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貧困率 南風一所得額の小さい人(世帯)から大きい人(世帯)に順に並べてちょうど中央に位置した人(世帯)の所得額の2分の1以下の所得しか得ていない人(世帯)の数が全体の何パーセントになるか?それが貧困率の定義だが、この比率を念頭に置いて暮らしている人は、まずいないだろう現代日本の世帯貧困率は、15%を超えているとのことだから100世帯の15世帯以上は非常に少ない所得下で生活しているということになるしかも、なお悪いことに日本国の労働者の所得水準はこの30年間ほぼ横ばいのままでOECD加盟国に比較して金額的にはビリに近い金額水準だというのだから貧困層の生活たるや難渋を極めるのが現実像だろう人は希望をもって生きようと思えば現在の自分の世帯の属する所得水準よりもっと下の貧困層を目指して努力しようとする人はまずいないだろう誰でも現在の世帯の所得水準よりはもっと上を目標として生きようとするだろう貧困層の世帯が希望を持てる若者や子のいる世帯ならばまだ努力することで何とか貧困から抜け出せることが叶うかも知れないところが高齢者や病気世帯では所得アップを期待できる希望など持てないかも知れない所得アップの希望が持てない貧困世帯は最悪だと言えるだろう貧困層の彼らや彼女らの世帯は最悪ではあってもそれを最悪と見られる85%以上の所得層に位置する人たちは「貧困層より、まだましだ」と喜ぶべきだろうか?それとももっと稼ぎが欲しいと社会へ不満を述べるべきだろうか?下を見れば悲惨上を見れば切りがないそう割り切るべきなのか?(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/23
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様々な屋根の下に 南風一・よい家は 子守歌かな 梅雨のあめ(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/22
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梅雨時の雨 南風一梅雨時の雨が降る広い庭のタイル張りの玄関口に降る雨大きな家の太陽光パネルや瓦屋根の上に降る雨古ぼけた借家の傷んだセメント屋根に降る雨昭和の初期に建てられた古い平屋の借家の80代前半の住人は傷んだセメント瓦の隙間から天井に雨が漏れるので天気のいい日にはセメント瓦を剥がして下にベニヤ板を敷いて再びセメント瓦を元通りに並べるという梅雨時の雨はどの家の屋根にも同じように降っているが屋根の瓦の状況が違うから大きな屋根のしっかりした瓦屋根はびくともしない傷んだ古い屋根の下に暮らす住人は梅雨時の雨にびくびくして暮らすじめじめした梅雨が明ければ灼熱の夏が待っているけれど今度はエアコンがない熱気に焼かれる日々となる何もいらない過ごしやすい季節は短くてなかなか大変(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/22
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雨の表情 南風一梅雨時の雨は強く音を立てて降る雨自体が音を立てているのではない雨粒が軒のトタン屋根に当たって音が出る雨粒が葉っぱに当たって水が弾ける音雨粒が滴り落ちる雫の音雨が集まり流れる音どれもこれも梅雨時の雨の音には違いないが集まって、ざあざあという音がする(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/22
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爺の贈り物 南風一今日(土曜日)の午前に孫が二人遊びに来た用事があったので外出するついでに(と思って)「欲しいものは何かある?」と聞けば「グミやヨーグルト、ガリガリくん、フライドポテト」「それから、グレープジュースかコーラ」という返事が返ってきた7歳と8歳の孫が欲しいものはまだ食べ物なので(爺でも)幾らでも叶えてやることは可能だところがもう少し大きくなってサッカーのプロ選手になりたいとか学力が思うほど上がらないとか一生懸命に打ち込めるものがないとか友だちや学校関係の悩みごとがあるとか言われたらそうそう簡単に相談ごとの解決策を出してやることはできなくなるだろう孫たちが早く大きくならないことを願いつつそれでもだんだん大きくなっていくだろうだから少しずつでも出てくる問題に自分で対処して解決案を見い出して行けるように育ってくれることを願っている(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/22
