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WBCで日本中がヒートアップした。続いてセンバツ高校野球。今年は、娘が通う高校が出場したので、当然のことながら私も応援に熱が入る。しかしこちらは残念ながら2回戦で惜敗…私も甲子園に行きたかった!次は、セパ両リーグで盛り上がるか。今年もロッテ頑張れよ~!まだまだこれからだぜっ!天賦の才と運と、そして不断の努力を重ねて、大舞台で脚光を浴びる野球選手たちを見ていると、『バッテリー』の登場人物たちが頭をよぎる。主人公・原田巧(たくみ)は、小学生の時からその野球の才能に自信を持ち、もてるエネルギーをうまくコントロールすることができず、常に苛立ち、ガラスのような心を持った少年である。小学校卒業後、父の転勤に伴って母の実家がある田舎町へと引っ越すことになるが、そこで久しぶりに再開した祖父(母の父)が、実は以前一目置かれる高校野球の監督であったことを知る。しかし、そんなことは巧にとっては何の意味ももたない。巧にとってより重要な出会いは、自ら巧のキャッチャーを申し出た永倉豪(ごう)だった。小学生のとき大会で巧のピッチングを観戦していた豪は、その臥体とおおらかな性格で巧とバッテリーを組むことになるのだが・・・一方、体が弱く病気がちで、兄・巧にあこがれていただけの弟の青波(せいは)だったが、少年野球のチームに入る。その才能は・・・?「おまえってなぁ・・・やたらまわりの者を感動させるか挑戦的にするか、なんだよなあ。」いわゆるスポーツ根性ものではない。中学一年生の少年がここまで?と思う。思春期に私も多少持っていた心の影のような部分にうまく焦点を当てている。だから大人になった今読んでも何かこみ上げるものがあるんだと思う。今日久しぶりに書店をうろうろしていたら、平積みにされた文庫本『バッテリー』の帯に「映画化決定!」と書いてあった。そうなんだ~と思った。最近児童書がなんでもかんでも映画になる。表面的でない内容になるといいが・・・と思う。
2006.04.07
原作を、もう一昨年になるがここで紹介した。⇒世にも不幸なできごと1「最悪のはじまり」あの時は、不幸を畳み掛けるようなストーリー展開に我慢できず、第1巻だけ読んでぶん投げてしまったのを覚えている。そのあと、何だかんだで、3巻ぐらいまでは読んだ。今回の映画化は時折目にはしていたが、それほどの宣伝もなかったね。今日はなんにもしないGWに加えて、水曜日レディースデイということもあり、今年から新たにレディースに昇格(?)した長女(高1)と次女(小5)と一緒に夕方から見に行った。子供向けの映画だと思って行ったのだけど、吹替え版もなく字幕のみで、そのせいか、子ども連れは少ない。そのわりには最前列までいっぱいになっていた。もしかして、『世にも奇妙な物語』と勘違いして映画館に足を運んだ人もいたりして・・・?残ネ~ン!次女は画面の雰囲気から「ホラー」だと思ったらしく「こわいのはやだー」なんて言っていたし。不幸な子ども達の身元ひき受け人のおじさん役が、『マスク』のジム・キャリーということもあってか、完全に娯楽映画に仕上がっていた。本の1~3巻の内容がおさまっているので、始まって30分ぐらいでもう、爬虫類館に行くことになり、はやいはやい。がんばって原作を7巻まで読むほうが、不幸な気分にドップリひたれるのでは?まあ、原作ももともと娯楽的に作られたもののようなので、この軽さもありなむ・・・かな。ところで、レモニー・スニケットって実は著名な作家ということなんだけど、いったい誰なんだろ?誰か知っていたら教えてね。このところ「これ!」という映画がありましぇ~ん。ところで、またまたお久しぶりの登場になってしまいました。なんとか続けてアップしたいと思っているのに、これじゃあ、ただのアップアップだよ。(+_+)
2005.05.04
3学期のおはなし会が始まりました。一年生はかわいいですね。==========1年生三学期プログラム========== 1.えほん「はなのあなのはなし」 2・おはなし「ホットケーキ」 (てあそび) 3.えほん「かもさんおとおり」 4.パネル「アイウエ王ものがたり」========================================『ホットケーキ』ノルウェーの昔話(おはなしのろうそく18)一年生にとっては10分という少し長めのおはなしですが、お話って、時間ではないんですね。コロコロと転がっていくお話に、みんなが身を任せて一緒に転がっていきました。このおはなしは、1.お母さんがホットケーキを焼く部分2.ホットケーキが逃げ出しいろいろな動物に会いながら逃げていく部分3.そして結末1の部分は少々かったるくなるので、さらっと・・・と思ったら、子ども達は最初の「このお母さんには子どもが七人いました。」に結構反応したんです。少子化の影響でしょうか?そのあと2の部分では、話の筋よりは、出てくる動物達の名前に笑います。少しずつ笑いの渦が大きくなり、次は次は、と身を乗り出して聞いています。「ガッチョブッチョ」で最高潮に。「ブータクータ」では普通に語っていても、これまでと異なる文章運びから、「食べられるぞ」とつぶやく子も。で、わかっているようなのに、「ガブッ、ゴクゴク!」では、一瞬し~ん。3クラスとも、少しずつ反応の違いはありましたが、子ども達の前でお話することの愉しみを味わった瞬間でした。『ホットケーキ』ノルウェーの昔話:勉強会にて
2005.01.27
まだ、やっているの・・・?という感じでしょ。昨年の内にこの絵本まで紹介しようと思っていたのです。最後のお薦めは『ふしぎなかけじく』韓国の絵本10選イ・ヨンギョン/著 大竹聖美/訳(アートン)2004年04月どこの国にもあるんですね。貧乏な男が不思議な道士から、不思議な掛け軸をもらい、その掛け軸に描かれた蔵の中に入っていくことで、暮らしが段々楽になっていくおはなし。しかし人間の欲望には限りがなく、ついには・・・『あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま』の作者が描く韓国らしい民話の絵本です。
2005.01.24
いまさらですが、明けましておめでとう!壁紙だけはお正月バージョンなのに、日記は12月から更新されていない!とのご指摘、数件。そういえば、わざわざ年賀状に楽天のアドレスを載せたような気が・・・それはさておき、今日は翻訳家でもあり、児童文学の研究者である、灰島かりさんの講演会に行ってきました。(・・・というか、所属する文庫連絡会と市の図書館共催の講座だったので、私も受け付けのお手伝いをしておりました。)灰島かりさんは、子どもの本の翻訳・研究をするかたわら、心理学者と共同での「読み聞かせ」の実践研究などの活動もされているそうです。お話は楽しく、講演の後、希望者とテーブルを囲んでの茶話会では、参加者からの質問や悩み事相談(?)にも笑顔で応える、とてもかわいらしい(といっては失礼でしょうか・・)ステキな女性でした。今日の講演の中で、特別大サービス。かりさんが読んでくれた絵本がとてもおもしろかったので紹介します。『さびしがりやのドラゴンたち』児童図書館・絵本の部屋シェリー・ムーア・トーマス/文 ジェニファー・プレカス/絵 灰島 かり/訳(評論社)2002年04月 70名ほどの会場でしたので、絵本の読み聞かせには少し無理がある広さでしたが、部屋の数箇所に絵本を持った方が立ち、読み手に合わせてページを見せてくれたので、後ろの方でも絵を見ることができました。「私は読むことが本業ではないので・・・」とおっしゃりながらも、絵本のおもしろさが素直に伝わる読みで、皆をひきつけてくれました。塔から見張っていた騎士が、ほらあなに住む眠れないちっちゃな三匹のドラゴンを寝かしつける、というおはなし。言葉遊びがいっぱいで楽しい絵本です。西洋における「騎士」と「ドラゴン」の関係に触れたり、原題『Good Night, Good Knight』を日本語に訳した過程など、秘話も聞けて本当に楽しいひとときでした。
2005.01.22
『だまされたトッケビ』韓国の昔話 世界傑作童話シリーズ神谷丹路/編・訳 チョン スンガク/絵(福音館書店)1999年 06月小学校中級から世界中の国々には、必ずと言っていいほど昔から言い伝えられた「ふしぎな生き物」がいて、人間の精神生活にかかわってきました。それはおはなしの世界にたびたび登場します。西欧の「こびと」、北欧の「トロル」、日本では「鬼」「河童」「天狗」などなど・・・韓国にも「トッケビ」という生き物がいて、トッケビが出てくると不思議な事が起こります。この本に出てくるトッケビは、あまりこわいイメージはなくて、ちょっと間抜けで気まぐれないたずら者という感じです。人間の家にやってきては、いかにもトッケビの仕業とわかる何かをしていきます。収録された15話のおはなしはどれも、そんな人間とトッケビのやりとりを面白おかしく、しかもわかりやすい日本語でまとめられています。訳者の神谷丹路(かみや にじ)さんは『あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま』はじめ、韓国の歴史や文化を多く紹介しています。各ページは、文章が上部3分の2、下部3分の1は挿し絵というレイアウトで、韓国の生活小物が、全ページに描かれています。------------------------------「キムチ」浅漬けですが、がまんできずに味見してしまいました。今回はなかなかうまくできました!
