ミノルロドリゴの地方・1口馬主ブログ

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2024.08.28
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ヴァズレーヌ号(ルヴェンソンヴェールの21)は22年サマーセール組の出世頭©ノルマンディーOC


先週、HBA日高軽種馬農業協同組合が実施した北海道サマーセール。上場頭数1千頭を超える国内最大規模のサラブレッド1歳市場で非常にバリエーションに富む内容で活躍馬も多数輩出、特に地方競馬に重賞級の名馬を輩出しており、あのジャパンダートダービーを無敗で制したミックファイア(2021年度取引馬)、G1-ジャパンダートダービーを制したヒガシウィルウィンもこのサマーセールで取引された。

ノルマンディーFもこのサマーセールにおいて多数競り落として、募集馬のラインナップを飾っている。年々高騰するばかりの馬の価格、もはやセレクトセールやセレクションセールの落札馬ではリーズナブルな募集馬を構成することは困難となっている。益々サマーセールの落札馬がノルマンディーOCの募集馬の中核をなして行くんでしょう。

今年のサマーセールにおけるノルマンディーFの落札馬は以下の通りです:



なんと17頭もの落札馬は近年では最多ではないかな?この馬たちは問題が無ければ間違いなくこれから始まるノルマンディーOCの募集のラインナップを飾るであろう。右から2列目の「参考値」とはズバリ募集予想価格(金額単位:円)、最右欄が想定1口価格である。

今回の落札結果を見渡して、一般的に人気でかつ、ノルマンディーOCでおなじみの種牡馬の名前が並ぶが、1頭、 フィレンツェファイア という新種牡馬の名前が見える。 新ひだか町アロースタッドに、202⓶年から種牡馬として供用を開始され今年が初めて1歳馬のセリに上場されてきた。

フィレンツェファイア の競走成績は38戦14勝2着7回3着3回。2歳G1の登竜門とされる米シャンペインS(G1)でG1初制覇を果たし以降も2020年、2021年のトルーノースS(G2)、2020年のヴォスバーグS(G2)などに優勝。常にトップクラスのパフォーマンスを披露し、一流スプリンターとして活躍した馬なので、日本競馬にどんな産駒を残すのか楽しみだ。

それから募集馬の中でセリ購入馬の中核をなすサマーセールであるので2年前の同セールにおける購入馬と現状の戦績をちょっと見てみよう:


22年ノルマンディーFのサマーセール購入馬と戦績&獲得賞金のまとめ

こうして見ますとセール購入価格と戦績との相関関係は「微妙」といった感じ。中々1000万円を切る格安馬では活躍は難しい結果と言えそうだが、高額購入馬だからと言って活躍が約束されているわけでもない。もっともこの年は期待された最高額の落札馬 カネショウメロンの21 (競走馬名:ロワルート)が不慮の死を遂げるという残念な結果になっている。



さて、この中からどんな活躍馬が出るか、OPまで出世する馬がいるのか、いないのか!?





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Last updated  2024.08.28 22:30:50
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