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価値あるもの ベターかベストか 南風一うーん 今年末に65歳になる私からすれば来年3月末で退職すると決めているのに「どうせ暇なんだから、あと1~2年は継続勤務して」と同僚女性から懇願されたところでそれならどうすればベターあるいはベストになるのか?と考え込んでしまう確かに会社を完全リタイヤしたからと言って仕事を継続する場合より何か良いことが生まれるわけではない所得も継続勤務している方が多くて妻からすれば、家計も助かって良いということになるそれでも私は来年3月末には完全リタイヤしようと思っている私の反骨精神ということもあろうが何より「宮仕え」はもう御免だ自分の命(である生涯時間)を切り売りするのはそろそろ止めにしたいたとえ所得が減ったとしても気ままに自分の命の時間くらい自分のために使おうたとえ一銭の所得も生み出さない趣味や数学の勉強であったとしても私にとって精神的な安らぎと身体的な健康をもたらしてくれるものは大いに価値あるものだと確信している(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/21
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社会に毒されるな 南風一小学校から中学校へ中学校から高校へ高校から大学等高等教育機関へと進むうちに大部分の人たちは社会的な地位が高い職業や地位に就くことが人生の成功と思い込まされる高校や大学の同窓会もなぜか社会的な地位が高い職業や地位に就いた卒業生がこれ見よがしに評議員や理事長などに就任している高等教育機関の同窓会が世の成功者とは社会的な地位が高い職業や地位に就いた者だと公言しているようなものだから日本国の教育制度や教育機関ほど本音と建前がブレブレの処もない日本の高等教育機関の教育と実社会の成功者は全く同一物だと言っているのだからこれほど偽善とまやかしに塗(まみ)れた制度もあるまいと思う日本の大学等高等教育機関を卒業したところでこの30年間の日本のGDPは低迷していたし日本の労働者の平均賃金も下がり続けた小学生から大学生等高等教育機関の学生や社会人まで自殺者数は年間1万人を超える状況というのは異常どころか狂気の日本国という気がする日本の教育制度や企業社会は何処かおかしいし狂っているとしか言えないのではないか?それならば「何処をどう直せばいいのか?」ということだが要するに日本の教育制度は明治時代以来の「国家繁栄と殖産興業」という目的の域を脱していないのだからこういう馬鹿な目標はさっさと降ろすことに限る国民一律の年齢輪切りによる教育制度を止めることだ義務教育や高等教育が必要というなら意欲のある人だけに与えればよい学習意欲といえば殊更「机上学習」に限る必要もないし「野外実習」や「仕事実習」や「技能実習」であってもいいのではないか?要するに本人が興味を持ったことをどんどん学習して行けるように環境を整備したり支援をしていけばそれでいいそれこそが義務教育や高等教育の本質ではないか?全員一律の科目や知識の詰め込みだけが学習ではないと思うのだがこんなことは文科省が解体されない限り夢のまた夢かな?(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/19
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チャンスは偶然に 南風一チャンスという事象を一体誰が決めているのか?それは知らないそんなことは知らないけれど昨日から今朝の大雨が予想されて実際今朝は大粒の大雨が降った私はいつもより職場に近い方の駐車場に車を停めて職場へ向かった彼女に出会うことなど微塵も考えもしなかったし通勤中に考えていることといえば今日の職場での一日の展開シーンとむしろ帰宅後の楽しみの方のあれこれだったまだ雨が残っていると雨粒を気にしながら交差点に差しかかったところで青信号を待っている人々の群れの最後尾で待とうかと思ったところでこちらへ振り返った女性がいてなんとそれは「マスクを付けていない彼女!」だったまだ職場ではマスクを付けているのに職場外ではマスクを外しているから「それが彼女だ」と気づくまでには(事態が飲み込めるまでに)数秒を要した「まさか彼女ではあるまい?」そう思って少しだけ後方から彼女を覗き込むような形になってそれが彼女であったことにびっくりしたそれから、二人は職場までの道のりを相合傘で並んで歩いたチャンスとはこういう思いがけず起きるもので久々の偶然の出会いは彼女にも私にも朗らかな笑いとちょっとした嬉しさを運んでくれた(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/18