2004.12.21
『ソリちゃんのチュソク』イ・オクベ/絵と文 みせ けい/訳(セーラー出版)2000年 12月「チュソク」(秋夕)は旧暦の8月15日、だいたい9月中旬の収穫の始まる時期にあり、正月と並ぶ韓国の大きな行事で、3日間休みとなります。(・・・推薦の言葉より・・・)現代の韓国の生活をえがいています。ソリちゃんの家族はハルモニ(おばあさん)の住むいなかを離れ、町で家族4人の生活を送っているようです。故郷で親戚が集まって「チュソク」(お盆とお月見を一緒にしたような行事)を迎えるために、帰省します。お土産を持ち、早朝に長距離バスに乗る長蛇の列に並び、大渋滞に巻き込まれ、日が沈む頃やっとハルモニの家に着きました。翌日お墓参りや、村のお祭り(盆踊り?)を楽しんだ後、3日目には帰途につきます。帰省ラッシュのあわただしさは、日本と全く変わりないのですが、一つ一つ細かく描かれた韓国の生活様式。日本と似ているところもあれば、違うところもあり、すみからすみまでじっくりと楽しめる絵本です。------------------------------先週は忙しかった・・・時間がなくて2時間の仮眠、なんて日も。やっと今週から年末のそうじやその他の家事を始めます。年賀状もまだこれから。。。今日は12/8(水)「はなまるマーケット」水野真紀さんの1DAYレッスン、白菜も安くなってきたし、*手作りキムチ*を作ってみました。前に「冬ソニスト」の友達がキムチの作り方を教えてくれて、材料も全部そろっていたので、今回はテレビの作り方でやってみました。お正月までもつかな・・・おいしかったら、もたないかも?白菜を塩漬けして、塩抜きしてからつけるのですが、私が作るといつもしょっぱくなります。今回はかなり抜いたつもりなのですが、うまくいくでしょうか。
2004.12.20
『金剛山(クムカンサン)のトラたいじ』世界むかし話10■朝鮮・台湾・モンゴル鳥越やす子・佐藤ふみえ/訳呉 炳学(オー ピョンハク)・二本柳泉・橋本哲/絵1979年10月(ほるぷ出版)1週間で終わりにする予定だったけど、あるある・・・おもしろいものがまだまだたくさん!私が知っているだけでも、こんなにたくさんあるのですから、検索でもかければもっと出て来るかもしれないですね。ただ、この本は楽天その他で探しましたがユーズドしかなかったので、絶版になっているのかもしれませんが、とてもいい本です。先日紹介した『ネギをうえた人』と重複した内容もありますが、日本語訳が大変こなれていて、ストーリーテリングのテキストとしても使われます。『ネギをうえた人』が新書版で手にとりやすく現在も手に入るのに対し、こちらはハードカバーの世界むかし話全集の一部となっていて、図書館でも児童書総論の棚にあったので、ちょっと忘れられそうなのですが、読んで聞かせるとすれば私はこちらをお薦めします。ぶたぶたちゃんは、短い話が多い『ネギをうえた人』の方が簡単に読めていい、と言っていますが・・・
2004.12.10
おどりトラ韓国・朝鮮の昔話こどものとも世界昔ばなしの旅金森襄作/再話 チョン・スクヒャン/画(福音館書店)1997年 11月 読んであげるなら:4才~ 自分で読むなら:小学校初級むき神の使者か?と思うような白いトラが主人公なのですが・・・じつはこのトラ、おどりが大好きな「おどりトラ」でした。人里に下りていって踊りの腕をみがけば、それなりに人々からは崇拝されるようにもなりましたが、なんだかひょうきん。あるとき、トラの仲間達と大好物の人間を見つけ、みんなで「トラ梯子」を作って木のてっぺんまでおいつめたときのこと。追い詰められた木こりは、かみ殺される前にもう一度だけと、大好きな笛を吹き始めました。思わず誰もが笑い出してしまう結末。韓国・朝鮮には底抜けに楽しいお話が多いですね。『おどりトラ』の番外編のようなもので、たまたまうちの子が幼稚園のときの配本にこんなのがありました。(図書館にあるかな~?)『あそびトラ』こどものとも年少版1998年10月号(通巻259号)金森襄作/文 チョン・スクヒャン/画(福音館書店)―韓国・朝鮮の伝承遊び―という副題がついています。もちろん!あの『おどりトラ』のトラたちがこの本の中でも、やんちゃな子ども達のように所狭しと跳ね回っています。
2004.12.09
『山になった巨人―白頭山ものがたり―』世界傑作絵本シリーズ―韓国の絵本柳在守(リュウ チェスウ)/作・絵 李相琴(イ サンクム)、松居直/共訳(福音館書店)1990年1月朝鮮版、天地創造のものがたりです。昔、朝鮮の大地ができた頃、太陽と月は二つずつあり、暑すぎ寒すぎて人々を苦しめていました。そこで地の王に仕える白頭巨人は、朝鮮の人々のために太陽と月をひとつずつ射落とし、住みよい国を作りました。戦争を治めたり、その後は山となり、干ばつから人々を救い、いまも朝鮮の地を見守り続けています。作者が韓国の方なので、安易に「韓国特集」という言葉を使っていましたが、広い意味で「朝鮮」とした方がよいようです。白頭山(中国名で長白山)は中国と北朝鮮の国境地帯にある、標高約2750mの活火山です。頂上には絵本の最終ページにある「天池」と呼ばれるカルデラ湖をいだき、朝鮮民族にとって聖地といわれています。さて絵本にもどると、作者は韓国の若手イラストレーターということですが、日本で出版されている絵本はこの一冊の他に見当たりません。(ご存知の方はおしらせください!)力強いタッチの絵で、(私達は使ったことはありませんが)教室での読み聞かせにも十分に耐える迫力です。
2004.12.08
『ネギをうえた人』朝鮮民話選 岩波少年文庫 金素雲(キム ソ ウン)/編(岩波書店)2001年8月新版発行小学4・5年以上昨日に引き続き、韓国のおはなしです。表題の「ネギをうえた人」を含む33の朝鮮の昔話(民話)短編集です。編者は韓国の釜山に生まれ、日本にも滞在する中、日本の子供向けにこの本を書いています。訳者を介さず、著者自身が日本語で書いています。少年文庫で第1刷が発行されたのが1953年とありますから、ずいぶん昔のことですね。しかし、いっこうに古ぼけた感じがしないのはやはり昔話の持つ骨太さのためなのでしょう。身近な動物が出てきたり、フッと笑える短い話ばかりなのですが、日本の昔話とはやはり一味ちがっていて、楽しめます。「・・・それらを通して、きっとみなさんにも、韓国に生まれた人たちの、古いこころのすがたが、身近な親しい思いで、共感されることでしょう。」(編者あとがき)金義煥(キム ウイ ファン)の挿し絵も、独特の雰囲気が伝わりおもしろいです。編者の金素雲は残念ながら、1981年に亡くなっています。
2004.12.07
『あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま』イ ヨンギョン/文・絵 かみや にじ/訳(福音館書店)1999年11月あたまに「赤てぬぐい」をかぶった、お針仕事がとても上手な奥さんがいました。ある日、奥さんがうたたねをしたすきに、傍のお針箱から7人の小さな女の人──「ものさし夫人」「はさみお嬢さん」「針娘」「糸姉さん」「指ぬきばあちゃん」「のしごて乙女」「ひのし姉や」が出てきて、奥さんがお針上手なのは自分の働きがいいからだ!と言い争いが始まります。七つ道具のキャラクターがそれぞれよく表現されていて、またリズムに乗り歌うようなことばは、韓国語でも聞いてみたいと思います。・・・エヘラ チョッタ オルシグナ チョアラ・・・ ・・・7にんのなかまがそろったよ・・・見開きいっぱいに描かれた奥さんの寝姿、鮮やかな色遣い、明るくさっぱりとしたストーリー展開が、なかなか気に入っています。実はちまたの「韓流ブーム」なるものが全く理解できないモコ*モコなのです。・・・ていうか、ヨン様(?)CMに出すぎで、逆に何のCMかわからない・・・もともと日本は、私が知っているだけでも神功皇后伝説に始まり、豊臣秀吉、そして第二次大戦と、朝鮮半島を何度も攻撃しています。今でこそそれを英雄化する人はいないけど、韓国の人たちは、日本の「韓流ブーム」どう感じているのでしょう???そのわりに、韓国のことを理解していない私達。絵本や民話の中に『ブーム』でなく本当の韓国を理解するきっかけがかくされているかもしれませんね。
2004.12.06
東京国際フォーラムへ「人体の不思議展」を見に行った。「人体の不思議展」ホームページはこちら。一度見ておきたいと思っていたのだが、昨年の開催ではとうとう会期を逃してしまい、今回も長女EUREKA(中3)だけは別のときに友達とさっさと行ってしまい、今日はその長女が友達とカラオケ・・・というので(こうして段々別行動になっていくのか)残された夫とぶたぶたちゃん(小4)と私とで行ってきた。なんの前情報もなく連れて行かれた夫は、展示してあるのが模型ではなくすべて本物の人体標本であるということにかなりのショックを受けたらしい。別の意味で人生観が変わった・・・ともらしていた。ぶたぶたちゃんは初めのうち少し気持ち悪がっていたが、後半は「脳の重ささわってきた~」とか言って全然平気なようす。子どもって怖い。入場券売り場は並ぶほどではなかったが、会場内はかなりごった返していて、少し待って前の方に行かないと展示物が見られない。混んでいるため老若男女のいろいろなコメントが耳元に聞こえてきて、おもしろい。若い女性(10代後半~20代前半ぐらい?)は、全体に残酷。◇脳を見て・・「これ、たべられそうじゃん!」「えー?脳って食べるよねぇ」「うん、煮たりとかァ、フォアグラとかァ?」(おいおい、肝臓と間違ってませんか。確かに羊の脳みそとか食べる民族もあるみたいですけど・・・)◇筋肉・・「ビーフジャーキー!!」(食べ物ばっかりジャン)中年男性◇口から胃~肛門までつながっている標本を見て・・「あのとき内視鏡ってこんなに長いの入れたのか?」「下からとか、上からとかあるんだよ」(う~~~ん、しみじみ)標本はすべて「プラストミック」という方法で作られていて、シリコン樹脂のようになっているので、実際に手で触れることも出来る。「骨格」の模型は理科室などでよく見るものと変わりないが、わずかに残っている肉片のようなもの(筋?)が生々しい。「骨格筋」を残した標本は、人間の体が、普段私達が食している動物と変わりないものだと実感させられた。(確かにジャーキーのようで・・・)「循環器系」の全身標本はショック。すごい技術!!と思いつつ、「生前からの意志に基づく献体」によっていったい何体の死体が提供されたのだろう。これまで医学に携わる人たちだけが見ていた標本を、子ども達までが平然と見て触っている。まるで、CTスキャンで見るような脳や体の断面標本。大英博物館でエジプトのミイラをたくさん見ても何も感じなかった、ゾワゾワっとした感じが、いまでも胃のあたりに残っている。「献体」をした人たちの強い意志を無駄にしてはいけないのだと・・・
2004.11.21
