面観音菩薩立像(白山神社)、薬師如来坐像(石部神社)、獅子・狛犬(厳島神社)、獅子・狛犬(御上神社)。金工の展示室では、備前・備中・備後の名刀として既見の国宝太刀 銘 正恒(文化庁)。重文は太刀 銘 利恒(京博)、太刀 銘 安清(京博)、太刀 銘 成高(京博)、太刀 銘 □忠 名物膝丸・薄緑(大覚寺)、刀 折返銘 備前助村(京博)、太刀 銘 備前国則宗 名物二ツ銘則宗 (愛宕神社)、太刀 銘 近房(個人)、太刀 無銘 助真(京博)、太刀 銘 長光(京博)、太刀 銘 備前国長船住人真光(京博)、太刀 銘 雲生(京博)、太刀 銘 備前国住雲次/建武乙亥二年十一月(京博)、太刀 銘 包次(京博)、太刀 銘 備中国住人左兵衛尉直次作/建武二年十一月(京博)、薙刀 銘是介 (個人)。トーハクは昔から、奈良博も自ら所有する物は写真撮影が可能になった。寄託品が多い京博は難しいと思うが、今回の刀剣コーナーはほとんど京博所有だから、「不可表示」を数点に付けるだけで可能と思うが…。
2024.03.03
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彦根から京都まで戻って東福寺駅から歩いて泉涌寺、何年ぶりだけどこんなに遠かった?かなり歩く。京の冬の旅で舎利殿と雲龍院が公開されるので訪れた。重文の大門から重文仏殿を見下ろした後、雲龍院の重文本堂龍華殿に。こけら葺きの屋根。雲龍院からショートカットで境内に戻り重文楊貴妃観音像を拝む。鳴龍を楽しんだり御座所を見たり散策。戒光寺の重文釈迦如来立像も拝む。運慶父子の作だそうな。
2024.03.02
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昨日は未明にジャンボフェリーに乗って青春18きっぷで朝から彦根城。天守が耐震工事中のため重文二の丸佐和口多聞櫓が公開される。昨年の桜がほぼ終わった頃にも来たがその時と同じような雨が降ったり晴れたり。彦根城は特別史跡。これも重文の馬屋。表門から登り重文天秤櫓。更に登り本丸を固める重文太鼓櫓及び続櫓。天守を超えて進み、重文西の丸三重櫓及び続櫓。ここからは琵琶湖が望め、井伊家最強の部隊とされた筆頭家老木俣氏が詰めていたそうだ。名勝の玄宮楽々園からは天守と三重櫓が望める。彦根城の特徴として登り石垣があるが、5つのうち大手門のところと本丸から降りてくるのは見逃した。埋木舎の敷地も特別史跡の範囲に含まれる。維持の苦労は分かるが展示方法には難がある。
2024.03.02
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昨日は朝9時半から三の丸尚蔵館。若冲は人気だったが、今回は直前まで列は出来ず、当日でもネットで購入出来てた。海野勝珉の重文の蘭陵王置物(附)が目当て。あとはそれなりだし、2室だけで、空間を取ってるのであっという間に見終わる。展示物も少なく、同じ母体のトーハクと比べると1000円は高すぎる、もちょっと安くすべきだ。逆転の発想としては皇居への入城料を無料から500円にすれば納得できるかも…。曇の天気予報もだんだんと空が青くなっていく。10時の部の入場者も少なかった。予約客が少ないのは皆さん内容をよく知ってるてことか(笑)。
2024.02.19
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千葉から戻ってサントリー美術館。更新の会員証を受取る。「大名茶人 織田有楽斎」重文は緑釉四足壺(慈照院)の1件だけ。一廻りして日比谷線で出光美術館へ。「池大雅」展。サントリー割引で200円引き。川端康成が所蔵してた国宝の十便十宜図は10回に分けて公開。これでは地方の人間はコンプ出来ないなぁ。ちょっと不親切。課農便と蕪村の宜夏。重文は柳下童子図屏風 (京都文化博物館管理)、前後赤壁図屏風(文化庁)、瀟湘勝概図屏風 池大雅 六曲一隻 (個人)、 東山清音帖 池大雅 十六面(個人)、十二ヵ月離合山水図屏風。東京はどこも人が多い。だからいろんなもんに触れる機会が多くなる。ネットが発達しても現地に行く以外にない。こんなところの地方との格差を小さくする方法はないかな。