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TO YOSHINOBU YAMAMOTO がんばれ!トップアスリートの宿命なのかヤンキース戦で120%超の力を出して超強力打線を抑えこんだ代償は大きかったトップアスリートでありドジャースと12年の450億円以上の契約を結んだYOSHINOBU YAMAMOTOにすれば契約額に見合わないとかフォーシームが遅いとか色々批判されていたからヤンキース戦で本来の実力以上の能力を披露してしまったことが原因かもしれない外野席の批判など馬耳東風で聞き流しておけば良かったのにヤンキース戦での無理がたたって上腕三頭筋を痛めたということだろうこれから精密検査をするとのことだがダルビッシュや大谷翔平の故障時の類似性も指摘されトミー・ジョンソン手術が必要になるかも知れないということだトップアスリートの宿命とかトップアスリートの存在証明とか言うけれど日本プロ野球界で三度の沢村賞を獲得したほどのピッチャーなんだからNPBで投げていたレベルの範囲内で安定的に投げていれば良かったのにギアを上げ過ぎたのだろうか?開幕から4か月しか経過していないのに余りにも早い故障は哀し過ぎるTO YOSHINOBU YAMAMOTOがんばれ!挫けるな!(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/16
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どこかできみと? 南風一アジサイ巡りの散歩から帰って汗をかきたてのシャツを替えていたふと鏡に映った上半身を見て少し皮膚にも しわが出始めたかなと眺めていたふと喉元をみると髭が一本2~3センチメートルはあろうか随分長いなという印象だが毎日髭を剃っていてよく気づかなかったものだと呆れたふと同じように街角のどこかできみとすれ違っていても気づいていないだけなのかもしれないと思った(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/16
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一物を掴む 南風一私の育った田舎では男ならば(いや女性から男性に対してもそうであったかも知れない)親愛の証として相手の一物をズボンの上からさりげなく掴むことがあった私もそんなにたくさんの友だちがいたわけではないけれど中学校の同級生で仲の良かった男子がいて親愛の証として彼の一物をさりげなく掴んだことがある特に教室の中で普通に休憩していた時間だったが彼の一物は一本筋が通った棒のようでなかなか掴んだときの感触が良かった彼はスポーツ万能でしかもハンサムで性格も優しかったので同級生の女子たちから人気があったそのことと彼の一物の立派さとは実は何の関係もないのだけれど私は彼の一本筋が通った棒のような一物にさすがと感心したものだったそんな彼だったが彼は高校2年生のとき交通事故で亡くなった勿論彼の立派な一物から彼の子孫は生まれなかった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/15
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母の宇宙 南風一母が亡くなって7年になる今はもう何ともないが母が亡くなったときは(私はすでに58歳になっていた)本当に天変地異が起きるものだと思い込んでいた天はガラガラと音を立てて崩壊し地表は割れ水が噴き出して大波が押し寄せてくるそんな世界の崩壊を予感したけれど母が亡くなっても何事も起きなかったはて?私にとって宇宙そのものであった母なのにどうしたことだろう?(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/15
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人生修行~様々な見方 南風一サラリーマン時代を振り返ればやりがいのある仕事がいいとかもっと給料が高い仕事がいいとかもっと知能レベルが高い人たちや常識がある職場がいいとか好き勝手な愚痴や不平を並べ立てていた確かにそれも一理あっただろうがいよいよサラリーマン稼業の終盤が近づいて年金暮らしに備えようかという時期になってサラリーマン生活というか職場がある生活の有難さを思い知ることとなった勿論給料をもらえなかったら宮仕えなどするはずもないがそれはさておき宮仕えすることで嫌々ながらも好きでもない人たちと日々協力して給料分の仕事をする(それが普通だった)嫌な仕事でも日々続けることで様々な人たちと会えるし様々な経験もできる給料を貰って様々な人生修行をさせて貰っていたと思えば随分いろいろ経験させて貰ってありがとうと感謝したくなる(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/15