『かいじゅうたちのいるところ』モーリス・センダック作/神宮輝夫訳(冨山房)これはもうあまりにも有名で、絵本好きなら知らない人はいないというぐらい定番の絵本ですね。手にとったことがなくても、題名ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。全文を暗記するほど読まされたって人もいるみたいですよ。絵にはたいへんインパクトがあり、一見「これが子どもの本?」と疑うような不気味な雰囲気もあります。絵が気持ち悪いと思う人もいるかもしれません。日本語訳がまたおもしろい。こんなにしっくりとくるなんて。さすがに読み継がれてきただけのことはあります。「食べちゃいたいほどおまえがすきなんだ」「食べてやるから行かないでくれ」「定番」というと絵本の古典のような感を抱きますが、比較的新しく20世紀後半に出版されています。むしろ「現代絵本の先駆け」と言った方がよいのではないでしょうか。公民館で市が主催している3歳児家庭教育学級というのがあり、週に1回(午前中2時間程度で3ヶ月間)いろいろな講師の先生が来て、3歳児を持つ母親を対象にお勉強会をします。その間子ども達は別室で保母さんと待っているということになっています。3歳児にとっては初めての母子分離体験(?)でもあります。うちの子ども達もこの教室のお世話になり、また私自身も保母さんとしてお手伝いをしたこともあり、そして今度は「ミーとハナ」のメンバーが講師としておはなしにいくので、そのまたお手伝いとして絵本の読み聞かせをしてきました。前半はお母さん向けに絵本や読み聞かせの大切さを伝える講義ですが、「どんな絵本がいいのでしょうか」「ビデオやキャラクターものにいってしまう」「テレビの読み聞かせ番組を見せたらいいですか」などの質問が出たそうです。後半は子ども達と合流して、いよいよ私達の出番です!1.「かいじゅうたちのいるところ」モーリス・センダック作/神宮輝夫訳(冨山房)2.「なにのあしあとかな」薮内正幸(福音館書店)3.「おおきなかぶ」ロシア民話 こどものとも劇場(大型絵本)トルストイ作/内田莉莎子訳(福音館書店)およそ15分弱のプログラムでしたが、私が前に座ったときにはざわざわしていた子どもたちが、表紙を開いた途端にし・・・んとなり、絵本に集中しました。『かいじゅうたちのいるところ』は、途中「かいじゅうおどり」の場面が3パージにわたって文のない所がありますから、おはなし会ではここをどう見せるか、という点に工夫が必要です。『なにのあしあとかな』は、集団には少し難しかったように思います。(幼稚園ではいけるのですが・・・)3歳児ではおうちで何度も開いてみるには、薮内さんの動物絵本はたいへんよいシリーズだと思います。『おおきなかぶ』は、昔話なので反応はそれほどでなくても、またどこかで出会えればいいかな。大きい絵本なので印象は残ったことでしょう。
2004.11.19
今日のおはなし会で私が読んだ本。『きつねのホイティ』シビル・ウェッタシンハ作/松岡享子訳(福音館書店)スリランカののどかな村にアンゴウ・マンゴウ・ランゴウという三人の元気なおかみさんが住んでいた。そして村はずれには、くいしんぼうきつね、ホイティが住んでいた。おなかをすかしたホイティは、アンゴウの家を覗いてあることを思いついた…。大き目のあざやかな色彩の絵本で、教室での読み聞かせにも十分。ホイティが調子よくうたいながら帰っていく場面が3回ほど繰り返され、そのあともホイティの歌、おかみさん達の歌や野次などの繰り返しがある。単調にならないようにリズムに乗って読みたい。絵本の色をはっきりと伝えたかったので、今日はめずらしく黒いTシャツとズボンで行った。少し長めだけど子ども達は集中してよく聞いていた。【3年生/13分】
2004.11.16
今日は月に一度のお話の勉強会で、(ね?ホームページは更新しないけど、毎日「おはなし生活」してるでしょ?)『ホットケーキ』(おはなしのろうそく18/ノルウェーの昔話/松岡享子訳)をやりました。絵本『おだんごぱん』や『パンはころころ』と同じ内容の話です。ホットケーキがフライパンからポンとはねコロコロところがっていくうちに、いろいろな動物に会い、食べられないように逃げていきくが、最後に・・・覚えているときはとてもとても楽しかったのですが、ほぼ話が入り、いざ人前で聞いてもらうというときになって、なんだかやたらと多い繰り返しに、自分自身が飽きてしまう・・・という変なツボにはまってしまいました。おまけに、最後のブタが出てきたところは、いかにも話の結末です!とばかりに、スピードが落ちたので、「最後まで気を抜かない」との批評。自分でもはぁ、こんなことでいいのか!と反省しつつも、皆さんから、子どもは喜ぶ話だからがんばって!とはげまされて、「うん、がんばる!」とまた次のお話にとりかかろうとするげんきんなモコ*モコでした。
2004.11.12
『ブックトーク』という言葉をご存知ですか?あるテーマに沿って何冊かの本を選び、紹介していきます。行われる場所は、図書館であったり、おはなし会であったり、教室で子供同士で行うこともあれば、気の利いた書店の店頭であったり・・・「今はやりのミステリーはこの本で、内容は云々で、同じような内容としてはこれもおもしろいと思うし、私はこの作家のこれも好きなんだ~~~」なーんて友達に紹介したとすれば、これもブックトークの一つと言えるかもしれません。最近ではTVで芸能人が自分の好きな本を紹介するコーナーもありますね。中でも「学校おはなし会」は、同じ年齢の子、同じ時間を共有する子どもたちが集まっているので、ブックトークをするには適した場所なのです。私達のおはなし会でも、なるべくブックトークを入れたいと思うのですが、勉強する場所があまりなく、暗中模索の状態です。今日は市の文庫連絡会で、ブックトークの経験を長く積んでこられた4人の方達にお願いして、模擬ブックトークをしていただきました。本の選び方も、話の進め方も、四人四様(?)でそれぞれの方の人間性も垣間見えて、とてもおもしろかったです。今日の模擬プログラムはそのうちアップします。この皆さんも、どこかで特別な勉強をしたというよりは、他の方のブックトークをいろいろ聞いたり自分なりの勉強を積み重ねてきた・・・ということでしたが。学校司書や、本や図書館に携わるお仕事をしていらっしゃる方、長~く文庫活動をされている方・・・なので、さすがに引き出しの多さも深さもちがうなぁ、という実感でした。ますます、おはなし会にはまり込んでいくモコ*モコの一日なのでした。
2004.11.11
ジプシーの昔話『たいようの木のえだ』(福音館書店)フィツォフスキ再話 内田莉莎子訳 堀内誠一画参考『太陽の木の枝』(福音館文庫)今日、久しぶりの学校おはなし会(4年)でこの本を読んだ。本決めの話し合い・リハーサルの段階で、文字の多さにおどろいたメンバーもいたほどで、14~5分の長さ。絵本と言うよりは、物語に挿し絵をつけたという感じで、4年生に受け入れてもらえるのかなぁ・・・という不安を抱きつつも、プログラム担当者の強い希望もあって、組み込んだ。「読み手」である私自身も、場面や登場人物のイメージを大切にしながら最後まで気を抜かずに読むように努めた。ストーリーは、1.主人公であるジプシーの若者が、「太陽の国」にあるという「太陽の木のえだ」を求めて出発する。2.途中傷ついたワシに出会い、介抱してやる。このワシは「太陽の国」の王の使いであった。3.ワシと一緒に「雲の国」の王女をさらって、「太陽の国」へ行く。4.「太陽の国」の王と「雲の国」の王女が結婚し、褒美として「太陽の木のえだ」を授けられる。5.ジプシーの若者は「太陽の木のえだ」を持って自分の国へ帰り、王女と結婚する。という内容。王様やおきさきや王女が何組も出てきて、やや複雑?しかし、意外にも男の子の喰いつきがよく、最後まで飽きずに聞いていたようだ。(「・・・ようだ」というのは、絵本を読み聞かせるときは、読み手も絵本に集中するため、子ども達の様子をみることができない。子ども達の息づかいを体で感じるしかないのです。)あとでメンバーに聞いたのだが、まるでTVゲームのロールプレイイングのような展開が、特に男の子に受け入れられたのでは・・・?ということだ。う~~~む、なるほど。風邪がながびいて気管支炎をおこしてしまい、途中で咳が出ないかドキドキしながら、なんとか3クラスこなした。ホッ( ´o`)п<
2004.11.10
今日の3年生のおはなし会に、タウンテレビの取材が入ります。と聞いたのは先週末のことで、あまりに突然のことでビックリ。すでに学校の許可済みで、私達にはお知らせの電話という感じだったので、どうこう言うわけではないのですが、教室の中をあまりカメラに動き回られるとつらいなぁ・・・子ども達も私達も集中力がとぎれてしまうのでは・・・?と、かなり心配しました。実際には、(校長先生も見学されたのですが、)思ったほどに緊張もせず、私に限って言えば、取材の方や先生方は視野に入らず、いつものように子どもの顔だけを見て、演じることができたので、よかったかなぁ・・・と思っています。放送時間は1~2分に編集されるということなのですが、いまだに、何のテーマの取材だったのかわからないのです。(私達が主役でないことだけは確かなのですが・・・)とりあえず放映を楽しみにしたいと思います。それにしても、今日は寒い一日でした。゜。°。°。°。雪ですよ、ゆき!3月だというのに・・・◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2004.03.01
「6年生おはなし会でどんな絵本を読んだらよいでしょう?」という書き込みにお答えして、学校おはなし会でよく使う絵本をまとめてみました。学校おはなし会5~6年生向けの絵本6年生にもなって、絵本?!と、思う人もいるでしょうが、いくつになっても(大人になっても)絵本は魅力あるものです。特に高学年になると、ほとんどの子どもが家では読んでもらってないので、たいへん喜んでみてくれます。私もまだ勉強中なので、このページは徐々に整えていきたいと思い、日記とは別のページにしました。経験浅い私のまとめたものですが、全国各地でお母さんボランティアによるお話会が開かれている今、少しでも皆さんのお役に立てるページになればいいなと思います。また、ここに載せたものはほんの一部であり、他にもよい絵本はたくさんありますので、「これは?」というお勧めのものがありましたら、ぜひお教えください。お待ちしています。「学校」ということで、対象は30~40人ぐらいの同年齢の集団を前提としています。会場は、ふつうの教室。机・いすは後ろに下げ、子供達は床に座り、読み手はいすに座って読みます。≪絵本の選び方≫としては、第一に絵がはっきりとしていて、遠目のきくもの。(スタッフであらかじめ実際の距離をおいて見せ合ってみるとよいでしょう)絵本のサイズが小さくても、絵が飛び出して見えるもの(例:「わゴムはどのくらいのびるかしら?」など)や、逆に内容はとてもよいけれど、後ろの子まで見えづらいのでやむを得ずボツにするものもあります。そのような場合は別にテーマに沿って集めておき「こんな本も読んでみてね」と言って、紹介だけすることもできます。(→ブックトーク)第二に、絵と文のバランスがとれているものが読みやすいです。一枚の絵に対して、文が異常に長かったり、また、絵だけで文のないページがある絵本(例:「かいじゅうたちのいるところ」「かにむかし」「なんでも見える鏡」など)は、読み手の工夫が必要となってきます。家庭で読む場合には、前のページをめくりながら絵を見直したり、心行くまで絵を見ることができますが、大勢の前では読み手が適度に調整しなければなりません。他には、公立の学校ということで、宗教色の濃いものや、思想的な作品を嫌う場合もあるようです。「貧乏」「継子いじめ」その他差別的な表現には、少し注意が必要な場合もありますが、昔話にはそういうものが多いので、また、それを覆す「おおらかさ」がお話の面白みとなっているので、極端に神経質になる必要もないと思います。学校の方が心配している場合には、あらかじめプログラムをお見せしておくと安心です。次に≪プログラムの組み方≫ですが、ゆったりと話ができるように、少し余裕を持って読む絵本を決めておきます。子ども達は座るだけで時間がかかってしまったりするものだということを知っておきましょう!長く読み継がれている絵本をはじめ、子供達の日常に近いもの(内容に共感)、やりとりのできる絵本、緊張感を解きほぐす絵本(ナンセンス)、言葉あそび的なもの、知識の絵本、季節にあった絵本、外国の絵本と日本の絵本など、いろいろなジャンルのものを組み合わせ、メリハリをつけることによって、さらにふくらみのあるおはなし会になるでしょう。さらに、お話を語れる人がいればお話も入れたり、てあそびうたやブックトークを織り交ぜると、より充実した内容になりますよ。ミーとハナの実践例◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2004.02.23
