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2018.08.14
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テーマ: 怪談(67)
カテゴリ: 聞いたコト
お盆ということで、今日は実際に起こった、しかも現在進行中の怖い話をひとつ。

その骨董屋さんとは陶器の修理が縁で付き合い始め、骨董市の度にお店に寄っていた。一時、骨董市に姿を見せないことがあったが、数ヶ月後の骨董市で本人は「脳卒中で入院していた」と言っていた。外でお店を開く骨董市は、真夏や真冬もお店を出さなければならず、出店者の体にかかる負担は重い。骨董市の最中に命を落とした業者さんや、出店中に倒れて救急車で運ばれた業者さんもいたので、体調不良はよくあることだと思っていた。

それからしばらく経った今月、その業者さんのお店へ行ってみると、陳列をよそに何やら木の台を修理している。直径は50センチほどのがっしりした台で、3つの脚がついており時代はかなり経っている品。陳列の際に落としたのですかと聞いてみると、 「ちょっと考えられない落ち方をして壊れたんだよ」 と淀みない返事が返ってきた。「ちょっと考えられない」という言葉が引っかかったので、どういう落ち方だったんですかと重ねて聞いてみると、倉庫にしまってある場所からかなり離れた場所に品物が飛んで落ちてたんだ、との事。しかも最近そういうことが頻発しているという。

動物が住み着いているのでもないようなので、どうやらポルターガイストめいた事が起きているらしい。果たしてその手の現象かどうかを確認するために「その出来事は突然始まりませんでしたか?その前に何か神仏系の品物とかを仕入れませんでしたか?」と聞くと、何かを思い出したかのように「そういえば×××さんから○○様のお社を幾つか仕入れた後から起きているな」という。そして脳卒中は、まさにその品を仕入れた後に起きたそうだ。

×××さんも同じ骨董市で出店していた人だが、昨年末に突然死している。そして仕入れた本人が首から上の病で入院したとなると、仕入れたものが障っている可能性が高い。「ひょっとして神様にお帰り頂いていないお社が、仕入れたお社の中にあるのではないですか?」と聞くと、「いや、1つはちゃんと神主さんにお祓いをしてもらった…けど、全部じゃないな」という。そしてその内の1社が、倉庫の中で「行方不明」になっているそうだ。

そりあえずその業者さんには「そのお社にはお酒とお米を奉じて下さい」と話し、毀れた木の台の修理を請け負って帰ってきたたけれど、その後どうなったかは次回の骨董市が来るまでわからない。

今日の空間線量値は以下の通り。


0.08μシーベルト/時(PM9時)ピーク値0.09μシーベルト/時





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Last updated  2018.08.14 22:46:30
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