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Ambivalent by 南風一道のりが困難なゴールを目指すならば道中は美人と同伴で楽しくゴールを目指すとか心理的に相反する事象を並行的に進めれば大抵のことは乗り越えられる(と期待する)そんな風にして定年後の再就職の仕事を一日一日をカタツムリの歩みのごとくゆっくりと進めたそしたら、いつの間にか再就職から4年が過ぎ去り来年の3月には第二の定年退職を迎える日々一日一日を送るだけの単調さに永遠の積み木崩しのような徒労感を感じるときもあったけれど4年の歳月は過ぎてしまえばジェットコースターのように速い速度で飛び去っていた後には年金生活という楽しいゴールが待っているはずだが出費の多さを考えると 今しばらくは金策に走らざるを得ないかな(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/14
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すれ違い 南風一他人に過ぎないとはいえそんなに大勢ではない人たちとすれ違うとき普通ならば、すれ違う相手の顔ぐらいチラっと見るだろう(と想像する)確かに大学時代の先輩(男性)などは特に女性とすれ違う場合にはその人が美人でないときには(瞬時に判断して)「視野に入ってこない」と極端な表現をしていたけれど確かに相手に特に興味がない場合はすれ違う人のことなど視野にも入ってこないのかも知れない私の職場の超美人の若い同僚(女性)は戸外ですれ違っても私のことなど最初から視野にないから挨拶も送ってこないそれで私の方も彼女が近づいているとわかったら彼女と同じように目もくれずに(素知らぬ顔して)すれ違うことにしているその姿が彼女の場合は全く自然なので昔の若い頃の大学の先輩と同様な人種なのかなと想像する確かに興味がない相手ならば(男性であれ女性であれ)一瞬で黙殺できる人種は存在する(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/13
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高(たか)が金(かね)に過ぎないのに 南風一私の父は私が中学一年のときに建築現場から落下して下半身不随になった労災保険の適用があり、私たちの暮らしはなんとか維持できることとなった父は65歳まで生きたが、ずっとベッドの上で暮らすほかなかったから余り楽しい生活ではなかっただろう母にとっても同じであっただろうでも母が87歳で亡くなって7年が経過するけれど生存中に2か月に一回振り込まれる労災遺族年金は随分精神的な安定をもたらしてくれたのではないかと想像する私も64歳になって薄給以外に2か月に一回老齢厚生年金を振り込んでもらえることとなり積み上がった赤字額が一時的にでも少なくなるか解消したときのほっとした安らぎは何ものにも替え難いものがある高(たか)が「金(かね)」にしか過ぎないけれどその高(たか)が「金(かね)」がもたらす安らぎというものもあるそんなお金もある(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/13
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連続体仮説 南風一昔の一番楽しかったデートの思い出は?と尋ねられて妻以外の女性とのデートを挙げたりすれば妻はいい気がしないだろうしかし妻との場合とは違ってその後に喧嘩別れしたり、様々な事情でそのまま連絡が途絶えてしまった女性ではあっても半世紀が過ぎてもデートの時の楽しかった記憶だけは鮮明に現在の私に繋がっているのは、なぜだろう?と思う数少ないデートや一回きりの逢引きではあってもその女性との、その後の展開とは無関係に思い出すだけで当時の嬉しかった記憶がリアルタイムに展開し始めるというのは一体どういうことだろうか?と思うその後の展開には悔やむところもあるにはあるが今でも彼女たちとのデートの楽しい思い出は鮮明に再生できる今生の楽しい記憶といえようか(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/12