――子ども達に本を紹介するには、まず自分が、いろんなジャンルの本を読むこと。子どもの本ばかりでなく、大人の本もたくさん読んだ方がよい。ひきつづき、Iさんとお話をする中で、何冊かの本を紹介してもらった。そんなに親しいわけではないのに、会話の中で私の好きそうな本をぴたりと出してくるあたり、ただ者ではない!その中の一冊。児童書架にあったのだが、中学生~大人まで十分に楽しめる本。というか、一般書架にも入れればいいのに、と思う。魔女の血をひく娘著者:セリア・リーズ / 亀井よし子出版社:理論社本体価格:1,500円楽天ブックスで購入する《Witch Child》17世紀のイギリス。メアリー・ニューベリーのおばあさんは魔女裁判にかけられ、首くくりにされた。次は私・・・。なぜなら私にもおばあさんと同じ能力があるのだから。同類と名乗る女性達に助けられながら、清教徒の船でイギリスを脱出し、新大陸に渡ったメアリーは、日記を書き始める。ところが新生活とは名ばかりで、ここにいるのは、開拓に疲れ、信じるものをなくした人々。それはイギリスでおばあさんを殺した人達でもあった。追っ手はドアのすぐ向うに迫っている。魔女の血をひく娘(2)著者:セリア・リーズ / 亀井よし子出版社:理論社本体価格:1,600円楽天ブックスで購入する《Sorceress》アメリカで発見された古びたキルトに、一枚一枚小さく折りたたみ、ばらばらに縫いこまれた謎の日記。そこには、メアリーというイギリス出身の娘の、驚くべき軌跡が綴られていた・・・。 打って変わって、舞台は現代のアメリカ。前作『魔女の血をひく娘』の出版後、研究者アリソンのもとに、メアリーを取り巻いた人々の様々な情報が寄せられてきた。先住民の娘アグネスも、はじめはそんな読者の一人であった。しかし・・・。「これはただの偶然じゃない。わたしのからだにはメアリーの血が流れている――。」フィクションとは思えないほどの緊張感。読みながら何度も、(これは本当にあった話なのでは・・・)と、現実と虚構の間をうろうろしてしまった。英語がそれほど苦でない方はぜひこちらのホームページをのぞいてみてください。http://www.witchchild.com※楽天ブックスのリンクサービスを利用して表紙画像を掲載しています。※画像のコピー利用などはなさらないようお願いいたします。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2004.02.22
図書館で、偶然Iさんにお会いした。Iさんは、お隣の小学校でおはなし会をしていらっしゃる方。児童書だけでなくいろいろと勉強をされていて、本に詳しい。我々のグループはまだまだ勉強途中なので、学区を越えて時々お手伝いもしていただいたり、アドバイスをお願いしたり・・・というお付き合いをさせていただいている。目的もなくふらりと児童書コーナーに立ち寄った私。Iさんは今度2年生に紹介する本を次々と選んでいる最中のようだった。お忙しいかな?と思いつつも、前々から気になっていた質問を1つ。「『時の旅人』(アリソン・アトリー)を子ども達に紹介するとき、小野章/訳(評論社)と松野正子/訳(岩波)とどちらがいいでしょうか?」――講評を参考にするのもいいけれど、現代っ子たちにどちらの文体が理解されやすいか。アトリーの原文がもつ雰囲気により近いのは・・・という専門的な見解から判断することもできる。しかし、今の子ども達は語彙が少ないので、対象となる子ども達の日常体験がおおいに関係する。実際おはなし会で子どもに接してみて、自分でよいと思うものを紹介するのがよい。――以前は『時の旅人』を小学生にも紹介していたけれど、やはり外国の歴史が理解できるのは中学生以上かな・・・少し背景を知ってから読むほうが、よりおもしろいのでは。――何冊かの本を紹介する中で、とっつきのよいもの、子ども達の身近な内容、そこから始まって、いつか本物に出会えるような方向付けができるといいかな。みなさんは、どちらの『旅人』が好きですか?時の旅人新版著者:アリソン・アトリ / 松野正子出版社:岩波書店本体価格:840円楽天ブックスで購入する時の旅人著者:アリソン・アトリー / 小野章出版社:評論社本体価格:1,600円楽天ブックスで購入する※楽天ブックスのリンクサービスを利用して表紙画像を掲載しています。※画像のコピー利用などはなさらないようお願いいたします。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2004.02.21
三部作完結編。楽しんできました。公開前に第一部のテレビ放映があったのは、気持ち的に盛り上がって映画館に行けたので、効果大だな・・・わたし的にはアラゴルンがステキだと思うけれども、娘〈中2)は最初からレゴラスというか、オーランド・ブルーム(?)がお気に入り。(うーむ、やっぱり年の差を感じてしまう)『トロイ』も観たいといっている。しかし、2~3部を通じて1番かっこいいのは、結局サムだったんだなぁ。。。場面では、アラゴルンの王の剣によって死者達がよみがえるところが印象的だった。原作を読んでいない(というか、途中で挫折しているんですね~)私は、映画の中で、今の表情はなんだったの?とか、あの場面に何か意味はあったのか?と何度となく感じたのだが、ちょっと長いので、筋を追うだけでいっぱいいっぱい。いずれ、DVDとか買ってしまいそうです。本当は英語で観たいのだけど、子どもが一緒なので吹替え版だったし(とくに小3の次女にはかわいそうなのと、長女は最近声優研究にはまっているため)ま、もう1回一人で観に行くっていう手もあるが。特に(うちの夫が次男のせいか)ファラミアはとっても気になるキャラクターだったのに、戴冠式の場面で、エオウィンと幸せそうに並んでいる。「私、何か見落としたかな?」(エオウィン、アンタ!!さっき、アラゴルンにふられたんじゃなかったの?)なんてすごくひっかかってしまった。やはり、原作にはここの成り行きの記述もかなりあるらしい。はぁ~、いつかは読破したい。読書苦手の長女が、映画館から出るなり「私、原作読んでみたい」と言った。「がんばれー!」第一部が公開された頃は、子ども連れの観客も多かったが、今回は、日本語吹替え版でも子どもの姿は少なかった。ハリポタ人気とあいまって、子ども達も「指輪物語」の名前はよく知っているが、こちらの方はやはり大人向けのファンタジーという位置に落ち着いた感じがする。後半はトイレを我慢しながらとなり、ちょっと落ち着いて観られなかった。ここのシネコン、トイレが下の階にあるので、行ってくると5分ぐらいかかるし、どの場面で行こうか・・・と考えているうちにますます行けなくなり、結局最後まで我慢してしまった。う~~ん、やっぱり3時間半は長い。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2004.02.15
あやかし修学旅行鵺のなく夜著者:はやみねかおる / 村田四郎出版社:講談社本体価格:670円〈青い鳥文庫〉名探偵夢水清志郎事件ノート子ども達に本を紹介する立場にありながら、初めて‘はやみねかおる’を読んだ。なぜって、図書館でいつも貸し出し中だから。この本も出版以来ずっと予約待ちで、やっと順番が回ってきた。他の著書も市内に1~2冊ずつしかなく、どれも予約待ち。私が返却すると同時に図書館のコンピューターが「次の予約あり」を告げた。こんなに人気のある本を、どうしてもっと購入しないのかなぁ、図書館がセーブするのか出版社が規制するのか、大人の頭であれこれ考えてしまう。-----------------虹北学園の修学旅行は、毎年実行委員を中心に行き先や目的・内容を決めることになっている。行き先のO県T市には「竜神」「鵺」の伝説と「不思議な石」の話が残っていて、グループごとに調べるというのが今回の旅行の大前提。楽しみにしているところへ「修学旅行を中止せよ 鵺」という脅迫状が届く。-----------------校長代理で修学旅行に同行する夢水清志郎は、常識の通用しないはちゃめちゃな人格。真夜中の枕投げ大会を容認する(楽しむ?)旅館の女将。うるさい大人が出てこないというのが、子ども達に受ける理由かな・・・?(他のをまだ読んでないんだけど)いきなり色の付いたページがあり、何事かと思ったら「修学旅行のしおり」。枕投げのルールや、「ドボン」特別ルールなどなど。『アニマシオン』という活動がある。「本に魂を吹き込む」ことによって読み手が本の世界に入り込むという考え方で、身近なところでは、書店員が魔法使いの変装で『ハリーポッター』の本を売るというのもその一つなのだが、この本は作家が『アニマシオン』を実践した例といえるのかもしれない。他に、ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』(愛蔵版)なども。推理小説としては詰めがちょっと甘いかな?って気もしたけど、気楽に楽しめる。著者は現代の子供の実態をよくわかっているのだ。テレビとゲームが生活時間の多くを占めていて、教科書以外の活字に縁がない子ども達に、どんな本を紹介していくか。そんなことを考えさせられた。小学校上級以上※楽天ブックスのリンクサービスを利用して表紙画像を掲載しています。※画像のコピー利用などはなさらないようお願いいたします。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2004.01.11
精霊の木著者:上橋菜穂子/著 金成泰三/絵出版社:偕成社本体価格:1,553円「守り人」シリーズで数多のファンを持つ上橋菜穂子さんである。ずっと気になりつつ、やっと読むことができた。専攻は文化人類学で、アボリジニーなど先住民族の研究者であり、民族学的史観にたったファンタジーを創作。「精霊の木」はデビュー作。舞台は地球滅亡後、人類が移住したナイラ星。主人公シン(♂15歳)は、従妹リシア(♀14歳)がある日突然「時の夢見師―アガー・トゥー・ナール」(ロシュナール民族特有の超能力者)として目覚めたことによって、今では地球人との混血になっているものの、自分たちがナイラ星の先住民族ロシュナールの末裔であり、民族の滅亡は、地球人移民局によって、計画的に行われたものであることを知ってしまう。シンやリシアの一族は、政府の研究材料として混血されたのち、追跡装置をつけられ何代にもわたって極秘に監視されていた。リシアの夢によってこのことが発覚するのをおそれた環境調整局は、リシアの捕獲と、シンの命をねらって二人を追いつめる。SF映画を見るようなスピードと緊張を感じさせながら、「精霊(リンガラー)」と共に生きる人々の魂の「歌」が心に響く。先住民族ロシュナールも、実は命をつなぐために数百年前に他の星から移住してきた。最後に入植した、最新の武器・兵器を持つ地球人によって、歴史は歪曲され伝えられる。子供向けのエッセンスを織り込みつつ、作者のメッセージがはっきりと伝わってくる物語だった。※楽天ブックスのリンクサービスを利用して表紙画像を掲載しています。※画像のコピー利用などはなさらないようお願いいたします。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2004.01.10