2024.02.18
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昨日は朝から千葉市美術館の「サムライ、浮世絵師になる!鳥文斎栄之展」。千葉駅前って県庁所在地感がない場所(笑)。下に車両が付いてるモノレールに乗ろうとしたけど時間があるので歩く。ボストン美術館から里帰りした大型の浮世絵が見どころ。というかあまりに日本に作品が残ってないので展覧会は行われてこなかったとか。サムライというかちゃんとした江戸幕府で布衣(6位相当)という地位にあった旗本。前半は浮世絵が中心。重文の青楼芸者撰(東博)も展示してたのでラッキー。後半は肉筆画に。この美術館の建物、元々の銀行の建物を覆うように建ってる。
2024.02.18
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根津美術館のあとは上野に行きトーハクへ。その前に東照宮の透塀の内側に入った。社殿の中には入れなかったが、重文社殿を既見にカウントしよう。トーハクの特別展「中尊寺金色堂」は本館の特別第5室で開催されてるが狭くて大混雑。鑑賞する場としては相応しくない、会場の選択を誤ってる。本阿弥展が広い会場をもて余し気味だから…。取り敢えず、前期分の国宝と重文は見る。金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅(中尊寺大長寿院)は第三幀と第七幀。本館2階へ、国宝室の金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅(中尊寺大長寿院)は第一幀と第四幀を見る。あとの重文は大般若経 巻第三百十九 薬師寺経 (薬師寺)、樫鳥糸肩赤威胴丸、黒韋包金桐紋糸巻太刀、朱漆金蛭巻大小、刀 伝当麻、薙刀 長船長光、黒韋肩白威胴丸、獅子螺鈿鞍。1階の重文は短刀左安吉、太刀 延寿国友 正中元年、脇差 長船元重(文化庁)。平成館で青磁鉢、火熨斗 126号出土、銅経筒 勝沼出土、白磁水指(近江神宮)、三彩有蓋壺、三尊像塼仏 南法華寺出土。
2024.02.17
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昨日は朝から羽田へ。風が強く着陸時に翼が右左に上下しかなり揺れた。開館ちょっとして着いたので誰も並んでなかったが中は混雑。「魅惑の朝鮮陶磁と謎解き奥高麗茶碗」で重文は、青磁陽刻蓮華唐草文浄瓶、雨漏茶碗、 青井戸茶碗 銘 柴田、奥高麗茶碗 銘 三宝( 和泉市久保惣記念美術館)。井戸は綺麗だなぁ〜。「春の茶の湯」から重文の月江正印墨蹟 送別偈。茶室欲しいな(笑)梅が咲いてる。コースになったんだろうか外国人さんが多いなぁ。そうそう竹田宮の雛将棋、打ち歩詰めじゃないかな〜。
2024.02.17
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昨日は昼食のあとバスで書写山円教寺へ。ロープウェイから10分以上歩いて史跡円教寺境内に。西の比叡山と言われてたそうだが、戦国時代に秀吉と不和になり荒廃した。建造物も仏像も重文指定は少なく、古文書などの指定がない。国宝も1件もなく重文巡りとなる。姫路城では晴れてたのに、あられが降ったり、雨が降ったり、時には晴れたりという荒れた天気に。大講堂と食堂と常行堂はコの字になってある。食堂には入れる。大講堂と常行堂は内部が見られ、常行堂の阿弥陀如来坐像は拝めた。奥之院の護法堂(乙天社・若天社)と護法堂拝殿は外から見るだけ。開山堂は中に入れた。金剛堂と鐘楼は四方から眺めるだけ。参拝客は少ないが半数は外国人さんかな。外国人さんは雨に強い、傘をささないのはもちろん帽子も被らす平然と歩いてる。そうそう姫路城ではあちこちから聞こえてきた中国語が皆無。建造物が重文の壽量院と十妙院は門が開いてなく塀の外を歩いただけ。仏像が重文の摩尼殿と大講堂の厨子も閉じられてた。山上駅からぐるっと拝観して山上駅に戻り2時間半、天気が悪いのでこれくらいかな。書写山に行くには、しろのまちめぐり2DAYきっぷが1600円で、ロープウェイ往復とバス代より安い上に近隣のバスに乗れ、姫路城が200円引きとなるすぐれもんだった。