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時間が解決する 南風一長く生きれば何事も(たとえそれが難問と思われたことであっても)解決するその解決は問題自体に対する「答え」ではないかもしれない時間の経過によって問題設定そのものが無意味になることかもしれないいずれにしても問題自体が雲散霧消して無くなってしまう点において同じである死はすべてを解決するが自死は「時間」が解決するところを短絡的に放棄してしまうので本人にとっては甚だ惜しいし気の毒ではあるもっと「時間」の経過に身を任せてみるというずる賢さも持っていれば問題は自然に溶けていたかも知れない若い頃の関心事だった「何(の職業)で生きるか?」とか「どうやったら生きがいのある生き方ができるか?」なんてことも今はどうでも良くなったサラリーマン時代の関心事だった職位のアップや給料のアップのこともどうでも良くなった、(というか)私には全く関係ないことになった同じように日本銀行の金融政策がどうなろうと日本の財政赤字の額がどこまで増えようと健康保険財政が破綻しようとも年金財政が破綻しようともそんなことはどうでも良くなった自分が生きている間だけ、良ければ(日本政府が続けば)(天変地異がおきなければ)それでいい若い頃にいろいろ思った問題なんてどうでも良くなった時間がすべてを解決するというのは、そういうこと(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/11
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ショウヘイ オオタニのポケット 南風一2024年6月8~10日のヤンキースVSドジャースの戦いは非常に面白い試合だったジャッジはHRを3本打ったけれどショウヘイのHRはゼロ本だったそれにも関わらずショウヘイの活躍が目立っていたのはなぜだろう?理由はショウヘイの「走塁」ショウヘイはHRの代わりに走ることで得点をもぎ取りに行ったソロHRも、走塁で本塁に帰るのも、同じこと加えてHRでなくても適時打でランナーを本塁に帰すことができれば1点をもぎ取ることができるHRが出なければ違うポケットを使えばいいこのショウヘイのポケットの多さがショウヘイの魅力である今期のプレイオフには(すなわちワールドシリーズでは)ピッチングのポケットが加わるHRバッターというのはショウヘイの沢山あるポケットの一つに過ぎないだからHRが出ないことくらいでショウヘイの活躍が否定されるものではない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/10
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悔恨の記憶 南風一つい3か月前までなら昼食で行く店はほぼ決まっていたところがこのところその店からすっかり遠ざかってしまった「なぜあれほど毎日昼食に通った店へ足が向かなくなったのだろう?」自分でも不思議だった今日昼食時に外に出たときふと理由らしき理由に思い至った「結局我慢して会社に勤めていた記憶自体を思い出すことが嫌だった」4月にいつも行く食堂で昔勤めていた会社の元会長に二度も続けて遭ってしまったその元会長は、すでに退職して何の関係もないはずの私の顔を見て昔のように「おお、今は何してるんだ?」と居丈高に偉そうに訊ねてきたそんな態度が嫌でその食堂から遠ざかっていたと思い込んでいたところがそれが理由でないことが分かった私はその元会長に象徴される会社の中にあって特に自分の能力が目いっぱいに生かされているとは思ってもいなかったのに何十年も我慢してただ日々唯々諾々として定年まで勤めた自分の姿やその記憶を消し去りたかっただから昔の元会長に二度と遭いたくなかったということだった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/10
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人間の愚かさを避ける 南風一(私とて)64歳になってようやく悟ったことだからそもそも人生の初めに位置する若者や壮年者には理解せよと言ったところで所詮は酷なことかも知れない恋愛は急ぐ必要はない結婚は急ぐ必要はない早まるななぜなら美しく魅力的な女性は毎年、毎年、美しくて美味しいイチゴやスイカやメロンが現れ出るように(昨年の同時期にスーパーの棚に並んだことは、早くも忘れたかのように)常に自分の前に新しく現れ出るだから後でもう少し待っておけば良かったと悔やむことになる同じように(男なら)若いうちは女性の裸やスカートの中が気になることはあろうしかし一時の欲望に一々食われていたら、長い人生を罪なく生きていくのは難しいならば若いうちはそういう欲望に襲われるのは当然のことと割り切ってそういう欲望の捌け口を不法でない方法の方に求めていけば良いだけである知恵のある人間ならリスクを覚って事前に回避策を取っていくというのも生き方の知恵であろうと思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/08