おはなし会ガイドブック小学生向きのプログラムを中心に著者:茨木啓子・平田美恵子・湯沢朱実[編・著]出版社:こぐま社本体価格:1,000円今日は、おはなしの勉強会。新年第一回、またいいお話を聞いて幸せな気分になって帰ってきた。大人になっても、お話を聞いて、幸せな気分になる。きっと子ども達も・・・だからこそ、期待にそえるようにプログラム作りも、自己流ではありながら少しでもいいものにしたいと思う。全国的にボランティアのおはなし会が広まっているのだろう。こんな本が出版された。中心にもってくるおはなしと、組み合わせや差し替えのきく、おはなしや絵本の例が紹介されていて、たいへん参考になる。自分たちの特徴や聞き手の子ども達の様子も考慮するので、全てこのままというわけにはいかないまでも、ふと行き詰まったときの強い味方!という感じ。おはなしの勉強会のプログラム内容は今月のモザイクをご覧あれ。※楽天ブックスのリンクサービスを利用して表紙画像を掲載しています。※画像のコピー利用などはなさらないようお願いいたします。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2004.01.09
うちの夫はこの本を読んで、本当に断煙した!!禁煙セラピー読むだけで絶対やめられる著者:アレン・カー / 阪本章子出版社:ロングセラーズ本体価格:900円朝の情報番組を見ていたら、「受動喫煙」と「子供の喫煙」問題をとりあげていた。平成14年8月の「健康増進法」公布(施行は平成15年5月)により、たばこ愛好者にとっては、かなり住みにくい社会になってきたのではないだろうか。愛煙家には気の毒だとは思うが、実際たばこを吸わない人は、これまで「我慢」してきたと思う。だから分煙は当然の処置だと思う。とはいえ、この法律はあくまでも特定施設の「管理者」に対して適応するもの。たばこを吸う吸わないは、当人の意志にゆだねられる。同席の友人に「吸っていい?」と聞かれたら、私ははたして「いや」と言えるのだろうか・・・うちの夫の場合は、禁煙・減煙を繰り返しつつも、一日二箱程度を20年以上吸い続けていた。子供が産まれてからは擬似禁煙(?)家では吸わないが、「ちょっと散歩に行く」と言っては一服してくる、みたいな。。。数年前にこの本とカウンセリングビデオに出会ってからもすぐにやめられたわけではない。何度も何度も繰り返し読み、本を買ってから1~2年すぎた頃突然やめた。ニコチンパッチなどの代用品も使わず、たばこをやめて太るというようなこともなく、その時からきっぱり吸わなくなった。5年以上たった今では、はっきり言って嫌煙家である。昼間に誰かうちでたばこを吸ったとする。夜帰宅した夫、鼻をくんくん、「くさい、誰かたばこ吸った?」ってな具合。 夫いわく、「この本は借りて読んではダメ」だそうだ。必ず自分で買い、断煙した後も常に手元に置いておくのが秘訣らしい。たまには楽天ブックスに貢献できるかな?⇒楽天ブックスで購入する《その他の最近出ている本》子どもにゼッタイ吸わせない禁煙セラピー女性のための禁煙セラピー読むだけで絶対やめられる読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー以下の2冊は、禁煙で味をしめた夫が調子に乗って購入したが、未だ成就はしていない。紹介だけしておきます。読むだけで絶対やめられる禁酒セラピーダイエット・セラピー読むだけで絶対やせられるここまで書いておいて言うのもなんだが、「健康増進法」施行と「禁煙」とはまったく無関係なわけで、法律のおかげで、たばこをやめる人が増えるとは思えない。たばこの箱に「あなたの健康のため吸いすぎには・・・」なんて表示しながら売る、この矛盾は理解できない。税金や法律、いろいろなからみがあるのかなぁ。※楽天ブックスのリンクサービスを利用して表紙画像を掲載しています。※画像のコピー利用などはなさらないようお願いいたします。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2004.01.08
リボンのかたちのふゆのせいざオリオン著者:八板康麿/写真と文 杉浦範茂/絵と構成出版社:福音館書店本体価格:838円娘二人と夜道を歩く機会があった。冬の空気は冷たく頬を刺すが、空は澄んでいて、星がとてもきれいだ。【登場人物】ぶ:ぶたぶたちゃん(小3)E:EUREKA(中2)私:母(??歳)私「リボンのかたちのオリオン座だ」ぶ「あ、ほんとだ」E「どこ?」ぶ「ほら、そこ」E「どこよ?」私「ほら、そこに三ツ星が」E「え、オリオン座の三ツ星って、あんなに離れてるの?」EUREKAは近視で、小1から視力回復訓練をするも、小5でメガネを着用、中1からはコンタクトをつけている。両眼2.0の私には、目が悪い人の苦労が全然わからないのだが、この日、EUREKAはコンタクトを入れていたため、以前にメガネで見た時よりも、星座が大きく見えたらしい。私「小学校で何度もプラネタリウムに行ったときは、ちゃんと見えていたの?」E「うーん、ビミョ~」うわぁ、かわいそう・・・って、今ごろ言っても遅いか。たしか5,6年で星座の勉強とかあるよね?成績悪かったのはそのせいかな。。。?お風呂の、スイッチの小さな赤いランプなんかも見えないらしいよ。ホントに不便ね。話戻してこの本は、科学絵本なのだが、とても易しく書いてあるので、低学年でもOK。絵本を見て空を見て、空を見て絵本を見て。冬の空はほんとにきれいです。※楽天ブックスのリンクサービスを利用して表紙画像を掲載しています。※画像のコピー利用などはなさらないようお願いいたします。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2004.01.07
鳥越信/編(創元社)2003年9月1990年に刊行されたものに追補、新版発行---------------きゃはー、買っちゃった。図書館で借りていたのだが、やはり手元に置いておきたくて、ネットの古書で探してみたところ、ほぼ半額+送料でゲット!古書といっても、九月発売の本だから、とってもきれいで満足。巻末の「25年以上読みつがれている子どもの本のリスト」は圧巻。イソップやペローに始まり、1978年刊行の本まで。「鉄腕アトム」(1956)や「鉄人28号」(1958)、「こち亀」(1977)なんかもリストに入れてしまうあたり、編者のふところの広さを感じさせる。あまり主観的にまとめられていないところがリスト本来の意味で気にいっている。また5年後10年後の改訂版を期待したい。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.12.19
今日は、月一のおはなしの自主勉強会の定例会。今月は少し趣向を変えて、10年前の勉強会開始時から3年間講師をしていただいた先生をお招きして、指導をしていただくという。お名前はよく存じているし、あちこちの発表会でお見掛けもしていたが、私自身は面識のない方。この道30年以上、ご自身の文庫活動をなさるかたわら、講演会や後進の育成にも力を注いでいらっしゃる。その上「おはなしのろうそく」のあとがきにも名前を連ねるとくれば、さぞかし「すごい」先生なんだろうけど、見た目は小綺麗な老婦人というだけで、一体なにがすごいんだか・・・(失礼ながら第一印象)今回、この先生のご指導を直接受けていない新しいメンバーを中心に発表ということになり・・・「またとない機会よ」と背中を押され、超新人の私まで発表させていただいた。私の演目は、グリムの昔話「おいしいおかゆ」(ろうそく1)4分そこそこの短い話だ。とりあえずは、口からすらすらと出る。適当に緩急をつけ、間をとりながら、ゆったりと語った(つもり)。緊張はしたが、まあこんなもんかな?(自己満足)全員が語り終え、いよいよ先生の講評。私からだ。まず「自分でどうだった?」と聞かれ「経験が浅く、まだ子ども達の前で語ったことがありません」と答える。「あら、それにしては」とお褒めの言葉。(厚顔無恥なので度胸だけは・・・)「ひとつだけ言わせてもらうと、、、」と続く。「あなた、おなべを渡さなかったでしょう」「え・・・?!」(一瞬なにを言われているのか分からない)「おなべを女の子にちゃんと渡した?」(あっ、そういうことか・・・)「いいえ」「でしょう?そこだけが見えなかったのよ」「(抜粋)・・・そのおばあさんは、女の子の困っていることをちゃんと知っていて、小さなおなべを一つ、その子にくれました。そのおなべは・・・」という一節のことを言われているのだ。抜かしたわけでも、言い間違えたわけでもない。私はこの一文をなにも考えずに口先だけで言っていたのだ。それも、指摘されるまで自分でも気付いていない。他の部分、すなわち、おかゆがどんどん流れ出して町中大騒ぎになる様子などは自分の中でどんどん想像がふくらんでいたけれど、確かにおなべを渡す場面は「くれました」の一言で終わるので、どんなおなべをどんな様子でおばあさんが女の子に渡したか、なんてなにも考えていなかったのだ。このおはなしは、その場にいた人全員がそらんじているほどの基本。それをさらっと聞き流すのではなく、的確なアドバイスをされて、やはり「すごい」先生なのだと実感し、さらにおはなしの奥深さにとりつかれてしまった勉強会だった。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.12.12
イレイン・セントジェームズ/著(The Japan Times)最近、日記・・・というかホームページ全体の更新が滞っている。いろいろな面で煮詰まっていて、ホームページに限らず、家事、育児、自分の勉強etc.なにもかもが中途半端な状態。そこで、あまりにも多くのことを抱え込みすぎた自分への戒めの意味もこめ、この本を紹介することにした。何年か前に買って一読したあと、物の中に埋もれてすっかり忘れていた。(そのぐらい家の中が繁雑になっている)年末だしと普段手をつけなかった所を整理していたら出てきたのだが、今の私にピッタリのアドバイスに、思わずドキリ!HOW TO物はツボにはまると、ある意味、感動!自分の生きがい(娯楽)のつもりでやっていることが、かえって生活を複雑にし、自分の首をしめている。一度生活のすべてをリセットし、そこから必要なことだけを始めていけば、ボランティアも悪いことではない。知らず知らずに本末顛倒して、楽しいはずのことが、実は自分の時間や、お金や、空間までも(物が増えることで)奪っていたなんて。やりたい事は今もふえ続けているのだけど、しばらくはシンプルライフをめざして、身辺整理をする予定。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.12.11