2024.02.08
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昨日は朝9時の開城1番乗りで姫路城。西小天守(写真中央)の特別公開300円に。大天守2階→イの渡櫓2階→東小天守2階→ロの渡櫓(長い)2階→乾小天守2階→ハの渡櫓2階→西小天守2階→3階→ニの渡櫓2階を覗き見て1階に降り通常見学と合流し出口という順路。そのままニの渡櫓を渡って大天守には入れば良いと思うが出口の処理が難しいのだろう。西小天守は元々ひつじさるやぐらと呼ばれたようにかなり小ぶり。これで国宝既見1076件。天守郭のカウント既見の国宝の4つの渡櫓のうち未見のニの渡櫓も覗いたから見たことにしよう(笑)。この時代の国宝指定は細かく一つずつ行ってるようだが、今なら天守郭で一つの指定ですますんだろうな。重文もちょっとだけ意識しながら見学。菱の門の西方土塀・南方土塀・東方土塀。行きの、いの門、ろの門帰路のリの渡櫓。西の丸に足を伸ばしてヲの櫓、伏見櫓。重文が多すぎて掲示板がない。簡単な紙でもあったら分かりやすいのにな。
2024.02.08
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昨日は芝居の前後に博物館。四天王寺に行ったら庭園は養生中。宝物館で、展示替えされたカウント既見の懸守の桜透丸紋を見る。太子七種の宝物は模造も含めてすべて展示ということかな。えっ、1階に展示されてる行事鐘も重文?六時堂と元三大師堂の保存修理はあと2年ほどかかる、業者は金剛組と大林組だ〜(笑)。夕方、藤田美術館へ。茶屋が大人気!中はそうでもないから茶屋だけの客もいるのだろう。国宝は既見の深窓秘抄のみ。重文は古今和歌集巻十八断簡(高野切)、熊野懐紙(久我通親)、古今和歌集断簡(筋切 通切)、銹絵絵替角皿(十枚の内竹を描いた二枚)。
2024.02.04
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昨日は京都。朝に家を出て高速バスなので観光は昼から。曇ってて気温は高いが風が強い。目的は京の冬の旅、重文相国寺法堂。その前に枳殻邸(渉成園)へ。この辺りに源氏物語の光源氏のモデルになったという源融の屋敷があったと伝わる。持仏堂園林堂で版画家棟方志功の肉筆襖絵を見る。写真撮影が出来ないので徳川慶喜の額を。地下鉄で今出川まで行って受付時間ギリギリに相国寺法堂と方丈を。閉館が30分遅い承天閣美術館もギリギリで入る。「若冲と応挙」が延長されてて、そこそこの人がいる。若冲は常設の重文鹿苑寺大書院障壁画の他に五十面が展示。応挙は重文牡丹孔雀図と重文大瀑布図。重文不動明王像は常設。
2024.02.03
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浅草歌舞伎のあとは、飛行機まで時間があったので明治生命館にある静嘉堂@丸の内へ。辰年にちなんだ「ハッピー龍イヤー!〜絵画・工芸の龍を楽しむ〜」。橋本雅邦の龍虎図屏風は近代絵画として初めて重文指定されたもの。他の重文は「説文解字」8冊のうち最初と龍の部。龍を描いた作品は多い。干支の企画も少ないときは困るだろうな。国宝稲葉天目も展示されてたが、写真撮影不可なので、ぬいぐるみの写真を(笑)。1934年(昭和9年)3月に竣工した明治生命館そのものも重文。
2024.01.22