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誰でも知っているけれど誰も顧みないこと 南風一職業(すなわち仕事)には値段があってその職業を選んだ瞬間に生涯所得は決まってしまうそれにも関わらず人は(特に日本人は)自分の学校までの卒業にかかる投資額の多寡とは無関係に職業を選ぶ自分が選んだ職業によっては教育投資を回収できない職業もあるにもかかわらず非常に低いリターンしか期待できない職業や仕事を選んでしまうその理由は職業における専門性が評価されず悪く言えば日本の会社は大学や大学院教育を受けた者ならば専門性とは関係なく仕事や職業はこなせるとみなされていることだ例えばノーベル賞級の研究開発力は要求されず悪く言えば二番煎じの「模倣力」や「追従力」さえあれば会社(というか事業経営)はどうにかなるものだと思っているだから組織においては融和力が重視されやたら「俺が、俺が」と自分が前に出る自意識過剰な者は厚かましい人として嫌われるし、そもそも組織を引っ張るリーダーとして残れない企業には売上の源泉を生む「独創力」があってこの独創力が高いほど、商品やサービスの「値付け」を高く付けられる商品やサービスの値付けの高さは「売上利益率」で測ることができ企業の「もうける力」は売上利益率を見れば一目瞭然だだから永続企業というものはなかなか存在しないけれどなるべく存続していきそうな企業で「売上利益率」が高い企業に就職して技術職として「値付け」を高く付けられる商品やサービスを生み出していく研究開発力を発揮していく仕事に就くのが一番リスクの少ない安定的な収入が得られ、かつ仕事も家庭も楽しいという一挙三得くらいの黄金の職業選択といおうか、人生選択ではないかと思う(日本社会では規制産業や公務員職に就くという安定的な収入が得られる方法もあるので、 こちらのコースを選択することもリスク回避にはなる)私の孫には算数が好きな孫がいるので今から自然数や有理数、無理数、超越数、素数、複素数、eiπ+1=0、三角関数、電気と三角関数など技術力の源となる数学の財産をしっかり身に付けさせようと思うこれまで数学者や物理学者、化学者が培った人類の知的財産や技術財産を引き継げる者が今後も付加価値を生み出せる側に付けるものと信じる(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/08
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初夏の街を見下ろして 南風一曇り空の下を一人の女性が歩く直線距離で100メートルは離れているから顔は分からないけれど脚の白さと服装から若い女性であることは分かるそんな女性の姿を見下しながら「さて男といっても既に還暦も過ぎた男なので 私が昔好きだった女性も既に還暦を過ぎて とても初夏の街角を歩く若い女性のような姿のままでいるわけではない」そんなことは分かっているそんな予想は当たり前の事実だけどもし今昔好きだった彼女に会えたとして「彼女にはどんな言葉を掛けたらいいのだろう?」と考えるそれは好きだった彼女との別れ方によって違ってくるだろうと想像する喧嘩別れした彼女ならやっぱり今でもプリプリ怒っているのだろうか?別れの言葉を交わして別れた彼女ならもう一度気軽に会ってくれるのかな?どの彼女ももう昔のままではないから会ったところでどうにもならないしもう昔のように話すこともないかも知れない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/06
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美しさの移ろい 南風一義父の一周忌の法事の後に親族で集まって食事をした私はテーブルをはさんで義姉、義母、そして妻と向かい合うショウヘイ オオタニのような天才でも昨年のようにホームランをぼかすか打てないときもあるから打撃のスパークの連鎖というものはなかなか難しいものだ同じように義姉の美貌の移ろいというものもあるにはあるしかーし 義姉をよく見ると若いころに見たようにやっぱりもともと美人だから年を重ねてもやっぱり歳相応というか美形の美しさがある義姉、義母、そして妻と亡くなった義父と義母から誕生した義姉と妻に違いないのになぜこんなに顔つきが違っているのだろう?と不思議に眺めていたそんな不謹慎なことを考えながら時は過ぎいく(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/04