奇抜ないでたちで有名な、志茂田景樹氏(作家・タレント)。1999年に「よい子に読み聞かせ隊」を結成。全国で、読み聞かせ&講演会を開いている。今回は、近くの小学校のPTA活動でお招きしたということで、部外者ながら、友人を通じて券を購入することができた。急に12月並みの気温となり、そぼ降る雨の中、自転車を飛ばして某小学校の体育館に入る。寒い!!「寒いですね」と言いつつも・・・志茂田氏は、やはりトレードマークのピーターパンのような格好だった。今日はピンク系でコーディネイト。前身頃がピンク、後ろ身頃がオレンジのニットに、半ズボン。黒いタイツ、白いスポーツソックス、小学校のスリッパ。前髪はショッキングピンクにカラーリングされている。(私が以前空港で見かけたときは、全身水色でラメ入りタイツだったから、その時に比べるとちょっと地味な感じ?)テレビでお見かけしなくなってから、10年ぐらい経つが、年は感じさせない。読み聞かせを始めて、若さを保っているのかな・・・内容(全て、志茂田景樹/作)1.「ぞうのこどもがみたゆめ」2.「まんねんくじら」3.「ひかりの二じゅうまる」体育館で、かなりの人数を集めての読み聞かせ、どのようにやるのか・・・と思ったら、奥様が絵本をスライド投影し、ご本人がマイクを使って、情感たっぷりに語る。BGMに、メンバーの方の生のフルート演奏。子供たちは、まあよく聞いていたけど、マイクを使うと、情感が半減するなぁ、フルートの音もかき消されてしまう。ちょっとがっかりだった。ギャラの関係もあって人数も集めなければならないのは、仕方のないことだろうが、もう少し狭い部屋で聞けたら、また違った感想をもてたかもしれない。(体育館の音響というのは、ただただうるさいと思ってしまう)残念!引き続き講演会となり、読み聞かせをはじめた経緯など。さらに、絵本販売とサイン会。「よい子に読み聞かせ隊」ホームページURL http://www.kageki.jpそれにしても寒かった・・・◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.11.10
『星・宇宙』のブックトーク、やっと終わった。書き込みいただいたみなさん、ありがとうございました!!今回はちょっと欲張りすぎたので、本当にたいへんだった。プログラムは本館をどうぞ!⇒プログラム⇒紹介した本前の日の夜、家族が寝た後で、練習。ただ絵本を読むのと違って、自分で考えた内容を、子ども達に話しかけるようにしゃべるので、人にはあまり聞かれたくない。ミーとハナでも、ブックトークに関してはリハーサルを行わない。つまり、自分の好きなようにやっちゃっていいということだと解釈しているが、「すきなように」って、意外と難しい。その後も眠れなくて朝までうなされた。時間内におさまらなくて、子ども達の前で舞い上がっている自分が、夢とうつつの境を行ったり来たりしていた。朝ご飯もそこそこに、学校に行き、前の人がお話をしている間、ずっとドキドキしていた。(ほんとに私にしては珍しく・・・)何とか一回目、子ども達の反応がよかったので、救われた。二回目は、それほど緊張はしなかったが、開始が5分遅れたので、帳尻をあわすため、やっぱり余裕とまではいかなかった。ブックトーク初めての子ども達だったので、終わった後、「この本よんでいいの?」「うん、教室で仲良く読んでね」と言うと、「やった~」興味がありそうだったのは、・『ドルオーテ』斉藤洋/作(講談社)・『宇宙人ノーケズリがきた!』フィリップ・カーチス/作(アリス館)・『いってかえって星から星へ』佐藤さとる/文 田中清代/絵(ビリケン出版)2週間後本を取りにいくが、子ども達に感想を聞くチャンスがないのが残念だ。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.11.06
市民文化祭の一環として、今日はぶたぶたちゃんが所属する少年少女合唱団も市の文化ホールで発表しました。20団体中、子どもの団体は1つだけ。前の団体が大所帯の混声合唱団で、ヘンデルの「メサイア」から2曲すばらしい演奏をされたので、わずか20人の子ども達がステージに並んだときには、客席でドキドキしながら見ていましたが、子どもらしい素直な澄んだ歌声がホールに響き、皆さんの暖かい拍手に包まれました。曲目は、1.アンサンブルコンテスト入賞曲より「ずいずいずっころばし」(4年生以上)2.「怪獣のバラード」3.「地球のかぞく」市民音楽祭出場も、5回目、6回目という子が増えてきて、聴くごとにうまくなるような気がします。小学1~3年生も少しずつ入団希望者があり、これからがますます楽しみな、少年少女合唱団です。がんばれ!●〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓【今日のお弁当】〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓●ぶたぶたちゃんバージョン 1.おにぎり2個(鶏肉そぼろ入り・のり/梅干・ゴマ) 2.チキンハンバーグ(レトルト)半分 3.コロッケ(冷食)半分 4.卵焼き2切れ 5.人参とレンコンのキンピラ風 6.そのまんま枝豆(冷食) 7.きゅうりのQちゃん●〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓●ぶたぶたちゃんはプチトマトがあまり好きではないので、赤はなるべく人参を入れてます。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.11.03
藤田浩子さんのおはなし会に行きました。今年は、藤田さんの著書でもたびたび紹介されているフランさんがご一緒ということで、たいへん楽しみでした。娘二人も誘ってみたところ行きたいというので、連れて行きました。私達が行ったのは、公民館の集会室。定員も70名と、アットホームな上、なぜか皆さん2列目以降に座っているものだから子ども連れということもあり、失礼していちばん前の席に。1メートルの至近でお話を聞きました。今回は、藤田さんは、あまり語らず、ナレーションに徹していらっしゃいました。おかげで、フランさんの語り(すべて英語)を満喫することができたのですが、ぶたぶたちゃんは、意味がわからないところでは、私にいちいち聞いてきたりして、集中できなかったようです。ちょっとかわいそうだったかな・・・中2のEUREKAは、ほとんどわかる、と言っていました。フランさんがどのように日本人の前で語るのか、また、藤田さんがアメリカでどのように福島弁の語りをなさるのか、ということにとても興味があったのですが、実際聞いてみてまったく違和感なく、きくことができました。最初に藤田さんがあらすじを半分ぐらい語ってくださり、それからフランさんのお話が始まり、最後まで語り終わった後で、再び藤田さんが、結末の部分を説明する、という流れなのですが、フランさんの英語がとてもわかりやすく、また、単語さえ聞き取れれば、意味もだいたいわかるような内容のお話を選んでいたようです。自国語では400以上ものおはなしを語ることができるが、「ことばあそび」的な内容を含むため、日本では、20~30程度のお話しかできない。(筋で聞かせるもの)聞き手の年齢や、レベルに合わせて、身振り手振りや、擬音も多くしている、ということでした。オートハープの演奏や、リンバージャック(あやつり人形の一種かと思ったらパーカッションなのだそうです)、かわいいねずみ(指人形)や、木魚のようなカエルのおもちゃなど、次々にでてきて、あっという間の2時間でした。
2003.11.01
夏休みの帰省中のこと。父(おじいちゃん)がマンガ家志望のEUREKAに、何やら自慢そうに見せている。2~3年前の地元の郷土史資料の小冊子のようだ。「マンガ家になると、こんな仕事もあるんだよ」と、おじいちゃん。「青池保子って知ってる?」なんとそこには、あの方のイラストが・・・もちろんEUREKAは、知っていた。「おかあさん、これ、少佐じゃない?」と。地元出身のマンガ家に、毛利元就をイメージして、イラストをお願いしたということなのだが、「こ、これは・・・」まぎれもなく、『エロイカより愛をこめて』のクラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐ではないか!「鉄のクラウス」が、鎧(よろい)兜(かぶと)をつけて腰掛け、今まさに戦闘の指揮をとろうとするような姿。とっても似合っていた。この小冊子を持っている大半が、おじいちゃんのような人かな・・・と思うと残念でたまらない。●〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓【今日のお弁当】〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓● 1.チキンライス 2.鶏の唐揚げ(冷食) 3.コロッケ(冷食) 4.アンパンマンスイートポテト(冷食) 5.そのまんま枝豆(冷食) 6.甘酢大根 7.プチトマト●〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓●オムライスにしようと思ったのに、なんだか全然時間が足りなくなってしまい、卵も野菜らしいものも入っていない「完全冷食弁当」になった。こりゃ、ひどい!◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.10.30
今日は掲示板にこんな書き込みをしていただきました。書き込みにお返事を書こうとしたらとても長くなってしまったため、あらためて、学校おはなし会をしていて感じたこととして書いてみたいと思います。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~はじめまして。私も参加させてください(^^)実は今日、1年の読み聞かせをしてきたのですが、人の話を聞かない、聞かない。半分位は一生懸命聞いてくれてたのですが、後ろでデカ声でしゃべり、何度も「静かに」と子供達が言っても聞かない。もうぶちぶちきちゃって、怒鳴ろうかと思ったけどここは我慢。でも次はいっちゃいそうで。私も本選びや話し方なってないのかと反省もしております。なんか工夫ありますか?~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~この方へのお返事になるかどうかわかりませんが、やっぱり1年生ぐらいだと騒いだり、小突いたり、茶化したりという子が時々います。また、高学年になってくると、騒ぎこそしないが、全然聞いていない、という場合もあるので、これもまた問題かと思います。私たちがやっているのは、授業時間をまるまる使ってのおはなし会なので、半強制的に聞かなければならないため、おはなしや絵本にまったく興味がない子には、もしかしたらとても苦痛なことなのかもしれません。(公民館などでやるおはなし会の時は、興味のある子だけが聞きに来てくれるので、さわぐ子はいませんし、おはなしがつまらないと思う子は出ていけばよいわけで、まったく問題はありません。)教室でやっている場合には、とにかく45分間、お互いが有意義に過ごせるように、やはり注意が必要なのではないでしょうか。「おはなしパレット☆ミーとハナ」として、特別マニュアルがあるわけではないので、私の個人的な考えになってしまいますが、だいたいみんなこんな事に気を配っていると思います。(※メンバーの皆さん!もしちがっていたら、意見をお願いします。)1.プログラムを作る段階で、内容に幅を持たせる。ぜひ聞かせたい本ばかりでなく、息抜き的な気楽に聞けるものも入れる。特に低学年は必ず手遊びなども入れるようにする。プログラム具体例は本館活動日誌をご覧下さい。2.プログラムの順序にも配慮する。ものがたり絵本、科学絵本、昔話、素話、手遊び、視覚的なもの、聴覚的なものなど、メリハリをつけ飽きないように気をつけます。3.プログラムを記録し、反省の材料とする。「こりゃ、失敗」って事もたまにはある、かな?前向きに、前向きに!(笑)4.クラスや、学年の特徴などを記録しておいて、次回プログラムを作るときの参考にする。おはなし会を楽しみにしている子もいるのだから、騒がしくなってしまうと、そのクラスは本当にかわいそうです。なんとか全員が楽しめるように内容を工夫したいものです。低学年のうちに、リラックスして聞ける楽しいもの、という雰囲気を作ってしまうのが一番かな。5.あまり責任を感じすぎない。担任の先生も付いているわけだし、きっと騒がしい子はいつもそうなのではないかな?今のところ、どの学級も、前におばさんたちが座ると、聞く姿勢になってくれます。それでもあまり騒がしいときには、「始めるよ」とそっと言ってからすみやかに始めるようにします。ほとんどの子どもは、これで集中します。「静かにして下さい」と怒鳴る子は、静かにはしているが、おはなしを楽しんではいないこともあるので、注意が必要。そんな怒った顔しないでね、と言いたくなります。また、私の感じとして、子どもへの配慮のつもりで「見えますか?」と声をかけた場合は、かえって騒がしくなるような気がします。全員に見えるように、読み手が配慮すればいいのではないでしょうか。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.10.28
