おはなしパレット☆ミーとハナ別館

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2003.02.23
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カテゴリ: 児童書
「魔法のゆび」


前に読んだ本だが、ロアルド・ダールのこの作品を記しておこう。

主人公は8才の女の子。かーっとすると“魔法のゆび”からパワーがでてしまう。学校の先生を猫に変えてしまったり、お隣のグレッグさん一家をカモに変えてしまったり・・・

ダールの作品は人物描写が弱いな、と思いつつ、奇抜なストーリー展開と知的ユーモアのセンスに惹かれて、つい読んでしまう。前置きが短いので、子どもにはとっても読みやすいかもしれないよ!人物描写を省くのは、主人公はどこにでもいる普通の子、つまり「あなた」自身なのだよ・・・と、計算されてのことなのかもしれない。

ここで「ハリー・ポッター」を引き合いに出すと、反感を買うかもしれないが、世界中の誰が読んでも、あの顔が浮かび、映画として視覚化され、レゴブロックになり、ゲームになる。作家によって、決めつけられた世界が、はたしていいのか悪いのか・・・ということだ。(言っておきますが、私もハリポタは楽しんでいます。ただし、本よりもむしろ映画でネ。)

さて、話をもとに戻して、
‘cat’の綴りを‘k-a-t’と間違えてしまうこと、カモにされたグレッグさん一家が、後に名字をグレッグ(たぶんGregg)あらためエッグ(Egg)とするところなど、英語の言葉あそびを楽しんでいる。またまた原書が読んでみたくなる。
さらに「動物保護」をさり気なくおはなしに織り込んでしまうあたりは、いかにもダールらしい。(ある意味説教臭い作家でもある。)ただ、子どもはそこまで考えて読む必要はない。おもしろさを感じてほしい。だから、中学年ぐらいでOK!挿し絵も多く、青・緑・赤・金色と視覚に訴えるページが続いたり、ページをすかして見る仕掛けなど、絵本といってしまってもいいぐらいだ。
(小学校3年生ぐらい~)


この本の挿し絵を描いたデュボアのほかの作品( ぶたぶたちゃん
「ものぐさトミー」
ペーン・デュボア文/絵 松岡享子訳(岩波書店)


学校おはなし会で、高学年まで人気の作品です。あまり小さい子よりも、ユーモアの分かる年齢の子に、受けること間違いなし!!かけ算を理解できる年齢ぐらいから。

ああ~、 ぶたぶたちゃん (小2♀)ったら、この前「一日に4ページずつ読むと一週間で読み終わる本があります。この本は全部で何ページ?」という算数の問題で、

4+4+4+4+4=20   答え.20ページ

かけ算してないってことよりも、なんで、一週間が5日なの~?!土・日はお休みだったのかしら・・・


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Last updated  2004.11.19 07:50:16


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