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父の享年 南風一 いつも盆暮れやお彼岸に父母や祖父母の墓を何気なくお参りしているがふと気づいたら当年とって私は65歳になるところ父の逝った年齢を数えてみるとちょうど65歳だったから私は父の享年に追いついたことになる私が父と同じ年齢になったからといって父より大人になったか?とか年相応に父よりもっと父親らしくなったか?と問われてもとても父より大人になったとか父より父親らしくなったとかは言えない私にとって父はいつまでも父のままであり年齢で比べられるものではないね(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/04
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能天気 南風一どこかの首相がいうように「明日は今日よりきっとよくなる」と何の根拠もなく断言できる人は幸いなるかな私も昨年から一日一日を「ただ今日眠ればまた新しい明日がやってくる」と思って毎日判で押したような暮らしを続けたそしたら 確かに再び昨年と何の変りもない日々が再び巡ってきて「さて今日はいつの日を生きているのやら?」と一年前の今日と一年後の今日の区別がつかなくなって一年前の今日と一年後の今日がすっかりつながってしまって一年前と今年が同じ年になってしまった結局一年前の今日を再び今年も生きていて一年が経ったことなんて全然感じられず「明日は今日と同じような今日になって 結局明日は何処にもなかった」そんな感じの一年だったかな
2024/06/03
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一目惚れかストーカは紙一重? 南風一TVや新聞でストーカ殺人事件の記事を見ない日はないそれほどストーカ殺人が増えているということで痛ましい限りと思うその一方で誰でも(より男性の方がそれに近い体験があるかも知れない)「もしかして私も同じ立場に立っていたかも知れない」と胸をなでおろしているもう一人の自分はいないだろうか?私は大学生であったとき古本屋街でたまたま見かけた清楚な女子大生風の女性がすぐ目の前の横道へ逸れて行ったのでついその後ろをふらふらと付いて行った記憶がある何もストーカをしようという気はなくただもう少し長くその女性を見ていたいと思ったからだったと思うスタイルが良くてぴったりとしたスカートからすらりと伸びた脚は強烈なセックスアピールがあった長い髪が風になびいて非常に健康的な清潔感があったその女性は自炊をしているらしく米屋に入ってコメを買っていたそれから暫くアパートや一軒家が立ち並んだ細道を歩いていたかと思うとその中の一棟のアパートらしき建物の一階の真ん中の部屋に入って行ったさて私はどうしたものか?と迷ったが彼女が入った建物の後ろにも道があったのでその道を通ってみることにしたその横道へ逸れてみると道はちょうど彼女が入ったアパートの一段上の土地を通っていたその道から彼女が入ったアパートの部屋が丸見えだった彼女が入った部屋の辺りは?と思って下を見るとなんと窓の物干しにはハンガーがかかっていてそこには女性用の白いショーツとブラジャーが干してあった私は彼女が付けていたであろうショーツとブラジャーに違いないとは想像したがよりによってすぐ上の道からこんなに丸見えの場所によくもまあ大切なショーツとブラジャーを干しているなんて何て無防備と言おうか、それとも年齢に似合わない無防備さというか、無邪気さに私の恋心は一瞬にして吹き飛んでしまった「単なるバカか田舎娘」(差別用語で申し訳ない)私のストーカ染みた尾行は一瞬で興ざめとなったこれにて一件落着と相成る(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/02