午前中時間があったので、子どものリクエストで、映画を見に行きました。前作の「スパイキッズ」「スパイキッズ2」は子供向け娯楽映画とはいえ、それなりに楽しめるものでした。が、なんじゃこりゃ!?3D映画を初めて見たのですが、こんなんでお金とっていいの?・・・おっと、これはいいすぎかな・・・でも、はっきり言って、ディズニーランドやシーの、3Dシアターの方がよっぽど充実しているような気がしたのは私だけでしょうか。配られた3Dめがねもなんともお粗末でした。ずーっと昔、TVの子供向け番組でも数分間3D映像を流すことがあって、小学館か何かの雑誌を買うと3Dめがねが付録についてくるという企画があったのを、かすかに覚えているのですが、その時の付録にそっくりでした。それでも、すごい人気作品なのか、小学生(低学年か)とその親で満席。上映30分前にのんびり行ったら、前から4列目の席しか空いてなくて、終わったときには眼がウロウロ、頭クラクラでした。そのわりに、これまでの登場人物が総出演。おまけに、今回の悪役にシルヴェスタ・スタローン。ゲーム中のお助けキャラとして、一瞬イライジャ・ウッド(ロードオブザリングのフロド役)が出てきたりして、ビックリ。そういう内容だったの?私が知らなかっただけ?番外編、とわかっていれば・・・マ、話の種に見に行くのはいいかな。とりあえず、見に行きたかった子どもは満足しているわけだし。なんかストレス感じて、結局帰りに「犬夜叉」前売り券3枚買ってきちゃった。前売特典のクリアファイルもらって、とりあえず、機嫌をなおしました。まるで、こどもだぁ~~~◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.10.26
年中さんからずっと行っていたスイミングを、今月限りでやめさせる事にしました。4年と7ヶ月通ったことになります。おかげで、クロール・背泳ぎ・バタ・平泳ぎ(各50メートル)をマスターしました。走ればビリ、鉄棒も跳び箱もできない、とっても運動音痴なぶたぶたちゃんなのですが、プールだけは楽しいと言ってがんばってきました。では、なぜ、やめさせたのか?簡単にいってしまえば、他のことをする時間とお金を作った、ということなのですが。本人は、「やめたくはない」と言う。でも最近では、プールの日になると朝から憂鬱そうな顔。そして学校から帰ると、「行かなきゃダメ?」と聞く。「やめたくはないけど、行きたくない」。。。こうなった理由はいくつか考えられます。xxxまず、一緒に行く友達がいなくなったこと。xxx行ってから、同じ級に同年の子がいないこと。xxxタイムが伸びないため、昇級しないこと。etc.3番目のタイムに関しては、自己タイムはやればやっただけ伸びているのです。しかしながら、スクールの基準タイムをクリアできないため昇級できない。たとえば、平泳ぎ。6月末の記録:1分21秒47月末の記録:(1回目)1分16秒7(2回目)1分14秒6最初の記録は論外としても、着実に伸びています。しかし、9歳の認定タイムは1分07秒。(特別速いタイムではありません)10歳の誕生日がきてしまうと、基準がさらに1分05秒にあがります。タイムを競うスポーツだから当然なのですが、いたちごっこ。最初に言ったように、ぶたぶたちゃんは、運動がとーっても苦手なのです。この半年は、おだてたりすかしたり、けなしたり励ましたり。他に好んで運動しないのですから、親としては、続けさせたい気持ちの方が大きかったのです。でも夏休み以降かな、月4回のうち半分は休むことが多くなってきて、それでも「やめない」と言っていたのです。今月も一度も行ってなかったので、「やめても、春休みや夏休みの短期教室で、今のクラスに入れてもらえるよ」と言ったところ、あっさりとやめることになりました。今でも、これでよかったのかどうかは、わかりません。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.10.24
2匹のネズミSniffとScurry、二人の小人HemとHawがそれぞれのチーズ―――ネズミにとってはまさに食べるチーズ、人間にとってのチーズは、夢・名誉・富といったところか―――を探し求める寓話。結論から言うと、変化に敏感になれ!また、その変化を楽しもう、と言った内容。置き換えると『臨機応変』、しかし、今に満足してしまい、また慎重になるあまり、変わることのできない人間のおろかさを、わかりやすく表現している。名前のSniff(鼻をくんくんする)とScurry(小走りする)、Hem(えへん)とHaw(ほう)は、それぞれ登場人物の性質をあらわしたもの。久々に、また英語の本を読んでしまった。中2の娘EUREKAが、学校で英語の本を売るので、買ってほしいと言う。注文表を見ると、50冊ばかりの本が一覧になってAからDまでランク付けがしてある。勉強のためなら、少々高い洋書でもお金を出してやることに・・・(親ばか~)ランクのレベルがいまいちはっきりしないので、とりあえず、Aレベル:Frog and Toad Are FriendsBレベル:Through the Looking-GlassCレベル:Who Moved My Cheese?の3冊を注文した。さて、Aレベルは、ローベルの「ふたりはともだち」。これはまあ、読む気さえあればクリアできるだろう。Bレベルは「鏡の国のアリス」。原書が、中学生レベルで紹介されるはずもなく、わずか62ページにまとめられた、日本の出版社によるものだった。挿絵はジョン・テニエル。これもがんばればEUREKAにも読めそう。さて、おしまいのCレベルの本が、今回私が挑戦することになったもの。単語は簡単なのだけど、結構頭を悩ました。しっかり日本語にも訳されているので、ぜひ一度お読みになってはいかがかな?「チーズはどこへ消えた?」スペンサー・ジョンソン/著 門田美鈴/訳(扶桑社)"Who Moved My Cheese?"ホームページ(英語です)著者の、スペンサー・ジョンソンは、「1分間シリーズ」も有名。「1分間ママ」スペンサー・ジョンソン/著 小林薫/訳(ダイヤモンド社)忙しいときにも、子どもにやさしくなれる本。以前は「1分間マザー」の題名で出版されていた。改訂版。(訳者、出版社同じ)●〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓【今日のお弁当】〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓● 1.白飯(海苔おかか/梅干) 2.直火焼鳥(パックのままお湯で温めるタイプ) 3.厚焼き玉子 4.ひじきの煮物(昨日の残り) 5.ブロッコリー、ウィンナー、コーンの炒め物(塩コショウ味) 6.プチトマト●〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓●昨日、バタバタしてしまったから・・・というわけではないが、今日は目覚ましの鳴る10分前に目が覚めた。朝のこの10分はとても大きい。ちょっと余裕で、朝ごはんに味噌汁に餅を入れて出したら、みんなたくさん食べた。暖かいものがおいしい季節になりましたね。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.10.23
運動会や何やら、学校行事の関係で、2学期はおはなし会の開始が遅れていましたが、やっと今日からスタートです。学校のご理解があり、修学旅行や林間学校などのスケジュールの合間に、きっちりと6学年全クラス入れていただきました。加えて幼稚園2回、公民館文化祭、幼児向けの家庭教育学級講師・・・と大忙し。メンバー一同うれしい悲鳴を上げています。ボランティアで学校おはなし会(読み聞かせなど)をやっていますが、興味のない人から見たら、ほんとに「どーして?なんのため?」という世界でしょうね。自分達も楽しんでいるけど、授業時間をいただいているので、まじめにやっています。子ども達の笑顔が何よりのご褒美かな・・・今日の私の担当は、「これはあっこちゃん」谷川俊太郎/文 薙野たかひろ/絵(ビリケン出版) でした。「ジャックのたてた家」「これはのみのぴこ」などと同じ積み重ねばなしです。だんだんふえていく言葉を楽しみながら聞いてくれたと思います。もう何度もやっていて、すっかり覚えているので、終わりの方はちょ~っと早口にしてみたけど、どうだったかな?わずか4~5分の内容ですが、自分自身のテンションが上がっていたようで、3クラス終わった後は、結構しずんでしまいました。(^▽^;)●〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓【今日のお弁当】〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓● 1.白飯(海苔おかか/梅干) 2.煮豚(ねぎ、生姜、砂糖、しょう油) 3.白身魚のフライ(冷食) 4.アンパンマンスウィートポテト(生協) 5.卵まき(薄焼き卵でカニかま、きゅうりの千切りをくるくる巻き輪切り)●〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓●煮豚を昨日の夜作っておけばいいものを、今朝になってやったものだから、時間がなくてたいへんだった。あ~、お馬鹿なワタシ・・・おまけに雨が降ってるから、「車で送ってー」とかって、もう、しっちゃかめっちゃかでした。言い訳ですが、16~21日は中間試験だったので、お弁当はお休みでしたのよン。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.10.22
【今日のお弁当】1.白飯(海苔おかか/海苔ごま)2.豚こま生姜焼き(油は引かず炒め、すりおろし生姜と焼肉のたれ少々で味付け)3.切干大根の煮物(昨日の夜)4.小田原プチかま(生協)5.昆布大豆6.しょう油卵(ゆで卵を、しょう油とみりんで煮たもの)7.野沢菜の漬け物8.プチトマト1~3まで詰めた時点で、「わ~、茶色。どーしよう?!」と思ったけど、卵と野沢菜とトマトで、全体が引き締まり、すごーくおいしそうなお弁当の出来上がり。今日は10分早く作り始めたので、ちょこっと余裕でした。ほっ。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.10.15