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せっかく浅草に来たから、雨だけど重文チェックだけでもしようか。浅草寺は戦災にあってる。で重文は江戸時代の慶安年間に建てられた東門にあたる二天門だけ。三社祭で有名な浅草神社は、元々浅草寺と一体のもの。家光によって寄進された本殿及び幣殿、拝殿が重文指定されてる。神仏分離令で寺と神社に分かれた。例大祭が有名な三社祭。元々天台宗の浅草寺の本坊である伝法院は改修中。浅草寺別当も兼務した輪王寺宮や将軍の御成に備えた豪勢なものらしい。浅草公会堂から眺めてみた。公開の回数が増えれば良いなぁ。
2024.01.22
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食事のあと先日も行った刀剣博物館へ。特別展「正宗十哲―名刀匠正宗とその弟子たち―」が開催中で刀剣女子で混雑している。メモを取って熱心なこと…。国宝はどれも既見の、太刀銘国宗 附拵(ふくやま)・短刀銘国光(ふくやま)・短刀無銘九鬼正宗 拵(林原)・脇差銘来国次(個人)、刀象嵌銘稲葉江(柏原)・短刀銘則重拵(永青文庫)・太刀銘江雪左文字拵(ふくやま)・短刀銘太閤左文字拵(ふくやま)・短刀無銘寺沢貞宗(文化庁)の9件。重文は、太刀銘助真(林原)・刀無銘疱瘡正宗(佐野)・短刀無銘伏見正宗(個人)、短刀銘不動正宗 拵(徳川)・刀無銘分部志津拵家康(文化庁)・太刀銘備州長船住兼光(三井記念)・脇差朱銘朱判貞宗(ふくやま)の7件。見たことあるようなないよな(笑)。写真撮影可能な展示が多くて嬉しい。そんなにトラブルも出てないようだ。他でも撮影可の展覧会増やして欲しいな、規模と内容は吟味が必要だろうけど。
2024.01.21
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昨日は朝から東博。期待してなかった「本阿弥光悦の大宇宙」展に未見の国宝短刀 銘 備州長船住長重 甲戌(個人)が展示。これで既見1075件。常設展でもカウント既見、見たかどうか不明の十六羅漢像の第四尊者と第十一尊者を見る。「博物館に初もうで」で重文の五龍図巻・雲龍金描朱漆箱・マリア観音像・三彩花龍耳瓶・龍濤螺鈿稜花盆・十二神将立像(辰神)、舞楽面(陵王)。2階の重文、普賢十羅刹女像(鳥取・常忍寺)・尊海渡海日記屏風(広島・大願寺)・摩訶般若波羅蜜 巻第十一(愛知・長福寺七寺)・色々威腹巻・白糸威鎧(長谷寺)・薙刀銘備州長船住景光、鶏図屏風(和歌山・宝亀院)。1階の重文、彫刻で重文八幡三神坐像(島根・赤穴八幡宮)・阿弥陀如来坐像(文化庁)・天王立像(文化庁)・広目天立像(福島・勝常寺)・毘沙門天立像(道成寺)・十一面観世音菩薩立像(子嶋寺)・十一面観世音菩薩立像(薬師寺)。太刀銘国俊(二字)・刀金象嵌来国光・太刀銘包次(文化庁)・色絵月梅図茶壺・色絵牡丹文水指・一重口水指(柴庵)・鼠志野鶺鴒文鉢・染付龍濤文提重・伊万里色絵牡丹獅子文銚子(文化庁)。なかなか盛りだくさんで時間が足りない。ただ国宝室には能登半島地震のためか等伯の松林図が期間延長で展示されてたが、本来展示予定のがなかった。そのために予定を組んでたのに、どこかに展示出来る大きさなのに…。(本阿弥展のリスト)国宝 刀 観世正宗(東博)・刀 金象嵌銘 城和泉守所持(東博) ・短刀 備州長船住長重(個人)・短刀 銘吉光(徳川美術館)・蔦蒔絵唐櫃(嚴島神社) ・舟橋蒔絵硯箱(東博)重文 柏樹文鐔(宝永堂)・立正安国論(妙蓮寺) ・始聞仏乗義(妙蓮寺)・紫紙金字法華経䮒開結(本法寺)・花唐草文螺鈿経箱(本法寺) ・芦舟蒔絵硯箱(東博)・扇面鳥兜蒔絵料紙箱(兵庫・滴翠美術館)・舞楽蒔絵硯箱(東博) ・子日蒔絵棚(東博) ・法華題目抄(本法寺)・如説修行抄(本法寺)・寄進状 (本法寺)・鶴下絵三十六歌仙和歌巻(京博) ・黒楽茶碗 銘 時雨(名古屋市博物館)・黒楽茶碗 銘村雲(三井記念美術館)・赤楽茶碗 銘乙御前 光悦作(個人)・赤楽兎文香合 (出光美術館)・ 赤楽茶碗 銘加賀(相国寺)・赤楽茶碗 銘無一物(兵庫県立美術館)・赤楽茶碗 銘鵺(三井記念美術館)
2024.01.21
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