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蛇は蛇なりに 南風一 妻と話していてこの10年は蛇を見かけなくなったけれど蛇は蛇なりに苦労して生活している実態を知った突然蛇に遭遇したときは本当に突然なので驚くだけで気持ち悪いという感想を持つだけなのにたとえば十数年単位の行動を振り返ってみると妻が夕方に雨戸を閉めようとして戸袋から蛇が顔を出したので「こんなところに蛇が住んでいるんだ」とびっくりしたというまた同じころ私が生ごみをごみ収集場へ持って行こうとして何気なく顔を上げたところ金木犀の枝の上から蛇が見下ろしている姿が見えてぎょっと驚くことがあったまたその夏は日照りで田んぼも水路も水が枯れて動物や鳥や虫たちには随分つらい年だった朝起きて朝刊を取りに郵便受けの手前まで行ってふと地面を見ると下水の枡の穴から頭を穴に突っ込んで水を飲んでいたのか尻尾の方だけが外に出ている蛇を見つけてぎょっと驚いたまた同じ年の朝何気なく散水栓を見ると水受けのたまり水を飲みに来たらしく蛇が散水栓の下に長々と寝そべっているのにはびっくりした一回や瞬時のことではなく長い年月尺度で見ると蛇は蛇なりに人間と同じように苦労して生きていることを知る(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/02
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大学時代の恩師の言葉 南風一数学の勉強がしたいと言って大学5年生のとき(すなわち1年留年して)経済史の先生から頼み込んでもらって理工系大学院へ進学するまでの約1年間だけ数学を教わった先生だった(私など)何処の馬の骨とも分からない学生にしか過ぎないのに本当によく面倒を見てもらった大学院修士試験には指導教官の推薦状が要るというのでまだゼミで4か月ほどの付き合いしかなかったのにその先生に推薦状を書いてもらった先生の推薦状1本で大学院に合格した可能性もあるので本来は先生が住んでいる方角に足を向けて寝られないくらい恩義がある先生だった(仮にその先生の名前をK.M先生と表現する)大学院修士1年目の終わりごろに一度は私の結婚の媒酌人を修士課程の指導教官に頼んだくせに結局媒酌人を大学時代の経済史の恩師に替えたこともあって大学院の指導教官と上手く行ってなかったそんなときに私の勉強方法のことで指導教官から「きみの勉強方法はなっていない」と叱責されたことで私はやる気を失っていた大学時代の恩師K.Mには推薦状を書いて貰った手前大学院を辞めるにしても一言断りを入れておいた方がベターだろうと思ってK.M先生へ電話した私が大学院を辞めようと思うと伝えると電話の向こうからK.M先生が珍しく強い口調で話すのだった「焦っちゃいけない 辛抱強く続ければ、必ずできる」数学の先生にしては私の性格をよく知っているというか一介の教え子にしか過ぎない私のことを全面的に信頼している先生の言葉に私は少なからず自分の弱気さというか「いわれなき退学理由」が恥ずかしくなったそれで博士課程には進学しないにしろ修士課程は絶対に修了してから辞めてやると決心したのだったK.M先生の方にはますます足を向けて寝られなくなった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/01
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学年と四季の巡り 南風一子どものころ小学校2年生から始まる新学期は小学校1年生の日々の繰り返しに過ぎなくて学年が一つ進級するからといって取り立てて嬉しいとも悲しいとも思わなかったところが小学校6年生から中学1年生に進学するときは妙に嬉しくて新しい学年が始まるという心機一転の期待に胸を膨らませたものだったそれは中学校3年生から高校1年生に進学するとき高校4年生(すなわち一浪したということ)から大学一年生に進学するときも大学5年生(すなわち1年留年したということ)から修士課程一年生に進学するときも同じように嬉しくて新しい学年に胸を躍らせた大学院修士を修了してからは春の訪れが学年の巡りと同じような働きをしたはずだけどなぜか また春が巡って来るからといって取り立てて胸が躍ることもなかった社会人になってからは新年度になったからといってもこれといった感動的な出来事や計画があるわけでもなしただ季節の巡りとして日々を流していたのかも知れない定年退職後に再就職してからはそれまでと同じ週休2日の繰り返しに過ぎないけれど定年前とは違って週休2日が終われば新しい週が始まると思えば日曜日の夜はウキウキしながら就寝している月曜日になったからといって何か新しいことが始まるわけでもないし取り立てて楽しい事が待っているわけでもないそれでも平凡な日々がまた5日間続くと思えば妙に安らぎというか安心を感じている再びの定年まで健康でつつがなく暮らすということ以外に楽しい生活はないこの取り立てて何もない暮らしを続けていくという中に幸福が住んでいるのかなと思っている(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/01
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