昨日の夜、お好み焼きにしちゃって、卵を使いきってしまった。今日は卵なしのおかずです。【今日のお弁当】1.のり弁(おかか・のり・うめぼし)2.ミートボール3.ツナポテトサラダ4.人参のキンピラ5.ほうれんそうの海苔あえ6.ウィンナー7.プチトマトでも頑張った方だな・・・フム、感心!◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.10.14
台東区上野公園9:00~16:30(月曜休館)入館料 一般・大学生420円/小・中・高校生70円(土曜日無料)国立科学博物館ホームページ本館・新館あわせて、かなりの広さがあるにもかかわらず、大雨の体育の日、子ども連れでごったがえしていました。本館は一般的な博物館で、1階から3階までテーマごとに陳列されています。テーマごとに小学生向けのワークシート(無料)が用意されており、問題に答えながら展示を見ることができます。問題用紙は30分~1時間ごとに変わります。制限時間内にゴールに持っていくと、ミュージアム・ボランティアの方が、一つ一つ説明をしながら答えあわせをしてくれて、とても印象に残ったようです。新館のほうはB1~3階が、それぞれまったく違った感じの作りになっていて、体感空間といえばいいかな・・・広さはあまりないけれど、2Fの「身近な科学」では、力学、光や音、電気、錯覚などなどが体験できるようになっていて、ここも混んでいました。以上が常設展。広さがあるので、ゆっくりまわれば、かなりの時間を要します。これに企画展示(別料金)もあわせると、一日で全部まわるのは子ども連れではちょっと無理かな・・・さすが、国立の施設です。上野は、本当に見るところがたくさんあるので、暇なときには、のんびりと散策してみるのもいいですね。追記:上野に行くときは電車で行きましょう。今日に限って車で行ったため、駐車場に入る時間と料金がかなり無駄でした。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.10.13
先日から、何だかテレビでよく、モックン(本木雅弘さん)を見るなぁ・・・と思っていたら、今日から映画「巌流島-GANRYUJIMA-」が公開なのだそうだ。今年のNHK大河ドラマ「武蔵 -MUSASHI-」(市川新之助さん主演)が、吉川英治原作の正統派なら、こちらは奇想天外な“新説・宮本武蔵”といったところが売りのようだ。それにしても、予告でチラッと見える映像の巌流島は、、、ムムム?なんか、様子が違うぞ。それもそのはず、このロケは伊豆・下田で撮影されたらしい。NHKの方も、ロケ地設定には苦心したあげく、熊本県の天草。そう、ここまで読んでお気づきの方もいらっしゃると思うが、私は今は関東人のような顔をしているが、実は下関出身なのだ。関門海峡に浮かぶ実際の巌流島は、まるで人工島のような、なにもない小さな無人島。おまけに関門海峡は、外国の大型船も行き来する、近代的な海峡であり、確かに歴史物のロケには使えなさそうだ。それなのに今年、下関では巌流島に武蔵・小次郎の像をつくり、定期船を就航し、観光の呼び物にしようとがんばっている。悪いけど、行っても何もないと思う。ただ、島から関門海峡や橋、船を見るのも悪くはないかも・・・巌流島ホームページ大河ドラマにちなんでか、今年お土産屋さんに、たくさんの新商品が並んでいたが、昔からある「厳流焼」(がんりゅうやき)は、白いんげん餡の入ったどらやきで、贔屓なしにおいしい名物である。おためしあれ!(1個130円・厳流焼本舗)ちなみに下関は、時の人、安部晋三さんの地元だったりもする。◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.10.11
毎日、娘(中学生)のお弁当を作ってます。最近は夫も詰めてほしいというので二つ。でも基本的に夫に作っているわけではないので、好き嫌いが多い娘にあわせた、すごく偏ったおかずです。会社の人からは、「女学生のような弁当」といわれるそうです。おまけに、最近起きられなくて、15分ぐらいでギリギリ仕上げている、CHO→手抜き弁当を暴露。(彩りだけは気を使うので、娘にはわりとウケがよい)【今日のお弁当】1.白飯・梅干し・ミニモニふりかけ2.とりの唐揚げ(冷食)3.卵焼き4.プチグラタン(冷食)5.カボチャの煮物(昨日の夜ちゃんと煮たもの)6.プチトマト7.ブロッコリー(昨日ゆでたもの)8.枝豆(自然解凍用)文字にすると、あらためて、作ったとは言えない中身を実感!はずかしい~。墓穴を掘るので、このテーマでの日記はいつまで続くやら・・・◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.10.10
うちの旦那は、ときどき変な言葉を使う。ベルト⇒バンド(なんか、英語だとこっちかも・・って気もするが)ハンガー⇒えもんかけ(昔の人ですか・・・?)マフラー⇒えりまき(「えりまきとかげ」も今では、忘れられつつあるよ)う~ん、どれも間違いではないけれど、子どもには通じない。他にも笑える言葉ってありますか?◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.10.09
来月、5年生のおはなし会で、星や宇宙に関する本を紹介しようと思っています。いろいろ集めましたが、「これ!」というものがない。ちょっと行き詰まって、テーマを変えようかと思ったぐらい。でも、まだ1ヶ月あるし、なんとかなるかな・・・星・宇宙の本◇レスのつけられる掲示板|◇絵本・児童書フォーラム|◇モンキーバナナ
2003.10.08
午後になって、ぶたぶたちゃん(小3)から「どこかいきたい!」のリクエスト。近場で、家族全員がそれなりに楽しめるところ、あるかなぁ・・・そこで行ったのが、TEPCO地球館千葉市中央区 千葉ポートスクエア内TEPCO=東京電力のテーマ館地球やエネルギーについていろいろ学べます。館内でいろいろなイベントや、アトラクションで楽しみました。入場無料。ポートスクエアの駐車場(30分200円)は2000円以上の買物で2時間無料になります。トイザラス、マック、その他お店もありますが、地球館だけなら2時間あれば十分遊べます。EUREKA(中2)は、小学校のとき見学で一度来たことがありますが、映像などが少しは変わっていたので、久しぶりだしまあまあ楽しかったそうです。IH調理器を使っての天ぷら調理実演試食と、「おもしろふしぎ実験」が同じ時間帯だったので、う~~~む、残念だが、天ぷらを却下。ヘリウムガスやドライアイスを使ってのシャボン玉実験、楽しかったです。
2003.09.28
住所:千葉県君津市東粟倉542電話:0439-37-2408/2217利用料金:オートキャンプ(60区画)4500~5000円 (1泊) ピラミッド型トレーラーハウス(3棟)12000円13~15日、久しぶりにキャンプに行ってきた。家族の予定がなかなかあわないので、二泊三日で出かけるのも一苦労。この日(1日目)も午前中、夫は急にマンションの用事が入り、出発がお昼近くになってしまったが、館山自動車道の君津でおりて3~40分、あっという間についた。ピラミッド型トレーラーハウス今回はとにかくのんびり過ごしたかったので、ちょっと高いけど、テントを張らなくていいトレーラーハウスを借りることに・・つめれば大人6人ぐらいは寝られる広さ。デッキがあり、エアコン・AC電源・毛布付きで、快適~。でも、夜はエアコンつけるよりも外の空気が気持ちよかったよ!新米プレゼント、ラッキー!!インターネットでクーポンをプリントアウトして持っていくと、自家製新米コシヒカリ(5合ぐらい)をもらえる。つきたてのお米はまだホカホカしていた。小粒だけど、炊くとモチモチしてすごくおいしかった。オーナーの顔が見えるこれまでいろいろなキャンプ場に行ったけど、この規模のキャンプ場で、オーナーの顔が見えるというのは、ちょっと感動♪利用者のあるときは、オーナーも管理棟に宿泊するのだそう。みんな親切で、雰囲気が良く、安心して生活できるキャンプ場という印象だ。チェックインが13時、チェックアウトが12時と、かなりゆっくり過ごせるのもよかった。ゴミは分別して捨てられる。他にも洗濯機使用無料、温水シャワー1回300円、ペット同伴OKなど、家族連れには過ごしやすい環境。ザリガニ釣りキャンプ場の入り口からすぐ、田んぼをすぎると小さな桃色のハスの花が満開のひょうたん池(自然観察池)がある。大きなオタマジャクシがいっぱい。鯉もいる。受け付けで、ザリガニ釣り用の竿を貸してくれる(エサ付き1本100円)。今さらザリガニなんて・・・と思っていたのは母だけで、残りの家族は初体験。初めのうちはなかなか見つからない。最初の2匹は見事母がゲット!次は父も負けじと頑張る。子ども達も、ザリガニの潜んでいそうな場所さえわかれば、あとは入れ食いでおもしろくなった様子。周りを見回すと、やっぱり親の方が夢中になっている家族が・・・。結局2時間近くも家族でザリガニ釣りに興じてしまった。川遊びトレーラーハウスのある芝生の平地サイトから、少し下って林間のサイトを抜けると、小糸川におりられる。日中は十分に暑いので、子ども達は水着に着替えて川遊び。。キャンプ場からおりられる箇所は浅瀬で、小さな子でも親が見ていれば危なくない。この辺りは砂岩が多く、山奥なのにきめの細かい砂地なのには驚いた。子ども達にキャンプ場では靴下着用!と言ってきたのに、ここではほとんどビーチサンダルで過ごしてしまった。体験(たいへん)露天風呂約1時間1000円(要予約)川が見える竹藪の中に五右衛門風呂が二つ作ってあり、自分で沸かして入るという施設。水は天然水(鉱泉)がひいてあり、蛇口をひねれば出る。点火まではしてくれるので、湯加減を見ながら待つこと30分。直径1センチ、長さ2メートルぐらいの竹3本と、薪少々が燃え尽きる頃には、水でうすめるほどの熱さとなった。煙には悩まされたが、やっぱりお風呂にはいるとさっぱりして気持ちいい。ちなみにここの五右衛門風呂は浮き蓋式ではなく、お風呂の底にはちゃんとすのこが敷いてあり、下駄を履いてはいる必要もなかったので、ご心配なく!(わからない人は『東海道中膝栗毛』を読むべし!)やっぱり直火野外活動で何が楽しいかって、私にとっては、火を扱うのが一番の魅力なんだなぁ。日常の都会(?)生活の中では、ガスと電気ですんでしまうので、「火をおこす」という作業はまったくない。キャンプ場でも直火禁止だったり、キャンプファイヤーなんてとんでもない。うちでも時間の節約のためにツーバーナーコンロは持っていくが、できれば直火でやりたい。ここでは、各サイトにU字溝と鉄網が備え付けられており、薪の販売もある。長女も火の扱いにずいぶんと慣れてきた。うーん、たのもしい!☆がきれい!13日の夜は、昼間の強風がおさまり、雲一つなく空がとてもきれいだった。7時をすぎても月が出ないと思ったら、周りが山なので見えないだけだった。星が大きくてはっきり。星見表を持ってくればよかったな。夜中に起こされてトイレに行った。今度は月が真上に来ていて、欠け始めたとは言え、懐中電灯なしで歩けるほど明るい。街では、ネオンや街灯のせいで気がつかないが、昔の人がこの季節の月を愛でた理由がよくわかるような気がする。周辺の観光スポット三島湖、マザー牧場、ロマンの森、フルーツ村、鹿野山九十九谷などは、車で20分の範囲。私たちは、フルーツ村で梨がりを楽しんだ。
2003.09.15
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